JP2000326569A - 印刷装置およびその記憶制御方法 - Google Patents

印刷装置およびその記憶制御方法

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JP2000326569A
JP2000326569A JP11140827A JP14082799A JP2000326569A JP 2000326569 A JP2000326569 A JP 2000326569A JP 11140827 A JP11140827 A JP 11140827A JP 14082799 A JP14082799 A JP 14082799A JP 2000326569 A JP2000326569 A JP 2000326569A
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Shunichi Kunihiro
俊一 國廣
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置内の記憶装置の記憶領域を有効に使
用する。 【解決手段】 受信データの種類または容量を示すデー
タから、確保すべき記憶領域の範囲を可変設定し、未使
用となる領域を他のデータ用に解放する。可変設定する
記憶領域はデータ受信用格納領域506または印刷用デ
ータ格納領域507となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷すべきデータ
を外部装置から受信し、記憶する印刷装置およびその記
憶制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置は、外部端末(パソコンなど)
からのデータをI/F(インタフェース)通信部により
受信し、バッファなどの受信データ格納領域に貯える。
【0003】データ解析部は受信データを解析し、制御
用のデータにより印刷制御をおこない、印刷データによ
り、印刷装置の印刷部に適した形のデータに変換し印刷
用データを一時格納する。格納された印刷用データを印
刷部に転送し印刷動作を行う。受信データの蓄積領域お
よび印刷部に適した形の変換されたデータを一時保持す
るような領域は、安価な印刷装置などは、記憶装置を分
割して使用している。
【0004】一般的な安価な印刷装置は、この記憶装置
が受信データ1頁分(A4印刷装置であればA41頁
分)を格納できるのに十分な容量を持っていない。その
ため、受信データを格納する領域は、受信データの読み
出し毎に領域を開放し、更なる受信データの格納領域に
なるような領域制御を行っている。
【0005】印刷部に適した形のデータ変換後の格納領
域は、印刷装置の印刷可能な最大幅に応じて、最小の領
域で構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置では、
印刷装置へ送信されるデータは、形態および容量、また
入力経路が多種多様であっても、一律、上記のような受
信データ格納領域の制御を行っている。
【0007】しかし、受信データの形態および容量、認
識可能かつ固定な印刷に関しては、一時格納が可能であ
れば、1頁分のデータを保持できるような高価な印刷装
置のような処理が可能になるのに対し、従来装置は受信
データ格納領域の記憶容量が固定化されているので、固
定化されている記憶容量以外のデータを受信できない。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の点を考慮
して自動的に受信データ格納領域の記憶容量を可変設定
することの可能な印刷装置およびその記憶制御方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、印刷すべきデータを外部
機器から受信し、当該受信したデータおよび/または該
データから変換された印刷用データを記憶手段の受信専
用領域に記憶した後、印刷する印刷装置において、前記
印刷すべきデータの容量に関するデータおよび前記印刷
すべきデータを前記外部機器から受信する受信手段と、
当該受信した容量に関するデータに基づき、前記専用領
域の大きさを可変設定し、前記専用領域の未使用部分を
他の記憶領域として解放する記憶制御手段とを具えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の印刷
装置において、前記データの容量に関する情報は前記デ
ータの行の印刷幅が最大印刷可能幅よりも小さいデータ
および前記最大印刷可能幅に到達するデータそれぞれの
種類を示すデータを含むことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1に記載の印刷
装置において、前記印刷すべきデータは画像データを含
む複数種類であり、当該複数種類のデータを解析し、印
刷用のデータを作成する複数の解析手段をさらに具えた
ことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の印刷装置において、前記受信手段はシリアル
通信用のインタフェースであることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の印刷装置において、前記受信手段はパラレル
