JPH06165247A - 移動端末機の着信通知方式 - Google Patents
移動端末機の着信通知方式Info
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- JPH06165247A JPH06165247A JP4317091A JP31709192A JPH06165247A JP H06165247 A JPH06165247 A JP H06165247A JP 4317091 A JP4317091 A JP 4317091A JP 31709192 A JP31709192 A JP 31709192A JP H06165247 A JPH06165247 A JP H06165247A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は移動端末機が基地局と通信できない
間に着信があった場合の着信通知方式に関し、操作性の
向上を目的とする。 【構成】 圏外にある移動端末機４6 に対して着信があ
ったときは、交換機１０は発呼者に応答不能を通知する
と共に、発呼者の電話番号と着信時刻を記憶手段１１に
記憶する。移動端末機４6 が圏外状態から復旧すると、
位置登録処理が交換機１０と移動端末機４6 との間で実
行されるので、交換機１０はこれにより移動端末機４6
の圏外状態の復旧を判断して記憶手段１１から読み出し
た発呼者の電話番号と着信時刻とを移動端末機４6 に自
動的に通知する。
間に着信があった場合の着信通知方式に関し、操作性の
向上を目的とする。 【構成】 圏外にある移動端末機４6 に対して着信があ
ったときは、交換機１０は発呼者に応答不能を通知する
と共に、発呼者の電話番号と着信時刻を記憶手段１１に
記憶する。移動端末機４6 が圏外状態から復旧すると、
位置登録処理が交換機１０と移動端末機４6 との間で実
行されるので、交換機１０はこれにより移動端末機４6
の圏外状態の復旧を判断して記憶手段１１から読み出し
た発呼者の電話番号と着信時刻とを移動端末機４6 に自
動的に通知する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移動端末機の着信通知方
式に係り、特に移動端末機が基地局と通信できない間に
着信があった場合の着信通知方式に関する。
式に係り、特に移動端末機が基地局と通信できない間に
着信があった場合の着信通知方式に関する。
【０００２】交換機と複数の基地局との間を通信回線を
介して接続し、交換機は基地局を介して任意の電話番号
の移動端末機と無線によって通信を行なう移動無線通信
システムは、移動端末機として自動車電話、携帯電話、
あるいはオフィス内のシステムコードレス等を用いるシ
ステムが近年急速に普及してきている。しかし、この移
動無線通信システムでは、有線通信システムと異なり、
端末機が移動するため、基地局の無線ゾーン内に移動端
末機が在圏していないときは、その移動端末機に対する
着信ができず、その着信を何らかの方法で通知すること
が望まれている。
介して接続し、交換機は基地局を介して任意の電話番号
の移動端末機と無線によって通信を行なう移動無線通信
システムは、移動端末機として自動車電話、携帯電話、
あるいはオフィス内のシステムコードレス等を用いるシ
ステムが近年急速に普及してきている。しかし、この移
動無線通信システムでは、有線通信システムと異なり、
端末機が移動するため、基地局の無線ゾーン内に移動端
末機が在圏していないときは、その移動端末機に対する
着信ができず、その着信を何らかの方法で通知すること
が望まれている。
【０００３】
【従来の技術】一般に移動無線通信システムは図５に示
す如く、ｎ個の基地局１1 〜１n が交換機２に例えば電
話回線を別々に介して夫々共通に接続され、また交換機
２は公衆網等３に接続された構成とされている。基地局
１1 〜１n の各々は自らの位置を中心とするゾーンＺ1
〜Ｚn 内の移動端末機４1 〜４5 と無線通信できる。従
