JP2000320407A - ジメチルエーテルの車上改質方法および装置 - Google Patents

ジメチルエーテルの車上改質方法および装置

Info

Publication number
JP2000320407A
JP2000320407A JP11132099A JP13209999A JP2000320407A JP 2000320407 A JP2000320407 A JP 2000320407A JP 11132099 A JP11132099 A JP 11132099A JP 13209999 A JP13209999 A JP 13209999A JP 2000320407 A JP2000320407 A JP 2000320407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
dimethyl ether
tank
gas
hours
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11132099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4350835B2 (ja
Inventor
Tsutomu Shikada
勉 鹿田
Yotaro Ono
陽太郎 大野
Kaoru Fujimoto
薫 藤元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP13209999A priority Critical patent/JP4350835B2/ja
Publication of JP2000320407A publication Critical patent/JP2000320407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4350835B2 publication Critical patent/JP4350835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのガソリン代替燃料としてクリ
ーンで毒性のない燃料を提供する。 【解決手段】 ジメチルエーテルと水とを、排気ガスの
熱で加熱された触媒に接触させて合成ガスを生成させ、
これをエンジンの燃料に用いることを特徴とするジメチ
ルエーテルの車上改質方法とその装置によって解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジメチルエーテル
を車上で改質してエンジンの燃料に用いる方法と装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近エンジンの燃料には種々のものが開
発されており、メタノールについては車上改質装置も開
発されている。例えば、特開平6−280695号公報
には、メタノールを改質して水素リッチな改質ガスと
し、これを燃料としてエンジンに供給する方法が開示さ
れている。また、特開平8−91803号公報にも、メ
タノールを反応させて水素および一酸化炭素ガスを発生
させ、これを燃料としてエンジンに供給する方法が開示
されている。
【0003】また、ジメチルエーテルを燃料に用いる方
法は本発明者らがディーゼルエンジンについて開発し、
種々特許出願を行っている(特開平10−281030
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ジメチルエーテルはセ
タン価等の関係で各種のエンジンにそのまま燃料として
使用できるわけではない。
【0005】メタノールはクリーンなエンジン燃料とし
て注目され、開発が進められているが、容積当りの発熱
量が少なく自動車に適用した場合には走行距離が問題に
なる。また、メタノール自体が毒性があるためその取扱
いにも配慮が必要である。さらに、メタノールは10℃
以下のような低温では蒸気圧が低いためエンジンが始動
しにくいという問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するべく鋭意検討の結果、エンジン燃料としてジ
メチルエーテルに着目するに至った。ジメチルエーテル
は、メタノールの発熱量が3770kcal/lである
のに対し4630kcal/lと高く、しかも毒性もな
い。また、沸点も−25℃と低いため氷点下の低温でも
高い蒸気圧が得られる。
【0007】ところが、ジメチルエーテルは前述のよう
にセタン価等の関係でそのままガソリンエンジン等のエ
ンジンの燃料とするわけにはいかない。そこで、本発明
者らはジメチルエーテルを車上で改質して汎用性を有す
る燃料とする手段を案出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は、ジメチルエーテルと
水とを、排気ガスの熱で加熱された触媒に接触させて合
成ガスを生成させ、これをエンジンの燃料に用いること
を特徴とするジメチルエーテルの車上改質方法と、ジメ
チルエーテルタンクと、水供給機構と、ジメチルエーテ
ルと水蒸気を反応させて合成ガスを生成させる触媒を内
蔵する改質反応器と、排気ガスから熱を回収して該改質
反応器に供給する熱交換器よりなるジメチルエーテルの
車上改質装置に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】ジメチルエーテルはタンクに収容