通信用のインタフェースであることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の印刷装置において、前記受信手段はシリアル
通信用のインタフェースおよびパラレル通信用のインタ
フェースを有し、前記シリアル通信用のインタフェース
および前記パラレル通信用のインタフェースのいずれか
一方により前記印刷すべきデータの容量に関するデータ
および前記印刷すべきデータを受信することを特徴とす
る。
【0015】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の印刷装置において、前記記憶手段は、前記外
部機器から受信した印刷すべきデータを記憶する第1記
憶領域と、該印刷すべきデータから変換した印刷用デー
タを記憶する第2の記憶領域とを有し、前記第1の記憶
領域を前記専用領域とすることを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の印刷装置において、前記記憶手段は、前記外
部機器から受信した印刷すべきデータを記憶する第1記
憶領域と、該印刷すべきデータから変換した印刷用デー
タを記憶する第2の記憶領域とを有し、該第2の記憶領
域を前記専用領域とすることを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の印刷装置において、前記記憶手段は、前記外
部機器から受信した印刷すべきデータを記憶する第1記
憶領域と、該印刷すべきデータから変換した印刷用デー
タを記憶する第2の記憶領域とを有し、前記第1の記憶
領域および前記第2の記憶領域を前記専用領域とするこ
とを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、印刷すべきデータを
外部機器から受信し、当該受信したデータおよび/また
は該データから変換された印刷用データを記憶手段の受
信専用領域に記憶した後、印刷する印刷装置の記憶制御
方法において、前記印刷すべきデータの容量に関するデ
ータおよび前記印刷すべきデータを前記外部機器から受
信手段により受信し、当該受信した容量に関するデータ
に基づき、前記専用領域の大きさを可変設定し、前記専
用領域の未使用部分を他の記憶領域として解放すること
を特徴とする。
【0019】請求項11の発明は、請求項10に記載の
印刷装置の記憶制御方法において、前記データの容量に
関する情報は前記データの行の印刷幅が最大印刷可能幅
よりも小さいデータおよび前記最大印刷可能幅に到達す
るデータそれぞれの種類を示すデータを含むことを特徴
とする。
【0020】請求項12の発明は、請求項10に記載の
印刷装置の記憶制御方法において、前記印刷すべきデー
タは画像データを含む複数種類であり、当該複数種類の
データを解析し、印刷用のデータを作成することを特徴
とする。
【0021】請求項13の発明は、請求項10〜12の
いずれかに記載の印刷装置の記憶制御方法において、前
記受信手段はシリアル通信用のインタフェースであるこ
とを特徴とする。
【0022】請求項14の発明は、請求項10〜12の
いずれかに記載の印刷装置の記憶制御方法において、前
記受信手段はパラレル通信用のインタフェースであるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項15の発明は、請求項10〜12の
いずれかに記載の印刷装置の記憶制御方法において、前
記受信手段はシリアル通信用のインタフェースおよびパ
ラレル通信用のインタフェースを有し、前記シリアル通
信用のインタフェースおよび前記パラレル通信用のイン
タフェースのいずれか一方により前記印刷すべきデータ
の容量に関するデータおよび前記印刷すべきデータを受
信することを特徴とする。
【0024】請求項16の発明は、請求項10〜15の
いずれかに記載の印刷装置の記憶制御方法において、前
記記憶手段は、前記外部機器から受信した印刷すべきデ
ータを記憶する第1記憶領域と、該印刷すべきデータか
ら変換した印刷用データを記憶する第2の記憶領域とを
有し、前記第1の記憶領域を前記専用領域とすることを
特徴とする。
【0025】請求項17の発明は、請求項10〜15の
いずれかに記載の印刷装置の記憶制御方法において、前
記記憶手段は、前記外部機器から受信した印刷すべきデ
ータを記憶する第1記憶領域と、該印刷すべきデータか
ら変換した印刷用データを記憶する第2の記憶領域とを
有し、該第2の記憶領域を前記専用領域とすることを特
徴とする。
【0026】請求項18の発明は、請求項10〜15の
いずれかに記載の印刷装置の記憶制御方法において、前
記記憶手段は、前記外部機器から受信した印刷すべきデ
ータを記憶する第1記憶領域と、該印刷すべきデータか
ら変換した印刷用データを記憶する第2の記憶領域とを
有し、前記第1の記憶領域および前記第2の記憶領域を
前記専用領域とすることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0028】(実施形態1)本発明の実施形態1の印刷
装置の内部構成を図1を用いて説明する。
【0029】印刷装置(103)へデータ送信を行う外
部機器は、パソコンなどを代表するものであり、その外
部機器(101)上には、データの入出力としてI/F
通信部(102)を備えている。
【0030】印刷装置(103)上にも、外部機器(1
