JP2000328571A - 杭打機の過巻検出装置 - Google Patents

杭打機の過巻検出装置

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JP2000328571A
JP2000328571A JP11142904A JP14290499A JP2000328571A JP 2000328571 A JP2000328571 A JP 2000328571A JP 11142904 A JP11142904 A JP 11142904A JP 14290499 A JP14290499 A JP 14290499A JP 2000328571 A JP2000328571 A JP 2000328571A
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JP
Japan
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pipes
working device
guide pipes
high torque
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JP11142904A
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English (en)
Inventor
Kimikazu Yamashita
公主 山下
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で組み付け作業性がよく、高トルク型の
ガイドパイプにも適用可能な杭打機の過巻検出装置を提
供する。 【解決手段】 杭打機10の過巻検出装置20の作業装
置当接部材21を、左右一対のガイドパイプ17,17
への装着部21b,21bを両端に有する板材で形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杭打機の作業装置
の上昇限度を規制して、ウインチの過巻を防止する過巻
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】杭打機は、ベースマシン前部にリーダを
立設し、該リーダ上部のトップシーブを介して吊持した
オーガやハンマ等の作業装置を、リーダの軸線方向に沿
って設けた左右一対のガイドパイプで案内して昇降させ
る。トップシーブは上空高くに位置しているので、運転
席からは作業装置がトップシーブにどの位近づいている
のか判断しづらく、作業装置を昇降させるウインチを巻
き上げ過ぎると作業装置がトップシーブに衝突する恐れ
があるため、ウインチの過巻を防止する過巻検出装置を
設けている。
【0003】この過巻検出装置は、図6に示されるよう
に、左右一対のガイドパイプ1,1のいずれか一方に上
下動可能に装着される作業装置当接部材2を、リーダ3
上部のトップシーブブロック4からワイヤロープ5を介
して吊持し、作業装置が上昇して作業装置当接部材2を
持ち上げると、リミットスイッチ6が作動して、警報を
発したり、ウインチの巻き上げを停止するように構成さ
れている。
【0004】前記作業装置当接部材2は、ガイドパイプ
1,1から外れないように、図7に示されるように、断
面円形のガイドパイプ1,1用では、ガイドパイプ1を
抱持する断面半円形以上の円弧状装着部2aを有する構
成で、また、図8に示されるように、断面角形リーダ3
の両側面に前面側へ突出して設けられた断面角形ガイド
パイプ1,1用でも、ガイドパイプ1の4面を抱持する
装着部2aを有する構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、作業
装置の性能向上や大型化により、作業装置のトルクや横
荷重が大きくなり、これに対応するために、断面角形リ
ーダの両側面に、断面角形ガイドパイプをリーダ前面と
面一に設けて、いわゆる高トルク型としたものがある。
この場合には、ガイドパイプの1面がリーダの側面に溶
接されているため、上述の構成の作業装置当接部材で
は、ガイドパイプに装着することができなかった。そこ
で、別途作業装置当接部材案内用パイプ及び作業装置側
に当接部材接触部を設けてもよいが、リーダは作業内容
によって長さを組み替えるために、全てのリーダに案内
用パイプが必要となり、全体として高価な装置となる。
また、トップシーブブロックに案内用パイプを設けても
よいが、突起物となるため、輸送や分解・組立時に損傷
するおそれがあり、作業性が悪く、人件費もかかる。さ
らに、作業装置当接部材は、振動で上下動しないように
ある程度の重量を要するため、丸棒材又は厚板材を加工
して製作するので手間とコストがかかる。
【0006】そこで本発明は、安価で組み付け作業性が
よく、高トルク型のガイドパイプにも適用可能な杭打機
の過巻検出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、リーダに沿って設けられた左右一対の
ガイドパイプに上下動可能に装着される作業装置当接部
材を、前記リーダ上部のトップシーブブロックから吊持
する杭打機の過巻検出装置において、前記作業装置当接
部材を、前記両ガイドパイプへの装着部を両端に有する
板材で形成したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図5に
示す実施形態例に基づいて詳細に説明する。杭打機10
は、ベースマシン11の前部に断面角形のリーダ12を
立設し、該リーダ12上部のトップシーブブロック13
のシーブ14,15を介して吊持したオーガやハンマ等
の作業装置(図示せず)を、ベースマシン11のウイン
チ16の巻き上げ・巻き出しで昇降する。
【0009】リーダ12には、リーダ12の軸線方向に
沿って、前面及び背面に高トルク型の左右一対のガイド
パイプ17,17ががそれぞれ設けられている。該ガイ
ドパイプ17,17は、断面角形を呈し、1面をリーダ
12の側面に全面接触してリーダ12の両側面に前面又
は背面と面一に設けられている。
【0010】リーダ12前面のガイドパイプ17,17
には、ウインチ16の過巻を防止する過巻検出装置20
が設けられている。該過巻検出装置20は、両ガイドパ
