JP2000327187A - 細幅ウエブ巻取り装置 - Google Patents

細幅ウエブ巻取り装置

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JP2000327187A
JP2000327187A JP11140104A JP14010499A JP2000327187A JP 2000327187 A JP2000327187 A JP 2000327187A JP 11140104 A JP11140104 A JP 11140104A JP 14010499 A JP14010499 A JP 14010499A JP 2000327187 A JP2000327187 A JP 2000327187A
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double
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Ayaaki Tabuchi
章明 田淵
Yoshimasa Niizaki
良正 新崎
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Hagiwara Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人手で行なうことなくウエブ巻取り始端の巻芯
への取付とウエブ巻取り終端のウエブロールへの端末処
理を行いウエブロールを効率よく得る。 【解決手段】ウエブ供給方向Xの上流側で広幅ウエブA
に粘着テープ供給部3により二条の両面粘着テープを貼
り付け、スリット部8で複数の細幅ウエブBに分割し、
巻取部15が離接するクロスカット部12でウエブ巻取
り終端とウエブ巻取り始端とに分離形成し、ウエブロー
ルのウエブ巻き取り終端を貼り付けて端末処理し、新し
い巻芯をセットした巻取部15をクロスカット部12側
に接しさせて細幅ウエブBの供給とともに巻芯にウエブ
巻取り始端を取り付けて、巻芯を回転させて細幅ウエブ
Bの巻取りを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巻取り始端と巻取り
終端とに粘着テープを設ける処理を行なって細幅ウエブ
を巻取る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から紙やプラスチックフィルムなど
の細幅ウエブを得るに当たっては、原反である広幅ウエ
ブをそのウエブ長さ方向(ウエブ供給方向)にスリット
していて、所要の幅寸法にスリットされた複数の細幅ウ
エブそれぞれを複数の巻芯に巻取らせており、製品の形
態をウエブロールとしてスリッタ装置から取り出してい
る。このとき、巻き取られた細幅ウエブの終端が巻き取
り状態のままであると、そのウエブロールを移送するな
どの取り扱い時に細幅ウエブが巻き戻されたり幅方向に
ずれたりして巻姿が悪くなる。そのため、通常、所定長
さのウエブロールの巻取りが終了するとその終端を切断
し、粘着テープなどを用いて終端を固定する端末処理が
行なわれており、その自動化装置も多用されている。
(例えば、終端から巻取り部分にかけて粘着テープを貼
着する点を示している特開平4−129962号公報参
照)
【0003】しかしながら、細幅ウエブの終端を切断し
てつぎの巻取りを始める際、細幅ウエブのつぎの始端を
新しい巻芯に巻き付けるために新しい巻芯に粘着テープ
を貼着する作業は全く人手によりなされており、このよ
うな作業を自動化した装置は未だ提供されていない上
に、ウエブ終端および始端の処理を連続した工程の中で
同時に自動的に処理する装置は未だ見出されていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記事
情に鑑み、細幅ウエブが巻芯側に供給される過程でそれ
ぞれ粘着テープを備えたウエブ巻取り終端とウエブ巻取
り始端とを分離した状態で対にして形成し、巻取りが進
んでウエブ巻取り終端がウエブロール側の細幅ウエブに
自動的に粘着テープを介して端末処理されるようにし、
新しい巻芯にウエブ巻取り始端が自動的に粘着テープを
介して取り付けられて巻取りを行い、その後、順次、細
幅ウエブのウエブ巻取り終端の端末処理、ウエブ巻取り
