JP2000333127A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JP2000333127A
JP2000333127A JP11136977A JP13697799A JP2000333127A JP 2000333127 A JP2000333127 A JP 2000333127A JP 11136977 A JP11136977 A JP 11136977A JP 13697799 A JP13697799 A JP 13697799A JP 2000333127 A JP2000333127 A JP 2000333127A
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Junichi Hasegawa
順一 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SDモードに比して圧縮率の高いSDLモー
ド時であっても信号処理回路の多くを共用できるように
する。 【解決手段】 13.5MHzで動作する図示せぬ信号
処理回路で処理された輝度信号は信号補間回路1に入力
され、信号補間回路1は水平方向に隣接する4画素に対
して補間生成された3画素分の画素データと1画素分の
ダミーデータとを出力する。レート変換回路2内のメモ
リには、信号補間回路1からの3画素分の画素データの
みが書き込まれ、ダミーデータは書き込まれない。レー
ト変換回路2からは高周波のシステムクロックにより、
輝度信号及び色差信号が時分割多重方式で出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異なる画素
配列を有する画像信号を複数の記録モードで記録再生可
能な記録再生装置において、その記録モードに応じた信
号を生成させることの可能な信号処理回路に関する
【0002】
【従来の技術】民生用デジタルビデオ装置の規格とし
て、DVと呼ばれる規格が提案されている。このDV規
格では、記録する映像信号の種類あるいは圧縮率に応じ
ていくつかのモードが設定されており、例えば、NTS
C放送信号相当の精細度を有する映像信号を25Mbp
sの記録レートで記録するモードはSDモードとして規
定され、このSDモードで映像信号を記録再生する記録
再生装置は既に製品化されている。
【0003】一方、DV規格ではSDモードに対して情報圧
縮率を更に高めたモードがSDLモードとして規定され
おり、SDモードに対して記録レートを下げることによ
り、同一の磁気テープを使用した場合でも、SDモード
に比して長時間の信号記録が可能となる。
【0004】ここで、SDモードとSDLモードとを比較す
ると、SDモードでは記録する輝度信号のサンプリング
レートが13.5MHzに設定されているものの、SD
Lモードでは輝度信号のサンプリングレートがSDモー
ドの3/4倍の周波数に相当する10.125MHzに
設定されている。
【0005】従って、現在入手することが比較的容易で、し
かもコスト的に有利な13.5MHzで動作するSDモ
ード用のカラーエンコーダ・デコーダ回路や電子ズーム
回路等の信号処理回路をSDLモードでも使用できるよ
うにするためには、このような13.5MHzで動作す
るSDモード用の信号処理回路で輝度信号を処理した後
にサンプリングレートを10.125MHzに変換して
記録する必要があり、また、再生時には10.125M
Hzで記録される輝度信号を13.5MHzに変換する
必要がある。
【0006】図10は、サンプリングレートfmでサンプリ
ングされた輝度信号をサンプリングレートfn(但し、
fm:fn=M:Nであり、M及びNは共に整数)の輝
度信号に変換する従来のサンプリングレート変換方法を
説明するための図である。なお、同図では、M=4、N
=3の場合を示している。ここで、同図(a)はサンプ
リングレートfmの輝度信号を示しており、この輝度信
号がN倍のサンプリングレートにアップサンプリングさ
れた後に、1/M倍のサンプリングレートにダウンサン
プリングされる。
【0007】即ち、同図(b)に示す如く、入力輝度信号の
データ1周期内に、N−1個の零値が挿入され、その後
同図(c)に示す如く、ローパスフィルタ(LPF)で
イメージング成分除去とデータ補間を行ったうえで、同
図(d)のようなサンプリングレートfnの輝度信号に
リサンプリングされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
なサンプリングレート変換方法では、入力輝度信号のサ
ンプリングレートfmに同期したfm×Nの周波数のク
ロック、そして変換後のサンプリングレートfnの周波
数のクロックが必要であり、これらのクロックを生成す
るための発振回路を設ける必要があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明に係る信号処理回路は、fmのサンプリン
グレートを有する第1の輝度信号をfn(但し、fm:
fn=M:Nであり、M及びNは共に整数且つN<M)
のサンプリングレートを有する第2の輝度信号として色
差信号と共に記録可能な信号記録装置における信号処理
回路であり、前記第1の輝度信号が入力され、前記第1
の輝度信号におけるM画素に対してN画素の割合でN画
素分の画素データを補間生成すると共にM−N画素分の
ダミーデータを出力する信号補間手段と、前記信号補間
手段の出力する前記N画素分の画素データ及び前記色差
信号の画素データが書き込まれる一方、前記ダミーデー
タは書き込まれないよう制御され、前記fmに比して大
なる周波数クロックで前記N画素分の画素データ及び前
記色差信号の画素データが時分割多重方式で読み出され
るレート変換手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0010】また、本発明に係る信号処理回路は、前記色差
信号と共に記録媒体に記録される前記第2の輝度信号を
前記第1の輝度信号として再生可能な信号再生装置にお
ける信号処理回路であり、前記fmに比して大なる周波
数クロックで前記N画素分の画素データ及び前記色差信
号の画素データが書き込まれ、読み出し時には読み出し
クロックにおけるMクロック毎にM−N回読み出しアド
レスをホールドして前記N画素分の画素データをMクロ
ックで読み出すレート変換手段と、前記レート変換手段
の出力するN画素に対してM画素の割合でM画素分の画
素データを補間生成する信号補間手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る信号処理回
路を適用した記録再生装置の信号記録系を説明するため
の図であり、ここで示す記録再生装置は少なくともSD
Lモードで入力信号を記録再生できるDV規格に基づく
記録再生装置であるものとして説明する。また、本発明
に係る信号処理回路を適用した記録再生装置では、図示
しない電子ズーム回路等から入力される13.5MHz
の輝度信号を一旦10.125Hzの輝度信号に変換す
ることなくSDLモード記録を行い、また再生時には、
10.125MHzのクロックを用いることなくSDL
モード再生を可能としている。
【0012】同図において、1は13.5MHzのサンプリ
ングレートを有する輝度信号が入力され、必要に応じて
輝度データを補間生成して出力する信号補間回路、2は
信号補間回路1を介した輝度信号及び入力色差信号をそ
の内部のメモリに一旦蓄えた後に、システムクロックの
タイミングで高速読み出しするレート変換回路、3は1
画面内に分散する複数のマクロブロックを集める処理を
行うシャフリング回路、4はシャフリング回路3にて集
められた複数のマクロブロック単位でのデータ量が所定
値を越えないように圧縮処理を施す圧縮回路、5は圧縮
処理を終えた信号に誤り訂正符号を付して出力する誤り
訂正符号化回路である。
【0013】また、6はシャフリング回路3でのシャフリン
グ処理、圧縮回路4での圧縮処理、誤り訂正符号化回路
5での誤り訂正符号付加時に一時的に信号を蓄える画像
メモリ、7はシャフリング回路3、圧縮回路4、誤り訂
正符号化回路5、画像メモリ6に対して夫々タイミング
信号を出力するタイミング制御回路である。なお、ここ
で信号補間回路1は13.5MHzのクロックで動作す
るよう設計され、それ以降の回路はシステムクロックで
動作するよう設計されている。
【0014】次に、SDモード及びSDLモード時における
輝度信号及び色差信号の画素配列を図2を用いて説明す
る。ここで、同図(a)はSDモード時の画素配列、同
図(b)はSDLモード時の画素配列を示しており、S
Dモード時には色差信号のサンプリングレート(3.3
75MHz)が輝度信号のサンプリングレート(13.
