JP2000327544A - ヘアリンス組成物 - Google Patents

ヘアリンス組成物

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JP2000327544A
JP2000327544A JP11141341A JP14134199A JP2000327544A JP 2000327544 A JP2000327544 A JP 2000327544A JP 11141341 A JP11141341 A JP 11141341A JP 14134199 A JP14134199 A JP 14134199A JP 2000327544 A JP2000327544 A JP 2000327544A
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weight
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carbon atoms
hair
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JP11141341A
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English (en)
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Eiji Tanemura
栄二 種村
Nariyoshi Shirasaki
斉美 白崎
Tomohiro Takamoto
智裕 高本
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Original Assignee
NOF Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時の指通り及び乾燥後の櫛通りが良好で
あり、柔軟性に優れるとともに、髪に適度なこしと艶を
付与し、さらに経時安定性や復元性に優れているヘアリ
ンス組成物を提供すること。 【解決手段】 a成分(モノエステル型カチオン性界面
活性剤)、b成分(ジエステル型カチオン性界面活性
剤)及びc成分(トリエステル型カチオン性界面活性
剤)を特定の比率で含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘアリンス組成物に
関する。さらに詳しくは、髪質に関係なく使用時の指通
り及び乾燥後の櫛通りが良好であり、柔軟性に優れると
ともに、髪に適度なこしを与え、髪に艶を付与するとと
もに経時安定性や復元性の良好なヘアリンス組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来よりヘアリンスやヘアトリートメン
ト等においては毛髪に対するコンディショニング性(使
用時の指通り、なめらかさ、柔軟性、しっとり感、乾燥
後の髪のつや、櫛通り)を付与するためにセチルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルア
ンモニウムクロライド、べへニルトリメチルアンモニウ
ムクロライド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロ
ライドや、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、ジべへニルジメチルアンモニウムクロライド等のジ
アルキルジメチルアンモニウムクロライドに代表される
カチオン性界面活性剤が使用されてきた(たとえば特開
昭56−169610号公報、特開昭56−16961
6号公報)。しかし、アルキルトリメチルアンモニウム
クロライドや、ジアルキルジメチルアンモニウムクロラ
イドに代表されるカチオン性界面活性剤のみでは充分な
コンディショニング効果が得られず、乾燥後の櫛通りや
髪のなめらかさが充分ではなかった。
【0003】また、疎水基に特徴のある構造をもつもの
としてステアロイルコリンクロライドやタロイルコリン
クロライド等に代表されるN−アシルオキシ−2−エチ
ル、N,N−ジヒドロキシ−2−エチル、N−メチルア
ンモニウムクロライド等のモノエステル型カチオン性界
面活性剤も使用されている(特開昭57−109709
号公報)。しかし、モノエステル型カチオン性界面活性
剤に代表されるカチオン性界面活性剤では柔軟性が出す
ぎて柔らかい髪質は逆に猫毛になり、髪にこしがなくな
ってしまうという問題があった。
【0004】一方、近年では特に髪の仕上がり感を軽く
することが好まれており、このためにジメチルポリシロ
キサンやエーテル変性ジメチルポリシロキサン等の各種
シリコーン誘導体が使用されているが、これらのシリコ
ーン誘導体は一般的に水不浴性であることから系の安定
性に悪影響を与えるだけでなく、さらに帯電防止効果が
弱く髪の毛がまとまり難くなり、しかも髪のセット性が
