JP3666959B2 - ディジタル画像データ記録装置および方法ならびにディジタル画像データ再生装置および方法 - Google Patents

ディジタル画像データ記録装置および方法ならびにディジタル画像データ再生装置および方法 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
この発明は,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮し,記録媒体に記録するディジタル画像データ記録装置および方法,ならびにそのように記録された記録媒体から圧縮画像データを再生する装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
ディジタル・ビデオ・カセット・テープ・レコーダ(DVCR)は,CCDのような固体電子撮像素子を用いて被写体を撮像し,撮像により得られた被写体像を表わす映像信号をディジタル画像データに変換して磁気テープに記録するものである。
【0003】
ディジタル・ビデオ・カセット・テープ・レコーダの撮像部に用いられるCCDは水平方向720 画素×垂直方向480 画素=約35万画素のものが一般的である。ディジタル・ビデオ・カセット・テープ・レコーダにおいては2フィールドで1フレームを構成しフレーム画像を記録するフレーム記録と,1フィールドごとのフィールド画像を記録するフィールド記録とが可能である。フレーム記録の場合は所定のシャッタ速度で1/30秒の周期で連続的に撮影が行なわれ,フィールド記録の場合は所定のシャッタ速度で1/60秒の周期で連続的に撮影が行なわれる。フレーム記録およびフィールド記録のいずれにおいても1フレーム分の画像データは1/30秒の時間をかけて,かつ10トラックの記録領域を用いて磁気テープに記録される。
【0004】
このようにディジタル・ビデオ・カセット・テープ・レコーダにおいては,35万画素のCCDを用いて被写体を撮影して得られるディジタル画像データのうち1フレーム分の画像データを1/30秒かけて10トラックに記録するのが一般的であり,この記録方式が業界における標準的な規格となっている(たとえば,NIKKEI ELECTRONICS BOOKS「データ圧縮とディジタル変調」第137 頁〜第152 頁,日経BP社,1993年を参照)。
【0005】
画像データのデータ量は膨大であることから,画像データをビデオ・テープに記録するディジタル・ビデオ・カセット・テープ・レコーダにおいては,画像データのデータ圧縮処理を施している。このデータ圧縮処理はたとえば次のようにして行なわれる(シャフリング)。
【0006】
まず1画面分の画像が8画素×8画素のDCT(Discrete Cosine Transform) ブロックに分割される。このDCTブロックのうち4つの輝度ブロックならびにR−YおよびB−Yの2つの色差ブロックから1つのマクロ・ブロックが構成される。1画面分の画像すべてについてマクロ・ブロックが構成されると,画像の一部の部分からのみ偏らないように5つのマクロ・ブロックが抽出される。この5つのマクロ・ブロックの画像データのデータ量が,あらかじめ定められたデータ量となるようにデータ圧縮が施される。1画面分の画像すべてについてマクロ・ブロックの抽出およびデータ圧縮処理が施される。
【0007】
5つのマクロ・ブロックの画像部分が高精細である場合にはデータ圧縮後の画像データ量は多くなるので高周波成分の画像データが切り捨てられることになる。このため高精細画像の記録および再生時にDCTノイズ(ブロック・ノイズ,モスキート・ノイズ)が現われ,画像が見づらくなる。
【0008】
【発明の開示】
この発明は,従来からの画像データの圧縮手法に従ってデータ圧縮ができ,かつ奇麗な画像の再生を可能とすることを目的とする。
【0009】
第1の発明によるディジタル画像データ記録方法は,水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮し,データ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録するディジタル画像データ記録装置において,上記単位画像データまたは上記単位画像の画素数のn倍の画素数をもつ精細画像を表わす精細画像データが与えられたときに,上記単位画像データによって表わされる単位画像または上記精細画像データによって表わされる精細画像の拡大画像を表わす拡大画像データを生成し,生成された上記拡大画像データを,それぞれが上記単位画像データのデータ量となるように,複数個の画像データに分け,複数個に分けられた画像データを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行ない,データ圧縮された複数個の画像データを,上記記録媒体の複数個の上記単位画像データ記録領域に記録することを特徴とする。
【0010】
好ましくは,請求項1に記載のディジタル画像データ記録方法によって上記記録媒体に記録された複数個の圧縮画像データを上記記録媒体から読取り,読取られた上記複数個の画像データをそれぞれデータ伸長し,データ伸長された上記複数個の画像データから上記拡大画像を表わす拡大画像データを形成し,形成された上記拡大画像データから,上記単位画像データまたは上記精細画像データを復元する。
【0011】
第1の発明は,ディジタル画像データ記録方法に適した装置も提供している。すなわち,水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮するデータ圧縮手段,およびデータ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録する記録制御手段を備えたディジタル画像データ記録装置において,上記単位画像データまたは上記単位画像の画素数のn倍の画素数をもつ精細画像を表わす精細画像データを入力し,上記単位画像データによって表わされる単位画像または上記精細画像データによって表わされる精細画像の拡大画像を表わす拡大画像データを生成する拡大画像データ生成手段,上記拡大画像データ生成手段により生成された上記拡大画像データを,それぞれが上記単位画像データのデータ量となるように,複数個の画像データに分ける画像データ分割手段,上記画像データ分割手段により複数個に分けられた画像データを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行なうように上記データ圧縮手段を制御する手段,ならびに上記データ圧縮制御手段による制御のもと上記データ圧縮手段によりデータ圧縮された複数個の画像データを,上記記録媒体の複数個の上記単位画像データ記録領域に記録するように上記記録制御手段を制御する手段を備えていることを特徴とする。
【0012】
この場合も好ましくは,上記記録媒体に記録された複数個の圧縮画像データを上記記録媒体から読取る読取手段,上記読取手段により読取られた上記複数個の画像データをそれぞれデータ伸長するデータ伸長手段,上記データ伸長手段によりデータ伸長された上記複数個の画像データから上記拡大画像を表わす拡大画像データを形成する拡大画像データ形成手段,ならびに上記拡大画像データ形成手段により形成された上記拡大画像データから,上記単位画像データまたは上記精細画像データを復元する画像データ復元手段を備える。
【0013】