って、図５の例では、移動端末機４1 及び４2 は夫々ゾ
ーンＺ1 に在圏するので基地局１1 との間で無線通信を
行なえ、同様に移動端末機４3 及び４4 は基地局１
2 と、移動端末機４5 は基地局１n との間で無線通信が
できる。
す如く、ｎ個の基地局１1 〜１n が交換機２に例えば電
話回線を別々に介して夫々共通に接続され、また交換機
２は公衆網等３に接続された構成とされている。基地局
１1 〜１n の各々は自らの位置を中心とするゾーンＺ1
〜Ｚn 内の移動端末機４1 〜４5 と無線通信できる。従
って、図５の例では、移動端末機４1 及び４2 は夫々ゾ
ーンＺ1 に在圏するので基地局１1 との間で無線通信を
行なえ、同様に移動端末機４3 及び４4 は基地局１
2 と、移動端末機４5 は基地局１n との間で無線通信が
できる。
【０００４】基地局１1 〜１n は更に交換機２を介して
公衆網等３に接続されているから、自己のゾーンＺ1 〜
Ｚn 内に在圏する移動端末機と公衆網等３の加入者との
間で通信を行なわせることができる。しかし、ゾーンＺ
1 〜Ｚn のいずれにも在圏しない移動端末機４6 は上記
の移動通信ができない。
公衆網等３に接続されているから、自己のゾーンＺ1 〜
Ｚn 内に在圏する移動端末機と公衆網等３の加入者との
間で通信を行なわせることができる。しかし、ゾーンＺ
1 〜Ｚn のいずれにも在圏しない移動端末機４6 は上記
の移動通信ができない。
【０００５】そこで、従来より移動端末機はゾーンＺ1
〜Ｚn の外に移動するときは予めゾーン在圏時に基地局
を介して交換機２に不在登録（着信転送サービスの登
録）を行なっておき、圏外にあるときの移動端末機への
着信時には発呼者の電話番号を交換機２の記憶装置に記
憶しておき、圏外状態が復旧したときに特定の操作を行
なうことによって発呼者の電話番号の通知を受けるよう
にした着信通知方式が知られている（特開昭６３−８７
０３０号公報、特開昭６２−２９４３６５号公報）。
〜Ｚn の外に移動するときは予めゾーン在圏時に基地局
を介して交換機２に不在登録（着信転送サービスの登
録）を行なっておき、圏外にあるときの移動端末機への
着信時には発呼者の電話番号を交換機２の記憶装置に記
憶しておき、圏外状態が復旧したときに特定の操作を行
なうことによって発呼者の電話番号の通知を受けるよう
にした着信通知方式が知られている（特開昭６３−８７
０３０号公報、特開昭６２−２９４３６５号公報）。
【０００６】また、移動端末機が圏外中に着信があった
場合、発呼者の電話番号を発呼者が操作することによ
り、交換機２の記憶装置に記憶し、着信者の移動端末機
が圏内に戻った際に自動的に発呼者の電話番号をその着
信者となる移動端末機に通知する着信通知方式も従来よ
り知られている（特開昭６３−１２５０２５号公報）。
場合、発呼者の電話番号を発呼者が操作することによ
り、交換機２の記憶装置に記憶し、着信者の移動端末機
が圏内に戻った際に自動的に発呼者の電話番号をその着
信者となる移動端末機に通知する着信通知方式も従来よ
り知られている（特開昭６３−１２５０２５号公報）。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の着信通知方式のうち前者のものは、不在登録や圏外状
態が復旧したときの操作は人手を介して行なう必要があ
ったため、操作が煩雑で、また操作を忘れてしまって発
呼者の電話番号の通知を受けることができないことがあ
る。
の着信通知方式のうち前者のものは、不在登録や圏外状
態が復旧したときの操作は人手を介して行なう必要があ
ったため、操作が煩雑で、また操作を忘れてしまって発
呼者の電話番号の通知を受けることができないことがあ
る。
【０００８】また従来の着信通知方式のうち後者のもの
は、発呼者の電話番号を交換機の記憶装置に記憶するた
めには、発呼者の操作が必要であり、操作し忘れなどに
より発呼者が操作を行なわなければ、発呼者の電話番号
は記憶されない。
は、発呼者の電話番号を交換機の記憶装置に記憶するた
めには、発呼者の操作が必要であり、操作し忘れなどに
より発呼者が操作を行なわなければ、発呼者の電話番号
は記憶されない。
【０００９】本発明は以上の点に鑑みなさたもので、圏
外状態中にあった移動端末機に着信があったときは発呼
者の情報を交換機に記憶しておき、移動端末機が圏外状
態から復旧したときに自動的に発呼者の情報を移動端末
機に通知することにより、上記の課題を解決した移動端
末機の着信通知方式を提供することを目的とする。
外状態中にあった移動端末機に着信があったときは発呼
者の情報を交換機に記憶しておき、移動端末機が圏外状
態から復旧したときに自動的に発呼者の情報を移動端末
機に通知することにより、上記の課題を解決した移動端
末機の着信通知方式を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は図１の原理構成
図に示すように、交換機１０に接続された複数の基地局
１1 〜１n の各々は自らのゾーンＺ1 〜Ｚn 内に在圏す
る移動端末機４1 〜４ 5 との間で無線通信可能で、発呼
者と交換機１０及び着信対象の移動端末機４6が在圏す
る一の基地局を夫々介して着信対象の移動端末機４6 と
の間で通信を行なう移動無線通信システムにおいて、着
信対象の移動端末機４6 が複数の基地局１1 〜１n のす
べてのゾーンＺ1 〜Ｚn の外に位置するか、又は電源が
切られているときに着信があったときは、交換機１０は
発呼者に着信対象の移動端末機４ 6 の応答不能を通知す
ると共に、発呼者の電話番号と着信時刻を記憶手段１１
に記憶し、着信対象の移動端末機４6 が各ゾーンＺ1 〜
Ｚn のいずれかに戻るか電源投入により位置登録処理が
実行されたときは、交換機１０は記憶手段１１から発呼
者の電話番号と着信時刻とを読み出して着信対象の移動
端末機４6 に通知する。
図に示すように、交換機１０に接続された複数の基地局
１1 〜１n の各々は自らのゾーンＺ1 〜Ｚn 内に在圏す
る移動端末機４1 〜４ 5 との間で無線通信可能で、発呼
者と交換機１０及び着信対象の移動端末機４6が在圏す
る一の基地局を夫々介して着信対象の移動端末機４6 と
の間で通信を行なう移動無線通信システムにおいて、着
信対象の移動端末機４6 が複数の基地局１1 〜１n のす
べてのゾーンＺ1 〜Ｚn の外に位置するか、又は電源が
切られているときに着信があったときは、交換機１０は
発呼者に着信対象の移動端末機４ 6 の応答不能を通知す
ると共に、発呼者の電話番号と着信時刻を記憶手段１１
に記憶し、着信対象の移動端末機４6 が各ゾーンＺ1 〜
Ｚn のいずれかに戻るか電源投入により位置登録処理が
実行されたときは、交換機１０は記憶手段１１から発呼
者の電話番号と着信時刻とを読み出して着信対象の移動
端末機４6 に通知する。
【００１１】
【作用】本発明では各ゾーンＺ1 〜Ｚn の外に位置する
か、又は電源が切られている（以下、これらを総称して
「圏外中」というものとする）移動端末機４6 に対する
すべての着信について、無条件に発呼者の電話番号と着
信時刻が記憶手段１１に記憶され、圏外状態が復旧され
たときに、発呼者の電話番号と着信時刻が移動端末機４
6 に通知される。このため、圏外中の移動端末機に対す
る発呼者の電話番号のみを記憶し、通知する従来の着信
転送サービス方式で必要となる着信転送の登録手順を不
要にでき、発呼者及び着信対象の移動端末機の双方共に
一切の操作を不要にできる。
か、又は電源が切られている（以下、これらを総称して
「圏外中」というものとする）移動端末機４6 に対する
すべての着信について、無条件に発呼者の電話番号と着
信時刻が記憶手段１１に記憶され、圏外状態が復旧され
たときに、発呼者の電話番号と着信時刻が移動端末機４
6 に通知される。このため、圏外中の移動端末機に対す
る発呼者の電話番号のみを記憶し、通知する従来の着信
転送サービス方式で必要となる着信転送の登録手順を不
要にでき、発呼者及び着信対象の移動端末機の双方共に
一切の操作を不要にできる。
