JP2000329199A - 低騒音サイレントチェーン - Google Patents

低騒音サイレントチェーン

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JP2000329199A
JP2000329199A JP11142387A JP14238799A JP2000329199A JP 2000329199 A JP2000329199 A JP 2000329199A JP 11142387 A JP11142387 A JP 11142387A JP 14238799 A JP14238799 A JP 14238799A JP 2000329199 A JP2000329199 A JP 2000329199A
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sprocket
teeth
plate
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JP11142387A
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English (en)
Inventor
Toyonaga Saito
豊永 斉藤
Nobuto Kozakura
伸人 小桜
Koichi Ichikawa
光一 市川
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプロケットとの間で発生する噛合い騒音を
効果的に低減することのできるサイレントチェーンを提
供する。 【解決手段】 スプロケット2の歯Tと噛み合う一対の
噛合部tの少なくとも一方に透孔3Dを形成した異形プ
レート3を有しており、スプロケット2に異形プレート
3の噛合部tが噛み合う際に、噛合部tが弾性変形して
スプロケット2の歯Tと、これに衝突する外側フランク
3Bまたは内側フランク3Cとの衝突の衝撃を緩衝し、
噛み合い騒音を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイレントチェー
ンに関し、特に、スプロケットとの間で発生する噛み合
い騒音に対して高い騒音低減効果を有するサイレントチ
ェーンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンのクランクシャ
フトとカムシャフト間の動力伝達等に広く用いられてい
るサイレントチェーンは、それぞれのシャフトに固定さ
れているスプロケットの歯に直接噛み合う二股状の一対
の噛合部が形成された多数のプレートをピン連結して編
成されており、これらの噛合部の外側フランク或いは内
側フランクがスプロケットの歯面に当接して動力が伝達
されるようになっている。
【0003】図10は、従来より用いられている標準的
なサイレントチェーンの一例を示すものであって、同図
のサイレントチェーン(以下、単にチェーンという。)
A1は、ピンA2によって相互に連結された多数のプレ
ートA3を有している。
【0004】これらのプレートA3は、チェーンA1の
幅方向にも複数並んでいて、その幅方向両外側にはスプ
ロケットA4を通過する際に、前記スプロケットA4の
歯Tの側面に案内されるガイドプレートA5(一部仮想
線で示す)が配置されている。
【0005】同図に示すチェーンA1においては、プレ
ートA3は、スプロケットA4の歯Tといわゆる外股噛
み合いを行う形式のものであり、二股状に形成されてい
る一対の噛合部tの外側フランクF1が歯Tの歯面に当
接してスプロケットA4との間で動力伝達が行われる。
【0006】また、プレートA3の一対の外側フランク
F1がスプロケットA4の歯Tの歯面に着座した状態
で、噛合部tの内股側に形成されている内側フランクF
2はスプロケットA4の歯Tと僅かに離れている。
【0007】また、図示はしないが、従来用いられてい
るサイレントチェーンには、図8に示したものとは逆
に、内股噛み合いを行う形式のものもあり、これは、ス
プロケットの歯と内側フランクが当接して噛み合うよう
になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
サイレントチェーンにおいては、プレートに二股状に形
成されている一対の噛合部の剛性が高いため、チェーン
がスプロケットに噛み合う際に、外側フランクあるいは
内側フランクがスプロケットの歯面に衝突するとその衝
撃が噛合部からプレート全体に分散されて大きな噛み合
い騒音を発生する問題があった。
【0009】そこで、本発明は、前述したような従来技
術における問題を解決し、スプロケットとの間で発生す
る噛合い騒音を効果的に低減することのできるサイレン
トチェーンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
の低騒音サイレントチェーンの第1のものは、スプロケ
ットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なくとも一方に透
孔を形成した異形プレートを有するものである。
