JPH05327581A - スケルチ検出時の通話回線処理方式 - Google Patents

スケルチ検出時の通話回線処理方式

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JPH05327581A
JPH05327581A JP4127236A JP12723692A JPH05327581A JP H05327581 A JPH05327581 A JP H05327581A JP 4127236 A JP4127236 A JP 4127236A JP 12723692 A JP12723692 A JP 12723692A JP H05327581 A JPH05327581 A JP H05327581A
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Masanori Sato
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はスケルチ検出時の通話回線処理方式
に関し、少なくとも一方のユーザがスケルチ終話である
旨を認識できる通話回線処理方式の提供を目的とする。 【構成】 無線基地局と移動機間に発生したスケルチ状
態を検出するスケルチ検出部1と、スケルチ検出部1の
スケルチ検出により付勢されてスケルチ終話の旨の信号
を発生する報知部2とを備え、報知部2はスケルチ検出
となった際の相手側端末装置に至る通話回線にスケルチ
終話の旨の信号を送出する。好ましくは、スケルチ検出
部1を無線基地局に、報知部2を移動機交換局に夫々備
え、スケルチ検出した無線基地局は移動機交換局にスケ
ルチ検出による回線切断要求信号を送出し、これを受け
た移動機交換局は当該スケルチ検出となった側の通話回
線を切断・復旧すると共に、その相手側端末装置に至る
通話回線にスケルチ終話の旨の信号を送出する。また好
ましくは、スケルチ検出となった側の通話回線を切断・
復旧後、当該スケルチ検出となった移動機に対して新た
に着呼処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスケルチ検出時の通話回
線処理方式に関し、更に詳しくは移動通信システムの無
線基地局と移動機間におけるスケルチ検出時の通話回線
処理方式に関する。移動通信システムでは局と端末機間
を無線で接続しているので、通話中に電波が弱くなる
と、通話回線が突然に切れてしまう現象(スケルチ終
話)がしばしば発生する。このような突然の終話はユー
ザを不愉快にさせる上、困惑させるので、サービス面か
らの向上が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の移動通信システムの構成を
示す図で、図においてC,Dは固定(電話)機、EOは
端局、TCは集中局、DCは中心局、RCは総括局、1
1,12は自動車電話交換局(AMC)、21〜24は
無線回線制御局(MCS)、MBSは無線基地局、SE
00〜SE03は無線サービスエリア(地域)、A,Bは移
動機(MS)である。
【0003】図示の如く、移動網は既存の固定電話網と
接続しており、ユーザは移動機間の通話のみならず、固
定機−移動機間の通話も行える。ここで、移動機につい
ての一般的な発/着呼処理を説明しておく。図7は従来
システムの発呼処理を説明する図である。移動機Aの電
話機をフックオフすると、その本体は電話機に対して発
信音を送出し、これによりユーザは移動機Bの電話番号
「030−03−××××2」をダイヤルする。ここで
「030」中の「30」は自動車電話識別番号、続く
「03」は地域識別番号、「××××2」は移動機Bの
加入者番号である。移動機Aの本体はこのダイヤル信号
を一時的に記憶し、制御チャネルCCHを介して当該無
線サービスエリアのMBSに発呼する。なお、この発呼
信号には移動機Aの番号(加入者番号)が含まれる。
【0004】MCS21はこの発呼信号を受けて、空き
通話チャネルSCH(1)をつかみ、制御チャネルCC
Hを介して移動機Aに指定する。これにより移動機Aは
通話チャネルSCH(1)に切替える。更にMCS21
は通話チャネルSCH(1)を介してループチェック要
