JP2000320590A - ブレーキ付電磁クラッチ - Google Patents

ブレーキ付電磁クラッチ

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JP2000320590A
JP2000320590A JP11130323A JP13032399A JP2000320590A JP 2000320590 A JP2000320590 A JP 2000320590A JP 11130323 A JP11130323 A JP 11130323A JP 13032399 A JP13032399 A JP 13032399A JP 2000320590 A JP2000320590 A JP 2000320590A
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JP
Japan
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collar
brake
hub
clutch
armature
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JP11130323A
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Hiroaki Nakamura
博明 中村
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチのON、OFF時に構成部品の集積
誤差による隙間を生じて、応答性が劣化するのを解消
し、また集積誤差を従来のシムにより調整することを不
必要にする。 【解決手段】 カラー51a、51bを介して被動軸と
共に回転するハブ56の円板部56bの内方側面にコイ
ルボビン58とスプライン係合するブレーキリング60
を、反対側面にブレーキアーマチュア61に固定された
リング状板ばね62を配して、クラッチのON、OFF
時に構成部品の集積誤差による隙間を生じない構造にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電磁クラッ
チ、特に複写機、プリンタなどに給紙する等のために使
用されるブレーキ付電磁クラッチの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を示す一例として、特開平8−
145096号にはブレーキ摩擦面からの摩耗粉が軸受
摺動部に落下しないようにしてコイルばねを内蔵し、小
型化されて低コストで生産できて給紙用等に適したブレ
ーキ付電磁クラッチが開示されている。図3では、前記
公開公報に開示された図面の左右を逆転して本願発明の
図面と同一方向にし、 比較を一層容易にしたものであ
る。縦断側面図の図3(A)と、 図3(A)のA矢視図
である平面図の図3(B)とを参照して概略を説明す
る。図3(A)を参照すると、右方の軸端に近い部分か
ら被動軸25の外周に嵌め込まれ軸のほぼ中央の部分ま
で延在し、 中間で半径方向の肉厚が減少された第1のカ
ラー22aを形成する。
【0003】この第1のカラー22aの軸方向の反対側
の、 軸方向に約半分入った位置から内方の被動軸側の肉
厚が低減され、前記第1のカラー22aの外径が低減さ
れた部分に第2のカラー22bが設けられる。この第2
のカラー22bは、外嵌された内周部と、前記第1のカ
ラー22aの外周面と面一にされた外周面とを有する脚
22′bと、 この脚22′bと一体に、 ほぼ中間で半径
方向外方に垂直に曲げられた第2の脚部22cと、さら
にその外方で前記の脚22′bに平行に曲げられた脚2
2dとを有し、断面がほぼJ字状の底付き2重円環状に
形成される。この第2のカラー22bは後述のようにロ
ータの機能がある。第2のカラー22bの軸方向の左端
近くでは、軸受39と止め輪17とにより軸方向への移
動が拘束され半径方向に延在する突出部23bと、軸方
向の脚23aとに囲まれて断面形状がL字状の環状のシ
ェル23が配置される。このシェル23の半径方向に延
在する突出部23bと軸方向の脚23aとに囲まれて断
面形状がU字形のコイルボビン35が配置される。
【0004】このコイルボビン35の軸方向のほぼ中間
で半径方向に延びる脚35aは、前記第2のカラー22
bの軸方向の内方から半径方向外方に立ち上がる環状の
脚部22cと対向する。前記のコイルボビン35は、前
