JP2000323637A - 放熱板付きリードフレームの製造方法 - Google Patents

放熱板付きリードフレームの製造方法

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JP2000323637A
JP2000323637A JP12787399A JP12787399A JP2000323637A JP 2000323637 A JP2000323637 A JP 2000323637A JP 12787399 A JP12787399 A JP 12787399A JP 12787399 A JP12787399 A JP 12787399A JP 2000323637 A JP2000323637 A JP 2000323637A
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JP
Japan
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die
lead frame
heat sink
punched
punch
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Application number
JP12787399A
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English (en)
Inventor
Isao Yamagishi
功 山岸
Takaharu Yonemoto
隆治 米本
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】かえりが小さく、且つダレの大きい放熱板を貼
り付けた放熱板付きリードフレームの製造方法を提供す
ること。 【解決手段】パンチとダイで接着剤付き銅条を所定の形
状に打ち抜き、それを放熱板としてリードフレームのイ
ンナーリード部のめっき面の反対側に貼り付けた放熱板
付きリードフレームの製造方法において、接着剤付き銅
条を打ち抜く際に、刃先を丸めたダイを用いて銅条を打
ち抜く方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱板付きリード
フレームの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接着剤付きの銅条を所定の形状に打ち抜
き、それを放熱板としてリードフレームのインナーリー
ド部に貼り付けた放熱板付きのリードフレーム(高放熱
性リードフレーム)の放熱板は、一般的に厚さ0.1〜
0.2mmの銅条に厚さ20〜40μmの接着剤を塗布さ
れたものが使用される。この放熱板をリードフレームに
貼り付けた場合、インナーリードと放熱板の銅条は、厚
さ20〜40μmの接着剤によって絶縁されることにな
る。この場合、インナーリードと放熱板の絶縁距離が短
いため、PCT試験において、この部分で電流リークが
発生する可能性がある。これを防止するために、図3に
示すように、打ち抜き時のダレ4を利用して、インナー
リード1と放熱板(接着剤3付き銅条2)の絶縁距離を
長くする構造が考えられている。この構造を得るために
は、放熱板を打ち抜く際のダイとパンチのクリアランス
を大きくする方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合には
クリアランスの増加とともにダレは増加するが、同時に
かえり5も大きくなる。このかえり5は、図3のように
放熱板の裏面に発生し、その大きさが大きい場合には、
このかえり5を起点としてパッケージクラックが発生す
る可能性がある。また、ワイヤボンディングの際に、ボ
ンディングステージ上に平坦にセットできず、ワイヤボ
ンディングができなくなる可能性もある。
【0004】したがって、本発明の目的は、かえりが小
さく、且つダレの大きい放熱板を貼り付けた放熱板付き
リードフレームの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の放熱板付きリー
ドフレームの製造方法は、パンチとダイで接着剤付き銅
条を所定の形状に打ち抜き、それを放熱板としてリード
フレームのインナーリード部のめっき面の反対側に貼り
付けた放熱板付きリードフレームの製造方法において、
接着剤付き銅条を打ち抜く際に、刃先を丸めたダイを用
いて銅条を打ち抜く方法である。
【0006】本発明においては、ダイとパンチのクリア
ランスを大きくして、ダレを大きくした場合に、かえり
を小さくするために、刃先を丸めたダイを用いたもので
ある。
【0007】すなわち、ダイとパンチのクリアランスの
大きい打ち抜きにおいては、図1(a)のように打ち抜
きが行われ、ダイ7側に大きなダレ4が発生するととも
に、パンチ6側にかえり5が発生する。同じクリアラン
スにおいても、図1(b)のようにダイ7の刃先8を丸
めることによって、ダイ7側から発生するクラックを抑
制し、パンチ6側からのクラックのみで打ち抜きが行わ
れるため、パンチ6側のかえりが非常に小さくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明放熱板付きリードフ
レームの製造方法の一実施例を説明する。
【0009】図1(b)に示す構造のダイ7とパンチ6
を用いて、厚さ0.15mmの銅条に厚さ20μmの熱可
塑性接着剤を塗布した接着剤付き銅条を用い、この銅条
を20mm四方の大きさに打ち抜いた。このときダイとパ
ンチのクリアランスは片側40mmとし、ダイの刃先をR
=10〜15mmとした。ダイの刃先は、ダイヤモンドペ
ーストを用いてラッピングすることで、丸みを付けた。
このダイとパンチを用いて、接着剤付き銅条を打ち抜い
た。この打ち抜いた20mm四方の銅条を、ホットプレス
を用いて銅合金製のリードフレームのインナーリードへ
熱圧着し、放熱板付きリードフレームを製造した。
【0010】このリードフレームにSiチップを搭載
し、ワイヤボンディング、樹脂モールドを行い、28mm
四方のパッケージとした。このパッケージについて、3
00時間のPCT試験(121℃、2気圧、100%R
H)を行った。また、85℃/85%RH、168時間
吸湿後、245℃でリフロー試験を行った。
【0011】比較例として、放熱板打ち抜きの際に、刃
先をまったく丸めないダイを用いて打ち抜いた放熱板を
貼り付けたリードフレームを作製し、同様にパッケージ
に組み立て、評価した。また、図2に示すように、これ
らの打ち抜き後の放熱板端部のかえり5の高さ9を測定
した。
【0012】表1に、かえり高さ、PCT試験結果、リ
フロー試験結果を示す。ダイ刃先を用いて打ち抜いた放
熱板を貼り付けたリードフレームの場合に、かえり高さ
が小さく、PCT試験においても電流リークな発生はな
く、リフロー後のクラックの発生も認められなかった。
【0013】
【表1】
【0014】本実施例において、ダイの刃先を丸める代
わりに、ダイ刃先にC加工(面取り)を行ってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の方法によれば、刃先を丸めたダ
イを用いて打ち抜きを行うことにより、かえりが小さ
く、且つダレの大きい放熱板を貼り付けた放熱板付きリ
ードフレームの製造方法を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は刃先を丸めないダイを用いた場合にお
けるうち抜きの状況を示す説明図である。(b)は刃先
を丸めた場合におけるうち抜きの状況を示す説明図であ
る。
【図2】打ち抜き後のかえり高さの説明図である。
【図3】従来の放熱板付きリードフレームの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 インナーリード 2 銅条 3 接着剤 4 ダレ 5 かえり 6 パンチ 7 ダイ 8 丸み 9 かえり高さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンチとダイで接着剤付き銅条を所定の形
    状に打ち抜き、それを放熱板としてリードフレームのイ
    ンナーリード部のめっき面の反対側に貼り付けた放熱板
    付きリードフレームの製造方法において、接着剤付き銅
    条を打ち抜く際に、刃先を丸めたダイを用いて銅条を打
    ち抜くことを特徴とする放熱板付きリードフレームの製
    造方法。
JP12787399A 1999-05-10 1999-05-10 放熱板付きリードフレームの製造方法 Pending JP2000323637A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1276153A1 (en) * 2001-01-11 2003-01-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Circuit board and production method therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1276153A1 (en) * 2001-01-11 2003-01-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Circuit board and production method therefor
EP1276153A4 (en) * 2001-01-11 2005-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd PRINTED CIRCUIT BOARD AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME

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