され、ポンプあるいはそれ自身の蒸気圧により改質反応
器へ送られる。
【0010】ジメチルエーテルの改質反応はジメチルエ
ーテルと水を反応させて水素と一酸化炭素を生成させる
ものである。
【0011】水はタンクに入れて搭載しておいてもよい
が、排気ガスには水分が多量に含まれているのでこれを
凝縮回収して使用することもできる。その場合、排気ガ
ス管に熱交換器を取り付けて回収する。
【0012】ジメチルエーテルを改質する触媒には本発
明者らが先に開発したものを使用することができる。そ
のなかには銅を活性成分とするもの(特開平10−17
4870号公報)、コバルトを活性成分とするもの(特
開平10−174871号公報)、鉄を活性成分とする
もの(特開平10−174873号公報)、イリジウ
ム、白金、ロジウムまたはニッケルを活性成分とするも
の、塩基性金属酸化物にパラジウムを把持させたもの
(特開平10−17486号公報)、およびパラジウム
担持金属酸化物と固体酸性化合物を組み合わせたものが
ある。
【0013】イリジウム、白金、ロジウムまたはニッケ
ルを活性成分とする触媒、およびパラジウム担持金属酸
化物と固体酸性化合物を組み合わせた触媒について以下
説明する。
【0014】上記触媒における活性成分のイリジウム、
白金、ロジウム、ニッケル、銅、コバルトおよび鉄はこ
れらの金属および/または化合物である。イリジウムの
化合物としてはイリジウムの酸化物、塩化物が好まし
く、イリジウムの酸化物はIrO2、塩化物はIrCl3
である。白金の化合物としては白金の酸化物、塩化物が
好ましい。白金の酸化物はPtOおよびPtO2であ
り、塩化物はPtCl2、PtCl3およびPtCl4
ある。ロジウムの化合物としてはロジウムの酸化物、塩
化物が好ましい。 ロジウムの酸化物はRh23であ
り、塩化物はRhCl3である。ニッケルの化合物とし
てはニッケルの硫化物が好ましく、ニッケルの硫化物は
NiS、Ni32またはその混合物である。銅の化合物
としては酸化物が好ましく、 銅の酸化物はCu2O、C
uOまたはその混合物である。コバルトの化合物として
は酸化物が好ましく、コバルトの酸化物はCoO、Co
23またはその混合物である。鉄の化合物としては酸化
物が好ましく、鉄の酸化物としてはFeO、Fe23
たはその混合物である。
【0015】このイリジウム、白金、ロジウム、ニッケ
ル、コバルト、鉄触媒は、触媒担体に担持させて使用す
ることができる。好ましい触媒担体としては、アルミ
ナ、シリカゲル、シリカ・アルミナ、ゼオライト、チタ
ニア、ジルコニア、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化ランタ
ン、酸化セリウムなどの酸化物であるが、なかでもアル
ミナが合成ガス収率が高いので好ましい。触媒中のイリ
ジウム、白金またはロジウムの含有率は約0.05〜1
0重量%、好ましくは0.1〜5重量%、ニッケルの含
有率は約0.5〜30重量%、好ましくは約1〜15重
量%、銅の含有率は約1〜50重量%、好ましくは約3
〜30重量%、コバルトの含有率は約1〜30重量%、
好ましくは約3〜15重量%、鉄の含有率は約10〜1
00重量%、好ましくは約30〜100重量%である。
これらの含有率が上記上限または下限を越えると、合成
ガスの収率が低下する。イリジウム、白金、ロジウム、
ニッケル、銅、コバルト、鉄はこれらの2種以上を組み
合わせることができ、その場合、上記の含有率はその合
計である。
【0016】これの触媒の製造には、この種の触媒の一
般的な調製方法を適用できる。例えば触媒の製造用原料
は、イリジウム、白金、ロジウム、ニッケル、銅、コバ
ルトあるいは鉄の化合物として、硝酸塩、炭酸塩、ハロ
ゲン化物等の無機酸塩および酢酸塩、シュウ酸塩など有
機酸塩が使用される。また、触媒担体への担持操作に
は、通常の沈殿法、混練法、含浸法およびイオン交換法
などの技術が利用できる。このように調製された触媒組
成物は、必要があれば常法により焼成する。焼成は、窒
素中または空気中において、イリジウム、白金、ロジウ
ム、ニッケルの各触媒は300〜700℃、銅、コバル
ト、鉄の各触媒は350〜800℃の温度で1〜10時
間加熱して行うのが好ましい。
【0017】また触媒は反応を行う前に活性化処理を行
うのが一般的であり、水素雰囲気において、300〜6
00℃の温度で、1〜10時間処理するのが好ましい。
銅触媒と鉄触媒はこの活性化処理は不要である。
【0018】ニッケルを硫化物にするときの硫化処理は
常法によって行えばよく、硫化水素、ジメチルスルフィ
ド、ジメチルジスルフィド、二硫化炭素の一種または二
種以上の混合ガス、またはこれらと水素の混合ガスの雰
囲気において、300〜600℃の温度で1〜10時間
加熱して行うのが好ましい。水素と上記硫黄化合物の混
合比は1:0.05〜1:1程度が適当である。
【0019】パラジウム触媒は、金属酸化物にパラジウ
ムを担持させたものと、固体酸性を有する化合物とを物
理的に混合して成る触媒である。
【0020】この触媒を構成する一方の触媒成分は、金
属酸化物にパラジウムを担持させたものである。使用さ
れる金属酸化物は、シリカゲル、チタニア、アルミナ、
シリカ・アルミナ、ジルコニア、酸化スズ、酸化亜鉛等
であるが、なかでもシリカゲルおよびチタニアが合成ガ
スの収率が高いので好ましい。金属酸化物に担持させる
パラジウムは、金属酸化物に対して約0.05〜30重
量%、好ましくは0.1〜20重量%である。パラジウ
