JP2000333235A - 回線復旧方法、交換機、及び、無線基地局 - Google Patents

回線復旧方法、交換機、及び、無線基地局

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JP2000333235A
JP2000333235A JP11136068A JP13606899A JP2000333235A JP 2000333235 A JP2000333235 A JP 2000333235A JP 11136068 A JP11136068 A JP 11136068A JP 13606899 A JP13606899 A JP 13606899A JP 2000333235 A JP2000333235 A JP 2000333235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断された通話回線を復旧する。 【解決手段】 無線基地局400の電解強度検出部42
0は、通信部410を介して無線電話機200から送信
される電波の強度を検出する。通知部430は、電界強
度検出部420の検出結果から、無線電話機200に到
達する電波の強度低下によって通話回線が切断されたこ
とを判別し、交換機500に通知する。交換機500の
制御部540は、通知部430からの通知により、通話
回線が切断された電話機の電話番号を記憶部520に記
憶させ、疑似端末530を起動する。疑似端末530
は、記憶部520に記憶されている電話番号を使用し
て、通話回線を切断された電話機に発呼し、通話回線を
復旧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電話機に接続
された交換機及び無線基地局に関する。また、本発明
は、通話回線が切断された場合の回線復旧方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無線電話機(携帯無線電話装置)の使用
によって、移動しながら電話することができる。無線電
話機は、無線基地局と無線(電波)で接続され、無線基
地局を介して交換機に接続される。そして、無線電話機
は、無線基地局及び交換機を介して他の電話機に接続さ
れる。
【0003】無線電話機の使用者が通話中に移動する
と、無線基地局から無線電話機に到達する電波の強度
(電界レベル)が低下する場合がある。このように、無
線電話機に到達する電波の強度が低下する場所として
は、例えば、無線基地局が設置されていないトンネルの
中や地下鉄(道)等がある。無線電話機に到達する電波
の強度が通話不可能なレベルまで低下すると、通話回線
が切断されてしまう場合がある。
【0004】通話中に電波強度の低下により通話回線が
切断された場合、無線電話機の使用者は、トンネル等を
通過した後、通話回線を復旧するために、同じ相手に再
度発呼しなければならないという問題がある。以上のよ
うな使用者による再発呼の問題を解決する技術は、特開
平6−252844号公報に開示されている。
【0005】特開平6−252844号公報に開示され
ている技術では、無線電話機にメモリ部と再発呼部とを
設けている。メモリ部は、一番最後に入力された電話番
号を記憶する。再発呼部は、通話中に電波強度が低下し
て回線が切断された場合に、メモリ部に記憶されている
電話番号を使用して自動的に再発呼する。これによっ
て、無線電話機の使用者が再発呼処理を行うことなく、
自動的に再発呼できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−2
52844号公報に開示されている技術では、以下に示
すような問題がある。上記技術では、無線電話機は自己
に入る電波の強度を測定できるが、通話相手の無線電話
機に入る電波の強度を測定することはできない。このた
め、通話相手がトンネル等を通過した場合は、自動的に
再発呼できないという問題がある。
【0007】また、上記したように、メモリ部は、一番
最後に入力された電話番号を記憶している。このため、
着呼側の使用者が移動して電波強度が低下した場合、再
発呼部は、それまで通話していた相手とは異なる相手に
再発呼してしまう場合がある。また、電波強度の低下に
より回線が切断された場合には、使用者の意志に関係な
く再発呼処理が行われる。このため、通話が終了する間
際に、電波強度の低下によって回線が切断された場合に
も、自動的に再発呼してしまうという問題がある。
【0008】さらに、上記したような自動再発呼は、上
記技術を備えた無線電話機でのみ行われる。このため、
上記技術を備えていない無線電話機の使用者は、電波強
