JP2000319605A - 壁紙補修剤 - Google Patents

壁紙補修剤

Info

Publication number
JP2000319605A
JP2000319605A JP11127022A JP12702299A JP2000319605A JP 2000319605 A JP2000319605 A JP 2000319605A JP 11127022 A JP11127022 A JP 11127022A JP 12702299 A JP12702299 A JP 12702299A JP 2000319605 A JP2000319605 A JP 2000319605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer resin
wallpaper
vinyl acetate
acrylic
vinyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11127022A
Other languages
English (en)
Inventor
Genzo Sano
源蔵 佐野
Kanji Miyaki
完志 宮木
Rikako Kojima
利香子 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yayoi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP11127022A priority Critical patent/JP2000319605A/ja
Publication of JP2000319605A publication Critical patent/JP2000319605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の下地にも対応することのでき、種々の
壁紙に対して接着性がよく、種々の壁紙の剥離や、目す
き、小さな穴や傷の補修に好適な壁紙補修剤を得る。 【解決手段】 酢酸ビニル−パーサチック酸ビニル共重
合樹脂系、アクリル共重合樹脂系、パーサチック酸ビニ
ル−アクリル共重合樹脂系、アクリル−スチレン共重合
樹脂系、天然ゴム系、合成ゴム系、ウレタン系各接着剤
組成物からなる水性接着剤組成物を含んでいるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内装施工さ
れた壁紙の剥離や目透き、小さな穴や傷の補修に使用さ
れる壁紙補修剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の壁紙の剥れ直しとして用いられる
接着剤は、接着性がよいということを目的として、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂又は酢酸ビニル樹脂により
組成されている。しかしながら、これらエチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂又は酢酸ビニル樹脂により組成された
接着剤は、接着剤塗布直後の壁紙の納まり性が悪く、テ
ープなどでの仮止めが必要であった。
【0003】また、乾燥後の被膜が光る(ツヤがある)
という問題点があり、更に、乾燥後の被膜が透明なた
め、目透きを改善し得ないという課題があった。更に、
壁紙を速く納める目的の即効性接着剤は多量の有機溶剤
を含んであり、作業環境や、作業者の健康の面でも問題
があった。
【0004】一方、目透きやクラック補修、剥れ防止と
して使用されるコーキング剤は、アクリル樹脂により組
成されており、ジョイント箇所が目立たず耐水性はよい
が、ゴミやホコリが付着し易いという課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの課題を解決す
るため、本出願人は内装施工された壁紙の剥離や、目透
き,小さな穴や傷の補修に好適な壁紙補修剤を提案した
(特開平10−259365号公報)。
【0006】この壁紙補修剤は、乳化重合又は懸濁重合
により得られた酢酸ビニル−アクリル共重合樹脂によ
り、剥れた壁紙を接着する接着剤としての性能を有し、
べとつかずゴミや埃を付着せず、耐水性にも優れてい
る。更に、顔料の添加により着色された補修剤を使用す
ることにより、壁紙の色に近いものを選択し補修箇所を
目立たせず補修できるという効果が得られる。また、そ
の特性上、初期の納まり性がよいという効果を有するも
のである。
【0007】しかしながら、この酢酸ビニル−アクリル
共重合樹脂からなる壁紙補修剤は、特殊な下地や特殊な
材料に対して接着性に改善の余地があった。例えば下地
が未養生のモルタルなど、強アルカリとなっている場合
に接着性が悪くなったり、塩ビの下地では接着力が弱く
なったり、紙壁紙系の材料では、材料に柔軟性がないた
め、初期の納まりが不足するおそれがあった。
【0008】本発明は、種々の下地にも対応することの
でき、種々の壁紙に対して接着性がよく、種々の壁紙の
剥離や、目すき、小さな穴や傷の補修に好適な壁紙補修
剤を得ることを目的とする。例えば、未養生のモルタル
等の強アルカリとなった下地に対応して、壁紙に対して
接着性がよい壁紙補修剤を得ることを目的とする。ま
た、本発明は、耐水性塩ビ壁紙などの塩ビ単体材料や、
寒冷紗裏打ち塩ビ壁紙材料等の、種々の壁紙に対して接
着性がよく、壁紙の剥離や、目すき、小さな穴や傷の補