ムの担持率が約0.05重量%未満および30重量%以
上であると、合成ガスの収率が低下する。また本発明の
触媒を構成する一方の触媒成分には、パラジウムのほか
に他の金属あるいは化合物を併せて用いることができ
る。他の金属および化合物の例としては、Li2O、Na
2O、K2O、Rb2O、Cs2O等のアルカリ金属の酸化
物、BeO、MgO、CaO、SrO、BaO等のアル
カリ土類金属の酸化物、 Y23、La23、CeO2
の希土類元素の酸化物および前記の金属酸化物の2種以
上の混合物である。これら第3成分の含有率は20重量
%以下、特に10重量%以下であり、含有させる場合
は、通常1〜5重量%程度である。
【0021】パラジウム担持金属酸化物触媒の製造に
は、この種の触媒の一般的な調製方法を適用できる。例
えば触媒の製造用原料は、パラジウムの化合物として硝
酸塩、炭酸塩、ハロゲン化物等の無機酸塩および酢酸パ
ラジウム、シュウ酸パラジウムなど有機酸塩が使用され
る。また、金属酸化物担体へのパラジウムの担持操作に
は、通常の沈殿法、混練法、含浸法およびイオン交換法
などの技術が利用できる。このように調製された触媒組
成物は、必要があれば常法により焼成する。焼成は、窒
素中または空気中において、300〜600℃の温度で
1〜10時間加熱して行うのが好ましい。
【0022】次いで、水素雰囲気において、300〜6
00℃の温度で、1〜10時間処理するのが好ましい。
【0023】本発明の触媒を構成するもう一方の触媒成
分は、固体酸性を有する化合物である。固体酸性を有す
る化合物は、アルミナ、シリカ・アルミナ、シリカ・チ
タニア、ゼオライト、燐酸アルミニウム等であるが、な
かでもアルミナが合成ガスの収率が高いので好ましい。
【0024】上記2種類の触媒成分の混合方法は、両成
分をそれぞれペレット化したのち物理的に混合してもよ
く、また、両成分を粉末にして物理的に混合したのち圧
縮成形してペレット化してもよい。両成分の混合割合
は、特に限定されることなく、各成分の種類あるいは反
応条件等に応じて適宜選択すればよいが、通常は重量比
で1:10〜10:1程度であり、好ましくは1:5〜
5:1程度である。
【0025】上記触媒においては、固体酸性を有する化
合物の触媒作用により、ジメチルエーテルを加水分解し
てメタノールを生成させ((1)式)、ついで生成したメ
タノールを、金属酸化物にパラジウムを担持させた触媒
に接触させ、メタノールを分解して合成ガスを生成させ
るものであり((2)式)、上記の2種類の触媒を物理的
に混合して使用することにより、高収率で合成ガスを得
ることができる。 CH3OCH3+H2O → 2CH3OH (1) CH3OH → CO+2H2 (2)
【0026】塩基性を有する金属酸化物にパラジウムを
担持させた触媒に使用される。塩基性を有する金属酸化
物は、Li2O、Na2O、K2O、Rb2O、Cs2O等の
アルカリ金属の酸化物、BeO、MgO、CaO、Sr
O、BaO等のアルカリ土類金属の酸化物、Y23、L
23、CeO2等の希土類元素の酸化物、ZnO、S
nO2、ZrO2、Al23、TiO2および前記の金属酸
化物の2種以上の混合物である。また前記の塩基性を有
する金属酸化物を、塩基性を有しない他の金属酸化物、
例えばシリカゲルなど、あるいは塩基性を有しない他の
化合物、例えば炭化珪素、活性炭などと組み合わせて用
いることができる。パラジウムの担持率は、塩基性を有
する金属酸化物に対して約0.1〜30重量%、好まし
くは0.2〜20重量%である。パラジウムの担持率が
約0.1重量%未満および30重量%以上であると、合
成ガスの収率が低下する。
【0027】上記触媒の製造方法は、塩基性を有する金
属酸化物にパラジウムを担持させた後、塩基性の水溶液
で処理することを特徴とする。この触媒の製造方法とし
ては、パラジウムの金属塩を含む水溶液、例えば塩化パ
ラジウムを含む水溶液に塩基性を有する金属酸化物を投
入して、蒸発乾固、乾燥の後、焼成する。焼成は、窒素
中または空気中において、350〜600℃の温度で1
〜10時間加熱して行うのが好ましい。ついでこのもの
を塩基性の水溶液で処理する。塩基性の水溶液として
は、アルカリ金属の水酸化物および炭酸塩ならびにアル
カリ土類金属の水酸化物の水溶液があげられる。これら
の塩基性化合物の濃度は0.5〜20程度、通常1〜1
0程度が適当である。処理は触媒に塩基性水溶液を接触
させ、次いで塩基性水溶液を除去することによって行
う。この処理は常温〜80℃の温度において、1〜5時
間行うのが好ましい。また、塩基性の水溶液で処理した
後、例えば上記の塩基性化合物を少量(例えば0.1〜
1.0程度)担持することもできる。触媒は調製の最終
段階において活性化処理を行うが、これは、水素雰囲気
下、350〜600℃の温度で、1〜10時間処理する
のが好ましい。
【0028】このようにして調製された触媒にジメチル
エーテルと水蒸気の混合ガスを流通させることにより、
合成ガスが高収率で得られる。
【0029】本発明においては、原料のジメチルエーテ
ルとともに水蒸気を供給する。前述のようにこの水蒸気
には排気ガスの水分を回収して利用することができる。
供給する水蒸気は原料のジメチルエーテルに対し量論量
以上あればよく、1〜20モル倍、好ましくは1〜10
モル倍である。水蒸気の供給が1モル倍より少ないと、
高いジメチルエーテル転化率が得られず、また20モル
倍より多いと経済的でない。この原料ガスには、ジメチ