【0011】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第2のものは、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛
合部の少なくとも一方の内側フランクに湾曲した凹部を
形成した異形プレートを有するものである。
【0012】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第3のものは、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛
合部の少なくとも一方の外側フランクに湾曲した凹部を
形成した異形プレートを有するものである。
【0013】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第4のものは、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛
合部の少なくとも一方に、噛合部先端からこれに近いピ
ン孔に向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した
異形プレートを有するものである。
【0014】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第5のものは、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛
合部の少なくとも一方に、外側フランクのスプロケット
の歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から内側フラン
クに向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した異
形プレートを有するものである。
【0015】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第6のものは、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛
合部の少なくとも一方に、内側フランクのスプロケット
の歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から外側フラン
クに向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した異
形プレートを有するものである。
【0016】さらに、本発明の低騒音サイレントチェー
ンの第7のものは、スプロケットの歯と噛み合う一対の
噛合部の少なくとも一方に透孔を形成した異形プレート
と、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なく
とも一方の内側フランクに湾曲した凹部を形成した異形
プレートと、スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部
の少なくとも一方の外側フランクに湾曲した凹部を形成
した異形プレートと、スプロケットの歯と噛み合う一対
の噛合部の少なくとも一方に、噛合部先端からこれに近
いピン孔に向けて途中位置までスリットを切り欠き形成
した異形プレートと、スプロケットの歯と噛み合う一対
の噛合部の少なくとも一方に、外側フランクのスプロケ
ットの歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から内側フ
ランクに向けて途中位置までスリットを切り欠き形成し
た異形プレートと、スプロケットの歯と噛み合う一対の
噛合部の少なくとも一方に、内側フランクのスプロケッ
トの歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から外側フラ
ンクに向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した
異形プレートのうち、少なくとも一種類の異形プレート
と、標準形状のプレートとをチェーン幅方向に混在させ
て配列しているものである。
【0017】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第8のものは、前記第7のものにおいて、異形プレー
トと標準形状のプレートをランダムに混在させているも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の低騒音サイレントチェー
ンの第1のものでは、異形プレートのスプロケットの歯
と噛み合う噛合部に透孔を形成することで、この部分の
剛性を低下させ、弾性変形を容易にしている。
【0019】そのため、透孔が形成されている噛合部の
外側フランク或いは内側フランクがスプロケットの歯と
噛み合い時に衝突すると、噛合部は弾性変形して衝突に
よる衝撃を緩衝し、噛み合い騒音が低減される。
【0020】透孔は、異形プレートの一対の噛合部の両
方に形成しておくことが好ましいが、何れか一方に形成
しても良い。また、透孔の形状は、噛合部の剛性を低減
させてスプロケットの歯との衝突或いは干渉時に弾性変