第1の発明によると,上記単位画像または上記精細画像の拡大画像を表わす上記拡大画像データが生成される。上記拡大画像は上記単位画像または上記精細画像を構成する各画素を,行方向および列方向に繰返すことにより生成することができる。上記拡大画像は上記単位画像または上記精細画像に比べて拡大されている。このため上記単位画像または上記精細画像に含まれる高周波成分に比べて,上記拡大画像に含まれる高周波成分は少ない。高周波成分が少ないので圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮しても,高周波成分の画像データの切捨てを防止できる。したがって再生画像にブロック・ノイズ,モスキート・ノイズなどのノイズが発生することを防止でき,再生画像の破綻を未然に防ぐことができる。
【0014】
また上記拡大画像データは上記単位画像データのデータ量となるように複数個の画像データに分けられるから,従来の記録の規格に合致したものとなる。
【0015】
第2の発明によるディジタル画像データ記録方法は,水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮し,データ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録するディジタル画像データ記録装置において,与えられる単位画像データを,単位画像の行方向および列方向の少なくともいずれか一方向にn画素おきに,読出す画素を変えながらn回にわたって読出しn個の読出し画像データを生成し,n個の読出し画像データのそれぞれに補間処理を施すことにより,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データをn個作成し,作成されたn個の記録画像データのそれぞれを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行ない,上記データ圧縮されたn個の記録画像データを,上記記録媒体のn個の上記単位画像データ記録領域に記録することを特徴とする。
【0016】
第2の発明は上記記録方法に適した装置も提供している。すなわち,水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮するデータ圧縮手段,およびデータ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録する記録制御手段を備えたディジタル画像データ記録装置において,与えられる単位画像データを,単位画像の行方向および列方向の少なくともいずれか一方向にn画素おきに,読出す画素を変えながらn回にわたって読出しn個の読出し画像データを生成する読出し画像データ生成手段,上記読出し画像データ生成手段により生成されたn個の読出し画像データのそれぞれに補間処理を施すことにより,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データをn個作成する補間手段,上記補間手段により作成されたn個の記録画像データのそれぞれを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行なうように上記データ圧縮手段を制御する手段,ならびに上記データ圧縮制御手段による制御のもと上記データ圧縮手段により上記データ圧縮されたn個の記録画像データを,上記記録媒体のn個の上記単位画像データ記録領域に記録するように上記記録制御手段を制御する手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
第2の発明においては,与えられる単位画像データからn個の上記読出し画像データを一旦生成している。生成されたn個の上記読出し画像データによって表わされる画像について画素補間が行なわれ,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データをn個生成している。生成された記録画像データによって表わされる記録画像は画素補間が行なわれているので隣接画素の相関が高い。したがってこの記録画像に含まれる高周波成分も少なくなる。圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとに圧縮しても,高周波成分の切捨てを防止できる。
【0018】
第2の発明においても,上記記録画像データは上記単位画像データのデータ量とされているから,従来の記録の規格に合致したものとなる。
【0019】
このように記録された場合再生時には,上記記録媒体に記録されたn個の圧縮記録画像データを上記記録媒体から読取り,読取られた上記n個の記録画像データをそれぞれデータ伸長し,データ伸長された上記n個の記録画像データから上記単位画像データを復元する。
【0020】
記録媒体に記録された画像データは高周波成分の切捨てが防止されているので,再生画像にブロック・ノイズ,モスキート・ノイズなどのノイズが発生することを防止できる。
【0021】
上記第2の発明は,行方向および列方向に上記単位画像の画素数のn倍の画素数をもち,上記単位画像データの画像データ量のn×n倍のデータ量の画像データを生成する固体電子撮像素子を用いて被写体を撮像した場合にも適用できる。この場合には被写体の撮像によって固体電子撮像素子から得られる精細画像データは,画像メモリに一旦記憶し,上記画像メモリから画像データを,精細画像の行方向および列方向にそれぞれn画素おきにn×n回にわたって読出し,n×n個分の分割画像データを形成し,形成したn×n個分の分割画像データについて,上記読出し画像データ形成処理,上記記録画像データ生成処理,上記データ圧縮処理および上記記録制御処理を行なう。
【0022】
n×n個分の分割画像データを,上記読出し画像データ生成処理,上記記録画像データ生成処理,上記データ圧縮処理および上記記録制御処理を行なって記録媒体に記録すると,多くの単位画像データ記録領域を使用することとなる。このため上記n×n個分の分割画像データのうち所望の分割画像データを除去し,上記n×n個分の分割画像データのうち上記除去された画像データ以外の分割画像データについて,上記読出し画像データ生成処理,上記記録画像データ形成処理,上記データ圧縮処理および上記記録制御処理を行なうようにしてもよい。
【0023】
これにより比較的少ない単位画像データ記録領域を使用して記録が可能となる。
【0024】
この場合には次のようにして再生する。
【0025】
上記記録媒体に記録されたn×n個分の分割画像データのうち除去された分割画像データ以外の圧縮分割画像データを上記記録媒体から読取り,読取られた分割画像データをそれぞれデータ伸長し,データ伸長された画像データから上記除去された分割画像データを補間し,上記精細画像データを復元する。
【0026】
【実施例の説明】
ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの構成および動作の説明に先だち,ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダによる磁気テープへの記録方式に関する既存の標準的な業界規格について説明しておく。
【0027】
磁気テープの記録フォーマットが図8(A) および(B) に示されている。図8(A) は磁気テープ8のトラックTrを示すもので,磁気テープ8の長手方向に対して斜め方向に一定の角度で多数のトラックTrが形成される。これらの多数のトラックTrのうち連続する10個のトラックを用いて1フレーム分のディジタル画像データが記録される。
