JP2000331602A - 電極シートの製造方法 - Google Patents

電極シートの製造方法

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JP2000331602A
JP2000331602A JP11136477A JP13647799A JP2000331602A JP 2000331602 A JP2000331602 A JP 2000331602A JP 11136477 A JP11136477 A JP 11136477A JP 13647799 A JP13647799 A JP 13647799A JP 2000331602 A JP2000331602 A JP 2000331602A
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sheet
electrode
metal foil
resin film
insulating layer
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JP11136477A
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Shinichi Hotta
真一 堀田
Yukio Takamizawa
幸夫 高見澤
Yoshitomo Koga
良知 古賀
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Cosmotec KK
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Cosmotec KK
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 希ガス放電灯に電極を設けるための電極層自
体に端子部分を設けた電極シートを容易に製造する。 【解決手段】 金属フォイル粘着シートの金属フォイル
上から端子部分付き電極の形状に合わせてセパレーター
を打ち抜かないように半抜きし、端子部分付き電極層1
1の部分以外の金属フォイルをかす取りし、電極層上か
ら片側端部に補助テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹
脂フィルム20を補助テープが端子部分を覆う様に貼り
合わせ、補助テープを持ち上げて端子部分と電極本体と
の境界線から端子部分先端に向かい縦方向に補助テープ
をカットし、カット部分20′,22′を取り除き、残
部20″を再度貼り合わせ、端子部分を露出させたシー
トを得、電極層11,11′の部分より大きな範囲でセ
パレーター部分のみを打ち抜かないように半抜きし、電
極層を覆う部分以外のフィルムをかす取りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極シートの製造
方法に関し、特に希ガス放電灯の外部電極取付け用電極
シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、管状ガラスバルブの内壁に蛍光体
層を被着し、その内部にキセノンガスを主成分とする希
ガスを封入して密閉し、該密閉ガラスバルブの外壁にガ
ラスバルブのほぼ全長に亘って一対の対向する帯状外部
電極を添設してなる希ガス放電灯が、ファクシミリ、O
CR、コピー機等のOA機器の原稿読み取り用光源や液
晶表示装置のバックライトとして使用されてきている
(特開平3−225745号公報)。この希ガス放電灯
は、両外部電極間に高周波電圧を印加することにより、
バルブ内の放電空間にはバルブ軸と直交方向にキセノン
ガスによる放電が生じ、バルブ内壁に被着された蛍光体
膜が励起されて発光する。放電気体が水銀等の金属蒸気
を含まず、キセノンガスの励起光(147nm)により
蛍光体膜が効率よく励起され、高い発光光度が得られ、
軸方向の照度分布が均一で安定した放電が得られ、ま
た、蛍光体膜は金属イオンの衝撃を受けないから、該膜
の劣化が低減され、光出力低下が防止される。
【0003】上記の一対の帯状外部電極を添設するため
に、電極シートが使われている。従来の電極シートの一
例は、ガラスバルブに添設するための粘着剤層を有する
一対の帯状電極層、シリコーン系粘着剤絶縁層、PET
(ポリエチレンテレフタレート)等の透明樹脂フィルム
をこの順序で含み、通常、上記粘着剤層とシリコーン系
粘着剤絶縁層の露出部分の上にフィルム状セパレーター
が設けられている。この電極シートをガラスバルブに上