イプ17,17に上下動可能に装着される作業装置当接
部材21と、該作業装置当接部材21を前記トップシー
ブブロック13から吊持する吊持機構22とを有してい
る。
【0011】作業装置当接部材21は、両ガイドパイプ
17,17を跨ぐ長さの細長い板材の本体21aの両端
を、ガイドパイプ17の側面及び背面を囲む鍵状に折り
曲げて、ガイドパイプ17,17への装着部21b,2
1bとしたもので、中央部に前記吊持機構22に吊持さ
れる吊り金具21cを設けている。なお、吊り金具21
cを2個設けた場合は、2つの吊持機構22で吊持す
る。
【0012】吊持機構22は、トップシーブブロック1
3に取り付けられるブラケット23と、該ブラケット2
3に設けられるリミットスイッチ24と、該リミットス
イッチ24の下部に設けられる筒体25と、該筒体25
内に上下動可能に設けられるボルト26と、該ボルト2
6を上方へ付勢するコイルスプリング27と、筒体25
下端から突出するボルト26下部のねじ部に螺着される
ロックナット28と、該ロックナット28の下部に螺着
されるナット29体と、該ナット29と前記作業装置当
接部材21の吊り金具21bとに掛け渡されるワイヤロ
ープ30とで構成されている。
【0013】この吊持機構22は、作業装置当接部材2
1を吊持した状態では、作業装置当接部材21の重量に
より前記ボルト26の頭部と前記リミットスイッチ24
との間に僅かな間隙が形成され、前記ウインチ16の巻
き上げにより、作業装置が作業装置当接部材21に当接
して持ち上げると、ボルト26が前記コイルスプリング
27の付勢力により上昇してリミットスイッチ24に接
触し、リミットスイッチ24が作動して、警報を発した
り、ウインチ16の巻き上げを停止する。
【0014】このように、作業装置当接部材21を、板
材の本体21aの両端に鍵状の装着部21b,21bを
有する形状とすることにより、高トルク型の前記ガイド
パイプ17,17に作業装置当接部材21を容易に装着
することができる。また、装着部21b,21bの形状
を変更することにより、従来例で説明した低トルク型の
断面丸形あるいは角形ガイドパイプにも装着可能であ
る。
【0015】したがって、高トルク型のガイドパイプを
有するリーダに別途作業装置当接部材案内用パイプを設
けることや、作業装置側に当接部材接触部を設ける必要
がなく、全体として安価に構成できる。また、トップシ
ーブブロック13に突起物となる作業装置当接部材案内
用パイプを設けないから、輸送や分解・組立時に損傷を
気にする必要がないので、作業性がよく人件費もかから
ない。さらに、作業装置当接部材21がガイドパイプ1
7,17に跨る大きさなので、比較的薄い板材の曲げ加
工品で形成しても振動等で上下動しない重量になるか
ら、加工が容易で製作コストも低減することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、杭打機
の過巻検出装置の作業装置当接部材を、左右一対のガイ
ドパイプへの装着部を両端に有する板材で形成したの
で、高トルク型のガイドパイプ及び低トルク型のガイド
パイプに作業装置当接部材を容易に装着することができ
る。したがって、高トルク型のガイドパイプを有するリ
ーダに別途作業装置当接部材を設ける必要がなく、全体
として安価に構成できる。また、トップシーブブロック
に突起物を設けないから、輸送や分解・組立時に損傷を
気にしなくてすみ、作業性がよく人件費もかからない。
さらに、作業装置当接部材が両ガイドパイプに跨る大き
さなので、比較的薄い板材の曲げ加工品で形成しても振
動等で上下動しない重量になるから、加工が容易で製作
コストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作業装置当接部材の一実施形態例を
示す平面図。
【図2】 同じく過巻検出装置の正面図。
【図3】 同じく過巻検出装置の側面図。
【図4】 同じく吊持機構の断面図。
【図5】 同じく杭打機の側面図。
【図6】 従来の過巻検出装置の正面図。
【図7】 従来の作業装置当接部材の一例を示す断面平
面図。
【図8】 従来の作業装置当接部材の一例を示す断面平
面図。
【符号の説明】
10…杭打機、12…リーダ、13…トップシーブブロ
ック、17…ガイドパイプ、20…過巻検出装置、21
…作業装置当接部材、21b…作業装置当接部材21の
装着部、22…吊持機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダに沿って設けられた左右一対のガ
    イドパイプに上下動可能に装着される作業装置当接部材
    を、前記リーダ上部のトップシーブブロックから吊持す
    る杭打機の過巻検出装置において、前記作業装置当接部
    材を、前記両ガイドパイプへの装着部を両端に有する板
    材で形成したことを特徴とする杭打機の過巻検出装置。
JP11142904A 1999-05-24 1999-05-24 杭打機の過巻検出装置 Pending JP2000328571A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149189A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機
JP2015121071A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 日本車輌製造株式会社 杭打機
JP2015129376A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 日本車輌製造株式会社 杭打機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149189A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機
JP2015121071A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 日本車輌製造株式会社 杭打機
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224