求を送り、移動機Aからの確認応答を受信すると、AM
C11に発呼する。なお、この発呼信号には移動機Aの
番号と通話チャネルの番号(1)とが含まれる。
【0005】AMC11はこの発呼信号を受けると共
に、その移動機Aの番号から不図示のホ−ムメモリ局を
割り出し、その加入者データをアクセスして、接続可否
をチェックする。接続可の場合は、更に通話チャネルS
CH(1)についての有線区間のループチェックを行
い、結果が良好であれば、MBSから移動機Aに対し通
話チャネルSCH(1)によりダイヤル送出指令を送出
する。これにより移動機Aはダイヤル信号「030−0
3−××××2」を送出し、これがAMC11に中継さ
れ、該AMC11はこのダイヤル信号に基づいて着呼先
(この場合はAMC12)への接続を行う。
【0006】図8は従来システムの着呼処理を説明する
図である。AMC12はAMC11からの着呼信号を受
けると共に、ダイヤル信号中の移動機Bの番号から不図
示のホ−ムメモリ局を割り出し、その加入者データをア
クセスして、接続可否をチェックする。接続可の場合
は、MCS24に着呼信号を送出し、これを受けたMC
S24は制御チャネルCCHを介して移動機Bを無線に
より一斉に呼び出す。一方、無線による一斉呼出を受け
た移動機Bは制御チャネルCCHにより着呼応答を返送
する。
【0007】MCS24はこの着呼応答を受け付けるこ
とにより、空き通話チャネルSCH(2)をつかみ、A
MC12に通知する。この通知を受けたAMC12は通
話チャネルSCH(2)についての有線区間のループチ
ェックを行い、結果が良好であれば、MCS24から移
動機Bに対して制御チャネルCCHにより通話チャネル
SCH(2)の指定を行う。一方、これを受けた移動機
Bは通話チャネルSCH(2)に切替える。
【0008】更に、MCS24は通話チャネルSCH
(2)を介して移動機Bにループチェック要求を送り、
該移動機Bからの確認応答を受信すると、移動機Bに対
して呼出信号送出指令を送出する。これを受けた移動機
Bの本体は電話機に対して呼出信号を送る。また、MC
S24はAMC12にループチェック確認の旨を通知
し、これを受けたAMC12は移動機Aに対して呼出音
信号を送出する。やがて、移動機Bで電話機をフックオ
フすると、その本体は通話チャネルSCH(2)を介し
てMBSに応答信号を送り、これにより移動機A−B間
の全通話路が形成される。
【0009】そして、図示しないが、通話が通常に終了
し、移動機A又はBでフックオンすると、その本体より
終話信号が送出され、これがAMC11,12に中継さ
れる。これを受けたAMC11,12は夫々MCS2
1,24に無線通話チャネル(1),(2)の切断を指
示し、これにより各MBSは移動機A,Bに対して夫々
無線通話チャネルの切断信号を送出する。これを受けた
移動機A,Bは夫々切断確認応答信号を返送して送信断
とし、夫々が制御チャネルでの待ち受け制御に戻る。一
方、移動機A,Bから切断確認応答信号を受けたMCS
21,24は夫々無線通話チャネル(1),(2)を切
断・復旧させ、これに伴ってAMC11,12は移動機
A−B間の接続回線を復旧させる。
【0010】ところで、上記通話中の電波が異常低下す
る場合があり、かかる場合には以下のスケルチ終話処理
が行われる。図9は従来システムのスケルチ終話処理を
説明する図で、図は一例として固定機−移動機間通話に
おけるスケルチ終話処理を示している。MBS側の受信
信号f2 のレベルが異常低下した場合にはMBS側のス
ケルチ検出となり、該MBSより無線通話チャネルを介
して移動機に切断信号を送出する。これを受けた移動機
は送信断とし、制御チャネルでの待ち受け制御に戻る。
一方、移動機側の受信信号f1 のレベルが異常低下した
場合には移動機側のスケルチ検出となり、該移動機は自
ら送信断とし、制御チャネルでの待ち受け制御に戻る。
その結果、MBS側の受信信号f2 が無くなり、この場
合もMBS側でのスケルチ検出となる。
【0011】MBSがスケルチを検出すると、これをM
CSに通知し、該通知を受けたMCSはAMCに対して
スケルチ検出に基づく切断要求信号を送出する。これに
