JP2000332648A - 非常に接近した結合で動作する電磁トランスポンダ読み取り端末 - Google Patents
非常に接近した結合で動作する電磁トランスポンダ読み取り端末Info
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Abstract
力を無線で供給する場合の、トランスポンダの発熱作用
を軽減する。 【解決手段】 高周波A.C.励磁電圧を受信する発振回
路と、トランスポンダが端末に接近する時に発振回路を
特定の伝送周波数から離調させる電磁界を発生する端末
を提供する。
Description
ダを使用したシステムに関する。電磁トランスポンダ
は、読取り/書込み端末と呼ばれる(一般に固定式の)
装置から、非接触の無線方式で、質問を受けることがで
きる(一般に移動式の)トランシーバである。より詳細
には本発明は、独立した電源を持たないトランスポンダ
の読取り端末に関する。このようなトランスポンダは、
トランスポンダ自体に含まれる電子回路が必要とする電
源を、読取り/書込み端末のアンテナから放射された高
周波数電磁界から取り出す。本発明は、トランスポンダ
・データの読取りだけをおこなう端末とともに動作する
ように適合された読取り専用トランスポンダ、または端
末によって修正可能なデータを含む読取り/書込みトラ
ンスポンダに適用される。
および読取り/書込み端末側にあって、アンテナを形成
する巻線を含む発振回路の使用に基づく。これらの回路
は、トランスポンダが読取り/書込み端末の磁界の中に
入ったときに、密な磁界によって結合される。トランス
ポンダ・システムの範囲、すなわち、トランスポンダが
活動化される端末から最も遠い地点までの距離は、特
に、トランスポンダのアンテナ・サイズ、磁界を発生さ
せている発振回路のコイルの励振周波数、励振の強さ、
およびトランスポンダの電力消費によって決まる。
A)とトランスポンダ10(CAR)の間でデータを交
換する従来型のデータ交換システムの一例を、機能的か
つ極めて概略的に示す。
ちアンテナ結合器3(DRIV)の出力端子2pと基準
電位(一般に大地電位)にある端子2mとの間にあっ
て、コンデンサC1および抵抗R1と直列に接続された
インダクタンスL1から成る発振回路から構成される。
増幅器3は、変調器4(MOD)が供給した高周波伝送
信号Txを受け取る。この変調器は、例えば水晶発振器
5からの基準周波を受け取り、さらに、必要に応じて送
信データ信号を受け取る。端末1からトランスポンダ1
0へのデータ伝送が実施されない場合、信号Txは単
に、トランスポンダが電磁界の中に入った場合にトラン
スポンダを活動化させる電源として使用される。送信デ
ータは、一般にディジタル方式の電子システム、例えば
マイクロプロセッサ6(μP)から供給される。
ンダクタンスL1との節点が、トランスポンダ10から
受信し、復調器7(DEM)に送るデータ信号Rxをサ
ンプリングする端子を形成する。復調器の出力は、トラ
ンスポンダ10から受信したデータを、(必要ならば復
号器(DEC)8を介して)読取り/書込み端末1のマ
イクロプロセッサ6に伝達する。復調器7は、一般に発
振器5から、位相復調用のクロックすなわち基準信号を
受け取る。復調は、インダクタンスL1の両端ではな
く、コンデンサC1と抵抗R1の間でサンプリングした
信号を基に実行してもよい。マイクロプロセッサ6は、
(バスEXTを介して)さまざまな入出力回路(キーボ
ード、スクリーン、プロバイダへの送信手段など)、お
よび/または処理回路と通信する。読取り/書込み端末
の回路は、動作に必要な電力を、例えば給電システムに
接続された電源回路9(ALIM)から取り出す。
2と並列のインダクタンスL2が、端末1の直列発振回
路L1とC1によって生成された電磁界を捕捉するため
の並列発振回路(受信共振回路と呼ばれる)を形成す
る。トランスポンダ10の共振回路(L2、C2)は、
端末1の発振回路(L1、C1)の周波数と同調され
る。
L2、C2の端子11、12は、例えば4つのダイオー
ドD1、D2、D3、D4から形成された整流ブリッジ
13の2つの交流入力端子に接続される。図1の表示で
は、ダイオードD1のアノードおよびダイオードD3の
カソードが、端子11に接続されている。ダイオードD
2のアノードおよびダイオードD4のカソードは、端子
12に接続される。ダイオードD1、D2のカソード
