JP2000338192A - プリント基板用テスト端子及びプリント基板テスト方法 - Google Patents
プリント基板用テスト端子及びプリント基板テスト方法Info
- Publication number
- JP2000338192A JP2000338192A JP11150726A JP15072699A JP2000338192A JP 2000338192 A JP2000338192 A JP 2000338192A JP 11150726 A JP11150726 A JP 11150726A JP 15072699 A JP15072699 A JP 15072699A JP 2000338192 A JP2000338192 A JP 2000338192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- printed circuit
- circuit board
- land portion
- land
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims abstract description 293
- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 5
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims abstract description 33
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 32
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 32
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical group [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 25
- 238000010998 test method Methods 0.000 claims description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 7
- 238000013102 re-test Methods 0.000 description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000011889 copper foil Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 101001024616 Homo sapiens Neuroblastoma breakpoint family member 9 Proteins 0.000 description 1
- 102100037013 Neuroblastoma breakpoint family member 9 Human genes 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的に簡単な構成によってプリント基板の
テストを容易に行なうことができるプリント基板用テス
ト端子及びプリント基板テスト方法を提供する。 【解決手段】 プリント基板1の配線パターン2に形成
されたテストランド6にプローブ13を接触させてテス
トするに際して、テストランド6をテスト端子20に代
えてテストする方法で、テスト端子20のテストランド
部21をプリント基板1に接着部材23で接着し、テス
トランド部21から延在するフレキシブルなリード線部
22の先端部をテストランド6に半田接続して、テスト
ランド部21にプローブ13を接触させてテストする。
テスト端子20のリード線部22はテストランド6に限
らず、プリント基板1の電子部品4の電極部にも直接接
続される。
テストを容易に行なうことができるプリント基板用テス
ト端子及びプリント基板テスト方法を提供する。 【解決手段】 プリント基板1の配線パターン2に形成
されたテストランド6にプローブ13を接触させてテス
トするに際して、テストランド6をテスト端子20に代
えてテストする方法で、テスト端子20のテストランド
部21をプリント基板1に接着部材23で接着し、テス
トランド部21から延在するフレキシブルなリード線部
22の先端部をテストランド6に半田接続して、テスト
ランド部21にプローブ13を接触させてテストする。
テスト端子20のリード線部22はテストランド6に限
らず、プリント基板1の電子部品4の電極部にも直接接
続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検査プリント
基板の全体的な或いは部分的な導通テスト,機能テスト
などを行う際に使用されるプリント基板用テスト端子及
びこのテスト端子を使用した被検査プリント基板のテス
ト方法の改良に関する。
基板の全体的な或いは部分的な導通テスト,機能テスト
などを行う際に使用されるプリント基板用テスト端子及
びこのテスト端子を使用した被検査プリント基板のテス
ト方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子部品を実装したプリント基板
の電気的特性などのテスト方法としては、被検査プリン
ト基板(以下、単にプリント基板と呼称する)の配線パ
ターンを部分的に露呈させた複数のテストランドの各々
に、このプリント基板に対応させた基板試験装置のテス
ト用プローブを同時に接触させて行う方法があり、その
具体例を図11と図12を参照して説明する。
の電気的特性などのテスト方法としては、被検査プリン
ト基板(以下、単にプリント基板と呼称する)の配線パ
ターンを部分的に露呈させた複数のテストランドの各々
に、このプリント基板に対応させた基板試験装置のテス
ト用プローブを同時に接触させて行う方法があり、その
具体例を図11と図12を参照して説明する。
【0003】図11(A),(B)はプリント基板1の
部分平面図と部分断面図で、被検査プリント基板1の表
面に銅箔などの配線パターン2と絶縁層3が形成され、
配線パターン2上に部分的に電子部品4が半田5で電気
的機械的に接続される。配線パターン2を被覆する絶縁
層3が部分的に除去されて配線パターン2が露呈したテ
ストランド6が形成される。このテストランド6は、例
えば直径が数mm以下の円形或いは矩形に形成され、プ
リント基板1上の複数箇所に形成される。
部分平面図と部分断面図で、被検査プリント基板1の表
面に銅箔などの配線パターン2と絶縁層3が形成され、
配線パターン2上に部分的に電子部品4が半田5で電気
的機械的に接続される。配線パターン2を被覆する絶縁
層3が部分的に除去されて配線パターン2が露呈したテ
ストランド6が形成される。このテストランド6は、例
えば直径が数mm以下の円形或いは矩形に形成され、プ
リント基板1上の複数箇所に形成される。
【0004】図12(A),(B)は基板試験装置の概
要を示す断面図で、箱形の本体10内にテスト治具12
