JP2000324545A - 電話番号通知システム及び通話中の電話番号通知方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電話番号通知システム及び通話中の電話番号通知方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000324545A
JP2000324545A JP13071099A JP13071099A JP2000324545A JP 2000324545 A JP2000324545 A JP 2000324545A JP 13071099 A JP13071099 A JP 13071099A JP 13071099 A JP13071099 A JP 13071099A JP 2000324545 A JP2000324545 A JP 2000324545A
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during
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Takeshi Ishida
武史 石田
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NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話中の相手先の電話機に自分からの着信が
あったことを知らせることが可能な電話番号通知システ
ムを提供する。 【解決手段】 移動機2のCPU24は基地局1から通
話中情報が送られてきた時にキーパット27のID通知
決定キー28が押下されると、周辺IC23及び無線部
22を制御して基地局1へID情報通知指定及び自機の
ID情報を転送する。CPU24は他の移動機との通話
中に基地局1からの制御信号で発呼先のID情報の転送
を受けると、他の移動機との通話をそのまま維持しなが
ら記憶メモリ26へ発呼先のID情報を格納し、着信が
あったことを記憶する。CPU24は他の移動機との通
話が終了すると、記憶メモリ26の内容を確認し、通話
中に着信があれば、記憶メモリ26内の通話中の発呼先
のID情報を表示部28に表示し、通話中に着信があっ
たことを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話番号通知システ
ム及び通話中の電話番号通知方法並びにその制御プログ
ラムを記録した記録媒体に関し、特に移動無線電話シス
テムにおける電話番号通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話システムにおいては、予め自
分の電話番号を相手に通知する設定にて発呼する発番号
通知サービスによって、電話をかけても相手が電話機の
側にいない時や着信音が聞こえない時等、相手と通話が
できなかった場合に相手側の電話機に“○○さんより着
信有り”と表示部に表示させる機能を持つものがある。
【0003】この電話システムでは、相手と通話ができ
なかった場合に相手側の電話機に“○○さんより着信有
り”と表示部に表示させているので、相手が通話中であ
った時に上記のように自分からの着信があったことや自
分の電話番号を相手に伝えることができない。
【0004】この問題を解決するために、キャッチホン
サービスでは、上記の機能の代わりに、通話中の相手に
ある特定のトーンを発信させることによって相手側に第
3者から電話がかかっていることを知らせ、今まで通話
していた相手との話を一時中断し、第3者と話をするこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電話シ
ステムでは、キャッチホンサービスを利用していれば、
相手側に第3者から電話がかかっていることを知らせ、
今まで通話していた相手との話を一時中断し、第3者と
話をすることができる。
【0006】しかしながら、このキャッチホンサービス
を利用できる人はオプションサービスとして契約してい
る人に限られ、キャッチホンサービスを使用していない
人へ電話をかけても相手が通話中であった場合、相手の
通話が終わるまで何度も電話をかけなければならない。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、通話中の相手先の電話機に自分からの着信があっ
たことを知らせることができる電話番号通知システム及
び通話中の電話番号通知方法並びにその制御プログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による電話番号通
知システムは、複数の移動機と、前記複数の移動機各々
との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通
話を中継する基地局とからなる移動無線電話の電話番号
通知システムであって、発呼先の移動機が通話中の時に
外部からの指示信号に応じて自機の識別情報を送信する
送信手段と、他の移動機との通話中に前記制御信号を用
いて送られてくる発呼元の移動機の識別情報を記憶する
記憶手段と、前記他の移動機との通話が終了した時に前
記記憶手段の内容を基に通話中の着信の有無を判定する
判定手段と、前記判定手段が前記通話中の着信ありと判
定した時に前記通話中の着信ありと前記発呼元の移動機
の識別情報とを通知する通知手段とを前記複数の移動機
各々に備えている。
【0009】本発明による他の電話番号通知システム
は、複数の移動機と、前記複数の移動機各々との間で制
御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通話を中継す
る基地局とからなる移動無線電話の電話番号通知システ
ムであって、発呼先の移動機が通話中の時に発呼元の移
動機の識別情報を前記発呼先の移動機に前記制御信号を
用いて転送する転送手段を前記基地局に有し、他の移動
機との通話中に前記制御信号を用いて送られてくる前記
発呼元の移動機の識別情報を記憶する記憶手段と、前記
他の移動機との通話が終了した時に前記記憶手段の内容
を基に通話中の着信の有無を判定する判定手段と、前記
判定手段が前記通話中の着信ありと判定した時に前記通
話中の着信ありと前記発呼元の移動機の識別情報とを通
知する通知手段とを前記複数の移動機各々に備えてい
る。
【0010】本発明による通話中の電話番号通知方法
は、複数の移動機と、前記複数の移動機各々との間で制
御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通話を中継す
る基地局とからなる移動無線電話システムの通話中の電
話番号通知方法であって、発呼先の移動機が通話中の時
に外部からの指示信号に応じて自機の識別情報を送信す
るステップと、他の移動機との通話中に前記制御信号を
用いて送られてくる発呼元の移動機の識別情報を記憶す
るステップと、前記他の移動機との通話が終了した時に
通話中の着信の有無を判定するステップと、前記通話中
の着信ありと判定した時に前記通話中の着信ありと前記
発呼元の移動機の識別情報とを通知するステップとを前
記複数の移動機各々に備えている。
【0011】本発明による他の通話中の電話番号通知方
法は、複数の移動機と、前記複数の移動機各々との間で
制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通話を中継
する基地局とからなる移動無線電話システムの通話中の
電話番号通知方法であって、発呼先の移動機が通話中の
時に発呼元の移動機の識別情報を前記発呼先の移動機に
前記制御信号を用いて転送するステップを前記基地局に
有し、他の移動機との通話中に前記制御信号を用いて送
られてくる前記発呼元の移動機の識別情報を記憶するス
テップと、前記他の移動機との通話が終了した時に通話
中の着信の有無を判定するステップと、前記通話中の着
信ありと判定した時に前記通話中の着信ありと前記発呼
元の移動機の識別情報とを通知するステップとを前記複
数の移動機各々に備えている。
【0012】本発明による通話中の電話番号通知制御プ
ログラムを記録した記録媒体は、複数の移動機と、前記
複数の移動機各々との間で制御信号の送受信を行いかつ
前記移動機間の通話を中継する基地局とからなる移動無
線電話システムの通話中の電話番号通知制御プログラム
を記録した記録媒体であって、前記通話中の電話番号通
知制御プログラムは前記複数の移動機各々に、発呼先の
移動機が通話中の時に外部からの指示信号に応じて自機
の識別情報を送信させ、他の移動機との通話中に前記制
御信号を用いて送られてくる発呼元の移動機の識別情報
を記憶させ、前記他の移動機との通話が終了した時に通
話中の着信の有無を判定させ、前記通話中の着信ありと
判定した時に前記通話中の着信ありと前記発呼元の移動
機の識別情報とを通知させている。
【0013】本発明による他の通話中の電話番号通知制
御プログラムを記録した記録媒体は、複数の移動機と、
前記複数の移動機各々との間で制御信号の送受信を行い
かつ前記移動機間の通話を中継する基地局とからなる移
動無線電話システムの通話中の電話番号通知制御プログ
ラムを記録した記録媒体であって、前記通話中の電話番
号通知制御プログラムは前記基地局に、発呼先の移動機
が通話中の時に発呼元の移動機の識別情報を前記発呼先
の移動機に前記制御信号を用いて転送させ、前記通話中
の電話番号通知制御プログラムは前記複数の移動機各々
に、他の移動機との通話中に前記制御信号を用いて送ら
れてくる前記発呼元の移動機の識別情報を記憶させ、前
記他の移動機との通話が終了した時に通話中の着信の有
無を判定させ、前記通話中の着信ありと判定した時に前
記通話中の着信ありと前記発呼元の移動機の識別情報と
を通知させている。
【0014】すなわち、本発明の電話番号通知システム
は、移動無線電話システムにおける通話中でも基地局と
携帯端末との間で通話品質を保つための制御信号のやり
とりを利用し、第3者と通話中の相手に電話をかけた時
に相手側の電話機に発呼者の電話番号を記憶させ、相手
側の通話が終了した時点で相手側の電話機の表示部に着
信ありの文字と一緒に発呼者の電話番号を表示し、かつ
固有の着信音を鳴動させることによって相手側に着信が
あったことを知らせている。
【0015】これによって、電話をかけた先の相手が通
話中であっても、一度電話をかけることで相手に自分の
電話番号を通知して着信が有ったことを知らせることが
可能になるので、相手の通話が終わるまで何度も電話を
かける必要がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
電話番号通知システムの構成を示すブロック図である。
図1において、本発明の一実施例による電話番号通知シ
ステムは基地局1と、移動機2とから構成され、移動機
2が基地局1を通して移動無線電話を行う移動無線電話
システムである。
【0017】基地局1は無線通信を司るアンテナ11
と、無線部12と、周辺IC(集積回路)13と、CP
U(中央処理装置)14と、ROM(Read Onl
y Memory)15と、記憶メモリ16とから構成
されている。
【0018】CPU14はROM15のプログラム情報
にしたがって周辺IC13による音声処理の制御と、無
線部12の制御とを行う。記憶メモリ16はCPU14
の作業エリアとして使用されるほかに、発番号通知サー
ビスによる発呼者のID(識別)情報を記憶する。
【0019】移動機2は無線通信を司るアンテナ21
と、無線部22と、周辺IC23と、CPU24と、R
OM25と、記憶メモリ26と、電話番号の入力用のキ
ーパット27と、表示を司る表示部29と、着信時に鳴
動するリンガ30と、音声信号を入力する入力部(MI
C)31と、音声信号を出力する出力部(REC)32
とから構成されている。ここで、キーパット27は自分
のID情報を相手に通知する制御を要求するためのID
通知決定キー28を持つ。
【0020】CPU24はROM25のプログラム情報
にしたがって周辺IC23による音声処理の制御や無線
部22の制御を行う。記憶メモリ26はCPU24の作
業エリアとして使用したり、電話帳データや音声データ
を記憶する。
【0021】尚、基地局1と移動機2とは移動機2の発
呼時や着呼時、及び通話時に移動機2がどのエリアに、
つまり移動機2が基地局1の通信エリア内にあるかどう
かを確認したり、その通話品質を維持したりするための
制御信号のやりとりを行っている。
【0022】移動機2のCPU24は基地局1から通話
中情報が送られてきた時にキーパット27のID通知決
定キー28が押下されると、周辺IC23及び無線部2
2を制御して基地局1へID情報通知指定及び自機のI
D情報を転送する。
【0023】尚、ID情報としては電話番号、移動機2
の使用者名、特有の符号等が使用可能である。但し、電
話番号を用いれば、その電話番号への発呼を即座に行う
ことができる。
【0024】また、CPU24は他の移動機との通話中
に基地局1からの制御信号で発呼元のID情報の転送を
受けると、他の移動機との通話をそのまま維持しながら
記憶メモリ26へ発呼元のID情報を格納し、着信があ
ったことを記憶する。CPU24は他の移動機との通話
が終了すると、記憶メモリ26の内容を確認し、通話中
に着信があれば、記憶メモリ26内の通話中の発呼元の
ID情報を表示部28に表示し、通話中に着信があった
ことを通知する。
【0025】図2は本発明の一実施例による通話中の電
話番号通知処理を示すシーケンスチャートであり、図3
は図1の移動機2の発呼処理を示すフローチャートであ
り、図4は図1の基地局1の交換処理を示すフローチャ
ートであり、図5は図1の移動機2における通話中の電
話番号通知処理を示すフローチャートである。図3〜図
5に示す処理動作はCPU14,24がROM15,2
5のプログラム情報に基づいて制御を行うことで実現さ
れ、ROM15,25の代りにIC(集積回路)メモリ
等を使用することも可能である。
【0026】これら図1〜図5を参照して本発明の一実
施例による通話中に着呼した電話番号の通知処理につい
て説明する。ここで、図2に示す基地局は図1の基地局
1を指しており、移動機A,B,Cは図1の移動機2と
同様の構成となっている。また、移動機A,B,Cの内
部構成の呼称を区別するため、例えば移動機Aの無線部
を無線部A22、移動機BのCPUをCPUB22とい
うように表現するものとする。
【0027】移動機Bが他の移動機Cと通話中の所へ移
動機Aが移動機Bへ発呼した場合(図3ステップS
1)、基地局1のCPU14は移動機Bが他の移動機C
と通話中であるため(図4ステップS11,S12)、
周辺IC13と無線部12とを制御して移動機Aへ通話
中情報を送る(図4ステップS15)。
【0028】これを受けた移動機AのCPUA24は周
辺ICA23を制御して話中音を発生させてRECA3
2より出力し、移動機Aの使用者に話中であることを知
らせる。例えば、移動機Aの使用者がキーパットA27
にあるID通知決定キーA28を押下すると(図3ステ
ップS2,S5,S6)、CPUA24は周辺ICA2
3及び無線部A22を制御して基地局1へID情報通知
指定及び移動機AのID情報の転送を行い(図3ステッ
プS9)、その後待ち受けの状態へ移行する(図3ステ
ップS10)。
【0029】尚、CPUA24は移動機Aの使用者がキ
ーパットA27にあるID通知決定キーA28を予め設
定された所定時間内に押下されなければ(図3ステップ
S6〜S8)、その後待ち受けの状態へ移行する(図3
ステップS10)。
【0030】基地局1のCPU14は移動機AからID
情報通知指定を受けると(図4ステップS16)、転送
されてきた移動機AのID情報を移動機Cと通話中の移
動機Bへ送信する制御信号に組込み、移動機AのID情
報を移動機Bへ転送し(図4ステップS19)、移動機
Aとの無線接続の解放処理を行う(図4ステップS2
0)。
【0031】尚、CPU14は予め設定された所定時間
内に移動機AからID情報通知指定を受けなければ(図
4ステップS16〜S18)、移動機Aとの無線接続の
解放処理を行う(図4ステップS20)。
【0032】移動機BのCPUB24は基地局1からの
制御信号でID情報の転送を受けると、移動機Cとの通
話をそのまま維持しながら記憶メモリB26へ移動機A
のID情報を格納し、着信があったことを記憶しておく
(図5ステップS21)。
【0033】移動機BのCPUB24は移動機Cとの通
話が終了すると(図5ステップS22,S23)、記憶
メモリB26の内容を確認して移動機Cとの通話中に着
信があったかどうかを調べる(図5ステップS24)。
CPUB24は通話中の着信がなければそのまま待ち受
け状態へ移行する(図5ステップS27)。
【0034】CPUB24は着信がかかっていた場合、
予め記憶メモリB26へ格納しておいた移動機AのID
情報を表示部B28へ、例えば着信ありの文字と一緒に
表示し(図5ステップS25)、リンガB30を予め設
定された一定時間鳴動して移動機Bの使用者に通話中に
着信があったことを知らせ(図5ステップS26)、待
ち受け状態へ移行する(図5ステップS27)。
【0035】以上のようなシステム構成をとることによ
って、移動機Bの使用者は表示された着信ありの文字及
び移動機AのIDを知ることで、即座に移動機Aへ発呼
することができる。
【0036】一方、移動機Aが移動機Bへ発呼した時
(図3ステップS1)、移動機Bが他の移動機Cと通話
中でなければ(図3ステップS2)、基地局1のCPU
14が周辺IC13と無線部12とを制御して移動機A
と移動機Bとの接続処理を行うので(図4ステップS1
3)、移動機Aでは移動機Bとの通話処理が行われる
(図3ステップS3)。
【0037】基地局1のCPU14はこの移動機Aと移
動機Bとの通話処理が終了すると(図3ステップS4及
び図4ステップS14)、移動機Aと移動機Bとの無線
接続の解放処理を行うので(図4ステップS20)、そ
の後、移動機Aは待ち受けの状態へ移行する(図3ステ
ップS10)。
【0038】図6は本発明の他の実施例による通話中の
電話番号通知処理を示すシーケンスチャートであり、図
7は本発明の他の実施例による移動機の発呼処理を示す
フローチャートであり、図8は本発明の他の実施例によ
る基地局の交換処理を示すフローチャートである。図3
〜図5に示す処理動作はCPU14,24がROM1
5,25のプログラム情報に基づいて制御を行うことで
実現され、ROM15,25の代りにIC(集積回路)
メモリ等を使用することも可能である。
【0039】尚、本発明の他の実施例はそのシステム構
成が本発明の一実施例と同様であるので、本発明の他の
実施例でも図1のシステム構成を用いて説明する。ま
た、本発明の他の実施例による移動機の通話中の電話番
号通知処理は図5と同様である。
【0040】これら図1と図5と図6〜図8を参照して
本発明の他の実施例による通話中に着呼した電話番号の
通知処理について説明する。ここで、図6に示す基地局
は図1の基地局1を指しており、移動機A,B,Cは図
1の移動機2と同様の構成となっている。また、移動機
A,B,Cの内部構成の呼称を区別するため、例えば移
動機Aの無線部を無線部A22、移動機BのCPUをC
PUB22というように表現するものとする。
【0041】移動機Bが移動機Cと通話中の所へ、発番
号通知設定を行っている移動機Aが移動機Bへ発呼した
場合(図7ステップS31,S32)、基地局11のC
PU14は移動機Aからの発番号通知設定を受けて、予
め移動機AのID情報を記憶メモリ16へ格納しておく
(図8ステップS41)。
【0042】ここで、基地局1のCPU14は発呼先の
移動機Bへの接続処理を行って移動機Bが移動機Cと通
話中であると判断すると(図8ステップS42,S4
3)、周辺IC13と無線部12とを制御して移動機A
へ通話中情報を送る(図8ステップS46)。
【0043】この通話中情報を受けた移動機AのCPU
A24は周辺ICA23を制御して話中音を発生させて
RECA32より出力し、移動機Aの使用者に移動機B
が話中であることを知らせた後に待ち受け状態へ移行す
る(図7ステップS36)。
【0044】さらに、基地局1のCPU14は特に移動
機Aの使用者による判断を受けずに、発番号通知設定に
よって予め記憶メモリ16へ格納しておいた移動機Aの
ID情報を、移動機Cと通話中の移動機Bへ送信する制
御信号に組込み、移動機Bへ移動機AのID情報を転送
し(図8ステップS47,S48)、移動機Aとの無線
接続の解放処理を行う(図8ステップS49)。但し、
移動機Aが発番号通知設定を行っていなければ、CPU
14は移動機Aへ通話中情報を送ってから(図8ステッ
プS46)、移動機Aとの無線接続の解放処理を行う
(図8ステップS47,S49)。
【0045】移動機BのCPUB24は基地局1からの
制御信号でID情報の転送を受けると、移動機Cとの通
話をそのまま維持しながら記憶メモリB26へ移動機A
のID情報を格納し、着信があったことを記憶しておく
(図5ステップS21)。
【0046】移動機BのCPUB24は移動機Cとの通
話が終了すると(図5ステップS22,S23)、記憶
メモリB26の内容を確認して移動機Cとの通話中に着
信があったかどうかを調べる(図5ステップS24)。
CPUB24は通話中の着信がなければそのまま待ち受
け状態へ移行する(図5ステップS27)。
【0047】CPUB24は着信がかかっていた場合、
予め記憶メモリB26へ格納しておいた移動機AのID
情報を表示部B28へ、例えば着信ありの文字と一緒に
表示し(図5ステップS25)、リンガB30を予め設
定された一定時間鳴動して移動機Bの使用者に通話中に
着信があったことを知らせ(図5ステップS26)、待
ち受け状態へ移行する(図5ステップS27)。
【0048】一方、移動機Aが移動機Bへ発呼した時
(図7ステップS31)、移動機Bが他の移動機Cと通
話中でなければ(図3ステップS33)、基地局1のC
PU14が周辺IC13と無線部12とを制御して移動
機Aと移動機Bとの接続処理を行うので(図8ステップ
S44)、移動機Aでは移動機Bとの通話処理が行われ
る(図7ステップS34)。
【0049】基地局1のCPU14はこの移動機Aと移
動機Bとの通話処理が終了すると(図7ステップS35
及び図8ステップS45)、移動機Aと移動機Bとの無
線接続の解放処理を行うので(図8ステップS49)、
その後、移動機Aは待ち受けの状態へ移行する(図7ス
テップS36)。
【0050】このように、電話をかけた先の相手が通話
中であっても、一度電話をかけることによって、相手先
へ基地局1から送られている制御信号を利用して相手先
に自分の電話番号を通知して着信が有ったことを知らせ
ることができるので、相手先の通話が終わるまで何度も
電話をかける必要がなくなる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の移動機と、複数の移動機各々との間で制御信号の送
受信を行いかつ移動機間の通話を中継する基地局とから
なる移動無線電話システムにおいて、発呼先の移動機が
通話中の時に外部からの指示信号に応じて自機の識別情
報を送信させ、他の移動機との通話中に制御信号を用い
て送られてくる発呼元の移動機の識別情報を記憶させ、
他の移動機との通話が終了した時に通話中の着信の有無
を判定させ、通話中の着信ありと判定した時に通話中の
着信ありと発呼元の移動機の識別情報とを通知させるこ
とによって、通話中の相手先の電話機に自分からの着信
があったことを知らせることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電話番号通知システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による通話中の電話番号通知
処理を示すシーケンスチャートである。
【図3】図1の移動機の発呼処理を示すフローチャート
である。
【図4】図1の基地局の交換処理を示すフローチャート
である。
【図5】図1の移動機における通話中の電話番号通知処
理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例による通話中の電話番号通
知処理を示すシーケンスチャートである。
【図7】本発明の他の実施例による移動機の発呼処理を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例による基地局の交換処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 基地局 2 移動機 11,21 アンテナ 12,22 無線部 13,23 周辺IC 14,24 CPU 15,25 ROM 16,26 記憶メモリ 27 キーパット 28 ID通知決定キー 29 表示部 30 リンガ 31 入力部(MIC) 32 出力部(REC)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K036 AA07 DD33 DD48 EE01 EE11 JJ05 JJ07 JJ13 5K067 AA25 BB04 DD17 DD23 DD24 DD27 EE02 EE10 FF07 FF15 FF23 GG01 GG11 HH01 HH17 HH23 KK15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動機と、前記複数の移動機各々
    との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通
    話を中継する基地局とからなる移動無線電話の電話番号
    通知システムであって、発呼先の移動機が通話中の時に
    外部からの指示信号に応じて自機の識別情報を送信する
    送信手段と、他の移動機との通話中に前記制御信号を用
    いて送られてくる発呼元の移動機の識別情報を記憶する
    記憶手段と、前記他の移動機との通話が終了した時に前
    記記憶手段の内容を基に通話中の着信の有無を判定する
    判定手段と、前記判定手段が前記通話中の着信ありと判
    定した時に前記通話中の着信ありと前記発呼元の移動機
    の識別情報とを通知する通知手段とを前記複数の移動機
    各々に有することを特徴とする電話番号通知システム。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、予め設定された固有の
    着信音を鳴動させることで前記通話中の着信ありを通知
    するとともに、前記通話中の着信ありと前記発呼元の移
    動機の識別情報とを表示するよう構成したことを特徴と
    する請求項1記載の電話番号通知システム。
  3. 【請求項3】 前記識別情報が電話番号であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の電話番号通知シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 複数の移動機と、前記複数の移動機各々
    との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通
    話を中継する基地局とからなる移動無線電話の電話番号
    通知システムであって、 発呼先の移動機が通話中の時に発呼元の移動機の識別情
    報を前記発呼先の移動機に前記制御信号を用いて転送す
    る転送手段を前記基地局に有し、 他の移動機との通話中に前記制御信号を用いて送られて
    くる前記発呼元の移動機の識別情報を記憶する記憶手段
    と、前記他の移動機との通話が終了した時に前記記憶手
    段の内容を基に通話中の着信の有無を判定する判定手段
    と、前記判定手段が前記通話中の着信ありと判定した時
    に前記通話中の着信ありと前記発呼元の移動機の識別情
    報とを通知する通知手段とを前記複数の移動機各々に有
    することを特徴とする電話番号通知システム。
  5. 【請求項5】 前記通知手段は、予め設定された固有の
    着信音を鳴動させることで前記通話中の着信ありを通知
    するとともに、前記通話中の着信ありと前記発呼元の移
    動機の識別情報とを表示するよう構成したことを特徴と
    する請求項4記載の電話番号通知システム。
  6. 【請求項6】 前記識別情報が電話番号であることを特
    徴とする請求項4または請求項5記載の電話番号通知シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 複数の移動機と、前記複数の移動機各々
    との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の通
    話を中継する基地局とからなる移動無線電話システムの
    通話中の電話番号通知方法であって、発呼先の移動機が
    通話中の時に外部からの指示信号に応じて自機の識別情
    報を送信するステップと、他の移動機との通話中に前記
    制御信号を用いて送られてくる発呼元の移動機の識別情
    報を記憶するステップと、前記他の移動機との通話が終
    了した時に通話中の着信の有無を判定するステップと、
    前記通話中の着信ありと判定した時に前記通話中の着信
    ありと前記発呼元の移動機の識別情報とを通知するステ
    ップとを前記複数の移動機各々に有することを特徴とす
    る通話中の電話番号通知方法。
  8. 【請求項8】 前記通話中の着信ありと前記発呼元の移
    動機の識別情報とを通知するステップは、予め設定され
    た固有の着信音を鳴動させることで前記通話中の着信あ
    りを通知するとともに、前記通話中の着信ありと前記発
    呼元の移動機の識別情報とを表示するようにしたことを
    特徴とする請求項7記載の通話中の電話番号通知方法。
  9. 【請求項9】 前記識別情報が電話番号であることを特
    徴とする請求項7または請求項8記載の通話中の電話番
    号通知方法。
  10. 【請求項10】 複数の移動機と、前記複数の移動機各
    々との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の
    通話を中継する基地局とからなる移動無線電話システム
    の通話中の電話番号通知方法であって、 発呼先の移動機が通話中の時に発呼元の移動機の識別情
    報を前記発呼先の移動機に前記制御信号を用いて転送す
    るステップを前記基地局に有し、 他の移動機との通話中に前記制御信号を用いて送られて
    くる前記発呼元の移動機の識別情報を記憶するステップ
    と、前記他の移動機との通話が終了した時に通話中の着
    信の有無を判定するステップと、前記通話中の着信あり
    と判定した時に前記通話中の着信ありと前記発呼元の移
    動機の識別情報とを通知するステップとを前記複数の移
    動機各々に有することを特徴とする通話中の電話番号通
    知方法。
  11. 【請求項11】 前記通話中の着信ありと前記発呼元の
    移動機の識別情報とを通知するステップは、予め設定さ
    れた固有の着信音を鳴動させることで前記通話中の着信
    ありを通知するとともに、前記通話中の着信ありと前記
    発呼元の移動機の識別情報とを表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項10記載の通話中の電話番号通知方
    法。
  12. 【請求項12】 前記識別情報が電話番号であることを
    特徴とする請求項10または請求項11記載の通話中の
    電話番号通知方法。
  13. 【請求項13】 複数の移動機と、前記複数の移動機各
    々との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の
    通話を中継する基地局とからなる移動無線電話システム
    の通話中の電話番号通知制御プログラムを記録した記録
    媒体であって、前記通話中の電話番号通知制御プログラ
    ムは前記複数の移動機各々に、発呼先の移動機が通話中
    の時に外部からの指示信号に応じて自機の識別情報を送
    信させ、他の移動機との通話中に前記制御信号を用いて
    送られてくる発呼元の移動機の識別情報を記憶させ、前
    記他の移動機との通話が終了した時に通話中の着信の有
    無を判定させ、前記通話中の着信ありと判定した時に前
    記通話中の着信ありと前記発呼元の移動機の識別情報と
    を通知させることを特徴とする通話中の電話番号通知制
    御プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 複数の移動機と、前記複数の移動機各
    々との間で制御信号の送受信を行いかつ前記移動機間の
    通話を中継する基地局とからなる移動無線電話システム
    の通話中の電話番号通知制御プログラムを記録した記録
    媒体であって、 前記通話中の電話番号通知制御プログラムは前記基地局
    に、発呼先の移動機が通話中の時に発呼元の移動機の識
    別情報を前記発呼先の移動機に前記制御信号を用いて転
    送させ、 前記通話中の電話番号通知制御プログラムは前記複数の
    移動機各々に、他の移動機との通話中に前記制御信号を
    用いて送られてくる前記発呼元の移動機の識別情報を記
    憶させ、前記他の移動機との通話が終了した時に通話中
    の着信の有無を判定させ、前記通話中の着信ありと判定
    した時に前記通話中の着信ありと前記発呼元の移動機の
    識別情報とを通知させることを特徴とする通話中の電話
    番号通知制御プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444836B1 (ko) * 2001-02-28 2004-08-21 산요덴키가부시키가이샤 전화기 및 통지방법
JP2013501266A (ja) * 2009-07-31 2013-01-10 マイクロソフト コーポレーション リアル・タイム・ビデオ・コールとしての広告

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