記粘着剤層とシリコーン系粘着剤絶縁層の露出部分を介
して取り付け、一対の帯状電極層の上記透明樹脂フィル
ムより露出した片端部分にろう接剤や導電性接着剤を用
いて端子部品を貼り付け、端子部品にコードのワイヤを
連結して、希ガス放電灯を製造する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な電極シート
を用いる場合は希ガス放電灯の生産性に劣るため、電極
シートの電極層自体に端子部分を設けたものも実用化さ
れている(特開平9−129188号公報)。しかし、
その製造のためには、該端子部分のコードのワイヤと連
結する部分が、給電安定確保と充電部の露出を可及的に
小さくするための実質的所定長さで上記透明樹脂フィル
ムから露出していなければならず、かかる露出端子部分
を形成するために上記透明樹脂フィルムをカットするに
際して、端子部分はその周りに対して少なくとも金属フ
ォイルの厚さの段差があるので、端子部分に損傷を与え
ずカットするのは容易ではなく、単純に半抜きする等の
方法を採ることができない。本発明は、この様な点に鑑
みてなされたもので、電極層自体に端子部分を設けた電
極シートを容易に製造することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属フォイ
ル、粘着剤層及びセパレーターを含む金属フォイル粘着
シートの該金属フォイル上から各一対の端子部分付き電
極の形状に合わせてセパレーターのみを打ち抜かないよ
うに半抜きし、端子部分付き電極層の形状に該金属フォ
イルを打ち抜き、且つ、前記の端子部分付き電極層の部
分以外の該金属フォイルをかす取りして除去する工程
(1)、得られたシートの電極層上から片側端部に補助
テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムを該補
助テープが端子部分を覆う様に貼り合わせる工程
(2)、得られたシートから前記粘着絶縁層付き透明樹
脂フィルムの補助テープを有する部分を持ち上げて、端
子部分と電極本体との境界線から端子部分先端に向かい
所定距離の端子部分上の設計仕様指定の線に実質的に沿
って縦方向に前記粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムの補
助テープを有する部分をカットし、カットされた補助テ
ープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム部分を取
り除くと共に残部の補助テープのみをも取り除き、後者
の残部補助テープに対応していた粘着絶縁層付き透明樹
脂フィルム部分を気泡が実質的に入らない様に該電極層
表面に貼り合わせ、端子部分のワイヤとのかしめ部分を
露出させたシートを得る工程(3)、および、得られた
シートの前記粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムを各一対
の電極層の部分より大きな範囲でセパレーター部分のみ
を打ち抜かないように半抜きし、前記粘着絶縁層付き透
明樹脂フィルムの各一対の電極層の部分を覆う部分以外
をかす取りして、電極シートを得る工程(4)を含むこ
とを特徴とする電極シートの製造方法を提供するもので
ある。本発明の方法は、特開平9−129188号公報
に開示される方法の改良法と考えることもできる。電極
層の形状としては、放電灯の形状に応じた実質的正方形
や実質的長方形等の形状で、前述した様に、通常は帯状
の実質的長方形の形状である。
【0006】上記端子部分は、補強されているのが強度
面から好ましく、そのためには、上記金属フォイル粘着
シートが、金属フォイル、粘着剤層及びセパレーターか
らなる粘着シートのセパレーターを剥がし、補強用テー
プを金属フォイルの片側端部に該粘着剤層を介して貼り
合わせ、再びセパレーターを残部の粘着剤層を介して貼
り合わせる工程を経て得られる補強金属フォイル粘着シ
ートであるのが好ましい。この場合、勿論、補強金属フ
ォイル部分の少なくとも一部を端子部分として構成す
る。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。金属フォ
イル粘着シートは、例えば、PET等のプラスチックの
フィルムに剥離剤を塗工したセパレーターの剥離剤層上
に(架橋)アクリル系粘着剤等の強粘着剤(好ましく
は、乾燥厚み約20〜50μm、特に約33μm)を塗
工乾燥し、アルミフォイル(好ましくは、厚み約50μ
m前後)等の金属フォイルを粘着剤上に貼り合わせて作
成する(金属フォイル上に粘着剤層は転写する)。金属
