JP2000328737A - 排水筒と継手部材との接続構造 - Google Patents

排水筒と継手部材との接続構造

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JP2000328737A
JP2000328737A JP11135947A JP13594799A JP2000328737A JP 2000328737 A JP2000328737 A JP 2000328737A JP 11135947 A JP11135947 A JP 11135947A JP 13594799 A JP13594799 A JP 13594799A JP 2000328737 A JP2000328737 A JP 2000328737A
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locking
flange
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drain cylinder
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JP11135947A
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Takaaki Moto
隆明 元
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工後、風などの影響によって生じていた異音
の発生を防止できる排水筒と継手部材との接続構造を提
供すること。 【解決手段】短円筒状の排水筒3と、この排水筒3の外
周部に回動自在に嵌合・係止された係止リング4との隙
間内に、短円筒状のエルボ継手5の上端部が下方から挿
入され、その上端部外周面に突設された係止突起51の
下面が係止リング4のフランジ42上面に係止されてい
る排水筒とエルボ継手との接続構造において、ストッパ
ー用の係止片421が存在している部分を除いたフラン
ジ42上面と、各押さえ片44の下面との間隔が、エル
ボ継手5の上端面と係止突起51の下面との距離にほぼ
等しくされている排水筒とエルボ継手との接続構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集水器や自在ドレ
ンなどの排水筒と、ソケットやエルボなどの継手部材と
の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自在ドレンの排水筒とエルボ継手
との接続構造として、たとえば実公昭63−48740
号公報に記載のものが知られている。この接続構造は、
図4に示すように、排水筒3aの雌ねじ31aに係止筒
2aの雄ねじ21aを螺合することで、軒樋5aの底面
に穿孔された孔51aの周縁部を排水筒3aのフランジ
32aと係止筒2aのフランジ22aとで挟持し、この
排水筒3aの上部外周面に設けられた係止突条33aと
フランジ32aとで形成される係止溝34a内に、角筒
状の係止リング4aの上部内面の4箇所に設けられた4
個の係止突起41aを嵌合させ、この係止リング4aと
排水筒3aの隙間内に、円筒状のエルボ5aの上端部が
挿入され、上端部の外周面の対向する2箇所に設けられ
た係止突起51aが係止リング4aの下端内周縁に係止
されているものである。なお、排水筒と係止筒とで自在
ドレン1aを構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の接続構造においては、継手部材であるエルボ5aの
上端面と排水筒3aの係止突条33a下面との間に隙間
が存在するため、エルボ5aの下端側を同様のエルボを
介して竪樋と接続して施工した後、風などの影響によっ
てエルボ5aが上記隙間内でがたついて、ガタガタと異
音がするという問題があった。
【0004】本発明の目的は、施工後、風などの影響に
よって生じていた異音の発生を防止できる排水筒と継手
部材との接続構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、上部外周面に係止突条を有する短円筒状の排水筒
と、下端内周縁から内方に幅狭のフランジが延設され、
このフランジの一部が切り欠かれて切欠部が設けられ、
この切欠部の側縁にストッパー用の係止片が立設される
とともに、前記フランジよりも上方に位置する内周面か
ら内方に複数の押さえ片が突設された係止リングとから
なり、この係止リングが前記排水筒の外周部に回動自在
に嵌合され、この係止リングと排水筒の隙間内に、短円
筒状の継手部材の上端部が下方から挿入され、その上端
部外周面に突設された係止突起の下面が前記係止リング
のフランジ上面に係止されてなる排水筒と継手部材との
接続構造において、前記ストッパー用の係止片が存在し
ている部分を除いたフランジの上面と、前記押さえ片の
下面との間隔が、前記継手部材の上端面と係止突起の下
面との距離にほぼ等しくされているものである。
【0006】本発明における排水筒は短円筒状のもので
あればよく、たとえば樋集水器の底部に一体に突設され
た排水筒でも、あるいは自在ドレンを構成している排水
筒であってもよい。また、本発明における継手部材の形
状はソケット継手でも、エルボ継手でもよい。
【0007】(作用)請求項1記載の発明の排水筒と継
手部材との接続構造においては、ストッパー用の係止片
が存在している部分を除いたフランジの上面と、押さえ
片の下面との間隔が、継手部材の上端面と係止突起の下
面との距離にほぼ等しくされているので、風による継手
部材のがたつきを防止できる。この結果、ガタガタとい
う異音は発生しない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の接続構造の一実施
例を示す断面図、図2は図1における係止リングを示す
底面図、図3は図2の係止リングのX−X位置での展開
状態を示す模式図である。
【0009】図において、1は硬質塩化ビニル樹脂製の
樋集水器であり、断面略U字状の集水器本体2の底部に
排水口21を有する排水筒3が下方に一体に突設されて
いる。この排水筒3は短円筒状のものであり、その上部
外周面には係止突条31が周方向に連続して設けられて
いる。
【0010】4は短円筒状の係止リングであり、その上
部内周面の4箇所には係止突起41が突設され、下端内
面から幅狭のフランジ42が内方に延設されている。こ
のフランジ42の内径は後述するエルボ継手の外径より
少し小さくされている。フランジ42の対向する2箇所
には、図2に示すように、切欠部43が形成されてい
る。この切欠部43の両側縁には、図3に示すように、
ストッパー用の係止片421,421が立設されてい
る。フランジ42よりも上方に位置する内周面の4箇所
には押さえ片44が突設されている。押さえ片44の横
幅は係止突起41よりも少し狭くされている。