悪くなることから、パーマネントウェーブがかかり難く
なるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、髪質に関係なく使用時の指通り及び乾燥後の櫛通
りが良好であり、柔軟性に優れるとともに髪に適度なこ
しを与え、髪に艶を付与するとともに経時安定性や復元
性の良好なヘアリンス組成物を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決する為にヘアリンス組成物について研究を重ねたと
ころ、モノエステル型カチオン性界面活性剤、ジエステ
ル型カチオン性界面活性剤、トリエステル型カチオン性
界面活性剤及びアルコールを特定の比率で組み合わせる
ことで、上記目的を達成し得るヘアリンス組成物を得る
に至った。すなわち、本発明は、以下の、a成分:式
(I)で示されるモノエステル型カチオン性界面活性剤
0.1〜10重量%、b成分:式(II)で示されるジエ
ステル型カチオン性界面活性剤0.1〜10重量%、c
成分:式(III)で示されるトリエステル型力チオン性
界活性剤0〜5重量%、及びd成分:炭素数8〜22の
アルコール0.1〜15重量%を含有し、a+b+cが
0.2〜15重量%、a/bの重量比が1/15〜15
/1、(a+b+c)/dの重量比が1/5〜5/1で
あることを特徴とするヘアリンス組成物を提供するもの
である。
【0007】
【化5】
【0008】(式中、RCOは炭素数8〜24の直鎖
又は分岐のアシル基、Rは炭素数1〜3のアルキル
基、ベンジル基又はヒドロキシアルキル基、Rは炭素
数1〜3のアルキル基、又はベンジル基、Xはハロゲン
原子、メチル硫酸基又はエチル硫酸基をそれぞれ示
す。);
【0009】
【化6】
【0010】(式中、RCO、RCOは、それぞれ
独立して、炭素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基、
は炭素数1〜3のアルキル基、ベンジル基、又はヒ
ドロキシアルキル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基
又はベンジル基、Xはハロゲン原子、メチル硫酸基又は
エチル硫酸基を、それぞれ示す。);及び
【0011】
【化7】
【0012】(式中、RCO、RCO、R10CO
は、それぞれ独立して、炭素数8〜24の直鎖又は分岐
のアシル基、R11は炭素数1〜3のアルキル基、ベン
ジル基、Xはハロゲン原子、メチル硫酸基又はエチル硫
酸基をそれぞれ示す。)。
【0013】また、本発明のヘアリンス組成物は、上記
に加えて、さらにe成分:式(IV)で示されるカチオン
性界面活性剤0.1〜10重量%を含有するヘアリンス
組成物に関する。
【0014】
【化8】
【0015】(式中、R12、R13、R14及びR
15のうち、1又は2個は、それぞれ独立して、炭素数
12〜24の直鎖又は分岐のアルキル基又はアルケニル
基を示し、残りは炭素数1〜3のアルキル基、又はベン
ジル基を示し、Xはハロゲン原子又はメチル硫酸基ある
いはエチル硫酸基を示す。)。
【0016】さらに好ましい実施態様においては、本発
明のリンス用組成物には、上記のa〜d成分、あるいは
a〜e成分に加えて、f成分:シリコーン誘導体0.1
〜10重量%が含有される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に用いるa成分のモノエス
テル型カチオン性界面活性剤は、式(I)で表される:
【0018】
【化9】
【0019】式(I)のRCOは炭素数8〜24の直
鎖又は分岐のアシル基を示し、好ましくは炭素数8〜2
2のアシル基である。RCOの炭素数が8より小さい
と使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが悪くなり、炭素数
が24より大きいと経時安定性が悪くなる。
【0020】炭素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基
としては、カプリロイル基、カプロイル基、ラウロイル
基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル
基、イソステアロイル基、オレオイル基、べへノイル
基、コカノイル基、牛脂脂肪酸アシル基、硬化牛脂脂肪
酸アシル基、パーム油脂肪酸アシル基、硬化パーム油脂
肪酸アシル基、パーム核油脂肪酸アシル基、硬化パーム
核油脂肪酸アシル基等が挙げられる。
【0021】式(I)のRは炭素数1〜3のアルキル
基、ベンジル基又はヒドロキシアルキル基を示す。炭素
数1〜3のアルキル基は、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、及びイソプロピル基であり、ヒドロキシアルキル
基としては、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基が好