修に好適な壁紙補修剤を得ることを目的とする。また、
本発明は、紙壁紙、無機質壁紙等の硬い壁紙材料に対し
て接着性がよく、種々の壁紙の剥離や、目すき、小さな
穴の補修に好適な壁紙補修剤を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係る壁紙補修剤は、酢酸ビニル−パーサチック酸ビ
ニル共重合樹脂系、アクリル共重合樹脂系、パーサチッ
ク酸ビニル−アクリル共重合樹脂系、アクリル−スチレ
ン共重合樹脂系、天然ゴム系、合成ゴム系、ウレタン系
各接着剤組成物から選ばれた1つ以上の水性接着剤組成
物を含んでいるものである。
【0010】請求項2に記載された発明に係る壁紙補修
剤は、酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル−アクリル共重合
樹脂系、酢酸ビニル−パーサチック酸ビニル共重合樹脂
系、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系、アクリル共重
合樹脂系、パーサチック酸ビニル−アクリル共重合樹脂
系、アクリル−スチレン共重合樹脂系、天然ゴム系、合
成ゴム系、ウレタン系各接着剤組成物から選ばれた2つ
以上の混合物からなる水性接着剤組成物を含んでいるも
のである。
【0011】請求項3に記載された発明に係る壁紙補修
剤は、請求項1又は2に記載された壁紙補修剤におい
て、有機又は無機充填剤が混和されているものである。
【0012】請求項4に記載された発明に係る壁紙補修
剤は、請求項1又は2に記載された壁紙補修剤におい
て、着色用の顔料が混和されているものである。
【0013】請求項5に記載された発明に係る壁紙補修
剤は、酢酸ビニル樹脂系又はエチレン−酢酸ビニル共重
合樹脂系水性接着剤組成物を含む壁紙補修剤において、
有機又は無機充填剤が混和されているものである。
【0014】請求項6に記載された発明に係る壁紙補修
剤は、酢酸ビニル樹脂系又はエチレン−酢酸ビニル共重
合樹脂系水性接着剤組成物を含む壁紙補修剤において、
着色用の顔料が混和されているものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明においては、酢酸ビニル−
パーサチック酸ビニル共重合樹脂系、アクリル共重合樹
脂系、パーサチック酸ビニル−アクリル共重合樹脂系、
アクリル−スチレン共重合樹脂系、天然ゴム系、合成ゴ
ム系、ウレタン系各接着剤組成物からから選ばれた1つ
以上の水性接着剤組成物を用いることにより、アルカリ
環境となった場合でも、耐アルカリ性が優れた壁紙補修
剤を得ることができる。また、上記接着剤組成物からな
る水性接着剤組成物を用いることにより、種々の下地、
環境条件、種々の壁紙に適した壁紙補修剤を得ることが
できる。
【0016】これら酢酸ビニル−パーサチック酸ビニル
共重合樹脂系、アクリル共重合樹脂系、パーサチック酸
ビニル−アクリル共重合樹脂系、アクリル−スチレン共
重合樹脂系、天然ゴム系、合成ゴム系、ウレタン系各接
着剤組成物からなる水性接着剤組成物は、単独でも2種
以上を混和してもよい。
【0017】本発明における水性接着剤組成物としての
各種樹脂のうち、パーサチック酸ビニルは、商品名「ベ
オバ(シェル化学(株))」として市販される変性モノ
マーで、炭素数9〜10の分岐構造を持つ合成飽和モノ
カルボン酸のビニルエステルであり、次の化1に示す構
造を有する。
【0018】
【化1】
【0019】また、アクリル共重合樹脂系接着剤組成物
は、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブ
チル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリ
ル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)
アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、アク
リル酸2エチルヘキシル等のアクリル酸エステル類やメ
タアクリル酸エステル類、及び(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシルや(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル等の
ヒドロキシ含有化合物との共重合体を含む。
【0020】また、従来からの酢酸ビニル−アクリル共
重合樹脂や酢酸ビニル系樹脂においても、前記酢酸ビニ
ル−パーサチック酸ビニル共重合樹脂系、アクリル共重
合樹脂系、パーサチック酸ビニル−アクリル共重合樹脂
系、アクリル−スチレン共重合樹脂系、天然ゴム系、合
成ゴム系、ウレタン系各接着剤組成物及びエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂系接着組成物と混合することによ
り、種々の下地や種々の壁紙との接着性に適した壁紙補
修剤を得ることができる。
【0021】従って、本発明においては、酢酸ビニル樹
脂系、酢酸ビニル−アクリル共重合樹脂系、酢酸ビニル
−パーサチック酸ビニル共重合樹脂系、エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂系、アクリル共重合樹脂系、パーサチ
ック酸ビニル−アクリル共重合樹脂系、アクリル−スチ
レン共重合樹脂系、天然ゴム系、合成ゴム系、ウレタン