5MHz)の1/4倍となり、また各ライン毎に色差信
号Cr及びCbがサンプリングされるいわゆる4:1:
1の信号となっている(NTSC放送信号の場合)。
【0015】これに対し、SDLモード時には、色差信号の
サンプリングレート(3.375MHz)が輝度信号の
サンプリングレート(10.125MHz)の1/3倍
となり、また1ライン毎に色差信号Cr又はCbの何れ
か一方が間引かれたいわゆる3:1:0の信号となって
いる。
【0016】即ち、SDモードで記録するためにサンプリン
グ処理された13.5MHzの輝度信号及び3.375
MHzの色差信号をSDLモードで記録させる場合に
は、色差信号に関しては、1ライン毎に色差信号Cr又
はCbの何れか一方を間引けば良いものの、輝度信号に
関しては水平方向に隣接する4つの画素データから3つ
の画素データを新たに生成し、且つ、そのサンプリング
レートを変換する必要がある。
【0017】ここで、図1に示す記録再生装置は、入力信号
をSDモードで記録することもSDLモードで記録する
ことも可能であるが、輝度信号に関しては何れのモード
で記録する際にも、図2(a)に示す輝度信号が信号補
間回路1に入力され、色差信号に関しては、SDモード
時には図2(a)に示す色差信号、SDLモード時には
図2(b)に示す色差信号がレート変換回路2に入力さ
れる。
【0018】次に、信号補間回路1の内部構成を図3に示
す。信号補間回路1の内部には複数の係数回路1a乃至
1c、0値出力回路1d、切替器(SW)1eが設けら
れており、入力される13.5MHzの輝度信号をSD
モードで記録する際には、切替器1eが入力輝度信号を
そのまま出力する一方、SDLモードで記録する際に
は、係数回路1a、1b、1c及び0値出力回路1dの
夫々から出力されるデータを1画素データ毎に順に切替
えて出力するよう切替信号による切替え制御が行われ
る。
【0019】なお、係数回路1a乃至1cは水平方向に隣接
する複数の画素データを所定の割合で混ぜ合わせて出力
するようその係数が夫々設定されており、このようなフ
ィルタリング処理により画素データが補間生成される。
また、図4は13.5MHzの輝度信号から10.12
5MHzの輝度信号を得る方法を説明するための図であ
り、同図に示すy1は係数回路1aから出力された画素
データ、y2は係数回路1bから出力された画素デー
タ、y3は係数回路1cから出力された画素データとな
っている。また、0は0値出力回路1dから出力された
画素データであり、このように信号補間回路1からは1
3.5MHzのクロックタイミングでy1、y2、y
3、0の画素データが順に出力される。
【0020】そして、このようにして信号補間回路1から出
力される輝度信号の画素データは、レート変換回路2に
入力される。図5は、レート変換回路2の内部構成を示
す図であり、同図に示す如くレート変換回路2には複数
のメモリ2a及び2b、切替器(SW)2cが設けられ
ている。
【0021】ここで、メモリ2a及び2bには、夫々信号補
間回路1からの輝度信号の画素データが入力されると共
に、色差信号の画素データも入力され、13.5MHz
の書込クロックのタイミングで輝度信号の画素データが
書き込まれると共に3.375MHzの書込クロックの
タイミングで色差信号が書き込まれる一方、システムク
ロックである読出クロックのタイミングで輝度信号の画
素データと共に色差信号の画素データが読み出される。
【0022】なお、同図に示すレート変換回路2は、メモリ
2a及び2bの2つのメモリを設けて、メモリ2a及び
2bに交互に入力データを書き込み、書き込みの行われ
ていないメモリからは読み出し動作が行えるよう構成し
た例を示しているが、更に多くの数のメモリを設けても
構わない。
【0023】図6は、メモリ2a又は2bへの輝度信号の画
素データの書き込み動作を説明するための図であり、同
図(a)は信号補間回路1から出力された輝度信号の画
素データを示しており、13.5MHzの書込クロック
により先頭の画素データから順にデータが書き込まれ
る。
【0024】ここで、同図(b)はSDLモード時にレート
変換回路2に入力されるメモリへの書き込み禁止を示す
制御信号、また同図(c)はメモリにデータを書き込む
際の書き込みアドレスを示しており、図示の如く、y
1、y2、y3に続く0の画素データが入力される際に
は、書き込み禁止を示す制御信号がHとなり、書き込み
アドレスも更新されないため、メモリ内には、y1、y
2、y3の画素データのみが書き込まれることになる。
【0025】そして、輝度信号の画素データ及び色差信号の
画素データが所定量メモリ内に書き込まれると、書込ク
ロックと比して充分高い周波数である読出クロックによ
り輝度信号の画素データと色差信号の画素データとが時
分割多重方式で読み出され、切替器2cは読み出しの行
われているメモリからの画素データを切替信号に基づき
選択して、これをシャフリング回路3に出力する。
【0026】なお、SDモード時には図2(a)に示す如く
輝度信号及び色差信号がレート変換回路2にそのまま入
力されるため、書き込み禁止を示す制御信号は常にLと
なり、また書き込みアドレスも入力画素データ毎に更新
されるため、入力される全ての画素データが全てメモリ
内に書き込まれ、読出クロックのタイミングで読み出さ
れることになる。
【0027】以上のような動作にて、輝度信号及び色差信号
の画素データが高速の読出クロックで読み出されると、
シャフリング回路3は1画面内に分散する複数のマクロ
ブロックによりビデオセグメントを形成し、圧縮回路4
