JPH0922166A - 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH0922166A
JPH0922166A JP7171748A JP17174895A JPH0922166A JP H0922166 A JPH0922166 A JP H0922166A JP 7171748 A JP7171748 A JP 7171748A JP 17174895 A JP17174895 A JP 17174895A JP H0922166 A JPH0922166 A JP H0922166A
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charging
conductive
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shaft end
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JP7171748A
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Jun Miyamoto
順 宮本
Shigeo Miyabe
滋夫 宮部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音や変音の発生を抑えた帯電装置、プロセ
スカートリッジ及び画像形成装置を提供すること。 【構成】 回転可能な帯電ローラ(帯電部材)の軸端面
に接触する電極版(導電部材)40を介して帯電ローラ
に電圧を印加する帯電装置において、導電性樹脂材から
成る接点部材32を前記電極板40に取り付け、該接点
部材32に突設された接点端子32a1,32a2を前
記帯電ローラの芯金の端面31aに接触せしめるととも
に、該接点端子32a1,32a2を帯電ローラの回転
中心51を基準として電極版40の長手方向に対して略
直角方向に配置する。本発明によれば、電極版40の横
方向(帯電ローラの軸方向)の振動が抑制されるため、
該電極版40に取り付けられた接点部材32と帯電ロー
ラとの接触に伴う異音や変音の発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体や誘電体等
の被帯電体を帯電処理する帯電装置と該帯電装置を含ん
で構成されるプロセスカートリッジ及び該プロセスカー
トリッジを装着可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真複写機等の画像形成装
置においては、感光体等の被帯電体の表面を帯電処理す
るための帯電装置としてコロナ放電器が従来から広く使
用されている。このコロナ放電器は、感光体に対向する
ワイヤー電極と該ワイヤー電極を囲むシールド電極とを
備え、これらに適当な電圧を印加することにより感光体
を帯電させるものである。
【0003】しかしながら、このようなコロナ放電器を
用いた場合、ワイヤー電極に印加する電圧が4kV〜8
kVと高電圧となり、ワイヤー電極からシールド電極へ
殆どの電流が流れるために帯電効率が低く、コロナ放電
によってオゾンが発生し、更には放電ワイヤー電極の汚
れによって放電ムラが発生する等の問題があった。
【0004】上記問題を解決する帯電装置として、帯電
部材を被帯電体に直接接触させて該被帯電体を帯電させ
る接触帯電装置が知られている。
【0005】図9に接触帯電装置122を用いた電子写
真装置の概略構成を示す。
【0006】図9において、121は被接触帯電体とし
ての感光ドラムであり、該感光ドラム121は所定の速
度で矢印K1方向に回転し、その外表面には帯電部材と
しての帯電ローラ130が回転自在に当接している。帯
電ローラ130は、その芯金(軸芯、回転軸)131の
両端部が軸受135によって回転自在に支承されてお
り、両軸受135がそれぞれバネ136によって感光ド
ラム121の方向に付勢されることによって感光ドラム
121に加圧接触せしめられ、感光ドラム121との間
に接触部(ニップ部)nを形成している。
【0007】而して、電源138より接点137、バネ
136、軸受135及び芯金131を介して帯電ローラ
130にバイアス電圧を印加することによって感光ドラ
ム121の周面の帯電が行われ、その帯電面に露光Lが
照射されることによって該感光ドラム121上に静電潜
像が形成される。感光ドラム121上の静電潜像は現像
装置123によって現像されてトナー像Taとして顕像
化され、そのトナー像Taは転写ローラ112によって
シート材P上にトナー像Tbとして転写される。そし
て、画像転写を受けたシート材Pは不図示の定着装置に
搬送され、該定着装置によって加熱されてトナー像Tb
の定着を受けた後、機外に排出される。尚、転写後に感
光ドラム121上に残留するトナーは、クリーニング装
置125によって清掃除去され、感光ドラム121は繰
り返して画像形成に供される。
【0008】ところで、前記帯電ローラ130の芯金1
31の両端部をそれぞれ回転自在に支承する前記軸受1