系各接着剤組成物から選ばれた2つ以上の混合物からな
る水性接着剤組成物を用いることにより、種々の下地や
種々の壁紙との接着性に適した壁紙補修剤を得ることが
できる。
【0022】得られた壁紙補修剤は、揮発性有機溶剤を
含まずとも壁紙補修に適したペースト剤が調製でき、壁
紙を痛めることなく、また、臭いも殆どないため、人体
への影響も少ない。また、剥れた壁紙を接着する接着剤
としての性能も有し、べとつかずゴミやホコリを付着し
難く、耐水性にも優れている特性を有している。
【0023】これら水性接着剤を構成する樹脂は、各モ
ノマーを、水中に懸濁させるか、水中に乳化させた系中
で常法により触媒等を用いて重合を行って得られるもの
を含む。また、市販のエマルジョン状の樹脂を用いても
よい。
【0024】また、本発明の好ましい壁紙補修剤は、前
記水性接着剤組成物と、有機又は無機充填剤とが混和さ
れたものである。これにより、施工時の壁紙の剥れ部分
への納まり性を良好にし、補修箇所を圧着せず補修でき
る。また、充填剤により、乾燥後の被膜にはツヤを呈す
ることがなく、目透きを改善することができる。
【0025】これら発明において、混和される充填剤と
しては、水性接着剤組成物による接着性を阻害すること
がなく、施工時には壁紙の剥れ部分への納まり性がよ
く、施工後に乾燥した際には、ヤセ等の施工部分の状態
の変化が少ないものが選ばれる。有機充填剤としては、
例えば再生ゴム等が上げられ、無機充填剤としてはクレ
ー、タルク、シリカ、炭酸カルシウム等が上げられる。
【0026】壁紙の補修には、剥れた壁紙を再度壁面に
接着するだけでなく、目透きやクラックの補修をも含ん
でいる。このため、本発明の好ましい壁紙補修剤では、
着色用の顔料が混和されている。ユーザは、補修対象壁
紙の色に類似した含量を含む本発明の壁紙補修剤を1つ
又は2つ以上混合して用いることにより、補修箇所が目
立たないようにすることができる。
【0027】以上のように、本発明の壁紙補修剤は、前
記水性接着剤組成物により、剥れた壁紙を接着する接着
剤としての性能を有し、べとつかずゴミや埃を付着せ
ず、耐水性にも優れている。更に、顔料の添加により着
色された補修剤を施用することにより、壁紙の色に近い
ものを選択し補修箇所を目立たせず補修できるという効
果が得られる。また、その特性上、初期の納まり性がよ
いという効果を有しているので、補修箇所を圧着せず補
修できる。
【0028】
【実施例】実施例1(酢酸ビニル−パーサチック酸ビニ
ル共重合樹脂による水性接着剤組成物) 乳化重合により、酢酸ビニル−パーサチック酸ビニ
ル共重合樹脂を調整した。詳しくは、水溶性ポリマー水
溶液中に酢酸ビニルモノマー及びパーサチック酸ビニル
(商品名「ベオバ」、シェル化学(株)製)を投入し
て、撹拌して乳化させ、重合触媒として過硫酸カリウム
を添加し、攪拌状態のまま加熱して乳化重合を行なっ
た。
【0029】得られたエマルジョンの粘度は30,000±5,
000cpsであった。なお、重合に用いるモノマーはアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル、
α、β−不飽和カルボン酸、またはそれら以外のビニル
化合物など、接着性を損なう組成でなければいずれを用
いてもよい。
【0030】水溶性高分子としては、ポリビニルアルコ
ール、MC,CMC,HEC、澱粉など保護コロイドと
しての性能を有したものであればよい。重合触媒とし
て、過硫酸アンモニウム、過酸化ベンゾイルなどの他
に、酒石酸などを用いてレドックス重合などの低温重合
を行なってもよい。
【0031】 得られたエマルジョン100部に、無
機充填剤として酸化チタン100部を添加混練して、ペ
ースト状とし、そのままのもの、及び黒、茶、青、赤、
黄、緑の各着色顔料を混線してオークル、グレー、ピン
ク、ブルー、イェロー、グリーンに調色を行なったもの
をノズル付きのチューブに詰めて7色の壁紙補修剤を調
整した。なお、必要であれば、可塑剤、凍結安定剤、分
散剤などの添加剤を添加してもよい。
【0032】 得られた7色の壁紙補修剤は、補修の
対象となる壁紙の色に近づけて各色の補修剤をパレット
上で練り合わせ、塗着することができる。この場合、壁
紙の剥がれ、浮き、目透き、小さな穴や傷部分の納まり
性がよく、べとつかずゴミや埃を付着し難く、水性系の
ため壁紙への影響がなく、施工者への負担もない。また
乾燥後は表面のツヤもなく、壁紙に近い色で補修できる
ため、補修箇所が目立たないことが確認された。
【0033】実施例2(ウレタン系樹脂による水性接着
剤組成物) 市販されているウレタン系樹脂を用いて壁紙補修剤を作
製した。詳しくは、ウレタン系樹脂(商品名「メルシー
シリーズ」、トーヨーポリマー(株)製)に実施例1と
同様にして、充填剤及び着色顔料を混練し、7色の壁紙
補修剤を調製した。尚、必要であれば、可塑剤、凍結安
定剤、分散剤などの添加剤を添加してもよい。
【0034】得られた壁紙補修剤を用いて、下地として
モルタルを用いた場合に、従来の酢酸ビニル−アクリル
共重合樹脂系の壁紙補修剤よりも接着性に優れることが
確認された。
【0035】実施例3(ゴム系樹脂による水性接着剤組
成物) 市販されているゴム系樹脂を用いて壁紙補修剤を作製し
た。詳しくは、ゴム系樹脂(商品名「Nipolシリー
ズ」、日本ゼオン(株)製)に実施例1と同様にして、
充填剤及び着色顔料を混練し、7色の壁紙補修剤を調製
した。尚、必要であれば、可塑剤、凍結安定剤、分散剤
などの添加剤を添加してもよい。