よりAMCはスケルチした側の通話チャネルの接続を切
断し、切断確認応答信号を返送する。これを受けたMC
Sは当該無線通話チャネルを復旧する。一方、AMCは
固定網の側に対して回線開放を要求する信号RELを送
出し、該固定網の側から回線開放の応答信号RLCを受
け付けると、全通話回線の開放(復旧)が完了する。従
って、ユーザ側では通話が途中で突然に切れたようにな
る。
【0012】このように、従来は、局側では単に通話路
を切断する処理しか行っていなかった。このために、ユ
ーザ側では通話が突然に切れてしまい、電話機の故障で
あるのか、公衆電話の場合は料金不足であるのか、又は
相手側が故意に切ったのか等、通話が何故切れたのかの
理由が全く分からなかった。とりわけ、一方の通話者が
固定機の場合にはこのような状況には不慣れであり、困
惑していた。
【0013】また、移動機間の通話であり、仮に双方の
ユーザがスケルチ終話であると分かっていても、従来方
式によると、どちらの無線区間でスケルチ終話となった
のかがユーザには分からない。その結果、双方で同時に
再発呼してしまい、双方が話中となって呼がつながらな
いというような状態がしばしば発生していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のス
ケルチ検出時の通話回線処理方式では、スケルチ検出の
際に局側では単に通話回線を切断・復旧するのみであっ
たので、ユーザは不愉快となる上、困惑してしまうとい
う不都合があった。本発明の目的は、少なくとも一方の
ユーザがスケルチ終話である旨を認識できるスケルチ検
出時の通話回線処理方式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明のスケルチ終話処理方
式は、移動通信システムの無線基地局と移動機間におけ
るスケルチ検出時の通話回線処理方式において、無線基
地局と移動機間に発生したスケルチ状態を検出するスケ
ルチ検出部1と、スケルチ検出部1のスケルチ検出によ
り付勢されてスケルチ終話の旨の信号を発生する報知部
2とを備え、報知部2はスケルチ検出となった際の相手
側端末装置に至る通話回線にスケルチ終話の旨の信号を
送出するものである。
【0016】
【作用】なお、後述の実施例の説明で述べるように、ス
ケルチ検出部1は無線基地局にあっても移動機にあって
も良い。また報知部2は移動機、無線回線制御局、移動
機交換局のいずれにあっても本発明を実現できる。そこ
で、ここでは最も好適な例としてスケルチ検出部1を無
線基地局に、報知部2を移動機交換局に夫々備える場合
を説明する。
【0017】図1において、無線基地局における受信信
号f2 の受信レベルが異常低下した場合には該無線基地
局におけるスケルチ検出となる。これにより無線基地局
は送信信号f1 により移動機Aに対して通話回線の切断
信号を送出する。移動機Aはこれを受けて送信断とし、
制御チャネルでの待ち受け制御に戻る。また、移動機A
における受信信号f1 の受信レベルが異常低下した場合
には該移動機Aにおけるスケルチ検出となる。これによ
り移動機Aは自ら送信断とし、制御チャネルでの待ち受
け制御に戻る。その結果、この場合も無線基地局におい
て受信信号f2のスケルチを検出することになる。
【0018】無線基地局はスケルチを検出するとその旨
を無線回線制御局に知らせ、これを受けた無線回線制御
局は移動機交換局に対してスケルチ検出による回線切断
要求信号を送出する。これにより、移動機交換局は当該
スケルチ検出となった側の通話回線を切断・復旧すると
共に、その相手側端末装置(この場合は固定機C)に至
る通話回線にスケルチ終話の旨の信号を送出する。
【0019】従って、固定機Cのユーザはスケルチ終話
の旨を知ることができ、困惑することがない。好ましく
は、移動機交換局は、移動機への最初の着呼の際に当該
移動機への着番号と接続した通話回線番号とを関連付け
て記憶すると共に、スケルチ検出となった側の通話回線
を切断・復旧後、前記記憶した情報により当該スケルチ
検出となった移動機に対して新たに着呼処理を行う。
【0020】また好ましくは、移動機交換局は、プッシ
ュボタン信号の解析部を備え、スケルチ終話の旨の信号