記の脚22′bに平行な脚35bと、前記シェル23の
外方の突出部23bの内方に密接する側板35cと、こ
の側板35cの軸方向の外端から軸方向の内方に直角に
曲がる突起35dとから構成される。前記第2のカラー
22bの軸方向内方に向かって曲げられた脚22dの半
径方向の外方にはリング33が配置され、これと軸方向
に整列して前記コイルボビン35の突起35dが配置さ
れ、この突起35dは前記リング33の軸方向外端のス
リット33aに当接する。コイルボビン35の脚35
a、35b及び側板35cにより形成される凹部内にコ
イル24が収納される。
【0005】図3(A)と(B)を参照すると、前記円
板状のシェル23の半径方向外方(図では上方)に延び
る突出部23bは、前記のコイルボビン35の半径方向
に延びる側板35cの軸方向の外側に密着されて、最外
側のシェル23を構成する。このシェル23は、第2の
カラー22bと、コイルボビンの脚35bとの中間に、
断面がL字形のシェル23の軸線に平行な第2の脚23
aと、この脚23aに垂直で前記最外側の円板形の部材
23cとにより形成される。前記リング33の内面に固
定されるライニング33bの左先端と、 前記コイルボビ
ン35の軸方向内周端との間には、コイルばね34が収
容される。第2のカラー22bの第2の脚部22cの半
径方向の外端近くには、前記コイルボビン35の脚35
aとの間に軸方向に貫通する複数個の空隙22gが弧状
に設けられて、その軸線方向外側に摩擦材料22hが配
置され、さらに、この外側にクラッチアーマチュア1
が、板ばね12cに支持されて配置される。
【0006】この従来技術の作動について述べると、コ
イル24が通電されないクラッチOFF時には、図4
(A)に示すように、 前記コイルばね34により前記第
2のカラー22bにはライニング33bを介してブレー
キ力を付与する。一方、コイル24が励磁されるクラッ
チON時には、 図3(A)及び特に図4(B)に示すよ
うに磁束Φにより前記のリング33を磁極体であるシェ
ル23に吸引させてブレーキを解放して通常のクラッチ
機能、 つまりクラッチアーマチュア1が第2のカラー2
2bに吸引されてギヤ12からのトルクが第2のカラー
22bを介して被動軸側へ伝動される。リング33の軸
方向の外端部には、一方の連係部としてのスリット33
aを備えて、 コイルボビン35の前記スリット33aに
対応する位置に他方の連係部として突起35dを備える
構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、クラッ
チのOFF時つまりコイルの無励磁状態と、ON時のコ
イルの励磁状態とでの各部材の関係位置を、それぞれ、
図4(A)と図4(B)とに示した。これら各図におい
て、軸方向左端の止め輪17の内側面から第2の脚部2
2cの内面までの距離をとし、軸受39の外側からシ
ェル23の半径方向に延在する円板部内面までの距離を
とし、前記シェル23の半径方向円板部内面からライ
ニング33bのコイルばね34の接触面までの距離を
とし、前記コイルばね34との接触面から第2のカラー
22bの内面までの距離をとする。
【0008】前記クラッチのOFF時には、前記コイル
ばね34の力が作用して各部品の集積誤差により、シェ
ル23の円板部内面とリング(ブレーキアーマチュア)
33との間に、隙間δ1=−(++)を、また
第2のカラー22bの軸方向内面と軸受39との間に同
様に、集積誤差により隙間δ2を生ずる。一方、クラッ
チのON時には磁束Φが作用して各部品の集積誤差によ
り第2のカラー22bとライニング33bとの接触面が
離れて隙間δ1となり、止め輪17と軸受39との間が
隙間δ2となる。
【0009】隙間δ1は、励磁時の応答性を高めるため
には少なくすることが望ましいが、距離乃至に関係
する各部品の集積誤差から生ずるので、一定値にはなら
ず、シム等により調整する必要があり組立が容易でな
い。また、コイルばね34の作用上、隙間δ2は隙間δ
1より小さいことが必要であり同じく集積誤差より生じ
吸収は困難である。そこで部品の集積誤差を少なくし、
隙間調整の不要なブレーキ付電磁クラッチを提供するの
が本発明に課された課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、後述する図
1(A)、図1(B)、図2(A)、図2(B)を参照
して、カラー51a、51bと共に回転するハブ56の
円板部56bの内方側面に、内周がコイルボビン58と