が上下動可能に設置され、テスト治具12に複数本のテ
スト用プローブ13が植設される。本体10上に蓋11
が上下に開閉可能に設置される。テスト治具12の各プ
ローブ13は、本体10の外部に配置されたテスター1
4に配線される。
要を示す断面図で、箱形の本体10内にテスト治具12
が上下動可能に設置され、テスト治具12に複数本のテ
スト用プローブ13が植設される。本体10上に蓋11
が上下に開閉可能に設置される。テスト治具12の各プ
ローブ13は、本体10の外部に配置されたテスター1
4に配線される。
【0005】図12(A)に示すように、蓋11を開い
た状態で本体10上にプリント基板1が、テストランド
6がテスト治具12に対向するようにして位置決め載置
されると、図12(B)に示すように蓋11が閉じら
れ、蓋11で本体10上にプリント基板1が固定され
る。この状態で図示しないレバーなどを手動操作してテ
スト治具12を上昇させると、各プローブ13の先端が
プリント基板1のテストランド6に当接して、テスター
14がプリント基板1の電気的特性などのテストを行
う。
た状態で本体10上にプリント基板1が、テストランド
6がテスト治具12に対向するようにして位置決め載置
されると、図12(B)に示すように蓋11が閉じら
れ、蓋11で本体10上にプリント基板1が固定され
る。この状態で図示しないレバーなどを手動操作してテ
スト治具12を上昇させると、各プローブ13の先端が
プリント基板1のテストランド6に当接して、テスター
14がプリント基板1の電気的特性などのテストを行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すようなテ
ストランド6の設置数やプリント基板1上での位置と、
図12に示すプローブ13の設置数やテスト治具12上
での位置が一致して、1台の基板試験装置で複数の同種
のプリント基板のテストが連続して行えるようにしてあ
る。ところが、テスト後の回路設計変更時や配線パター
ンの高密度化などにおいて、次なる[1]〜[5]の問
題が生じていた。
ストランド6の設置数やプリント基板1上での位置と、
図12に示すプローブ13の設置数やテスト治具12上
での位置が一致して、1台の基板試験装置で複数の同種
のプリント基板のテストが連続して行えるようにしてあ
る。ところが、テスト後の回路設計変更時や配線パター
ンの高密度化などにおいて、次なる[1]〜[5]の問
題が生じていた。
【0007】[1]、プリント基板のテスト結果に基づ
いて実装電子部品の品種変更が行われて再テストする場
合、変更電子部品の品種によっては再テストができなく
なることがある。その具体例を図13に基づき説明す
る。図13(A)はテスト前のプリント基板1を示し、
(B)はテスト治具12を使ったテスト時を示す。この
テスト結果が好ましくなく、一部の電子部品4を図13
(C)に示すような電子部品4bに変更させて再テスト
を行う場合、変更電子部品4bが1つのテストランド6
bの上方に張り出すような大型異形部品であると、図1
3(D)の鎖線で示すようにテストランド6bに対応す
るプローブ13bが電子部品4bで邪魔されてテストラ
ンド6bに当接させることが難しくなり、最悪の場合は
再テストができなくなる。このようなことがテスト後の
電子部品の品種変更,プリント基板の回路設計変更を難
しいものにしている。
いて実装電子部品の品種変更が行われて再テストする場
合、変更電子部品の品種によっては再テストができなく
なることがある。その具体例を図13に基づき説明す
る。図13(A)はテスト前のプリント基板1を示し、
(B)はテスト治具12を使ったテスト時を示す。この
テスト結果が好ましくなく、一部の電子部品4を図13
(C)に示すような電子部品4bに変更させて再テスト
を行う場合、変更電子部品4bが1つのテストランド6
bの上方に張り出すような大型異形部品であると、図1
3(D)の鎖線で示すようにテストランド6bに対応す
るプローブ13bが電子部品4bで邪魔されてテストラ
ンド6bに当接させることが難しくなり、最悪の場合は
再テストができなくなる。このようなことがテスト後の
電子部品の品種変更,プリント基板の回路設計変更を難
しいものにしている。
【0008】又、このような問題の回避手段として、図
13(E)に示すように、テストランド6bの位置を電
子部品4bから露呈する位置に変更すると共に、テスト
治具12におけるプローブ13bの位置も、位置変更し
たテストランド6bに対応するように変更させることが
行われている。このように位置変更すればテストランド
6bに対応するプローブ13bが電子部品4bで邪魔さ
れることなく当接して、再テストが可能となる。しか
し、プリント基板1のパターン変更やテスト治具12の
プローブ位置変更は、プリント基板製造の作業工数を増
大させ、作業コストや製作コストを増大させる要因とな
る。
13(E)に示すように、テストランド6bの位置を電
子部品4bから露呈する位置に変更すると共に、テスト
治具12におけるプローブ13bの位置も、位置変更し
たテストランド6bに対応するように変更させることが
行われている。このように位置変更すればテストランド
6bに対応するプローブ13bが電子部品4bで邪魔さ
れることなく当接して、再テストが可能となる。しか
し、プリント基板1のパターン変更やテスト治具12の
プローブ位置変更は、プリント基板製造の作業工数を増
大させ、作業コストや製作コストを増大させる要因とな
る。
【0009】[2]、近年の電子部品、プリント基板の
小形化に伴ってプリント基板の配線パターンに益々の高
密度化が要求されているが、配線パターンが高密度化さ
れるほど配線パターンにテストランドを形成することが
スペース的に難しくなり、テストランドを利用したプリ
ント基板のテストが難しくなる。
小形化に伴ってプリント基板の配線パターンに益々の高
密度化が要求されているが、配線パターンが高密度化さ
れるほど配線パターンにテストランドを形成することが
スペース的に難しくなり、テストランドを利用したプリ
ント基板のテストが難しくなる。
【0010】[3]、プリント基板の配線パターンが高
密度化されるほど、配線パターンに形成される隣接する
テストランドの間隔が狭くなって、この隣接するテスト
ランド間で半田ブリッジなどの二次短絡不良が発生する
可能性が増大する。
密度化されるほど、配線パターンに形成される隣接する
テストランドの間隔が狭くなって、この隣接するテスト
ランド間で半田ブリッジなどの二次短絡不良が発生する
可能性が増大する。
【0011】[4]、プリント基板の配線パターンを部
分的に露出させて形成されるテストランドとその周辺で
の電気特性がプリント基板の性能に影響を及ぼすことが
あるために、テストランドの設置数や位置の最適な設計
が難しく、かつ、この設計の変更が簡単にできない。特
にプリント基板が高性能化されるほど、配線パターンに
おけるテストランドの電気特性がプリント基板最終製品
の性能に与える影響が強くなる。
分的に露出させて形成されるテストランドとその周辺で
の電気特性がプリント基板の性能に影響を及ぼすことが
あるために、テストランドの設置数や位置の最適な設計
が難しく、かつ、この設計の変更が簡単にできない。特