ルエーテルと水蒸気以外の成分も含むことができる。そ
の他の成分として反応に不活性なガス、例えば窒素、不
活性ガス、等を含むことができる。これらの含有量は3
0容量%以下が適当であり、これより多くなると反応速
度の低下が問題になる。一方、空気(酸素)はジメチル
エーテルが燃焼してしまうのでなるべく排除したほうが
よく、許容含有量は空気として5%以下である。
【0030】反応温度は、イリジウム、白金、ロジウ
ム、ニッケル、パラジウム/固体酸性化合物各触媒の場
合は、200〜600℃、好ましくは、イリジウム触媒
とロジウム触媒とニッケル触媒が300〜500℃、白
金触媒が250〜450℃、パラジウム触媒が250〜
500℃である。コバルト、鉄、パラジウム/塩基性金
属酸化物の各触媒の場合は200〜500℃、好ましく
はコバルト触媒とパラジウム/塩基性金属酸化物触媒が
250〜400℃、鉄触媒が250〜450℃、銅触媒
の場合は150〜400℃、好ましくは200〜350
℃である。反応温度がこれらの下限より低いと高いジメ
チルエーテル転化率が得られず、かつ二酸化炭素の生成
割合が増加して合成ガスの収率を低下させる。また、反
応温度が上記上限より高いとメタンを主体とする炭化水
素の生成が顕著となり、生成物中の合成ガスの割合が低
下してしまうので好ましくない。
【0031】本発明においては、この改質反応の熱源に
排気ガスの熱を利用する。排気ガスの温度は通常400
〜600℃程度あるので熱源として好ましい。そのた
め、エンジンの排気ガス系に熱交換器を設けて、改質反
応器との間で熱媒体を循環させる。排気ガス管を改質反
応器内を通過させて直接熱交換させることも可能であ
る。
【0032】反応圧力は常圧〜10kg/cm2が好ま
しい。反応圧力が10kg/cm2より高いとジメチル
エーテル転化率が低下する。
【0033】空間速度(触媒1m3あたりの標準状態に
おける混合ガスの供給速度m3/h)は、1000〜2
0000m3/m3・hが好ましい。空間速度が2000
0m3/m3・hより大きいとジメチルエーテル転化率が
低くなり、また1000m3/m3・hより小さいと反応
器が極端に大きくなって経済的でない。
【0034】なお、本発明の方法においては、固定床が
好ましい。
【0035】こうして、イリジウム触媒の場合には、ジ
メチルエーテル転化率60〜100%程度、通常70〜
100%程度で、合成ガスを収率60〜95%程度、通
常70〜95%程度で得ることができる。副生物につい
ては、メタノールは10%以下、通常5%以下、炭化水
素は20%以下、通常10%以下である。
【0036】白金触媒の場合には、ジメチルエーテル転
化率60〜100%程度、通常70〜100%程度で、
合成ガスを収率50〜90%程度、通常60〜80%程
度で得ることができる。副生物については、メタノール
は20%以下、通常10%以下、炭化水素は5%以下、
通常1%以下である。
【0037】ロジウム触媒の場合には、ジメチルエーテ
ル転化率50〜100%程度、通常60〜90%程度
で、合成ガスを収率50〜90%程度、通常60〜80
%程度で得ることができる。副生物については、メタノ
ールは10%以下、通常5%以下、炭化水素は20%以
下、通常10%以下である。
【0038】また、パラジウム/固体酸性化合物触媒の
場合には、ジメチルエーテル転化率50〜100%程
度、通常60〜100%程度で、合成ガスを収率40〜
90%程度、通常50〜90%程度で得ることができ
る。副生物については、メタノールは20%以下、通常
5%以下、炭化水素は20%以下、通常5%以下であ
る。
【0039】ニッケル触媒の場合には、ジメチルエーテ
ル転化率60〜95%程度、通常70〜90%程度で、
合成ガスを収率50〜95%程度、通常40〜90%程
度で得ることができる。副生物については、メタノール
は10%以下、通常5%以下、炭化水素は20%以下、
通常5%以下である。
【0040】銅触媒の場合には、ジメチルエーテル転化
率60〜100%程度、通常80〜100%程度で、水
素を収率55〜100%程度、通常80〜95%程度で
得ることができる。副生するメタノールは10以下、通
常5以下、炭化水素は0.5以下、通常0.3以下、一
酸化炭素は10以下、通常5以下である。
【0041】コバルト触媒の場合は、ジメチルエーテル
転化率70〜100%程度、通常80〜100%程度
で、合成ガスを収率70〜100%程度、通常80〜9
5%程度で得ることができる。得られた合成ガスのH2
/COはモル比で0.5〜4程度、通常0.6〜3程度
である。副生物については、メタノールは2以下、通常
1以下、炭化水素は20以下、通常10以下である。
【0042】鉄触媒の場合は、ジメチルエーテル転化率
80〜100%程度、通常90〜100%程度で、水素
を収率70〜100%程度、通常80〜100%程度で
得ることができる。副生するメタノールは0.5以下、
通常0.3以下、炭化水素は5以下、通常2以下、一酸
化炭素は10以下、通常5以下である。
【0043】パラジウム/塩基性金属酸化物触媒の場合
は、ジメチルエーテル転化率60〜100%程度、通常
80〜100%程度で、合成ガスを収率60〜100%
程度、通常80〜100%程度で得ることができる。得
られた合成ガスのH2/COはモル比で0.5〜40程
度、通常0.8〜3.0程度である。副生物について
は、メタノールは1.0以下、通常0.5以下、炭化水
素は10以下、通常5以下である。