ましく、例えば、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチ
ル基、ヒドロキシプロピル基が挙げられる。好ましいR
はメチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基又はヒド
ロキシエチル基である。
【0022】式(I)のRは炭素数1〜3のアルキル
基又はベンジル基である。好ましいRはメチル基又は
エチル基である。
【0023】式(I)のXはハロゲン原子又はメチル硫
酸基あるいはエチル硫酸基であり、ハロゲン原子として
は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
【0024】本発明に用いるb成分のジエステル型カチ
オン性界面活性剤は、式(II)で表される:
【0025】
【化10】
【0026】式(II)のRCO、RCOは、それぞ
れ独立して、炭素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基
を示し、好ましくは炭素数8〜22のアシル基である。
【0027】RCO及びRCOの炭素数が8より小
さいと使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが悪くなり、炭
素数が24より大きいと経時安定性が悪くなる。
【0028】炭素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基
としては、カプリロイル基、カプロイル基、ラウロイル
基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル
基、イソステアロイル基、オレオイル基、べへノイル
基、コカノイル基、牛脂脂肪酸アシル基、硬化牛脂脂肪
酸アシル基、パーム油脂肪酸アシル基、硬化パーム油脂
肪酸アシル基、パーム核油脂肪酸アシル基、硬化パーム
核油脂肪酸アシル基等が挙げられる。
【0029】式(II)のRは炭素数1〜3のアルキル
基、ベンジル基又はヒドロキシアルキル基を示す。好ま
しいRはメチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基又
はヒドロキシエチル基である。
【0030】式(II)のRは炭素数1〜3のアルキル
基、又はベンジル基を示す。好ましいRは、メチル基
又はエチル基である。
【0031】式(II)のXはハロゲン原子又はメチル硫
酸基あるいはエチル硫酸基であり、ハロゲン原子として
は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
【0032】本発明に用いるc成分のトリエステル型カ
チオン性界面活性剤は、式(III)で表される:
【0033】
【化11】
【0034】式(III)のRCO、RCOおよびR
10COは、それぞれ独立して、炭素数8〜24の直鎖
又は分岐のアシル基を示し、好ましくは炭素数8〜22
のアシル基である。
【0035】式(III)のRCO、RCO、及びR
10COの炭素数が8より小さいと使用時の指通りや乾
燥後の櫛通りが悪くなり、炭素数が24より大きいと経
時安定性が悪くなる。
【0036】炭素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基
としては、カプリロイル基、カプロイル基、ラウロイル
基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル
基、イソステアロイル基、オレオイル基、べへノイル
基、コカノイル基、牛脂脂肪酸アシル基、硬化牛脂脂肪
酸アシル基、パーム油脂肪酸アシル基、硬化パーム油脂
肪酸アシル基、パーム核油脂肪酸アシル基、硬化パーム
核油脂肪酸アシル基等が挙げられる。
【0037】式(III)のR11は炭素数1〜3のアル
キル基、又はベンジル基を示す。好ましいR11はメチ
ル基又はエチル基である。
【0038】式(III)のXはハロゲン原子又はメチル
硫酸基あるいはエチル硫酸基であり、ハロゲン原子とし
ては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
【0039】本発明に用いるd成分は、炭素数8〜22
のアルコールである。炭素数8〜22のアルコールとし
ては、例えば、オクチルアルコール、カプリンアルコー
ル、ラウリルアルゴール、ミリスチルアルコール、セタ
ノール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコ
ール、オレイルアルコール、べへニルアルコール等が挙
げられる。炭素数が8より小さい脂肪族アルコールでは
維持安定性が悪くなる。また炭素数が22より大きい脂
肪族アルコールでは経時安定性が悪くなり、べたつきの
ある使用感となる。
【0040】本発明のヘアリンス組成物には、e成分で
あるカチオン性界面活性剤が含まれていてもよい。e成
分は、式(IV)で表される:
【0041】
【化12】
【0042】式(IV)のR12、R13、R14及びR
15のうち1または2個は、それぞれ独立して、炭素数
12〜24の直鎖又は分岐のアルキル基又はアルケニル
基を示し、好ましくは炭素数16〜22のアルキル基で
ある。残りは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアル
キル基、又はベンジル基を示し、Xはハロゲン原子又は
メチル硫酸基あるいはエチル硫酸基を示す。
【0043】式(IV)の炭素数12〜24の直鎖のアル
キル基としては、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチ
ル基、ステアリル基、アラキル基、べへニル基、リグノ
セリル基等が挙げられる。炭素数12〜24の分岐のア
ルキル基としては、イソステアリル基等が挙げられる。
アルケニル基としては、ミリストイル基、パルミトイル
基、オレイル基、エライジニエル基等が挙げられる。式
(IV)の炭素数1〜3のアルキル基としては、メチル
幕、エチル基、ブロピル基、及びイソプロピル基が挙げ
られ、好ましくはメチル基である。
【0044】式(IV)のXのハロゲン原子としては、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素の各原子が挙げられ、好まし
くは塩素原子である。式(IV)のメチル硫酸基とエチル
硫酸基とでは、メチル硫酸基の方が好ましい。
【0045】式(IV)の化合物としては、例えば、パル
ミチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメ
チルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、ヤシ油脂肪酸トリメチルアンモニウ
ムクロライド、牛脂脂肪酸トリメチルアンモニウムクロ
ライド、オレイルトリメチルアンモニウムクロライド、
べへニルトリメチルアンモニウムクロライド等が挙げら
れる。
【0046】本発明のヘアリンス組成物には、さらに、
f成分としてシリコーン誘導体が含まれていてもよい。
f成分として用いられるシリコーン誘導体は、直鎖又は
環状のメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン、水酸基含有ジメチルポリシロキサン、エーテル
変性ジメチルポリシロキンサン、アミノ変性ジメチルポ
リシロキサン、カチオン変性ジメチルポリシロキサン等
のシリコ一ン誘導体が好ましく、特に分子量が5,0
0 0〜2 5 0,0 0 0のものが好ましい。また、
これらのシリコーン誘導体は、そのまま、もしくは水性
乳濁液の状態で使用される。
【0047】f成分の具体的な商品名としては、直鎖又
は環状のメチルポリシロキサンとして、KF96A、K
F995、KF96H、X−21− 7501G(以
上、信越化学工業株式会社製)、TSF451(5A〜
5000A)、TSF451(6000A〜100M
A)(以上、東芝シリコーン株式会社製)、TSE20
0A、TSF404、TSF405、TSF4045、
TSC930、XF49−601、XF49−703、
XF49−710、XF49−714、XF49−81
1、XF49−A3205、XS65−603、XS6
5−806、XS65−A1078、XS65−A27
73(以上、東芝シリコーン株式会社製)、SH24
4、SH344、SH245、DC345、DC24
6、SH200C、BY11−004、BY11−00
3、BY11−007、BY11−014、BY25−
320、BY22−007、BY22−009、BY2
2−019、BY22−020、BY22−029、B
Y22−034(以上、東レ・ダウコーニング・シリコ
ーン株式会社製)、メチルフェニルポリシロキサンとし
て、KF50、KF53、KF54、KF56(以上、
信越化学工業株式会社製)、TSF431、TSF43
3、TSF437、TSF4440、TSF4445、
TSF4446、TSF4460(以上、東芝シリコー
ン株式会社製)、SH556、SF557、SF55
8、SF559(以上、東レ・ダウコーニンク・シリコ
ーン株式会社製)、水酸基含有ジメチルポリシロキサン
として、KF99P、KF9901(以上、東芝シリコ
ーン株式会社製)、SH1107C(東レ・ダウコーニ
ング・シリコーン株式会社製)、エーテル変性ジメチル
ポリシロキンサンとして、KF351A、KF353
A、KF945A、KF6011、KF6013、KF
6015、KF6016、KF6017、KF352
A,KF615A、KF6012(以上、信越化学工業
株式会社製)、SH3746、SH3771C、SH3
772C、SH3773C、SH3775C、SH37
48、SH3749、BY22−008、BY22−0
12(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会
社製)、アミノ変性ジメチルポリシロキサンとして、T
SF4703、TSF4704、XS65−A2593
(以上、東芝シリコーン株式会社製)、SM8702C
(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)等が
挙げられる。
【0048】a成分であるモノエステル型力チオン性界
面活性剤は、組成物全量中に0.1〜10重量%含ま
れ、好ましくは0.2〜8重量%含まれ、更に好ましく
は0.5〜6重量%含まれる。0.1重量%未満では乾
燥後の髪に柔軟性がなくなり、また10重量%を超える
と、柔軟性が出すぎて髪のこしがなくなり、さらに経時
安定性や復元性に問題を生じる。
【0049】b成分であるジエステル型カチオン性界面
活性剤は、組成物全量中に0.1〜10%重量%含ま
れ、好ましくは0.2〜8重量%含まれ、更に好ましく
は0.5〜6重量%含まれる。0.1重量%未満では乾
燥後の髪のこしがなくなり、また10重量%を超える
と、こしが出すぎて髪に柔軟性がなくなり、さらに経時
安定性や復元性に問題を生じる。
【0050】c成分であるトリエステル型カチオン性界
面活性剤は、組成物全量中に0〜5重量%含まれる。c
成分は全く含有されなくてもよいが、c成分が存在する
と、使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが改善されるの
で、含有されることが好ましい。c成分は組成物全量中
に、好ましくは0.05〜4重量%含まれ、更に好まし
くは0.1〜3重量%含まれる。c成分が5重量%を超
えると経時安定性や復元性に問題を生じる。
【0051】d成分であるアルコ−ルは、組成物全量中
に0.1〜15重量%含まれ、好ましくは0.5〜12
重量%含まれ、更に好ましくは1.0〜10重量%含ま
れる。0.1重量%未満では使用時の指通り及び乾燥後
の櫛通りが悪くなり、15重量%を超えると経時安定性
や復元性に問題を生じる。
【0052】本発明において、a成分とb成分とc成分
との合計量(a+b+c)は、組成物全量に対して、
0.2〜15重量%であり、好ましくは0.5〜10重
量%である。a+b+cが0.2重量%未満では、使用
時の指通りや乾燥後の指通りが悪くなるばかりでなく、
髪の柔軟性、こしや艶を与えることができない。また、
15重量%を超えると、経時安定性や復元性が悪くな
る。
【0053】また、本発明のヘアリンス組成物中のa成
分とb成分との重量比(a/b)は1/15〜15/1
であり、好ましくは1/12〜12/1である。a/b
が1/15より小さいと、乾燥後の髪にこしが出すぎて
柔軟性がなくなる。また、a/bが15/1を超える
と、柔軟性が出すぎてこしがなくなる。
【0054】本発明のヘアリンス組成物の調製に際し、
a成分、b成分及びc成分をそれぞれ別個に混合しても
よく、a成分、b成分及びc成分を所定の比率で含むよ
うに調製(合成)してもよい。
【0055】別個に混合する場合、例えば、脂肪酸とト
リエタノールアミンとのエステル化により、モノエステ
ル、ジエステル及びトリエステルの混合物が得られ、脂
肪酸とジエタノールアミンとのエステル化により、モノ
エステルとジエステルとの混合物が得られる。得られた
混合物を、加圧下で特定の四級化剤と反応させることに
より、a成分、b成分及びc成分の混合物が合成され
る。各成分は、例えば、後述の高速液体クロマトグラフ
ィー、カラムクロマトグラフィー等の当業者が用いる適
切な分離手段を用いて分離することができる。分離され
たa、b、cの各成分を適切な比率で混合することによ
り、本発明のリンス用組成物が調製される。
【0056】a成分、b成分及びc成分を所定の比率で
含むように合成する方法として、例えば、脂肪酸とトリ
エタノールアミンあるいはジエタノールアミンとを特定
の比率で反応させてエステル化し、加圧下で特定の四級
化剤と反応させる方法がある。この方法で、a成分、b
成分及びc成分を特定の比率で含有するカチオン性界面
活性剤、又はa成分とb成分とを特定の比率で含有する
カチオン性界面活性剤が合成される。この比率が、本発
明に用いる所定の比率を満足していれば混合物のまま、
本発明のヘアリンス組成物の調製に用いることができ
る。なお、トリエタノールアミンとジエタノールアミン
とを混合して、脂肪酸と反応させても良い。
【0057】より具体的には、例えば、脂肪酸とトリエ
タノールアミンを1.2:1の比率で反応させてエステ
ル化すると、モノエステル、ジエステル及びトリエステ
ルが約4:4:1で含まれるエステル混合物が得られ
る。このエステル混合物を、加圧下で、例えば、ジメチ
ル硫酸と反応させると、a成分、b成分、及びc成分が
約4:4:1で含まれるカチオン性界面活性剤が合成さ
れるので、混合物のまま、本発明のヘアリンス組成物に
用いてもよい。
【0058】なお、a成分、b成分及びc成分の比率
は、例えば、Wakopak wakosil 7SI
L−120(4.0mmI.D.× 3 0 0mm
(W))力ラムを用いる高速液体クロマトグラフィーを
行い、紫外線波長210nmでの吸光度を測定してピー
ク面積を求め、ピーク面積比から換算して求められる。
a成分、b成分及びc成分の比率を求めた後、所望の比
率となるように、さらにa成分、b成分又はc成分を添
加してもよい。
【0059】本発明のヘアリンス組成物に用いるa成
分、b成分及びc成分であるカチオン性界面活性剤とア
ルコールとの比率(a+b+c)/dは、重量比で1/
5〜5/1であり、好ましくは2/5〜5/2である。
(a+b+c)/dが1/5より小さいと使用時の指通
りが悪くなり、5/1を超えると経時安定性に問題を生
じる。
【0060】本発明のヘアリンス組成物の任意成分とし
てe成分(カチオン型界面活性剤)を添加する場合、e
成分は組成物全量中に0.1〜10重量%含まれ、好ま
しくは0.2〜8重量%含まれ、更に好ましくは0.5
〜6重量%含まれる。0.1重量%未満では使用時の指
通りや乾燥後の櫛通りの改善効果が十分に得られず、1
0重量%を超えると経時安定性に問題を生じる。また、
(a+b+c)/eは、1/4〜10/1が好ましい。
【0061】さらに、本発明のヘアリンス組成物の任意
成分としてf成分(シリコ−ン誘導体)を添加する場
合、f成分は組成物全量中に0.1〜10重量%含ま
れ、好ましくは0.2〜8重量%含まれ、さらに好まし
くは0.5〜6重量%含まれる。0.1重量%未満で
は、乾燥後の櫛通りや髪のこしの改善効果が十分に得ら
れず、10重量%を超えると使用時の指通りや乾燥後の
髪の柔軟性が悪くなるだけでなく経時安定性や復元性に
問題を生じる。
【0062】本発明のヘアリンス組成物においては、上
記成分に加えて、ヘアリンス組成物に通常使用されてい
る成分や添加剤を配合することができる。即ち、高級脂
肪酸モノグリセライド、ポリオキシエチレンモノステア
レート、アルキルアミンオキシド等のノニオン性界面活
性剤、パルミチン酸イソプロピル、流動パラフィン、ワ
セリン、蛋白誘導体、スクワラン、ホホバ油、オリーブ
油、ヒマシ油、ヒマワリ油、レシチン、ホリエチレング
リコールの脂肪酸エステル等の油性成分、グリセリン、
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−
ブチレングリコール、ジプロビレングリコール等の保湿
剤、ココイルアミドプロピルベタイン等の両性界面活性
剤、塩化ジメチルジアリルアンモニウム誘導体、第四級
窒素含有セルロースエーテル誘導体、ポリエチレンイミ
ン、テトラエチルペンタミンとエピクロルヒドリンの水
溶性カチオン性高分子、第四級窒素含有ポリ(トリアル
キルアミノエチルメタクリレート)誘導体、第四級窒素
含有グアーガム誘導体等、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、力ルボキシメ
チルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性
ポリマー、殺菌剤、キレート剤、紫外線吸収剤、pH調
整剤、動植物由来の天然エキス、色素及び香料等を含む
ことができる。
【0063】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳細に説明
するが、本発明がこれらの実施例に限定されないことは
いうまでもない。
【0064】実施例1〜8及び比較1〜16 表1〜3に記載のアシル基を転移し得る脂肪酸とジエタ
ノールアミン又はトリエタノールアミンとを反応させ、
第四級化処理を行なって、それぞれ表1、表2、及び表
3に記載のa成分、b成分及びc成分を調製した。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】得られたa成分、b成分、及びc成分のカ
チオン性界面活性剤と、表4に示す共通添加成分(10
成分):
【0069】
【表4】
【0070】とを、表5〜表7に示す割合となるように
混合して、実施例1〜8及び比較例1〜16のヘアリン
ス、又はヘアトリートメントを調製した。
【0071】ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸
ナトリウムを10.0重量%、ラウリルジメチルアミノ
酢酸ベタインを5.0重量%、ラウリン酸ジエタノール
アミドを3.0重量%、クエン酸を0.1重量%、精製
水を81.9重量%含有するシャンプー(以下、単にシ
ャンプーという)で洗髪した後、上記調製した実施例1
〜8及び比較例1〜16のヘアリンス、又はヘアトリー
トメントを用いて処理し、(1)使用時の指通り、
(2)乾燥後の櫛通り、(3)乾燥後の髪の柔軟性、
(4)乾燥後の髪のこし、及び(5)乾燥後の髪の艶を
評価した。また、(6)経時安定性、(7)復元性を評
価した。それぞれの評価方法は、下記の通りである。
【0072】(1)使用時の指通り 20名の女性をパネラーとし、シャンプーで洗髪後に、
試料5gを塗布し、すすいだ時の指通りについて下記の
ように判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5
点以上を使用時の指通りの良好な組成物であると評価し
た。 2点:指通りがスムースで髪が引っかからないと感じた
場合。 1点:髪がやや指に引っかかると感じた場合。 0点:指通りが非常に悪いと感じた場合。
【0073】(2)乾燥後の櫛通り 20名の女性をパネラーとし、シャンプ−で洗髪後に、
試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後の櫛通りに
ついて下記のように判定し、20名の平均値を求めて、
平均値1. 5点以上を乾燥後の櫛通りの良好な組成物
であると評価した。 2点:髪にきしみ感がなく、櫛通りがスムースであると
感じた場合。 1点:髪がやや櫛にひっかかると感じた場合。 0点:櫛通りが非常に悪いと感じた場合。
【0074】(3)乾燥後の髪の柔軟性 20名の女性をパネラーとし、シャンプーで洗髪後に、
試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後の髪の柔軟
性ついて下記のように判定し、20名の平均値を求め
て、平均値1.5点以上を乾燥後の髪に柔軟性のある組
成物であると評価した。 2点:髪に柔軟性があると感じた場合。 1点:髪にやや柔軟性があると感じた場合。 0点:髪に柔軟性がないと感じた場合。
【0075】(4)乾燥後の髪のこし 20名の女性をパネラーとし、シャンプーで洗髪後に、
試料5gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後の髪のこし
について下記のように判定し、20名の平均値を求め
て、平均値1.5点以上を乾燥後の髪のこしがある組成
物であると評価した。 2点:髪のこしに優れていると感じた場合。 1点:髪のこしがややあると感じた場合。 0点:髪のこしがないと感じた爆合。
【0076】(5)乾燥後の髪の艶 20名の女性をパネラーとし、シャンプーで洗髪後に、
試料5 gを用いて処理し、すすぎ乾燥した後の髪の艶に
ついて下記のように判定し、20名の平均値を求めて、
平均値1.5点以上を乾燥後の髪に艶があると評価し
た。 2点:髪の艶があると感じた場合。 1点:髪の艶がややあると感じた場合。 0点:髪の艶がないと感じた場合。
【0077】(6)経時安定性 試料を透明ガラス容器に密封して、0℃、25℃、及び
45℃で1ヶ月間保存し、その外観を観察して、以下に
示す3段階で評価した ○:安定性良好(外観の変化がない。) △:安定性やや不良(若干凝固もしくは分離する。又は
若干着色を生じる。) ×:安定性不良(凝固状態もしくは分離する。又は着色
が著しい。)
【0078】(7)復元性 試料を透明ガラス容器に密封して−20℃で固化させた
後、25℃において6時間静置して復元させる。 その
操作を3回繰り返した後、外観を観察して、以下に示す
3段階で評価した。 ○:復元性良好(外観の変化がない。) △:復元性やや不良(若干凝固もしくは分離する。 ) ×:復元性不良(凝固状態もしくは分離する。)
【0079】結果を表5〜7に示す。表5〜7におい
て、評価項目(1)〜(5)の○はそれぞれ良好と評価
されたことを示す。また、f成分であるシリコーン誘導
体(1)は、ジメチルポリシロキサン(東レ・ダウコー
ニング・シリコーン株式会社製のBY−029)を、シ
リコーン誘導体(2)は、アミノ変性ジメチルポリシロ
キサン(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製
のSM8702C)を、それぞれ示す。
【0080】
【表5】
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】実施例1〜8より、本発明の成分を用いた
ヘアリンス組成物はいずれも髪質に関係なく、使用時の
指通り及び乾燥後の櫛通りが良好であり、柔軟性に優れ
るとともに髪に適度なこしを与え、経時安定性や復元性
に優れていた。
【0084】一方、比較例1〜16では十分な性能が得
られていない。比較例1ではa成分が本発明の下限であ
る0.1重量%より少なく配合されていることから、乾
燥後の髪に柔軟性がない。比較例2ではa成分が本発明
の上限である10重量%を超えて配合されていることか
ら、乾燥後の髪に柔軟性が出すぎてこしがなくなり、経
時安定性や復元性が悪くなっている。比較例3では、b
成分が本発明の下限である0.1重量%より少なく配合
されていることから、乾燥後の髪にこしがない。比較例
4ではb成分が本発明の上限である10重量%を超えて
配合されていることから、乾燥後の髪にこしが出すぎて
柔軟性がなくなり、さらに経時安定性や復元性が悪くな
っている。比較例5ではc成分が本発明の範囲である5
重量%を超えて配合されていることから、経時安定性や
復元性が悪くなっている。比較例6ではd成分が配合さ
れていないことから、使用時の指通り及び乾燥後の櫛通
りが悪くなっている。
【0085】比較例7ではa+b+cが下限である0.