スプライン係合するブレーキリング60を、外方側面に
はブレーキアーマチュア61に固定されたリング状の板
ばね62とを配した。これによりクラッチOFF時に
は、図1(A)と(B)に示すようにこのリング状の板
ばね62の力により、ブレーキリング60が、ハブの円
板部56bとブレーキアーマチュア61に固定された非
磁性ガイドリング63との間に挟まれ、摩擦力によりハ
ブ56にブレーキ作用を与える。一方、クラッチON時
には磁極体となるステータ59とハブ56及びブレーキ
アーマチュア61を通る磁束の作用により、 ブレーキリ
ング60がリング状の板ばね62の力に抗して挟まれた
ブレーキリング60を解放し、一方、クラッチアーマチ
ュア55がロータ52に吸着されて通常のクラッチ機能
を行うことにより上記の課題を解決した。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるブレーキ付電磁クラ
ッチの、OFF時と、ON時との縦断側面図を、それぞ
れ、図1(A)と図2(A)とに示し、それぞれのブレ
ーキ部の拡大図を、図1(B)と図2(B)とに示す。
被動軸50に固定して取り付けられる非磁性の第1のカ
ラー51aと、第2のカラー51bとは、軸方向の中間
部に夫々第1及び第2の段部51jと、 51kとを有す
る。これら両段部51j、 51kに挟まれて、半径方向
外方と軸方向内方に延びるロータ52が装着される。第
1のカラー51aの段部51jの側面に、ロータ52の
脚部52aが配置され、この脚部52aを介して反対側
に第2のカラー51bが軸方向外方(左方)に延び、第
2のカラー51bの薄肉部51hの下方に第1のカラー
51aの薄肉部51gが置かれる。なお、第1のカラー
51aの厚肉部の厚さは、前記第1のカラー51aの薄
肉部51gと第2のカラー51bの薄肉部51hの合計
厚さに等しく、これらの上下両面は面一になる。
【0012】前記ロータ52が、前記の段部51jに密
接して半径方向外方に延び、 この外方端で軸方向の内方
に52bとして曲がり、この52bの半径方向の内周面
52cに、ステータ59の軸方向に延びる外周面が隙間
を保って位置される。前記第1のカラー51aの段部5
1jに接触するロータ52の軸方向の側面に、 第2のカ
ラー51bが配置され、前記第1のカラー51aの軸方
向断面と、前記第2のカラー51bの段部51kとが接
触係合され2面係合部は面一になる。第1のカラー51
aの半径方向外周に、断面形状がユの字、またはh字形
のボス53が回転可能に取り付けられ、さらにその半径
方向外周にギヤ54が取り付けられ、これらのボス53
とギヤ54とはボルト等で固定される。
【0013】半径方向と軸方向とに延在するボス53の
円板部53aには、この例では三等分位置の爪53bが
軸線方向内方に張出して備えられ、これらの爪53b
は、 円板部53aに対し反対側の円板状のクラッチアー
マチュア55に設けられた溝55aに対し軸方向に摺動
可能に係合する。第2のカラー51bの軸方向に延びる
脚の軸方向の外端の近くから、半径方向外方に延在する
円板部56bを有するハブ56が回転可能に位置され、
これによりL字型の断面形状を有する環状の空隙が形成
される。前記のハブの円板部56bの半径方向外方にス
テータ59が軸に平行に延在して、このステータ59と
コイルボビン58の、前記L字形断面の脚58a、58
dと、ステータ59との空隙とに囲まれて、コイル57
が巻回される。
【0014】前記のコイルボビン58は、固定アーム5
8cにより図示しない固定体にボルト等で固定され、コ
イルボビン58の脚58dの中心にはリング状のスプラ
イン部58bが軸線方向に突出している。このスプライ
ン部58bとスプライン係合する内周を有するブレーキ
リング60が、ハブの円板部56bと対面して位置さ
れ、ハブの円板部56bのブレーキリング60と軸方向
の反対側には、L字型の断面を有する環状のブレーキア
ーマチュア61に固定されたリング状の板ばね62が位
置される。ブレーキアーマチュア61の半径方向内周に
は、非磁性のL字型断面を有する非磁性ガイドリング6
3が嵌め込まれ、非磁性ガイドリング63の水平部内周
の複数箇所にリブ63aが設けられて、ハブの円板部5
6bの外周の溝と係合して軸線方向にブレーキアーマチ
ュア61が摺動するようになっていて、64は軸方向最
外側の止め輪である。
【0015】次に、本発明の装置の作動について説明す
る。コイル57が無励磁状態のクラッチOFF時には、
