JP2000321889A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000321889A
JP2000321889A JP2000014792A JP2000014792A JP2000321889A JP 2000321889 A JP2000321889 A JP 2000321889A JP 2000014792 A JP2000014792 A JP 2000014792A JP 2000014792 A JP2000014792 A JP 2000014792A JP 2000321889 A JP2000321889 A JP 2000321889A
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Masahito Yanagida
雅人 柳田
Naoshi Hayakawa
直志 早川
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
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    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
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    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1614Transfer roll

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、ローラの自重によるたるみで転写
抜けなどの不具合が発生することがあるという課題を解
決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、像担持体1と、この像担持
体1に圧接される弾性を有する転写ローラ5を備え、こ
の転写ローラ5と像担持体1との間に転写材を通して像
担持体1上の画像を転写材に転写させる画像形成装置に
おいて、転写ローラ5は、像担持体1の最上位点から回
転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方向の中
央部の径よりも両端部の径の方が太いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の画像形成装置、転写装置、画像形成装
置用ローラ及び転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置は、感光体ドラム等の像担持体と、加圧装置
により両端部が加圧されることで像担持体の下側に圧接
される転写ローラとを備え、この転写ローラに電源装置
から転写バイアスを印加し、像担持体と転写ローラとの
間に記録紙などの転写材を通して像担持体上の画像を転
写材に転写させている。
【0003】また、画像形成装置は、像担持体を一様に
帯電させる帯電ローラを有する帯電装置や、像担持体上
の静電潜像を現像する現像ローラを有する現像装置、像
担持体を清掃して像担持体上の残留トナーを除去するク
リーニングローラを有するクリーニング装置などを備え
たものがある。
【0004】特開昭52−80842号公報には、感光
体ドラムとこれに近接して設けた転写チャージャとを具
備する転写式電子写真複写機の転写紙案内装置におい
て、転写紙の送り方向に見て転写チャージャの前に感光
体ドラムに近接して転写紙案内ローラを設け、この転写
紙案内ローラがその中央部の外径が両端部より大きいよ
うに形成され、それによってこゝを通過する転写紙の中
央部が先ず感光体ドラムに接触せしめられるようにした
ことを特徴とする転写紙案内装置が記載されている。
【0005】特開平4−321082号公報には、感光
体ドラムと、これに圧接する弾性転写ローラを備え、前
記感光体ドラムと前記転写ローラとの間に記録担体を通
過させて転写する画像形成装置において、前記転写ロー
ラの外周部を逆クラウン形状に形成したことを特徴とす
る画像形成装置が記載されている。
【0006】特開平4−127176号公報には、回転
可能な感光体を所定電位に帯電する帯電ローラ、帯電さ
れた感光体を露光することにより感光体上に形成された
静電潜像に現像剤を付着して該潜像を現像する現像ロー
ラ、感光体上の現像画像を転写紙に転写する転写ロー
ラ、現像後の感光体上の残留現像剤を除去するクリーニ
ングローラのうち少なくとも一つのローラを、該ローラ
の回転軸方向に沿って均一に押圧する板ばねにより上記
感光体上に押圧したことを特徴とする画像形成装置にお
けるローラのニップ機構が記載されている。
【0007】特開平2−24685号公報には、走行す
る像担持体と、これに近接して同期走行する弾性を有す
る導電性転写ローラとをそなえ、両者の圧接ニップ部に
転写紙を供給するように構成した画像形成装置におい
て、前記転写ローラの外径を、中央部において端部より
も太くしたことを特徴とする画像形成装置が記載されて
いる。特開平8−234545号公報には、転写ローラ
を感光体ドラムの上側に配置した画像形成装置が記載さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、転写ローラは、芯金を十分に太くすれば、自重によ
るたるみを生じないものの、大型化してしまう。そこ
で、転写ローラの芯金を細くすれば、コンパクトにでき
る。しかし、転写ローラの芯金を細くすれば、転写ロー
ラは自重によるたるみが生じる。転写ローラは、全長が
長くなればなるほどたるみが大きくなって転写ローラと
像担持体との間の転写ニップ部の幅を均一に保つことが
できない。
【0009】特に、転写ローラは、芯金が細い場合には
全長が例えば350mmより短いと、自重によるたるみ
が0.1mm以下である(Φ8mmの鉄材芯金を用いた
場合)が、全長が350mmを越えると自重によるたる
みが急激に増えていく。転写ローラは一般には像担持体
の下側に圧接されるので、転写ローラのたわみにより転
写ニップ部の幅が転写ローラの両端部に比べて中央部で
狭くなって十分な大きさでなくなり、画像の転写抜けが
発生して異常画像が発生することがある。また、転写ロ
ーラは、像担持体の上側に配置されて両端部が加圧装置
で加圧されることで像担持体に圧接される場合には、転
写ローラのたわみにより転写ニップ部の幅が転写ローラ
の両端部に比べて中央部で広くなり、画像の転写ムラが
発生して異常画像が発生することがある。
【0010】また、画像形成装置では、帯電ローラや現
像ローラ、クリーニングローラなどでも転写ローラと同
様に自重によるたるみが生じ、帯電ローラのたるみによ
る像担持体の帯電ムラ、現像ローラのたるみによる現像
ムラ、クリーニングローラのたるみによるクリーニング
ムラなどの不具合が生じる。
【0011】本発明は、ローラのたるみによる異常画像
の発生などの不具合を防止することができる画像形成装
置、転写装置、画像形成装置用ローラ及び転写方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体と、この像担持体
に圧接される弾性を有する転写ローラを備え、この転写
ローラと前記像担持体との間に転写材を通して前記像担
持体上の画像を転写材に転写させる画像形成装置におい
て、前記転写ローラは、前記像担持体の最上位点から回
転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方向の中
央部の径よりも両端部の径の方が太いものである。
【0013】請求項2に係る発明は、像担持体と、この
像担持体に圧接され弾性を有する転写ローラを備え、こ
の転写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して前
記像担持体上の画像を転写材に転写させる画像形成装置
において、前記転写ローラは前記像担持体の最上位点か
ら回転方向に±90度未満の範囲に配置され、前記転写
ローラの弾性体は長手方向の中央部の硬度よりも両端部
の硬度の方が低いものである。
【0014】請求項3に係る発明は、像担持体と、この
像担持体に圧接される弾性を有する転写ローラを備え、
この転写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して
前記像担持体上の画像を転写材に転写させる画像形成装
置において、前記転写ローラは前記像担持体の最上位点
から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、前記転
写ローラの弾性体は長手方向の中央部の密度よりも両端
部の密度の方が低いものである。
【0015】請求項4に係る発明は、像担持体と、この
像担持体に圧接される弾性を有する転写ローラを備え、
この転写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して
