JPH0124864Y2 - - Google Patents

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JPH0124864Y2
JPH0124864Y2 JP14712183U JP14712183U JPH0124864Y2 JP H0124864 Y2 JPH0124864 Y2 JP H0124864Y2 JP 14712183 U JP14712183 U JP 14712183U JP 14712183 U JP14712183 U JP 14712183U JP H0124864 Y2 JPH0124864 Y2 JP H0124864Y2
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seal ring
locking
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waterproof
housing
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JP14712183U
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Priority to US06/643,641 priority patent/US4611872A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防水コネクタに関するもので、詳しく
は雌雄コネクタハウジングの結合部分に防水用シ
ールリングを挿着する防水コネクタにおける該防
水用シールリングの係止構造に関するものであ
る。
前記の防水コネクタにおける防水用シールリン
グの従来の係止構造は、第1図A〜Dの四種類に
類別される。即ち、図示Aは雌形コネクタハウジ
ング1(以下単に雌ハウジングという)の前端段
差部にシールリング3を嵌着し、さらにシールリ
ング3の脱落防止の為の押え部材4を雌ハウジン
グ1の前端に取付け、しかる後、雄形コネクタハ
ウジング2(以下単に雄ハウジング2という)と
結合させる。また図示Bは、雌ハウジング1の前
端近傍にシールリング3のリング溝5を形成し、
リング溝5にシールリング3を嵌着させる。ま
た、図示Cは雄ハウジング2の後半部分2′の凹
部7にシールリング3を挿着すると共に、シール
リング3の脱落防止部材をかねる雄ハウジング2
の前半部分2″が当接され、両者の外周が溶着さ
れてシールリング3を係止固定する。また、図示
Dは雄ハウジング2の凹部7に環状の係止凸条9
を設け、係止凸条9と凹部7の底部間にシールリ
ング3を挿着係止する構造である。
以上の従来の係止構造は、それぞれ下記の難点
がある。
即ち、図示Aの構造は、部分点数が多くコスト
高になると共に、押え部材4を溶着等によつて固
着する必要があるので工数が多くかかる。また図
示Bの構造は、上下2分割の成形型を用いて、リ
ング溝5を雌ハウジング1と一体成形する必要が
あるので、該成形型の上下型が接合するパーテイ
ングラインに「ばり」の発生が避けられず、シー
ル性能を低下させる。また図示Cの構造は、前記
A,Bより大形となる上、超音波溶着装置等の溶
着設備を必要とするのでコスト高になり実用性に
欠ける。さらに図示Dの構造は、係止凸条9の高
さが工法上概ね0.3〜0.5粍に制限されるので、挿
着したシールリング3が運搬中等に脱落する危険
があり、かつ雌ハウジング1を着脱するとき、そ
の挿着離脱抵抗によつてシールリング3が反転し
てめくれたり、離脱することがある。さらに、前
記A,Bのものは、シールリング3が雌ハウジン
グ1に外嵌された開放構造のため、他部材と接触
して傷がつき易く、また前記C,Dのものは、シ
ールリング3が内蔵されて外傷防止に役立つ反
面、シールリング3の存否の確認が外視判断でき
ない等の一長一短がある。
本考案は以上の従来の難点を解消する新規の防
水コネクタを提供するのが目的である。なお、本
考案における防水コネクタは広義に把握し、例え
ばランプ用防水ソケツトを包含する意味である。
即ち、本考案は雄ハウジングの凹部に雌ハウジ
ングの前半部分を受け入れて結合し、該結合部分
にシールリングを挿着する防水コネクタにおい
て、前記シールリングの外周には、円周方向に沿
つて所要の長さに形成した少くとも2個の係止突
片が設けられると共に、前記雄ハウジングの凹部
周壁には、前記係止突片と係合する細長状の係止
窓部が設けられており、さらに前記凹部には、前
記周壁と所要の間隙を介して前記係止窓部の下方
まで延び、先端が前記凹部の入口に臨む、前記防
水用シールリングの脱落防止用舌片が形成されて
いる係止構造が特徴である。
以下実施例図面を参照して詳しく説明する。ま
ず、その一実施例を示す第2〜5図において、本
考案の防水コネクタに用いるシールリング3は、
第2図の様に、後述する雌ハウジング1の胴部に