は、正の整流出力端子14を形成する。ダイオードD3
およびD4のアノードは、整流電圧の基準端子15を形
成する。コンデンサCaが、ブリッジ13の整流出力端
子14、15に接続され、ブリッジによって供給された
電力を蓄積し、整流された電圧を平滑化する。このダイ
オード・ブリッジの代わりに、単一の半波整流アセンブ
リを使用してもよい。
にあるとき、共振回路L2C2の両端に高周波電圧が発
生する。この電圧は、ブリッジ13によって整流され、
コンデンサCaによって平滑化されて、電圧調整器16
(REG)を介してトランスポンダの電子回路に電源電
圧を供給する。一般にこのような回路には、実質上、
(図示されていないメモリに結合された)マイクロプロ
セッサ(μP)17、端末1から受信した信号の復調器
18(DEM)、および端末1に情報を送信する変調器
19(MOD)などが含まれる。トランスポンダは一般
に、コンデンサC2の両端で整流前に再生された高周波
信号からブロック20によって取り出されたクロック
(CLK)によって同期がとられる。多くの場合、トラ
ンスポンダ10の全ての電子回路は同じチップに集積化
される。
送信するためには、変調器19が、共振回路L2、C2
の変調(戻し変調(back modulatio
n))段を制御する。この変調段は一般に、端子14と
15の間で直列な電子スイッチ(例えばトランジスタ
T)と抵抗Rから成る。トランジスタTは、端末1の発
振回路の励振信号の周波数(例えば13.56MHz)
よりもはるかに低い(一般に少なくとも1/10)、い
わゆる副搬送周波数(例えば847.5kHz)で制御
される。スイッチTが閉じているとき、トランスポンダ
の発振回路には、回路16、17、18、19および2
0から成る負荷に加えて追加の制動(damping)
が加えられ、そのため、トランスポンダは、高周波電磁
界からより多くの電力を引き出す。端末1側では、増幅
器3が、高周波励振信号の振幅を一定に維持している。
したがってトランスポンダの電力変動は、アンテナL1
を流れる電流の振幅および位相変動に変換される。この
変化は、位相復調器または振幅復調器である端末1の復
調器7によって検出される。例えば位相復調の場合、ト
ランスポンダのスイッチTが閉じている副搬送波の半周
期の間に、復調器が、基準信号に対する信号Rxの搬送
波のわずかな移相(数度、または1度未満)を検出す
る。復調器7の出力(一般に副搬送周波数を中心周波数
とする帯域フィルタの出力)は、スイッチTの制御信号
の影像信号を供給する。この信号を(復号器8によっ
て、または直接にマイクロプロセッサ6によって)復号
して元の2進データを復元することができる。
方から一方へと交互に実施され(半二重)、トランスポ
ンダからデータを受信している間は、端末はデータを送
信しない。
のデータ伝送の従来の例を示す。この図面は、コード0
101の伝送に対する、アンテナL1の励振信号の形状
の一例を示す。現在使用されている変調は、発振器5か
ら来る搬送波の周波数(例えば13.56MHz)(周
期約74ns)よりもはるかに低い、速度106kbi
ts/s(1ビットが約9.5μsで伝送される)の振
幅変調である。この振幅変調は、オール・オア・ナッシ
ングで実行するか、またはトランスポンダ10に電力を
供給する必要から1よりも小さい変調比(2つの状態
(0および1)のピーク振幅(a、b)の差をこれらの
振幅の和で割った値として定義される)で実行する。図
2の例では、13.56MHzの搬送波が106kbi
t/sの速度で、例えば10%の変調比tmを用いて振
幅変調される。
のデータ伝送の従来の例を示す。この図面には、変調器
19から供給されたトランジスタTの制御信号VT、お
よび端末1が受信した対応する信号Rxの形状の例が示
されている。トランスポンダ側の戻し変調は一般に、例
えば847.5kHz(周期約1.18μs)の搬送波
(副搬送波と呼ばれる)を用いた抵抗型である。この戻
し変調は例えば、副搬送波の周波数よりもはるかに低
い、速度が106kbits/s程度のBPSK型(二
相PSK(phase−shift keying))
の符号化に基づく。図3に示した信号Rxは「平滑化」
されている、すなわち、高周波搬送波(例えば13.5
6MHz)のリプルが示されていない。図3の例では、
図示の3つのビットがそれぞれ、その前のビットとは異
なると仮定する。したがってこれは、例えばコード01
0の伝送である。