前記像担持体上の画像を転写材に転写させる画像形成装
置において、前記転写ローラは前記像担持体の最上位点
から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、前記転
写ローラの弾性体は長手方向の中央部の電気抵抗よりも
両端部の電気抵抗の方が低いものである。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記像担持
体は感光体ドラム、感光体ベルト、中間転写ドラム、中
間転写ベルトのいずれかであるものである。
【0017】請求項6に係る発明は、像担持体に圧接さ
れ転写バイアスが印加される弾性を有する転写ローラを
備え、この転写ローラと前記像担持体との間に転写材を
通して前記像担持体上の画像を転写材に転写させる転写
装置において、前記転写ローラは、前記像担持体の最上
位点から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、長
手方向の中央部の径よりも両端部の径の方が太いもので
ある。
【0018】請求項7に係る発明は、像担持体に圧接さ
れ転写バイアスが印加される弾性を有する転写ローラを
備え、この転写ローラと前記像担持体との間に転写材を
通して前記像担持体上の画像を転写材に転写させる転写
装置において、前記転写ローラは前記像担持体の最上位
点から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、前記
転写ローラの弾性体は長手方向の中央部の硬度よりも両
端部の硬度の方が低いものである。
【0019】請求項8に係る発明は、像担持体に圧接さ
れ転写バイアスが印加される弾性を有する転写ローラを
備え、この転写ローラと前記像担持体との間に転写材を
通して前記像担持体上の画像を転写材に転写させる転写
装置において、前記転写ローラは前記像担持体の最上位
点から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、前記
転写ローラの弾性体は長手方向の中央部の密度よりも両
端部の密度の方が低いものである。
【0020】請求項9に係る発明は、像担持体に圧接さ
れ転写バイアスが印加される弾性を有する転写ローラを
備え、この転写ローラと前記像担持体との間に転写材を
通して前記像担持体上の画像を転写材に転写させる転写
装置において、前記転写ローラは前記像担持体の最上位
点から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、前記
転写ローラの弾性体は長手方向の中央部の電気抵抗より
も両端部の電気抵抗の方が低いものである。
【0021】請求項10に係る発明は、求項6〜9のい
ずれか1つに記載の転写装置において、前記像担持体は
感光体ドラム、感光体ベルト、中間転写ドラム、中間転
写ベルトのいずれかであるものである。
【0022】請求項11に係る発明は、画像形成装置の
像担持体に圧接され弾性体を有する画像形成装置用ロー
ラにおいて、前記像担持体の最上位点から回転方向に±
90度未満の範囲に配置され、長手方向の中央部の径よ
りも両端部の径の方が太いものである。
【0023】請求項12に係る発明は、請求項11記載
の画像形成装置用ローラであって、転写バイアスが印加
され前記像担持体との間に転写材が通されて前記像担持
体上の画像を転写材に転写させる転写ローラを構成する
ものである。
【0024】請求項13に係る発明は、請求項11記載
の画像形成装置用ローラであって、帯電バイアスが印加
されて前記像担持体を帯電させる帯電ローラを構成する
ものである。
【0025】請求項14に係る発明は、請求項11記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体を清掃
するクリーニングローラを構成するものである。
【0026】請求項15に係る発明は、請求項11記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体上の潜
像を現像する現像ローラを構成するものである。
【0027】請求項16に係る発明は、画像形成装置の
像担持体に圧接され弾性体を有する画像形成装置用ロー
ラにおいて、前記像担持体の最上位点から回転方向に±
90度未満の範囲に配置され、前記弾性体は長手方向の
中央部の硬度よりも両端部の硬度の方が低いものであ
る。
【0028】請求項17に係る発明は、請求項16記載
の画像形成装置用ローラであって、転写バイアスが印加
され前記像担持体との間に転写材が通されて前記像担持
体上の画像を転写材に転写させる転写ローラを構成する
ものである。
【0029】請求項18に係る発明は、請求項16記載
の画像形成装置用ローラであって、帯電バイアスが印加
されて前記像担持体を帯電させる帯電ローラを構成する
ものである。
【0030】請求項19に係る発明は、請求項16記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体を清掃
するクリーニングローラを構成するものである。
【0031】請求項20に係る発明は、請求項16記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体上の潜
像を現像する現像ローラを構成するものである。
【0032】請求項21に係る発明は、画像形成装置の
像担持体に圧接され弾性体を有する画像形成装置用ロー
ラにおいて、前記像担持体の最上位点から回転方向に±
90度未満の範囲に配置され、前記弾性体は長手方向の
中央部の密度よりも両端部の密度の方が低いものであ
る。
【0033】請求項22に係る発明は、請求項21記載
の画像形成装置用ローラであって、転写バイアスが印加
され前記像担持体との間に転写材が通されて前記像担持
体上の画像を転写材に転写させる転写ローラを構成する
ものである。
【0034】請求項23に係る発明は、請求項21記載
の画像形成装置用ローラであって、帯電バイアスが印加
されて前記像担持体を帯電させる帯電ローラを構成する
ものである。
【0035】請求項24に係る発明は、請求項21記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体を清掃
するクリーニングローラを構成するものである。
【0036】請求項25に係る発明は、請求項21記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体上の潜
像を現像する現像ローラを構成するものである。
【0037】請求項26に係る発明は、画像形成装置の
像担持体に圧接され弾性体を有する画像形成装置用ロー
ラにおいて、前記像担持体の最上位点から回転方向に±
90度未満の範囲に配置され、前記弾性体は長手方向の
中央部の電気抵抗よりも両端部の電気抵抗の方が低いも
のである。
【0038】請求項27に係る発明は、請求項26記載
の画像形成装置用ローラであって、転写バイアスが印加
され前記像担持体との間に転写材が通されて前記像担持
体上の画像を転写材に転写させる転写ローラを構成する
ものである。
【0039】請求項28に係る発明は、請求項26記載
の画像形成装置用ローラであって、帯電バイアスが印加
されて前記像担持体を帯電させる帯電ローラを構成する
ものである。
【0040】請求項29に係る発明は、請求項26記載
の画像形成装置用ローラであって、前記像担持体上の潜
像を現像する現像ローラを構成するものである。
【0041】請求項30に係る発明は、像担持体に弾性
を有する転写ローラを圧接させて該転写ローラに転写バ
イアスを印加し、この転写ローラと前記像担持体との間
に転写材を通して前記像担持体上の画像を転写材に転写
させる転写方法において、前記転写ローラを前記像担持
体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲にて前
記像担持体に圧接させ、前記転写ローラとして長手方向
の中央部の径よりも両端部の径の方が太いローラを用い
る。
【0042】請求項31に係る発明は、像担持体に弾性
を有する転写ローラを圧接させて該転写ローラに転写バ
イアスを印加し、この転写ローラと前記像担持体との間
に転写材を通して前記像担持体上の画像を転写材に転写
させる転写方法において、前記転写ローラを前記像担持
体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲にて前
記像担持体に圧接させ、前記転写ローラとして長手方向
の中央部の硬度よりも両端部の硬度の方が低い弾性体を
有するローラを用いる。
【0043】請求項32に係る発明は、像担持体に弾性
を有する転写ローラを圧接させて該転写ローラに転写バ
イアスを印加し、この転写ローラと前記像担持体との間
に転写材を通して前記像担持体上の画像を転写材に転写
させる転写方法において、前記転写ローラを前記像担持
体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲にて前
記像担持体に圧接させ、前記転写ローラとして長手方向