にプリント基板が高性能化されるほど、配線パターンに
おけるテストランドの電気特性がプリント基板最終製品
の性能に与える影響が強くなる。
【0012】[5]、プリント基板の試作品や少量生産
されるプリント基板においては、配線パターンにテスト
ランドを形成する費用の、プリント基板全体の製作費に
占める割合が高くなり、これがプリント基板の組み込ま
れる最終製品のコスト低減化を難しくしている。
されるプリント基板においては、配線パターンにテスト
ランドを形成する費用の、プリント基板全体の製作費に
占める割合が高くなり、これがプリント基板の組み込ま
れる最終製品のコスト低減化を難しくしている。
【0013】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によってプリント基板のテストを容易に行なうこ
とができるプリント基板用テスト端子及びプリント基板
テスト方法を提供することにある。
な構成によってプリント基板のテストを容易に行なうこ
とができるプリント基板用テスト端子及びプリント基板
テスト方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】従って、上述の目的を達
成する本発明にかかるプリント基板用テスト端子は、プ
リント基板の所望位置に配置された状態でテスト用プロ
ーブの先端が当接される導電素材よりなるテストランド
部と、このテストランド部から延在して先端部がプリン
ト基板のテスト用導電部に電気的に接続される導電素材
よりなるリード線部とを有することを特徴とする。
成する本発明にかかるプリント基板用テスト端子は、プ
リント基板の所望位置に配置された状態でテスト用プロ
ーブの先端が当接される導電素材よりなるテストランド
部と、このテストランド部から延在して先端部がプリン
ト基板のテスト用導電部に電気的に接続される導電素材
よりなるリード線部とを有することを特徴とする。
【0015】ここで、テスト端子のテストランド部は銅
箔などからなる円形や矩形の金属板であり、リード線部
はテストランド部と一体成形された、或いは、テストラ
ンド部に半田付けなどで電気的機械的に接続されたリー
ド線である。このテスト端子のリード線部の先端が接続
されるプリント基板の導電部は、配線パターンの一部や
プリント基板に実装された電子部品の電極部などであ
る。テスト端子のテストランド部をプリント基板の所望
位置に接着・固定して外部からプローブを当接させるこ
とで、プリント基板の各種のテストが行われる。
箔などからなる円形や矩形の金属板であり、リード線部
はテストランド部と一体成形された、或いは、テストラ
ンド部に半田付けなどで電気的機械的に接続されたリー
ド線である。このテスト端子のリード線部の先端が接続
されるプリント基板の導電部は、配線パターンの一部や
プリント基板に実装された電子部品の電極部などであ
る。テスト端子のテストランド部をプリント基板の所望
位置に接着・固定して外部からプローブを当接させるこ
とで、プリント基板の各種のテストが行われる。
【0016】又、本発明の請求項2の発明は、前記リー
ド線部が絶縁被膜で被覆されたフレキシブル絶縁電線で
あることを特徴とする。つまり、テスト端子のリード線
部を絶縁被膜で絶縁することで、リード線部とプリント
基板の導電部分との不要な短絡が防止されて、テスト端
子のプリント基板上での使用が容易になる。
ド線部が絶縁被膜で被覆されたフレキシブル絶縁電線で
あることを特徴とする。つまり、テスト端子のリード線
部を絶縁被膜で絶縁することで、リード線部とプリント
基板の導電部分との不要な短絡が防止されて、テスト端
子のプリント基板上での使用が容易になる。
【0017】本発明の請求項3の発明は、前記テストラ
ンド部をプリント基板に接着部材で離脱可能に接着する
ことを特徴とする。ここでの接着部材は絶縁性接着材や
両面接着シートなどであり、この接着部材でテストラン
ド部をプリント基板に接着することでテスト端子のプリ
ント基板上での位置が安定し、また、プローブをテスト
ランド部に当接させて離すときにテストランド部がプリ
ント基板から剥がれない。
ンド部をプリント基板に接着部材で離脱可能に接着する
ことを特徴とする。ここでの接着部材は絶縁性接着材や
両面接着シートなどであり、この接着部材でテストラン
ド部をプリント基板に接着することでテスト端子のプリ
ント基板上での位置が安定し、また、プローブをテスト
ランド部に当接させて離すときにテストランド部がプリ
ント基板から剥がれない。
【0018】本発明の請求項4の発明は、前記テストラ
ンド部の裏面側に接着部材を固着したことを特徴とす
る。つまり、テスト端子のテストランド部裏面に接着部
材を固着しておいて、テストランド部をプリント基板の
任意の位置に接着することで、テスト端子のプリント基
板への配置作業が簡単になる。
ンド部の裏面側に接着部材を固着したことを特徴とす
る。つまり、テスト端子のテストランド部裏面に接着部
材を固着しておいて、テストランド部をプリント基板の
任意の位置に接着することで、テスト端子のプリント基
板への配置作業が簡単になる。
【0019】本発明の請求項5の発明は、前記テストラ
ンド部の裏面側にテストランド部の周辺より食み出す程
度の大きさの絶縁部材を固着すると共に、この絶縁部材
の裏面に接着部材を固着してなり、この接着部材を利用
してテストランド部を絶縁部材を介して被検査プリント
基板に接着することを特徴とする。このようにテストラ
ンド部と絶縁部材と接着部材を積層することで、テスト
ランド部をプリント基板に確実に絶縁して接着・固定す
ることができ、テストランド部をプリント基板の導電部
上に配置することも可能となる。
ンド部の裏面側にテストランド部の周辺より食み出す程
度の大きさの絶縁部材を固着すると共に、この絶縁部材
の裏面に接着部材を固着してなり、この接着部材を利用
してテストランド部を絶縁部材を介して被検査プリント
基板に接着することを特徴とする。このようにテストラ
ンド部と絶縁部材と接着部材を積層することで、テスト
ランド部をプリント基板に確実に絶縁して接着・固定す
ることができ、テストランド部をプリント基板の導電部
上に配置することも可能となる。
【0020】又、上述の目的を達成する本発明にかかる
プリント基板テスト方法は、導電素材よりなるテストラ
ンド部,テストランド部の裏面側に配置された絶縁部
材,絶縁部材の裏面側に固着された接着部材,テストラ
ンド部から延在されたリード線部を有するプリント基板
用テスト端子を接着部材を利用して被検査プリント基板
の所望位置に配置・接着すると共に、リード線部の先端
を被検査プリント基板の選択された導電部に電気的に接
続した後に、テスト端子のテストランド部にテスト用プ
ローブの先端を当接させることによって電気的特性など
のテストを行なうことを特徴とする。
プリント基板テスト方法は、導電素材よりなるテストラ
ンド部,テストランド部の裏面側に配置された絶縁部
材,絶縁部材の裏面側に固着された接着部材,テストラ
ンド部から延在されたリード線部を有するプリント基板
用テスト端子を接着部材を利用して被検査プリント基板
の所望位置に配置・接着すると共に、リード線部の先端