始端の取付が交互に行なえるようにすることを課題と
し、ウエブ巻取り始端と終端との自動取付によってウエ
ブロールを効率よく得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、供給元から繰り出されて供給され
る広幅ウエブにウエブ供給方向と直交する方向に亘って
両面粘着テープを二条にして貼る粘着テープ供給部と、
前記両面粘着テープが貼られた広幅ウエブをウエブ供給
方向に沿って両面粘着テープとともにスリットして複数
の細幅ウエブに分離するスリット部と、スリットされた
複数の細幅ウエブを回転可能なサクションロールの周面
上で粘着テープ貼着面側が外方となるように吸引保持し
て二条の両面粘着テープの間の細幅ウエブをウエブ供給
方向に直交する方向に切断してウエブ巻取り終端とウエ
ブ巻取り始端とを分離形成するクロスカット部と、巻芯
を回転させる巻取部と、前記巻取部を前記クロスカット
部に対して離接可能に支持し、細幅ウエブを巻取ってウ
エブ巻取り終端の両面粘着テープが巻芯周りに巻取った
細幅ウエブに接着し、ウエブ巻取り開始時に巻取部をク
ロスカット部に近接させてウエブ巻取り始端の両面粘着
テープに巻芯を接着させ、ウエブ巻取り終了後に巻取部
をクロスカット部から離間させる移動部とを備えること
を特徴とする細幅ウエブ巻取り装置を提供して、上記課
題を解消するものである。また、本発明においては、上
記スリット部でスリットされた複数の細幅ウエブが複数
方向に送り出され、スリット部からの送り出し過程それ
ぞれにおいて上記クロスカット部と巻取部と移動部とが
設けられているものとすることが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図4の実
施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は細幅ウエ
ブ巻取り装置で、該細幅ウエブ巻取り装置1は供給元の
原反である広幅ウエブAの供給を受けてこの広幅ウエブ
Aをウエブ供給方向Xに沿ってスリットして複数の細幅
ウエブBに分離し、細幅ウエブBを巻芯に巻取ってウエ
ブロールCを得るようにしたものであり、相対する一対
のフレーム2(図においては一方のフレームのみを示し
ている)の間に架け渡された複数のロールを経るウエブ
供給工程においてウエブ供給方向Xの上流側から広幅ウ
エブに両面粘着テープを二条にして貼る部分、広幅ウエ
ブをスリットする部分、両面粘着テープの間をクロスカ
ットする部分、細幅ウエブを巻取る部分とが構成されて
いる。まず、広幅ウエブAが最初に送り込まれてくるウ
エブ供給方向Xの上流側には、粘着テープ供給部3が設
けられている。この粘着テープ供給部3は二つの粘着テ
ープ供給ユニット4をウエブ供給方向Xに対して直交方
向に平行にして並べ、前記フレーム2の間に掛け渡した
図示されていないガイドレールによりウエブ供給方向X
に対して直交方向、即ち、広幅ウエブAの幅方向にこの
二つの粘着テープ供給ユニット4が移動可能にして設け
られている。粘着テープ供給ユニット4は広幅ウエブA
の幅方向への移動に伴って両面粘着テープを繰り出すよ
うに設けられているものであり、図3に示すように粘着
テープロールDから片面に剥離テープEを配した両面粘
着テープFを繰り出し、圧着ロール5によりその両面粘
着テープFにおける表出された一方の粘着面を広幅ウエ
ブAの一方の側辺側に当てがい、そして剥離テープEを
剥離させながらウエブ幅方向に移動して両面粘着テープ
Fを貼着し、両面粘着テープFを他方の側辺側まで貼着
した後は、両面粘着テープFの貼り位置に刃先を向ける
ようにして配置されたカッター6が広幅ウエブAから若
干離れて位置する圧着ロール5と広幅ウエブAとの間に
入り込むように移動して前記両面粘着テープFを切断す
るように設けられている。このように二つの粘着テープ
供給ユニット4が広幅ウエブAの幅方向に移動してそれ
ぞれ両面粘着テープFを貼着しているため、広幅ウエブ
Aには貼着面を表出させた両面粘着テープFが所定間隔
を取って二条にして広幅ウエブAの幅方向に亘って貼り
付けられるようになる(図4(イ)参照)。なお、図に
おいて7はフレーム2の間に渡された受け台であり、こ
の受け台7上で両面粘着テープの貼り付けが行われる。
【0007】上記粘着テープ供給部3からウエブ供給方