35はプラスチック材料で構成され、両軸受135の一
方(帯電ローラ130に給電する側のもの)は成形時に
プラスチック材料中にカーボンファイバーを分散させる
ことによってその抵抗値が約103 〜104 Ω・cmに
なるように導電性が付与されている。従って、電源13
8から導電性の接点137、バネ136、軸受135及
び芯金131を介して帯電ローラ130にバイアス電圧
が印加される。
【0009】図10に帯電ローラ130へのバイアス電
圧印加の別方法を示す。図10に示す方法においては、
電源138のバイアス電圧が電極板140に印加され、
その電極板140は帯電ローラ130の芯金131の端
面131aに接触しているため、帯電ローラ130に対
する給電が直接行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すように回転する帯電ローラ130の芯金131の
端面131aに電極板140を直接接触させると、芯金
131と電極板140は一般には金属製であるため、金
属同士の摺擦による異音や変音が発生するという問題が
生じていた。
【0011】従って、本発明の目的とする処は、異音や
変音の発生を抑えた帯電装置、プロセスカートリッジ及
び画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転可能な帯電部材の軸端
面に接触する導電部材を介して帯電部材に電圧を印加す
る帯電装置において、導電性樹脂材から成る接点部材を
前記導電部材に取り付け、該接点部材に突設された接点
端子を前記帯電部材の軸端面に接触せしめるとともに、
該接点端子を前記帯電部材の回転中心を基準として導電
部材の長手方向に対して略直角方向に配置したことを特
徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、少なくとも2つの前記接触端子を前記帯電
部材の軸端面の回転中心を横切る線上近傍に配置したこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、少なくとも2つの前記接触端子を前
記帯電部材の軸端面の回転中心を横切る線上近傍の回転
中心から異なる位置に配置したことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記接点部材をポリフェニレン
サルファイドに導電物質を充填して成る導電樹脂部材で
構成したことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、少なくとも被帯電
体である像担持体と、回転可能な帯電部材の軸端面に接
触する導電部材を介して帯電部材に電圧を印加する帯電
装置を含んで構成され、画像形成装置本体に対して着脱
自在に装填されるプロセスカートリッジにおいて、前記
帯電装置を、導電性樹脂材から成る接点部材を前記導電
部材に取り付け、該接点部材に突設された接点端子を前
記帯電部材の軸端面に接触せしめるとともに、該接点端
子を前記帯電部材の回転中心を基準として導電部材の長
手方向に対して略直角方向に配置して構成したことを特
徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、少なくとも被帯電
体である像担持体と、回転可能な帯電部材の軸端面に接
触する導電部材を介して帯電部材に電圧を印加する帯電
装置を含んで構成されるプロセスカートリッジを本体内
に着脱自在に装填する画像形成装置において、前記帯電
装置を、導電性樹脂材から成る接点部材を前記導電部材
に取り付け、該接点部材に突設された接点端子を前記帯
電部材の軸端面に接触せしめるとともに、該接点端子を
前記帯電部材の回転中心を基準として導電部材の長手方
向に対して略直角方向に配置して構成したことを特徴と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】<実施の形態1>図1は本発明に係る帯電
装置及びプロセスカートリッジを備える画像形成装置の
縦断面図、図2はプロセスカートリッジの拡大縦断面図
である。
【0020】図1に示す画像形成装置は、帯電装置を内
装したプロセスカートリッジを着脱自在に装着した電子
写真プロセス利用のレーザビームプリンタであり、これ
は後部筐体1と該後部筐体1に対して開閉自在な前部筐
体2とから成るプリンタ本体を有している。前部筐体2
は、後部筐体1の下部に設けられたヒンジ支軸3を中心
に図示矢印A方向に回動自在に支持されて開放或は閉鎖
され、該前部筐体2が開放された状態においてプロセス
カートリッジ5が後部筐体1に対して図示矢印B方向に
脱着される。
【0021】而して、プロセスカートリッジ5が後部筐
体1に装着された後に前部筐体2が閉鎖されるが、所定
位置に配置されたプロセスカートリッジ5の後側(図1
の左方)には露光装置の主要部を構成するレーザスキャ
ナユニット6が配設されており、後部筐体1の下方に
は、画像形成対象となるシート材Pを収納したシートカ
セット7が配設されている。又、シート材Pの搬送方向