形を生じ易くなる形状であれば良い。
【0021】但し、透孔を3角形のような多角形の形状
とする場合には、透孔内面の角部に応力集中による強度
の低下を生じないように、角部を落として円弧面として
おくことが好ましい。また、透孔は一つの噛合部に複数
形成してあってもよい。
【0022】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第2のものは、内側フランクに湾曲した凹部を抉り込
んで形成することで、噛合部の剛性を低下させて前述し
た低騒音サイレントチェーンの第1のものと同様に、噛
み合い騒音を低減させている。
【0023】凹部は、異形プレートの両方の噛合部の内
側フランクに形成しておくことが好ましいが、何れか一
方の内側フランクに形成しても良い。
【0024】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第3のものは、外側フランクに湾曲した凹部を抉り込
んで形成することで、前述した本発明の低騒音サイレン
トチェーンの第2のものと同様に、噛合部の剛性を低下
させて噛み合い騒音を低減させている。
【0025】凹部は、異形プレートの両方の噛合部の外
側フランクに形成しておくことが好ましいが、何れか一
方の外側フランクに形成しても良い。
【0026】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第4のものは、異形プレートのスプロケットの歯と噛
み合う噛合部の先端からこれに近いピン孔に向けて途中
位置までスリットを切り欠き形成することで、この部分
の剛性を低下させ、弾性変形を容易にしている。
【0027】そのため、スリットが形成されている噛合
部の外側フランク或いは内側フランクがスプロケットの
歯と噛み合い時に衝突すると、噛合部は弾性変形して衝
突を緩衝し、噛み合い騒音が低減される。
【0028】スリットは異形プレートの一対の噛合部の
両方に形成しておくことが好ましいが、何れか一方に形
成しても良い。
【0029】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第5のものは、異形プレートのスプロケットの歯と噛
み合う噛合部に外側フランクのスプロケットの歯との接
触位置よりもピン孔寄り位置から内側フランクに向けて
途中位置までスリットを切り欠き形成することで、噛合
部の剛性を低下させ、弾性変形を容易にしている。
【0030】また、スリットの存在によって噛合部にス
プロケットの歯から加えられる衝撃が直接ピン孔側に伝
わることが阻止され、高い騒音低減効果が得られる。
【0031】なお、スリットは異形プレートの一対の噛
合部の両方に形成しておくことが好ましいが、何れか一
方に形成しても良い。
【0032】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第6のものは、異形プレートのスプロケットの歯と噛
み合う噛合部に内側フランクのスプロケットの歯との接
触位置よりもピン孔寄り位置から外側フランクに向けて
途中位置までスリットを切り欠き形成することで、噛合
部の剛性を低下させ、弾性変形を容易にしている。
【0033】また、前記第5のものと同様に、スリット
の存在によって噛合部にスプロケットの歯から加えられ
る衝撃が直接ピン孔側に伝わることが阻止され、高い騒
音低減効果が得られる。スリットは異形プレートの一対
の噛合部の両方に形成しておくことが好ましいが、何れ
か一方に形成しても良い。
【0034】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第7のものは、前述した第1乃至第6の発明において
用いられる異形プレートのうち、少なくとも一種類の異
形プレートと、標準形状のプレートとをチェーン幅方向
に混在させて配列したことよって、異形プレートによる
騒音低減効果が得られるとともに、標準形状のプレート
によってチェーンの強度と耐久性が確保される。
【0035】また、本発明の低騒音サイレントチェーン
の第8のものでは、前記第7のものにおいて、さらに、
異形プレートと標準形状のプレートをランダムに混在さ
せているため、噛み合い音の発生周期が分散し、共振に
よる騒音の増大が抑制されて騒音の低減効果がさらに高
まる。
【0036】本発明の低騒音サイレントチェーンおいて
は、前述した第7及び第8のもののように、標準形状の
プレートに異形プレートを混在させて編成することが望
ましいが、標準形状のプレートを用いずに異形プレート
のみを用いても良い。
【0037】なお、外股噛み合い形式のサイレントチェ
ーンでは、標準形状のプレートより異形プレートの外側
フランクの輪郭を僅かに大きくし、内股噛み合い形式の
サイレントチェーンでは、標準形状のプレートより異形
プレートの内側フランクの輪郭を僅かに大きくすること
が好ましく、これによって、スプロケットの歯に対する
噛合部の干渉量を増加させ、異形プレートの噛合部とス
プロケットの歯面との衝突時の緩衝効果を高め、騒音低
減効果を向上させることができる。
【0038】また、基本的には外股噛み合い形式のサイ
レントチェーンであっても、噛み合い開始時のみ、内側