【0036】得られた壁紙補修剤を用いて、下地として
モルタルを用いた場合に、従来の酢酸ビニル−アクリル
共重合樹脂系の壁紙補修剤よりも接着性に優れることが
確認された。
【0037】実施例4(耐アルカリ性試験) 各樹脂の乾燥フィルムを作製し、5%NaOH水溶液中
に5時間浸漬し、取り出した後の乾燥重量を測定した。
また、溶出量は、(浸漬前乾燥重量−浸漬後乾燥重量)
/(浸漬前乾燥重量)×100(%)として表した。結
果を次の表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】以上のように、本発明の壁紙補修剤は、次
の効果を有する。 本発明の壁紙補修剤は、種々の下地、種々の壁紙材
料に対応できる。 剥がれた壁紙を接着する接着剤としての性能を有
し、乾燥後の皮膜はべとつかず、ゴミや埃を付着しな
い。 更に顔料の添加により着色された補修剤を混ぜ合わ
せることにより、壁紙の色に近い補修剤を調色でき、補
修箇所を目立たせることなく補修を行なうことができ
る。 また、着色された補修剤は、1つ、または2つ以上
の顔料を用いてすでに調色されており、素人でも容易に
筆紙の色に近い補修剤を調色することができる。 また、その特性上、初期の納まり性が良いという効
果を有しているので、剥がれや浮きなどの補修箇所を長
時間の圧着を必要とせずに補修することができる。 従来の酢酸ビニル−アクリル共重合樹脂系の壁紙補
修剤よりも優れた接着性を有する。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の壁紙補修剤
は、種々の下地、種々の壁紙材料に対応でき、壁紙の剥
離や、目透き、小さな穴、傷の補修に好適な壁紙補修剤
を得ることができるという効果を有する。また、本発明
で用いる水性接着剤組成物は揮発性有機化合物を抑える
と共に、壁紙に適したぺースト剤を調整でき、これは、
剥がれた壁紙を接着する接着剤としての性能を有し、安
定性に優れる。また、水性接着剤の組成を調整すること
でべとつかず、ゴミや埃を付着し難く、着色された補修
剤を組み合わせ調色することにより、補修箇所を目立た
せることなく補修できるという特性を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 利香子 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 Fターム(参考) 2E176 BB01 BB04 BB14 4J004 AA05 AA09 AA10 AA14 AA18 AB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酢酸ビニル−パーサチック酸ビニル共重
    合樹脂系、アクリル共重合樹脂系、パーサチック酸ビニ
    ル−アクリル共重合樹脂系、アクリル−スチレン共重合
    樹脂系、天然ゴム系、合成ゴム系、ウレタン系各接着剤
    組成物から選ばれた1つ以上の水性接着剤組成物を含ん
    でいることを特徴とする壁紙補修剤。
  2. 【請求項2】 酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル−アクリ
    ル共重合樹脂系、酢酸ビニル−パーサチック酸ビニル共
    重合樹脂系、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系、アク
    リル共重合樹脂系、パーサチック酸ビニル−アクリル共
    重合樹脂系、アクリル−スチレン共重合樹脂系、天然ゴ
    ム系、合成ゴム系、ウレタン系各接着剤組成物から選ば
    れた2つ以上の混合物からなる水性接着剤組成物を含ん
    でいることを特徴とする壁紙補修剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された壁紙補修剤
    において、 有機又は無機充填剤が混和されていることを特徴とする
    壁紙補修剤。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載された壁紙補修剤
    において、 着色用の顔料が混和されていることを特徴とする壁紙補
    修剤。
  5. 【請求項5】 酢酸ビニル樹脂系又はエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合樹脂系水性接着剤組成物を含む壁紙補修剤に
    おいて、 有機又は無機充填剤が混和されていることを特徴とする
    壁紙補修剤。
  6. 【請求項6】 酢酸ビニル樹脂系又はエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合樹脂系水性接着剤組成物を含む壁紙補修剤に
    おいて、 着色用の顔料が混和されていることを特徴とする壁紙補
    修剤。
JP11127022A 1999-05-07 1999-05-07 壁紙補修剤 Pending JP2000319605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11127022A JP2000319605A (ja) 1999-05-07 1999-05-07 壁紙補修剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11127022A JP2000319605A (ja) 1999-05-07 1999-05-07 壁紙補修剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000319605A true JP2000319605A (ja) 2000-11-21