【0044】得られた改質ガスはそのままエンジンに供
給してもよいが、一旦タンクに貯蔵してエンジンに供給
することが好ましい。改質反応の圧力が低い場合には必
要によりコンプレッサを設けて昇圧する。
【0045】エンジンは例えばメタノール用に開発され
たものをそのまま使用できる。
【0046】
【実施例】[触媒の製造] I.イリジウム触媒 塩化イリジウム(IrCl3)0.777gをイオン交換
水約300mlに溶解させ、さらにこの水溶液にγ−ア
ルミナ(触媒学会,ALO−4)99.5gを投入し、蒸
発乾固した。そして、このものを空気中、120℃で2
4時間乾燥し、さらに空気中、500℃で3時間焼成し
た。ついで水素気流中、500℃で3時間処理を行って
触媒を得た。得られた触媒の組成は、Ir:Al23
0.5:99.5(重量比)であった。
【0047】反応方法 内径20mmのステンレス製反応管に所定量の上記触媒
を充填した。この反応管にジメチルエーテルと水蒸気を
所定量供給して、所定の温度で反応させた。以上の操作
により得られた反応生成物および未反応物はガスクロマ
トグラフにより分析した。
【0048】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表1、2に示す。
【0049】
【数1】
【0050】
【数2】
【0051】
【数3】
【0052】
【数4】 各速度の単位は全て [mol/g−cat・h]
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】II.白金触媒 塩化白金(PtCl4)0.863gを10wt%の塩酸
水溶液約300mlに溶解させ、さらにこの水溶液にγ
−アルミナ(触媒学会,ALO−4)99.5gを投入
し、蒸発乾固した。そして、このものを空気中、120
℃で24時間乾燥し、さらに空気中、500℃で3時間
焼成した。ついで水素気流中、500℃で3時間処理を
行って触媒を得た。得られた触媒の組成は、Pt:Al
23=0.5:99.5(重量比)であった。
【0056】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0057】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表3、4に示す。
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】III.ロジウム触媒 硝酸ロジウム(Rh(NO33)1.40gをイオン交
換水約300mlに溶解させ、さらにこの水溶液にγ−
アルミナ(触媒学会,ALO−4)99.5gを投入
し、蒸発乾固した。そして、このものを空気中、120
℃で24時間乾燥し、さらに空気中、500℃で3時間
焼成した。ついで水素気流中、500℃で3時間処理を
行って触媒を得た。得られた触媒の組成は、Rh:Al
23=0.5:99.5(重量比)であった。
【0061】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0062】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表5、6に示す。
【0063】
【表5】
【0064】
【表6】
【0065】IV.パラジウム/固体酸性化合物触媒 塩酸5mlに塩化パラジウム(PdCl2)0.833gを
溶解させ、さらにこれにイオン交換水を加えて約500
mlとした水溶液に、シリカゲル(触媒学会,SIO−
4)99.5gを投入し、蒸発乾固した。そして、この
ものを空気中、120℃で24時間乾燥し、さらに空気
中、500℃で3時間焼成した。ついで、このものを2
0〜40メッシュに整粒した後、水素気流中、500℃
で3時間処理を行った。このものの組成は、Pd:Si
2=0.5:99.5(重量比)であった。さらに、この
ものと、20〜40メッシュに整粒したγ−アルミナ
(触媒学会,ALO−4)とを、重量比で1:1に物理
的に混合して触媒を得た。
【0066】塩酸5mlに塩化パラジウム(PdCl2)
0.833gを溶解させ、さらにこれにイオン交換水を
加えて約500mlとした水溶液に、シリカゲル(触媒
学会,SIO−4)98.5gを投入し、蒸発乾固し
た。そして、このものを空気中、120℃で24時間乾
燥し、さらに空気中、500℃で3時間焼成した。つい
で、このものを、約500mlのイオン交換水に炭酸カ
リウム(K2CO3)1.46gを溶解した水溶液に投入し
て、蒸発乾固した。そして、このものを空気中、120
℃で24時間乾燥し、さらに空気中500℃で3時間焼
成した。さらに、このものを20〜40メッシュに整粒
した後、水素気流中、500℃で3時間処理を行った。
このものの組成は、Pd:K2O:Al23=0.5:
1.0:98.5(重量比)であった。さらにまた、この
ものと、20〜40メッシュに整粒したγ−アルミナ
(触媒学会,ALO−4)とを、重量比で1:1に物理
的に混合して触媒を得た。
【0067】シリカゲルの代わりにチタニア(触媒学
会,TIO−4)を用いる以外、触媒例19〜23と同
じ方法により触媒を調製した。
【0068】反応方法 内径20mmのステンレス製反応管に所定量の上記触媒
を充填した。この反応管にジメチルエーテルと水蒸気お
よび/または二酸化炭素を所定量供給して、所定の温度
で反応させた。以上の操作により得られた反応生成物お