フランクがスプロケットの歯と干渉するように標準形状
のプレートより内側フランクの輪郭を僅かに大きくする
ことで、さらに騒音低減効果を向上させることができ
る。
【0039】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明の低騒音サイレントチェーンの第1
実施例を示す部分側面図であって、低騒音サイレントチ
ェーン(以下、単にチェーンという。)1は、スプロケ
ット2の歯Tと噛み合う一対の噛合部tをそれぞれ有す
る多数の異形プレート3を有している。
【0040】前記チェーン1は、その幅方向の両外側に
仮想線で示すガイドプレート5が配置されているガイド
列Aに属する異形プレート3の群と、ガイド列A間に配
置されている関節列Bに属する異形プレート3の群どう
しが、それぞれの異形プレート3のピン孔3Aを貫通す
るピン4によって回動自在に連結されて編成されてい
る。
【0041】ガイドプレート5は、チェーン1がスプロ
ケット2を通過する際に、歯Tの側面に案内され、スプ
ロケット2側方へのチェーン1の脱落を防止しており、
これらには、通常のサイレントチェーンのガイドプレー
トと同形状のものが用いられている。
【0042】この実施例におけるチェーン1は、異形プ
レート3の一対の噛合部tの外側フランク3Bでスプロ
ケット2の歯Tに噛み合うようになっており、これらの
噛合部tのそれぞれに、外側フランク3Bと内側フラン
ク3Cの輪郭に沿った略3角形状の透孔3Dが形成され
ている。
【0043】図2は、異形プレート3の側面図であっ
て、一対の噛合部tのそれぞれの外側フランク3Bは、
通常のサイレントチェーンに用いられている同一ピッチ
の標準形状のプレート3’(図10に示すプレートA3
と同じもの)よりも僅かに外側に張り出した輪郭を有し
ており、スプロケット2との歯Tに噛み合う際に、前記
標準形状のプレート3’よりも歯Tとの干渉量を若干多
くしている。
【0044】異形プレート3には透孔3Dが形成されて
いるため、このような透孔のない標準形状のプレート
3’よりも噛合部tの剛性が小さく、噛み合い時に外側
フランク3Bがスプロケット2の歯Tと干渉することに
よって弾性変形し、スプロケット2の歯Tと外側フラン
ク3Bとの衝突による衝撃を緩衝して噛み合い騒音を低
減させることができる。なお、それぞれの透孔3Dの3
つの角部は、応力集中を防止するため、滑らかな円弧面
aで形成されている。
【0045】なお、本実施例のチェーン1は、スプロケ
ット2の歯Tと異形プレート3の外側フランク3Bが噛
み合う外股噛み合い形式になっているが、内側フランク
3Cが噛み合う内股噛み合い形式としてもよい。
【0046】この場合には、内側フランク3Cのスプロ
ケット2の歯Tとの干渉量を前記標準形状のプレート
3’よりも若干多くすることが望ましい。
【0047】次に図3は、本発明の低騒音サイレントチ
ェーンの第2実施例における異形プレートの側面図であ
って、本実施例の異形プレート13は、一対の噛合部t
のそれぞれに、円形の透孔13Dが形成されている。
【0048】これらの透孔13Dは、前述した第1実施
例における異形プレート3の透孔3Dと同様に噛合部t
の剛性を低下させる役割を果たしている。
【0049】この実施例のものでは、前述の異形プレー
ト3よりは噛合部tの剛性はやや大きくなるが、透孔1
3Dの形状が単純な円形であるため、一部に応力が集中
することがなく透孔13Dを形成したことによる噛合部
tの強度の低下を少なくできるとともに、製作も容易と
なる利点がある。
【0050】なお、ピン孔13Aや、外側フランク13
B及び内側フランク13Cは、前述した異形プレート3
のピン孔3A、外側フランク3B、及び、内側フランク
3Cと同じ形状であって、一対の噛合部tの外側フラン
ク13Bがスプロケットの歯と噛み合う外股噛み合い形
式になっているが、内側フランク13Cが噛み合う内股
噛み合い形式としてもよい。
【0051】次に図4は、本発明の低騒音サイレントチ
ェーンの第3実施例における異形プレートの側面図であ
って、本実施例の異形プレート23は、一対の噛合部t
のそれぞれの内側フランク23Cの大部分が抉り取られ
て略V字状に湾曲した凹部23Dが形成されている。
【0052】この実施例の異形プレート23は、一対の
噛合部tの外側フランク23Bでスプロケットの歯に噛
み合うものであり、凹部23Dの存在によって噛合部t
が容易に弾性変形可能となり、外側フランク23Bとス
プロケットの歯との間の噛み合い時の衝突の衝撃が噛合
部tの弾性変形で緩衝されるようになっている。
【0053】なお、異形プレート23に形成された一対
のピン孔23Aの直径や相互の間隔は、前述した各実施
例のものや、標準形状のプレート3’と同様に形成され
ている。
【0054】さらに、図5は、本発明の低騒音サイレン
トチェーンの第4実施例における異形プレートの側面図
であって、本実施例の異形プレート33は、一対の噛合
部tのそれぞれの先端から、対応するピン孔33Aの近
傍まで直線状のスリット33Dが形成されている。
【0055】これらのスリット33Dは、それぞれの噛
合部tの両側に形成されている外側フランク33Bと内