幅、位相、周波数)を使用するとしても、また、どの種
類のデータ符号化(NRZ、NRZI、マンチェスタ
ー、ASK、BPSKなど)を使用するとしても、この
変調または戻し変調は、2つの2値レベルの間をジャン
プする、ディジタル方式で実行される。
般に、搬送周波数に同調される。すなわち、発振回路の
共振周波数が13.56MHz周波数にセットされる。
この同調の目的は、一般にさまざまなトランスポンダ構
成部品を集積化したクレジット・カード・サイズのカー
ドであるトランスポンダへの電力伝播を最大にすること
にある。
数(例えば847.5kHz)のパルス列から成り、移
相は、あるビットから次のビットへ移る際に状態が変化
するたびに実施される。読取装置側で回収された信号に
ついて見ると、この信号の形状は「ディジタル」信号の
ようには見えず、復号は困難である。事実、信号Rxの
形状は、それぞれのビット伝送時間(9.4μs)の間
に、始めは非線形的に大きくなり(コンデンサの電
荷)、1ビットの持続時間の2/3が経過した頃に最大
に達し、次いで、やはり非線形的に小さくなる。イネー
ブル時間、すなわち復調器が復号可能なレベルにまで信
号Rxが到達するのにかかる時間は、同調している発振
回路に関連する。所望のシステム範囲に関連した遠隔電
力供給のために電力を伝送する必要から、高いQ(qu
ality factor)が必要であり、したがって
発振回路を同調させる必要がある。Qが高いと通過域は
小さくなる。これによって、システムのデータ・フロー
が制限される。読取装置およびトランスポンダのQは一
般に10程度である。
リング、キーなど)から形成することができるが、現在
は、全ての回路およびアンテナ、すなわちインダクタン
スL2を集積したクレジット・カードの形態であること
がほとんどである。読取装置すなわち端末との情報交換
では、このカードを読取装置のアンテナL1に近づけ
る。読取装置とカードの距離はさまざまであり、適用業
務によっては、互いのアンテナの距離が2センチメート
ル未満となる、結合が非常に密な伝送も使用される。こ
のような密結合伝送を使用することによって、例えば、
トランスポンダによる支払いを可能とすること、したが
って、端末に最も近いトランスポンダだけを端末が認識
することを保証することが可能である。
じる問題は、発振回路が実質的に同調されている場合
に、端末からトランスポンダに送られた電力によって、
トランスポンダが熱を帯びることである(アンテナL2
は一般に、カードの周囲の1つまたは複数の平面らせん
から成る)。この熱効果によって、プラスチック製のカ
ードは変形する。
ンスポンダが読取り/書込み端末と非常に密な結合関係
にあるときの従来の解決策の欠点を克服する新規な解決
策を提供することにある。
末によるトランスポンダへの遠隔電力供給に関連した熱
効果を低減させる、あるいは最小化することにある。
末の非常に近くにあるときに、データ伝送速度の増大を
可能にすることにある。
造上の変更が不要である解決方法を提供することにあ
る。
発振回路および/またはトランスポンダの発振回路とが
非常に密な結合関係にあるときに、これらを離調させる
ことにある。
は、文書WO−A−98/29760に出ている。この
文書には、トランスポンダのアンテナを周波数離調させ
る、すなわちインピーダンスをミスマッチさせ、トラン
スポンダおよびその電子回路での無線電磁界および電力
の吸収をより少なくするようにすることが述べられてい
る。したがって、このミスマッチの、すなわち離調した
トランスポンダの近くに位置する別のトランスポンダ
は、十分な無線電磁界を受け取り、適正に動作すること
ができる。伝送システムは、この別トランスポンダを、
それがあたかも送信器の電磁界中の唯一のトランスポン
ダであるかのように検出、または参照することができ
る。この文書によれば、さらに、このミスマッチ手段を
使用して、「トランスポンダが非選択状態にあるとき
に、この非選択状態のトランスポンダによる電力および
/または電磁界の吸収を制限することができる」。
較的に遠くにあるトランスポンダを離調させ、端末と通
信することになっている最も近いトランスポンダが受け
取る電力を最大化にしようというものである。このよう
な解決策は、前述の密結合の問題を解決しない。事実、
選択されたトランスポンダは依然として同調を維持して
いる。
離調動作を提供する。したがって本発明の一特徴は、密