フォイルに強粘着剤を塗工乾燥し、セパレーターを貼り
合わせる方法も可能であるが、金属フォイルの強度等を
考慮すると、上記転写方法が好ましい。なお、このセパ
レーターは、ロール状で用いる時は、本発明の方法の全
工程で搬送用のシートとしての役割も果たす。
【0008】必要に応じて用いる補強用テープは、熱膨
張率等の点で上記金属フォイルと同じ材質のものが好ま
しく、例えば、アルミテープ(好ましくは、厚み約50
μm前後)等の金属テープを用いるが、補強の役割を充
分に果たせる限り、これに限定されるものではない。こ
の補強用テープは、端子部分とコードのワイヤをかしめ
用部材で巻き付けてかしめる際や放電灯使用時の端子部
分の強度を保証するためのものであるが、金属フォイル
の材質や厚みによってその必要性の有無を判断すべきも
のであり、必ずしも必須の部材ではない。また、補強テ
ープ側でコードのワイヤと接触させて導電性かしめ用部
材で巻き付けてかしめる場合は、アルミテープ等の導電
性金属テープを補強テープとして用いるのが望ましい。
【0009】工程(2)において用いる補助テープの付
いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムは、例えば、PE
T等のプラスチック製の透明樹脂フィルム(好ましく
は、厚み約50〜100μm、特に約75μm)上に高
絶縁性の粘着剤(好ましくは、乾燥厚み約20〜50μ
m、特に約35μm)を塗工乾燥し、得られる粘着絶縁
層の後工程迄の保護及び補助テープ作成用のセパレータ
ーを貼り合わせ、次いで、得られるセパレーターを有す
る粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムにおいて該補助テー
プが必要とする幅を確保する位置で該セパレーターのみ
を縦方向にカットし、該セパレーターの補助テープ部分
以外を剥離して作成するが、例えば、貼り合わせ使用時
に補助テープ部分以外のセパレーターの剥離を行うのが
好ましい。上記の補助テープが必要とする幅を確保する
上記カットの位置は、工程(1)で得られたシートの電
極層上に補助テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フ
ィルムを貼り合わせた時に電極層の端子部分と電極本体
との境界線より内側の電極本体の位置であって、工程
(3)における粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムの補助
テープを有する部分のカットの時に該透明樹脂フィルム
に何等の損傷を与えない幅寸法を実験により求めて定め
るのが望ましい。
【0010】本発明の方法は、各シート、補助テープの
付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム、必要に応じて
用いる補強用テープ等を毎葉式で実施することも可能で
あるが、各シート、補助テープの付いた粘着絶縁層付き
フィルム、必要に応じて用いる補強用テープ等をロール
状シート、ロール状フィルム、ロール状テープの形で用
い、連続的且つ自動的に電極シートを製造するのが生産
性の向上と製造コストの低減のために好ましい。
【0011】希ガス放電灯の各一対の電極層を有する電
極シートを製作する際、所定の輪郭を有する一対の電極
層を絶縁保護するためと一対の電極層を管状ガラスバル
ブに巻き付けて組み立てるための粘着絶縁層付き透明樹
脂フィルムの輪郭が、電極層より面積的には幾らか大き
い相似形を有し、寸法的には該一対の電極層の輪郭より
ほぼ均一に大きくなる様に製作されることが望まれる。
各一対の電極層は、沿面放電(電極間リーク)を防ぐに
充分な放電沿面距離だけ離して配置され、粘着絶縁層付
き透明樹脂フィルムに覆われる様に設計され、また、所
定輪郭の粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムが所定輪郭の
各一対の電極層の全面積を確実に覆う様に且つ上記粘着
絶縁層付き透明樹脂フィルムから端子部分がコードのワ
イヤとかしめるに充分なだけ露出して突出する様に設計
され、寸法公差が指定される。従って、各一対の電極層
の所定の輪郭と粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムの所定
の輪郭の相対位置の寸法精度を確保しつつ、突出した端
子部分が損傷を受けない様な加工を行うことが望まれ
る。そのために、本発明では工程(3)を行うわけであ
る。
【0012】本発明の各工程を行うに際して、毎葉式の
