JP2531347B2 - 携帯型移動端末機を用いる移動通信システム - Google Patents

携帯型移動端末機を用いる移動通信システム

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JP2531347B2
JP2531347B2 JP5149497A JP14949793A JP2531347B2 JP 2531347 B2 JP2531347 B2 JP 2531347B2 JP 5149497 A JP5149497 A JP 5149497A JP 14949793 A JP14949793 A JP 14949793A JP 2531347 B2 JP2531347 B2 JP 2531347B2
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広樹 田窪
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆電話網に接続され
た連続したサービスエリアを有する複数の無線基地局に
対する無線ゾーンに存在する携帯形移動端末機への呼び
出し、および着信接続を行うコードレス電話等のための
移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の移動通信システムでは、自動車電
話、携帯電話というように、その利便性等から急速に普
及している。それにより、端末の小型化、安価で低コス
ト、および低料金を求める移動通信システムの提案がな
されている。
【0003】従来の構内無線通信システム等の移動通信
システムが提供する、発信専用端末が使用可能な移動通
信システムとしては、図4に示すようなものがある。同
図において公衆端末14より発信専用端末とページャを
組合わせた携帯型移動端末機11への呼び出し、着信接
続を行う場合、最低2回線を備えた中継制御局13を呼
び出す。呼び出された中継制御局13はその回線を保留
した状態で、別の回線を用いてページャ基地局16から
携帯型移動端末機11内のページャを呼び出す。呼び出
された携帯型移動端末機は直ちに中継制御局13に対し
て発呼を行う。これにより携帯型移動端末機11と、中
継制御局13との間に回線が設定される。これにより中
継制御局13はあらかじめ保留している公衆端末14と
の回線との接続を行う。これにより携帯型移動端末機1
1は着信可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記に述べたように従
来の発信専用の携帯型移動端末への着信接続方式は既存
のページャシステムを使用して着信接続を行うため、発
呼者がダイヤルを回してからページャで呼び出しをして
通話ができるまでかなりの時間がかかる。実際に、ペー
ジャで呼び出しを行った場合、図5に示すように回線保
留時間が20秒から30秒かかる。そのため呼出中の保
留回線及び、発呼者の便宜性が問題となる。
【0005】本発明は上記問題に鑑み、呼び出し中の保
留回線をなくすことで回線利用の効率化を図ることがで
きる移動通信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信システ
ムは固定局と携帯型移動端末機とからなり、前記固定局
は、公衆電話網にそれぞれ接続された公衆端末、無線基
地局、ページャ基地局および公衆電話網を介して、これ
らの間の回線接続制御を行う中継制御局を有し、前記携
帯型移動端末機は、無線によりページングを受けると無
線で自動発呼応答をするページャ部と、ページャ部がペ
ージングを受けると呼び出し音を発生する呼出音発生部
と、ページャ部が自動発呼応答を行なった後に、無線回
線の設定を受けると、設定された無線回線を介して送受
話を可能にさせる無線送受話部とを有し、公衆電話網か
ら発呼信号を受けた前記中継制御局は、前記ページャ基
地局を介してページング呼び出しを行った後、一度全回
線を切断して前記携帯型移動端末機からの応答を受けた
後、前記無線基地局を介して発呼者と携帯型移動端末機
との接続を行う。
【0007】
【作用】公衆端末からの発呼を受けると、中継制御局は
着呼者に対しページングを行った後に、中継制御局から
発呼者までの回線およびページャ基地局までの回線を一
度全て切断する。ページングに対する応答があった後
に、中継制御局から発呼者までの回線および携帯型移動
端末機との間に通信チャネルを設定する無線基地までの
回線を接続する。したがって、発呼者の呼び出しまでの
間、回線を保留回線として占有することがない。また、
既存のページャシステム、公衆電話網の利用により、実
現が容易であり、ゾーンの極小化に関係なく着呼者に対
して一斉呼び出しを行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の移動通信システムの一実施
例を示すブロック図、図2は図1の実施例の動作を示す