結合情報伝送を目的とした、端末によって電力を遠隔供
給される電磁トランスポンダの発振回路の離調動作を提
供することにある。
遠隔供給電力が、トランスポンダと端末の距離の単調な
関数とはならないことに着目する。
と同調しているときに、トランスポンダを端末に接近さ
せた場合、遠隔電力供給振幅は、システム範囲の境界
(約10センチメートル)から増大し始める。この振幅
は、最大値(臨界結合位置)をとった後、トランスポン
ダが非常に接近(約2センチメートル未満)したときに
再び低減し始める。この理由から、具体的には、従来の
システムで、端末の電力をトランスポンダが位置する距
離から従属させることはできない。
ランスポンダの発振回路がともに遠隔電力供給搬送周波
数と同調しているときに、トランスポンダが受信する遠
隔電力供給振幅が最大となり、トランスポンダと端末の
間の結合が最適化される距離に相当する。言い換えると
臨界結合周波数は、最小の結合係数に対して遠隔電力供
給電力が最大となる距離に相当する。結合係数は、相互
インダクタンスと発振回路のインダクタンスの積の平方
根の比である。
調しているとき、端末からの距離が短くなるにつれ、ト
ランスポンダが受け取る電力は増大する。ただし、その
程度は小さい。この場合でも、所与の離調条件に対して
受信電力が最大となる距離が存在する。このときが最適
な結合であり、2つの発振回路が搬送周波数と同調して
いるときには、臨界結合位置が最適結合条件である。2
つの発振回路間の最適な結合係数は、インダクタンスL
1およびL2、コンデンサC1およびC2、および周波
数(ここでは固定周波数であって、搬送周波数に相当す
る)だけによって決まるのではなく、端末の直列抵抗R
1およびトランスポンダの発振回路の負荷も関係するこ
とに留意されたい。ここで言うトランスポンダの発振回
路の負荷とはすなわち、回路(マイクロプロセッサな
ど)の等価抵抗ならびにコンデンサC2およびインダク
タンスL2に並列に追加された戻し変調手段(例えば図
1の抵抗R)である。この等価抵抗を以後、R2と呼ぶ
ことにする。
も、アンテナが互いに非常に接近していれば、この非接
触無線伝送システムは動作する。
ンダが端末の電磁界に入る際、少なくとも1つのトラン
スポンダとともに動作するように適合した、電磁界を発
生するための端末において、高周波A.C.励磁電圧を受
信するように適合した発振回路と、トランスポンダが端
末に接近する時に発振回路を特定の伝送周波数から離調
させるための手段を有する端末を提供することである。
離調するための前記手段が、基準値について発振回路の
電流位相を調整するための手段を有し、発振回路が同調
モードで動作するのか又は離調モードで動作するのかに
基づいて得られる2つの値からその基準値が選択できる
ことを特徴とする。
電流位相と、電磁界に入るトランスポンダに遠隔電力供
給するための搬送波に相当する高周波信号とを比較する
ための比較手段を含むことを特徴とする。
信号位相と基準値とを比較するための前記比較手段が、
トランスポンダによって戻し変調される信号の受信にも
使用される位相復調器から成ることを特徴とする。
ンダの電磁界に入ったトランスポンダと端末の距離を判
定するための判定手段を含むことを特徴とする。
末と、独立した電力供給手段を持たない少なくとも1つ
のトランスポンダの間の非接触無線データ伝送に関す
る。
回路が特定の周波数に同調されるか又は離調されるかに
従って、トランスポンダから端末までのデータ伝送速度
が異なることを特徴とする。
回路が特定の周波数に同調されるか又は離調されるかに
従って、端末からトランスポンダまでのデータ伝送速度
が異なることを特徴とする。
じ参照符号が付されている。図面の尺度は一律ではな
い。明確にするため、本発明の理解に必要な部品のみを
図面に示し、説明する。具体的には、トランスポンダ側
にあるか、または読取装置側にあるかに関わらず、ディ
ジタル電子回路の詳細は示さない。
とき、すなわちそれぞれのアンテナが、例えば互いから
2センチメートル未満に位置するときに、電磁トランス
ポンダの読取りまたは読取り/書込み端末の発振回路を
離調させることにある。
の動作に近くなる、すなわちQが小さくなる。従来の同
調動作では、トランスポンダへの遠隔電力供給に関連し
た電力転送を最適化するため、Qができるだけ高いこと
が望ましい。
せることには、いくつかの利点がある。
分な電力を送信する間に、端末電力、すなわちアンテナ