を被検査プリント基板の選択された導電部に電気的に接
続した後に、テスト端子のテストランド部にテスト用プ
ローブの先端を当接させることによって電気的特性など
のテストを行なうことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の請求項7の発明は、前記
テスト端子をプリント基板テスト後にプリント基板から
除去するようにしたことを特徴とする。つまり、テスト
端子はプリント基板のテスト後にもプリント基板に取り
付けて再テストなどに利用できるが、テスト後にプリン
ト基板から取り外すようにすることも可能である。この
ようにテスト端子をテスト後に取り外すようにすれば、
プリント基板の配線パターンの高密度化、電子部品の高
密度実装化が容易になる。
テスト端子をプリント基板テスト後にプリント基板から
除去するようにしたことを特徴とする。つまり、テスト
端子はプリント基板のテスト後にもプリント基板に取り
付けて再テストなどに利用できるが、テスト後にプリン
ト基板から取り外すようにすることも可能である。この
ようにテスト端子をテスト後に取り外すようにすれば、
プリント基板の配線パターンの高密度化、電子部品の高
密度実装化が容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の各形態例を
順に説明する。
順に説明する。
【0023】図1(A),(B)に示されるテスト端子
20は、導電素材よりなるテストランド部21とリード
線部22と、テストランド部21の裏面に固着された接
着部材23と、リード線部22をその先端部を除いて被
覆する絶縁被膜24とを備えている。テストランド部2
1は銅箔などの金属薄板で構成され、その形状は図11
のテストランド6と同様な面積の円形や矩形などであ
る。テストランド部21から、例えばそれの周縁一部か
らリード線部22が延在されている。リード線部22は
1〜2cm前後の長さの細い銅線,銅箔などで、テスト
ランド部21とは半田付け,溶接,カシメなどによって
電気的機械的に接続され、或いは、テストランド部21
の成形時に一体成形される。接着部材23は絶縁性の両
面接着シートなどである。絶縁被膜24は柔軟性のある
樹脂材で、この絶縁被膜24とリード線部22でフレキ
シブル絶縁電線が形成される。
20は、導電素材よりなるテストランド部21とリード
線部22と、テストランド部21の裏面に固着された接
着部材23と、リード線部22をその先端部を除いて被
覆する絶縁被膜24とを備えている。テストランド部2
1は銅箔などの金属薄板で構成され、その形状は図11
のテストランド6と同様な面積の円形や矩形などであ
る。テストランド部21から、例えばそれの周縁一部か
らリード線部22が延在されている。リード線部22は
1〜2cm前後の長さの細い銅線,銅箔などで、テスト
ランド部21とは半田付け,溶接,カシメなどによって
電気的機械的に接続され、或いは、テストランド部21
の成形時に一体成形される。接着部材23は絶縁性の両
面接着シートなどである。絶縁被膜24は柔軟性のある
樹脂材で、この絶縁被膜24とリード線部22でフレキ
シブル絶縁電線が形成される。
【0024】図2(A),(B)に示されるテスト端子
20は、図1のテスト端子20のテストランド部21の
裏面から接着部材23を省略したものに相当し、従っ
て、テストランド部21とリード線部22と絶縁被膜2
4だけで構成される。
20は、図1のテスト端子20のテストランド部21の
裏面から接着部材23を省略したものに相当し、従っ
て、テストランド部21とリード線部22と絶縁被膜2
4だけで構成される。
【0025】図3(A),(B)に示されるテスト端子
20は、図1のテスト端子20のテストランド部21と
接着部材23の間に絶縁部材25を介在させたものに相
当する。図3のテスト端子20は、テストランド部21
の裏面にシート状の絶縁部材25を固着し、絶縁部材2
5の裏面に接着部材23を固着している。絶縁部材25
はテストランド部21より少し大きな円形の樹脂板など
であり、これの周縁一部にリード線部22の絶縁被膜2
4が結合、或いは、一体化される。このようにテストラ
ンド部21と絶縁部材25と接着部材23を積層するこ
とで、テストランド部21をプリント基板に確実に絶縁
して接着・固定することができ、テストランド部21を
プリント基板の導電部(電極部など)上に配置すること
も可能となる。図1〜図3の各テスト端子は基本構造が
同じで、以下、区別しない場合はテスト端子20として
説明を続ける。
20は、図1のテスト端子20のテストランド部21と
接着部材23の間に絶縁部材25を介在させたものに相
当する。図3のテスト端子20は、テストランド部21
の裏面にシート状の絶縁部材25を固着し、絶縁部材2
5の裏面に接着部材23を固着している。絶縁部材25
はテストランド部21より少し大きな円形の樹脂板など
であり、これの周縁一部にリード線部22の絶縁被膜2
4が結合、或いは、一体化される。このようにテストラ
ンド部21と絶縁部材25と接着部材23を積層するこ
とで、テストランド部21をプリント基板に確実に絶縁
して接着・固定することができ、テストランド部21を
プリント基板の導電部(電極部など)上に配置すること
も可能となる。図1〜図3の各テスト端子は基本構造が
同じで、以下、区別しない場合はテスト端子20として
説明を続ける。
【0026】図4(A),(B)は、図1に示すテスト
端子20のプリント基板1への取付けの各種形態を示す
もので、図4(A)は、図11と同様にしてプリント基
板1上の配線パターン2に形成されたテストランド6上
にリード線部22の先端部を半田31で接続し、テスト
ランド部21をプリント基板1の絶縁層(図示せず)上
に接着部材23で接着したものである。図4(B)は、
プリント基板1に実装された電子部品4の導電部(電極
部など)にリード線部22の先端部を半田31で接続
し、テストランド部21をプリント基板1の絶縁層上に
接着部材23で接着したものである。
端子20のプリント基板1への取付けの各種形態を示す
もので、図4(A)は、図11と同様にしてプリント基
板1上の配線パターン2に形成されたテストランド6上
にリード線部22の先端部を半田31で接続し、テスト
ランド部21をプリント基板1の絶縁層(図示せず)上
に接着部材23で接着したものである。図4(B)は、
プリント基板1に実装された電子部品4の導電部(電極
部など)にリード線部22の先端部を半田31で接続
し、テストランド部21をプリント基板1の絶縁層上に
接着部材23で接着したものである。
【0027】又、図4(C)は図2に示すテスト端子2
0のプリント基板1への取付形態例を示すもので、リー
ド線部22の先端部がテストランド6に半田31で接続
され、テストランド部21がプリント基板1上に予め塗
布された接着材32で接着される。接着材32はテスト
ランド部21の裏面に予め塗布しておいてもよい。
0のプリント基板1への取付形態例を示すもので、リー
ド線部22の先端部がテストランド6に半田31で接続
され、テストランド部21がプリント基板1上に予め塗
布された接着材32で接着される。接着材32はテスト
ランド部21の裏面に予め塗布しておいてもよい。