場合の基準(所謂「衝」ないし「データムライン」)と
しては、各毎葉シート、各毎葉フィルム及び各毎葉テー
プの横方向の一端面(エッジ)と縦方向の一端面(エッ
ジ)を用いれば充分な寸法精度を確保することができる
が、これに限定されるものではない。
【0013】一方、ロール状シート、ロール状フィルム
及び必要に応じて用いるロール状テープを用いて本発明
の方法を連続的且つ自動的に実施しようとする際は、例
えば、各ロール材の縦方向(長手方向)の端面を一つの
「衝」ないし「データムライン」として用い、また、工
程(4)を行う際のロール状シートの基準としては、例
えば、工程(1)と実質的に同時にセパレーターの少な
くとも片側部分に一定間隔で穴(パーフォレーション)
を空けておき、これらの穴を基準(縦方向の巻き出し距
離用)として用いてもよい。上記一つの「衝」ないし
「データムライン」としては、端子部分の端面をセンサ
ーで監視し、例えば、フィードフォワード又はフィード
バック制御して寸法精度を確保してもよく(例えば、カ
ッター等又はシートを移動させる制御により)、また、
上記穴(パーフォレーション)を利用して制御により寸
法精度を確保する方式等でもよい。また、工程(4)を
行う際の基準としては、上記穴(パーフォレーション)
を利用するのが確実であるが、例えば、各シート、フィ
ルム、テープの巻き出し距離をコンピューターで測定
し、その縦方向(長手方向)の位置を制御する方式等も
採り得る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態として
上記の連続的且つ自動的に電極シートを製造する方法を
図面を参照しつつ説明するが、本発明がこれに限定され
るもので無いことは言うまでもない。なお、各図の寸法
やその比は実際のものを表す訳ではなく、各図は本発明
の方法の理解を容易にするための概念図であり、また、
金属フォイルとしてアルミフォイルを用い、更に補強用
テープとしてアルミテープも用いる場合を説明する。
【0015】図1は、アルミフォイル粘着シートに補強
用テープとしてアルミテープを貼り合わせる様子を描い
た概念図である。アルミフォイル粘着シート巻出ロール
1からアルミフォイル粘着シートを巻き出し、ガイドロ
ール4の所でセパレーターを連続的に剥がす。粘着剤層
付きアルミフォイルは直接シート巻取ロール3へと向か
い、セパレーターはガイドロール5と6を経由してシー
ト巻取ロール3へと向かう。アルミテープ巻出ロール2
からアルミテープを巻き出し、例えば、アルミフォイル
の手前側の片側端面と該フォイルの片側端面とを実質的
に一致させて該フォイルの粘着剤層を介して両者を連続
的に貼り合わせ、セパレーターを該フォイルの残余の粘
着剤層を介して再度アルミフォイルと連続的に貼り合わ
せて、該アルミテープを挿入した4層構造のシートとし
て、これをシート巻取りロール3に巻き取る。なお、粘
着剤層付きアルミフォイルの最初の巻き出し部分であり
且つガイドロール5と6を経由して来るセパレーターと
貼り合わせできない部分は、利用できない部分として扱
う。
【0016】次に、工程(1)を行う。例えば、各一対
の端子部分(例えば、凸舌形状)付き電極の形状に合致
する刃を有するカッターを用いて、上記の工程で得られ
た4層構造シートのアルミフォイル上からセパレーター
を打ち抜かないように半抜きし、連続的に各一対の補強
端子部分付き電極層の形状にアルミフォイルとアルミテ
ープを打ち抜き、且つ、上記の補強端子部分付き電極層
の部分以外のアルミフォイルとアルミテープをかす取り
して除去する。なお、半抜きと同時に例えば補強端子部
分側のセパレーターの側端部を縦方向(長手方向)に打
抜き、補強端子部分の端面とセパレーターの側端面との
距離関係を正確に取るのが望ましい場合もある。工程
(1)により、各一対の補強端子部分付き電極層が多数
セパレーター上に並んだシートとなる。ここで、端子部
分を補強するのは、この端子部分とコードのワイヤを電
導性かしめ部材で巻いてかしめる際や希ガス放電灯の使
用中に、端子部分が破断しない様にするためである。
【0017】図2は、工程(1)を経て得られたシート
の概念斜視図であり、この図ではセパレーターや電極形
状のアルミフォイルの厚み、また、後述のパーフォレー
ション(穴)を描くのを省略している。この電極形状の
半抜き加工において、4層構造シートのセパレーターの
側端面、特にアルミテープを挿入した側の片側端面を基
準(「衝」ないし「データムライン」)として、例えば
トムソン型方式で半抜き(キスカット)するのが望まし
く、併せてセパレーターの両側端近辺に所定の長手方向