【0028】
図8(B) にトラック・フォーマットが示されている。1つのトラックTrには,サブコード記録領域,ビデオ記録領域,補助記録領域,オーディオ記録領域およびトラック情報記録領域が含まれている。サブコード記録領域には高速検索のためのタイムコードや絶対トラック番号などの情報が記録される。ビデオ記録領域には被写体像を表わすディジタル画像データが記録される。オーディオ記録領域には音を表わすデータが記録される。トラック情報記録領域には磁気ヘッドがトラックTrの中心をトレースするための,トラックTrの基準となる情報が記録される。補助記録領域は飛び飛びに設けられ,この補助記録領域には付加情報が記録される。各領域の間に設けられるギャップは図示が省略されている。
【0029】
ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの撮像部に用いられるCCDは一般的には(従来)水平CCD転送クロック周波数13.5MHzである,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の約35万画素の画素数をもつものが用いられる。このようなCCDを用いて得られた1フレーム分のディジタル画像データが,磁気テープ8の10トラックに記録される。これが既存の規格である。
【0030】
図1はディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの電気的構成を示すブロック図である。
【0031】
図1に示すディジタル・ビデオ・テープ・レコーダは,磁気テープ8へのディジタル画像データの記録および磁気テープ8に記録されたディジタル画像データの再生が可能である。さらに図1に示すディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては動画記録および再生に加えて静止画記録および再生が可能である。
【0032】
図1に示すディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては既存の規格のCCDである,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の約35万画素のCCDを用いて被写体を撮像し,被写体像を表わす画像データを磁気テープ8に記録することができることに加えて,水平方向および垂直方向ともに既存の規格のCCDの画素数の2倍である,水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素のCCDを用いて被写体を撮像し高精細の被写体像を表わす画像データを磁気テープ8に記録することができる。
【0033】
図2に水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素のCCDの一部が示されている。
【0034】
まず,水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素のCCDを用いて被写体の動画記録を行なう場合について説明する。
【0035】
ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダには,動画記録モードを設定する設定スイッチ61および静止画記録モードを設定する設定スイッチ62が含まれている。設定スイッチ61および62の設定を表わす信号は静止画切換コントローラ60に与えられる。
【0036】
設定スイッチ61が設定されることにより動画記録モードとなる。動画記録モードとなると1/30秒周期で,CCD11により被写体が撮影される。被写体像を表わす映像信号がCCD11から出力され,DSP(Disital Signal Processor)12に含まれる信号処理回路13に与えられる。
【0037】
信号処理回路13には,アナログ/ディジタル変換回路,ガンマ補正回路,ホワイト・バランス調整回路などが含まれており,信号処理回路13に入力する映像信号のディジタル変換処理,ガンマ補正処理,ホワイト・バランス調整処理などが行なわれる。信号処理回路13にはさらに,自動露出調整回路,自動合焦回路,自動絞り調整回路などが含まれており,入力する映像信号にもとづいて自動露出調整,自動合焦処理,自動絞り調整などが行なわれる。
【0038】
信号処理回路13から出力される画像データはメモリ・コントローラ14により制御される画像メモリ16に与えられる。画像メモリ16は水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素の画像データを記憶できる容量を有している。
【0039】
動画記録モードが設定されているときには切換スイッチ17および18はそれぞれa端子側が接続される。また記録モードでは切換スイッチ41はa端子側が接続される。
【0040】
ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては,水平方向720 画素,垂直方向480 画素の約35万画素の画素数をもつCCDを用いて撮影して得られた1フレーム分のディジタル画像データが磁気テープ8の10トラックに記録されるように規格が定められているから,画像メモリ16に記憶されている水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素の画像データは既存の規格では磁気テープ8に記録することはできない。このため動画記録モードにおいては画像メモリ16に記憶されている約140 万画素の画像データは水平方向および垂直方向ともに画素数が半分となるように間引かれて読出される。動画記録モードにおいては約35万画素の画像データ量をもつ画像データが画像メモリ16から読出される。
【0041】
画像メモリ16から読出された画像データは切換スイッチ17および18を介してシャフリングおよびデシャフリング回路31に与えられる。また画像メモリ16から読出された画像データは切換スイッチ41を介してディジタル/アナログ変換回路42に与えられる。ディジタル/アナログ変換回路42においてディジタル画像データがアナログ映像信号に変換される。映像信号はモニタ表示装置43に与えられ,被写体像が表示される。これにより撮影している被写体が確認される。
【0042】
ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては,1画面分を8画素×8画素のDCT(Discrete Cosine Transform )ブロックに分割し,輝度についての4つのDCTブロックとR−YおよびB−Yの色差についての2つのDCTブロックとから1つのマクロ・ブロックを構成し,さらに27個のマクロ・ブロックから1つのスーパー・ブロックを構成し,異なるスーパー・ブロックの中から5つのマクロ・ブロックを抽出し,抽出された5つのマクロ・ブロックを表わす画像データのデータ量があらかじめ定められたデータ量となるように画像データをデータ圧縮している。DCTブロックの構成,マクロ・ブロックの構成,スーパーブロックの構成およびグループの抽出処理を行なう回路がシャフリングおよびデシャフリング回路31である。
【0043】
いずれにしてもディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては,図3に示すように8画素×8画素のDCTブロックを基準としてDCT処理が行なわれる。
【0044】
シャフリングおよびデシャフリング回路31から出力される画像データは画像メモリ32に与えられる。一画像分の画像データが画像メモリ32に記憶される。
【0045】
画像メモリ32に記憶された画像データは読出され圧縮伸長回路33に与えられる。圧縮伸長回路33において画像データのデータ量があらかじめ定められたデータ量となるようにデータ圧縮が施される(固定長圧縮)。このようにディジタル・ビデオ・テープ・レコーダにおいては固定長圧縮処理が行なわれているから,精細な画像を表わす画像データのように高周波成分の画像データを多く含むと,その高周波成分の画像データは切捨てられてしまうことがある。高周波成分の画像データが切捨てられると再生画像にDCTブロック・ノイズまたはモスキート・ノイズと呼ばれるノイズが発生し,再生画像は見づらいものとなることがある。
【0046】
圧縮画像データはエラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34を通過して画像メモリ35に与えられ一旦記憶される。圧縮画像データは画像メモリ35から読出され,エラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34に与えられ,エラー訂正符号が付加される。
【0047】
エラー訂正符号が付加された画像データは変調復調回路36に与えられ変調される。変調画像データは記録再生増幅回路37において増幅され磁気ヘッド38に与えられる。磁気ヘッド38により,磁気テープ8のビデオ記録領域A2 に変調画像データが記録される。
【0048】
次に設定スイッチ62により静止画記録モードが設定された場合の処理について説明する。
【0049】
静止画記録モードが設定されると,静止画切換コントローラ60により切換スイッチ17および18はそれぞれb端子側が接続される。
【0050】
CCD11から出力される映像信号は信号処理回路13に与えられ,水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素の画像データとして画像メモリ16に与えられる。静止画記録モードにおいては動画記録モードと異なり,画像データの間引き処理を行なうことなく画像メモリ16から画像データが読出され静止画記録処理回路20に与えられる。
【0051】
静止画記録処理回路20には画像メモリ21およびDSP(Disital Signal Processar)22が含まれている。静止画記録処理回路20に入力した画像データは画像メモリ21に与えられ一旦記憶される。
【0052】
画像メモリ21に記憶されている,水平方向1440画素,垂直方向960 画素の約140 万画素の画像データは,画像メモリ21中において,4種類の画像データに分けられる。図2を参照して第1番目の画像データは,奇数行の画素であって,かつ奇数列の画素(図2において符号Aで示されている画素)を表わす画像データである(図4(A) 参照)。第2番目の画像データは奇数行の画素であって,かつ偶数列の画素(図2において符号Bで示されている画素)を表わす画像データである(図4(B) 参照)。第3番目の画像データは偶数行の画素であって,かつ偶数列の画素(図2において符号Cで示されている画素)を表わす画像データである(図4(C) 参照)。第4番目の画像データは偶数行の画素であって,かつ奇数列の画素(図2において符号Dで示されている画素)を表わす画像データである(図4(D) 参照)。
【0053】
これらの第1番目から第4番目までの画像データはさらにそれぞれ,図5(A) 〜(H) に示すように奇数列の画素を表わす画像データと偶数行の画素を表わす画像データとに分けられる。第1番目の画像データのうち奇数列の画素を表わす画像データが図5(A) に示され偶数列の画素を表わす画像データが図5(E) に示されている。第2番目の画像データのうち奇数列の画素を表わす画像データが図5(B) に示され,偶数列の画素を表わす画像データが図5(F) に示されている。第3番目の画像データのうち奇数列の画素を表わす画像データが図5(C) に示され,偶数列の画素を表わす画像データが図5(G) に示されている。第4番目の画像データのうち奇数列の画素を表わす画像データが図5(D) に示され,偶数列の画素を表わす画像データが図5(H) に示されている。
【0054】
第1番目から第4番目までの画像データがそれぞれ奇数列を表わす画像データと偶数列を表わす画像データとに分けられると,分けられたことによって生じる空領域の列の画像データが補間される。たとえば図5(A) 〜(D) に示すように奇数列を表わす画像データについては偶数列の画素が空領域であるから偶数列の画素を表わす画像データが補間される。図5(E) 〜(H) に示すように偶数列を表わす画像データについては奇数列の画素が空領域であるから奇数列の画素を表わす画像データが補間される。補間は補間する画素に対して水平方向に隣接する2つの画素を表わす画像データの平均により実現される。
【0055】
空領域に画素が補間された画像の様子が図6(A) 〜(H) に示されている。図6(A) 〜(H) においては補間された画素については符号“*”が付加されている。これらの図において図6(E) 〜(H) の第1列の補間された画素は最も左側の列なので平均をとることにより補間することができない。このため第1列が補間すべき画素であった場合には第2列目の画素と同じ画素が補間されることとなる。最も右側列の画素が補間すべき画素であった場合にも同様にして,最も右側の列の左側の列にある画素が繰返されることにより補間すべき画素が生成されることとなる。
【0056】
再び図1を参照して,図6(A) 〜(H) に示すような画像データが生成されると,これらの水平方向720 画素垂直方向480 画素の約35万画素の8フレーム分の画像データは切換スイッチ18を介してシャフリングおよびデシャフリング回路31に与えられる。画像データはシャフリングおよびデシャフリング回路31において8画素×8画素のDCTブロックに分けられ,1フレーム分ずつ順に画像メモリ32に与えられ一旦記憶される。
【0057】
画像データは画像メモリ32から読出された圧縮伸長回路33に与えられる。圧縮伸長回路33においてDCTブロックごとに画像データのデータ圧縮処理が行なわれる。圧縮伸長回路33においてデータ圧縮される画像データによって表わされる画像は図6(A) 〜(H) に示されているように補間された画素(たとえば*A)が含まれている。この補間された画素(*A)は水平方向に隣接する画素の平均画素である。このため図6(A) 〜(H) で示す画像の高周波成分は少ない。データ圧縮後の画像データのデータ量が一定量を越えた場合に高周波成分の画像データが切捨てられるように,圧縮伸長回路33においてDCTブロックごとにデータ圧縮を行なった場合であっても切捨てられるべき画像データの割合は少なくなる。このためデータ圧縮処理における高周波成分の画像データ切捨てにより生じる再生画像のDCTブロック・ノイズおよびモスキート・ノイズを低減させることができる。
【0058】