嵌着する貫通孔を有する管状のゴム製リング体に
形成されており、その内面後端には雌ハウジング
1の挿入を案内するラツパ状のテーパー部15が
形成してあり、内面には雌ハウジング1の胴部に
水密に圧接する環状隆条16A,16Bが設けて
ある。そして、シールリング3の後端には、外周
の円周方向に沿つて若干の長さを有する少くとも
一対の係止突片12A,12Bが一体に立設して
あり、係止突片12A,12Bは後述する雄ハウ
ジング2の係止窓部と係合させてシールリング3
の位置姿勢を係止する意図で設けたもので、係止
力をより向上させる為にその前方縁部12′は第
2,4図の様に外方に向つて肉厚が漸増する傾斜
面になつて、前記係止窓部の傾斜に沿わしてあ
る。さらにシールリング3の胴部外周には、雄ハ
ウジング2の凹部7の周壁17に水密に圧接する
環状隆条13A,13Bが設けてある。
一方、雄ハウジング2は、第3,4図の様に、
雌ハウジング1の前半部分を受け入れる凹部7の
周壁に、係止突片12A,12Bを嵌入する長溝
状の係止窓部14A,14Bが設けてある。さら
に、凹部7の内部には係止窓部14A,14Bの
下方に、周壁17と若干の間隙を介する舌片19
A,19Bが、凹部7の基部7′に一体に形成さ
れて、その先端は、係止窓部14A,14Bの下
方まで延び、凹部7の入口方向に臨んでいる。即
ち、舌片19A,19Bは、前記のシールリング
3を凹部7に挿着したとき、シールリング3の脱
落や、めくれを防止する為に設けたもので、舌片
19A,19Bと凹部7内面との間隙L1は、第
2図における係止突片12A,12Bの基部から
シールリング3の前端までの寸法L2より小さく
してある。そして、雌ハウジング1が凹部7に挿
入されたとき、舌片19A,19Bは雌ハウジン
グ1の頭部に形成した溝部に嵌入する様に成つて
いる。なお、舌片19A,19Bはそれぞれ単一
の板状片のみではなく、長手方向にスリツトまた
は切欠を有する分割した突片状にすることもあ
り、その先端は厳密に係止窓部14A,14Bの
下方まで延ばさないことがある。また図中の18
は結合した雌雄ハウジングの係止部である。
以上の係止突片12A,12Bと、係止窓部1
4A,14Bならびに舌片19A,19Bからな
る係止機構を有する防水コネクタは、以下の様に
用いられる。即ち、第4,5図を参照して、予め
雄ハウジング2の凹部7に、シールリング3を挿
着し(係止突片12A,12Bのある後端を凹部
7の入口寄りにして)その係止突片12A,12
Bを係止窓部14A,14Bに嵌入させてシール
リング3を係止する。そして、凹部7の入口から
雌ハウジング1が挿入され、既に挿着されている
シールリング3のテーパー部15に案内されてシ
ールリング3に内嵌する。そして、雄ハウジング
2と雌ハウジング1が結合され、雌ハウジング1
はシールリング3の環状隆条16A,16Bと、
また雄ハウジング2の周壁17は、環状隆条13
A,13Bと水密に圧接し、シール性能が確保さ
れる。
以上の本考案の防水コネクタによると、前記構
成の係止機構を有する為、挿着されたシールリン
グ3はその位置姿勢が極めて安定し、シールリン
グ3が抜けたり、或はシールリング3の胴部が反
転して姿勢を崩す危険がなく、その正しい位置姿
勢が維持されるので、シール機能を良好に安定さ
せることができる。
とくに、本考案の防水コネクタには、係止窓部
14A,14Bの下方に若干の間隙を介して、舌
片19A,19Bが設けてあるので、例えば係止
窓部14A,14Bに嵌入して頭部を露出した係
止突片12A,12Bに、他の部材が接触したり
或は手が触れて外力が加わり、シールリング3が
凹部7内で、第4図示点線の様に傾いても、シー
ルリング3の前部が、舌片19A,19Bに当接
するので、シールリング3の脱落や、係止突片1
2A,12Bの外れを防止できる。また、雌ハウ
ジング1を挿脱するとき雌ハウジング1と環状隆
条16A,16Bとの接触抵抗によつてシールリ
ング3が反転したり、めくれたりしようとして
も、舌片19A,19Bの存在によつてそれ等の
不良現象が防止される。従つて、シールリング3
の脱落や、めくれ等の不良現象防止の為に、シー
ルリング3の硬さを必要以上に上げたり、係止窓
部14A,14Bに係止突片12A,12Bを強
制嵌入させて係止力を必要以上に大きくする等の
手段が無用になり、シールリング3の挿着をし易
くした適性な形状、硬さ等によつてシールリング
3を形成し、そのシール機能を良好に安定させる
ことができる。
また、舌片19A,19Bは雌ハウジング1挿
入時の挿入案内作用があるので、雌ハウジング1
の挿入傾きを防止したり、誤つて雌ハウジング1
を逆挿入したときの逆挿入防止を図る等の作用効
果がある。
さらに本考案の防水コネクタは、構造簡易にし
てシールリング3の着脱も簡便にできると共に、
シールリング3を内蔵して外傷発生を防止し、ま
たシールリング3の存否が外視確認できるので、