ではビデオセグメント毎の圧縮後のデータ量が所定値を
越えないように圧縮処理が施される。また、誤り訂正回
路5では、圧縮処理を終えた信号に対して内符号及び外
符号よりなる誤り訂正符号を付した後に記録媒体に信号
が記録される。
【0028】このように、本発明に係る信号処理回路では、
信号補間回路1で水平方向に隣接する複数の画素データ
から補間画素データを生成すると共にダミーデータを生
成し、レート変換回路2ではダミーデータを除く画素デ
ータのみを13.5MHzのクロックで書き込むと共
に、SDモードでの読出クロックと同一のクロックでメ
モリから信号を読み出すようにしたため、輝度信号の画
素データのサンプリングレートを一旦10.125MH
zに変換する必要がなく、従って、13.5MHzのク
ロックの3倍の周波数である40.5MHzのアップサ
ンプリング用のクロックやSDLモード時の輝度信号の
サンプリングクロックである10.125MHzのクロ
ックを用いることなく、SDLモードでの信号記録が可
能となる。
【0029】また、レート変換回路2はSDモード用のレー
ト変換回路に対して、書き込み禁止の制御機能を持たせ
ただけのものであり、最小限の設計変更によりSDLモ
ードに対応したレート変換回路を得ることができる。
【0030】次に、本発明に係る信号処理回路を適用した記
録再生装置の信号再生系を説明する。SDLモードで記
録媒体に記録された画像信号を再生する際には、図1に
示した信号記録系の逆の処理である誤り訂正符号に基づ
く誤り訂正処理、圧縮処理された信号の伸張処理が行わ
れ、その後伸張処理を終えた輝度信号及び色差信号の画
素データが図示しないレート変換回路内のメモリに書き
込まれ、更に13.5MHzの読出クロックのタイミン
グで輝度信号の画素データが読み出される。
【0031】図7は、再生系のレート変換回路における輝度
信号の画素データの読み出し動作を説明するための図で
あり、同図(a)はその読み出しアドレス、同図(b)
は読み出された画素データを示している。即ち、SDL
モード時には、13.5MHzの読出クロックのタイミ
ングで輝度信号の画素データを読み出すものの、3クロ
ックにつき1回は読み出しアドレスを更新せずホールド
するため、1/3.375MHzの周期で実質的には3
画素分の画素データが読み出されることになる。
【0032】そして、このようにして読み出された輝度信号
の画素データは、図8に示す信号補間回路11に入力さ
れる。信号補間回路11の内部には、図示の如く、係数
回路11a乃至11d、切替器(SW)11eが設けら
れており、SDモードでの再生時には、切替器11eが
再生輝度信号をそのまま出力する一方、SDLモードで
の再生時には、係数回路11a乃至11dの夫々から出
力されるデータを1画素データ毎に順に切替えて出力す
るよう切替信号による切替え制御が行われる。
【0033】なお、係数回路11a乃至11dは水平方向に
隣接する複数の画素データを所定の割合で混ぜ合わせて
出力するようその係数が夫々設定されており、夫々の係
数に基づくフィルタリング処理が施される。また、係数
回路11a乃至11dには、ホールド信号が供給されて
おり、図7で示した読み出しアドレスが更新されなかっ
た期間では、各係数回路内の画素データがホールドされ
るため、水平方向に隣接する実質3画素分の画素データ
に対して4画素の割合で画素データを生成補間すること
が可能となる。
【0034】また、図9は信号補間回路11での動作を説明
するための図であり、同図に示すY1は係数回路11a
から出力された画素データ、Y2は係数回路11bから
出力された画素データ、Y3は係数回路11cから出力
された画素データ、Y4は係数回路11dから出力され
た画素データとなっている。そして、図示の如く、信号
補間回路11からは、13.5MHzのクロックタイミ
ングでY1、Y2、Y3、Y4の画素データが順に出力
される。
【0035】このように、本発明に係る信号処理回路では、
図示しないレート変換回路で読み出しアドレスを制御す
ると共に、信号補間回路11において水平方向に隣接す
る複数の画素データから補間画素データを生成して出力
するため、輝度信号を一旦10.125MHzのサンプ
リングレートに変換する必要がなく、従って40.5M
Hzのアップサンプリング用のクロックや10.125
MHzのクロックを用いることなく、SDLモードでの
信号再生が可能となる。
【0036】また、本発明に係る信号処理回路では、SDL
モードでの信号記録時には、レート変換回路2内のメモ
リにおける書き込み禁止制御、また信号再生時には、図
示しないレート変換回路内のメモリからの読み出しアド
レスの設定により10.125MHzの輝度信号の記録
再生を行っているため、サンプリングレート変換のため
の新たなバッファメモリを設ける必要がない。
【0037】また、SDLモードでの再生時に信号補間回路
11から出力される輝度信号のサンプリングレートは、
13.5MHzとなっているため、その出力信号をSD
モードで使用しているディジタル信号処理回路及びD/
A変換回路等にそのまま入力し、動作させることができ
ることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る信号処理回路によれば、f
mのサンプリングレートを有する第1の輝度信号をfn
(但し、fm:fn=M:Nであり、M及びNは共に整
数且つN<M)のサンプリングレートを有する第2の輝
度信号として記録する際に、一旦fnのサンプリングク
ロックに変換することなく第1の輝度信号を記録し、f