圧縮伸長回路33においてデータ圧縮された画像データはエラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34に与えられる。静止画記録モードにおいてはエラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34にはDSP22から補助領域データが与えられる。この補助領域データは,画像データが静止画記録モードにより得られたものであること,図2に示す画像が分割されたものであること,および図6に示すように画素補間が行なわれているものであることを表わすデータである。補助領域データは,エラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34において画像データに付加される。
【0059】
エラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34の出力画像データは,変調復調回路36および記録再生増幅回路37を介して磁気ヘッド38に与えられ磁気テープ8に記録される。図6(A) 〜(H) に示す画像データは,水平方向720 画素垂直方向480 画素の約35万画素の画像データが8フレーム分あるから,10トラック×8=80トラックにわたって磁気テープ8に記録されることとなる。たとえば図7に示すように第1フレームから第N−1フレームまでは動画記録モードにおいて動画像を表わす画像データが記録され,第Nフレームには動画の最終フレーム画像を表わす画像データが記録され,第N+1フレームから第N+8レフームまでに図6(A) 〜(H) の画像を表わす画像データが記録されることとなる。
【0060】
図1に示すDVTRは画像データの記録に加えて再生が可能である。
【0061】
再生モードが設定されると,切換スイッチ41はb端子側が接続される。
【0062】
磁気テープ8のビデオ記録領域に記録された画像データおよび補助領域に記録された補助領域データが,磁気ヘッド38によって読取られる。磁気ヘッド38によって読取られたデータは記録再生増幅回路37において増幅され変調復調回路36に与えられる。記録再生増幅回路37において増幅されたデータは波形等化回路45にも与えられる。波形等化回路45において波形等化のための制御信号が生成され変調復調回路36に与えられる。変調復調回路36において画像データの復調処理および波形等化処理が行なわれる。
【0063】
変調復調回路36から出力される画像データはエラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34を通過して画像メモリ35に与えられ一旦記憶される。画像メモリ35に記憶された画像データは順次読出され,エラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34においてエラー訂正符号にもとづいてエラー訂正処理が行なわれる。エラー訂正された画像データは圧縮伸長回路33に与えられデータ伸長が施され,画像メモリ32に与えられ一旦記憶される。
【0064】
画像データは画像メモリ32から読出されシャフリングおよびデシャフリング回路31に与えられ,画像データが画面上のもとの位置に戻される。シャフリングおよびデシャフリング回路31の出力画像データは切換スイッチ41を介してディジタル/アナログ変換回路42に与えられアナログ映像信号に変換される。このアナログ映像信号はモニタ表示装置43に与えられ可視表示される。
【0065】
エラー訂正符号付加およびエラー訂正回路34において補助領域データが抽出され,静止画記録モード検出回路53に与えられる。静止画記録モード検出回路53において,磁気テープ8から読出された画像データが静止画記録モードで記録されたものかどうかが,補助領域データにもとづいて検出される。静止画記録モードで記録された画像データであることを表わす検出信号は静止画再生処理回路50に与えられる。静止画再生処理回路50には静止画復元回路51および動画/静止画切換コントローラ52が含まれている。静止画記録モード検出回路53から出力される検出信号は回路51およびコントローラ52ならびに切換スイッチ44に与えられる。
【0066】
シャフリングおよびデシャフリング回路31から出力される画像データは静止画復元回路51および切換スイッチ44のa端子側に与えられる。
【0067】
静止画復元回路51は,与えられる画像データから図2に示す精細画像を表わす画像データを復元して出力する回路である。静止画復元回路51に入力する画像データによって表わされる画像は図6(A) 〜(H) に示すものである。静止画復元回路51においては,図6(A) 〜(H) に示す画像から補間画素(*A,*B,*Cおよび*D)が除去されるように画像データの処理が行なわれる。これにより図5(A) 〜(H) に示す画像を表わす画像を得ることができる。図5(A) 〜(H) に示す画像を表わす画像データを得ると,図5(A) と(E) ,(B) と(F) ,(C) と(G) および(D) と(H) の画像が合成され図4(A) ,(B) ,(C) および(D) に示す画像を表わす画像データが得られる。図4(A) 〜(D) に示す画像を表わす画像データが得られると,これらの画像データから図2に示す精細画像を表わす画像データが復元される。これら静止画復元処理は,磁気テープ8から読出された画像データを一旦画像メモリに記憶し,画像メモリのアドレッシングの操作により実現することが可能である。静止画復元回路51から出力される画像データは切換スイッチ44のb端子側に与えられる。
【0068】
切換スイッチ44は,動画再生モードのときにはa端子側が接続され,静止画再生モードのときにはb端子側が接続される。動画再生モードのときにはシャフリングおよびデシャフリング回路31の出力画像データが画像メモリ16に与えられ,静止画再生モードのときには静止画復元回路51の出力画像データが画像メモリ16に与えられる。
【0069】
動画/静止画コントローラ52に静止画記録モード検出信号が入力するとメモリ・コントローラ14にメモリ制御信号が与えられ,メモリ・コントローラ14の制御のもと画像メモリ16に静止画復元回路51から出力される画像データが記憶される。動画/静止画コントローラ52に静止画記録モード検出信号が入力しないときにはメモリ・コンロトーラ14にはメモリ制御信号は与えられない。画像メモリ16に画像データの記憶処理が行なわれないこととなる。
【0070】
画像メモリ16に記憶された画像データは,プリンタ・インターフェイス15を介してプリンタ装置55に与えられ高精細画像がプリントされる。
【0071】
図9(A) 〜(H) および図10(A) 〜(H) は他の実施例を示すもので,分割画像の一例を示している。図5(A) 〜(H) および図6(A) 〜(H) に示す例では,図5(A) 〜(D) および図5(E) 〜(H) に示すように奇数列の画素からなる画像および偶数列の画素からなる画像に分け,空領域に画素を補間し,図6(A) 〜(H) に示すように補間された画素を含む画像を表わす画像データをDCTブロックごとにデータ圧縮している。これに対し,図9(A) 〜(H) および図10(A) 〜(H) に示す例では,図9(A) 〜(D) および図10(E) 〜(H) に示すように奇数行の画素からなる画像および偶数行の画素からなる画像に分け,空領域に画素を補間し,図10(A) 〜(H) に示すように補間された画素を含む画像を表わす画像データをDCTブロックごとにデータ圧縮するものである。図10(A) 〜(H) においても補間された画素が*A〜*Dで示されている。