よび未反応物はガスクロマトグラフにより分析した。
【0069】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表7〜9に示す。
【0070】
【表7】
【0071】
【表8】
【0072】
【表9】
【0073】V.ニッケル触媒 硝酸ニッケル(Ni(NO3)2・6H2O)24.8gをイオ
ン交換水約300mlに溶解させ、さらにこの水溶液に
γ−アルミナ(触媒学会,ALO−4)95gを投入
し、蒸発乾固した。そして、このものを空気中、120
℃で24時間乾燥し、さらに空気中、500℃で3時間
焼成した。ついで水素気流中、500℃で3時間処理を
行って触媒を得た。得られた触媒の組成は、Ni:Al
23=5:95(重量比)であった。
【0074】硝酸ニッケル(Ni(NO3)2・6H2O)3
2.1gをイオン交換水約300mlに溶解させ、さら
にこの水溶液にγ−アルミナ(触媒学会,ALO−4)
90gを投入し、蒸発乾固した。そして、このものを空
気中、120℃で24時間乾燥し、さらに空気中、50
0℃で3時間焼成した。ついで硫化水素と水素とのモル
比が1:1の硫化水素と水素の混合ガス気流中におい
て、500℃で3時間処理を行って触媒を得た。得られ
た触媒の組成は、NiS:Al23=10:90(重量
比)であった。
【0075】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0076】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表10、11に示す。
【0077】
【表10】
【0078】
【表11】
【0079】VI.銅触媒 硝酸銅(Cu(NO32・3H2O)91g、硝酸ニッ
ケル(Ni(NO32・6H2O)39g、硝酸亜鉛(Z
n(NO32・6H2O)37gおよび硝酸アルミニウ
ム(Al(NO33・9H2O)368gをイオン交換水
約2lに溶解した水溶液と、水酸化ナトリウム約200
gをイオン交換水約2lに溶解した水溶液とを、約60
℃に保温したイオン交換水約5lの入ったステンレス製
容器中に、pHが8.0±0.5に保持されるように調
節しながら、約1時間かけて滴下した。滴下終了後、そ
のまま約1時間保持して熟成を行った。なお、この間に
pHが8.0±0.5から外れるようであれば、約1m
ol/lの硝酸水溶液または約1mol/lの水酸化ナ
トリウム水溶液を滴下して、pHを8.0±0.5にあ
わせた。次に、生成した沈澱を濾過した後、洗浄液に硝
酸イオンが検出されなくなるまでイオン交換水を用いて
洗浄した。得られたケーキを120℃で24時間乾燥し
た後、さらに空気中350℃で5時間焼成した。さらに
このものを20〜40メッシュに分級して目的の触媒を
得た。
【0080】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0081】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表12に示す。
【0082】
【表12】
【0083】VII.コバルト触媒 酢酸コバルト(Co(NO3)2・6H2O)49.4gをイオ
ン交換水約300mlに溶解させ、さらにこの水溶液に
γ−アルミナ(日揮化学製、N612)90gを投入
し、蒸発乾固した。そして、このものを空気中、120
℃で24時間乾燥し、さらに空気中、500℃で3時間
焼成した。ついで水素気流中、500℃で3時間処理を
行って触媒を得た。得られた触媒の組成は、Co:Al
23=10:90(重量比)であった。
【0084】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0085】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表13に示す。
【0086】
【表13】
【0087】VIII.鉄触媒 硝酸鉄(Fe(NO33・9H2O)405g、硝酸ク
ロム(Cr(NO32・3H2O)79g、および硝酸ア
ルミニウム(Al(NO33・9H2O)37gをイオ
ン交換水約2lに溶解した水溶液と、水酸化ナトリウム
約180gをイオン交換水約2lに溶解した水溶液と
を、約80℃に保温したイオン交換水約5lの入ったス
テンレス製容器中に、pHが8.0±0.5に保持され
るように調節しながら、約1時間かけて滴下した。滴下
終了後、そのまま約1時間保持して熟成を行った。な
お、この間にpHが8.0±0.5から外れるようであ
れば、約1mol/lの硝酸水溶液または約1mol/
lの水酸化ナトリウム水溶液を滴下して、pHを8.0
±0.5にあわせた。次に、生成した沈澱を濾過した
後、洗浄液に硝酸イオンが検出されなくなるまでイオン
交換水を用いて洗浄した。得られたケーキを120℃で
24時間乾燥した後、さらに空気中350℃で5時間焼
成した。さらにこのものを20〜40メッシュに分級し
て目的の触媒を得た。得られた触媒の組成はFe23
Cr23:Al23=80:15:5(重量比)であっ
た。
【0088】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0089】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表14に示す。
【0090】
【表14】
【0091】IX.パラジウム/塩基性金属酸化物触媒 塩酸6mlおよび塩化パラジウム(PdCl2)8.3