間隔でパーフォレーション(穴)を全抜きで設けるのが
工程(4)での位置合わせのために好ましいが、必ずし
もこれに限られるものではない。一対の補強端子部分付
き電極層の部分11と11’が、一本の希ガス放電灯用
の管状ガラスバルブの外壁に貼り付けられ、該希ガス放
電灯の帯状外部電極となるべき部分である。図3は、図
2の点線で囲んだ範囲の補強端子部分12付き電極部分
11の拡大部分斜視図であり、厚みも描いて理解し易く
したものである。前述した様に、電極本体の一部もアル
ミテープで補強されているのが図3に示されており、強
度面でこの様に半抜きするのが好ましい。
【0018】次に、工程(2)を行う。この工程(2)
は、工程(1)で得られたシートの電極層上から片側に
補助テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム2
0を、例えば、上記シートの端子側の片側端面と該フィ
ルム20の片側端面とを合わせる様に貼り合わせる工程
である。図4は、補助テープの付いた粘着絶縁層付き透
明樹脂フィルムの斜視図である。これは、例えば、PE
T等のプラスチックの透明樹脂フィルム21上に(架
橋)シリコーン系粘着剤等の高電圧印加に耐え得るだけ
の絶縁性のある粘着剤を塗工乾燥し、例えば、PET等
のプラスチックのフィルムに剥離剤を塗工したセパレー
ター22+23を貼り合わせ、該セパレーターの補助テ
ープとなるべき部分22の内側端部に沿って該セパレー
ターをカットするスリ割り(スリット)加工して作成す
る。例えば、貼り合わせ使用時に上記補助テープとなる
部分を残して、該補助テープが補強端子部分を覆う様に
して該セパレーターの他の部分23を剥がし取って除去
し、工程(1)で得られたシートの電極上から補助テー
プの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム20を貼り
合わせる様にして用いる。補助テープの巾は、貼り合わ
せ後に補強アルミテープの電極本体側の端よりも若干内
側の部分まで電極本体を覆う様な巾とするのが好まし
い。
【0019】次に、工程(3)を行う。図5は、この工
程(3)を理解し易くするための概念斜視説明図であ
り、セパレーター、電極層形状のアルミフォイル、補助
テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム等の厚
みを描くのを省略している。また、図5には、工程
(1)で設けてもよいパーフォレーション(穴)も描か
れている。工程(2)で得られたシートから粘着絶縁層
付き透明樹脂フィルムの補助テープ22を有する部分を
持ち上げて、シヤー(shear 、鋏)〔但し、図面の簡略
化のために下方のダイ(die )の図示を省いている〕等
のカッターで粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムの補助テ
ープを有する部分を端子部分の端面から所定距離の端子
部分上の設計仕様指定の線(「端子部分と電極本体との
境界線から端子部分先端に向かい所定距離の端子部分上
の設計仕様指定の線」に相当)に実質的に沿って縦方向
(長手方向)に上記粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム2
0をカットし、カットされた補助テープの付いた粘着絶
縁層付き透明樹脂フィルム部分20’と残部の補助テー
プ22’をそれぞれスクラップテープとして取り除く様
にそれぞれの巻取ロール31、32に巻き取る。残部の
補助テープ22’に対応していた残部の粘着絶縁層付き
透明樹脂フィルム20”を、例えば、図示されていない
スキージーで気泡が実質的に入らない様に電極層表面上
に再度貼り合わせ、補強端子部分のコードのワイヤとの
かしめ部分をフィルム20”から露出させたシートを得
る。ここで、粘着絶縁層と電極層表面との間で気泡が実
質的に入らない様に貼り合わせるのは、気泡が入ると希
ガス放電灯の放電使用時に、障害の原因となる虞がある
からである。
【0020】ここで、このような工程(3)を行う理由
を説明する。工程(4)で半抜きとかす取りして残る図
7に示される様な粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム2
0”の部分は、補強端子部分のワイヤとのかしめ部分を
残して各一対の電極層を縦方向にも横方向にも充分な余
裕をもって覆う様に実質的に均一に広い面積を有する様
に設計される。この面積は、放電灯のガラスバルブの外
表面上に各一対の電極層を巻き付けて充分粘着させるに