向Xの下流側にはスリット部8が配置されていて、粘着
テープ供給部3から複数のロール9を介してそのスリッ
ト部8に両面粘着テープFを貼り付けた広幅ウエブAが
送り込まれるようにしている。なお、前記スリット部8
までに広幅ウエブAが通る複数のロール9において、両
面粘着テープFの粘着面が接することになるロール9に
あっては周面にテフロン(登録商標)チューブを施した
ロールまたはシリコンゴムロールとしており、両面粘着
テープFの粘着面が貼り付かないようにしている。スリ
ット部8は、周面に広幅ウエブAが位置して回転により
その広幅ウエブAを送る受けロール10と、この受けロ
ール10の長さ方向に複数の回転刃11が所定間隔で並
びその回転刃11それぞれが受けロール10に接触し、
送り込まれる広幅ウエブAを両面粘着テープFとともに
ウエブ供給方向Xに沿ってスリットして複数の細幅ウエ
ブBに分離する(図4(ロ)参照)。なお、前記受けロ
ール10の周面では両面粘着テープの粘着面が外方に臨
むようにして広幅ウエブAが位置し、受けロール10に
両面粘着テープが貼着しないようにしている。
【0008】この細幅ウエブ巻取り装置1においては、
上記スリット部8から整列した状態で送り出される複数
の細幅ウエブBがシリコンゴムロール9を経たのちにそ
の送り出し過程が二方向に分かれるように設けられてい
て、前記ロール9の幅方向に並ぶ細幅ウエブBを交互に
して二方向に振り分け、それぞれがクロスカット部12
へと送り出される。クロスカット部12は周面に複数の
吸引孔を配したサクションロール13とこのサクション
ロール13の周面に刃先が接触する丸刃を回転させてサ
クションロール13の長手方向に移動するカッターユニ
ット14とからなるものであり、このクロスカット部1
2における前記サクションロール13の周面へと送り出
されてきた複数の細幅ウエブBは、両面粘着テープの貼
着面が外方となるようにしてサクションロール13の所
要角度範囲の周面に吸引保持された状態でサクションロ
ール13の回転により送り出されるようにしている。そ
して、二条にして貼り付けられた両面粘着テープFの間
が前記カッターユニット14の移動線上に位置した時点
でウエブの移送が全体的に一旦停止するようにしてお
り、停止したサクションロール13に吸引保持された細
幅ウエブBにおける二条の両面粘着テープFの間を、前
記カッターユニット14がウエブ供給方向と直交する方
向に移動しながら切断するように設けられている。そし
て、サクションロール13の周面で細幅ウエブBにおけ
る両面粘着テープFの間が切断されると、ウエブ巻取り
終端aとつぎの巻取りのためのウエブ巻取り始端bとが
分離形成される(図4(ハ)参照)。なお、図4(ハ)
においてpがクロスカットラインを示す。
【0009】上記クロスカット部12それぞれに対応し
てこのクロスカット部12を経た細幅ウエブBを巻取る
巻取部15が設けられていて、巻芯cを着脱可能に装着
できる軸芯16を図示しない駆動手段により回転可能に
したものであり、前記軸芯16を上記フレーム2の開口
17を通るようにしてウエブ供給方向Xと直交する方向
に掛け渡されて両端がフレーム2の外方に位置するアー
ム18に支持されている。巻取部15はクロスカット部
12を経て送り出されてくる細幅ウエブBそれぞれに対
応するようにして巻芯cがセットされるものであり、巻
取りが終了してウエブロールが得られた時点では巻芯c
ごと軸芯から取り外すことができるように設けられてい
る。上記巻取部15は上記アーム18を構成部材の一つ
とする移動部19により上記クロスカット部12におけ
るサクションロール13に対して離接可能に支持されて
いて、この移動部19はアーム18の自由端側に前記巻
取部15の軸芯16を取り付けるとともに他端をフレー
ム2に枢支させ、さらに、フレーム2に一端を枢支させ
たシリンダ装置20の他端を前記フレーム2に連結して
おり、そのシリンダ装置20の伸縮によりアーム18を
回動動作させ、これによって巻取部15をクロスカット
部12のサクションロール13に対して離接できるよう
に支持している。なお、図1と図2において、説明を容
易にするために、上方の巻取部15はクロスカット部1
2から離れた状態を示し、下方の巻取部15はクロスカ
ット部12のサクションロール13に接した状態を示し