側フランク33Cの弾性変形を容易にし、前述した各実
施例の異形プレート3,13,23と同様に、スプロケ
ットの歯と噛合部tが噛み合う際の衝撃を緩衝すること
ができる。
【0056】本実施例における異形プレート33は、外
側フランク33Bがスプロケットの歯と当接する外股噛
み合い形式のものと、内側フランク33Cがスプロケッ
トの歯と当接する内股噛み合い形式のものの両方を製作
可能である。
【0057】なお、一対のピン孔33Aの直径や相互の
間隔は、前述した各実施例のものと同様である。
【0058】また、図6は、本発明の低騒音サイレント
チェーンの第5実施例における異形プレートの側面図で
あって、この実施例の異形プレート43は、一対の噛合
部tのそれぞれの外側フランク43Bにおける、スプロ
ケットの歯との接触位置Xより先端寄りの部分が略V字
状に抉り取られて湾曲した凹部43Dが形成されてい
る。
【0059】さらに、異形プレート43は、一対の噛合
部tの内側フランク43Cが標準形状のプレートより僅
かに円弧状に張り出した輪郭を有している。
【0060】そして、異形プレート43の噛合部tがス
プロケットの歯との噛み合う際には、先ず、円弧状に張
り出している内側フランク43Cがスプロケットの歯と
接触干渉した後、外側フランク43Bがスプロケットの
歯に着座して動力伝達が行われる。
【0061】内側フランク43Cがスプロケットの歯に
衝突したときに、凹部43Dが形成されている噛合部t
は容易に弾性変形し、その衝撃が緩衝される。なお、ピ
ン孔43Aの形状や配置は、前述したそれぞれの実施例
のものと同様である。
【0062】さらに、図7は、本発明の低騒音サイレン
トチェーンの第6実施例における異形プレートの側面図
であって、この実施例の異形プレート53は、一対の噛
合部tに、それぞれの外側フランク53Bのスプロケッ
トの歯との接触位置Xよりも先端側に開口する湾曲した
凹部53Dが形成されている。
【0063】これらの凹部53の奥の部分は、外側フラ
ンク53Bのスプロケットの歯との接触位置Xを超えて
ピン孔53A近傍まで入り組んでおり、外側フランク5
3Bの接触位置Xにおいて、噛み合い時に弾性変形が生
じ易くなっている。
【0064】また、内側フランク53Cは、前述した図
6に示す実施例の異形プレート43の内側フランク43
Cと同様に、標準形状のプレートより僅かに円弧状に張
り出した輪郭を有している。
【0065】内側フランク53Cは、噛合部tがスプロ
ケットの歯との噛み合う際に、外側フランク53Bがス
プロケットの歯に着座する直前にスプロケットの歯と接
触干渉し、噛合部tとスプロケットの歯との衝突を緩衝
するが、噛合部tに形成された大きな凹部53Dによっ
て噛合部tの内側フランク53C側の弾性変形が生じや
すくなっているため、前述した図6に示す異形プレート
43よりもさらに高い緩衝効果が得られる。
【0066】次に、図8は、本発明の低騒音サイレント
チェーンの第7実施例における異形プレートの側面図で
あって、この実施例における異形プレート63は、外側
フランク63Bのスプロケットの歯との接触位置Xより
もピン孔63A寄り位置から内側フランク63Cに向け
て途中位置までスリット63Dを切り欠き形成したもの
である。
【0067】前記スリット63の存在によって、噛合部
tがスプロケットの歯と噛み合い時に衝突したときに、
噛合部tが容易に弾性変形して衝突の緩衝効果が得られ
るとともに、噛合部tにスプロケットの歯から加えられ
た衝撃がピン孔63A側に直接伝達されることが阻止さ
れ、高い騒音低減効果が得られる。
【0068】なお、異形プレート63は基本的には外股
噛み合い形式であるが、外側フランク63Bがスプロケ
ットの歯に着座する直前に内側フランク63Cがスプロ
ケットの歯と干渉するように、本実施例では、内側フラ
ンク63Cが標準形状のプレートより僅かに円弧状に張
り出した輪郭を有している。
【0069】また、前述した実施例ではスリット63D
を異形プレート63の長手方向に平行に形成している
が、多少斜めに形成してあってもよい。
【0070】また、図示していないが、本実施例の異形
プレート63とは逆に、スリットを内側フランクのスプ
ロケットの歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から外
側フランクに向けて途中位置まで切り欠き形成して異形
プレートを構成してもよく、この場合も、異形プレート
63と同様な効果が得られる。
【0071】次に、図9は、本発明の低騒音サイレント
チェーンの第8実施例を示す部分平面図であって、この
実施例のチェーン1Aは、前述した図1及び図2に示す
異形プレート3を通常のサイレントチェーンに用いられ
ている標準形状のプレート3’(図10に示すプレート
A3と同じもの)に混在させて、相互にピン4で連結し
て編成されている。
【0072】異形プレート3は、チェーン1Aのガイド
列、関節列の各列に少なくとも一枚配置され、それぞれ
の列毎には規則性はなく、標準形状のプレート3’の中
にランダムに配置されており、同一形状のプレートが規
則的なタイミングでスプロケットと噛み合う場合に生じ
る共振音を発生させないようにしている。