の送出後の相手側端末装置からのプッシュボタン信号に
よる再呼の指示により、スケルチ検出となった移動機に
対して新たに着呼処理を行う。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例の移動通
信システムの構成を示す図で、図においてC,Dは固定
(電話)機、EOは端局、TCは集中局、DCは中心
局、RCは総括局、11´,12´は自動車電話交換局
(AMC)、21´〜24´は無線回線制御局(MC
S)、MBSは無線基地局、SE00〜SE03は無線サー
ビスエリア(地域)、A,Bは移動機(MS)である。
【0022】図示の如く、実施例の移動網は既存の固定
電話網と接続しており、ユーザは移動機間の通話のみな
らず、固定機−移動機間の通話も行える。図3は第1実
施例のスケルチ終話処理を説明する図で、図は一例とし
て固定機C−移動機B間の通話中におけるスケルチ検出
時の通話回線処理方式を示している。なお、図示しない
が、無線基地局MBSは図1のスケルチ検出部1を備
え、移動機交換局AMCは図1の報知部2を備えてい
る。
【0023】固定機C−移動機B間の通話中に、管轄M
BSにおけるf2 の受信レベルが通話不能な程度に異常
低下した場合は、MBSのスケルチ検出部1によるスケ
ルチ検出となる。これによりMBSは移動機Bにf1
通話チャネルの切断信号を送出し、これにより移動機B
は送信断とし、制御チャネルでの待ち受け制御に戻る。
一方、移動機Bにおいてf1 の受信レベルが通話不能な
程度に異常低下した場合は、移動機Bによるスケルチ検
出となる。これにより移動機Bは自ら送信断とし、制御
チャネルでの待ち受け制御に戻る。その結果、この場合
もMBSのスケルチ検出部1によるf2 のスケルチ検出
となる。
【0024】MBSがスケルチを検出すると、その旨を
MCS24´に通知し、これを受けたMCS24´はA
MC12´に対してスケルチ検出による通話チャネルS
CH(2)の切断要求を送出する。これを受けたAMC
12´は、電話回線とスケルチした側の無線通話チャネ
ルSCH(2)との接続を切断すると共に、該切断した
際の相手側端末(この場合は固定機C)に至る回線番号
を記憶し、MCS24´に切断確認応答を返送する。こ
れによりMCS24´は当該無線通話チャネルSCH
(2)を復旧する。
【0025】更にAMC12´は、前記記憶した回線番
号の電話回線に不図示の報知部2を接続することによ
り、相手側端末に至る接続回線に例えばアナウンス「只
今、電波が弱くなり、通話が切れました。もう一度お掛
け直し下さい。」によるスケルチ終話の旨の信号を送出
する。従って、相手側のユーザはスケルチ終話の旨を知
ることができ、困惑することがない。
【0026】その後、AMC12´は固定網の側に対し
て回線開放を要求する信号RELを送出し、該固定網の
側から回線開放の応答信号RLCを受けると、全通話回
線の開放(復旧)が完了する。なお、このスケルチ終話
の旨の信号は上記のようなアナウンス信号以外の、例え
ば所定パターンからなる発振音でも良い。
【0027】また、この実施例ではスケルチ終話の旨の
信号をAMC12´より発出したがこれに限らない。例
えば、MCS24´に報知部2を備え、該MCS24´
よりAMC12´に対してスケルチ検出による切断要求
を送出する前に、該MCS24´が切断前の通話チャネ
ルSCH(2)を利用して相手側端末に至る接続回線に
スケルチ終話の旨の信号を送出するように構成しても良
い。
【0028】更にまた、移動機Bにスケルチ検出部1及
び報知部2を備える構成が考えられ、この場合は、移動
機Bがf1 のスケルチを検出し、該移動機Bが自らf2
を送信断とする前に、該f2 を利用して相手側端末に至
る接続回線にスケルチ終話の旨の信号を送出することが
できる。図4は第2実施例の通話回線処理方式を説明す
る図で、図は移動機A−B間又は固定機C−移動機B間
の通話中におけるスケルチ検出時の通話回線処理方式を
示している。なお、第1実施例と同様に無線基地局MB
Sはスケルチ検出部1を備え、移動機交換局AMCは報
知部2を備えている。
【0029】移動機B側のMBSがスケルチを検出した