に沿ってシートカセット7の下流側には、給紙ローラ
9、レジストローラ対10、シートガイド11、プロセ
スカートリッジ5、転写用帯電器12、搬送部材13、
定着装置15、排紙ローラ16及び排紙トレイ17がそ
れぞれ配設されている。
【0022】ところで、本発明に係るプロセスカートリ
ッジ5は、図2に示すように、カートリッジ本体20内
に被帯電体である回転自在な感光ドラム21、本発明に
係る帯電装置22、現像装置23及びクリーニング装置
25の4つのプロセス機器を一体的に収納して構成され
ている。
【0023】次に、画像形成プロセスの概要を説明す
る。
【0024】プリントスタート信号に基づいて感光ドラ
ム21は図2の矢印K1方向に所定の周速度(プロセス
スピード)で回転駆動される。該感光ドラム21の外周
面にはバイアス電圧が印加された帯電ローラ30が接触
しており、この帯電ローラ30によって感光ドラム21
の外周面が均一に帯電される。
【0025】而して、前記レーザビームスキャナユニッ
ト6からは目的画像情報の時系列的電気デジタル画素信
号に対応して変調されたレーザ光Lが出力され、このレ
ーザ光Lがカートリッジ本体20内に入光して感光ドラ
ム21の帯電面を走査露光する。これにより、感光ドラ
ム21の外周面には目的画像情報に対応した静電潜像が
形成され、該静電潜像は現像装置23によって現像され
てトナー像として顕像化される。尚、現像装置23にお
いては、現像剤であるトナーが現像ブレード23bによ
って層厚規制されて現像スリーブ23a上に塗布され、
該トナーによって感光ドラム21上の静電潜像が現像さ
れる。
【0026】一方、前記シートカセット7からはシート
材Pが給紙ローラ9によって1枚ず給紙され、該シート
材Pは前記レジストローラ対10によってレーザ光Lの
出射タイミングと同期して感光ドラム21と転写用帯電
器12との間の転写位置(転写ニップ部)にタイミング
供給される。そして、該シート材P上には感光ドラム2
1上のトナー像が順次転写されていく。
【0027】上述のようにトナー像が転写されたシート
材Pは、感光ドラム21から分離されて搬送部材13に
よって前記定着装置15に搬送され、定着装置15の定
着ローラ15aと加圧ローラ15bとのニップ部を通過
することによってトナー像の定着処理を受け、その後、
前記排紙ローラ16によって排紙トレイ17上に排出さ
れる。尚、転写後の感光ドラム21は、クリーニング装
置25のブレード25aによって外周面上の残留トナー
が除去され、次の画像形成に供される。
【0028】次に、本発明に係る帯電装置22を図3乃
至図7に基づいて説明する。尚、図3は帯電ローラの層
構成を示す横断面図、図4は帯電装置への給電部の構成
を示す図、図5は図4の矢視X方向の図、図6は帯電装
置周囲各部の正面図、図7は帯電装置の給電部の分解斜
視図である。
【0029】本発明に係る帯電装置22は前記帯電ロー
ラ30を含んで構成されるが、該帯電ローラ30は、図
3に示すように、鉄等で構成される導電性の芯金31上
に導電性の弾性層32を形成し、該弾性層32の上に高
抵抗の弾性層33を形成し、該弾性層33の表面を保護
膜34で被覆して構成されている。尚、導電性弾性層3
2はEPDM(エチレンプロピレンジエンの3元共重合
体)中にカーボンを分散したもので構成され、芯金31
に供給されるバイアス電圧を導く機能を果たす。又、前
記高抵抗弾性層33は微量の導電性粉末(例えば、カー
ボン)を含有するウレタンゴム等で構成され、感光ドラ
ム21のピンホール等に導電度の高い帯電ローラ30が
対向した場合でも感光ドラム21へのリーク電流を制限
してバイアス電圧の急降下を防ぐ機能を果たす。更に、
前記保護膜34はN−メチルメトキシ化ナイロンで構成
され、導電性弾性層32や高抵抗弾性層33の組成物質
が感光ドラム21に触れて感光ドラム21の表面を変質
させることがないように保護する機能を果たす。
【0030】ここで、上記帯電ローラ30に対する給電
部の構成を図4及び図5に基づいて説明する。
【0031】帯電ローラ30には電源38によってAC
電圧とDC電圧との重畳電圧が印加される。感光ドラム
21はその両端側がカートリッジ本体20(図2参照)
の側板間に軸受を介して回転自在に支承されており、そ
の一端にはドラムギヤGが同心一体に設けられている。
このドラムギヤGはプロセスカートリッジ5がプリンタ
本体内の所定位置に装着されるとプリンタ本体側の不図
示の駆動ギヤに噛合し、その駆動ギヤの回転力がドラム
ギヤGを介して感光ドラム21に伝達されることによっ
て、該感光ドラム21が前述のように所定の周速度(プ
ロセススピード)で回転駆動される。
【0032】ところで、帯電部材としての帯電ローラ3
0は、その中心を貫通する回転軸としての芯金31の両
端部がそれぞれ軸受35によって回転自在に支持されて
おり、各軸受35はこれとカートリッジ本体20との間
に縮装されたバネ36によって感光ドラム21方向に付
勢されている。従って、帯電ローラ30は感光ドラム2
1に所定に圧力で加圧接触されている。尚、本実施の形
態では、帯電ローラ30は積極的な駆動手段を有さず、