の中央部の密度よりも両端部の密度の方が低い弾性体を
有するローラを用いる。
【0044】請求項33に係る発明は、像担持体に弾性
を有する転写ローラを圧接させて該転写ローラに転写バ
イアスを印加し、この転写ローラと前記像担持体との間
に転写材を通して前記像担持体上の画像を転写材に転写
させる転写方法において、前記転写ローラを前記像担持
体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲にて前
記像担持体に圧接させ、前記転写ローラとして長手方向
の中央部の電気抵抗よりも両端部の電気抵抗の方が低い
弾性体を有するローラを用いる。
【0045】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
す。この第1の実施例は、請求項1、5に係る発明の実
施例であり、請求項6、10に係る発明の実施例の転写
装置を用いた画像形成装置の例であり、請求項11、1
2に係る発明の実施例の転写ローラを用いた画像形成装
置の例であり、請求項30に係る発明の転写方法を用い
た画像形成装置の例である。
【0046】感光体からなる像担持体1は例えば感光体
ドラムが用いられて略水平に配置され、図示しない駆動
部により回転駆動される。この感光体ドラム1の下側に
は感光体ドラム1を一様に帯電させるための帯電手段と
しての帯電器2が配置され、感光体ドラム1の左側には
感光体ドラム1上の静電潜像を現像するための現像手段
としての現像装置3が配置される。
【0047】感光体ドラム1を露光して画像を書き込む
ための図示しない露光手段としての書き込み装置は感光
体ドラム1を帯電器2による帯電位置と現像装置3によ
る現像位置との間で露光光4により露光するように配置
され、転写装置を構成する転写ローラ5は感光体ドラム
1の上側に配置される。転写ローラ5は芯金の両端部が
加圧装置により加圧されて感光体ドラム1に圧接され、
転写ローラ5と感光体ドラム1との間に転写ニップ部が
形成される。
【0048】この加圧装置は、例えば図13(a)に示
すように転写ローラ5の芯金5aの両端部を回転自在に
支持する軸受62をネジ63で加圧するものや、図13
(b)に示すように転写ローラ5の芯金5aの両端部を
回転自在に支持する軸受62をバネ64で加圧するも
の、転写ローラ5の芯金5aの両端部を回転自在に支持
する軸受62をネジ及びバネで加圧するものなどを用い
ることができる。
【0049】転写ローラ5は、感光体ドラム1の中心を
通る水平面よりも上方に配置され、好ましくは図2に示
すように感光体ドラム1の中心部Oよりも上方45度以
上に配置され、すなわち、感光体ドラム1の中心部Oに
対して感光体ドラム1の中心部Oを通る水平線Hから反
時計方向に45〜135°となる範囲(感光体ドラム1
の中心部Oの真上(最上位点)より感光体ドラム1の回
転方向及びその逆の方向へ45°ずつ離れた位置までの
範囲)α内で感光体ドラム1に圧接する。従って、転写
ローラ5と感光体ドラム1との間の転写ニップ部は上記
範囲α内の位置に形成される。
【0050】また、転写ローラ5は、図3に示すように
有効転写ローラ幅(画像転写を行える部分の全長)が3
50mm以上、例えば1mであり、少なくとも感光体ド
ラム1に当接する部分が弾性体、例えばウレタンゴムに
より構成される。転写ローラ5は、例えばφ8mmの芯
金の上にウレタンゴムからなる弾性体が形成され、芯金
に図示しない電源装置から転写バイアスが印加される。
【0051】また、図4に示すように、転写ローラ5は
長手方向の中央部5aの径a(例えばφ15.8mm)
よりも両端部5bの径b(例えばφ16mm)の方が太
く形成され、転写ローラ5の径が長手方向について中央
部5aから両端部5bに向かって徐々に太くなるように
形成される。
【0052】転写ローラは有効転写ローラ幅が350m
m以上の場合には芯金の径を大きくすることでたるみを
減らせるが、芯金の径を大きくするのにも限界がある。
転写ローラ5は、長手方向の中央部の径よりも両端部の
径の方を太くしたことで、たわみ分を吸収することがで
きる。感光体ドラム1の右側には感光体ドラム1をクリ
ーニングするクリーニング装置6が配置され、転写ロー
ラ5とクリーニング装置6との間に分離爪7が配置され
る。
【0053】画像形成時には、感光体ドラム1は、駆動
部により回転駆動されて帯電器2により一様に帯電さ
れ、書き込み装置により露光光4で露光されて静電潜像
が形成されることで画像が書き込まれる。この感光体ド
ラム1上の静電潜像は現像装置3により現像されてトナ
ー像となり、また、給紙トレイ8内の転写材としての記
録紙9は、給紙ローラ10により給紙されて搬送ローラ
11〜16により搬送され、感光体ドラム1と転写ロー
ラ5との間の転写ニップ部に通される。
【0054】転写ローラ5は、電源装置から転写バイア
スが印加され、転写ニップ部を通る記録紙に対して感光
体ドラム1上のトナー像を静電的に転写させる。トナー
像の転写された記録紙は、分離爪7により感光体ドラム
1から分離されて定着装置17によりトナー像が定着さ
れ、排紙ローラ18により排紙トレイ19へ排出され
る。
【0055】この第1の実施例によれば、転写ローラ5
は、像担持体としての感光体ドラム1の最上位点から回
転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方向の中
央部の径よりも両端部の径の方が太いので、転写ローラ
自身の重さによるたわみを減少させることができ、これ
により、転写ローラの像担持体に当接する部分の幅の変
化を従来のローラより減少させることができ、転写ロー
ラのたるみによる転写抜けを減少させることができる。
さらに、ローラ両端の径とローラ中央部の径との比率を
最適化することにより、転写ローラ自身の重さによるた
わみを防止することができ、転写ローラの像担持体に当
接する部分を直線にすることができ、転写ローラのたわ
みによる転写抜けを防止することができる。
【0056】図5は本発明の第2の実施例における転写
ローラを示す。この第2の実施例は、請求項2に係る発
明の画像形成装置の例であり、請求項7に係る発明の実
施例の転写装置を用いた画像形成装置の例であり、請求
項16、17に係る発明の実施例の転写ローラを用いた
画像形成装置の例であり、請求項31に係る発明の転写
方法を用いた画像形成装置の例である。
【0057】この第2の実施例は、上記第1の実施例に
おいて、転写ローラ5の代りに転写ローラ21を用いる
ようにしたものである。この転写ローラ21は、芯金2
1a上に形成された部分のうち少なくとも感光体ドラム
1に当接する部分が弾性体により構成されているが、こ
の感光体ドラム1に当接する部分の硬度は長手方向の中
央部の硬度よりも両端部の硬度の方が低く、例えば感光
体ドラム1に当接する部分の硬度が長手方向について中
央部(例えばアスカーC測定法で30°)より両端部
(アスカーC測定法で30°より低い硬度)に向かって
徐々に低くなっている。
【0058】この第2の実施例は、転写ローラ21は像
担持体としての感光体ドラム1の最上位点から回転方向
に±90度未満の範囲に配置され、転写ローラ21の弾
性体は長手方向の中央部の硬度よりも両端部の硬度の方
が低いので、転写ローラ自身の重さによるたわみを減少
させることができ、これにより、転写ローラの像担持体
に当接する部分の幅の変化を従来のローラより減少させ
ることができ、転写ローラのたるみによる転写抜けを減
少させることができる。さらに、ローラ両端部の硬度と
ローラ中央部の硬度との比率を最適化することにより、
転写ローラ自身の重さによるたわみを防止することがで
き、転写ローラの像担持体に当接する部分を直線にする
ことができ、転写ローラのたわみによる転写抜けを防止
することができる。
【0059】図6は本発明の第3の実施例における転写
ローラを示す。この第3の実施例は、請求項3に係る発
明の画像形成装置の例であり、請求項8に係る発明の実
施例の転写装置を用いた画像形成装置の例であり、請求
項21、22に係る発明の実施例の転写ローラを用いた
画像形成装置の例であり、請求項32に係る発明の転写
方法を用いた画像形成装置の例である。
【0060】この第3の実施例は、上記第1の実施例に
おいて、転写ローラ5の代りに転写ローラ22を用いる
ようにしたものである。この転写ローラ22は、芯金2
2a上に形成された部分のうち少なくとも感光体ドラム
1に当接する部分が弾性体により構成されているが、こ
の感光体ドラム1に当接する部分の密度が長手方向の中
央部の密度よりも両端部の密度の方が低く、例えば感光
体ドラム1に当接する部分の密度が長手方向について中
央部(例えば1g/cm2)より両端部(1g/cm2
り低い密度)に向かって徐々に低くなっている。
【0061】この第3の実施例は、転写ローラ22は像
担持体としての感光体ドラム1の最上位点から回転方向
に±90度未満の範囲に配置され、転写ローラ22の弾
性体は長手方向の中央部の密度よりも両端部の密度の方
が低いので、転写ローラ自身の重さによるたわみを減少