3gをイオン交換水約500mlに溶解させた水溶液
に、酸化亜鉛(関東化学製,試薬特級)100gを投入
して、蒸発乾固した。これを、空気中120℃で24時
間乾燥し、さらに空気中、500℃で3時間焼成した。
ついで、このものを水酸化ナトリウム10gをイオン交
換水約1000mlに溶解した水溶液中に投入し、50
℃に加熱して、約1時間の処理を行った後、塩素イオン
が検出されなくなるまで洗浄し、120℃で24時間乾
燥した。さらに、このものを圧縮成型により、20〜4
0メッシュに整粒した後、水素気流中、500℃で3時
間処理を行って触媒を得た。得られた触媒の組成は、P
d:ZnO=5:100(重量比)であった。
【0092】反応方法 触媒例1〜6と同様に行った。
【0093】反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表15に示す。
【0094】
【表15】
【0095】[ジメチルエーテルの車上改質]本発明の
ジメチルエーテル車上改質装置の構成の一例を図1に示
す。この装置は、ジメチルエーテル(DME)タンク
1、水タンク2、改質反応器3、熱交換器4、5および
改質ガスタンク6からなっている。改質反応器3にはD
MEタンク1からジメチルエーテルが、水タンク2から
水がそれぞれ供給され、ジメチルエーテルの改質反応が
行われる。この改質反応器3には熱交換器4が接続され
ており、エンジン7の排気ガスと熱交換した熱によって
加熱されるようになっている。改質反応器で改質された
ガスは一旦改質ガスタンク6に貯蔵され、そこからエン
ジン7に供給される。熱交換器4で熱交換した排気ガス
はその下流側の熱交換器でさらに温度を下げられ、そこ
で排気ガスに含まれている水分が凝縮回収される。回収
された水は水タンク2に貯えられる。
【0096】4気筒、2000ccの乗用車用ガソリン
エンジンを改質ガスエンジンに改造したものを使用し
て、エンジンテストを実施した。
【0097】約1.5lのイリジウム触媒を充填した改
質器に、ジメチルエーテルを毎分約45gの割合で供給
した結果、一酸化炭素を水素の比率が約1:2の改質ガ
スが毎分約125lの割合で得られた。
【0098】改質ガスを改質ガスタンクを経由してエン
ジンに供給し、空気過剰率1.7でエンジンの運転を行
った結果、安定した運転性能が得られた。
【0099】
【発明の効果】本発明により、エンジンの燃料としてガ
ソリンに代替し、クリーンな燃料を提供でき、もって環
境問題の解決に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である車上改質装置の構成
を示す図である。
【符号の説明】
1…DMEタンク 2…水タンク 3…改質反応器 4…熱交換器 5…熱交換器 6…改質ガスタンク 7…エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 陽太郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 藤元 薫 東京都品川区南大井6丁目18番1−1031

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジメチルエーテルと水とを、排気ガスの
    熱で加熱された触媒に接触させて合成ガスを生成させ、
    これをエンジンの燃料に用いることを特徴とするジメチ
    ルエーテルの車上改質方法
  2. 【請求項2】 ジメチルエーテルタンクと、水供給機構
    と、ジメチルエーテルと水蒸気を反応させて合成ガスを
    生成させる触媒を内蔵する改質反応器と、排気ガスから
    熱を回収して該改質反応器に供給する熱交換器よりなる
    ジメチルエーテルの車上改質装置
JP13209999A 1999-05-13 1999-05-13 ジメチルエーテルの車上改質方法および装置 Expired - Fee Related JP4350835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13209999A JP4350835B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 ジメチルエーテルの車上改質方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13209999A JP4350835B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 ジメチルエーテルの車上改質方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000320407A true JP2000320407A (ja) 2000-11-21
JP4350835B2 JP4350835B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=15073455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13209999A Expired - Fee Related JP4350835B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 ジメチルエーテルの車上改質方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4350835B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015146368A1 (ja) * 2014-03-24 2015-10-01 寛治 泉 温室効果ガス排出削減策の内燃機関及び/又は機器