感光ドラム21の回転によって従動回転するよう構成さ
れているが、該帯電ローラ30をモータにより駆動して
も良い。又、帯電ローラ30は、感光ドラム21と10
00μm以下の微小間隙を介して近接するように設ける
こともできる。
【0033】而して、図4乃至図7に示すように、カー
トリッジ本体20には導電部材である電極板40の基端
部がネジ結合等によって固定支持されている。そして、
この電極版40の長手方向端部40aには電気接点部材
32がカシメ等によって取り付けられており、該電気接
点部材32は帯電ローラ30の芯金31のスラスト方向
端面31aに電極板40の弾性によって一定の加圧力で
接触されている。尚、電気接点部材32は導電性の樹脂
(例えば、ポリフェニレンサルファイド)で構成されて
おり、その導電度を高めるため樹脂中にはカーボン等の
導電フィラー等が含有されている。
【0034】而して、プロセスカートリッジ5がプリン
タ本体内の所定位置に装着されると、該プロセスカート
リッジ5側の受電端子41aとプリンタ本体側の給電端
子41b(図4参照)とが接触してプリンタ本体側の電
源38とプロセスカートリッジ5側の電極板40とが電
気的に接続される。尚、プリンタ本体側の給電端子を電
極板40の先端40aとして、該先端40aに電気接点
部材32を取り付け、該電気接点部材32を帯電ローラ
30に接触させるようにしても良い。
【0035】ところで、図7に示すように、電気接点部
材32の接触側の端面には2つの接触端子32a1,3
2a2が突設されており、これらの接触端子32a1,
32a2が帯電ローラ30の芯金31の端面31aに当
接しており、感光ドラム21に当接して図示矢印R1方
向に従動回転する帯電ローラ30に電源38から電圧が
印加される。
【0036】而して、上記接触端子32a1,32a2
は、図5に詳細に示すように、帯電ローラ30の芯金3
1の回転中心51を基準として電極板40の長手方向に
対して略直角方向に対極に配置されている。つまり、2
つの接触端子32a1,32a2は芯金31の端面31
aの回転中心51を横切る線上近傍に対極に配置されて
いる。
【0037】従って、帯電ローラ30の芯金31の端面
31aが矢印R1方向に回転すると、接触端子32a1
には下向きの摩擦力FDが作用し、接触端子32a2に
は上向きの摩擦力FUが作用し、これらの摩擦力FUと
FDは共に電極板40の長手方向(帯電ローラ30の回
転中心軸に対して直角方向)に作用するとともに、両者
は大きさが略等しくて作用方向が逆であるために電極板
40の長手方向において互いに相殺され、この結果、電
極版40の横方向(帯電ローラ30の軸方向)の振動が
抑制され、該電極版40に取り付けられた電気接点部材
32と帯電ローラ30の芯金31との接触に伴う異音や
変音の発生が抑えられる。
【0038】又、電気接点部材32は前述のように導電
性樹脂材で構成されているため、該電気接点部材32と
帯電ローラ30との接触の形態は樹脂と金属との接触と
なり、金属同士の接触であった従来に比べて異音や変音
の発生を効果的に抑制することができる。
【0039】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図8に基づいて説明する。尚、図8は本実施の形
態を示す図5と同様の図であり、本図においては図5に
示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、そ
れらについての説明は省略する。
【0040】本実施の形態においては、電気接点部材3
2の接点端子32b1と32b2が帯電ローラ30の芯
金31の端面31aの回転中心51を横切る線上近傍で
あって、且つ、帯電ローラ30の回転中心51から異な
った距離L1,L2(L1<L2)に配置されている。
【0041】上記のように構成することにより、帯電ロ
ーラ30の芯金31のスラスト方向端面31a上の摺擦
軌跡が接点端子32b1と32b2とで異なり、従っ
て、端面31a上に傷等があっても、接点端子32b
1,32b2の少なくとも一方は端面31aに確実に接
触するため、帯電ローラ30に所要の電圧を確実に印加
することができる。
【0042】又、本実施の形態においても、接点端子3
2b1と32b2が帯電ローラ30の芯金31の回転中
心51を基準とし電極板40の長手方向に対して略直角
方向に配置されているため、電極版40の横方向(帯電
ローラ30の軸方向)の振動が抑制され、該電極版40
に取り付けられた電気接点部材32と帯電ローラ30の
芯金31との接触に伴う異音や変音の発生が抑えられ
る。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、回転可能な帯電部材の軸端面に接触する導電部
材を介して帯電部材に電圧を印加する帯電装置におい
て、導電性樹脂材から成る接点部材を前記導電部材に取
り付け、該接点部材に突設された接点端子を前記帯電部
材の軸端面に接触せしめるとともに、該接点端子を前記
帯電部材の回転中心を基準として導電部材の長手方向に
対して略直角方向に配置したため、導電部材の横方向
(帯電部材の軸方向)の振動が抑制され、該導電部材に
取り付けられた接点部材と帯電部材の軸端面との接触に
伴う異音や変音の発生が抑えられるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯電装置及びプロセスカートリッ
ジを備える画像形成装置の縦断面図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの拡大縦断
面図である。
【図3】帯電ローラの層構成を示す横断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る帯電装置への給電
部の構成を示す図である。
【図5】図4の矢視X方向の図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る帯電装置の周囲各
部を示す正面図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る帯電装置の給電部
の分解斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態2を示す図5と同様の図で
ある。
【図9】従来の帯電装置を備える画像形成装置要部の断
面図である。
【図10】従来の帯電装置への給電部の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
5 プロセスカートリッジ 21 感光ドラム(像担持体) 22 帯電装置 30 帯電ローラ(帯電部材) 31 芯金 31a 芯金の端面(軸端面) 32 電気接点部材(接点部材) 32a1,32a2 接点端子 40 電極板(導電部材) 51 回転中心

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な帯電部材の軸端面に接触する
    導電部材を介して帯電部材に電圧を印加する帯電装置に
    おいて、 導電性樹脂材から成る接点部材を前記導電部材に取り付
    け、該接点部材に突設された接点端子を前記帯電部材の
    軸端面に接触せしめるとともに、該接点端子を前記帯電
    部材の回転中心を基準として導電部材の長手方向に対し
    て略直角方向に配置したことを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの前記接触端子を前記帯
    電部材の軸端面の回転中心を横切る線上近傍に配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの前記接触端子を前記帯
    電部材の軸端面の回転中心を横切る線上近傍の回転中心
    から異なる位置に配置したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記接点部材をポリフェニレンサルファ
    イドに導電物質を充填して成る導電樹脂部材で構成した
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも被帯電体である像担持体と、
    回転可能な帯電部材の軸端面に接触する導電部材を介し
    て帯電部材に電圧を印加する帯電装置を含んで構成さ
    れ、画像形成装置本体に対して着脱自在に装填されるプ
    ロセスカートリッジにおいて、 前記帯電装置を、導電性樹脂材から成る接点部材を前記
    導電部材に取り付け、該接点部材に突設された接点端子
    を前記帯電部材の軸端面に接触せしめるとともに、該接
    点端子を前記帯電部材の回転中心を基準として導電部材
    の長手方向に対して略直角方向に配置して構成したこと
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 少なくとも被帯電体である像担持体と、
    回転可能な帯電部材の軸端面に接触する導電部材を介し
    て帯電部材に電圧を印加する帯電装置を含んで構成され
    るプロセスカートリッジを本体内に着脱自在に装填する
    画像形成装置において、 前記帯電装置を、導電性樹脂材から成る接点部材を前記
    導電部材に取り付け、該接点部材に突設された接点端子
    を前記帯電部材の軸端面に接触せしめるとともに、該接
    点端子を前記帯電部材の回転中心を基準として導電部材
    の長手方向に対して略直角方向に配置して構成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013054216A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Canon Inc カートリッジ
JP2016045401A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 ブラザー工業株式会社 ドラムカートリッジ

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