【0028】以上のようなテスト端子20のプリント基
板1への各種取付形態は、プリント基板テスト時に必要
に応じて選択され、その要領を図5〜図10を参照して
順に説明する。
板1への各種取付形態は、プリント基板テスト時に必要
に応じて選択され、その要領を図5〜図10を参照して
順に説明する。
【0029】図5は、図13で説明したプリント基板テ
ストに対応させたテスト端子取付形態が示される。図5
(A)に示すように、プリント基板1に実装された電子
部品が異形電子部品4bに変更され、この電子部品4b
で1つのテストランド6bへのプローブ13の当接が邪
魔される場合、図5(B)に示すようにテストランド6
bにテスト端子20のリード線部22の先端部を半田3
1で接続し、テストランド部21をテストランド6bか
ら少し離れた絶縁層3上に接着部材23で接着する。テ
ストランド部21は異形電子部品4bから離れた任意の
位置に設置される。この場合のプリント基板1のテスト
は、図5(C)に示すようにテストランド6bと対応す
るプローブ13bをテスト端子20のテストランド部2
1に当接させることで行われる。
ストに対応させたテスト端子取付形態が示される。図5
(A)に示すように、プリント基板1に実装された電子
部品が異形電子部品4bに変更され、この電子部品4b
で1つのテストランド6bへのプローブ13の当接が邪
魔される場合、図5(B)に示すようにテストランド6
bにテスト端子20のリード線部22の先端部を半田3
1で接続し、テストランド部21をテストランド6bか
ら少し離れた絶縁層3上に接着部材23で接着する。テ
ストランド部21は異形電子部品4bから離れた任意の
位置に設置される。この場合のプリント基板1のテスト
は、図5(C)に示すようにテストランド6bと対応す
るプローブ13bをテスト端子20のテストランド部2
1に当接させることで行われる。
【0030】図5の場合、テスト治具12における特定
プローブ13bの位置変更の必要性があるが、プリント
基板1の実装部品変更による配線パターン2での特定テ
ストランド6bの位置変更の必要性がなく、再テストの
実行が可能になる。又、テスト端子20のテストランド
部21をプリント基板1に接着部材23で接着すること
により、プリント基板1におけるテストランド部21で
の位置が安定し、プローブ13bの先端が確実に当接さ
れる。更に、プローブ13bの先端が尖っている場合、
図6(A)に示すようにプローブ13bの先端がテスト
ランド部21に突き刺さり、テストランド部21からプ
ローブ13bを引き抜くときの摩擦抵抗で図6(B)の
鎖線で示すようにテストランド部21がプリント基板1
から剥がれようとするが、接着部材23の接着力でテス
トランド部21の剥がれが防止され、テストランド部2
1が何回ものテストに耐えることができ、適切にテスト
を行なうことができる。
プローブ13bの位置変更の必要性があるが、プリント
基板1の実装部品変更による配線パターン2での特定テ
ストランド6bの位置変更の必要性がなく、再テストの
実行が可能になる。又、テスト端子20のテストランド
部21をプリント基板1に接着部材23で接着すること
により、プリント基板1におけるテストランド部21で
の位置が安定し、プローブ13bの先端が確実に当接さ
れる。更に、プローブ13bの先端が尖っている場合、
図6(A)に示すようにプローブ13bの先端がテスト
ランド部21に突き刺さり、テストランド部21からプ
ローブ13bを引き抜くときの摩擦抵抗で図6(B)の
鎖線で示すようにテストランド部21がプリント基板1
から剥がれようとするが、接着部材23の接着力でテス
トランド部21の剥がれが防止され、テストランド部2
1が何回ものテストに耐えることができ、適切にテスト
を行なうことができる。
【0031】図7は、図11に示すプリント基板1に適
用したテスト端子取付形態を説明するものである。図7
(A)はプリント基板1に電子部品4を半田5で実装
し、電子部品4の配線パターン2にテストランド6cを
形成した既存構造を示し、これに対して図7(B)のプ
リント基板1は電子部品4のテストランド6cを省略し
て、代わりにテスト端子20を使用している。例えばテ
スト端子20のリード線部22の先端部を電子部品4の
半田5に接続し、テストランド部21を絶縁層3上に接
着部材23で接着する。このテストランド部21のプリ
ント基板1上での取付位置は、図7(A)のテストラン
ド6cの位置に一致させてある。このようにすれば、図
7(C)に示すようにプローブ13によるテストが可能
となり、テスト治具12におけるプローブ13の位置変
更が不要となる。又、図7(B)に示すようにプリント
基板1の配線パターン2に形成されるテストランド数が
少なくでき、その分、プリント基板特性の安定化やプリ
ント基板回路の高密度化と回路設計の簡易化が図れる。
用したテスト端子取付形態を説明するものである。図7
(A)はプリント基板1に電子部品4を半田5で実装
し、電子部品4の配線パターン2にテストランド6cを
形成した既存構造を示し、これに対して図7(B)のプ
リント基板1は電子部品4のテストランド6cを省略し
て、代わりにテスト端子20を使用している。例えばテ
スト端子20のリード線部22の先端部を電子部品4の
半田5に接続し、テストランド部21を絶縁層3上に接
着部材23で接着する。このテストランド部21のプリ
ント基板1上での取付位置は、図7(A)のテストラン
ド6cの位置に一致させてある。このようにすれば、図
7(C)に示すようにプローブ13によるテストが可能
となり、テスト治具12におけるプローブ13の位置変
更が不要となる。又、図7(B)に示すようにプリント
基板1の配線パターン2に形成されるテストランド数が
少なくでき、その分、プリント基板特性の安定化やプリ
ント基板回路の高密度化と回路設計の簡易化が図れる。
【0032】図8及び図9は、図7と同じテスト端子取
付形態を示す。図8(A)と図9(A)のプリント基板
1は隣接する電子部品4,4の間の配線パターン2にテ
ストランド6dを設けた既存構造が示され、これに対し
て図8(B)と図9(B)のプリント基板1は隣接する
電子部品4,4の間のテストランド6dを省略し、代わ
りにテスト端子20を設置したものが示される。この場
合、テスト端子20のテストランド部21の取付位置を
隣接する電子部品4,4の間から離れた位置に選択する
ことで、隣接する電子部品4,4を相互に接近させて高
密度実装化することができる。この電子部品の高密度実
装化で配線パターン2も高密度化されて、プリント基板
全体の高密度化、小形化が容易になる。
付形態を示す。図8(A)と図9(A)のプリント基板
1は隣接する電子部品4,4の間の配線パターン2にテ
ストランド6dを設けた既存構造が示され、これに対し
て図8(B)と図9(B)のプリント基板1は隣接する
電子部品4,4の間のテストランド6dを省略し、代わ
りにテスト端子20を設置したものが示される。この場
合、テスト端子20のテストランド部21の取付位置を
隣接する電子部品4,4の間から離れた位置に選択する
ことで、隣接する電子部品4,4を相互に接近させて高
密度実装化することができる。この電子部品の高密度実