01)からのデータを受信するI/F通信部(104)
を備えており、そのI/F通信部により受信されたデー
タは、ハードもしくはソフトにより受信データ格納領域
(106)へ格納される。CPUなどのコントローラ部
(109)は、受信データ格納領域(106)からデー
タの読み出しを行い、データの種類を判別(本実施形態
では種類A,Bの判別)して、それぞれのデータ解析部
へ解析を促す。
【0031】本実施例では、2種類のデータ解析部を備
えているが、この個数は言及しない。データ解析部A
(110)は、CPUが解析プログラムを実行すること
により実現され、従来の用紙サイズに影響しない種類A
のデータについての解析を行い、受信のデータから印刷
用データを作成し、印刷用データ格納領域(107)へ
書き込みを行う。
【0032】データ解析部B(111)もCPUが解析
プログラムを実行することにより実施される。データ解
析部B(111)は、本実施例ではデータの印字幅が印
刷装置の印刷可能幅より少ない種類Bデータを解析す
る。本実施形態では種類Aは文字を含む文書ファイル、
種類BはJPEGなどの画像ファイルを想定している
が、種類はこれに限するものではない。種類Bのデータ
は印刷装置の印刷可能幅より少ないデータであるので、
印刷用データ格納領域(107)も少ない容量で事足り
る。
【0033】そのため、その残った未使用の領域を他の
一時格納領域に割り当てる。データ解析部Bは、印刷用
データを作成する一方、この一時格納領域へのデータ保
存も同時に行う。印刷制御部(112)は、CPUが印
刷制御プログラムを実行することにより実現され、実印
刷動作を行う。すなわち、印刷のためのモータ駆動(1
13)、印刷ヘッド(114)の実制御を行い、印刷動
作を実現している。
【0034】印刷装置(103)上に備えてある各種格
納領域(106,107,108)は、同デバイスであ
る記憶装置上でデータ格納領域(105)を分割して使
用している。その記憶装置の構成を図2を用いて説明す
る。
【0035】記憶装置の全記憶領域(201)は、物理
上ひとつのもの、たとえばICメモリであり、全体領域
を分割してそれぞれの領域として使用する。全記憶領域
(201)は、大きく分けてデータ格納領域(202)
と、プログラム動作時に使用する情報用の領域となる制
御領域(203)に分割して使用される。データ格納領
域(202)の中は、従来では、受信データ格納領域
(204)と印刷用データ格納領域(205)とに分割
固定して使用していた。
【0036】本実施例では、印刷用のデータを認識した
時点で、印刷幅は確認できる形態のデータでかつ印刷装
置の印刷可能幅を最大に使用しないデータに関して、印
刷用データ格納領域(205)の印刷幅分の領域のみ動
的に確保し(306)、本使用の残りの領域を一時格納
領域(307)として使用する。
【0037】印刷データ受信における記憶装置管理制御
を図3を用いて説明する。図3の処理手順はコントロー
ラ部(109)により実行される。コントローラ部(1
09)はI/F通信部(104)での受信データの有無
をチェック(301)し、受信データがない場合は、デ
ータ受信待ち状態でループしている。
【0038】このデータ受信の有無は、ハード的に検出
してもよいし、ソフト的に検出してもよい。データの有
無の検出には衆知技術を使用することができる。
【0039】受信データが有ると判断された場合、コン
トローラ部(109)は受信データの取得(302)を
行う。受信されたデータについてその種類を判別(30
3)し、各種解析に受信データを引き渡す。一例として
は、一番最初のヘッダ部分に記載されているデータの種
類を示す情報を判別して種類を判定することができる。
本実施形態では、種類Aと判別された場合は従来のよう
に、印刷装置の印刷可能幅の最大幅を印刷可能なように
印刷用データ格納領域を使用し、種類Bと判別された場
合は、受信データの印刷幅の分だけ印刷用データ格納領
域を割り振り、残りを一時格納領域として使用するよう
にメモリ容量の割り当て(記憶アドレスの割り当て)を
行う。受信データ判別(303)により種類Aと判別さ
れた場合、印刷用データ格納領域は印刷装置の最大幅を
印刷可能なように領域を確保するが、印刷データの受信
途中での記憶領域の切り替えの処理は不可能かつありえ
ないため、切り替えの可能/不可能のチェック(30
4)にて、その時事点の記憶装置の記憶状態に対して記
憶領域の切り替え処理を施す。この切り替え処理の可能
/不可能の判別処理は、印刷データの終端を認識した時
点(316)にて操作を行う。切り替え処理が可能であ
れば、一時格納領域の開放(305)すなわち一時格納
領域を使用しない設定を行い、解析プログラムによりデ
ータ解析A(306)を行った後に、解析Aの印刷用デ
ータ作成処理(307)を行う。
【0040】なお、データ解析により、印刷用データ領
域は使用されるため、作成処理前までに格納領域の切り
替え処理は済ませておかなければならない。
【0041】受信データ判別処理(303)により種類
Bと判別された場合、印刷データ格納領域は、印刷幅分
最低の領域が確保されていれば、印刷用としては事足り
る。残りの領域を一時格納領域として使用するが、コン
トローラ部(109)はここでも前記種類Aと同様に、
切り替えが可能なタイミングであるかのチェックをステ
ップ309にて行う。
【0042】切り替えが可能と判断された場合は、一時