図1(A)と図1(B)とに示すように、板ばね62に
よりブレーキアーマチュア61は図で左方へ押され、ブ
レーキリング60がハブの円板部56bと非磁性ガイド
リング63との間に挟まれて、摩擦力でブレーキリング
60とハブの円板部56bとは互いに固着する。ブレー
キリング60は、コイルボビン58のスプライン部58
bと係合して静止しているので、 ハブ56従ってロータ
52、第1のカラー51aの薄肉部51g、第2のカラ
ー51bの薄肉部51hを介して被動軸50にブレーキ
力が作用する。この場合、クラッチアーマチュア55は
慣性で軸方向にロータ52から離れるか、または軽く接
触して空転してブレーキ作用には支障を及ぼさない。
【0016】次に、コイル17が励磁状態となるクラッ
チON時には、 図2(A)と図2(B)とに示すよう
に、 コイル57により磁束Φが発生しステータ59とハ
ブ56とが磁極体となり、ブレーキアーマチュア61は
板ばね62の力に抗してハブの円板部56bの方へ動
き、ハブの円板部56bと非磁性ガイドリング63との
間に挟まれたブレーキリング60は、解放されてブレー
キ作用は消滅する。一方、クラッチアーマチュア55は
ロータ52の側面に吸着され、ギヤ54の回転は、ボス
の円板部53a、爪53b、溝55a、クラッチアーマ
チュア55、ロータ52、第1及び第2のカラー51
a、51bを介して被動軸50へ伝動され、通常のクラ
ッチ機能を行う。
【0017】
【発明の効果】本発明は基本構成として、上記のように
請求項1に記載のようにカラー51a、51bと共に回
転するハブ56の円板部56bの内方側面に、内周がコ
イルボビン58とスプライン係合するブレーキリング6
0を、外方側面にはブレーキアーマチュア61に固定さ
れたリング状の板ばね62とを配した構成としたので、
従来のような集積誤差による隙間が生じないので、シム
調整は不要となり、組立が極めて容易となり組立コスト
が大幅に削減されるという優れた効果を有する。また、
請求項2に記載のように構成するとクラッチ機能が的確
に行われる。さらに、請求項3に記載のように構成する
と本発明適用品をコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(A)は本発明によるブレーキ付電磁クラ
ッチの、OFF時の縦断側面図で、同図(B)は同図
(A)のブレーキ部拡大図である。
【図2】同図(A)は本発明によるブレーキ付電磁クラ
ッチのON時の縦断側面図であり、同図(B)は同図
(A)のブレーキ部拡大図である。
【図3】同図(A)は従来のブレーキ付電磁クラッチの
縦断側面図で、同図(B)は同図(A)のA矢視図であ
る。
【図4】図3に示すブレーキ付電磁クラッチの各部品の
関係位置図で、図4(A)はクラッチOFF時、同図
(B)はクラッチON時を示す。
【符号の説明】
50:被動軸 51:カラー 51a:第1のカラー 51b:第2のカラー 52:ロータ 53:ボス 53b:爪 54:ギヤ 55:クラッチアーマチュア 55a:溝 56:ハブ 56b:ハブの円板部 57:コイル 58:コイルボビン 58b:スプライン部 58c:固定アーム 59:ステータ 60:ブレーキリング 61:ブレーキアーマチュア 62:リング状の板ばね 63:非磁性ガイドリング 64:止め輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被動軸(50)の一方の軸端部分のほぼ
    中央の部分まで延在し中間で厚さが減少する第1のカラ
    ー(51a)と、被動軸(50)の他方の軸端部分のほ
    ぼ中央の部分まで延在し中間で厚さが減少する第2のカ
    ラー(51b)とを有し、 前記両者の厚さの減少する部
    分を重ね合わせ被動軸(50)の外周に一体に固定され
    たカラー(51)と、 前記第1のカラー(51a)と第2のカラー(51b)
    との中間に挟まれロータ(52)と共に回転するハブの
    円板部(56b)の内方の側面に、 内周がコイルボビン
    (58)とスプライン係合するブレーキリング(60)
    と、前記円板部の反対側面にブレーキアーマチュア(6
    1)に固定されたリング状の板ばね(62)とを有し
    て、クラッチOFF時には前記板ばね(62)の弾性に
    より、 前記ブレーキリング(60)が、前記ハブの円板
    部(56b)と前記ブレーキアーマチュア(61)とに
    固定された非磁性ガイドリング(63)との間に挟持さ