度の低下によって回線が切断された後、同じ相手に再度
発呼したり、相手からの着信を期待してしばらく待って
いなければならないという問題がある。従って、本発明
は、電話機の操作を簡単にすることが可能な交換機及び
無線基地局を提供することを目的とする。また、本発明
は、電話機の機能に関係なく、切断された通話回線を復
旧可能な回線復旧方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかる回線復旧方法は、無線
電話機に到達する電波の強度低下によって通話回線が切
断されたことを検出する検出工程と、前記検出工程の
後、通話回線を切断された電話機の電話番号をメモリに
記憶させる記憶工程と、前記記憶工程で記憶された電話
番号を使用して、通話回線を切断された電話機に発呼
し、切断された通話回線を復旧する発呼工程と、を備え
ることを特徴とする。
【0010】この発明によると、電話機の使用者が通話
回線の復旧処理を行うことなく、切断された通話回線を
復旧することができる。従って、電話機での操作を簡単
にすることができる。
【0011】前記発呼工程は、通話回線を切断された発
呼側及び着呼側の電話機が、両方とも無線電話機であっ
た場合、発呼側の無線電話機に先に発呼する工程を備え
てもよい。前記発呼工程は、通話回線を切断された2つ
の電話機の内、一方のみが無線電話機であった場合、他
方の電話機に先に発呼する工程を備えてもよい。
【0012】前記発呼工程は、先に発呼した電話機の使
用者が、通話を継続する意志があるか否かを判別する意
志判別工程を備え、前記意志判別工程で、使用者は通話
を継続する意志があると判別した場合に、もう一方の電
話機に発呼する工程を備えてもよい。
【0013】前記発呼工程は、前記意志判別工程で、先
に発呼した電話機の使用者は通話を継続する意志がない
と判別した場合に、もう一方の電話機に発呼する工程を
備え、前記意志判別工程は、もう一方の電話機の使用者
が、通話を継続する意志があるか否かを判別する工程を
備えてもよい。
【0014】本発明の第2の観点にかかる交換機は、無
線基地局を介して無線電話機に接続され、無線電話機の
通話回線を接続する交換機であって、前記無線基地局か
ら送信された、無線電話機に到達する電波の強度低下に
よって通話回線が切断されたことを示す回線切断信号に
応答して、切断された通話回線を復旧する復旧手段を備
える、ことを特徴とする。
【0015】この発明によっても、電話機の使用者が通
話回線の復旧処理を行うことなく、切断された通話回線
を復旧することができる。従って、電話機での操作を簡
単にすることができる。
【0016】前記復旧手段は、通話回線を切断された電
話機の電話番号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶されている電話番号を使用して発呼し、通話回線を
復旧する発呼手段と、を備え、前記記憶手段は、前記回
線切断信号に応答して、通話回線を切断された電話機の
電話番号を記憶し、前記発呼手段は、前記記憶手段に記
憶された電話番号を使用して、通話回線を切断された電
話機に発呼してもよい。
【0017】前記発呼手段は、通話回線を切断された発
呼側及び着呼側の電話機が、両方とも無線電話機であっ
た場合、発呼側の無線電話機に先に発呼してもよい。前
記発呼手段は、通話回線を切断された2つの電話機の
内、一方のみが無線電話機であった場合、他方の電話機
に先に発呼してもよい。
【0018】前記発呼手段は、先に発呼した電話機の使
用者が、通話を継続する意志があるか否かを判別する意
志判別手段を備え、前記意志判別手段が、使用者は通話
を継続する意志があると判別した場合に、もう一方の電
話機に発呼してもよい。このようにすれば、電話機の使
用者の意志に応じて、回線の復旧処理を制御することが
できる。
【0019】前記発呼手段は、前記意志判別手段が、先
に発呼した電話機の使用者は通話を継続する意志がない
と判別した場合に、もう一方の電話機に発呼し、前記意
志判別手段は、もう一方の電話機の使用者が、通話を継
続する意志があるか否かを判別する手段を備えてもよ
い。
【0020】本発明の第3の観点にかかる無線基地局
は、無線電話機との間で電波を送受信し、無線電話機と
交換機とを接続する無線基地局であって、無線電話機か
ら送信される電波の強度を測定する強度測定手段と、前
記強度測定手段の測定結果から、無線電話機に到達する
電波の強度が低下することによって通話回線が切断され
たことを検出し、前記交換機に、無線電話機に到達する
電波の強度低下によって通話回線が切断されたことを示