JP2015194153A (ja) * 2014-03-24 2015-11-05 寛治 泉 温室効果ガス排出削減策の内燃機関。
JP2016151179A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 寛治 泉 温室効果ガス排出削減方法。

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015146368A1 (ja) * 2014-03-24 2015-10-01 寛治 泉 温室効果ガス排出削減策の内燃機関及び/又は機器
JP2015194153A (ja) * 2014-03-24 2015-11-05 寛治 泉 温室効果ガス排出削減策の内燃機関。
JP2016205133A (ja) * 2014-03-24 2016-12-08 寛治 泉 温室効果ガス排出削減方法。
JPWO2015146368A1 (ja) * 2014-03-24 2017-04-13 寛治 泉 温室効果ガス排出削減策の内燃機関及び/又は機器
JP2016151179A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 寛治 泉 温室効果ガス排出削減方法。

Also Published As

Publication number Publication date
JP4350835B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3226558B2 (ja) 炭化水素の高温水蒸気改質用触媒
EP0978314A1 (en) Catalyst for producing hydrogen or synthesis gas and method of producing hydrogen or synthesis gas
WO2002038268A1 (fr) Catalyseur de reformage pour hydrocarbures et procede de reformage correspondant
IE53599B1 (en) Catalyst and its use for producing methanol/higher alcohol mixtures
EP2607302B1 (en) A method for producing hydrogen from ethanol
JPS61501827A (ja) メタノ−ル転化用触媒及びその使用方法
JPH11106770A (ja) ジメチルエーテル改質ガスを使用する発電方法および装置
JP4724973B2 (ja) ジメチルエーテル改質触媒および該触媒を用いる水素含有ガス製造方法
US8142756B1 (en) Methods of reforming hydrocarbon fuels using hexaaluminate catalysts
JP2000320407A (ja) ジメチルエーテルの車上改質方法および装置
JP3837520B2 (ja) Coシフト反応用触媒
JP4012965B2 (ja) 高温coシフト反応用触媒
JPH11106811A (ja) 還元鉄の製造方法および装置
JP3813646B2 (ja) 水蒸気改質触媒の製造方法および水素製造方法
JPH10174870A (ja) 水素製造触媒及び水素の製造方法
JP4488321B2 (ja) 合成ガス製造用触媒及び合成ガスの製造方法
JP2001259426A (ja) 炭化水素系燃料の改質触媒およびその製造方法並びにモノリス触媒
JPS6241063B2 (ja)
JP4168230B2 (ja) ジメチルエーテル改質触媒および該触媒を用いる水素含有ガス製造方法
JPH08176034A (ja) メタノールの合成方法
JP3276679B2 (ja) 水蒸気改質用触媒及び水素製造法
JPH03109942A (ja) 炭化水素の水蒸気改質用触媒
JP2634247B2 (ja) メタノール水蒸気改質用触媒の調製方法
JPS59189937A (ja) メタノ−ルの水蒸気改質用触媒の製造法
JP3226556B2 (ja) 炭化水素の水蒸気改質用触媒

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 19990603

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20030328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20030414

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060317

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090507

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees