JP2000325882A - ピエゾ駆動回路と駆動方法 - Google Patents

ピエゾ駆動回路と駆動方法

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JP2000325882A
JP2000325882A JP11143647A JP14364799A JP2000325882A JP 2000325882 A JP2000325882 A JP 2000325882A JP 11143647 A JP11143647 A JP 11143647A JP 14364799 A JP14364799 A JP 14364799A JP 2000325882 A JP2000325882 A JP 2000325882A
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piezo
driving
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drive
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Kyoichi Narai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のピエゾ素子を駆動する場合でも、複数
のピエゾ素子の駆動に時定数の増大を伴わず、印加した
パルス波形をそのまま駆動できる駆動回路を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 複数のヘッドユニット内に複数のピエゾ
素子を駆動するピエゾ駆動回路において、前記複数のヘ
ッドユニットを駆動するパワーアンプと、前記複数のヘ
ッドユニットとパワーアンプとの間を接続するフレキシ
ブルフラットケーブルと、前記パワーアンプに駆動波形
信号を供給する駆動波形発生回路とを備え、前記各ヘッ
ドユニットには前記ピエゾ素子に素子電流を供給するス
イッチを具備し、前記パワーアンプは前記複数のヘッド
ユニット毎に設けられ、前記駆動波形発生回路の駆動波
形信号を複数の前記パワーアンプに供給して前記複数の
ヘッドユニットを駆動することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電素子のピエゾ
を複数用いて圧電現象を利用するピエゾ駆動装置に関
し、インクジェットプリンタ等の微小なプリンターヘッ
ドに適用できるピエゾ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノズルの先からインクの小滴を飛
翔させ、紙に付着させて記録するインクジェットプリン
タが販売されており、インクの小滴を発生し、飛翔させ
るのに発熱素子及び圧電素子が用いられている。この圧
電素子はその振動によりインクの飛翔を行うもので、圧
電素子を積層し、インクのノズル内での目詰まりやイン
ク滴の制御技術の向上により、広く使用されている。
【0003】このピエゾ駆動方式のインクジェットプリ
ンタのヘッドは、結晶に機械的な歪を加えると分極の値
に変化が生じ、結晶表面に電荷となって現れる圧電気効
果(piezo electric effect)に対して、ロッシェル塩
やチタン酸バリウム等の結晶を電界の中に入れると機械
的なひずみを発生する電気歪(electro striction)を
利用したもので、ピエゾ素子に電圧を加えると変位する
性質を利用して、ヘッドのノズルからインク滴を吐出さ
せる。電圧の傾き、電位差がピエゾ素子の変位の勢いと
量に対応するので、これらを制御することで吐出するイ
ンク滴の速度や大きさ(滴径)を可変することができ
る。従って、吐出するインク滴の勢い、大きさを正確な
ものとするためには、ピエゾ素子に印加する電圧を適切
に入力する必要がある。
【0004】このピエゾ素子は、図11に示す構造を有
し、ピエゾ素子10は矩形形状で、多重層のピエゾ層1
3を形成して、一層毎に一方の電極11と他方の電極
(奥行き側)と接続され、両電極の間に電界を印加する
ことで、図上、上下に機械的歪を発生する。矩形形状の
各凸部中1個おきに電界を印加する電極11を設け、1
2側に密接して配置されたインク留に機械的歪を与える
ことで、インク留のノズルからインクが摘出される。
【0005】なお、フルカラーの印字を行う場合は、シ
アン、マゼンタ、イェロー、ブラックからなる複数のイ
ンク留と対応するマルチノズルを用いている。
【0006】また、このピエゾ素子10を用いた印字ヘ
ッド周辺を含めたプリンタ装置の構成図を図12に示し
て説明する。本プリンタ装置は、インクタンク23とヘ
ッド(図示せず)を主走査方向に運行するキャリア22
と、該キャリア22を運行するSP(スペーシング)モ
ータ26と、該キャリア22を運行する機軸となるシャ
フト24と、副走査方向に用紙21を繰り出すLFモー
タ25と、LF(ラインフィード)モータ25の回転に
より用紙21を送り出すプラテン28と、キャリア22
の移動に沿って湾曲するフレキシブルケーブル(FFC
ケーブル)27と、から構成されている。
【0007】この構成によって、LFモータ25と、プ
ラテン28と、フィードローラ(不図示)等によって用
紙21を副走査方向に搬送し、SPモータ26でキャリ
ア22をシャフト24に沿って移動させ、所定のタイミ
ングでヘッドからインク滴が飛ぶように駆動用信号、制
御用信号がFFCケーブル27を経て、ヘッドに伝達さ
れる。
【0008】このキャリア22の内部は、インクタンク
23とヘッドがチューブで接続され、インクタンク23
の内部のインクがヘッドに供給される。ピエゾ素子が駆
動されると、ピエゾ素子の変位により、ヘッドの一部が
圧迫され、ヘッド内部のインクの一部がノズルから飛び
出し、用紙に画像が形成される。
【0009】従来技術として、圧電素子のピエゾ駆動回
路では、パワーアンプで増幅した駆動波形をピエゾ素子
に伝送する時に、伝送路であるFFC(フレキシブル・
フラット・ケーブル)の抵抗値と駆動するピエゾ素子の
静電容量の合計で、RCのフィルターが構成され、駆動
波形の高周波成分が失われてしまい、ピエゾ素子の駆動
に必要な駆動波形が、ピエゾ素子に伝わらなくなるとい
う現象があった。
【0010】特に駆動するピエゾ素子の数が多くなる
と、結果として抵抗成分とキャパシタ成分を乗算した時
定数RCの容量成分Cが大きくなって、時定数τ=RC
が増加するため、より低い周波数成分しかピエゾ素子に
伝わらなくなって、高速駆動が必要なピエゾ素子の圧電
効果を減殺して、例えばインクジェットプリンタに用い
た場合、ヘッドから滴出するインクの滴の滴速と滴の大
きさが忠実に再生できず、プリント画像の画像品質を悪
化させていた。
【0011】従来のプリンタ装置におけるピエゾ素子の
駆動回路を図9に示し説明する。図において、複数のピ
エゾ素子を駆動する駆動波形信号を発生する駆動波形発
生回路1と、その駆動波形信号を増幅するパワーアンプ
2と、パワーアンプ2とヘッドユニット間を接続するフ
レキシブルフラットケーブル(FFC)3と、ヘッドユ
ニット4と、ヘッドユニット4に内蔵されたスイッチ素
子5と、スイッチ素子5に接続された複数個の圧電素子
のピエゾ素子6により構成されている。ヘッドユニット
4はカラープリンタとしてシアンc、マゼンタm、イェ
ローy、ブラックbの各色のヘッドに32個のノズルを
備え、ピエゾ素子6は等価回路図としてキャパシタと同
様に記載され、各色で32個のノズルに対して32個の
キャパシタの容量を有し、不図示の制御回路からスイッ
チをオンオフすることで、必要なピエゾ素子を駆動す
る。ここで、例えばピエゾ素子6の1個の容量を1nF
として説明する。
【0012】図10によって、上記のことを説明する。
図10(a)をピエゾ素子の駆動用パワーアンプの出力
波形とし、これがFFCの抵抗成分Rとピエゾの容量成
分Cで構成されるRCのフィルターの入力波形となる。
【0013】図10(b)はR=1オーム、C=10n
Fの負荷に、図10(a)の波形を入力したときに得ら
れる出力波形である。負荷であるピエゾ素子のキャパシ
タCの値が小さく、時定数τ=RC=10nsecであ
り、出力波形はほぼ入力波形と同じ形状である。
【0014】図10(c)は、R=1オーム、C=10
×32×4色=1280nFの負荷に、図10(a)の
波形を入力したときに得られる出力波形である。
【0015】このように、時定数τ=RCの値が大きい
ため、τ=RC=1.28μsecであり、出力波形は
入力波形とずいぶん異なった形状になっている。
【0016】このような問題点を解決する一例として、
特開平4−290585号公報による「ピエゾ駆動回
路」に開示されている。本公報によれば、複数個の抵抗
を並列に接続した抵抗モジュールにピエゾ振動子の駆動
のためのオンオフ制御信号を入力し、選択信号によって
アナログスイッチ回路において抵抗モジュールの複数個
の抵抗の中から一つの抵抗を選択し、その選択した抵抗
を通過した信号を演算増幅回路において、基準電圧と比
較してそれらの差に比例した電圧をピエゾ振動子に印加
することにより、個々のピエゾ振動子の特性のバラツキ
に対する調整を可能としたことが記載されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、ピエゾ素子の駆動回路としては、複数個の
ピエゾ素子の等価容量による時定数の悪化に対する解決
策は何等開示されていない。また、各ピエゾ素子に複数
個の駆動回路を個別に設ければ、時定数の増大を伴わな
いが、設備スペースが増加して、コストも増加して現実
的ではない。とくに、インクジェットプリンタのプリン
トヘッドには、複数の積層されたピエゾ素子に順次イン
パルスを印加して、複数流のインクの小滴を複数ビット
分同時に押し出す必要があり、この場合のピエゾ素子へ
の駆動回路の時定数の増加は、小滴の噴流の遅延を伴
い、プリンタの画像品質の悪化と駆動回路の負担の増大
を伴うという問題点を有していた。
【0018】本発明は、複数のピエゾ素子を駆動する場
合でも、複数のピエゾ素子の駆動に時定数の増大を伴わ
ず、印加したパルス波形をそのまま駆動できる駆動回路
を提供することを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のヘッド
ユニット内に複数のピエゾ素子を駆動するピエゾ駆動回
路において、前記複数のヘッドユニットを駆動するパワ
ーアンプと、前記複数のヘッドユニットとパワーアンプ
との間を接続するフレキシブルフラットケーブルと、前
記パワーアンプに駆動波形信号を供給する駆動波形発生
回路とを備え、前記各ヘッドユニットには前記ピエゾ素
子に素子電流を供給するスイッチを具備し、前記パワー
アンプは前記複数のヘッドユニット毎に設けられ、前記
駆動波形発生回路の駆動波形信号を複数の前記パワーア
ンプに供給して前記複数のヘッドユニットを駆動するこ
とを特徴とする。
【0020】又、本発明は、複数のヘッドユニット内に
複数のピエゾ素子を駆動するピエゾ駆動方法において、
前記複数の各ヘッドユニット毎に駆動するパワーアンプ
と、前記複数のヘッドユニットとパワーアンプとの間を
接続するフレキシブルフラットケーブルと、前記パワー
アンプに駆動波形信号を供給する駆動波形発生回路とを
備え、前記各ヘッドユニットは前記駆動波形信号を増幅
する前記パワーアンプの駆動により大滴、中滴、小滴の
インクを滴出し、前記パワーアンプの駆動時の時定数は
前記小滴のインクの滴出時に前記ピエゾ素子の最大数に
滴出可能とすることを特徴とする。
【0021】また、本発明は、複数のヘッドユニット内
の複数のピエゾ素子を駆動するプリンタ装置のピエゾ駆
動方式において、前記複数の各ヘッドユニット毎に駆動
するパワーアンプと、前記複数のヘッドユニットとパワ
ーアンプとの間を接続するフレキシブルフラットケーブ
ルと、前記パワーアンプに駆動波形信号を供給する駆動
波形発生回路と、前記複数のヘッドユニットから前記パ
ワーアンプの駆動によりインクを滴出されて印字される
印字紙と、該印字紙を副走査方向に駆動し、前記ヘッド
ユニットを主走査方向に移動する機構部とを備え、前記
各ヘッドユニットは前記駆動波形信号を増幅する前記パ
ワーアンプの駆動により大滴、中滴、小滴のインクを滴
出することを特徴とする。
【0022】また、本発明は、複数のピエゾ素子を有す
るヘッドユニットを複数有し前記複数のピエゾ素子を駆
動するピエゾ駆動回路において、前記複数のヘッドユニ
ット内の複数のピエゾ素子を駆動する前記複数のパワー
アンプと、前記複数のパワーアンプの出力毎に入力側を
短絡した前記複数の導通/非導通スイッチを有する第1
のスイッチと、前記第1のスイッチの前記導通/非導通
スイッチに接続したフレキシブルケーブルの銅箔と、前
記銅箔に導通/非導通スイッチを接続した前記複数の導
通/非導通スイッチを有しその前記複数の導通/非導通
スイッチの出力側を短絡して前記ヘッドユニットの駆動
端子に接続した第2のスイッチと、を備え、前記第1の
スイッチの出力側及び前記第2のスイッチの入力側を相
互に対として接続し、前記駆動される複数のピエゾ素子
の駆動数に応じて前記第1のスイッチ内及び前記第2の
スイッチ内の導通/非導通スイッチを導通/非導通の制
御を行うことにより、前記パワーアンプの出力時定数を
所定値以下とすることを特徴とする。
【0023】また、上記各回路、駆動方法等は、波形生
成回路で作ったピエゾの駆動波形を複数のパワーアンプ
で増幅し、それぞれのパワーアンプが別々のヘッドユニ
ットに接続してあり、一つのパワーアンプが駆動する負
荷の総量を抑制し、負荷の変動に対する駆動波形の歪み
を低減する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0025】[第1の実施形態] (1)本第1の実施形態の構成の説明 図1を用いて本発明の第1の実施形態によるピエゾ素子
駆動回路の構成を説明する。図1において、1は複数の
ピエゾ素子を駆動する駆動波形信号を発生する駆動波形
発生回路、2はその駆動波形信号を増幅するパワーアン
プ、3はパワーアンプ2とヘッドユニット間を接続する
フレキシブルフラットケーブル(FFC)、4はヘッド
ユニット、5はヘッドユニット4に内蔵されたスイッチ
素子、6はスイッチ素子5に接続された圧電素子のピエ
ゾ素子である。
【0026】また、ピエゾの駆動を行うための駆動波形
を生成する駆動波形発生回路1と、駆動波形発生回路が
作った駆動波形を入力とし、この駆動波形を複数のピエ
ゾに対して供給できるように増幅を行う複数のパワーア
ンプ2で構成される。
【0027】このパワーアンプ2には駆動波形を伝達す
るためのFFC(フレキシブルフラットケーブル)3がコ
ネクタを経由して接続されており、FFC3の先にはヘ
ッドユニット4が接続されている。
【0028】ヘッドユニット4の詳細を図2に示す。駆
動波形はスイッチ素子5の各スイッチ7を通ってピエゾ
6に伝わる。
【0029】スイッチ素子5は半導体スイッチ7を有す
るスイッチ制御回路を備え、FFCケーブル3を通し
て、データと、クロックと、ラッチ信号等を入力し、シ
リアル/パラレル変換器9でクロック信号に基づいてデ
ータをシリアル信号からパラレル信号に変換する。パラ
レル信号に変換された各データはラッチ回路8によって
一時的にデータ保持され、スイッチ7をデータに従って
オン/オフする。パワーアンプ2の出力は、スイッチ7
を介してピエゾ素子6を駆動し、ノズルから出力させる
滴の大きさに応じて、大滴用、中適用、小滴用の駆動波
形信号を出力する。ピエゾ素子6は本実施形態では、1
ヘッドユニット当たり32個を有し、パワーアンプ2の
最大駆動数は32個として説明している。
【0030】一つのパワーアンプ2が駆動するピエゾ6
の静電容量の総量が大きくならないように、パワーアン
プ2に接続するヘッドユニット4は、現実的に可能な数
を少なく押さえてある。
【0031】(2)本実施形態の動作の説明 次に、図1の回路の動作を説明する。パワーアンプ2と
ヘッドユニット4は図1のように、一つのパワーアンプ
2に1つのヘッドユニット4が接続してある。
【0032】一つヘッドユニット4には、例えば32個
のピエゾが搭載されており、それらの全てはスイッチ素
子5を介して一つのパワーアンプに接続されているFF
C3につながっている。
【0033】また、図1では、ヘッドユニット4は合計
8個あり、それぞれ1つのヘッドユニット4が一つのパ
ワーアンプ2に接続されている。
【0034】まず、一つのヘッドユニット4上の一つの
ピエゾ6を駆動する場合を考える。ピエゾ6が接続され
ているスイッチ素子5の中の一つのスイッチ6が接続状
態となり、パワーアンプ2とピエゾ6がFFC3を介し
て接続される。
【0035】このときパワーアンプ2にはFFC3の線
路抵抗の先にピエゾ6の静電容量が接続されていること
になる。
【0036】一つのピエゾ6の静電容量を10nF、F
FCの線路抵抗を1オームとすると、等価回路は、図3
のようになる。
【0037】この時、パワーアンプ2の駆動する負荷回
路の時定数τ=RC=1オーム×10nF=10nse
cとなり、図4(a)のような駆動波形をパワーアンプ2
から入力すると、図4(b)のような出力がピエゾ6に伝
わることになる。
【0038】次に、8個のヘッドユニット4の全てのピ
エゾ6を同時に駆動する場合を考える。一つのパワーア
ンプ2には1つのヘッドユニット4が接続されており、
一つのパワーアンプ2が駆動するピエゾ6は32個であ
るので、静電容量に換算すると32×10nF=320
nFとなる。このとき時定数τ=RC=1オーム×32
0nF=320nsecとなり、等価回路で表すと、図
5のようになる。図5には、パワーアンプ2の出力には
シリーズ抵抗Rを1オームとし、全ピエゾ素子6の等価
容量Cを320nFとして、等価回路が形成される。
【0039】従って、図6(a)の駆動波形をパワーアン
プ2から入力すると、図6(b)の波形がピエゾ6に伝
わり、負荷であるピエゾ6が1個でも32個でも、ピエ
ゾ6に伝わる駆動波形はそれほど変化が無く、プリンタ
紙に表示される画像の品質を悪化させることもなかっ
た。
【0040】図7に上述した駆動波形信号の波形図を示
す。図7(a)は大滴滴出のための駆動波形のなまり度
合いを示す。図において、横軸に時間を、縦軸にヘッド
ユニットの入力電圧を示し、同時駆動ノズル数が1,3
2,64個の場合におけるなまり度合いを示している。
なお、各図の右側の図は拡大図である。
【0041】また、図7(b)は同時駆動ノズル数が
1,32,64,160個の場合における中滴滴出のた
めの駆動波形のなまり度合いを示す。
【0042】また、図7(c)は、同時駆動ノズル数が
1,32,64,160個の場合における小滴滴出のた
めの駆動波形のなまり度合いを示す。
【0043】図7(a)(b)(c)から、小滴を滴出
するための駆動波形が最も短い時間の間に急峻に波形が
変化しているために、時定数による駆動波形のなまりが
大きいことがわかる。
【0044】図7のような駆動波形信号を得るために
は、上述の時定数を小さくして駆動する必要があること
がわかる。特に、各図の右側に示した拡大図に示すよう
に、ノズルの増加に従って、各駆動波形のなまりが増加
していることが示されており、上述した本発明の効果
も、この駆動波形のなまり度合いに対応している。
【0045】かかる結果から、大滴、中滴、小滴の順に
印画紙に滴出する場合に、時定数としては、小滴の滴出
時にヘッドユニット4内のピエゾ素子6の最大数を滴出
できる時定数であればよいことがわかる。従って、時定
数の制限は、この小滴の滴出を基準に定めればよい。例
えば、印画紙への画像品質に影響のある時定数はおよそ
400nsec程度まで許容できる。
【0046】また、駆動ノズル数と滴速度との関係で、
大滴の場合には駆動ノズル数に対する滴速度は、ノズル
数が300個程度でもノズル数1個の時に比較して80
%程度に低下するが、中滴の場合には、滴速度は、ノズ
ル数が300個程度となるとノズル数1個の時に比較し
て50%以下となってしまう。特に、小滴の場合、滴速
度は、ノズル数が100個程度となるとノズル数1個の
時に比較して30%以下となり、ノズル数が100個以
上を駆動できなくなってしまう。この際、ヘッドの特性
と、駆動波形、インクの材質や粘性等の影響もあるが、
駆動波形信号のなまりの影響が強いことがわかり、本発
明の正確な駆動波形を供給するために駆動系の時定数と
駆動振幅波形等により、ノズル数の増加と画像品質の維
持のために極めて効果的であった。
【0047】[第2の実施形態]次に本発明の第2の実
施形態について説明する。図8に示すように、パワーア
ンプ2から出力される駆動波形はFFC3を通ってピエ
ゾ6に伝わるので、伝送経路の時定数であるτ=RCを
小さくすれば、ピエゾ6へ伝わる駆動波形の歪みを少な
くすることができる。
【0048】前記第1の実施形態では、パワーアンプ2
を分割することで、ピエゾ素子の容量Cを小さく押さえ
た場合の例を示したが、Rを小さくしても同様の効果が
得られる。
【0049】図8で示すように、FFC3のパターン幅
を増やし、抵抗成分を並列に接続することで、FFC3
の抵抗成分を小さくすることができ、パワーアンプ2か
らのFFC3を3本並列とするか、1本のFFC3内の
線路幅を3倍とするのと同様とすることを実施すること
により効果が大きくなる。
【0050】[第3の実施形態]次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。図9に本実施形態のピエゾ
素子駆動回路の回路図を示す。ヘッドユニットには上述
した32個のピエゾ素子を具備する黄色のインクを吐出
するイエローヘッドユニット41と、32個のピエゾ素
子を具備するマゼンタ色のインクを吐出するマゼンタヘ
ッドユニット42と、同様にシアン色のインクを吐出す
るシアンヘッドユニット43と、同様に黒色のインクを
吐出するブラックヘッドユニット44とが、摺動するヘ
ッドユニット4に一体的に形成されている。
【0051】また、イエローヘッドユニット41のピエ
ゾ素子を駆動するパワーアンプ1と、駆動するピエゾ素
子数に応じてスイッチを切り替えるSW1と、イエロー
用のフレキシブルケーブルの一つの銅箔FC1と、同様
に駆動するピエゾ素子数に応じてスイッチを切り替える
SW5とがシリーズに接続されてイエローヘッドユニッ
ト41のピエゾ素子を駆動している。同様に、マゼンタ
ヘッドユニット42のピエゾ素子はパワーアンプ2とS
W2と銅箔FC2とSW6とで駆動されている。さら
に、シアンヘッドユニット43のピエゾ素子はパワーア
ンプ3とSW3と銅箔FC3とSW7とで駆動されてい
る。また、ブラックヘッドユニット44のピエゾ素子は
パワーアンプ4とSW4と銅箔FC4とSW8とで駆動
されている。
【0052】ここで、SW1〜8はそれぞれ4つのスイ
ッチを有し、SW1〜4はその出力側でSW11,SW
21,SW31,SW41がショートされており、同様
にSW12,SW22,SW32,SW42の出力は短
絡されており、同様にSW13,SW23,SW33,
SW43との各出力がショートされており、同様にSW
14,SW24,SW34,SW44との出力が短絡さ
れている。また、SW5〜8についても、その入力側で
SW51,SW61,SW71,SW81がショートさ
れており、同様にSW52,SW62,SW72,SW
82の入力がショートされており、同様にSW53,S
W63,SW73,SW83の入力が短絡されており、
同様にSW54,SW64,SW74,SW84の入力
が短絡されており、さらに、SW1〜4の各入力側はそ
のSW内で短絡されており、SW5〜8の出力側はその
SW内で短絡されている。また、各SW1〜8は接続制
御回路によりそのSWの導通/非導通を制御される。こ
の制御によれば、例えばSW1はSW11〜SW14の
導通/非導通を接続制御回路からの制御信号により任意
に設定できる。
【0053】上記構成のピエゾ駆動回路は、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのヘッドユニットの全ての
ピエゾ素子を駆動する場合、SW1,SW5はSW1
1,SW51がオンとなり、SW2,SW6はSW2
2,SW62がオンとなり、SW3,SW7はSW3
3,SW73がオンとなり、SW4,SW8はSW4
4,SW84がオンとなる。この状態から、パワーアン
プ1の出力は直接イエローヘッドユニット41に、パワ
ーアンプ2の出力は直接マゼンタヘッドユニット42
に、パワーアンプ3の出力は直接シアンヘッドユニット
43に、パワーアンプ4の出力は直接ブラックヘッドユ
ニット44に、それぞれ接続される。
【0054】また、同時に駆動するピエゾ素子がイエロ
ーヘッドユニット41の32個だけの場合、SW1,S
W5のSW11,SW12,SW13,SW14とSW
51,SW52,SW53,SW54とを導通状態のオ
ンとし、他のSW2〜4,SW6〜8の各SWは非導通
のオフとする。この状態により、パワーアンプ1の出力
はSW1と、フレキシブルケーブルのFC1〜4と、S
W5とを通って、イエローヘッドユニット41に入力さ
れる。このとき、並列接続となるフレキシブルケーブル
FC1〜4の抵抗成分Rと、同時に駆動するピエゾ素子
の容量成分Cとで算出される時定数は、フレキシブルケ
ーブルのFC1だけを使った場合の1/4となり、パワ
ーアンプによるピエゾ素子の駆動パルスの立ち上がりが
急峻なままとなり、画質の品質維持・向上が図れる。
【0055】つぎに、同時に駆動するピエゾ素子がイエ
ローヘッドユニット41の16個と、マゼンタヘッドユ
ニット42の16個の場合、SW1,SW5のSW1
1,SW13とSW51,SW53とを導通状態のオン
とし、SW2,SW6のSW22,SW24とSW6
2,SW64とを導通状態のオンとし、SW3,SW
4,SW7,SW8の各SWは全てオフとする。この状
態により、パワーアンプ1の出力はSW1と、フレキシ
ブルケーブルのFC1,3と、SW5とを通って、イエ
ローヘッドユニット41に入力される。また、パワーア
ンプ2の出力はSW2と、フレキシブルケーブルのFC
2,4と、SW6とを通って、マゼンタヘッドユニット
42に入力される。このとき、並列接続となるフレキシ
ブルケーブルFC1と3,2と4の抵抗成分2Rと、同
時に駆動するピエゾ素子の容量成分C/2とで算出され
る時定数は、フレキシブルケーブルのFC1,FC2だ
けを使った場合の1/2となり、パワーアンプによるピ
エゾ素子の駆動パルスの立ち上がりに遅延は生じず、画
質の高品質を維持できる。
【0056】また、同時に駆動するピエゾ素子が各ヘッ
ドユニット毎に1つか、2つと少ない場合には、パワー
アンプの負荷に加わるピエゾ素子の等価容量値が小さい
ので、時定数は元々小さく、ピエゾ素子に駆動される小
滴は遅延することなく印刷物の目標点に正確に滴出する
ことができる。
【0057】このように、同時に駆動するピエゾ素子の
個数により、選択スイッチSWを制御して複数のケーブ
ルでパワーアンプとヘッドユニットを接続することによ
り、パワーアンプからみた時定数をさらに小さく抑える
ことが可能となる。この時定数を小さくすることによ
り、印字するためのピエゾ素子の駆動能力を指示通りに
発揮することができ、遅延のない印字品質に優れたプリ
ント画像を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、一つのパワーアンプが
駆動するピエゾの静電容量の合計が分割されることによ
り小さくなり、伝送路の抵抗が変わらなくても時定数で
あるτ=RCは、Cであるピエゾ素子の静電容量が小さ
くなるのに比例して小さくなるので、伝送路でのRCに
よる駆動波形の周波数成分の損失が少なくなり、複数の
ピエゾ素子の駆動を行ってもパワーアンプの出力がほぼ
そのままの形でピエゾ素子に伝わり、効果的にピエゾ素
子を駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピエゾ駆動回路のブロック回路図であ
る。
【図2】本発明のピエゾ駆動回路のヘッドユニットのブ
ロック回路図である。
【図3】本発明のピエゾ駆動回路の一部の等価回路図で
ある。
【図4】本発明のピエゾ駆動回路の動作波形図である。
【図5】本発明のピエゾ駆動回路の一部の等価回路図で
ある。
【図6】本発明のピエゾ駆動回路の動作波形図である。
【図7】本発明のピエゾ駆動回路の動作波形図である。
【図8】本発明のピエゾ駆動回路のブロック回路図であ
る。
【図9】本発明のピエゾ駆動回路のブロック回路図であ
る。
【図10】従来のピエゾ駆動回路のブロック回路図であ
る。
【図11】従来のピエゾ駆動回路の動作波形図である。
【図12】ピエゾ素子の概略構成図である。
【図13】プリンタ装置のプリントヘッダー部分の概念
図である。
【符号の説明】
1 駆動波形発生回路 2 パワーアンプ 3 フレキシブル・フラット・ケーブル(FFC) 4 ヘッドユニット 5 スイッチ素子 6 ピエゾ 7 スイッチ 8 ラッチ 9 シリアル/パラレル変換器 10 ピエゾ素子 11 電極 12 インクタンク側 13 多重層 21 用紙 22 キャリア 23 インクタンク 24 シャフト 25 LFモータ 26 SPモータ 27 FFCケーブル 28 プラテン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヘッドユニット内に複数のピエゾ
    素子を有するピエゾ駆動回路において、 前記複数のヘッドユニットを駆動するパワーアンプと、
    前記複数のヘッドユニットと前記パワーアンプとの間を
    接続するフレキシブルフラットケーブルと、前記パワー
    アンプに駆動波形信号を供給する駆動波形発生回路とを
    備え、前記各ヘッドユニットには前記ピエゾ素子に素子
    電流を供給するスイッチを具備し、前記パワーアンプは
    前記複数のヘッドユニット毎に設けられ、前記駆動波形
    発生回路の駆動波形信号を複数の前記パワーアンプに供
    給して前記複数のヘッドユニットを駆動することを特徴
    とするピエゾ駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のピエゾ駆動回路におい
    て、前記ヘッドユニットと内部に複数のピエゾ素子を使
    うヘッドユニットと、前記駆動波形発生回路で作ったピ
    エゾ素子の駆動波形を前記複数のパワーアンプで増幅
    し、それぞれのパワーアンプが別々の前記ヘッドユニッ
    トに接続してあり、一つの前記パワーアンプが駆動する
    時定数を抑制して前記ヘッドユニットからの滴出インク
    の滴速を制御することを特徴とするピエゾ駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のピエゾ駆動回路におい
    て、前記各ヘッドユニットは前記複数のピエゾ素子の駆
    動により大滴、中滴、小滴のインクを滴出させ、前記駆
    動波形信号は前記小滴の駆動時に前記ピエゾ素子数を最
    大とする時定数以下として駆動することを特徴とするピ
    エゾ駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のピエゾ駆動回路におい
    て、前記各ヘッドユニットはそれぞれインク色を異なら
    せるイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラック用のユ
    ニットを具備し、前記パワーアンプ毎に接続された前記
    ヘッドユニット毎の複数のピエゾ素子数と前記駆動波形
    信号レベルに応じて前記各色のンクを大滴、中滴、小滴
    として滴出させ、前記駆動波形信号は前記小滴の駆動時
    に前記ピエゾ素子数を最大とする所定の時定数以下とし
    て駆動することを特徴とするピエゾ駆動回路。
  5. 【請求項5】 複数のヘッドユニット内に複数のピエゾ
    素子を駆動するピエゾ駆動方法において、 前記複数の各ヘッドユニット毎に駆動するパワーアンプ
    と、前記複数のヘッドユニットとパワーアンプとの間を
    接続するフレキシブルフラットケーブルと、前記パワー
    アンプに駆動波形信号を供給する駆動波形発生回路とを
    備え、 前記各ヘッドユニットは前記駆動波形信号を増幅する前
    記パワーアンプの駆動により大滴、中滴、小滴のインク
    を滴出し、前記パワーアンプの駆動時の時定数は前記小
    滴のインクの滴出時に前記ピエゾ素子の最大数に滴出可
    能とすることを特徴とするピエゾ駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記パワーアンプの駆動時の時定数は、
    前記各ヘッドユニット内データ直並列変換器の出力をラ
    ッチするラッチ回路の全出力をオンとして前記各ピエゾ
    素子に接続された全てのスイッチをオンした時の前記ピ
    エゾ素子の全駆動時に所定の時定数以下であることを特
    徴とするピエゾ駆動方法。
  7. 【請求項7】 複数のピエゾ素子を有するヘッドユニッ
    トを複数有し前記複数のピエゾ素子を駆動するピエゾ駆
    動回路において、 前記複数のヘッドユニット内の複数のピエゾ素子を駆動
    する前記複数のパワーアンプと、前記複数のパワーアン
    プの出力毎に入力側を短絡した前記複数の導通/非導通
    スイッチを有する第1のスイッチと、前記第1のスイッ
    チの前記導通/非導通スイッチに接続したフレキシブル
    ケーブルと、前記フレキシブルケーブルに導通/非導通
    スイッチを接続した前記複数の導通/非導通スイッチを
    有して前記複数の導通/非導通スイッチの出力側を短絡
    して前記ヘッドユニットの駆動端子に接続した第2のス
    イッチと、を備え、前記第1のスイッチの出力側及び前
    記第2のスイッチの入力側を相互に対として接続し、前
    記駆動される複数のピエゾ素子の駆動数に応じて前記第
    1のスイッチ内及び前記第2のスイッチ内の導通/非導
    通スイッチにおける導通/非導通の制御を行うことによ
    り、前記パワーアンプの出力時定数を所定値以下とする
    ことを特徴とするピエゾ駆動回路。
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