【００１２】また、移動端末機４1 〜４6 がゾーンＺ1
〜Ｚn の間を移動して別のゾーン内に入った際、又は移
動端末機の電源を投入した際は、その移動端末機が在圏
する基地局を介して交換機１０に自動的に移動端末機の
圏外からの復旧を通知して交換機１０の記憶手段１１に
移動端末機が在圏するゾーンを登録させる位置登録処理
が実行される。
〜Ｚn の間を移動して別のゾーン内に入った際、又は移
動端末機の電源を投入した際は、その移動端末機が在圏
する基地局を介して交換機１０に自動的に移動端末機の
圏外からの復旧を通知して交換機１０の記憶手段１１に
移動端末機が在圏するゾーンを登録させる位置登録処理
が実行される。
【００１３】これにより、交換機１０は着信対象の移動
端末機４6 が通信可能な状態に復帰したことを識別する
ことができるため、交換機１０は記憶手段１１内のメー
ル装置２２から読み出した発呼者の電話番号及び着信時
刻を、トーキ装置１２により音声メッセージで、又はメ
ール装置２２により移動端末機４6 の表示器１４への表
示で通知することができる。
端末機４6 が通信可能な状態に復帰したことを識別する
ことができるため、交換機１０は記憶手段１１内のメー
ル装置２２から読み出した発呼者の電話番号及び着信時
刻を、トーキ装置１２により音声メッセージで、又はメ
ール装置２２により移動端末機４6 の表示器１４への表
示で通知することができる。
【００１４】
【実施例】図２は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、図１と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。図２において、交換機１０は交換処理部
２０、基地局１1 〜１n の各々に対応して設けられた基
地局インタフェース２６、公衆網等３に対応して設けら
れた回線インタフェース２７及びトーキ装置２５と、前
記トーキ装置１２とよりなる。
図中、図１と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。図２において、交換機１０は交換処理部
２０、基地局１1 〜１n の各々に対応して設けられた基
地局インタフェース２６、公衆網等３に対応して設けら
れた回線インタフェース２７及びトーキ装置２５と、前
記トーキ装置１２とよりなる。
【００１５】また、交換処理部２０は制御部２１、記憶
装置２３及び通話路スイッチ２４よりなる。制御部２１
は通話路スイッチ２４の切換え、メール装置２２に対す
る電話番号、着信時刻などのデータの書き込みと読み出
し、記憶装置２３やトーキ装置１２，２５の動作制御な
どを行なう。通話路スイッチ２４は回線インタフェース
２７と基地局インタフェース２６の接続を切換える。
装置２３及び通話路スイッチ２４よりなる。制御部２１
は通話路スイッチ２４の切換え、メール装置２２に対す
る電話番号、着信時刻などのデータの書き込みと読み出
し、記憶装置２３やトーキ装置１２，２５の動作制御な
どを行なう。通話路スイッチ２４は回線インタフェース
２７と基地局インタフェース２６の接続を切換える。
【００１６】トーキ装置１２はメール装置２２から読み
出された発呼者の電話番号及び着信時刻を音声メッセー
ジに変換する。もう一つのトーキ装置２５は制御部２１
の指示により、着信対象となる携帯電話機が圏外中であ
るとき、その旨を示す音声メッセージを出力する。ま
た、３０は移動端末機の一例としての携帯電話機で、表
示器を有している。
出された発呼者の電話番号及び着信時刻を音声メッセー
ジに変換する。もう一つのトーキ装置２５は制御部２１
の指示により、着信対象となる携帯電話機が圏外中であ
るとき、その旨を示す音声メッセージを出力する。ま
た、３０は移動端末機の一例としての携帯電話機で、表
示器を有している。
【００１７】次に本実施例の動作について図３及び図４
と共に説明する。図３及び図４中、図２と同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。図３におい
て、交換機１０に接続される複数の基地局１1 〜１n の
各ゾーンＺ1 〜Ｚn のいずれかに携帯電話機３０が在圏
している場合は、在圏しているゾーンを含む位置登録エ
リア内に携帯電話機３０が位置していることを、記憶装
置２３に自動的に記憶しておき、携帯電話機３０に対す
る着信信号は、交換機１０がその位置登録エリアにだけ
送出する。
と共に説明する。図３及び図４中、図２と同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。図３におい
て、交換機１０に接続される複数の基地局１1 〜１n の
各ゾーンＺ1 〜Ｚn のいずれかに携帯電話機３０が在圏
している場合は、在圏しているゾーンを含む位置登録エ
リア内に携帯電話機３０が位置していることを、記憶装
置２３に自動的に記憶しておき、携帯電話機３０に対す
る着信信号は、交換機１０がその位置登録エリアにだけ
送出する。
【００１８】いま、図３にで示す如く、公衆網等３の
加入者４０が携帯電話機３０に発信したものとすると、
発呼信号は回線インタフェース２７及び通話路スイッチ
２４を通して制御部２１に入力される。制御部２１は携
帯電話機３０がゾーンＺ1 内に在圏している旨の位置登
録がされているものとすると、基地局インタフェース２
６を通して基地局１1 を含む同じ位置登録エリア内の各
基地局に呼出し信号を送出させる。
加入者４０が携帯電話機３０に発信したものとすると、
発呼信号は回線インタフェース２７及び通話路スイッチ
２４を通して制御部２１に入力される。制御部２１は携
帯電話機３０がゾーンＺ1 内に在圏している旨の位置登
録がされているものとすると、基地局インタフェース２
６を通して基地局１1 を含む同じ位置登録エリア内の各
基地局に呼出し信号を送出させる。
【００１９】このとき図３に示す如く携帯電話機３０が
ゾーンＺ1 の圏外にあるときは、上記の呼出し信号は携
帯電話機３０により受信されないため、同図にで示す
如く携帯電話機３０からの応答信号が基地局１1 に返送
されてこない。制御部２１は基地局１1 、基地局インタ
フェース２６及び通話路スイッチ２４を介して携帯電話
機３０からの応答が所定時間以上返送されてこないとき
は、トーキ装置２５を制御して着信対象の携帯電話機３
０は圏外中であることを示す音声メッセージを発生さ
せ、かつ、図３にで示す如く通話路スイッチ２４を切
換え、上記の音声メッセージを通話路スイッチ２４及び
回線インタフェース２７を介して加入者４０、すなわち
発呼者に送出する。続いて、制御部２４は図３にで示
す如く加入者４０の電話番号と着信時刻を夫々メール装
置２２に記憶し、かつ、記憶装置２３には携帯電話機３
０に対して着信があったことを記憶する。
ゾーンＺ1 の圏外にあるときは、上記の呼出し信号は携
帯電話機３０により受信されないため、同図にで示す
如く携帯電話機３０からの応答信号が基地局１1 に返送
されてこない。制御部２１は基地局１1 、基地局インタ
フェース２６及び通話路スイッチ２４を介して携帯電話
機３０からの応答が所定時間以上返送されてこないとき
は、トーキ装置２５を制御して着信対象の携帯電話機３
０は圏外中であることを示す音声メッセージを発生さ
せ、かつ、図３にで示す如く通話路スイッチ２４を切
換え、上記の音声メッセージを通話路スイッチ２４及び
回線インタフェース２７を介して加入者４０、すなわち
発呼者に送出する。続いて、制御部２４は図３にで示
す如く加入者４０の電話番号と着信時刻を夫々メール装
置２２に記憶し、かつ、記憶装置２３には携帯電話機３
０に対して着信があったことを記憶する。
【００２０】その後、図４にで示す如く、携帯電話機
３０がゾーンＺ1 内に復帰すると、基地局１1 が携帯電
話機３０からで示す如く応答があることを検出し、そ
の旨を基地局インタフェース２６及び通話路スイッチ２
４を通して制御部２１に通知する。これにより、制御部
２１は記憶装置２３の記憶位置登録エリアを基地局１ 1
を含む位置登録エリアに更新する位置登録処理を自動的
に実行し、更にこの位置登録処理の実行により携帯電話
機３０が圏外中から復旧したと判断する。
３０がゾーンＺ1 内に復帰すると、基地局１1 が携帯電
話機３０からで示す如く応答があることを検出し、そ
の旨を基地局インタフェース２６及び通話路スイッチ２
４を通して制御部２１に通知する。これにより、制御部
２１は記憶装置２３の記憶位置登録エリアを基地局１ 1
を含む位置登録エリアに更新する位置登録処理を自動的
に実行し、更にこの位置登録処理の実行により携帯電話
機３０が圏外中から復旧したと判断する。
【００２１】この復旧判断に基づき制御部２１は該当の
携帯電話機３０に着信があったことが記憶装置２３に記
憶されているか否か検出し、着信があったときは自動的
にメール装置２２に保持されていた携帯電話機３０の圏
外中の着信情報（発呼者の電話番号、着信時刻）を、図
４にで示す如くトーキ装置１２によって音声に変換
し、その音声を通話路スイッチ２４、基地局インタフェ
ース２６及び基地局１1を介して携帯電話機３０に音声
メッセージとして通知する。
携帯電話機３０に着信があったことが記憶装置２３に記
憶されているか否か検出し、着信があったときは自動的
にメール装置２２に保持されていた携帯電話機３０の圏
外中の着信情報（発呼者の電話番号、着信時刻）を、図
４にで示す如くトーキ装置１２によって音声に変換
し、その音声を通話路スイッチ２４、基地局インタフェ
ース２６及び基地局１1を介して携帯電話機３０に音声
メッセージとして通知する。
【００２２】なお、上記のの場合メール装置２２が基
地局インタフェース２６及び基地局１1 を介して直接携
帯電話機３０を呼び出しにいき、携帯電話機３０の表示
器３１に文字で発呼者４０の電話番号及び着信時刻を表
示することもできる。
地局インタフェース２６及び基地局１1 を介して直接携
帯電話機３０を呼び出しにいき、携帯電話機３０の表示
器３１に文字で発呼者４０の電話番号及び着信時刻を表
示することもできる。
【００２３】このように、本実施例によれば、携帯電話
機３０の所有者は圏外状態になることを想定しての不在
登録、着信転送等のような操作を一切行なう必要がなく
なり、圏外状態を意識することなく圏外中に着信があっ
たときの発呼者の電話番号と着信時刻とを、圏外状態が
復旧したときに自動的に通知を受けることができるた
め、発呼者に折り返し電話をかける等の処理ができる。
また、着信時刻が通知されるため、携帯電話機３０の所
有者はこれによる対応方法を考えることもできる。
機３０の所有者は圏外状態になることを想定しての不在
登録、着信転送等のような操作を一切行なう必要がなく
なり、圏外状態を意識することなく圏外中に着信があっ
たときの発呼者の電話番号と着信時刻とを、圏外状態が
復旧したときに自動的に通知を受けることができるた
め、発呼者に折り返し電話をかける等の処理ができる。
また、着信時刻が通知されるため、携帯電話機３０の所
有者はこれによる対応方法を考えることもできる。
【００２４】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、発呼者及
び着信対象の移動端末機の双方共に一切の操作を不要に
できるため、従来方式に比し操作し忘れによる着信情報
の非通知などを防止できると共に、操作性を大幅に向上
することができ、また着信情報中には着信時刻も含まれ
ているため、きめ細かな対応ができる等の特長を有する
ものである。
び着信対象の移動端末機の双方共に一切の操作を不要に
できるため、従来方式に比し操作し忘れによる着信情報
の非通知などを防止できると共に、操作性を大幅に向上
することができ、また着信情報中には着信時刻も含まれ
ているため、きめ細かな対応ができる等の特長を有する
ものである。
【図１】本発明の原理構成図である。
【図２】本発明の一実施例の構成図である。
【図３】本発明の一実施例の動作説明図（その１）であ
る。
る。
【図４】本発明の一実施例の動作説明図（その２）であ
る。
る。
【図５】移動無線通信システムの構成図である。
１1 〜１n 基地局 ４1 〜４6 移動端末機 １０ 交換機 １１ 記憶手段 １２，２５ トーキ装置 ２１ 制御部 ２２ メール装置 ２３ 記憶装置 ２４ 通話路スイッチ ２６ 基地局インタフェース ２７ 回線インタフェース ３０ 携帯電話機
Claims (3)
- 【請求項１】 交換機（１０）に接続された複数の基地
局（１1 〜１n ）の各々は自らのゾーン（Ｚ1 〜Ｚn ）
内に在圏する移動端末機（４1 〜４5 ）との間で無線通
信可能で、発呼者と前記交換機（１０）及び着信対象の
移動端末機（４6 ）が在圏する一の基地局を夫々介して
該着信対象の移動端末機（４6 ）との間で通信を行なう
移動無線通信システムにおいて、 前記着信対象の移動端末機（４6 ）が前記複数の基地局
（１1 〜１n ）のすべてのゾーン（Ｚ1 〜Ｚn ）の外に
位置するか、又は電源が切られているときに着信があっ
たときは、前記交換機（１０）は発呼者に該着信対象の
移動端末機（４ 6 ）の応答不能を通知すると共に、該発
呼者の電話番号と着信時刻を記憶手段（１１）に記憶
し、 前記着信対象の移動端末機（４6 ）が前記各ゾーン（Ｚ
1 〜Ｚn ）のいずれかに戻るか電源投入により位置登録
処理が実行されたときは、該交換機（１０）は前記記憶
手段（１１）から前記発呼者の電話番号と着信時刻とを
読み出して該着信対象の移動端末機（４6 ）に通知する
ことを特徴とする移動端末機の着信通知方式。 - 【請求項２】 前記交換機（１０）は前記発呼者の電話
番号と着信時刻とを音声メッセージで前記着信対象の移
動端末機（４6 ）に通知するトーキ装置（１２）を有す
ることを特徴とする請求項１記載の移動端末機の着信通
知方式。 - 【請求項３】 前記交換機（１０）の記憶手段（１１）
は前記発呼者の電話番号と着信時刻とを保持するメール
装置（２２）と、前記着信対象の移動端末機（４6 ）に
着信があったことを記憶する記憶装置（２３）とよりな
り、該メール装置（１２）は該着信対象の移動端末機
（４6 ）の表示器（１４）に直接に前記発呼者の電話番
号と着信時刻とを表示させることを特徴とする請求項１
記載の移動端末機の着信通知方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4317091A JPH06165247A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 移動端末機の着信通知方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4317091A JPH06165247A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 移動端末機の着信通知方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06165247A true JPH06165247A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18084338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4317091A Withdrawn JPH06165247A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 移動端末機の着信通知方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06165247A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-11-26 JP JP4317091A patent/JPH06165247A/ja not_active Withdrawn
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