【0072】
図11(A) 〜(H) および図12(A) 〜(H) はさらに他の実施例を示すもので,図4(A) 〜(D) を分割した画像を示している。図11(A) 〜(H) および図12(A) 〜(H) に示す分割画像は,図4(A) 〜(D) の分割画像のそれぞれについて,奇数行の画素であってかつ奇数列の画素からなる画像,奇数行の画素であってかつ偶数列の画素からなる画像,偶数行の画素であってかつ奇数列の画素からなる画像および偶数行の画素であってかつ偶数列の画素からなる画像に分けられている。このように分割画像を構成し空領域には画素を補間する。補間画素を含む画像を表わす画像データがDCTブロックごとにデータ圧縮され,磁気テープ8に記録される。図11(A) 〜(H) および図12(A) 〜(H) に示す例では16フレーム(16×10トラック=160 トラック)にわたって磁気テープ8に記録される。
【0073】
図13(A) 〜(D) はさらに他の実施例を示すもので,図4(A) 〜(D) を分割した画像を示している。図13(A) 〜(D) に示す分割画像は図5(A) 〜(H) に示すように奇数列の画素と偶数列の画素とに分けられている。ただし,図13(A) 〜(D) に示す分割画像においては図5(A) 〜(H) に示す分割画像と異なり,図2の精細画像を構成する画素のうち奇数行の画素であってかつ偶数列の画素(符号Bで示す画素)および偶数行の画素であって奇数列の画素(符号Dで示す画素)を表わす画像データについては除去されている。このため全体の画像データのデータ量が少なくなっている。比較的少ない記録領域に画像データを記録することができる。図13(A) 〜(D) に示す例においても空領域には画素が補間され,DCTブロックごとにデータ圧縮処理が施される。
【0074】
図14(A) 〜(D) はさらに他の実施例を示すもので,図4(A) 〜(D) を分割した画像を示している。図14(A) 〜(D) に示す分割画像は図9(A) 〜(H) に示すように奇数列の画素と偶数列の画素とに分けられている。ただし,図14(A) 〜(D) に示す分割画像については図9(A) 〜(H) に示す分割画像と異なり,図2の精細画像を構成する画素のうち奇数行の画素であってかつ偶数列の画素(符号Bで示す画素)および偶数行の画素であって奇数列の画素(符号Dで示す画素)を表わす画像データについては除去されている。このため全体の画像データのデータ量が少なくなっている。比較的少ない記録領域に画像データを記録することができる。図14(A) 〜(D) に示す例においても空領域には画素が補間され,DCTブロックごとにデータ圧縮処理が施される。
【0075】
図15(A) 〜(D) はさらに他の実施例を示すもので,図4(A) 〜(D) を分割した画像を示している。図15(A) 〜(D) に示す分割画像は,図14(A) および(C) に示す分割画像を構成する画素がさらに奇数列の画素と偶数列の画素とに分けられているものである。
【0076】
図9(A) 〜(H) から図15(A) 〜(D) に示すいずれの例においても画素が補間され,これにより高周波成分が少なくなるので,圧縮伸長回路33におけるデータ圧縮時に高周波成分が除去される割合が少なくなる。このため再生画像にDCTブロック・ノイズおよびモスキート・ノイズなどが現われることを防止できる。
【0077】
また図13(A) 〜(D) ,図14(A) 〜(D) および図15(A) 〜(D) においては,図2に示す再生画像を構成する画素のうち符号BおよびDで示す画素についてはそれぞれ除去している。このため再生モードにおいては除去された画素については補間処理を行なうことにより図2に示す精細画像を復元することとなろう。この補間処理も静止画復元回路51において行なわれる。
【0078】
上述した実施例においては,水平方向1440画素垂直方向960 画素の約140 万画素のCCD11を用いて被写体を撮像し,得られた精細画像データを分割し,分割画像データによって表わされる分割画像を補間することにより高周波成分の少ない画像を生成し,データ圧縮時における高周波成分が除去される割合を小さくしている。しかしながら補間処理をせずとも拡大画像を表わす画像データを生成し,この拡大画像データについてデータ圧宿をしてもよい。
【0079】
図16は拡大画像の一例を示している。
【0080】
図16に示す拡大画像は図2に示す精細画像を,水平方向および垂直方向ともに2倍の画素数となるように拡大されたものである。図2に示す精細画像を構成する各画素が水平方向,垂直方向および対角線方向に繰返されている。図15に示す拡大画像では高周波成分が少なくなるから,拡大画像を表わす画像データを8画素×8画素のDCTブロックでデータ圧縮しても除去される高周波成分の画像データの割合は少なくなる。このため再生画像にDCTブロック・ノイズおよびモスキート・ノイズが含まれるのを防止できる。拡大画像を表わす画像データを磁気テープ8に記録したときには再生時には,もとの図2に示す精細画像の大きさに縮小されることとなろう。
【0081】
また上述した実施例においては,水平方向1440画素垂直方向960 画素の約140 万画素の精細画像を表わす画像データを生成するCCD11を用いて被写体を撮像しているが,通常の水平方向720 画素垂直方向480 画素の約35万画素の画像を表わす画像データを生成するCCDを用いて被写体を撮像してもよい。
【0082】
図17は水平方向720 画素垂直方向480 画素の約35万画素の画像の一部を示している。
【0083】
約35万画素の画素数をもつCCDを用いて被写体を撮像すると図17に示す画像を表わす画像データがCCDから得られる。図17に示す画像を表わす画像データは図18(A) および(B) に示すように奇数列の画素を表わす画像データと偶数列の画素を表わす画像データとに分けられる。図18(A) および(B) に示す画像の空領域には画素が補間され図19(A) および(B) に示すように,水平方向720 画素垂直方向480 画素の約35万画素の画素数をもつ2フレーム分の画像データが生成される。生成された画像データについて8画素×8画素のDCTブロック単位でデータ圧縮が施され磁気テープ8に記録される。この場合であっても画像に含まれる高周波成分の割合が少なくなり,圧縮伸長回路33におけるデータ圧縮処理で高周波成分の画像データが除去される割合が少なくなる。このため再生画像においてDCTブロック・ノイズおよびモスキート・ノイズの発生を防止できる。
【0084】
水平方向720 画素垂直方向480 画素の約35万画素の画素数をもつCCDを用いて被写体を撮像した場合であっても,図9(A) 〜(H) から図15(A) 〜(D) に示したように異なる方法により分割画像を生成し,データ圧縮を施すようにしてもよい。また図16に示すように,約35万画素の画像の拡大画像を生成し,データ圧縮してもよい。いずれにしても高周波成分が少なくなるので,データ圧縮時において除去される高周波成分の割合が少なくなる。再生画像においてDCTブロック・ノイズおよびモスキート・ノイズの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・ビデオ・テープ・レコーダの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】精細画像の一部を示している。
【図3】画像とDCTブロックとの関係を示している。
【図4】 (A) 〜(D) は精細画像を分割した画像の一例を示している。
【図5】 (A) 〜(H) は,分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図6】 (A) 〜(H) は,画素補間が行なわれた分割画像の一例を示している。
【図7】磁気テープに記録されている画像の様子を示している。
【図8】 (A) は磁気テープのフォーマットを示し,(B) はトラック・フォーマットを示している。
【図9】 (A) 〜(H) は他の実施例を示すもので,分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図10】 (A) 〜(H) は,画素補間が行なわれた分割画像の一例を示している。
【図11】 (A) 〜(H) は,他の実施例を示すもので分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図12】 (A) 〜(H) は,他の実施例を示すもので分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図13】 (A) 〜(D) は,他の実施例を示すもので分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図14】 (A) 〜(D) は,他の実施例を示すもので分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図15】 (A) 〜(D) は,他の実施例を示すもので分割画像をさらに分割した画像の一例を示している。
【図16】拡大画像の一部を示している。
【図17】画像の一部を示している。
【図18】 (A) および(B) は分割画像を分割した画像の一例を示している。
【図19】 (A) および(B) は画素補間がされた分割画像の一例を示している。
【符号の説明】
8 磁気テープ
11 CCD
13,22 DSP
16,21,32 画像メモリ
20 静止画記録処理回路
31 シャフリングおよびデシャフリング回路
33 圧縮伸長回路
38 磁気ヘッド
50 静止画再生処理回路
51 静止画復元回路
52 動画/静止画切換コントローラ

Claims (14)

  1. 水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮し,データ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録するディジタル画像データ記録装置において,
    上記単位画像データまたは上記単位画像の画素数の倍の画素数をもつ精細画像を表わす精細画像データが与えられたときに,
    上記単位画像データによって表わされる単位画像または上記精細画像データによって表わされる精細画像の拡大画像を表わす拡大画像データを生成し,
    生成された上記拡大画像データを,それぞれが上記単位画像データのデータ量となるように,複数個の画像データに分け,
    複数個に分けられた画像データを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行ない,
    データ圧縮された複数個の画像データを,上記記録媒体の複数個の上記単位画像データ記録領域に記録する,
    ディジタル画像データ記録方法。
  2. 請求項1に記載のディジタル画像データ記録方法によって上記記録媒体に記録された複数個の圧縮画像データを上記記録媒体から読取り,
    読取られた上記複数個の画像データをそれぞれデータ伸長し,
    データ伸長された上記複数個の画像データから上記拡大画像を表わす拡大画像データを形成し,
    形成された上記拡大画像データから,上記単位画像データまたは上記精細画像データを復元する,
    ディジタル画像データ再生方法。
  3. 水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮し,データ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録するディジタル画像データ記録装置において,
    与えられる単位画像データを,単位画像の行方向および列方向のいずれか一方向に画素おきに,読出す画素を変えながら回にわたって読出し個の読出し画像データを生成し,
    個の読出し画像データのそれぞれに補間処理を施すことにより,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データを個作成し,
    作成された個の記録画像データのそれぞれを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行ない,
    上記データ圧縮された個の記録画像データを,上記記録媒体の個の上記単位画像データ記録領域に記録する,
    ディジタル画像データ記録方法。
  4. 水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮し,データ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録するディジタル画像データ記録装置において,
    行方向および列方向に上記単位画像の画素数の倍の画素数をもち,上記単位画像データの画像データ量の2×2倍のデータ量の画像データを生成する固体電子撮像素子を用いて被写体を撮像して得られた被写体像を表わす精細画像データを得,
    得られた精細画像データを画像メモリに一旦記憶し,
    上記画像メモリから画像データを,精細画像の行方向および列方向にそれぞれ画素おきに2×2回にわたって読出し,2×2個分の分割画像データを形成し,
    形成した2×2個分の分割画像データのそれぞれに補間処理を施すことにより,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データを2×2個作成し,
    作成された2×2個の記録画像データのそれぞれを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行ない,
    上記データ圧縮された2×2個の記録画像データを,上記記録媒体の2×2個の上記単位画像データ記録領域に記録する,
    ディジタル画像データ記録方法。
  5. 上記2×2個分の分割画像データのうち所望の分割画像データを除去し,
    上記2×2個分の分割画像データのうち上記除去された画像データ以外の分割画像データについて,上記読出し画像データ生成処理,上記記録画像データ形成処理,上記データ圧縮処理および上記記録制御処理を行なう,
    請求項4に記載のディジタル画像データ記録方法。
  6. 請求項3に記載のディジタル画像データ記録方法によって上記記録媒体に記録された個の圧縮記録画像データを上記記録媒体から読取り,
    読取られた上記個の記録画像データをそれぞれデータ伸長し,
    データ伸長された上記個の記録画像データから上記単位画像データを復元する,
    ディジタル画像データ再生方法。