格納領域を確保する(310)。その後、データ解析B
(311)を行い、解析Bの印刷用データ作成処理(3
13)を行うが、この時に一時格納領域へデータを保存
する。
【0043】ここで保存するデータは、受信データでも
印刷用の作成されたデータのどちらでも可能である。
【0044】解析プログラムにより印刷用データが作成
された際には、必ず格納領域の切り替えを禁止状態と一
律に設定する。
【0045】各解析処理により作成された印刷用のデー
タは印刷装置の印刷部の構成に依存する。その印刷部が
印刷可能条件を満たしているかのチェック(308)を
行う。この条件は、たとえばシリアルプリンタなどは、
1ラインの印刷に必要なデータが揃っているかなどがそ
れにあたる。印刷条件が満たされていない場合は、再度
受信データの読み出しから行い、印刷条件を満たした場
合、印刷処理(314)を行う。印刷処理により印刷用
データ格納領域は、ハードもしくはソフト的に再度使用
できる領域とされる。印刷データの終端チェック(31
5)を行い、印刷処理の終端であれば、前記の格納領域
の切り替えを許可状態に設定する(316)。
【0046】(実施形態2)本発明の実施形態2の印刷
装置の内部構成を図4を用いて説明する。印刷装置の内
部構成は、実施形態1の図1と異なる点について記す。
【0047】印刷装置(405)は、外部機器として2
種類の機器との通信が可能であり、外部機器1(40
1)には、パラレルI/F通信部(402)を備えてお
り、外部機器2(403)には、シリアルI/F通信部
(404)を備えている。印刷装置(405)は、それ
ぞれの外部機器との通信が可能なように、パラレルI/
F通信部(406)とシリアルI/F通信部(407)
を備えているが、両I/F通信部はいずれかの一方が通
信を行っている場合、他方は通信を行わないというよう
に排他的に通信が可能となる。
【0048】ここでのシリアルI/F通信部とは、パケ
ットタイプのデータ構造になっているものであり、有線
/無線は問わない。上記の両I/F通信部のいずれかか
ら受信されたデータは、図1と同様に受信データ格納領
域に格納される。コントローラ部(408)は、受信デ
ータのI/F先を判別する手段(409)を用いて、I
/Fを判別し、シリアルI/Fからのデータ受信の場合
のみ、記憶装置内データ格納領域(410)の一時格納
領域(411)に受信データを格納する。
【0049】記憶装置の構成を図5を用いて説明する。
【0050】図5において、全記憶領域(501)は図
2と同様にデータ格納領域(502)と制御用領域(5
03)に分割されている。このデータ格納領域(50
2)は、通常は、受信データ格納領域(504)と印刷
用データ格納領域に使用するが、前記シリアルI/Fか
らのデータ受信時は、パケット構成のデータとなるた
め、受信データ格納領域(506)も最低シリアルパケ
ット容量の整数倍の容量個とれる構造であればよい。そ
のため、受信データ格納領域(506)の容量を一時格
納領域(508)に割り当てることが可能となる。加え
て、印刷幅による印刷用データ格納領域(507)も実
施形態1と同様に処理することにより、一時格納領域
(508)に割り当てることも可能である。
【0051】受信I/Fによる記憶装置管理制御を図6
を用いて説明する。
【0052】受信データの有無をチェックする処理(6
01)は、実施形態1の図3と同様である。
【0053】受信データがあると判断された場合、受信
データの格納領域の切り替えが可能であるかのチェック
(602)を行う。切り替えが認められない場合は、前
回の受信I/Fにより受信データの取得を行い、切り替
えが認められた場合、現在のI/F種類を判別(60
3)し、パラレルI/Fと認識されると一時格納領域を
開放(604)、シリアルI/Fと認識されると一時格
納領域を確保(605)を行う。ここでの一時格納領域
の概念は、実施形態1と同様である。
【0054】一時格納領域の設定が確定した後に受信デ
ータ取得(606)を行う。ここで受信I/F種類判別
(607)を行い、シリアルI/Fと認識された場合、
一時格納領域へデータを保存する(608)。このデー
タについても、実施形態1と同様で、データの種類は言
及しない。
【0055】パラレルI/Fの場合は、一時格納領域へ
の保存は行わず、次のステップ受信データ種類の識別
(609)を行う。
【0056】上記データ種類識別(609)により、解
析A(610)および解析Aの印刷用データ作成処理
(611)データ解析B(612)および解析Bの印刷
用データ作成処理(613)の各処理を行う。
【0057】実施形態と同様に、解析部により印刷用デ
ータが作成された際には、必ず格納領域の切り替えを禁
止状態と一律設定する。以後の処理は、実施形態1と同
様である。
【0058】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。
【0059】1)上述の実施形態1では印刷用データ領
域を受信データの容量(種類)に応じて動的に可変設定
する例であり、実施形態2は受信データ格納領域および
印刷用データ格納領域を動的に可変設定する例であった
が、外部機器から印刷すべきデータを受信するための通
信方法やその通信フォーマットに応じて受信データ格納
領域のみを動的に可変設定したりというように印刷すべ
きデータの通信方法に対応して、動的に記憶容量を変化
