JP2000325054A - たらば蟹汁 - Google Patents

たらば蟹汁

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JP2000325054A
JP2000325054A JP11137337A JP13733799A JP2000325054A JP 2000325054 A JP2000325054 A JP 2000325054A JP 11137337 A JP11137337 A JP 11137337A JP 13733799 A JP13733799 A JP 13733799A JP 2000325054 A JP2000325054 A JP 2000325054A
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JP
Japan
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crab
king crab
soup
soap
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP11137337A
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English (en)
Inventor
Seiji Hotta
田 清 治 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKKAI YAMATO KK
Original Assignee
HOKKAI YAMATO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来にない新しいたらば蟹汁を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 本発明のたらば蟹汁100は、フリーズ
ドライ加工したたらば蟹の身の細片1と、刻み葱2と、
ワカメ細片3と、また乾燥された麩4と、海苔片5とか
らなる具材20と、さらに食塩6と、たらば蟹エキス7
と、粉末醤油8と、たらば蟹甲羅粉末9と、灰分10
と、糖類11と、かつお節粉末12と、粗蛋白13と、
粗脂肪14と、水分15とからなる粉末スープ30とが
ガスバリヤー性包材からなる袋体40内に封入されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、即席のすまし汁に
関し、フリーズドライ加工したたらば蟹の身を主成分と
するたらば蟹汁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のすまし汁は、乾燥した松茸と、松
茸エキスを主成分とするものが提案されている。また、
麩と、乾燥したみつぱなどを主成分にするものが提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、たらば蟹を主
成分としたすまし汁は、いまだ提案されていない。それ
は、たらば蟹は、生きている状態での市場への供給と、
甲羅付のままボイルして冷凍して市場に供給されるもの
と、缶詰とされ保存食品としての利用とに限られていた
ことによる。
【0004】たらば蟹は、蟹のなかでも独特のうまみだ
し汁を有することが知られているが、お湯を注ぐだけで
食される即席のすまし汁の主成分としては利用されてい
なかった。一つの理由としては、即席のすまし汁に利用
するためのたらば蟹の加工が困難であるという問題があ
った。
【0005】本発明は、前記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、従来にない新しいすまし汁として、たらば
蟹汁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のたらば蟹汁は、
前記課題を解決するため、フリーズドライ加工したたら
ば蟹の身の細片と、刻み葱と、ワカメ細片と、また乾燥
された麩と、海苔片とからなる具材と、さらに食塩と、
たらば蟹エキスと、粉末醤油と、たらば蟹甲羅粉末と、
灰分と、糖類と、かつお節粉末と、粗蛋白と、粗脂肪
と、水分とからなる粉末スープとがガスバリヤー性包材
からなる袋体内に封入されていることを特徴とする。
【0007】前記たらば蟹の身の細片は、フリーズドラ
イ加工のため、注がれたお湯により大きく膨張し、蟹肉
の歯ざわりがする。また、このすまし汁はたらば蟹特有
の香りを放つと共に、蟹特有の風味と、蟹だし味のお吸
い物とすることができる。
【0008】また、前記たらば蟹甲羅粉末には、癌に対
して有効なキチン質、キトサンなどのムコ多糖類と、カ
ルシウムなどのミネラル類を多く含む。このため、たら
ば蟹甲羅粉末を配合したたらば蟹汁は美容効果、骨粗鬆
症防止効果のある食品となる。
【0009】さらに、ガスバリヤー性包材からなる袋体
内に封入されていることから、長期の保存にも耐えるこ
とができると共に、吸い物椀にあけてお湯を注ぐのみで
すまし汁ができるため、簡便な利用ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2に基づき説明する。図1はたらば蟹汁の正面図
であり、図2たらば蟹汁を食卓に供する際の模式図であ
る。図1に示す、本発明のたらば蟹汁100は、フリー
ズドライ加工したたらば蟹の身の細片1と、刻み葱2
と、ワカメ細片3と、また乾燥された麩4と、海苔片5
とからなる具材20と、さらに食塩6と、たらば蟹エキ
ス7と、粉末醤油8と、たらば蟹甲羅粉末9と、灰分1
0と、糖類11と、かつお節粉末12と、粗蛋白13
と、粗脂肪14と、水分15とからなる粉末スープ30
とがガスバリヤー性包材からなる袋体40内に封入され
ている。
【0011】本発明の実施の形態では、前記たらば蟹汁
100は、重量%で より構成する。
【0012】前記具材の主成分であるたらば蟹の身の細
片1は、まず、たらば蟹の身を殻から取り出す工程と、
このたらば蟹の身をボイルする工程とを経て、身をほぐ
して細片とし低圧低温で水分を昇華させて除く、いわゆ
るフリーズドライ加工する。
【0013】このフリーズドライ加工は、公知の手段や
設備で行うことができる。このようなフリーズドライ加
工では、たらば蟹の味や香りの風味は損なわれることな
く耐腐食性、保存性を保持させると共に、吸湿性が高い
ことから湯戻しにより元の大きさ、形状、食味とするこ
とが容易にできる。
【0014】その他の具材20である刻み葱2およびワ
カメ細片3は前記たらば蟹の細片と同様にフリーズドラ
イ加工されたものを用いる。麩4および海苔片5は公知
の市販材料で良い。これらの具材20を用いることによ
り、澄まし汁の表面に白色の麩4と刻み葱3、海苔片5
の黒色が泳ぐように浮かび、汁椀の底部近辺には白色の
蟹の身の細片1と黒色のワカメ細片3が浮かぶこととな
り、見た目に美味しく感じさせ、食品としての視覚効果
を高めることができる。
【0015】前記粉末スープは食塩6と蟹エキス7と粉
末醤油8と、たらば蟹甲羅粉末9を主成分とし、これ
に、灰分10、糖類11、かつを節粉末12、粗蛋白1
3、粗脂肪14とを混合したものを用いる。
【0016】前記蟹エキス7は市販されている蟹風味合
成エキスで良く、湯にとけることにより蟹の香りを強く
出すことができる。
【0017】前記たらば蟹甲羅粉末9は、蟹肉を取り出
した甲羅を熱処理した後に冷凍乾燥(フリーズドライ加
工)し、衝撃式微粉砕装置により200〜300メッシ
ュの微粉末としたもので、癌に対して有効なキチン質、
キトサンなどのムコ多糖類と、カルシウムなどのミネラ
ル類を多く含む。このため、たらば蟹甲羅粉末9を配合
したたらば蟹汁は美容効果、骨粗鬆症防止効果のある食
品となる。
【0018】袋体40は、ガスバリヤー性包材によって
成形される。ガスバリヤー性包材としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどからなるプラスチックシートに
アルミニウムなどの金属箔が積層されたものを使用する
ことができ、金属箔によって袋体40内と外気との遮断
がなされる。この袋体40の内部を窒素、二酸化炭素な
どの不活性ガスによって置換したり、袋体40の内部に
酸素吸収材を投入しても良く、これにより上述した内容
物の酸化や吸湿による劣化を防止することができる。
【0019】次に、たらば蟹汁100の製造工程の一例
を述べる。まず、食塩6と、たらば蟹エキス7と、粉末
醤油8と、たらば蟹甲羅粉末9と、灰分10と、糖類1
1と、かつお節粉末12と、粗蛋白13と、粗脂肪14
とを所定の割合で混合し、攪拌する。これにフリーズド
ライ加工した蟹の身の細片1と、刻み葱2と、ワカメ細
片3と、また乾燥された麩4と、海苔片5とを順に加え
混合する。これを所定量づつガスバリアー性袋体に袋詰
めして密封して完成する。
【0020】実際には、前記配合されたたらば蟹汁10
0を3.5グラムづつ自動計量し自動包装装置(図示せ
ず)によりヒートシール41で密封する。
【0021】この密封パックされた、たらば蟹汁100
は、常温でも保存性が良く、腐食しないばかりでなく、
例えば、90日保存した後でも風味が損なわれることが
ない。また、賞味感能試験の結果も良好なものが得られ
ている。
【0022】図2は、たらば蟹汁100を開封して椀5
0に入れ、お湯を注いだ状態を示す。粉末スープ30は
お湯に溶けて適度の塩味となると共に、粉末スープ30
に含まれるたらば蟹エキスは蟹の香りを放つ。図に示す
ように、かに甲羅粉末9と、たらば蟹の味の細片1及び
ワカメ細片3は椀50の底に近い湯中に浮かび、葱の細
片2と、麩4と、海苔片5は湯の上面近くに浮かび見た
目に変化があり、美味しそうに見える。
【0023】
【発明の効果】本発明のたらば蟹汁は、たらば蟹の身の
細片がフリーズドライ加工されているため、たらば蟹の
味や香りの風味は損なわれることなく耐腐食性、保存性
を保持させると共に、注がれたお湯により大きく膨張し
元の大きさ、形状、食味となり蟹肉の歯ざわりがする。
また、このすまし汁はたらば蟹特有の香りを放つと共
に、蟹特有の風味と、蟹だし味のお吸い物とすることが
できる。
【0024】また、澄まし汁の表面に白色の麩4と刻み
葱3、海苔片5の黒色が泳ぐように浮かび、汁椀の底部
近辺には白色の蟹の身の細片1と黒色のワカメ細片3が
浮かぶこととなり、見た目に美味しく感じさせ、食品と
しての視覚効果を高めることができる。
【0025】さらに、癌に対して有効なキチン質、キト
サンなどのムコ多糖類と、カルシウムなどのミネラル類
を多く含むたらば蟹甲羅粉末9を配合したことにより、
美容効果、骨粗鬆症防止効果のある食品となる。
【0026】また、ガスバリヤー性包材からなる袋体内
に封入されていることから、長期の保存にも耐えること
ができると共に、簡便にいつでも利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のたらば蟹汁の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態のたらば蟹汁を食卓に供す
る際の模式図である。
【符号の説明】
1 たらば蟹の身の細片 2 刻み葱 3 ワカメ細片 4 麩 5 海苔片 6 食塩 7 たらば蟹エキス 8 醤油粉末 9 たらば蟹甲羅粉末 10 灰分 11 糖類 12 かつお節粉末 13 粗蛋白 14 粗脂肪 20 具材 30 粉末スープ 40 袋体 41 ヒートシール 100 たらば蟹汁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリーズドライ加工した、たらば蟹の身
    の細片と、刻み葱と、ワカメ細片と、乾燥された麩と、
    海苔片とからなる具材と、食塩と、たらば蟹エキスと、
    粉末醤油と、たらば蟹甲羅粉末と、灰分と、糖類と、か
    つお節粉末と、粗蛋白と、粗脂肪と、水分とからなる粉
    末スープとがガスバリヤー性包材からなる袋体内に封入
    されていることを特徴とするたらば蟹汁。
JP11137337A 1999-05-18 1999-05-18 たらば蟹汁 Pending JP2000325054A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101146036B1 (ko) 2011-09-20 2012-05-14 하상희 간장게장의 제조방법
CN104106754A (zh) * 2014-06-21 2014-10-22 许炜 一种香辣蟹黄豆腐包

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