装化で配線パターン2も高密度化されて、プリント基板
全体の高密度化、小形化が容易になる。
【0033】又、図8(C)に示すように、テスト端子
20を使ってテストが終了すると、テスト端子20の選
択されたものをプリント基板1から取り外すようにする
ことも可能である。このテスト端子20の取り外しは、
プリント基板1との半田付けと接着を手作業で解除する
ことで行えばよい。このようにテスト端子20をテスト
使用後に取り外すようにすると、プリント基板上でのテ
スト端子配置スペースが必要最小限に縮小でき、電子部
品や配線パターンの尚一層の高密度化が容易となり、プ
リント基板特性の高性能化が図れる。その上、配線パタ
ーンが高密度化されても、プリント基板上にテストラン
ドやテスト端子がなく、隣接するテストランド間やテス
ト端子間での二次短絡などの不良発生がなくなり、プリ
ント基板特性の安定化が図れる。
20を使ってテストが終了すると、テスト端子20の選
択されたものをプリント基板1から取り外すようにする
ことも可能である。このテスト端子20の取り外しは、
プリント基板1との半田付けと接着を手作業で解除する
ことで行えばよい。このようにテスト端子20をテスト
使用後に取り外すようにすると、プリント基板上でのテ
スト端子配置スペースが必要最小限に縮小でき、電子部
品や配線パターンの尚一層の高密度化が容易となり、プ
リント基板特性の高性能化が図れる。その上、配線パタ
ーンが高密度化されても、プリント基板上にテストラン
ドやテスト端子がなく、隣接するテストランド間やテス
ト端子間での二次短絡などの不良発生がなくなり、プリ
ント基板特性の安定化が図れる。
【0034】図10は、図13で説明したプリント基板
テストに対応させたテスト端子取付形態が示される。図
10(A)のプリント基板1は、電子部品4が実装さ
れ、配線パターン2に複数のテストランド6が形成され
た既存構造が示され、図10(B)は既存のプローブ1
3でテストする状態が示される。このテスト結果でプリ
ント基板1における電子部品4の品種変更、テストラン
ド6の位置変更が行われた状態が図10(C)のプリン
ト基板1で、一部のテストランド6eの位置が変更され
る。この場合、図10(D)に示すように位置変更され
たテストランド6eにテスト端子20を接続して、その
テストランド部21を変更前のテストランド6の位置に
接着する。このようにすると図10(E)に示すように
図10(B)と同じプローブ13によるテストが可能と
なる。
テストに対応させたテスト端子取付形態が示される。図
10(A)のプリント基板1は、電子部品4が実装さ
れ、配線パターン2に複数のテストランド6が形成され
た既存構造が示され、図10(B)は既存のプローブ1
3でテストする状態が示される。このテスト結果でプリ
ント基板1における電子部品4の品種変更、テストラン
ド6の位置変更が行われた状態が図10(C)のプリン
ト基板1で、一部のテストランド6eの位置が変更され
る。この場合、図10(D)に示すように位置変更され
たテストランド6eにテスト端子20を接続して、その
テストランド部21を変更前のテストランド6の位置に
接着する。このようにすると図10(E)に示すように
図10(B)と同じプローブ13によるテストが可能と
なる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、テスト端子の
リード線部をプリント基板のテスト用導電部に接続して
テストランド部をプリント基板の任意の位置に設置し
て、テストランド部にテスト用プローブを当接すること
でプリント基板のテストが可能となるので、プリント基
板のテスト用導電部の位置に制約されることなくテスト
が可能となる。又、プリント基板上でのテスト端子のテ
ストランド部の位置変更が可能となり、テスト結果から
プリント基板の回路変更を行ってから再テストするとき
も同じプローブでテストができて、再テストの作業コス
トや製作コストの低減化が図れる。又、プリント基板の
配線パターンが高密度化されてテスト用導電部の配列ピ
ッチが小さくなっても、この配列ピッチをテスト端子で
広げた状態にしてテストすることが可能となるので、プ
リント基板の高密度化を容易にするテスト端子が提供で
きる。更に、プリント基板の配線パターンに形成してい
たテストランドの代わりにテスト端子を使用すること
で、配線パターンのテストランド数を低減させることが
できて、プリント基板の尚一層の高密度化、高性能化が
図れる。
リード線部をプリント基板のテスト用導電部に接続して
テストランド部をプリント基板の任意の位置に設置し
て、テストランド部にテスト用プローブを当接すること
でプリント基板のテストが可能となるので、プリント基
板のテスト用導電部の位置に制約されることなくテスト
が可能となる。又、プリント基板上でのテスト端子のテ
ストランド部の位置変更が可能となり、テスト結果から
プリント基板の回路変更を行ってから再テストするとき
も同じプローブでテストができて、再テストの作業コス
トや製作コストの低減化が図れる。又、プリント基板の
配線パターンが高密度化されてテスト用導電部の配列ピ
ッチが小さくなっても、この配列ピッチをテスト端子で
広げた状態にしてテストすることが可能となるので、プ
リント基板の高密度化を容易にするテスト端子が提供で
きる。更に、プリント基板の配線パターンに形成してい
たテストランドの代わりにテスト端子を使用すること
で、配線パターンのテストランド数を低減させることが
できて、プリント基板の尚一層の高密度化、高性能化が
図れる。
【0036】請求項2の発明によれば、テスト端子のリ
ード線部とプリント基板の導電部分との不要な短絡が防
止されて、テスト端子のプリント基板上での使用が容易
になる。又、フレキシブルなリード線部の変形でテスト
ランド部をプリント基板の任意の位置に設置することが
容易となる。
ード線部とプリント基板の導電部分との不要な短絡が防
止されて、テスト端子のプリント基板上での使用が容易
になる。又、フレキシブルなリード線部の変形でテスト
ランド部をプリント基板の任意の位置に設置することが
容易となる。
【0037】請求項3の発明によれば、テスト端子のテ
ストランド部がプリント基板に接着部材で接着されるの
で、テストランド部のプリント基板上での位置ズレの心
配がなくなり、テストランド部に対応するプローブを正
確に当接させることができてテストの信頼性が良くな
る。又、プリント基板に接着されたテストランド部にプ
ローブを突き刺して引き抜くときにテストランド部がプ
リント基板から剥がれずに正常に残るため、再テストが
何回も正確に行えるようになる。
ストランド部がプリント基板に接着部材で接着されるの
で、テストランド部のプリント基板上での位置ズレの心
配がなくなり、テストランド部に対応するプローブを正
確に当接させることができてテストの信頼性が良くな
る。又、プリント基板に接着されたテストランド部にプ
ローブを突き刺して引き抜くときにテストランド部がプ
リント基板から剥がれずに正常に残るため、再テストが
何回も正確に行えるようになる。
【0038】請求項4の発明によれば、テスト端子のテ
ストランド部裏面に接着部材を固着しておくことによ