シールリング3の挿着忘れ等の不良コネクタ生成
を未然防止する等の効果がある。
以上の様に、本考案は従来の難点を解消し、防
水機能の安定向上と、不良品生成の防止等の効果
を有する新規防水コネクタを提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜D:防水コネクタの従来構造を示す
正面図、第2〜5図:本考案の一実施例を示し、
第2図はそのシールリングを示す正面図Aと側面
図Bと平面図C、第3図はその雄ハウジングを示
す平面図Aと正面図BとBのAA断面図C、第4
図はその使用状態を示す部分拡大正面図、第5図
はその使用状態を示す全体正面図。 主な符号、1:雌形コネクタハウジング、2:
雄形コネクタハウジング、3:シールリング、
7:凹部、10:雄形接触部、12A,12B:
係止突片、13A,13B,16A,16B:環
状隆条、14A,14B:係止窓部、17:凹部
の周壁、19A,19B:舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌形コネクタハウジングと雄形コネクタハウジ
    ングの結合部分に防水用シールリングを挿着する
    防水コネクタにおいて、前記防水用シールリング
    の後端外周には、円周方向に沿つて少くとも2個
    の係止突片が設けられると共に、前記雄形コネク
    タハウジングの凹部周壁には、前記係止突片と係
    合する係止窓部が設けられ、さらに前記凹部に
    は、前記周壁と所要の間隙を介して前記係止窓部
    の下方まで延び、先端が前記凹部の入口に臨む、
    前記防水用シールリングの脱落防止用舌片が形成
    された係止構造を有することを特徴とする防水コ
    ネクタ。
JP14712183U 1983-07-15 1983-09-21 防水コネクタ Granted JPS6055085U (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14712183U JPS6055085U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 防水コネクタ
DE8484304677T DE3485315D1 (de) 1983-07-15 1984-07-09 Wasserdichter verbinder.
EP19840304677 EP0132099B1 (en) 1983-07-15 1984-07-09 Water-proof connector
ES1984290888U ES290888Y (es) 1983-07-15 1984-07-13 Conector impenetrable al agua
US06/643,641 US4611872A (en) 1983-09-21 1984-08-23 Water-proof connector
ES1985290187U ES290187Y (es) 1983-07-15 1985-11-07 Conector mejorado impenetrable al agua
ES1985290186U ES290186Y (es) 1983-07-15 1985-11-07 Conector perfeccionado impenetrable al agua

Applications Claiming Priority (1)

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JP14712183U JPS6055085U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 防水コネクタ

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JPS6055085U JPS6055085U (ja) 1985-04-17
JPH0124864Y2 true JPH0124864Y2 (ja) 1989-07-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4283160B2 (ja) * 2004-05-10 2009-06-24 矢崎総業株式会社 コネクタ部を有するケース部材の組付け方法
JP5368202B2 (ja) * 2009-07-21 2013-12-18 日本特殊陶業株式会社 防水ケース
JP7378450B2 (ja) * 2021-10-27 2023-11-13 三菱電機株式会社 電子制御装置

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JPS6055085U (ja) 1985-04-17

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