nのサンプリングレートで記録される第2の輝度信号を
fmのサンプリングレートを有する第1の輝度信号とし
て出力する際に、一旦fnのサンプリングクロックに変
換することなく第1の記録信号として出力するため、f
mのN倍の周波数クロック及びfnの周波数クロックを
生成するための発振回路を設ける必要がないという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号処理回路を適用した記録再生
装置の信号処理系を説明するための図である。
【図2】SDモード及びSDLモード時における輝度信
号及び色差信号の画素配列を示す図である。
【図3】信号補間回路1の内部構成を示す図である。
【図4】13.5MHzの輝度信号から10.125M
Hzの輝度信号を得る方法を説明するための図である。
【図5】レート変換回路2の内部構成を示す図である。
【図6】輝度信号のメモリへの書き込み動作を説明する
ための図である。
【図7】再生系のレート変換回路における輝度信号の画
素データの読み出し動作を説明するための図である。
【図8】信号補間回路11の内部構成を示す図である。
【図9】信号補間回路11での動作を説明するための図
である。
【図10】従来のサンプリングレート変換方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1、11…信号補間回路 1a乃至1c、11a乃至11d…係数回路 1d…0値出力回路 1e、11e、2c…切替器 2…レート変換回路 2a、2b…メモリ 3…シャフリング回路 4…圧縮回路 5…誤り訂正符号化回路 6…画像メモリ 7…タイミング制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 11/04 Fターム(参考) 5C053 FA22 GA11 GA20 GB21 HA33 HA40 KA03 5C055 AA01 BA05 CA01 CA03 CA04 EA02 EA04 FA13 FA19 GA09 HA31 5C057 AA07 AA11 BA01 DA03 DC01 EA02 EE01 EH01 EJ01 EL01 EN04 GG04 5C066 AA06 BA01 BA17 CA21 DA08 DD06 GA02 GA05 GA31 HA03 HA04 JA01 5D044 AB07 BC01 CC01 CC04 DE15 GK08 GK10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】fmのサンプリングレートを有する第1の
    輝度信号をfn(但し、fm:fn=M:Nであり、M
    及びNは共に整数且つN<M)のサンプリングレートを
    有する第2の輝度信号として色差信号と共に記録可能な
    信号記録装置における信号処理回路であり、 前記第1の輝度信号が入力され、前記第1の輝度信号に
    おけるM画素に対してN画素の割合でN画素分の画素デ
    ータを補間生成すると共にM−N画素分のダミーデータ
    を出力する信号補間手段と、 前記信号補間手段の出力する前記N画素分の画素データ
    及び前記色差信号の画素データが書き込まれる一方、前
    記ダミーデータは書き込まれないよう制御され、前記f
    mに比して大なる周波数クロックで前記N画素分の画素
    データ及び前記色差信号の画素データが時分割多重方式
    で読み出されるレート変換手段とを備えたことを特徴と
    する信号処理回路。
  2. 【請求項2】前記色差信号と共に記録媒体に記録される
    前記第2の輝度信号を前記第1の輝度信号として再生可
    能な信号再生装置における信号処理回路であり、 前記fmに比して大なる周波数クロックで前記N画素分
    の画素データ及び前記色差信号の画素データが書き込ま
    れ、読み出し時には読み出しクロックにおけるMクロッ
    ク毎にM−N回読み出しアドレスをホールドして前記N
    画素分の画素データをMクロックで読み出すレート変換
    手段と、 前記レート変換手段の出力するN画素に対してM画素の
    割合でM画素分の画素データを補間生成する信号補間手
    段とを備えたことを特徴とする信号処理回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6724430B2 (en) 2000-03-29 2004-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sampling frequency converter, sampling frequency conversion method, video signal processor, and video signal processing method

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US6724430B2 (en) 2000-03-29 2004-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sampling frequency converter, sampling frequency conversion method, video signal processor, and video signal processing method

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