シーケンス図、図3は図1の実施例の動作を示すフロー
チャートである。
【0009】携帯型移動端末機1は、無線によりページ
ングを受けると無線で自動発呼応答をするページャ部
と、ページャ部がページングを受けると呼び出し音を発
生する呼出音発生部と、ページャ部が自動発呼応答した
後、無線回線の設定を受けると、設定された無線回線を
介して送受話を可能にさせる無線送受話部とを具備す
る。
【0010】公衆端末4、無線基地局2a,2b,2
c、ページャ基地局6は公衆電話網5を介して接続さ
れ、中継制御局3がこれらの間の回線接続制御を行う。
【0011】次に図1の実施例の動作について図2、図
3を参照して説明する。
【0012】公衆端末4が公衆電話網5を介して中継局
3に接続され、中継制御局3は、発呼者番号、着呼者番
号を発呼信号として受信する(ステップS1)。中継制
御局3は、受信した発呼者番号を、着呼者番号をアドレ
スとして発呼者番号管理テーブルに格納する(ステップ
S2)。着呼者番号を翻訳してページャ基地局6を求め
る。求められたページャ基地局6より携帯型移動端末機
1をページングで呼び出す。中継制御局3はページャ基
地局6に対し携帯型移動端末機1の呼び出し要求を行っ
た後、公衆端末4とページャ基地局6までの回線を一度
切断し(ステップS3)、発呼者番号で自動応答検出タ
イマーの設定を行う。次にページャ呼び出しを受信した
携帯型移動端末1は、最寄りの無線基地局2bに対し中
継制御局の番号で自動応答を行う。中継制御局3は、タ
イマ設定による時間内に着呼者側から自動応答があった
か否か判定する(ステップS5)。自動応答があった場
合には、発呼者番号管理テーブルより発呼者番号を取り
出し(ステップS6)、発呼者と着呼者との回線設定を
行い、着呼者に呼び出し音を聞かせて呼び出す。着呼者
のオフフックにより今度は発呼者を呼び出し着信接続を
行う。また、自動応答が未検出の場合には、発呼者番号
管理テーブルより発呼者番号を取り出し(ステップS
8)、発呼者を呼び出し、着呼者不在という種のカイダ
ンスを発呼者に通知する(ステップS9)。上記の呼び
出し、また接続方法により、公衆端末4と携帯型移動端
末1との接続を行う。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の移動通信シ
ステムは、発呼者が呼び出してからページング、そして
着呼者応答までの時間をなくし、また呼び出し中の保留
回線を切断する事により回線の効率化を図ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信システムの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を示すシーケンス図であ
る。
【図3】図1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】従来の移動通信システムを示すブロック図であ
る。
【図5】図4の従来の移動通信システムの動作を説明す
るシーケンス図である。
【符号の説明】
1 携帯型移動端末機 2a,2b,2c 無線基地局 3 中継制御局 4 公衆端末 5 公衆電話網 6 ページャ基地局

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定局と携帯型移動端末機とからなる移
    動通信システムであって、 前記固定局は、公衆電話網にそれぞれ接続された公衆端
    末、無線基地局、ページャ基地局および公衆電話網を介
    して、これらの間の回線接続制御を行う中継制御局を有
    し、 前記携帯型移動端末機は、無線によりページングを受け
    ると無線で自動発呼応答をするページャ部と、ページャ
    部がページングを受けると呼び出し音を発生する呼出音
    発生部と、ページャ部が自動発呼応答を行なった後に、
    無線回線の設定を受けると、設定された無線回線を介し
    て送受話を可能にさせる無線送受話部とを有し、 公衆電話網から発呼信号を受けた前記中継制御局は、前
    記ページャ基地局を介してページング呼び出しを行った
    後、一度全回線を切断して前記携帯型移動端末機からの
    応答を受けた後、前記無線基地局を介して発呼者と携帯
    型移動端末機との接続を行う移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局は、同一サービスエリア
    を構成する複数の基地局からなる請求項1記載の移動通
    信システム。
JP5149497A 1993-06-21 1993-06-21 携帯型移動端末機を用いる移動通信システム Expired - Fee Related JP2531347B2 (ja)

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