  7. 請求項5に記載のディジタル画像データ記録方法によって上記記録媒体に記録された2×2個分の分割画像データのうち除去された分割画像データ以外の圧縮分割画像データを上記記録媒体から読取り,
    読取られた分割画像データをそれぞれデータ伸長し,
    データ伸長された画像データから上記除去された分割画像データを補間し,上記精細画像データを復元する,
    ディジタル画像データ再生方法。
  8. 水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮するデータ圧縮手段,およびデータ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録する記録制御手段を備えたディジタル画像データ記録装置において,
    上記単位画像データまたは上記単位画像の画素数の倍の画素数をもつ精細画像を表わす精細画像データを入力し,上記単位画像データによって表わされる単位画像または上記精細画像データによって表わされる精細画像の拡大画像を表わす拡大画像データを生成する拡大画像データ生成手段,
    上記拡大画像データ生成手段により生成された上記拡大画像データを,それぞれが上記単位画像データのデータ量となるように,複数個の画像データに分ける画像データ分割手段,
    上記画像データ分割手段により複数個に分けられた画像データを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行なうように上記データ圧縮手段を制御する手段,ならびに
    上記データ圧縮制御手段による制御のもと上記データ圧縮手段によりデータ圧縮された複数個の画像データを,上記記録媒体の複数個の上記単位画像データ記録領域に記録するように上記記録制御手段を制御する手段,
    を備えたディジタル画像データ記録装置。
  9. 請求項8に記載のディジタル画像データ記録装置によって上記記録媒体に記録された複数個の圧縮画像データを上記記録媒体から読取る読取手段,
    上記読取手段により読取られた上記複数個の画像データをそれぞれデータ伸長するデータ伸長手段,
    上記データ伸長手段によりデータ伸長された上記複数個の画像データから上記拡大画像を表わす拡大画像データを形成する拡大画像データ形成手段,ならびに
    上記拡大画像データ形成手段により形成された上記拡大画像データから,上記単位画像データまたは上記精細画像データを復元する画像データ復元手段,
    を備えたディジタル画像データ再生装置。
  10. 水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮するデータ圧縮手段,およびデータ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録する記録制御手段を備えたディジタル画像データ記録装置において,
    与えられる単位画像データを,単位画像の行方向および列方向のいずれか一方向に画素おきに,読出す画素を変えながら回にわたって読出し個の読出し画像データを生成する読出し画像データ生成手段,
    上記読出し画像データ生成手段により生成された個の読出し画像データのそれぞれに補間処理を施すことにより,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データを個作成する補間手段,
    上記補間手段により作成された個の記録画像データのそれぞれを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行なうように上記データ圧縮手段を制御する手段,ならびに
    上記データ圧縮制御手段による制御のもと上記データ圧縮手段により上記データ圧縮された個の記録画像データを,上記記録媒体の個の上記単位画像データ記録領域に記録するように上記記録制御手段を制御する手段,
    を備えたディジタル画像データ記録装置。
  11. 水平方向および垂直方向に所定の画素数をもつ一駒の単位画像を表わす単位画像データを複数のブロックに分け,圧縮後の画像データ量が一定となるようにブロックごとにデータ圧縮するデータ圧縮手段,およびデータ圧縮後の一駒分の単位圧縮画像データを記録媒体の単位画像データ記録領域に記録する記録制御手段を備えたディジタル画像データ記録装置において,
    行方向および列方向に上記単位画像の画素数の倍の画素数をもち,上記単位画像データの画像データ量の2×2倍のデータ量の画像データを生成する固体電子撮像素子を含み,上記固体電子撮像素子を用いて被写体を撮像して得られた被写体像を表わす精細画像データを得る撮像手段,
    上記撮像手段により得られた精細画像データを一旦記憶する画像メモリ,
    上記画像メモリから画像データを,精細画像の行方向および列方向にそれぞれ画素おきに2×2回にわたって読出し,2×2個分の分割画像データを形成する画像データ分割手段,
    上記画像データ分割手段により形成した2×2個分の分割画像データのそれぞれに補間処理を施すことにより,上記単位画像データの画像データ量をもつ記録画像データを2×2個作成する補間手段,
    上記補間手段により作成された2×2個の記録画像データのそれぞれを上記ブロックごとに上記データ圧縮を行なうように上記データ圧縮手段を制御する手段,ならびに
    上記データ圧縮制御手段による制御のもと上記データ圧縮手段により上記データ圧縮された2×2個の記録画像データを,上記記録媒体の2×2個の上記単位画像データ記録領域に記録するように上記記録制御手段を制御する手段,
    を備えたディジタル画像データ記録装置。
  12. 上記2×2個分の分割画像データのうち所望の分割画像データを除去する分割画像データ除去手段を備え,
    上記制御手段が,
    上記2×2個分の分割画像データのうち上記分割画像データ除去手段により上記除去された画像データ以外の分割画像データについて,上記読出し画像データ生成手段による上記読出し画像データ生成処理,上記補間手段による上記記録画像データ形成処理,上記データ圧縮制御手段の制御のもとに上記データ圧縮処理および上記記録制御処理を行なうものである,
    請求項11に記載のディジタル画像データ記録方法。
  13. 請求項10に記載のディジタル画像データ記録方法によって上記記録媒体に記録された個の圧縮記録画像データを上記記録媒体から読取る読取手段,
    上記読取手段により読取られた上記個の記録画像データをそれぞれデータ伸長するデータ伸長手段,
    上記データ伸長手段によりデータ伸長された上記個の記録画像データから上記単位画像データを復元する画像データ復元手段,
    を備えたディジタル画像データ再生装置。
  14. 請求項12に記載されたディジタル画像データ記録方法によって上記記録媒体に記録された2×2個分の分割画像データのうち除去された分割画像データ以外の圧縮分割画像データを上記記録媒体から読取る読取手段,
    上記読取手段により読取られた分割画像データをそれぞれデータ伸長するデータ伸長手段,および
    上記データ伸長手段によりデータ伸長された画像データから上記除去された分割画像データを補間し,上記精細画像データを復元する画像データ復元手段,
    を備えたディジタル画像データ再生装置。
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