充分な面積であるが、例えば凸舌形状の補強端子部分の
ワイヤとのかしめ部分が粘着絶縁層付き透明樹脂フィル
ムから寸法的にも公差的にもほぼ最小限度ではみ出して
いることが望まれ(このほぼ最小限度のはみ出している
部分を介して放電灯の放電時に給電される構成となって
いる)、しかも補強端子部分の損傷を避けるためには、
工程(4)の半抜き加工と別個に粘着絶縁層付き透明樹
脂フィルムの補助テープを有する部分を持ち上げて、そ
の端子部分側のスリ割り(スリット)加工の工程(3)
を行う必要が生じるのである。なお、工程(2)と
(3)では、例えば、工程(1)と同様に、4層構造シ
ートのセパレーターの片側端面と同じ片側端面を基準
(「衝」ないし「データムライン」)として利用するこ
とができる。
【0021】図6は、図5の点線で囲んだ範囲の部分の
拡大部分斜視図であり、厚みも描いて理解し易くしたも
のである。補強端子部分12付き電極層部分11の上か
ら粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム20”が貼り合わさ
れている。工程(3)で重要な事項は、図6中の補強端
子部分12を覆う粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム2
0”の「a」で表される長さと、露出した補強端子部分
12の「b」で表される長さがそれぞれ実質的に一定で
あることである。長さ「a」は希ガス放電灯の放電使用
時にこの部分で障害の生じる虞を無くすために必要な長
さであり、長さ「b」はコードのワイヤを巻いてかしめ
るに必要な長さである。これらの長さの「ずれ」が実質
的に生じない様に工程(2)と(3)を行うのである。
【0022】次に、工程(4)を行う。この工程(4)
は、電極シート製品を完成させる工程である。即ち、工
程(3)で得られたシートを各一対の電極層の部分より
大きな範囲でセパレーター部分を打ち抜かないように半
抜きし、前記粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム20”を
打ち抜き、各一対の電極層の部分を覆う部分以外の前記
粘着絶縁層付き透明樹脂フィルムをかす取りする。前述
の位置決め用のパーフォレーション(穴)は、この工程
(4)で半抜きの際、半抜きの位置と各一対の補強端子
部分付き電極層の部分の位置関係を一定にするのに利用
される。但し、パーフォレーション(穴)を設ける実施
態様には限定されず、例えば、コンピューターにより巻
き出し距離を読み取って位置合わせする実施態様などを
利用することもできる。更に、必要に応じて、位置決め
用のパーフォレーション(穴)のある両端部分のシート
部分をカットして除去し、製品としてもよい。図7は、
得られた電極シートを示す概略斜視図であり、セパレー
ター、電極形状のアルミフォイル、粘着絶縁層付き透明
樹脂フィルム等の厚みを描くのを省略している。
【0023】図7の電極シートを利用する時は、粘着絶
縁層付き透明樹脂フィルム20”を捲ると、一対の補強
端子部分付き電極層11と11’が該フィルム20”と
一緒にくっついてセパレーターから剥がれて来るので、
この単位のシートを希ガス放電灯の管状ガラスバルブの
軸方向に沿ってその外面に貼り付ける。なお、希ガス放
電灯の光がガラスバルブから両電極層11と11’の間
の粘着絶縁層付き透明樹脂フィルム20”部分を通って
外側に出て来て照明に利用する様にする。一対のコード
のワイヤをそれぞれの補強端子部分と共に導電性かしめ
部材で巻き付けてかしめることにより、ワイヤと電極の
接続を行う。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、これまで容易ではない
と考えられていた端子部分付き電極シートを容易に製造
でき、また、連続的且つ自動的に大量生産することもで
き、希ガス放電灯の生産性の向上や製造コストの低減を
図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、アルミフォイル粘着シートに補強用テ
ープとしてアルミテープを貼り合わせる様子を描いた概
念図である。
【図2】図2は、本発明の方法の工程(1)を経て得ら
れたシートの概念斜視図である。
【図3】図3は、図2の点線で囲んだ範囲の補強端子部
分12付き電極部分11の拡大部分斜視図である。
【図4】図4は、本発明の方法の特に工程(2)と
(3)で用いる補助テープの付いた粘着絶縁層付きフィ
ルムの斜視図である。
【図5】図5は、本発明の方法の工程(3)を理解し易
くするための概念斜視説明図である。