させる記憶領域を切り替えるようにすることもできる。
この場合には、複数の通信方法およびデータの種類(あ
るいは容量)に応じて、記憶容量を固定化する記憶領域
と、動的に可変設定する記憶領域についての使用可能な
アドレス範囲をテーブルの形態で記憶装置に記憶してお
き、CPU等のコントローラにより、上記テーブルを参
照して実際に使用する記憶領域のアドレス範囲を設定す
る。
【0060】2)通信インタフェースとしては、赤外線
を使用するもの、無線を使用するもの等周知のインタフ
ェースを使用することができることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1,7,1
0,16の発明によれば、外部機器から送られてくる情
報、すなわち、データ容量を示すデータから、専用領域
として確保すべき容量がわかるので、専用領域を固定化
することなく、動的に制御することが可能となる。
【0062】請求項2,11の発明によれば、印刷幅が
小さいデータについては、印刷可能最大幅と印刷の幅の
差分の幅に相当する記憶領域が未使用領域となるので、
この記憶領域を他のデータ用に解放することができる。
【0063】請求項3,12の発明によれば、画像デー
タや文書データ等の種類毎にデータの内容が異なるの
で、それぞれの種類毎に専用の解析手段を設けることに
より、データの解析時間を短縮することができるととも
に、ある種類のデータフォーマットが更新(アップデー
ト)されてもその解析手段だけを更新すればよく、解析
手段全体を更新する必要はない。
【0064】請求項4〜6および13〜15の発明によ
れば、シリアル通信やパラレル通信での通信方法に対応
することができる。
【0065】請求項8,9,17および18の発明によ
れば、データ受信用記憶領域、印刷用データ記憶領域の
いずれかの一部の未使用領域を他のデータ記憶用に解放
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】記憶装置の記憶領域の構成を示す構成図であ
る。
【図3】コントローラ部の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の実施形態2のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図5】記憶装置の記憶領域の構成を示す構成図であ
る。
【図6】コントローラ部の処理内容を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
101 外部機器 103 印刷装置 107 印刷用データ格納領域 109 コントローラ部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷すべきデータを外部機器から受信
    し、当該受信したデータおよび/または該データから変
    換された印刷用データを記憶手段の専用領域に記憶した
    後、印刷する印刷装置において、 前記印刷すべきデータの容量に関するデータおよび前記
    印刷すべきデータを前記外部機器から受信する受信手段
    と、 当該受信した容量に関するデータに基づき、前記専用領
    域の大きさを可変設定し、前記専用領域の未使用部分を
    他の記憶領域として解放する記憶制御手段とを具えたこ
    とを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置において、前
    記データの容量に関する情報は前記データの行の印刷幅
    が最大印刷可能幅よりも小さいデータおよび前記最大印
    刷可能幅に到達するデータそれぞれの種類を示すデータ
    を含むことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の印刷装置において、前
    記印刷すべきデータは画像データを含む複数種類であ
    り、当該複数種類のデータを解析し、印刷用のデータを
    作成する複数の解析手段をさらに具えたことを特徴とす
    る印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記受信手段はシリアル通信用のインタフ
    ェースであることを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記受信手段はパラレル通信用のインタフ
    ェースであることを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記受信手段はシリアル通信用のインタフ
    ェースおよびパラレル通信用のインタフェースを有し、
    前記シリアル通信用のインタフェースおよび前記パラレ
    ル通信用のインタフェースのいずれか一方により前記印
    刷すべきデータの容量に関するデータおよび前記印刷す
    べきデータを受信することを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記記憶手段は、前記外部機器から受信し
    た印刷すべきデータを記憶する第1記憶領域と、該印刷
    すべきデータから変換した印刷用データを記憶する第2
    の記憶領域とを有し、前記第1の記憶領域を前記専用領