り、テストランド部をプリント基板に押し付けるだけで
プリント基板に接着することができて、テスト端子のプ
リント基板への配置作業が簡単になる。
ストランド部裏面に接着部材を固着しておくことによ
り、テストランド部をプリント基板に押し付けるだけで
プリント基板に接着することができて、テスト端子のプ
リント基板への配置作業が簡単になる。
【0039】請求項5の発明によれば、テスト端子のテ
ストランド部裏面に絶縁部材を介して接着部材が固着さ
れた構造であるので、テストランド部をプリント基板に
確実に絶縁して接着固定することができ、又、テストラ
ンド部をプリント基板の導電部上に配置することも容易
に可能となって、プリント基板上でのテスト端子の配置
位置の範囲が広がり、各種のプリント基板に適用できる
汎用性に優れたテスト端子が提供できる。
ストランド部裏面に絶縁部材を介して接着部材が固着さ
れた構造であるので、テストランド部をプリント基板に
確実に絶縁して接着固定することができ、又、テストラ
ンド部をプリント基板の導電部上に配置することも容易
に可能となって、プリント基板上でのテスト端子の配置
位置の範囲が広がり、各種のプリント基板に適用できる
汎用性に優れたテスト端子が提供できる。
【0040】請求項6の発明によれば、プリント基板に
配置されたテスト端子を介してプリント基板のテストを
行うようにしたので、プリント基板のテスト結果による
回路変更にテスト端子の位置変更等で対応させることが
できて再テストが作業的かつコスト的有利に行えるよう
になる。特に、プリント基板の試作品や少量生産される
プリント基板においては、再テストに伴う費用が割高と
なっていたが、この費用がテスト端子の利用で低減され
て割安となる。
配置されたテスト端子を介してプリント基板のテストを
行うようにしたので、プリント基板のテスト結果による
回路変更にテスト端子の位置変更等で対応させることが
できて再テストが作業的かつコスト的有利に行えるよう
になる。特に、プリント基板の試作品や少量生産される
プリント基板においては、再テストに伴う費用が割高と
なっていたが、この費用がテスト端子の利用で低減され
て割安となる。
【0041】請求項7の発明によれば、テスト端子をプ
リント基板テスト後にプリント基板から除去することに
より、テスト端子をあまり考慮することなくプリント基
板の高密度設計が可能となる。又、テスト後にプリント
基板を半田ディップ処理などしてもテスト端子がなく、
テスト端子間の半田ブリッジなどの二次的な短絡不良の
発生がなくなる。
リント基板テスト後にプリント基板から除去することに
より、テスト端子をあまり考慮することなくプリント基
板の高密度設計が可能となる。又、テスト後にプリント
基板を半田ディップ処理などしてもテスト端子がなく、
テスト端子間の半田ブリッジなどの二次的な短絡不良の
発生がなくなる。
【図1】同図(A)は本発明に係るテスト端子の第1の
実施形態を示す平面図、同図(B)は正面図。
実施形態を示す平面図、同図(B)は正面図。
【図2】同図(A)は本発明に係るテスト端子の第2の
実施形態を示す平面図、同図(B)は正面図。
実施形態を示す平面図、同図(B)は正面図。
【図3】同図(A)は本発明に係るテスト端子の第3の
実施形態を示す平面図、同図(B)は正面図。
実施形態を示す平面図、同図(B)は正面図。
【図4】同図(A),(B),(C)はテスト端子のプ
リント基板への取付形態の異なる3形態を示す正面図。
リント基板への取付形態の異なる3形態を示す正面図。
【図5】同図(A)は既存のプリント基板の部分断面
図、同図(B)はテスト端子を取り付けたプリント基板
の部分断面図、同図(C)はテスト時のプリント基板の
部分断面図。
図、同図(B)はテスト端子を取り付けたプリント基板
の部分断面図、同図(C)はテスト時のプリント基板の
部分断面図。
【図6】同図(A),(B)はテスト端子とプローブの
当接時と当接後の部分断面図。
当接時と当接後の部分断面図。
【図7】同図(A)は既存のプリント基板の部分断面
図、同図(B)はテスト端子を取り付けたプリント基板
の部分断面図、同図(C)はテスト時のプリント基板の
部分断面図。
図、同図(B)はテスト端子を取り付けたプリント基板
の部分断面図、同図(C)はテスト時のプリント基板の
部分断面図。
【図8】同図(A)は既存のプリント基板の部分断面
図、同図(B)はテスト端子を取り付けたプリント基板
の部分断面図、同図(C)はテスト後のプリント基板の
部分断面図。
図、同図(B)はテスト端子を取り付けたプリント基板
の部分断面図、同図(C)はテスト後のプリント基板の
部分断面図。
【図9】同図(A)は図8(A)のプリント基板の平面
図、同図(B)は図8(B)のプリント基板の平面図。
図、同図(B)は図8(B)のプリント基板の平面図。
【図10】同図(A)は既存のプリント基板の概要を示
す断面図、同図(B)はテスト時の断面図、同図(C)
はパターン変更されたプリント基板の断面図、同図
(D)はテスト端子を取り付けたパターン変更プリント
基板の断面図、同図(E)はパターン変更プリント基板
のテスト時の断面図。
す断面図、同図(B)はテスト時の断面図、同図(C)
はパターン変更されたプリント基板の断面図、同図
(D)はテスト端子を取り付けたパターン変更プリント
基板の断面図、同図(E)はパターン変更プリント基板
のテスト時の断面図。
【図11】同図(A)はプリント基板の部分平面図、同
図(B)は同図(A)のX−X線に沿う断面図。
図(B)は同図(A)のX−X線に沿う断面図。
【図12】同図(A),(B)はプリント基板をテスト
する装置の概要を示すテスト前とテスト時の断面図。
する装置の概要を示すテスト前とテスト時の断面図。
【図13】同図(A)はテスト前のプリント基板の概要
を示す断面図、同図(B)はテスト時の断面図、同図
(C)は実装部品変更されたプリント基板の断面図、同
図(D)は部品変更プリント基板のテスト状態時の断面
図、同図(E)は部品と配線パターン変更プリント基板
のテスト時の断面図。
を示す断面図、同図(B)はテスト時の断面図、同図
(C)は実装部品変更されたプリント基板の断面図、同
図(D)は部品変更プリント基板のテスト状態時の断面
図、同図(E)は部品と配線パターン変更プリント基板
のテスト時の断面図。
1 プリント基板 2 配線パターン 3 絶縁層 4,4b 電子部品 5,31 半田 6,6b,6c,6d,6e テストランド 13 テスト用プローブ 20 テスト端子 21 テストランド部 22 リード線部 23 接着部材 24 絶縁被膜 25 絶縁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA01 AA02 AA16 AC06 AC09 AC14 AE01 AF06 2G014 AA13 AA32 AB59 AC09 AC10 2G032 AA00 AB01 AE02 AE04 AF02 AK04 AK11 AL03
Claims (7)
- 【請求項1】 被検査プリント基板の所望位置に配置さ
れた状態でテスト用プローブの先端が当接される導電素
材よりなるテストランド部と、このテストランド部から