    れ、摩擦力により前記のハブの円板部(56b)にブレ
    ーキ作用を与え、 クラッチON時には、 磁極体となる前記ステータ(5
    9)、前記ブレーキアーマチュア(61)、ハブ(5
    6)、ロータ(52)と、クラッチアーマチュア(5
    5)とを通る磁束の作用により前記板ばね(62)の弾
    性に抗して挟持された前記ブレーキリング(60)を解
    放し、 前記のクラッチアーマチュア(55)は、 磁束により前
    記ロータ(52)に吸着されて通常のクラッチ機能を果
    し、ボス(53)に固着されたギヤ(54)の回転は、
    前記のボス(53)、クラッチアーマチュア(55)、
    ロータ(52)および前記第1と第2のカラー(51
    a)、(51b)とを介して被動軸(50)に伝動され
    ることを特徴とするブレーキ付電磁クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記ボス(53)の円板部外周縁の等分
    角位置に設けられた複数の爪(53b)と、この爪に係
    合するため対応する位置にあって同数個の溝(55a)
    とを有する前記のクラッチアーマチュア(55)とが軸
    線方向に滑動可能に配置されていることを特徴とする請
    求項1記載のブレーキ付電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 軸方向の一端に係止部材を有しギヤ(5
    4)の軸方向外方への移動を拘束するとともに、被動軸
    (50)の軸端部分の中心近くまで延びて半径方向の厚
    さが減少し第1の段部(51j)を形成して被動軸(5
    0)に固定された第1のカラー(51a)と、 このカラー(51a)の前記第1の段部(51j)に当
    接して半径方向外方に延び外端で軸方向内方に曲げられ
    たロータ(52)と、 前記ロータ(52)の軸方向の外端と前記ギヤ(54)
    の内端との間に配置され、その先端の爪部と前記ロータ
    (52)の軸方向端面との間に所定の間隙を形成するボ
    ス(53)と、 このボス(53)の軸方向内周と前記爪部との間の空間
    内に収容され、クラッチONの時前記ロータに吸引され
    るクラッチアーマチュア(55)と、 前記第1のカラー(51a)に沿って軸端まで延び、 前
    記第1のカラー(51a)の半径方向の厚さが減少した
    部分で厚さが減少し、第2の段部(51k)を形成して
    被動軸(50)に固定された前記第2のカラー(51
    b)と、 この第2のカラー(51b)の外周に接し外端近くで半
    径方向の外方に延びる円板部(56b)を有し軸端の係
    止部材(64)により軸方向への移動が拘束されたハブ
    (56)と、 このハブ(56)の半径方向外周に沿って延び前記円板
    部(56b)より軸方向の内部から半径方向外方に延在
    し外端が固定アーム(58c)とされたコイルボビン
    (58)と、 前記ハブ(56)の前記円板部(56b)の外端面に接
    して軸方向に延び、さらに半径方向内方に曲げられた非
    磁性ガイドリング(63)と、 この非磁性ガイドリング(63)と前記ハブ(56)の
    円板部(56b)との間に挿入されたブレーキリング
    (60)と、 前記非磁性ガイドリング(63)の、さらに半径方向外
    方に配置され、その外端部が半径方向内方に曲げられた
    ブレーキアーマチュア(61)と、 このブレーキアーマチュア(61)と前記ハブの円板部
    (56b)との間に配置された前記板ばね(62)と、 前記ロータ(52)の外周の半径方向内方端に接して前
    記コイルボビン(58)に向かって延び前記コイルボビ
    ン(58)との間の空隙に収容された環状のコイル(5
    7)と、 ステータ(59)とを有して構成されるブレー
    キ付電磁クラッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010090936A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Sinfonia Technology Co Ltd ブレーキ付電磁クラッチ

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