させることができ、これにより、転写ローラの像担持体
に当接する部分の幅の変化を従来のローラより減少させ
ることができ、転写ローラのたるみによる転写抜けを減
少させることができる。さらに、ローラ両端の密度とロ
ーラ中央部の密度との比率を最適化することにより、転
写ローラ自身の重さによるたわみを防止することがで
き、転写ローラの像担持体に当接する部分を直線にする
ことができ、転写ローラのたわみによる転写抜けを防止
することができる。
【0062】本発明の第4の実施例は、請求項4に係る
発明の画像形成装置の例であり、請求項9に係る発明の
実施例の転写装置を用いた画像形成装置の例であり、請
求項26、27に係る発明の実施例の転写ローラを用い
た画像形成装置の例であり、請求項33に係る発明の転
写方法を用いた画像形成装置の例である。
【0063】この第4の実施例は、上記第1の実施例に
おいて、転写ローラ5の代りに別の転写ローラを用いる
ようにしたものである。この転写ローラは、芯金上に形
成された部分のうち少なくとも感光体ドラム1に当接す
る部分が弾性体により構成されているが、この感光体ド
ラム1に当接する部分の電気抵抗が長手方向の中央部の
電気抵抗よりも両端部の電気抵抗の方が低く、例えば感
光体ドラム1に当接する部分の電気が長手方向について
中央部より両端部に向かって徐々に低くなっている。こ
の転写ローラの弾性体の電気抵抗は、例えば弾性体の金
属粉混合率を変えることで可変することができる。この
転写ローラは、感光体ドラム1に当接する部分の電気抵
抗が長手方向の中央部の電気抵抗よりも両端部の電気抵
抗の方が低いことで、転写ローラ自身の重みによるたわ
みが発生しても転写ローラの感光体ドラム1に当接する
表面の電位が均一になり、異常画像の発生を防止するこ
とができる。転写ローラは転写ニップ部の中央部が広い
分、電気抵抗が高いので、均一な電荷が感光体ドラム1
にかかる。
【0064】この第4の実施例は、転写ローラは像担持
体としての感光体ドラム1の最上位点から回転方向に±
90度未満の範囲に配置され、転写ローラの弾性体は長
手方向の中央部の電気抵抗よりも両端部の電気抵抗の方
が低いので、転写ローラ自身の重さによるたわみが発生
しても転写ローラのたわみが大きい中央部が端部より弾
性体の電気抵抗が高いために転写ローラが像担持体に上
側から当接しても転写ローラの電位が略均一になり、転
写ローラのたるみによる転写抜けを減少させることがで
きる。
【0065】図7は本発明の第5の実施例を示す。この
第5の実施例は、像担持体として感光体ベルトを用いた
画像形成装置の例であり、請求項5に係る発明の画像形
成装置の例であり、請求項10に係る発明の実施例の転
写装置を用いた画像形成装置の例である。この第5の実
施例では、像担持体として感光体ベルト23は、ローラ
24.25に掛け渡され、このローラ24、25の一方
が図示しないモータにより回転駆動されて感光体ベルト
23が回転する。感光体ベルト23のローラ24上部分
の上には転写ローラ26を有する転写装置が設置され
る。
【0066】転写ローラ26は、感光体ベルト23のロ
ーラ24に掛けられた上部回転部分の中心を通る水平面
(ローラ24の中心を通る水平面)よりも上方に配置さ
れ、好ましくは感光体ベルト23のローラ24に掛けら
れた上部回転部分の中心部よりも上方45度以上に配置
され、すなわち、感光体ベルト23のローラ24に掛け
られた上部回転部分の中心部に対して該中心部を通る水
平線から反時計方向に45〜135°となる範囲(感光
体ベルト23のローラ24に掛けられた上部回転部分の
中心部の真上の最上位点より感光体ベルト23の回転方
向及びその逆の方向へ45°ずつ離れた位置までの範
囲)内で感光体ベルト23に圧接する。従って、転写ロ
ーラ26と感光体ベルト23との間の転写ニップ部は上
記範囲内の位置に形成される。転写ローラ26は、芯金
の両端部が加圧装置により加圧されることで、感光体ベ
ルト23に圧接する。
【0067】また、転写ローラ26は長手方向の中央部
の径よりも両端部の径の方が太く形成され、例えば転写
ローラ26の径が長手方向について中央部から両端部に
向かって徐々に太くなるように形成される。転写ローラ
26は、長手方向の中央部の径よりも両端部の径の方を
太くしたことで、たわみ分を吸収することができる。
【0068】感光体ベルト23は、帯電手段としての帯
電器27により一様に帯電され、書き込み装置により露
光光28で露光されて静電潜像が形成されることで画像
が書き込まれる。この感光体ベルト23上の静電潜像は
現像装置29により現像されてトナー像となり、また、
図示しない給紙装置内の転写材としての記録紙は、給紙
装置から給紙されて感光体ベルト23と転写ローラ26
との間の転写ニップ部に通される。
【0069】転写ローラ26は、電源装置から転写バイ
アスが印加され、転写ニップ部を通る記録紙に対して感
光体ベルト23上のトナー像を静電的に転写させる。ト
ナー像の転写された記録紙は、感光体ベルト23から分
離されて定着装置30によりトナー像が定着され、排紙
トレイへ排出される。感光体ベルト23は、残留トナー
がクリーニング装置31により除去される。
【0070】この第5の実施例によれば、転写ローラ2
6は、像担持体としての感光体ベルト23の最上位点か
ら回転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方向
の中央部の径よりも両端部の径の方が太いので、転写ロ
ーラ自身の重さによるたわみを減少させることができ、
これにより、転写ローラの像担持体に当接する部分の幅
の変化を従来のローラより減少させることができ、転写
ローラのたるみによる転写抜けを減少させることができ
る。さらに、ローラ両端の径とローラ中央部の径との比
率を最適化することにより、転写ローラ自身の重さによ
るたわみを防止することができ、転写ローラの像担持体
に当接する部分を直線にすることができ、転写ローラの
たわみによる転写抜けを防止することができる。
【0071】本発明の第6〜8の実施例は、請求項5に
係る発明の画像形成装置の他の例であり、請求項10に
係る発明の実施例の転写装置を用いた画像形成装置の他
の例である。この第6〜8の実施例は、上記第5の実施
例において、それぞれ、転写ローラ26の代りに上記第
2〜4の実施例の転写ローラを用いたものであり、上記
第2〜4の実施例と同様な効果が得られる。
【0072】図8は本発明の第9の実施例を示す。この
第9の実施例は、像担持体として中間転写ドラムを用い
た画像形成装置の例であり、請求項5に係る発明の画像
形成装置の例であり、請求項10に係る発明の実施例の
転写装置を用いた画像形成装置の例である。この第9の
実施例では、像担持体としての中間転写ドラム32上に
転写ローラ33を有する転写装置が設置される。
【0073】転写ローラ33は、中間転写ドラム32の
中心を通る水平面よりも上方に配置され、好ましくは中
間転写ドラム32の中心部よりも上方45度以上に配置
され、すなわち、中間転写ドラム32の中心部に対して
該中心部を通る水平線から反時計方向に45〜135°
となる範囲(中間転写ドラム32の中心部の真上より中
間転写ドラム32の回転方向及びその逆の方向へ45°
ずつ離れた位置までの範囲)内で中間転写ドラム32に
圧接する。従って、転写ローラ33と中間転写ドラム3
2との間の転写ニップ部は上記範囲内の位置に形成され
る。転写ローラ33は、芯金の両端部が加圧装置により
加圧されることで、中間転写ドラム32に圧接する。
【0074】また、転写ローラ33は長手方向の中央部
の径よりも両端部の径の方が太く形成され、例えば転写
ローラ33の径が長手方向について中央部から両端部に
向かって徐々に太くなるように形成される。転写ローラ
33は、長手方向の中央部の径よりも両端部の径の方を
太くしたことで、たわみ分を吸収することができる。、
中間転写ドラム32は、図示しないモータにより回転駆
動され、感光体ドラム34に当接される。
【0075】感光体ドラム34は、図示しないモータに
より周速が中間転写ドラム32と同一になるように回転
駆動され、帯電手段としての帯電器35により一様に帯
電された後に露光装置によりイエローの画像データで変
調された露光光36で露光されて静電潜像が形成され
る。この感光体ドラム34上の静電潜像は回転型現像装
置のイエロー現像器37で現像されてイエロートナー像
となり、中間転写ドラム32に転写される。感光体ドラ
ム34上の残留トナーはクリーニング装置65により除
去される。
【0076】次に、感光体ドラム34は、帯電器35に
より一様に帯電された後に露光装置によりマゼンタの画
像データで変調された露光光36で露光されて静電潜像
が形成される。この感光体ドラム34上の静電潜像は回
転型現像装置のマゼンタ現像器38で現像されてマゼン
タトナー像となり、中間転写ドラム32にイエロートナ
ー像と重ねて転写される。感光体ドラム34上の残留ト
ナーはクリーニング装置65により除去される。
【0077】次に、感光体ドラム34は、帯電器35に