す回線切断信号を送信する送信手段と、を備えることを
特徴とする。
【0021】この発明によって、無線電話機に到達する
電波の強度底下による通話回線の切断を、交換機が検出
することができる。従って、電話機に特別な機能を設け
ることなく、通話回線を復旧することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
る交換機について図面を参照して説明する。実施の形態
にかかる交換機には、例えば図1に示すように、中継用
の交換機(中継交換機)300を介して複数の有線電話
機100が接続され、無線基地局400を介して複数の
無線電話機200が接続されている。なお、図示してい
ないが、中継交換機300及び無線基地局400は、複
数設置されている。また、有線電話機100及び無線電
話機200は、それぞれ複数の中継交換機300、無線
基地局400を介して交換機500に接続される場合も
ある。
【0023】有線電話機100は、中継交換機300に
有線接続され、中継交換機300を介して交換機500
に接続されている。無線電話機200は、無線基地局4
00に無線(電波)で接続され、無線基地局400を介
して交換機500に接続されている。無線電話機200
に到達する電波の強度(電界レベル)は、無線基地局4
00から離れたり、電波の届きにくい場所に移動するこ
とによって低下する。無線電話機200の使用者が移動
して、無線電話機200に到達する電波の強度が、通話
不可能なレベルまで低下すると、通話回線が切断され
る。
【0024】中継交換機300は、複数の有線電話機1
00に有線接続され、同時に交換機500に接続されて
いる。中継交換機300は、例えば、有線電話機100
と交換機500との間で送受信される信号(音声信号
等)のレベルを一定に保つ。無線基地局400は、複数
の無線電話機200と無線(電波)で接続され、同時に
交換機500に接続されている。無線基地局400は、
無線電話機200と交換機500との間で送受信される
信号を中継する。無線基地局400は、図1に示すよう
に、通信部410と、電界強度検出部420と、通知部
430と、から構成されている。
【0025】通信部410は、無線電話機200との間
で電波を送受信する。電界強度検出部420は、無線電
話機200に到達する電波の強度を検出(測定)する。
上記したようにして、無線電話機200に到達する電波
の強度が低下すると、無線電話機200から無線基地局
400に到達する電波の強度も低下する。このため、電
界強度検出部420は、無線電話機200から送信され
る電波の強度を測定することによって、無線電話機20
0に到達する電波の強度を測定する。
【0026】通知部430は、電界強度検出部420の
検出結果から、無線電話機200からの電波強度が通話
不可能なレベルまで低下して突然ゼロになることによっ
て、電波強度の低下によって通話回線が切断されたこと
を検出する。そして、通知部430は、電波強度の低下
によって通話回線が切断されたことを示す回線切断信号
を、交換機500に送信する。
【0027】交換機500は、中継交換機300及び無
線基地局400を介して接続された電話機(有線電話機
100及び無線電話機200)の回線を切り替えて、通
話を可能にする。交換機500は、図1に示すように、
回線切替部510と、記憶部520と、疑似端末530
と、制御部540と、から構成されている。
【0028】回線切替部510は、中継交換機300及
び無線基地局400に接続されている。そして、回線切
替部510は、中継交換機300及び無線基地局400
を介して接続された電話機の回線を切り替えて、通話を
可能にする。記憶部502は、通話回線を切断された電
話機の電話番号を対応付けて記憶する。
【0029】疑似端末530は、電波強度の低下によっ
て通話回線が切断された後、後述する回線復旧処理を行
い、通話回線を復旧する。制御部540は、交換機50
0を構成する上記各部の動作を制御して、通信回線の接
続を制御する。なお、制御部540の詳しい動作につい
ては、後述する。
【0030】次に、以上のような構成の交換機500の
動作について説明する。初めに、ある電話機の使用者
が、所定の操作によって、これから通話しようとする相
手の電話番号を入力する。この電話番号は、中継交換機
300又は無線基地局400を介して交換機500に送
信される。そして、交換機500の通常処理によって通
話回線が接続される。なお、発呼側及び着呼側の電話機
の内、少なくとも一方は無線電話機200であるとす
る。
【0031】通話中に、無線電話機200の使用者が、
例えば無線基地局400を設置されていないトンネル等