    域とすることを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記記憶手段は、前記外部機器から受信し
    た印刷すべきデータを記憶する第1記憶領域と、該印刷
    すべきデータから変換した印刷用データを記憶する第2
    の記憶領域とを有し、該第2の記憶領域を前記専用領域
    とすることを特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装
    置において、前記記憶手段は、前記外部機器から受信し
    た印刷すべきデータを記憶する第1記憶領域と、該印刷
    すべきデータから変換した印刷用データを記憶する第2
    の記憶領域とを有し、前記第1の記憶領域および前記第
    2の記憶領域を前記専用領域とすることを特徴とする印
    刷装置。
  10. 【請求項10】 印刷すべきデータを外部機器から受信
    し、当該受信したデータおよび/または該データから変
    換された印刷用データを記憶手段の専用領域に記憶した
    後、印刷する印刷装置の記憶制御方法において、 前記印刷すべきデータの容量に関するデータおよび前記
    印刷すべきデータを前記外部機器から受信手段により受
    信し、 当該受信した容量に関するデータに基づき、前記専用領
    域の大きさを可変設定し、前記専用領域の未使用部分を
    他の記憶領域として解放することを特徴とする印刷装置
    の記憶制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の印刷装置の記憶制
    御方法において、前記データの容量に関する情報は前記
    データの行の印刷幅が最大印刷可能幅よりも小さいデー
    タおよび前記最大印刷可能幅に到達するデータそれぞれ
    の種類を示すデータを含むことを特徴とする印刷装置の
    記憶制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の印刷装置の記憶制
    御方法において、前記印刷すべきデータは画像データを
    含む複数種類があり、当該複数種類のデータを解析し、
    印刷用のデータを作成することを特徴とする印刷装置の
    記憶制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    印刷装置の記憶制御方法において、前記受信手段はシリ
    アル通信用のインタフェースであることを特徴とする印
    刷装置の記憶制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    印刷装置の記憶制御方法において、前記受信手段はパラ
    レル通信用のインタフェースであることを特徴とする印
    刷装置の記憶制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    印刷装置の記憶制御方法において、前記受信手段はシリ
    アル通信用のインタフェースおよびパラレル通信用のイ
    ンタフェースを有し、前記シリアル通信用のインタフェ
    ースおよび前記パラレル通信用のインタフェースのいず
    れか一方により前記印刷すべきデータの容量に関するデ
    ータおよび前記印刷すべきデータを受信することを特徴
    とする印刷装置の記憶制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項10〜15のいずれかに記載の
    印刷装置の記憶制御方法において、前記記憶手段は、前
    記外部機器から受信した印刷すべきデータを記憶する第
    1記憶領域と、該印刷すべきデータから変換した印刷用
    データを記憶する第2の記憶領域とを有し、前記第1の
    記憶領域を前記専用領域とすることを特徴とする印刷装
    置の記憶制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項10〜15のいずれかに記載の
    印刷装置の記憶制御方法において、前記記憶手段は、前
    記外部機器から受信した印刷すべきデータを記憶する第
    1記憶領域と、該印刷すべきデータから変換した印刷用
    データを記憶する第2の記憶領域とを有し、該第2の記
    憶領域を前記専用領域とすることを特徴とする印刷装置
    の記憶制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項10〜15のいずれかに記載の
    印刷装置の記憶制御方法において、前記記憶手段は、前
    記外部機器から受信した印刷すべきデータを記憶する第
    1記憶領域と、該印刷すべきデータから変換した印刷用
    データを記憶する第2の記憶領域とを有し、前記第1の
    記憶領域および前記第2の記憶領域を前記専用領域とす
    ることを特徴とする印刷装置の記憶制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004091922A1 (ja) * 2003-04-15 2004-10-28 Fujitsu Limited 印刷制御装置

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