より一様に帯電された後に露光装置によりシアンの画像
データで変調された露光光36で露光されて静電潜像が
形成される。この感光体ドラム34上の静電潜像は回転
型現像装置のシアン現像器39で現像されてシアントナ
ー像となり、中間転写ドラム32にイエロートナー像、
マゼンタトナー像と重ねて転写される。感光体ドラム3
4上の残留トナーはクリーニング装置65により除去さ
れる。
【0078】次に、感光体ドラム34は、帯電器35に
より一様に帯電された後に露光装置によりブラックの画
像データで変調された露光光36で露光されて静電潜像
が形成される。この感光体ドラム34上の静電潜像は回
転型現像装置のブラック現像器40で現像されてブラッ
クトナー像となり、中間転写ドラム32にイエロートナ
ー像、マゼンタトナー像、シアントナー像と重ねて転写
されることでフルカラー画像が形成される。感光体ドラ
ム34上の残留トナーはクリーニング装置65により除
去される。
【0079】給紙装置から給紙された転写材としての記
録紙は、中間転写ドラム32と転写ローラ33との間を
通過する際に中間転写ドラム32上のフルカラー画像が
転写され、定着装置41によりフルカラー画像が定着さ
れて図示しない排紙トレイへ排出される。
【0080】この第9の実施例によれば、転写ローラ3
3は、像担持体としての中間転写ドラム32の最上位点
から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方
向の中央部の径よりも両端部の径の方が太いので、転写
ローラ自身の重さによるたわみを減少させることがで
き、これにより、転写ローラの像担持体に当接する部分
の幅の変化を従来のローラより減少させることができ、
転写ローラのたるみによる転写抜けを減少させることが
できる。さらに、ローラ両端の径とローラ中央部の径と
の比率を最適化することにより、転写ローラ自身の重さ
によるたわみを防止することができ、転写ローラの像担
持体に当接する部分を直線にすることができ、転写ロー
ラのたわみによる転写抜けを防止することができる。
【0081】本発明の第10〜12の実施例は、請求項
5に係る発明の画像形成装置の他の例であり、請求項1
0に係る発明の実施例の転写装置を用いた画像形成装置
の他の例である。この第10〜12の実施例は、上記第
9の実施例において、それぞれ、転写ローラ33の代り
に上記第2〜4の実施例の転写ローラを用いたものであ
り、上記第2〜4の実施例と同様な効果が得られる。
【0082】図9は本発明の第13の実施例を示す。こ
の第13の実施例は、像担持体として中間転写ベルトを
用いた画像形成装置の例であり、請求項5に係る発明の
実施例であり、請求項10に係る発明の実施例の転写装
置を用いた画像形成装置の例である。この第13の実施
例では、像担持体として中間転写ベルト42は、ローラ
43〜46に掛け渡され、このローラ43〜46のうち
の一つが図示しないモータにより回転駆動されて中間転
写ベルト42が回転する。感光体ドラム48は、ローラ
43上で転写ローラ47を有する転写装置が設置され
る。ローラ46には電源装置から転写バイアスが印加さ
れる。
【0083】転写ローラ47は、中間転写ベルト42の
ローラ43に掛けられた上部回転部分の中心を通る水平
面(ローラ43の中心を通る水平面)よりも上方に配置
され、好ましくは中間転写ベルト42のローラ43に掛
けられた上部回転部分の中心部よりも上方45度以上に
配置され、すなわち、中間転写ベルト42のローラ43
に掛けられた上部回転部分の中心部に対して該中心部を
通る水平線から反時計方向に45〜135°となる範囲
(中間転写ベルト42のローラ43に掛けられた上部回
転部分の中心部の真上の最上位点より中間転写ベルト4
2の回転方向及びその逆の方向へ45°ずつ離れた位置
までの範囲)内で中間転写ベルト42に圧接する。従っ
て、転写ローラ47と中間転写ベルト42との間の転写
ニップ部は上記範囲内の位置に形成される。転写ローラ
47は、芯金の両端部が加圧装置により加圧されること
で、中間転写ベルト42に圧接する。
【0084】感光体ドラム48は、図示しないモータに
より周速が中間転写ベルト42と同一になるように回転
駆動され、帯電手段としての帯電器49により一様に帯
電された後に露光装置によりイエローの画像データで変
調された露光光50で露光されて静電潜像が形成され
る。この感光体ドラム48上の静電潜像は回転型現像装
置のイエロー現像器51で現像されてイエロートナー像
となり、中間転写ベルト42に転写され、感光体ドラム
48上の残留トナーがクリーニング装置55により除去
される。
【0085】次に、感光体ドラム48は、帯電器49に
より一様に帯電された後に露光装置によりマゼンタの画
像データで変調された露光光50で露光されて静電潜像
が形成される。この感光体ドラム48上の静電潜像は回
転型現像装置のマゼンタ現像器52で現像されてマゼン
タトナー像となり、中間転写ベルト42にイエロートナ
ー像と重ねて転写され、感光体ドラム48上の残留トナ
ーがクリーニング装置55により除去される。
【0086】次に、感光体ドラム48は、帯電器49に
より一様に帯電された後に露光装置によりシアンの画像
データで変調された露光光50で露光されて静電潜像が
形成される。この感光体ドラム48上の静電潜像は回転
型現像装置のシアン現像器53で現像されてシアントナ
ー像となり、中間転写ベルト42にイエロートナー像、
マゼンタトナー像と重ねて転写され、感光体ドラム48
上の残留トナーがクリーニング装置55により除去され
る。
【0087】次に、感光体ドラム48は、帯電器49に
より一様に帯電された後に露光装置によりブラックの画
像データで変調された露光光50で露光されて静電潜像
が形成される。この感光体ドラム48上の静電潜像は回
転型現像装置のブラック現像器54で現像されてブラッ
クトナー像となり、中間転写ベルト42にイエロートナ
ー像、マゼンタトナー像、シアントナー像と重ねて転写
されることでフルカラー画像が形成される。
【0088】給紙装置から給紙された転写材としての記
録紙は、中間転写ベルト42と転写ローラ47との間を
通過する際に中間転写ベルト42上のフルカラー画像が
転写され、図示しない定着装置によりフルカラー画像が
定着されて図示しない排紙トレイへ排出される。
【0089】この第13の実施例によれば、転写ローラ
47は、像担持体としての中間転写ベルト42の最上位
点から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手
方向の中央部の径よりも両端部の径の方が太いので、転
写ローラ自身の重さによるたわみを減少させることがで
き、これにより、転写ローラの像担持体に当接する部分
の幅の変化を従来のローラより減少させることができ、
転写ローラのたるみによる転写抜けを減少させることが
できる。さらに、ローラ両端の径とローラ中央部の径と
の比率を最適化することにより、転写ローラ自身の重さ
によるたわみを防止することができ、転写ローラの像担
持体に当接する部分を直線にすることができ、転写ロー
ラのたわみによる転写抜けを防止することができる。
【0090】本発明の第14〜16の実施例は、請求項
5に係る発明の画像形成装置の他の例であり、請求項1
0に係る発明の実施例の転写装置を用いた画像形成装置
の他の例である。この第14〜16の実施例は、上記第
13の実施例において、それぞれ、転写ローラ47の代
りに上記第2〜4の実施例の転写ローラを用いたもので
あり、上記第2〜4の実施例と同様な効果が得られる。
【0091】図10は本発明の第17の実施例の概略を
示す。この第17の実施例は、請求項13に係る発明の
実施例の画像形成装置用ローラを用いた画像形成装置の
例である。この第17の実施例では、像担持体としての
感光体ドラム56は、駆動部により回転駆動されて帯電
ローラ57を有する帯電器により一様に帯電され、書き
込み装置により露光されて静電潜像が形成される。この
感光体ドラム56上の静電潜像は現像装置により現像さ
れてトナー像となり、また、給紙装置内の転写材として
の記録紙は、給紙装置から給紙されて転写装置により感
光体ドラム56上のトナー像が転写される。トナー像の
転写された記録紙は、感光体ドラム56から分離されて
定着装置によりトナー像が定着され、排紙トレイへ排出
される。
【0092】帯電ローラ57は、芯金の両端部が加圧装
置により加圧されることで、感光体ドラム56に圧接す
る。帯電ローラ57は、電源装置から帯電バイアスが印
加され、感光体ドラム56を一様に帯電させる。帯電ロ
ーラ57は、感光体ドラム56の中心を通る水平面より
も上方に配置され、好ましくは感光体ドラム56の中心
部よりも上方45度以上に配置され、すなわち、感光体
ドラム56の中心部に対して該中心部を通る水平線から
反時計方向に45〜135°となる範囲(感光体ドラム
56の中心部の真上より感光体ドラム56の回転方向及
びその逆の方向へ45°ずつ離れた位置までの範囲)内
で感光体ドラム56に圧接する。
【0093】この第17の実施例によれば、帯電ローラ
57は、像担持体としての感光体ドラム56の最上位点
から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方
向の中央部の径よりも両端部の径の方が太いので、帯電
ローラ自身の重さによるたわみを減少させることがで
き、これにより、帯電ローラの像担持体に当接する部分
の幅の変化を従来のローラより減少させることができ、
帯電ローラのたるみによる帯電ムラを減少させることが
できる。さらに、ローラ両端の径とローラ中央部の径と
の比率を最適化することにより、帯電ローラ自身の重さ
によるたわみを防止することができ、帯電ローラの像担
持体に当接する部分を直線にすることができ、帯電ロー
ラのたわみによる帯電ムラを防止することができる。
【0094】本発明の第18〜20の実施例は、請求項
18、23、28に係る発明の実施例の画像形成装置用
ローラを用いた画像形成装置の例である。この第18〜
20の実施例は、上記第17の実施例において、それぞ
れ、帯電ローラ57を上記第2〜4の実施例の転写ロー
ラと同様な構成としたものであり、上記第17の実施例
と同様な効果が得られる。
【0095】図11は本発明の第21の実施例の概略を
示す。この第21の実施例は、請求項15に係る発明の
実施例の画像形成装置用ローラを用いた画像形成装置の
例である。この第21の実施例では、像担持体としての
感光体ドラム58は、駆動部により回転駆動されて帯電
器により一様に帯電され、書き込み装置により露光され
て静電潜像が形成される。この感光体ドラム58上の静
電潜像は現像ローラ59を有する現像装置により現像さ
れてトナー像となり、また、給紙装置内の転写材として
の記録紙は、給紙装置から給紙されて転写装置により感
光体ドラム58上のトナー像が転写される。トナー像の
転写された記録紙は、感光体ドラム58から分離されて
定着装置によりトナー像が定着され、排紙トレイへ排出
される。
【0096】現像ローラ59は、芯金の両端部が加圧装
置により加圧されることで、感光体ドラム58に圧接す
る。現像ローラ59は、電源装置から現像バイアスが印
加され、現像剤を担持して回転しながら感光体ドラム5
8上の静電潜像を現像する。現像ローラ59は、感光体
ドラム58の中心を通る水平面よりも上方に配置され、
好ましくは感光体ドラム58の中心部よりも上方45度
以上に配置され、すなわち、感光体ドラム58の中心部
に対して該中心部を通る水平線から反時計方向に45〜
135°となる範囲(感光体ドラム58の中心部の真上
より感光体ドラム58の回転方向及びその逆の方向へ4
5°ずつ離れた位置までの範囲)内で感光体ドラム58
に接触する。
【0097】この第21の実施例によれば、現像ローラ
59は、像担持体としての感光体ドラム58の最上位点
から回転方向に±90度未満の範囲に配置され、長手方
向の中央部の径よりも両端部の径の方が太いので、現像
ローラ自身の重さによるたわみを減少させることがで
き、これにより、現像ローラの像担持体に当接する部分
の幅の変化を従来のローラより減少させることができ、
現像ローラのたるみによる現像ムラを減少させることが
できる。さらに、ローラ両端の径とローラ中央部の径と
の比率を最適化することにより、現像ローラ自身の重さ
によるたわみを防止することができ、現像ローラの像担
持体に当接する部分を直線にすることができ、現像ロー
ラのたわみによる現像ムラを防止することができる。
【0098】本発明の第22〜24の実施例は、請求項
20、25、29に係る発明の実施例の画像形成装置用
ローラを用いた画像形成装置の例である。この第22〜
24の実施例は、上記第17の実施例において、それぞ
れ、現像ローラ59を上記第2〜4の実施例の転写ロー
ラと同様な構成としたものであり、上記第21の実施例
と同様な効果が得られる。
【0099】図12は本発明の第25の実施例の概略を
示す。この第25の実施例は、請求項14に係る発明の
実施例の画像形成装置用ローラを用いた画像形成装置の
例である。この第25の実施例では、像担持体としての
感光体ドラム60は、駆動部により回転駆動されて帯電
器により一様に帯電され、書き込み装置により露光され
て静電潜像が形成される。この感光体ドラム60上の静
電潜像は現像装置により現像されてトナー像となり、ま
た、給紙装置内の転写材としての記録紙は、給紙装置か
ら給紙されて転写装置により感光体ドラム60上のトナ
ー像が転写される。トナー像の転写された記録紙は、感
光体ドラム60から分離されて定着装置によりトナー像
が定着され、排紙トレイへ排出される。感光体ドラム6
0上の残留トナーはクリーニングローラ61を有するク
リーニング装置により除去される。
【0100】クリーニングローラ61は、芯金の両端部
が加圧装置により加圧されることで、感光体ドラム60
に圧接する。クリーニングローラ61は、感光体ドラム
60をクリーニングして感光体ドラム60上の残留トナ
ー除去する。クリーニングローラ61は、感光体ドラム
60の中心を通る水平面よりも上方に配置され、好まし
くは感光体ドラム60の中心部よりも上方45度以上に
配置され、すなわち、感光体ドラム60の中心部に対し
て該中心部を通る水平線から反時計方向に45〜135
°となる範囲(感光体ドラム60の中心部の真上より感
光体ドラム60の回転方向及びその逆の方向へ45°ず
つ離れた位置までの範囲)内で感光体ドラム60に接触
する。
【0101】この第25の実施例によれば、クリーニン
グローラ61は、像担持体としての感光体ドラム60の
最上位点から回転方向に±90度未満の範囲に配置さ
れ、長手方向の中央部の径よりも両端部の径の方が太い
ので、クリーニングローラ自身の重さによるたわみを減
少させることができ、これにより、クリーニングローラ
の像担持体に当接する部分の幅の変化を従来のローラよ
り減少させることができ、クリーニングローラのたるみ
によるクリーニングムラを減少させることができる。さ
らに、ローラ両端の径とローラ中央部の径との比率を最
適化することにより、クリーニングローラ自身の重さに
よるたわみを防止することができ、クリーニングローラ
の像担持体に当接する部分を直線にすることができ、ク
リーニングローラのたわみによるクリーニングムラを防
止することができる。
【0102】本発明の第26、27の実施例は、請求項
19、24に係る発明の実施例の画像形成装置用ローラ
を用いた画像形成装置の例である。この第26、27の
実施例は、上記第25の実施例において、それぞれ、ク
リーニングローラ61を上記第2〜4の実施例の転写ロ
ーラと同様な構成としたものであり、上記第25の実施
例と同様な効果が得られる。なお、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、例えば上記第17の実施例
乃至第27の実施例において、像担持体として、感光体
ドラムの代りに感光体ベルト、中間転写ドラム、中間転
写ベルトを用いてもよい。
【0103】
【発明の効果】以上のように請求項1〜4に係る発明に
よれば、転写ローラ自身の重さによるたわみを減少させ
ることができ、これにより、転写ローラの像担持体に当
接する部分の幅の変化を従来のローラより減少させるこ
とができ、転写ローラのたるみによる転写抜けを減少さ
せることができる。さらに、ローラ両端の径、硬度又は
密度とローラ中央部の径、硬度又は密度との比率を最適
化することにより、転写ローラ自身の重さによるたわみ
を防止することができ、転写ローラの像担持体に当接す
る部分を直線にすることができ、転写ローラのたわみに
よる転写抜けを防止することができる。
【0104】請求項5に係る発明によれば、転写ローラ
自身の重さによるたわみが発生しても転写ローラの電位
が略均一になり、転写ローラのたるみによる転写抜けを
減少させることができる。
【0105】請求項6〜9に係る発明によれば、転写ロ
ーラ自身の重さによるたわみを減少させることができ、
これにより、転写ローラの像担持体に当接する部分の幅
の変化を従来のローラより減少させることができ、転写
ローラのたるみによる転写抜けを減少させることができ
る。さらに、ローラ両端の径、硬度又は密度とローラ中
央部の径、硬度又は密度との比率を最適化することによ
り、転写ローラ自身の重さによるたわみを防止すること
ができ、転写ローラの像担持体に当接する部分を直線に
することができ、転写ローラのたわみによる転写抜けを
防止することができる。
【0106】請求項9に係る発明によれば、転写ローラ
自身の重さによるたわみが発生しても転写ローラの電位
が略均一になり、転写ローラのたるみによる転写抜けを
減少させることができる。
【0107】請求項10に係る発明によれば、転写ロー
ラ自身の重さによるたわみを減少させることができ、こ
れにより、転写ローラの像担持体に当接する部分の幅の
変化を従来のローラより減少させることができ、転写ロ
ーラのたるみによる転写抜けを減少させることができ
る。さらに、ローラ両端の径、硬度又は密度とローラ中
央部の径、硬度又は密度との比率を最適化することによ
り、転写ローラ自身の重さによるたわみを防止すること
ができ、転写ローラの像担持体に当接する部分を直線に
することができ、転写ローラのたわみによる転写抜けを
防止することができる。
【0108】請求項11〜25に係る発明によれば、画
像形成装置用ローラ自身の重さによるたわみを減少させ
ることができ、これにより、画像形成装置用ローラの像
担持体に当接する部分の幅の変化を従来のローラより減
少させることができ、画像形成装置用ローラのたるみに
よる不具合を減少させることができる。さらに、ローラ
両端の密度とローラ中央部の密度との比率を最適化する
ことにより、画像形成装置用ローラ自身の重さによるた
わみを防止することができ、画像形成装置用ローラの像
担持体に当接する部分を直線にすることができ、画像形
成装置用ローラのたわみによる不具合を防止することが
できる。
【0109】請求項26〜29に係る発明によれば、画
像形成装置用ローラ自身の重さによるたわみが発生して
も画像形成装置用ローラの電位が略均一になり、画像形
成装置用ローラのたるみによる不具合を減少させること
ができる。
【0110】請求項30〜32に係る発明によれば、転
写ローラ自身の重さによるたわみを減少させることがで
き、これにより、転写ローラの像担持体に当接する部分
の幅の変化を従来のローラより減少させることができ、
転写ローラのたるみによる転写抜けを減少させることが
できる。さらに、ローラ両端の径、硬度又は密度とロー
ラ中央部の径、硬度又は密度との比率を最適化すること
により、転写ローラ自身の重さによるたわみを防止する
ことができ、転写ローラの像担持体に当接する部分を直
線にすることができ、転写ローラのたわみによる転写抜
けを防止することができる。
【0111】請求項33に係る発明によれば、転写ロー
ラ自身の重さによるたわみが発生しても転写ローラの電
位が略均一になり、転写ローラのたるみによる転写抜け
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】同第1の実施例において転写ニップ部が位置す
る範囲を示す図である。
【図3】同第1の実施例における転写ローラの有効転写
ローラを示す概略図である。
【図4】同第1の実施例における転写ローラを示す側面
図である。
【図5】本発明の第2の実施例における転写ローラを示
す側面図である。
【図6】本発明の第3の実施例における転写ローラを示
す側面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の第9の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の第13の実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第17の実施例を示す概略図であ
る。
【図11】本発明の第21の実施例を示す概略図であ
る。
【図12】本発明の第25の実施例を示す概略図であ
る。
【図13】上記実施例に用いられる加圧装置の例を示す
概略図である。
【符号の説明】
1、56、58、60 感光体ドラム 5、21、22、26、33、47 転写ローラ 23 感光体ベルト 32 中間転写ドラム 42 中間転写ベルト 57 帯電ローラ 59 現像ローラ 61 クリーニングローラ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体に圧接される弾
    性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと前記像
    担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の画像を
    転写材に転写させる画像形成装置において、前記転写ロ
    ーラは、前記像担持体の最上位点から回転方向に±90
    度未満の範囲に配置され、長手方向の中央部の径よりも
    両端部の径の方が太いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体と、この像担持体に圧接され弾性
    を有する転写ローラを備え、この転写ローラと前記像担
    持体との間に転写材を通して前記像担持体上の画像を転
    写材に転写させる画像形成装置において、前記転写ロー
    ラは前記像担持体の最上位点から回転方向に±90度未
    満の範囲に配置され、前記転写ローラの弾性体は長手方
    向の中央部の硬度よりも両端部の硬度の方が低いことを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体と、この像担持体に圧接される弾
    性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと前記像
    担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の画像を
    転写材に転写させる画像形成装置において、前記転写ロ
    ーラは前記像担持体の最上位点から回転方向に±90度
    未満の範囲に配置され、前記転写ローラの弾性体は長手
    方向の中央部の密度よりも両端部の密度の方が低いこと
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】像担持体と、この像担持体に圧接される弾
    性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと前記像
    担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の画像を
    転写材に転写させる画像形成装置において、前記転写ロ
    ーラは前記像担持体の最上位点から回転方向に±90度
    未満の範囲に配置され、前記転写ローラの弾性体は長手
    方向の中央部の電気抵抗よりも両端部の電気抵抗の方が
    低いことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記像担持体は感光体ドラム、感光
    体ベルト、中間転写ドラム、中間転写ベルトのいずれか
    であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体に圧接され転写バイアスが印加さ
    れる弾性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと
    前記像担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の
    画像を転写材に転写させる転写装置において、前記転写
    ローラは、前記像担持体の最上位点から回転方向に±9
    0度未満の範囲に配置され、長手方向の中央部の径より
    も両端部の径の方が太いことを特徴とする転写装置。
  7. 【請求項7】像担持体に圧接され転写バイアスが印加さ
    れる弾性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと
    前記像担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の
    画像を転写材に転写させる転写装置において、前記転写
    ローラは前記像担持体の最上位点から回転方向に±90
    度未満の範囲に配置され、前記転写ローラの弾性体は長
    手方向の中央部の硬度よりも両端部の硬度の方が低いこ
    とを特徴とする転写装置。
  8. 【請求項8】像担持体に圧接され転写バイアスが印加さ
    れる弾性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと
    前記像担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の
    画像を転写材に転写させる転写装置において、前記転写
    ローラは前記像担持体の最上位点から回転方向に±90
    度未満の範囲に配置され、前記転写ローラの弾性体は長
    手方向の中央部の密度よりも両端部の密度の方が低いこ
    とを特徴とする転写装置。
  9. 【請求項9】像担持体に圧接され転写バイアスが印加さ
    れる弾性を有する転写ローラを備え、この転写ローラと
    前記像担持体との間に転写材を通して前記像担持体上の
    画像を転写材に転写させる転写装置において、前記転写
    ローラは前記像担持体の最上位点から回転方向に±90
    度未満の範囲に配置され、前記転写ローラの弾性体は長
    手方向の中央部の電気抵抗よりも両端部の電気抵抗の方
    が低いことを特徴とする転写装置。
  10. 【請求項10】請求項6〜9のいずれか1つに記載の転
    写装置において、前記像担持体は感光体ドラム、感光体
    ベルト、中間転写ドラム、中間転写ベルトのいずれかで
    あることを特徴とする転写装置。