に入ると、無線電話機200に到達する電波の強度が低
下する。そして、電波強度が通話不可能なレベルまで低
下すると、通話回線が切断される。
【0032】無線基地局400は、上記したように、無
線電話機200から送信される電波の強度を測定するこ
とによって、電波強度の低下によって通話回線が切断さ
れたことを検出する。そして、無線基地局400は、交
換機500に回線切断信号を送信する。交換機500の
制御部540は、回線切替部510を介して無線基地局
400から送信された回線切断信号に応答して、図2に
示す番号登録処理を開始する。
【0033】初めに、制御部540は、それまで通話回
線がつながっていた2つの電話機の電話番号を、記憶部
520に記憶させる(ステップ101)。なお、制御部
540は、例えば次に示すようにして、記憶部520に
2つの電話番号を記憶させる。両方の電話機が無線電話
機200であった場合、制御部540は、発呼側の電話
番号に1を、着呼側の電話番号に0(ゼロ)を付けて記
憶部520に記憶させる。また、一方の電話機が有線電
話機100であった場合、制御部540は、有線電話機
100の電話番号に1を、無線電話機200の電話番号
に0を付けて、記憶部520に記憶させる。
【0034】次に、制御部540は、疑似端末530に
起動信号を出力して起動させ(ステップ102)、番号
登録処理を終了する。疑似端末530は、制御部540
からの起動信号に応じて、図3に示す回線復旧処理を開
始する。起動してから所定時間経過後、疑似端末530
は、記憶部520に記憶されている電話番号を取得する
(ステップ201)。なお、疑似端末530が待機する
時間は、電車や車がトンネル等を通過してしまう時間、
例えば1分に設定されている。
【0035】次に、疑似端末530は、取得した電話番
号の内、1が付いている番号に発呼する(ステップ20
2)。上記したように、番号に1が付いているのは、2
つの電話機が無線電話機200である場合は発呼側の番
号であり、一方が有線電話機100である場合は有線電
話機100の番号である。無線電話機200の番号に1
がついている場合、電話をかける理由があった側(発呼
側)に、発呼することになる。また、有線電話機100
の番号に1が付いている場合、回線がつながりやすい方
に、発呼することになる。
【0036】そして、疑似端末530は、所定時間内
に、発呼した電話機から応答があるか否か、即ち、オン
フック状態となるか否かを判別する(ステップ20
3)。応答がないと判別した場合(ステップ203;N
O)、疑似端末530は、使用者が電話にでることがで
きない状態であると判別し、制御部540に終了信号を
出力して(ステップ204)、回線復旧処理を終了す
る。
【0037】応答があると判別した場合(ステップ20
3;YES)、疑似端末530は、応答した電話機の使
用者に、通話を継続する意志があるか否かを確認する
(ステップ205)。なお、使用者の意志を確認するた
めに、疑似端末530は、例えば応答した電話機に音声
を送出し、意志があるか否かを番号等で使用者に選択さ
せる。
【0038】通話継続の意志なしと判別した場合(ステ
ップ205;NO)、疑似端末530は、制御部540
に終了信号を出力して(ステップ206)、回線復旧処
理を終了する。通話継続の意志ありと判別した場合(ス
テップ205;YES)、疑似端末530は、記憶部5
20から取得した電話番号の内、0が付いている番号に
発呼する(ステップ207)。
【0039】そして、疑似端末530は、所定時間内
に、発呼した電話機から応答があるか否かを判別する
(ステップ208)。応答がないと判別した場合(ステ
ップ208;NO)、疑似端末530は、使用者が電話
にでることができない状態であると判別し、制御部54
0に終了信号を出力して(ステップ209)、回線復旧
処理を終了する。
【0040】応答があると判別した場合(ステップ20
8;YES)、疑似端末530は、回線切替部510に
回線接続信号を出力し、2つの電話機の通話回線を復旧
する(ステップ210)。なお、回線切替部510は、
疑似端末530からの回線接続信号に応答して、2つの
電話の通話回線を接続する。そして、疑似端末530
は、制御部540に終了信号を出力して(ステップ21
1)、回線復旧処理を終了する。
【0041】なお、制御部540は、疑似端末530か
らの上記終了信号に応答して、記憶部520が記憶して
いる該当番号を消去する。これによって、記憶部520
の記憶容量を効率よく使用することができる。
【0042】以上のようにして、電波強度の低下によっ
て切断された通話回線を、簡単に復旧することができ