延在して先端部が被検査プリント基板のテスト用導電部
に電気的に接続される導電素材よりなるリード線部とを
有することを特徴とするプリント基板用テスト端子。 - 【請求項2】 前記リード線部が絶縁被膜で被覆された
フレキシブル絶縁電線であることを特徴とする請求項1
に記載のプリント基板用テスト端子。 - 【請求項3】 前記テストランド部を被検査プリント基
板に接着部材で離脱可能に接着することを特徴とする請
求項1又は2に記載のプリント基板用テスト端子。 - 【請求項4】 前記テストランド部の裏面側に接着部材
を固着し、この接着部材でテストランド部を被検査プリ
ント基板に接着することを特徴とする請求項3に記載の
プリント基板用テスト端子。 - 【請求項5】 前記テストランド部の裏面側にテストラ
ンド部の周辺より食み出す程度の大きさの絶縁部材を固
着すると共に、この絶縁部材の裏面に接着部材を固着し
てなり、この接着部材を利用してテストランド部を絶縁
部材を介して被検査プリント基板に接着することを特徴
とする請求項4に記載のプリント基板用テスト端子。 - 【請求項6】 導電素材よりなるテストランド部,テス
トランド部の裏面側に配置された絶縁部材,絶縁部材の
裏面側に固着された接着部材,テストランド部から延在
されたリード線部を有するプリント基板用テスト端子を
接着部材を利用して被検査プリント基板の所望位置に配
置・接着すると共に、リード線部の先端を被検査プリン
ト基板の選択された導電部に電気的に接続した後に、テ
スト端子のテストランド部にテスト用プローブの先端を
当接させることによって電気的特性などのテストを行な
うことを特徴とするプリント基板テスト方法。 - 【請求項7】 前記テスト端子を被検査プリント基板の
テスト後に被検査プリント基板から除去することを特徴
とする請求項6に記載のプリント基板テスト方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11150726A JP2000338192A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | プリント基板用テスト端子及びプリント基板テスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11150726A JP2000338192A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | プリント基板用テスト端子及びプリント基板テスト方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338192A true JP2000338192A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15503080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11150726A Pending JP2000338192A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | プリント基板用テスト端子及びプリント基板テスト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338192A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102520538A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-27 | 友达光电(苏州)有限公司 | 焊点测试治具 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11150726A patent/JP2000338192A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102520538A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-27 | 友达光电(苏州)有限公司 | 焊点测试治具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100197314B1 (ko) | 매립된 테스트 회로 및 그 제조방법 | |
| KR100385352B1 (ko) | 소켓 | |
| JPH1164425A (ja) | 電子部品における導通検査方法及び装置 | |
| US6825679B2 (en) | Electrically conductive structure and method for implementing circuit changes on printed circuit boards | |
| US6211690B1 (en) | Apparatus for electrically testing bare printed circuits | |
| JPH10132855A (ja) | Ic検査用プローブカード | |
| JP3921163B2 (ja) | スパイラルコンタクタ及びその製造方法、並びにそれを用いた半導体検査装置、及び電子部品 | |
| JP2000338192A (ja) | プリント基板用テスト端子及びプリント基板テスト方法 | |
| JP2814869B2 (ja) | 回路基板検査方法および回路基板 | |
| JPH10104271A (ja) | コンタクトプローブ及びその製造方法 | |
| US8390308B2 (en) | Testbed for testing electronic circuits and components | |
| JP3395216B2 (ja) | プリント配線板検査治具 | |
| CA2656317C (en) | Testbed for testing electronic circuits and components | |
| JP3191205B2 (ja) | プリント基板の検査装置 | |
| JP2002181871A (ja) | プリント配線板の検査装置 | |
| JP2001194387A (ja) | コンタクトプローブおよびその製造方法 | |
| JPH11326372A (ja) | コンタクトプローブおよびプローブ装置 | |
| JP2002228686A (ja) | 破損防止機能を有するコンタクトプローブ及びプローブ装置 | |
| JPH10335396A (ja) | Bgaパッケージ搭載のプリント基板およびその検査方法 | |
| JPH09219572A (ja) | フレキシブル基板 | |
| JPH1196850A (ja) | プリント回路板のスイッチ装置およびその製造方法 | |
| JPS62293793A (ja) | プリント基板 | |
| JPS60242379A (ja) | プロ−ブカ−ド | |
| JP2000055935A (ja) | コンタクトプローブ | |
| JPH02310480A (ja) | 測定用治具 |