ているが、上下の巻取部15のクロスカット部12に対
する離接動作は同じである。
【0010】上記構造の細幅ウエブ巻取り装置1におい
て、稼動初期での広幅ウエブの始端送り込みでは、例え
ば上記粘着テープ供給部3でウエブ巻取り始端となる側
の位置にのみ両面粘着テープを貼り付け、スリット部8
を経てクロスカット部12まで送り込まれた細幅ウエブ
Bに対してカッターユニット14の動作によりサクショ
ンロール13の周面でウエブ巻取り始端が形成されるよ
うにする。そして、待機位置にあった巻取部15を上記
移動部19の働きによりサクションロール13に接しさ
せて巻芯cを回転させ細幅ウエブBにおける前記ウエブ
巻取り始端bの両面粘着テープに接着させて、細幅ウエ
ブBの巻取りを開始する。細幅ウエブBの巻取りに伴っ
て巻き径が大きくなるが、移動部19の動作により巻き
径に応じて巻取部15をクロスカット部12から離すよ
うに設けられている。このようにして細幅ウエブBの巻
取りが行われている段階で供給元側から所定量の広幅ウ
エブAが送り込まれると前記粘着テープ供給部3により
二条にして両面粘着テープFがその広幅ウエブAに貼り
付けられ、スリット部8にて複数の細幅ウエブBに分割
され、上下のクロスカット部12それぞれに細幅ウエブ
Bが送られる。上述したようにクロスカット部12それ
ぞれの切断線上に両面粘着テープFの間が位置する時点
でウエブ供給が一旦停止される。なお、スリット部8か
ら両クロスカット部12における切断線の位置までのウ
エブ送り長さ、および両クロスカット12の切断線の位
置から巻取り終端の位置までの送り長さは同じに設定さ
れている。
【0011】カッターユニット14それぞれは細幅ウエ
ブBの送りが停止しているときにサクションロール13
の長さ方向に移動してその細幅ウエブBそれぞれを切断
し、サクションロール13の周面上に吸引保持された状
態にしてウエブ巻取り終端aとウエブ巻取り始端bとを
分離形成する。この後、所要量のウエブ供給動作が行わ
れ、巻取部15において巻芯cに形成されたウエブロー
ルCの細幅ウエブBに対してウエブ巻取り終端aが両面
粘着テープFを介して貼り付けられた時点で再びウエブ
全体の供給が停止され、巻取部15がクロスカット部1
2から離れてウエブロールの取り外しと新しい巻芯cの
取付を行なうようにする。そして、新しい巻芯cを装着
した巻取部15を再びクロスカット部12側に移動さ
せ、巻芯cの回転とウエブの供給再開とによりその新し
い巻芯cに上記サクションロール13の周面に吸引保持
されていたウエブ巻取り始端bが両面粘着テープFを介
して貼り付けられ、巻芯cの回転により細幅ウエブBが
巻き取られるようになる。この後は、上述したように粘
着テープ供給部3とスリット部8とクロスカット部12
との動作によって形成されたウエブ巻取り終端aのウエ
ブロールに対する端末処理が行われ、巻取部15の離
脱、ウエブロールと新しい巻芯cとの交換にてつぎの巻
取りが行なえ、これを繰り返すことで順次ウエブロール
が得られるようになる。
【0012】上記例ではクロスカット部12においてウ
エブ巻取り終端aとウエブ巻取り始端bとを分離形成し
た後にウエブロールCの細幅ウエブBに前記ウエブ巻取
り終端aを貼り付けて端末処理するようにしているが、
これに限定されるものではなくつぎに示すようにしても
よい。例えば、スリット部8にて分割された複数の細幅
ウエブBが上下のクロスカット部12それぞれに送ら
れ、そのクロスカット部12それぞれの切断線上に両面
粘着テープFの間が位置する時点で、ウエブロールCの
細幅ウエブBにウエブ巻取り終端aが両面粘着テープF
を介して貼り付けられ、同時にウエブの供給も停止する
ようにする。そして、ウエブ供給が停止した状態で、カ
ッターユニット14によりウエブ巻取り終端aとウエブ
巻取り始端bを分離形成し、この時点で一方のウエブ巻
取り終端aが既にウエブロールC側に貼り付けられてい
るようにする。この後、巻取部15がクロスカット部1
2から離れてウエブロールCの取り外しと新しい巻芯c
の取付を行なうようにする。新しい巻芯cを装着した巻
取部15を再びクロスカット部12側に移動させ、巻芯
cの回転とウエブの供給再開とによりその新しい巻芯c
に上記サクションロール13の周面に吸引保持されてい
たウエブ巻取り始端bが両面粘着テープFを介して貼り