  11. 【請求項11】画像形成装置の像担持体に圧接され弾性
    体を有する画像形成装置用ローラにおいて、前記像担持
    体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲に配置
    され、長手方向の中央部の径よりも両端部の径の方が太
    いことを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  12. 【請求項12】請求項11記載の画像形成装置用ローラ
    であって、転写バイアスが印加され前記像担持体との間
    に転写材が通されて前記像担持体上の画像を転写材に転
    写させる転写ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  13. 【請求項13】請求項11記載の画像形成装置用ローラ
    であって、帯電バイアスが印加されて前記像担持体を帯
    電させる帯電ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  14. 【請求項14】請求項11記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体を清掃するクリーニングローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  15. 【請求項15】請求項11記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体上の潜像を現像する現像ローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  16. 【請求項16】画像形成装置の像担持体に圧接され弾性
    体を有する画像形成装置用ローラにおいて、前記像担持
    体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲に配置
    され、前記弾性体は長手方向の中央部の硬度よりも両端
    部の硬度の方が低いことを特徴とする画像形成装置用ロ
    ーラ。
  17. 【請求項17】請求項16記載の画像形成装置用ローラ
    であって、転写バイアスが印加され前記像担持体との間
    に転写材が通されて前記像担持体上の画像を転写材に転
    写させる転写ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  18. 【請求項18】請求項16記載の画像形成装置用ローラ
    であって、帯電バイアスが印加されて前記像担持体を帯
    電させる帯電ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  19. 【請求項19】請求項16記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体を清掃するクリーニングローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  20. 【請求項20】請求項16記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体上の潜像を現像する現像ローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  21. 【請求項21】画像形成装置の像担持体に圧接され弾性
    体を有する画像形成装置用ローラにおいて、前記像担持
    体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲に配置
    され、前記弾性体は長手方向の中央部の密度よりも両端
    部の密度の方が低いことを特徴とする画像形成装置用ロ
    ーラ。
  22. 【請求項22】請求項21記載の画像形成装置用ローラ
    であって、転写バイアスが印加され前記像担持体との間
    に転写材が通されて前記像担持体上の画像を転写材に転
    写させる転写ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  23. 【請求項23】請求項21記載の画像形成装置用ローラ
    であって、帯電バイアスが印加されて前記像担持体を帯
    電させる帯電ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  24. 【請求項24】請求項21記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体を清掃するクリーニングローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  25. 【請求項25】請求項21記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体上の潜像を現像する現像ローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  26. 【請求項26】画像形成装置の像担持体に圧接され弾性
    体を有する画像形成装置用ローラにおいて、前記像担持
    体の最上位点から回転方向に±90度未満の範囲に配置
    され、前記弾性体は長手方向の中央部の電気抵抗よりも
    両端部の電気抵抗の方が低いことを特徴とする画像形成
    装置用ローラ。
  27. 【請求項27】請求項26記載の画像形成装置用ローラ
    であって、転写バイアスが印加され前記像担持体との間
    に転写材が通されて前記像担持体上の画像を転写材に転
    写させる転写ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  28. 【請求項28】請求項26記載の画像形成装置用ローラ
    であって、帯電バイアスが印加されて前記像担持体を帯
    電させる帯電ローラを構成することを特徴とする画像形
    成装置用ローラ。
  29. 【請求項29】請求項26記載の画像形成装置用ローラ
    であって、前記像担持体上の潜像を現像する現像ローラ
    を構成することを特徴とする画像形成装置用ローラ。
  30. 【請求項30】像担持体に弾性を有する転写ローラを圧
    接させて該転写ローラに転写バイアスを印加し、この転
    写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して前記像
    担持体上の画像を転写材に転写させる転写方法におい
    て、前記転写ローラを前記像担持体の最上位点から回転
    方向に±90度未満の範囲にて前記像担持体に圧接さ
    せ、前記転写ローラとして長手方向の中央部の径よりも
    両端部の径の方が太いローラを用いることを特徴とする
    転写方法。
  31. 【請求項31】像担持体に弾性を有する転写ローラを圧
    接させて該転写ローラに転写バイアスを印加し、この転
    写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して前記像
    担持体上の画像を転写材に転写させる転写方法におい
    て、前記転写ローラを前記像担持体の最上位点から回転
    方向に±90度未満の範囲にて前記像担持体に圧接さ
    せ、前記転写ローラとして長手方向の中央部の硬度より
    も両端部の硬度の方が低い弾性体を有するローラを用い
    ることを特徴とする転写方法。
  32. 【請求項32】像担持体に弾性を有する転写ローラを圧
    接させて該転写ローラに転写バイアスを印加し、この転
    写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して前記像
    担持体上の画像を転写材に転写させる転写方法におい
    て、前記転写ローラを前記像担持体の最上位点から回転
    方向に±90度未満の範囲にて前記像担持体に圧接さ
    せ、前記転写ローラとして長手方向の中央部の密度より
    も両端部の密度の方が低い弾性体を有するローラを用い
    ることを特徴とする転写方法。
  33. 【請求項33】像担持体に弾性を有する転写ローラを圧
    接させて該転写ローラに転写バイアスを印加し、この転
    写ローラと前記像担持体との間に転写材を通して前記像
    担持体上の画像を転写材に転写させる転写方法におい
    て、前記転写ローラを前記像担持体の最上位点から回転
    方向に±90度未満の範囲にて前記像担持体に圧接さ
    せ、前記転写ローラとして長手方向の中央部の電気抵抗
    よりも両端部の電気抵抗の方が低い弾性体を有するロー
    ラを用いることを特徴とする転写方法。
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