(図1のL1)の電流が低下する可能性がある。実際
は、トランスポンダが端末に非常に近いため、遠隔電力
供給範囲の問題は解消される。必要な電力は、実質的
に、発振回路のインダクタンスの変成比(らせん数の
比)によって決まる。アンテナ電流の低減によって、ト
ランスポンダ側の熱効果が抑制される。
変調後の読取装置側の信号Rxの形状を示す。このとき
端末の発振回路は、遠隔電力供給搬送周波数(例えば1
3.56MHz)から離調している。この図面を図3と
比較する。見て分かるとおり、イネーブル時間はほぼな
くなっている。信号Rxの形状は、トランスポンダ側の
トランジスタTのゲートの制御信号のそれにかなり似て
いる。そのため、信号Rxのそれぞれの伝送ビットが、
端末の位相復調器の検出しきい値に達するのを待つ必要
がなく、伝送速度を増大させることができる。
常に密な場合だけであることに留意されたい。そのため
本発明は、トランスポンダが読取装置の非常に近くにあ
るか否かに応じてシステムの2つの動作モードを容易に
分離することができる。2つの発振回路の離調によって
結合係数が低減することにも留意されたい。変成器型の
動作では2つの発振回路が互い非常に近くにあるので、
このことは妨げにならない。
トランスポンダ、特に既存のトランスポンダにおける大
きな変更が不要であるということにある。特に好ましい
のは、一般的に非常に数の多い、全てのトランスポンダ
を変更することなく、システムを適用することである。
さらに、もし密結合及び疎結合において動作モードが異
なる必要がなければ、トランスポンダに対する干渉は必
要ではなく、ソフトウェアに対してでさえ干渉は不要で
ある。逆のケースで、もしトランスポンダが読み取り/
書き込みタイプである場合、端末によって決定される2
つの異なる動作モードを受け入れるように、そのトラン
スポンダを再プログラムすることで十分である。この2
つの異なる作動モードはトランスポンダが位置するであ
ろう電磁界内の端末によって決定され、その端末は例え
ば、密結合が検出される時情報をトランスポンダへ送信
する。
ランスポンダ間の最小限の距離に相当するように、コン
デンサC1をその同調値に対して増加しなければなら
ず、これは端末の発振回路の共振周波数を減少すること
にあてはまる。
Hz)に対して発振回路を離調させる手段を備えた、電
磁トランスポンダの読取り/書込み端末1’の一実施形
態を部分的に示す。この実施形態は、発振回路のキャパ
シタンス(図1のC1)の値を変化させることを含む。
アンテナ結合器3の出力端子2pと基準電位(一般に大
地)にある端子2mとの間にあって、容量部品24およ
び抵抗R1と直列のインダクタンスすなわちアンテナL
1から成る発振回路を含む。増幅器3は、変調器4(M
OD)から来る高周波伝送信号Txを受け取る。変調器
4(MOD)は、例えば水晶発振器(図示せず)から基
準周波数(信号OSC)を受け取る。変調器4は、必要
に応じて送信データ信号を受け取る。端末1’の他の構
成部品は、特に指示しない限り、図1に関して説明した
ものと同様である。
電流の位相を基準信号REFに対して調整する。この調
整は、送信データがないときの信号Txに対応する高周
波信号、すなわち搬送信号(例えば13.56MHz)
の調整である。この調整は、端末1’の発振回路のキャ
パシタンスC1を変化させ、アンテナ電流を、基準信号
と一定の位相関係に維持することによって実行される。
信号REFは搬送周波数であって、信号REFは、例え
ば、変調器の発振器(図1の5)によって供給された信
号OSCに対応する。
クタンスL1と直列に接続された容量部品24は、回路
21(COMP)によって供給される信号CTRLによ
って制御可能である。回路21は、基準信号REFに対
する移相を検出し、それに応じて部品24のキャパシタ
ンスC1を修正する機能を有する。
法で構成することができる。一般にこのキャパシタンス
は、数百ピコファラドに達しなければならず、その両端
の100ボルトを超える電圧に耐えなければならない。
例えば、逆バイアス接合のキャパシタンスを、このバイ
アスに依存する可変キャパシタンスとして使用するダイ
オードを使用することができる。次いでこのダイオード
のアノードを、基準端子2mの側に接続し、カソードを
インダクタンスL1の側に接続する。あるいは、ダイオ
ード装着MOSFETトランジスタを使用することもで
きる。ダイオードであるか、またはMOSFETトラン