【0073】なお、ガイド列の両側に配置されるガイド
プレート5は、図1に示すチェーン1に用いられている
ものと同様なものである。
【0074】本実施例のチェーン1Aでは、標準形状の
プレート3’の中に異形プレート3を混在させること
で、剛性の大きい標準形状のプレート3’でチェーン1
Aの強度を確保することができるとともに、異形プレー
ト3によってチェーン1Aの走行時にスプロケットとの
間で発生する噛み合い騒音を低減することができる。
【0075】なお、製造を容易にするために、異形プレ
ート3を規則的に標準形状のプレート3’の中に混在さ
せるようにしても良い。
【0076】また、標準形状のプレート3’中に混在さ
せる異形プレートとしては、異形プレート3に限らず、
前述した、図3乃至図8に示す異形プレート13,2
3,33,43,53,63等の何れでもよく、また、
これらの異なった形状の異形プレートを複数種類混在さ
せて用いても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、異形プレートの噛合部に形成されている透
孔によって噛合部が弾性変形し易くなり、スプロケット
の歯との噛み合い時の衝突による衝撃が緩衝されて噛み
合い騒音を低減することができる。
【0078】また、透孔を形成したことにより、異形プ
レートの重量が軽減されるので、チェーン全体を軽量化
することができる。
【0079】また、請求項2記載の発明によれば、異形
プレートの内側フランクに湾曲した凹部を形成したこと
により、異形プレートの外側フランクがスプロケットの
歯と衝突する場合に弾性変形してその衝撃を緩衝するた
め、噛み合い騒音を低減することができる。
【0080】また、凹部を形成したことにより、異形プ
レートの重量が軽減されるので、チェーン全体を軽量化
することができる。
【0081】また、請求項3記載の発明によれば、異形
プレートの外側フランクに湾曲した凹部を形成したこと
により、異形プレートの内側フランクがスプロケットの
歯と衝突する場合に弾性変形してその衝撃を緩衝するた
め、噛み合い騒音を低減することができる。
【0082】また、請求項2記載の発明と同様に、凹部
を形成したことにより、異形プレートの重量が軽減され
るので、チェーン全体を軽量化することができる。
【0083】また、請求項4記載の発明によれば、異形
プレートの噛合部先端からこれに近いピン孔に向けて途
中位置までスリットを切り欠き形成しているため、噛合
部が弾性変形し易くなり、スプロケットの歯との噛み合
い時の衝突による衝撃が緩衝されて騒音を低減すること
ができる。
【0084】また、請求項5記載の発明によれば、外側
フランクのスプロケットの歯との接触位置よりもピン孔
寄り位置から内側フランクに向けて途中位置までスリッ
トを切り欠き形成したことにより、噛合部が弾性変形し
易くなり、スプロケットの歯との噛み合い時の衝突によ
る衝撃が緩衝されるとともに、衝撃がスリットを迂回し
てピン孔側に伝達されることになるため、噛み合い騒音
を効果的に低減することができる。
【0085】また、請求項6記載の発明によれば、内側
フランクのスプロケットの歯との接触位置よりもピン孔
寄り位置から外側フランクに向けて途中位置までスリッ
トを切り欠き形成したことにより、請求項5記載の発明
と同様に、噛合部が弾性変形し易くなり、スプロケット
の歯との噛み合い時の衝突による衝撃が緩衝されるとと
もに、衝撃がスリットを迂回してピン孔側に伝達される
ため、噛み合い騒音を効果的に低減することができる。
【0086】さらに、請求項7記載の発明によれば、噛
合部が弾性変形し易く形成された異形プレートと、強度
の高い標準形状のプレートとをチェーン幅方向に混在さ
せて配列しているため、スプロケットの歯との噛み合い
時に発生する騒音を低減できるとともに、チェーンの強
度や耐久性を高めることができる。
【0087】また、請求項8記載の発明によれば、異形
プレートと標準形状のプレートをランダムに混在させて
いるため、噛み合い音の発生周期が分散し、共振による
騒音の増大が抑制されるので、騒音の低減効果をさらに
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第1実
施例を示す部分側面図である。
【図2】 図2は、図1に示す低騒音サイレントチェー
ンに用いられる異形プレートの側面図である。
【図3】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第2実
施例における異形プレートの側面図である。
【図4】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第3実
施例における異形プレートの側面図である。
【図5】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第4実
施例における異形プレートの側面図である。
【図6】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第5実
施例における異形プレートの側面図である。
【図7】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第6実