る。また、上記したように、無線基地局400が無線電
話機200に到達する電波の強度を測定し、交換機50
0が通話回線を復旧するため、電話機に特別な機能を設
けることなく、回線を復旧することができる。さらに、
電話機の使用者に、通話継続の意志を確認するため、両
方の使用者が通話を継続する必要がないと考えている場
合に、回線を復旧してしまうことを避けることができ
る。
【0043】なお、制御部540は、電波強度の低下に
よって通話回線が切断されたことを、無線基地局400
による電波強度の測定以外から検知してもよい。例え
ば、電波強度の低下により、無線電話機200で通常行
われる回線切断処理を、無線基地局4000を介して検
知し、上記番号登録処理を開始してもよい。
【0044】なお、上記番号登録処理で、制御部540
は、電話番号を記憶部520に記憶させた後、無線電話
機200に到達する電波の強度が通話可能な強度まで回
復してから、疑似端末530を起動するようにしてもよ
い。ただしこの場合、疑似端末530は、回線復旧処理
を開始した後、所定時間の経過を待たずに、直ちに記憶
部520から電話番号を取得する。これによって、疑似
端末530は、無線電話機200に確実に着呼させるこ
とができる。
【0045】また、上記した回線復旧処理のステップ2
03で、電話機からの応答がないと判別した場合(ステ
ップ203;NO)、疑似端末530は、しばらくたっ
てからもう一度ステップ203の処理を行うようにして
もよい。さらに、上記した回線復旧処理のステップ20
5で、通話継続の意志がないと判別した場合(ステップ
205;NO)、疑似端末530は、もう一方の電話機
の使用者に通話継続の意志を確認するようにしてもよ
い。これによって、どちらか一方の使用者が、通話を継
続する必要があると考えている場合には、確実に回線の
復旧を試みることができる。
【0046】また、上記回線復旧処理のステップ208
で、電話機からの応答がないと判別した場合(ステップ
208;NO)、疑似端末530は、相手は電話にでる
ことができない状態である旨を、ステップ202で発呼
した電話機の使用者に通知するようにしてもよい。これ
によって、ステップ203で応答した電話機の使用者
は、回線が復旧されない理由を知ることができる。さら
に、上記回線復旧処理のステップ208で、電話機から
の応答がないと判別した場合(ステップ208;N
O)、伝言預かりのシステムを起動させ、使用者の伝言
を残せるようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、電話機の使用者は、特別な操作を行うことな
く、無線電話機に到達する電波の強度低下によって切断
された通話回線を復旧することができる。また、本発明
によって、電話機に特別な機能を設けることなく、切断
された通話回線を復旧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる交換機の構成と、
その使用例を示した模式図である。
【図2】制御部が行う番号登録処理を示すフローチャー
トである。
【図3】疑似端末が行う回線復旧処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 有線電話機 200 無線電話機 300 中継交換機 400 無線基地局 410 通信部 420 電界強度検出部 430 通知部 500 交換機 510 回線切替部 520 記憶部 530 疑似端末 540 制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線電話機に到達する電波の強度低下によ
    って通話回線が切断されたことを検出する検出工程と、 前記検出工程の後、通話回線を切断された電話機の電話
    番号をメモリに記憶させる記憶工程と、 前記記憶工程で記憶された電話番号を使用して、通話回
    線を切断された電話機に発呼し、切断された通話回線を
    復旧する発呼工程と、 を備えることを特徴とする回線復旧方法。
  2. 【請求項2】前記発呼工程は、通話回線を切断された発
    呼側及び着呼側の電話機が、両方とも無線電話機であっ
    た場合、発呼側の無線電話機に先に発呼する工程を備え
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の回線復旧方法。
  3. 【請求項3】前記発呼工程は、通話回線を切断された2
    つの電話機の内、一方のみが無線電話機であった場合、
    他方の電話機に先に発呼する工程を備える、ことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の回線復旧方法。