ジスタであるかに関わらず、信号CTRLが実行する制
御には、ダイオードまたはトランジスタの両端の電圧を
修正して、キャパシタンスを修正することが含まれる。
3で示す、この発振回路を流れる電流Iの測定に基づい
て実行される。この電流測定部品は、部品24およびイ
ンダクタンスL1と直列に接続される。測定の結果ME
Sは位相比較器21に送られ、位相比較器21は次い
で、ブロック23によって測定された電流の位相を基準
信号REFと比較し、これに応じて信号CTRLで容量
部品24を制御する。
位相変調を妨げることがないよう十分に低速でなければ
ならないが、端末電磁界中で、一般に手の変位速度であ
るトランスポンダの変位速度と比較して十分に高速でな
ければならないことに留意されたい。例えば、トランス
ポンダの変位時間が数百ミリ秒であるときには、応答時
間が1ミリ秒程度であることが適当である。
準を修正して、ループの制御命令を修正し、これによっ
て他の値に調整し、次いで比較する信号を基底値の90
゜以外の値だけ移相させる。これによって、端末の発振
回路の共振周波数は低減する。比較器21の基準位相を
修正する代わりに、例えば、端末のマイクロプロセッサ
によって制御されたスイッチ付き抵抗網によって、部品
24のバイアス電圧をシフトさせ、部品24のバイアス
抵抗を可変化してもよい。
トランスポンダの可能な戻し変調から来る信号Rxを復
調するのにも好適に使用される。
調するために、端末をトランスポンダから引き離してい
る距離に関する情報が使用される。この距離はトランス
ポンダ及び端末、またはどちらか一方によって決定する
ことが出来る。
ンダ位置を判定するトランスポンダ30の一例を示す図
である。前と同様に、このトランスポンダは、回路の2
つの端子11’、12’の間にインダクタンスL2およ
びコンデンサC2’を含む並列発振回路から構成され
る。
aによって平滑化された直流電源電圧Vaを取り出すた
めに実行される整流が、アノードが端子11’に、カソ
ードがコンデンサCaの正の端子14に接続されたダイ
オードDによる単一の半波整流である。基準電圧15
は、端子12’に直接に接続されたコンデンサCaの負
の端子に対応する。電圧Vaは、例えば図1の回路16
ないし20を含む電子ブロック31に対するものを意味
する。コンデンサC3が、端子11と12の間に、スイ
ッチ(例えばMOSトランジスタ)K1と直列に接続さ
れる。
取る入力DETを備える。入力DETは、電圧Vaを測
定する回路(図示せず)およびこの測定を記憶する少な
くとも1つの部品に結合される。特定の実施例ではこの
回路がマイクロプロセッサ(図1の6)である。
またはいくつかのビットを使用したディジタル方式で実
行される。ビット数は所望の分析精度によって決まる。
トランスポンダが端末の範囲内にあるときに以下の測定
サイクルを周期的に実行する。好ましくはこれを、読取
装置の電磁界に入ることによってトランスポンダが活動
化された(電力供給された)と同時に実行する。まず、
トランジスタK1をオンにし、発振回路を同調させる。
端子DETの電圧を測定する。次いで、トランジスタK
1をオフにする。回路を離調させ、その共振周波数を、
コンデンサC2’とC3の値が同じであれば同調周波数
の2倍よりも高くシフトさせる。端子DETの電圧を再
び測定する。代替方法として、最初の測定を離調させた
回路で実行する。得られた2つの値を比較し、この比較
の結果を例えば単一のビットに記憶する。
行するのに要する時間(例えば数百ミリ秒程度)は、ほ
とんどの適用業務では手の変位速度に対応するトランス
ポンダの変位速度と比較して短い。
離調させておく時間が、副搬送波の半周期とは実質的に
異なるように選択され、そのため、端末がこの測定を戻
し変調と解釈しないことが好ましい。事実、トランスポ
ンダの発振回路の離調は、端末の発振回路L1、C1
(図1)の移相と解釈され、これを距離判定中にデータ
伝送と間違えてはならない。
百ミリ秒)と比較しても依然として高速な短い時間間隔
(例えば1ミリ秒程度)の後に、上記の測定サイクルを
繰り返す。
と比較して、トランスポンダが端末のより近くにあるの
か、または遠くにあるのかを知ることができる。同調位
置よりも離調位置のほうがレベルが高いことをビットが
指示している場合には、トランスポンダが端末の非常に
近くにある(密結合)ことを意味する。逆の場合は、ト
ランスポンダが臨界結合の近くにあるか、または臨界結