2重量%未満であるため、なめらかさやしっとり感がな
くなり、使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが悪くなって
いるばかりでなく、髪の柔軟性、こしや艶が十分に与え
られていない。比較例8ではa+b+cが上限である1
5重量%を超えて配合されていることから、経時安定性
や復元性が悪くなっている。比較例9ではa/bの重量
比が1/15未満であるため、乾燥後の髪にこしが出す
ぎて柔軟性がなくなっている。比較例10ではa/bの
重量比が15/1を超えて配合されていることから、乾
燥後の髪に柔軟性が出すぎてこしがなくなっている。比
較例11では(a+b+c)/dの重量比が1/5未満
であるため、使用時の指通りが悪くなっている。比較例
12では(a+b+c)/dの重量比が5/1を超えて
配合されていることから、経時安定性が悪くなってい
る。比較例13ではe成分が本発明の範囲を超えて配合
されいることから、経時安定性が悪くなっている。比較
例14ではf成分が本発明の範囲を超えて配合されてい
ることから、使用時の指通りや乾燥後の髪の柔軟性が悪
くなるばかりでなく経時安定性や復元性が悪くなってい
る。比較例15では、従来用いられているアルキルカチ
オンのみが使用されていることから、使用時の指通りや
乾燥後の櫛通りが十分でなく乾燥後の髪のこしや艶が悪
くなっている。比較例16ではa成分の式(I)のR
CO、及び式(II)のRCO、並びにRCOの炭素
数が8より小さいカチオン性界面活性剤を配合している
ので、使用時の指通りや乾燥後の櫛通りが悪くなってい
る。
【0086】
【発明の効果】本発明のヘアリンス組成物は、モノエス
テル型、ジエステル型及びトリエステル型のカチオン型
界面活性剤を特定の比率で含むので、髪質に関係なく使
用時の指通り及び乾燥後の櫛通りが良好であり、柔軟性
に優れるとともに髪に適度なこしを与え、髪に艶を付与
するとともに経時安定性や復元性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB052 AC071 AC092 AC122 AC302 AC352 AC392 AC402 AC482 AC691 AC692 AD161 AD162 AD282 BB06 CC39 EE01 EE06 EE07 EE28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a成分:式(I)で示されるモノエステ
    ル型カチオン性界面活性剤0.1〜10重量%、b成
    分:式(II)で示されるジエステル型カチオン性界面活
    性剤0.1〜10重量%、c成分:式(III)で示され
    るトリエステル型カチオン性界面活性剤0〜5重量%、
    及びd成分:炭素数8〜22のアルコール0.1〜15
    重量%を含有し、a+b+cが0.2〜15重量%、a
    /bの重量比が1/15〜15/1、(a+b+c)/
    dの重量比が1/5〜5/1であることを特徴とするヘ
    アリンス組成物: 【化1】 (式中、RCOは炭素数8〜24の直鎖又は分岐のア
    シル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ベンジル基
    又はヒドロキシアルキル基、Rは炭素数1〜3のアル
    キル基、又はベンジル基、Xはハロゲン原子、メチル硫
    酸基又はエチル硫酸基をそれぞれ示す。); 【化2】 (式中、RCO、RCOは、それぞれ独立して、炭
    素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基、Rは炭素数
    1〜3のアルキル基、ベンジル基、又はヒドロキシアル
    キル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、又はベンジ
    ル基、Xはハロゲン原子、メチル硫酸基又はエチル硫酸
    基をそれぞれ示す。);及び 【化3】 (式中、RCO、RCO、R10COは、それぞれ
    独立して、炭素数8〜24の直鎖又は分岐のアシル基、
    11は炭素数1〜3のアルキル基、又はベンジル基、
    Xはハロゲン原子、メチル硫酸基又はエチル硫酸基をそ
    れぞれ示す。)。
  2. 【請求項2】 さらにe成分:式(IV)で示されるカチ
    オン性界面活性剤0.1〜10重量%を含有することを
    特徴とする請求項1記載のヘアリンス組成物。 【化4】 (式中、R12、R13、R14及びR15の1〜2個
    は、独立して、炭素数12〜24の直鎖又は分岐のアル
    キル基又はアルケニル基を示し、残りは、独立して、炭
    素数1〜3のアルキル基、又はベンジル基を示し、Xは
    ハロゲン原子、メチル硫酸基又はエチル硫酸基をそれぞ
    れ示す。)。
  3. 【請求項3】 さらにf成分:シリコーン誘導体0.1
    〜10重量%を含有することを特徴とする請求項1又は
    2に記載のヘアリンス組成物。
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