【0011】この係止片421が存在している側のフラ
ンジ42の上面は、図3に示すように、窪み422が形
成されることで、他の部分に比べて低くされている。こ
の窪み422を除いたフランジ42の上面と、各押さえ
片44の下面との間隔は、後述の継手部材の上端面と係
止突起の下面との距離にほぼ等しくされている。そし
て、各係止突起41の下面が上記排水筒3の係止突条3
1の上面に係止されることで、図1に示すように、排水
筒3の外周部に回動自在に嵌合・係止されている。
【0012】5は円筒状のエルボ継手であり、その上端
外周面の対向する2箇所にはそれぞれ係止突起51,5
1が一体に突設されている。係止リング4およびエルボ
継手5もともに硬質塩化ビニル樹脂製のものである。
【0013】そして、排水筒3の外周部に回動自在に嵌
合・係止された係止リング4と排水筒3の隙間内に、エ
ルボ継手5の係止突起51,51をフランジ42の対向
する2箇所に存在する切欠部43,43に位置合わせし
て、エルボ継手5の上端部を下方から挿入したのち、エ
ルボ継手5を回転させて両係止突起51を係止リング4
のフランジ42上に係止させることで、本発明の樋集水
器1の排水筒3とエルボ継手5との接続構造とされてい
る。
【0014】このように、係止リング4のフランジ42
上面の上下方向の位置がその両切欠部43,43の近傍
にて下り傾斜面を介在して低くされており、しかも、ス
トッパー用の係止片421が存在している部分を除いた
フランジ42の上面と、各押さえ片44の下面との間隔
(H)は、エルボ継手5の上端面と係止突起51の下面
との距離にほぼ等しくされている。
【0015】このため、エルボ継手5の下端側を同様の
エルボを介して竪樋を接続して施工した後、強風によっ
てエルボ継手5が隙間内でがたつかない。この結果、が
たつきに起因する異音の発生を防止することができる。
【0016】また、切欠部43の両側縁に立設されたス
トッパー用の係止片421,421にエルボ継手5の両
係止突起51が当接して係止されることで、エルボ継手
5の外れを防止することができる。
【0017】さらに、窪み422の底面とフランジ42
の上面とが傾斜面を介して連接しているので、エルボ継
手5の装着・係止作業をスムーズに行うことができる。
【0018】上記実施例では、係止リング4のフランジ
42の対向する位置に2個の切欠部43,43を形成し
たが、フランジ42の一部に1個の切欠部43を形成
し、一方、エルボ継手5の上端部外周面の一部に1個の
係止突起51を一体に突設してもよい。また、係止リン
グ4を円筒状のものとしたが、角筒状のものとしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の本発明においては、スト
ッパー用の係止片が存在している部分を除いたフランジ
の上面と、押さえ片の下面との間隔が、継手部材の上端
面と係止突起の下面との距離にほぼ等しくされているこ
とにより、施工した後の風による継手部材の上下のがた
つきを防止でき、異音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続構造の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1における係止リングを示す底面図である。
【図3】図2の係止リングのX−X位置での展開状態を
示す模式図である。
【図4】従来の排水筒とエルボ継手との接続構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 樋集水器 2 集水器本体 21 排水口 3 排水筒 31 係止突条 4 係止リング 41 係止突起 42 フランジ 421 係止片 422 窪み 43 切欠部 44 押さえ片 5 エルボ継手 51 係止突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部外周面に係止突条を有する短円筒状
    の排水筒と、 下端内周縁から内方に幅狭のフランジが延設され、この
    フランジの一部が切り欠かれて切欠部が設けられ、この
    切欠部の側縁にストッパー用の係止片が立設されるとと
    もに、前記フランジよりも上方に位置する内周面から内
    方に複数の押さえ片が突設された係止リングとからな
    り、 この係止リングが前記排水筒の外周部に回動自在に嵌合
    され、この係止リングと排水筒の隙間内に、短円筒状の
    継手部材の上端部が下方から挿入され、その上端部外周
    面に突設された係止突起の下面が前記係止リングのフラ
    ンジ上面に係止されてなる排水筒と継手部材との接続構
    造において、 前記ストッパー用の係止片が存在している部分を除いた
    フランジの上面と、前記押さえ片の下面との間隔が、前
    記継手部材の上端面と係止突起の下面との距離にほぼ等
    しくされていることを特徴とする排水筒と継手部材との
    接続構造。
JP11135947A 1999-05-17 1999-05-17 排水筒と継手部材との接続構造 Withdrawn JP2000328737A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100848855B1 (ko) 2007-05-17 2008-07-29 현빈개발 주식회사 교량상부슬래브에 설치되는 조립식배수관 및 이를 이용한 교량조립식집수구설치방법
KR20190096771A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 고재용 무타공 집수구
KR20190096769A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 고재용 모래받이형 무타공 집수구

Cited By (5)

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KR100848855B1 (ko) 2007-05-17 2008-07-29 현빈개발 주식회사 교량상부슬래브에 설치되는 조립식배수관 및 이를 이용한 교량조립식집수구설치방법
KR20190096771A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 고재용 무타공 집수구
KR20190096769A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 고재용 모래받이형 무타공 집수구
KR102080382B1 (ko) * 2018-02-09 2020-02-21 고재용 모래받이형 무타공 집수구
KR102080383B1 (ko) * 2018-02-09 2020-02-21 고재용 무타공 집수구

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