  4. 【請求項4】前記発呼工程は、先に発呼した電話機の使
    用者が、通話を継続する意志があるか否かを判別する意
    志判別工程を備え、 前記意志判別工程で、使用者は通話を継続する意志があ
    ると判別した場合に、もう一方の電話機に発呼する工程
    を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    回線復旧方法。
  5. 【請求項5】前記発呼工程は、前記意志判別工程で、先
    に発呼した電話機の使用者は通話を継続する意志がない
    と判別した場合に、もう一方の電話機に発呼する工程を
    備え、 前記意志判別工程は、もう一方の電話機の使用者が、通
    話を継続する意志があるか否かを判別する工程を備え
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の
    回線復旧方法。
  6. 【請求項6】無線基地局を介して無線電話機に接続さ
    れ、無線電話機の通話回線を接続する交換機であって、 前記無線基地局から送信された、無線電話機に到達する
    電波の強度低下によって通話回線が切断されたことを示
    す回線切断信号に応答して、切断された通話回線を復旧
    する復旧手段を備える、 ことを特徴とする交換機。
  7. 【請求項7】前記復旧手段は、 通話回線を切断された電話機の電話番号を記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に記憶されている電話番号を使用して発呼
    し、通話回線を復旧する発呼手段と、を備え、 前記記憶手段は、前記回線切断信号に応答して、通話回
    線を切断された電話機の電話番号を記憶し、 前記発呼手段は、前記記憶手段に記憶された電話番号を
    使用して、通話回線を切断された電話機に発呼する、 ことを特徴とする請求項6に記載の交換機。
  8. 【請求項8】前記発呼手段は、通話回線を切断された発
    呼側及び着呼側の電話機が、両方とも無線電話機であっ
    た場合、発呼側の無線電話機に先に発呼する、ことを特
    徴とする請求項7に記載の交換機。
  9. 【請求項9】前記発呼手段は、通話回線を切断された2
    つの電話機の内、一方のみが無線電話機であった場合、
    他方の電話機に先に発呼する、ことを特徴とする請求項
    7又は8に記載の交換機。
  10. 【請求項10】前記発呼手段は、先に発呼した電話機の
    使用者が、通話を継続する意志があるか否かを判別する
    意志判別手段を備え、 前記意志判別手段が、使用者は通話を継続する意志があ
    ると判別した場合に、もう一方の電話機に発呼する、 ことを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の
    交換機。
  11. 【請求項11】前記発呼手段は、前記意志判別手段が、
    先に発呼した電話機の使用者は通話を継続する意志がな
    いと判別した場合に、もう一方の電話機に発呼し、 前記意志判別手段は、もう一方の電話機の使用者が、通
    話を継続する意志があるか否かを判別する手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載
    の交換機。
  12. 【請求項12】無線電話機との間で電波を送受信し、無
    線電話機と交換機とを接続する無線基地局であって、 無線電話機から送信される電波の強度を測定する強度測
    定手段と、 前記強度測定手段の測定結果から、無線電話機に到達す
    る電波の強度が低下することによって通話回線が切断さ
    れたことを検出し、前記交換機に、無線電話機に到達す
    る電波の強度低下によって通話回線が切断されたことを
    示す回線切断信号を送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする無線基地局。
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JP2007274170A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Fujitsu Ltd 通話再開システム、通話再開プログラム、通話再開方法、携帯端末および中継装置

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