Family

ID=14949758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11127022A Pending JP2000319605A (ja) 1999-05-07 1999-05-07 壁紙補修剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000319605A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418999B1 (ko) * 2001-10-22 2004-02-14 삼화페인트공업주식회사 자외선 차단용 아크릴수지 조성물 및 이를 포함하는아크릴도료
WO2005111158A1 (de) * 2004-05-12 2005-11-24 Celanese Emulsions Gmbh Konservierungsmittelfreie beschichtungsmittel, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung
JP2007092443A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Ink Corporation:Kk 壁紙補修剤
JP2014009529A (ja) * 2012-06-30 2014-01-20 Y's Corp 壁面再生工法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418999B1 (ko) * 2001-10-22 2004-02-14 삼화페인트공업주식회사 자외선 차단용 아크릴수지 조성물 및 이를 포함하는아크릴도료
WO2005111158A1 (de) * 2004-05-12 2005-11-24 Celanese Emulsions Gmbh Konservierungsmittelfreie beschichtungsmittel, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung
US7789959B2 (en) 2004-05-12 2010-09-07 Celanese Emulsions Gmbh Coating agents that are devoid of preservatives, method for their production and use thereof
JP2007092443A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Ink Corporation:Kk 壁紙補修剤
JP4677317B2 (ja) * 2005-09-29 2011-04-27 株式会社インクコーポレーション 壁紙補修剤
JP2014009529A (ja) * 2012-06-30 2014-01-20 Y's Corp 壁面再生工法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08218037A (ja) 水性塗料組成物
AU2322492A (en) Repositionable coated substrate adhesive
JPH10231325A (ja) アクリル系重合体およびそれを含む樹脂組成物
JPH1192708A (ja) 建築外装塗料用エマルション組成物および該エマルション組成物を用いた建築外装塗料組成物
JP2000319605A (ja) 壁紙補修剤
JP2009249271A (ja) 壁面用塗材
JPH10195406A (ja) 水系接着剤組成物
JP2000109754A (ja) コーティング組成物、プライマー、および接着構造
JP2007070466A (ja) 粘着剤組成物
JPH0859939A (ja) 塩化ビニル系樹脂エマルジョン
JPS6335184B2 (ja)
JPH0364305A (ja) 高分子水性分散体組成物
JP4017253B2 (ja) 接着剤組成物
JPH10259365A (ja) 壁紙補修剤
JPH10216619A (ja) 汚染防止方法
JPH08157775A (ja) 常温乾燥用水性塗料
JP2001152116A (ja) 水性系接着剤
JP2000191876A (ja) シリコ―ン系水性エマルジョン型樹脂組成物並びにその水性エマルジョン型接着剤及び水性パテ
JP3209808B2 (ja) 接着剤組成物
JPS6126592B2 (ja)
JP2001115113A (ja) シールテープ及びそれを用いた防水方法
JPH08157799A (ja) 塩ビラッピング用接着剤
JPH11333964A (ja) 裏面粘着性シート
JPS6289783A (ja) 壁紙貼着用プライマー組成物
JPH01123881A (ja) 防振ゴム用接着剤

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050506

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100331