JP2000328770A - 役物の取付構造とその取付方法 - Google Patents

役物の取付構造とその取付方法

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JP2000328770A
JP2000328770A JP11138735A JP13873599A JP2000328770A JP 2000328770 A JP2000328770 A JP 2000328770A JP 11138735 A JP11138735 A JP 11138735A JP 13873599 A JP13873599 A JP 13873599A JP 2000328770 A JP2000328770 A JP 2000328770A
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JP
Japan
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accessory
pedestal
edge
ceiling
ceiling surface
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JP11138735A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Komine
智弘 小峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に取り付けることができ、品質にばらつ
きが生じない役物の取付構造及びその取付方法を提供す
る。 【解決手段】 廻縁材5,6を天井面2と側壁面3,4
との境界となる縁部に沿って取り付ける前に、廻縁材
5,6の端部の間に生じる間隙の位置に台座7を固定
し、廻縁材5,6を取り付けた後、役物8を台座7に取
り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天井面と側壁面
との境界となる縁部に沿って取り付けられた第1の廻縁
材の一端と、前記天井面と他の側壁面との境界となる縁
部に沿って取り付けられ且つ前記一端に隣接する第2の
廻縁材の他端との間に役物を取り付けてその間を覆い隠
す役物の取付構造及びその取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンセントや電灯等のために
配線を追加する場合、配線を内部に収納する廻縁材によ
って屋内に露出した配線を隠蔽する方法が知られている
(特開平7−107645号公報)。
【0003】この種の廻縁材は、通常、天井面等と側壁
面等とに囲まれる縁部に沿って取り付けられ、一つの方
向に延びる廻縁材は、壁面の隅部において役物によって
他の方向に延びる廻縁材に接続するようにしている。
【0004】この際、役物は、接着剤もしくは釘(フィ
ニッシュネイル等)併用接着材によって廻縁材を固定・
接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の役物を
固定するために釘を使用すると、役物が薄く形成されて
いるため、割れが生じるおそれがあり、また、接着剤に
よって固定する場合には、養生のため、図7に示すよう
に、役物Aに一定時間あて木Bをあてなければならない
という問題があった。また、これらの方法では、廻縁材
を取り付ける人の技術力によって、品質にばらつきが生
じる場合があるという問題があった。
【0006】この発明は、上記問題に鑑みてなされたも
のであり、簡単に取り付けることができ、品質にばらつ
きが生じない役物の取付構造及びその取付方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、天井面と側壁面との境界
となる縁部に沿って取り付けられた第1の廻縁材の一端
と、前記天井面と他の側壁面との境界となる縁部に沿っ
て取り付けられ且つ前記一端に隣接する第2の廻縁材の
他端との間に役物を取り付けてその間を覆い隠す役物の
取付構造であって、前記天井面の前記間の位置に台座を
固定し、前記役物を前記台座に装着する装着手段を設け
たことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記台座と前記
2つの廻縁材とのどちらか一方に2つの廻縁材の位置を
調整するための凹部を設けるとともに、他方に前記凹部
に係合する凸部を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、天井面と側壁面
との境界となる縁部に沿って取り付けられた第1の廻縁
材の一端と、前記天井面と他の側壁面との境界となる縁
部に沿って取り付けられ且つ前記一端に隣接する第2の
廻縁材の他端との間に役物を取り付けてその間を覆い隠
す役物の取付方法であって、前記廻縁材を前記天井面に
取り付ける前に、前記間の位置に台座を固定し、前記廻
縁材を取り付けた後、前記役物をこの台座に取り付ける
ようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、天井面の2つの廻縁
材が接合する位置に台座を固定し、役物を前記台座に装
着する装着手段を設けたので、接着剤等を使用すること
なく簡単に役物を台座に取り付けることができ、取り付
ける人によって品質にばらつきが生じない。
【0011】請求項2の発明によれば、台座と2つの廻
縁材とのどちらか一方に2つの廻縁材の位置を調整する
ための凹部を設けるとともに、他方に凹部に係合する凸
部を設けたので、凹部と凸部とを係合させるだけで廻縁
材の位置及び角度を正しく決めることができる。
【0012】請求項3の発明によれば、廻縁材を天井面
に取り付ける前に、天井面の2つの廻縁材が接合する位
置に台座を固定し、役物をこの台座に取り付けるように
したので、役物の取付が簡単であり、取り付ける人によ
って品質にばらつきが生じない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる役物の取
付構造及びその取付方法の実施の形態を図面に基づいて
説明する。
【0014】図1において、2は天井面であり、この天
井面2と側壁面3との縁部に沿って廻縁材5が取り付け
られ、天井面2と側壁面4との縁部に沿って廻縁材6が
取り付けられている。廻縁材5の一端と廻縁材6の一端
との間の間隙に役物8が取り付けられ、この役物8がそ
の間隙を覆っている。
【0015】図2ないし図4には、役物8の取付構造を
示している。
【0016】廻縁材5は、天井面2に当接し天井面2と
側壁3との縁部の方向に沿って延びた上面部5aと、こ
の上面部5aの一端から下方に向かって内側に湾曲しな
がら突出して先端が側壁面3に接する側面部5bとを有
する。この上面部5aと側面部5bとは板状に一体的に
形成されている。また、この上面部5aには、後述の台
座7の凸部7dと係合する凹部5cが形成されている。
また、廻縁材5の上面部5aと側面部5bとで囲まれる
空間内には電線が収納されるようになっている。
【0017】廻縁材6は、廻縁材5と同じ構成であるの
で、廻縁材5と同様の番号を付して、その説明を省略す
る。
【0018】台座7は、天井面2と内壁面3との縁部の
方向に突出する第1突出部7aと、天井面2と内壁面4
との縁部の方向に突出する第2突出部7bとを有する板
体であり、この第1及び第2突出部7a,7bの両先端
には、廻縁材5,6の凹部5c,6cに係合する凸部7
d,7eが形成されている。この台座7の上面7c側
は、天井面2に当接する当接面であり、第1及び第2突
出部7a,7bの中央には、上面7cと下面7fとを貫
通するネジ穴7g,7gが形成されている。また、台座
7の中央位置には、後述の役物8の係合突起8bが嵌入
する穴7hが上面7cと下面7fとを貫通して形成され
ている。この穴7hの内部には、さらに、役物8の係合
突起8bが嵌入した際に掛止するための段部7iが形成
されている。
【0019】役物8は、廻縁材5,6の側面部5b、6
bと同形状であって、廻縁5,6の側面部5b,6bに
外部側から当接する廻縁当接部8a,8aを有する湾曲
板状に形成されたものであり、その内側には、台座7の
穴7hに係合する係合突起8bが設けられている。
【0020】次に、上記役物8の取付方法について説明
する。
【0021】まず、台座7のネジ穴7g,7gに図示し
ないネジを通すことによって台座7を天井面2に取り付
け、次に、廻縁材5、6の凹部5c,6cと台座7の第
1及び第2突出部7a,7bの凸部7d,7eとを係合
させて廻縁材5,6を縁部の方向に沿って取り付ける。
次に、下方側から役物8の係合突起8bを台座7の穴7
hに填め込み役物8を固定する。
【0022】この役物8の取付構造においては、天井面
2に固定された台座7の穴7hに役物8の係合突起8b
を填め込めば、役物8を取り付けられるようにしたの
で、接着材等を使用することなく役物8を簡単に取り付
けることができ、施工時間の短縮を図ることができる。
また、取り付ける人によって品質にばらつきが生じるこ
とがない。
【0023】また、台座7に凸部7d,7eを設け、廻
縁材5,6にはこの凸部7d,7eに係合する凹部5
c,6cを設けたので、廻縁材5,6の取付位置及び角
度にズレが生じることを防止することができ、廻縁材
5,6と役物との間に隙間が出ないため通りをきれいに
することができる。
【0024】図5は、役物の取付構造の他の例を示して
いる。すなわち、天井面2及び2つの側壁面3,4によ
って形成された出隅11に台座12を固定し、廻縁5,
6を取り付けた後、出隅11の形状に合った役物13を
台座12に取り付けたものである。この役物12の取付
構造においては、その取付方法及び効果は上記の役物8
の場合と全く同様であるので詳しい説明は省略する。
【0025】また、上記の廻縁材5,6と役物8との間
に生じる隙間をさらに隠すために、図6に示すように、
これらの間にマジックテープや両面テープ等の貼付材2
2を貼り付けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、天井面と側壁面との境界となる縁部に沿って取
り付けられた第1の廻縁材の一端と、前記天井面と他の
側壁面との境界となる縁部に沿って取り付けられ且つ前
記一端に隣接する第2の廻縁材の他端との間に役物を取
り付けてその間を覆い隠す役物の取付構造であって、前
記天井面の前記間の位置に台座を固定し、前記役物を前
記台座に装着する装着手段を設けたので、接着剤等を使
用することなく簡単に役物を取り付けることができ、取
り付ける人によって品質にばらつきが生じない。
【0027】請求項2の発明によれば、前記台座と前記
2つの廻縁材とのどちらか一方に2つの廻縁材の位置を
調整するための凹部を設けるとともに、他方に前記凹部
に係合する凸部を設けたので、凹部と凸部とを係合させ
るだけで廻縁材の位置及び角度を正しく決めることがで
きる。
【0028】請求項3の発明によれば、天井面と側壁面
との境界となる縁部に沿って取り付けられた第1の廻縁
材の一端と、前記天井面と他の側壁面との境界となる縁
部に沿って取り付けられ且つ前記一端に隣接する第2の
廻縁材の他端との間に役物を取り付けてその間を覆い隠
す役物の取付方法であって、前記廻縁材を前記天井面に
取り付ける前に、前記間の位置に台座を固定し、前記廻
縁材を取り付けた後、前記役物をこの台座に取り付ける
ようにしたので、役物の取付方法が簡単であり、取り付
ける人によって品質にばらつきが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る役物の取付構造を示す斜視図で
ある。
【図2】この発明に係る役物の取付構造を上方から見た
斜視図である。
【図3】この発明に係る役物と廻縁と台座とを示す図で
ある。
【図4】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図5】この発明に係る役物の取付構造の他の例を示す
斜視図である。
【図6】接合面にマジックテープを貼り付けた役物と廻
縁とを示す図である。
【図7】従来の役物の取付方法を示す図である。
【符号の説明】
2 天井面 3 側壁面 4 側壁面 5 廻縁材 6 廻縁材 7 台座 8 役物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井面と側壁面との境界となる縁部に沿っ
    て取り付けられた第1の廻縁材の一端と、前記天井面と
    他の側壁面との境界となる縁部に沿って取り付けられ且
    つ前記一端に隣接する第2の廻縁材の他端との間に役物
    を取り付けてその間を覆い隠す役物の取付構造であっ
    て、 前記天井面の前記間の位置に台座を固定し、前記役物を
    前記台座に装着する装着手段を設けたことを特徴とする
    役物の取付構造。
  2. 【請求項2】前記台座と前記2つの廻縁材とのどちらか
    一方に2つの廻縁材の位置を調整するための凹部を設け
    るとともに、他方に前記凹部に係合する凸部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の役物の取付構造。
  3. 【請求項3】天井面と側壁面との境界となる縁部に沿っ
    て取り付けられた第1の廻縁材の一端と、前記天井面と
    他の側壁面との境界となる縁部に沿って取り付けられ且
    つ前記一端に隣接する第2の廻縁材の他端との間に役物
    を取り付けてその間を覆い隠す役物の取付方法であっ
    て、 前記廻縁材を前記天井面に取り付ける前に、前記間の位
    置に台座を固定し、前記廻縁材を取り付けた後、前記役
    物をこの台座に取り付けるようにしたことを特徴とする
    役物の取付方法。
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