際に、AMC12´が相手側端末C又はAに対してスケ
ルチ終話の旨の信号を送出するまでは第1実施例の場合
と同様である。但し、第2実施例の場合は、例えば「只
今、電波が弱くなり、回線が切れました。もう一度呼び
出し致しますので、しばらくお待ち下さい。」といった
アナウンスによるスケルチ終話の旨の信号を送出する。
このメッセージにより相手側端末C又はAの利用者はそ
のままで待機することになる。一方、AMC12´は、
スケルチ終話の旨の信号の送出後、スケルチした側の移
動機Bに対して再度、例えば図8に示したような着呼処
理を行う。
【0030】なお、この場合には、AMC12´には、
上記した相手側端末に至る回線番号の記憶に加え、移動
機Bの着番号が必要になる。そこで、この第2実施例に
おいては、AMC12´は、例えば移動機Bへの最初の
着呼処理の際に、通話チャネルSCH(2)に接続した
ことと、その際の移動機Bの着番号とを関連付けてAM
C12´内の不図示のメモリに記憶しておく。こうすれ
ば、AMC12´はMCS24´からのスケルチ検出に
よる通話チャネルSCH(2)の切断要求を受けた際
に、該通話チャネルの番号(2)に基づいてメモリから
移動機Bの着番号を読み出せる。
【0031】これにより、AMC12´はMCS24´
に着呼信号を送出し、これを受けたMCS24´は制御
チャネルCCHを介して移動機Bを無線により再度一斉
に呼び出す。一方、無線による一斉呼出を受けた移動機
Bは制御チャネルCCHにより着呼応答を返送する。M
CS24´はこの着呼応答を受け付けることにより、今
度は例えば空き通話チャネルSCH(3)をつかみ、A
MC12´に通知する。この通知を受けたAMC12´
は通話チャネルSCH(3)についての有線区間のルー
プチェックを行い、結果が良好であれば、MCS24´
から移動機Bに対して制御チャネルCCHにより通話チ
ャネルSCH(3)の指定を行う。そして、これを受け
た移動機Bは通話チャネルSCH(3)に切替える。
【0032】更に、MCS24´は通話チャネルSCH
(3)を介して移動機Bにループチェック要求を送り、
該移動機Bからの確認応答を受信すると、移動機Bに対
して呼出信号送出指令を送出する。これを受けた移動機
Bの本体は電話機に対して呼出信号を送る。また同時
に、MCS24´はAMC12´にループチェック確認
の旨を通知し、これを受けたAMC12´は相手側端末
C又はAに対して呼出音信号を送出する。やがて、移動
機Bで電話機をフックオフすると、その本体は通話チャ
ネルSCH(3)を介してMBSに応答信号を送り、こ
れにより相手側端末C又はAと移動機B間の全通話路が
再び形成される。
【0033】図5は第3実施例の通話回線処理方式を説
明する図で、図は移動機A−B間又は固定機C−移動機
B間の通話中におけるスケルチ検出時の通話回線処理方
式を示している。なお、無線基地局MBSは図1のスケ
ルチ検出部1を備え、移動機交換局AMCは図1の報知
部2と不図示のプッシュボタン(PB)信号解析部とを
備えている。
【0034】第3実施例の通話回線処理方式は基本的に
は第2実施例のもの同様であるが、第3実施例ではAM
C12´による相手側端末へのスケルチ終話の旨の信号
の送出後、スケルチした側の移動機Bを再呼するか否か
の判断を相手側端末の利用者が行う。即ち、第3実施例
の場合には、例えば「只今、電波が弱くなり、回線が切
れました。再呼する場合は○○○を押して下さい。」と
いったアナウンスによるスケルチ終話の旨の信号を送出
する。このメッセージにより相手側端末C又はAの利用
者は、もし再呼を希望する場合は、端末機のキーを例え
ば「#1」と押す。AMC12´のプッシュボタン信号
解析部はこれを受け、解析することにより、AMC12
´をして第2実施例と同様に、スケルチした側の移動機
Bに対して再度、新たな着呼処理を行わせる。
【0035】なお、上記第2、第3実施例ではAMC1
2´は相手側端末に至る回線を接続したままの状態で移
動機Bに対して再呼したが、これに限らない。例えば、
AMC12´は相手側端末へのスケルチ終話の旨の信号
を送出後、相手側端末に至る回線も一旦復旧し、しかる
後移動機Bに対して再呼を行い、これと同時に、又は移