合位置とシステム範囲の境界の間にある。
れる距離判定または領域検出(密結合または疎結合)が
差動測定に似ているという利点がある。事実、この検出
は、システムおよびその環境によって決まる臨界結合に
対して実行される。回路が同調しているときには、臨界
結合でのみ、回収された電圧しきい値が最大となる。し
たがって、特定の基準または距離しきい値を設ける必要
はない。言い換えると、同調と離調の2つの動作モード
間のしきい値距離は自己適応性である。
15の間にそれぞれスイッチK3、K4と直列の2つの
抵抗R3、R4から形成されることが好ましい、抵抗型
戻し変調回路を含む。抵抗R3とR4は値が異なり、R
3のほうが高く、R4が低い。
と、高い値を有する抵抗R3が戻し変調の実行に使用さ
れ、トランジスタK1はオフになる。システムの動作
は、変成器の動作に近い離調動作となる。
らはさらに遠く離れている、すなわち疎結合であると仮
定する。トランジスタK1はオンになり、値の小さい抵
抗R4によって抵抗戻し変調が実行される。これは、従
来の動作モードである。
抵抗を使用することによって、システム範囲が最適化さ
れることに留意されたい。抵抗R3とR4のそれぞれの
値の比は、例えば4〜10であり(R3は0.4〜5キ
ロオーム、R4は100〜500キロオーム)、6程度
(例えば約1500オームと250オーム)であること
が好ましい。
離調に用いられるコンデンサC3は、戻し変調手段とし
て使用することもできる。この場合には、スイッチ付き
抵抗R3、K3およびR4、K4が排除され、コンデン
サC2’、C3の値が、離調の重要性が、容量型変調の
場合に端末によって検出される移相と両立するように選
択される。この容量型変調は、その振幅に作用するので
はなしに、端末のインダクタンスL1の両端の電圧の位
相に直接に影響する。これによって端末による位相検出
が容易になる。この種の戻し変調は、符号化、すなわち
戻し変調スイッチの搬送周波数の制御信号を修正しない
ことに留意されたい。
−97/34250に記載されているようなシステムを
使用することができる。しかし、本発明の好ましい実施
形態によれば、実行される判定では、トランスポンダの
関与は必要ない、すなわち、端末が、トランスポンダか
ら来るデータを受信する必要はない。
距離を判定する手段を備え、本発明に基づく端末を部分
的に示す。図7は図5をベースにしたものであり、図7
には、そのうちの容量部品24および電流測定部品2の
みが示されている。
(抵抗R5、R6)が部品24の両端の電圧を測定す
る。抵抗ブリッジの中間点はダイオードD5のアノード
に接続され、ダイオードD5のカソードは比較器(CO
MP)40の第1の入力に接続される。コンデンサC5
が、ダイオードD5のカソードを接地2mに接続する。
したがってコンデンサD5はその端子の両端に、ブリッ
ジR5−R6の中間点の電圧のピーク振幅としての直流
電圧を有する。比較器40の第2の入力は基準電圧Vr
efを受け取る。先に指摘したように、トランスポンダ
が端末の電磁界に入ったとき、トランスポンダが形成す
る負荷が発振回路L1C1の電流を変化させる。デフォ
ルトでは発振回路は同調しているので、トランスポンダ
が接近すればするほど、この容量部品の両端の電圧は低
下する。コンデンサC1(部品24)の両端の電圧は、
交流発生器(増幅器3)によって供給された電圧振幅
(一定)とQの積に等しい。したがって距離が短くなる
とQも低下する。したがって比較器40の出力は、(電
圧しきい値Vrefに変換された)距離しきい値に対す
るトランスポンダの位置を指示する。比較器40の出力
は、例えばマイクロプロセッサ6に送られ、システム動
作を、密結合に対応したモードに切り換え、発振回路を
離調させるかどうかを制御する。
に維持することで、距離−インピーダンス特性が変曲点
のない単調なものとなり、信頼性の高い距離判定が得ら
れることに留意されたい。
行した後、判定に関与しなかった要素は、関与した要素
からのデータ伝送によって情報を受け取ることができる
ことに留意されたい。このように、離調モードの選択
(トランスポンダ、端末、トランスポンダ、および端
末)は、距離判定モードとは独立している。
思いつくさまざまな変更、修正、改良を有する。特に、
異なる抵抗部品および容量部品のサイズ設定は、適用業
務、ならびに特に各種搬送波の周波数およびシステム範
囲によって変わってくる。同様に、当業者であれば、こ