【図6】図6は、図5の点線で囲んだ範囲の部分の拡大
部分斜視図である。
【図7】図7は、得られた電極シートを示す概略斜視図
である。
【符号の説明】
1 アルミフォイル粘着シート巻出ロール 2 アルミテープ巻出ロール 3 シート巻取ロール 4、5、6 ガイドロール 11、11’ 一対の補強端子部分付き電極層 12 補強端子部分 20 補助テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂フィ
ルム
フロントページの続き (72)発明者 高見澤 幸夫 東京都立川市羽衣町2丁目1番10号 株式 会社コスモテック内 (72)発明者 古賀 良知 東京都品川区平塚1−1−2−602

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属フォイル、粘着剤層及びセパレータ
    ーを含む金属フォイル粘着シートの該金属フォイル上か
    ら各一対の端子部分付き電極の形状に合わせてセパレー
    ターのみを打ち抜かないように半抜きし、端子部分付き
    電極層の形状に該金属フォイルを打ち抜き、且つ、前記
    の端子部分付き電極層の部分以外の該金属フォイルをか
    す取りして除去する工程(1)、得られたシートの電極
    層上から片側端部に補助テープの付いた粘着絶縁層付き
    透明樹脂フィルムを該補助テープが端子部分を覆う様に
    貼り合わせる工程(2)、得られたシートから前記粘着
    絶縁層付き透明樹脂フィルムの補助テープを有する部分
    を持ち上げて、端子部分と電極本体との境界線から端子
    部分先端に向かい所定距離の端子部分上の設計仕様指定
    の線に実質的に沿って縦方向に前記粘着絶縁層付き透明
    樹脂フィルムの補助テープを有する部分をカットし、カ
    ットされた補助テープの付いた粘着絶縁層付き透明樹脂
    フィルム部分を取り除くと共に残部の補助テープのみも
    取り除き、後者の残部補助テープに対応していた粘着絶
    縁層付き透明樹脂フィルム部分を気泡が実質的に入らな
    い様に該電極層表面に貼り合わせ、端子部分のワイヤと
    のかしめ部分を露出させたシートを得る工程(3)、お
    よび、得られたシートの前記粘着絶縁層付き透明樹脂フ
    ィルムを各一対の電極層の部分より大きな範囲でセパレ
    ーター部分のみを打ち抜かないように半抜きし、前記粘
    着絶縁層付き透明樹脂フィルムの各一対の電極層の部分
    を覆う部分以外をかす取りして、電極シートを得る工程
    (4)を含むことを特徴とする電極シートの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記金属フォイル粘着シートが、金属フ
    ォイル、粘着剤層及びセパレーターからなる粘着シート
    のセパレーターを剥がし、補強用テープを金属フォイル
    の片側端部に該粘着剤層を介して貼り合わせ、再びセパ
    レーターを残部の粘着剤層を介して貼り合わせる工程を
    経て得られる補強金属フォイル粘着シートであり、補強
    金属フォイル部分の少なくとも一部を端子部分として構
    成することを特徴とする請求項1に記載の電極シートの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 各シート、補助テープの付いた粘着絶縁
    層付き透明樹脂フィルム、必要に応じて用いる補強用テ
    ープをロール状シート、ロール状フィルム、ロール状テ
    ープの形で用い、連続的且つ自動的に電極シートを製造
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の電極シー
    トの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111712946A (zh) * 2018-06-20 2020-09-25 株式会社Lg化学 在电极接片与集流体之间具有改进的连接结构的电极组件及其制造方法
CN114286506A (zh) * 2022-01-06 2022-04-05 珠海加特精密工业有限公司 一种pet膜贴合机构及具有其的fpc补强板贴合设备
CN116001304A (zh) * 2023-02-07 2023-04-25 河北广艺高新自动化科技有限公司 一种带线电极片生产工艺及装置

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