動機Bが再び接続されたことにより、相手側端末に対し
て発呼するようにしても良い。
【0036】なお、この場合には移動機Bの着番号に加
え、相手側端末の発番号が必要になる。そこで、この場
合は、例えば移動機Bへの最初の着呼の際に、AMC1
2´が相手側端末の発番号(加入者番号)を受け取れる
ようにしておき、かつ通話チャネルSCH(2)に接続
したことと、その際の移動機Bの着番号と相手側端末の
発番号とを関連付けてAMC12´内の不図示のメモリ
に記憶しておく。こうすれば、AMC12´はMCS2
4´からのスケルチ検出による通話チャネルSCH
(2)の切断要求を受けた際に、該通話チャネルの番号
に基づいてメモリから移動機Bの着番号と相手側端末の
発番号とを読み出せる。
【0037】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、無線基
地局と移動機間に発生したスケルチ状態を検出するスケ
ルチ検出部1と、スケルチ検出部1のスケルチ検出によ
り付勢されてスケルチ終話の旨の信号を発生する報知部
2とを備え、報知部2はスケルチ検出となった際の相手
側端末装置に至る通話回線にスケルチ終話の旨の信号を
送出するので、利用者はスケルチ終話の旨を知ることが
でき、サービスが改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例の移動通信システムの構成を示す
図である。
【図3】図3は第1実施例の通話回線処理方式を説明す
る図である。
【図4】図4は第2実施例の通話回線処理方式を説明す
る図である。
【図5】図5は第3実施例の通話回線処理方式を説明す
る図である。
【図6】図6は従来の移動通信システムの構成を示す図
である。
【図7】図7は従来システムの発呼処理を説明する図で
ある。
【図8】図8は従来システムの着呼処理を説明する図で
ある。
【図9】図9は従来システムのスケルチ終話処理を説明
する図である。
【符号の説明】
1 スケルチ検出部 2 報知部 A 移動機 C 固定機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信システムの無線基地局と移動機
    間におけるスケルチ検出時の通話回線処理方式におい
    て、 無線基地局と移動機間に発生したスケルチ状態を検出す
    るスケルチ検出部(1)と、 スケルチ検出部(1)のスケルチ検出により付勢されて
    スケルチ終話の旨の信号を発生する報知部(2)とを備
    え、 報知部(2)はスケルチ検出となった際の相手側端末装
    置に至る通話回線にスケルチ終話の旨の信号を送出する
    ことを特徴とするスケルチ検出時の通話回線処理方式。
  2. 【請求項2】 スケルチ検出部(1)を無線基地局に、
    報知部(2)を移動機交換局に夫々備え、 スケルチを検出した無線基地局は移動機交換局に対して
    スケルチ検出による回線切断要求信号を送出し、これを
    受けた移動機交換局は当該スケルチ検出となった側の通
    話回線を切断・復旧すると共に、その相手側端末装置に
    至る通話回線にスケルチ終話の旨の信号を送出すること
    を特徴とする請求項1のスケルチ検出時の通話回線処理
    方式。
  3. 【請求項3】 移動機交換局は、移動機への最初の着呼
    の際に当該移動機への着番号と接続した通話回線番号と
    を関連付けて記憶すると共に、スケルチ検出となった側
    の通話回線を切断・復旧後、前記記憶した情報により当
    該スケルチ検出となった移動機に対して新たに着呼処理
    を行うことを特徴とする請求項2のスケルチ検出時の通
    話回線処理方式。
  4. 【請求項4】 移動機交換局は、プッシュボタン信号の
    解析部を備え、スケルチ終話の旨の信号の送出後の相手
    側端末装置からのプッシュボタン信号による再呼の指示
    により、スケルチ検出となった移動機に対して新たに着
    呼処理を行うことを特徴とする請求項3のスケルチ検出
    時の通話回線処理方式。
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