れまでに述べた機能指示に基づいて、本発明に基づくト
ランスポンダまたは端末の各種回路を実施することがで
きる。
務、および優先的に修正することが望ましいシステムの
要素に依存する。トランスポンダ側のどんな変更も避け
るために、好ましくは離調して端末側で距離判定が行わ
れる。
に両立することに留意されたい。具体的には、同調動作
であるかまたは離調動作であるかに関わらず、トランス
ポンダから端末へのデータ伝送を常に位相変位変調方式
に基づいて実施することができる。事実、離調によっ
て、副搬送波の速度(例えば847.5kHz)で移相
を検出する高周波の搬送周波数(例えば13.56MH
z)は変更されない。
および端末が離調されており、かつ密結合であるときに
伝送速度を増大させるものである。
カード(例えばアクセス制御のためのIDカード、電子
財布カード、カード保有者に関する情報を記憶するため
のカード、コンシューマ・フィデリティ・カード、加入
テレビジョン・カードなど)、およびこれらのカードの
読取りまたは読取り/書込みシステム(例えば、ポルチ
コ(portico)すなわちアクセス制御端末、自動
支払機、コンピュータ端末、電話端末、テレビジョンま
たはサテライト・デコーダなど)に適用可能である。
示の一部を構成するものであり、本発明の趣旨および範
囲に包含されるものである。したがって以上の説明は単
に例示を目的としたものであって、本発明を限定しよう
とするものではない。本発明は、次の請求の範囲および
その等価物の定義によってのみ限定される。
である。
である。
である。
を示すタイミング図である。
発明に基づく読取り/書込み端末の一実施形態の一部分
を示す図である。
手段を備える本発明による電磁トランスポンダの実施形
態を示す図である。
判定するための手段を備える本発明による端末を部分的
に示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 トランスポンダが端末の電磁界に入る
際、少なくとも1つのトランスポンダとともに動作する
ように適合した、電磁界を発生するための端末(1’)
において、 高周波A.C.励磁電圧を受信するように適合した発振回
路(L1,C1)と、 トランスポンダ(10,30)が端末(1’)に接近す
る時に発振回路を特定の伝送周波数から離調させるため
の手段を有することを特徴とする端末。 - 【請求項2】 発振回路(L1,C1)を離調するため
の前記手段が、基準値について発振回路の電流位相を調
整するための手段を有し、発振回路が同調モードで動作
するのか又は離調モードで動作するのかに基づいて得ら
れる2つの値からその基準値が選択できることを特徴と
する、請求項1に記載の端末。 - 【請求項3】 発振回路(L1,C1)の電流位相と、
電磁界に入るトランスポンダ(10,30)に遠隔電力
供給するための搬送波に相当する高周波信号とを比較す
るための比較手段を含むことを特徴とする、請求項2に
記載の端末。 - 【請求項4】 発振回路(L1,C1)の信号位相と基
準値とを比較するための前記比較手段が、トランスポン
ダ(10,30)によって戻し変調される信号の受信に
も使用される位相復調器から成ることを特徴とする、請
求項3に記載の端末。 - 【請求項5】 トランスポンダ(10,30)の電磁界
に入ったトランスポンダと端末の距離を判定するための
判定手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の端
末。 - 【請求項6】 電磁界を発生する端末(1’)と、独立
した電力供給手段を持たない少なくとも1つのトランス
ポンダ(10,30)の間の非接触無線データ伝送シス
テムであって、前記端末が請求項1から5に記載される
端末のいずれかであることを特徴とする伝送システム。 - 【請求項7】 端末の発振回路(L1,C1)が特定の
周波数に同調されるか又は離調されるかに従って、トラ
ンスポンダ(10,30)から端末(1’)までのデー
タ伝送速度が異なることを特徴とする、請求項6に記載
の送信システム。 - 【請求項8】 端末の発振回路(L1,C1)が特定の
周波数に同調されるか又は離調されるかに従って、端末
(1’)からトランスポンダ(10,30)までのデー
タ伝送速度が異なることを特徴とする、請求項6に記載
の送信システム。
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