付けられ、巻芯の回転により細幅ウエブBが巻き取られ
るようにする。この後は、上述したように粘着テープ供
給部3とスリット部8とクロスカット部12との動作に
よって形成されたウエブ巻取り終端aのウエブロールに
対する端末処理が行われ、巻取部15の離脱、ウエブロ
ールと新しい巻芯cとの交換にてさらにつぎの巻取りを
行い、これを繰り返して順次ウエブロールを得るように
する。また、上記例では上記スリット部8からの二方の
送り出し過程それぞれにおいてクロスカット部12と巻
取部15と移動部19とが設けられているものとした
が、これに限定されるものではなく、スリット部8から
の複数の細幅ウエブBの送り出し過程が一方であった
り、三方であったりしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明した本発明により、ウエブ供給
方向の上流側で二条の両面粘着テープを貼り付けてから
複数の細幅ウエブに分割し、巻取部が離接するクロスカ
ット部でウエブ巻取り終端とウエブ巻取り始端とが分離
形成され、巻取りが進んだウエブロールの細幅ウエブに
ウエブ巻取り終端が貼り付けられて端末処理されるとと
もに、新しく巻芯をセットした巻取部をクロスカット部
側に接しさせて細幅ウエブの供給とともにその巻芯を回
転させることでウエブ巻取り始端が貼り付けられて細幅
ウエブの巻取りが開始されるようになり、ウエブロール
における端末処理と巻芯に対するウエブ巻取り始端の取
付とが人手を介することなく自動的に行なえ、数多くの
細幅ウエブによる多くのウエブロールを効率よく作成で
きるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る細幅ウエブ巻取り装置の一例を側
方から見た状態で示す説明図である。
【図2】同じく一例を巻取部側から見た状態で示す説明
図である。
【図3】粘着テープ供給部を示す説明図である。
【図4】広幅ウエブに対する加工を示すもので、(イ)
は両面粘着テープを貼り付けた状態を示す説明図、
(ロ)はスリットした状態を示す説明図、(ハ)は幅方
向に切断した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…細幅ウエブ巻取り装置 2…フレーム 3…粘着テープ供給部 8…スリット部 12…クロスカット部 15…巻取部 16…軸芯 19…移動部 A…広幅ウエブ B…細幅ウエブ C…ウエブロール F…両面粘着テープ a…ウエブ巻取り終端 b…ウエブ巻取り始端 c…巻芯 X…ウエブ供給方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給元から繰り出されて供給される広幅ウ
    エブにウエブ供給方向と直交する方向に亘って両面粘着
    テープを二条にして貼る粘着テープ供給部と、前記両面
    粘着テープが貼られた広幅ウエブをウエブ供給方向に沿
    って両面粘着テープとともにスリットして複数の細幅ウ
    エブに分離するスリット部と、スリットされた複数の細
    幅ウエブを回転可能なサクションロールの周面上で粘着
    テープ貼着面側が外方となるように吸引保持して二条の
    両面粘着テープの間の細幅ウエブをウエブ供給方向に直
    交する方向に切断してウエブ巻取り終端とウエブ巻取り
    始端とを分離形成するクロスカット部と、巻芯を回転さ
    せる巻取部と、前記巻取部を前記クロスカット部に対し
    て離接可能に支持し、細幅ウエブを巻取ってウエブ巻取
    り終端の両面粘着テープが巻芯周りに巻取った細幅ウエ
    ブに接着し、ウエブ巻取り開始時に巻取部をクロスカッ
    ト部に近接させてウエブ巻取り始端の両面粘着テープに
    巻芯を接着させ、ウエブ巻取り終了後に巻取部をクロス
    カット部から離間させる移動部とを備えることを特徴と
    する細幅ウエブ巻取り装置。
  2. 【請求項2】上記スリット部でスリットされた複数の細
    幅ウエブが複数方向に送り出され、スリット部からの送
    り出し過程それぞれにおいて上記クロスカット部と巻取
    部と移動部とが設けられている請求項1に記載の細幅ウ
    エブ巻取り装置。
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