施例における異形プレートの側面図である。
【図8】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第7実
施例における異形プレートの側面図である。
【図9】 本発明の低騒音サイレントチェーンの第8実
施例を示す部分平面図である。
【図10】 従来の標準的なサイレントチェーンの一例
を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1,1A チェーン 2 スプロケット 3,13,23,33,43,53,63 異形プレ
ート 3A,13A,23A,33A,43A,53A,63
A ピン孔 3B,13B,23B,33B,43B,53B,63
B 外側フランク 3C,13C,23C,33C,43C,53C,63
C 内側フランク 3D,13D 透孔 3’ 標準形状のプレート 4 ピン 5 ガイドプレート 23D,43D,53D 凹部 33D,63D スリット T 歯 t 噛合部 X スプロケットの歯の接触位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方に透孔を形成した異形プレートを有
    する低騒音サイレントチェーン。
  2. 【請求項2】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方の内側フランクに湾曲した凹部を形
    成した異形プレートを有する低騒音サイレントチェー
    ン。
  3. 【請求項3】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方の外側フランクに湾曲した凹部を形
    成した異形プレートを有する低騒音サイレントチェー
    ン。
  4. 【請求項4】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方に、噛合部先端からこれに近いピン
    孔に向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した異
    形プレートを有する低騒音サイレントチェーン。
  5. 【請求項5】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方に、外側フランクのスプロケットの
    歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から内側フランク
    に向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した異形
    プレートを有する低騒音サイレントチェーン。
  6. 【請求項6】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方に、内側フランクのスプロケットの
    歯との接触位置よりもピン孔寄り位置から外側フランク
    に向けて途中位置までスリットを切り欠き形成した異形
    プレートを有する低騒音サイレントチェーン。
  7. 【請求項7】 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合
    部の少なくとも一方に透孔を形成した異形プレートと、 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なくとも
    一方の内側フランクに湾曲した凹部を形成した異形プレ
    ートと、 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なくとも
    一方の外側フランクに湾曲した凹部を形成した異形プレ
    ートと、 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なくとも
    一方に、噛合部先端からこれに近いピン孔に向けて途中
    位置までスリットを切り欠き形成した異形プレートと、 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なくとも
    一方に、外側フランクのスプロケットの歯との接触位置
    よりもピン孔寄り位置から内側フランクに向けて途中位
    置までスリットを切り欠き形成した異形プレートと、 スプロケットの歯と噛み合う一対の噛合部の少なくとも
    一方に、内側フランクのスプロケットの歯との接触位置
    よりもピン孔寄り位置から外側フランクに向けて途中位
    置までスリットを切り欠き形成した異形プレートのう
    ち、少なくとも一種類の異形プレートと、標準形状のプ
    レートとをチェーン幅方向に混在させて配列しているこ
    とを特徴とする低騒音サイレントチェーン。
  8. 【請求項8】 異形プレートと標準形状のプレートをラ
    ンダムに混在させていることを特徴とする請求項7記載
    の低騒音サイレントチェーン。
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