JP2000319148A - 口腔用組成物 - Google Patents
口腔用組成物Info
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- JP2000319148A JP2000319148A JP11123632A JP12363299A JP2000319148A JP 2000319148 A JP2000319148 A JP 2000319148A JP 11123632 A JP11123632 A JP 11123632A JP 12363299 A JP12363299 A JP 12363299A JP 2000319148 A JP2000319148 A JP 2000319148A
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- Japan
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- acid
- based surfactant
- sodium
- salts
- disodium
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スルホコハク酸系界面活性剤、アミノ酸系界
面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からなる群より選
ばれる歯牙着色抑制剤由来の苦味を改善した、使用感の
良好な歯牙着色抑制用口腔用組成物を提供する。 【解決手段】 スルホコハク酸系界面活性剤、アミノ酸
系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からなる群よ
り選ばれる歯牙着色抑制成分とパラチニットを配合する
ことにより、該歯牙着色抑制製剤由来の苦味が軽減さ
れ、使用感の極めて良好な口腔用組成物を得る。
面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からなる群より選
ばれる歯牙着色抑制剤由来の苦味を改善した、使用感の
良好な歯牙着色抑制用口腔用組成物を提供する。 【解決手段】 スルホコハク酸系界面活性剤、アミノ酸
系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からなる群よ
り選ばれる歯牙着色抑制成分とパラチニットを配合する
ことにより、該歯牙着色抑制製剤由来の苦味が軽減さ
れ、使用感の極めて良好な口腔用組成物を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スルホコハク酸系
界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界
面活性剤からなる群より選ばれる1種以上とパラチニッ
トを配合した歯牙着色抑制用口腔用組成物に関する。
界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界
面活性剤からなる群より選ばれる1種以上とパラチニッ
トを配合した歯牙着色抑制用口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】歯牙の着色は着色沈着物の歯牙へ
の付着により生じ、その除去、抑制は従来、練り歯磨に
配合される研磨剤により、物理的に歯牙を研磨し、着色
沈着物を除去する方法が主である。しかし、研磨力の高
い研磨剤は、着色沈着物を除去する能力も高いが、横磨
きなどの間違ったブラッシング方法によっては、歯根面
のセメント質や象牙質に対して損傷を助長する場合があ
る。従って、研磨力によらず着色沈殿物を除去できる物
質が、望まれている。こうしたものとして、スルホコハ
ク酸系界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫
酸系界面活性剤の歯牙着色抑制成分を口腔用組成物に配
合することが提案されている。(特開平10−1396
443号公報、特開平10−17443号公報、特開平
10−17444号公報)しかしながらこれらの成分を
配合した口腔用組成物は、歯牙着色抑制効果がある反
面、苦味が強く、製剤的に満足のいくものまで、達成さ
れていない。
の付着により生じ、その除去、抑制は従来、練り歯磨に
配合される研磨剤により、物理的に歯牙を研磨し、着色
沈着物を除去する方法が主である。しかし、研磨力の高
い研磨剤は、着色沈着物を除去する能力も高いが、横磨
きなどの間違ったブラッシング方法によっては、歯根面
のセメント質や象牙質に対して損傷を助長する場合があ
る。従って、研磨力によらず着色沈殿物を除去できる物
質が、望まれている。こうしたものとして、スルホコハ
ク酸系界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫
酸系界面活性剤の歯牙着色抑制成分を口腔用組成物に配
合することが提案されている。(特開平10−1396
443号公報、特開平10−17443号公報、特開平
10−17444号公報)しかしながらこれらの成分を
配合した口腔用組成物は、歯牙着色抑制効果がある反
面、苦味が強く、製剤的に満足のいくものまで、達成さ
れていない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる事情
に鑑み鋭意研究を行った結果、スルホコハク酸系界面活
性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性
剤から選ばれる歯牙着色抑制成分を配合した口腔用組成
物にパラチニットを配合することにより、該歯牙着色抑
制成分由来の苦味が軽減し、非常に使用感の良い製剤が
できることを見いだし、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、スルホコハク酸系界面活性剤、アミ
ノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からなる
群より選ばれる1種以上とパラチニットを配合した歯牙
着色抑制用口腔用組成物を提供するものである。
に鑑み鋭意研究を行った結果、スルホコハク酸系界面活
性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性
剤から選ばれる歯牙着色抑制成分を配合した口腔用組成
物にパラチニットを配合することにより、該歯牙着色抑
制成分由来の苦味が軽減し、非常に使用感の良い製剤が
できることを見いだし、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、スルホコハク酸系界面活性剤、アミ
ノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からなる
群より選ばれる1種以上とパラチニットを配合した歯牙
着色抑制用口腔用組成物を提供するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明で用いる歯牙着色抑制成分、スルホコハク酸
系界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系
界面活性剤としては、それぞれ次の成分が挙げられる。
スルホコハク酸系界面活性剤としては、一般式(1)お
よび(2)
る。本発明で用いる歯牙着色抑制成分、スルホコハク酸
系界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系
界面活性剤としては、それぞれ次の成分が挙げられる。
スルホコハク酸系界面活性剤としては、一般式(1)お
よび(2)
【0005】
【化1】
【0006】
【化2】
【0007】(式1中および式2中、R1は炭素数8〜2
2のアルキル基もしくはアルケニル基、AOは炭素数2
〜3のオキシアルキレン基、平均付加モル数nは0〜2
0、Bは−NH−または炭素数2〜3のモノアルカノー
ルアミン残基、M1およびM2はそれぞれ同一でも異なっ
てもよく、水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルカノールアミンを表わす。)で示され
るスルホコハク酸モノエステルであればよく、特に限定
されるものではない。
2のアルキル基もしくはアルケニル基、AOは炭素数2
〜3のオキシアルキレン基、平均付加モル数nは0〜2
0、Bは−NH−または炭素数2〜3のモノアルカノー
ルアミン残基、M1およびM2はそれぞれ同一でも異なっ
てもよく、水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルカノールアミンを表わす。)で示され
るスルホコハク酸モノエステルであればよく、特に限定
されるものではない。
【0008】これらの、スルホコハク酸モノエステルに
おいて、R1は天然由来または合成した炭素数8〜22
の直鎖または分岐のアルキル基またはアルケニル基のい
ずれであってもよく、例えば、ラウリル、ココイル、ミ
リスチル、ステアリル、C12〜14の合成アルキルなどが
例示できる。M1およびM2は、水素、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミンか
ら選ばれる1種であって、それぞれ同一でも、異なって
もよい。また、AO基はオキシエチレン基が好ましく、
その平均付加モル数nは0〜20が好ましく、0〜7が
さらに好ましく、特に0〜2が好ましい。ここに、平均
付加モル数0とは、オキシアルキレンを付加していない
スルホコハク酸モノエステルを意味する。
おいて、R1は天然由来または合成した炭素数8〜22
の直鎖または分岐のアルキル基またはアルケニル基のい
ずれであってもよく、例えば、ラウリル、ココイル、ミ
リスチル、ステアリル、C12〜14の合成アルキルなどが
例示できる。M1およびM2は、水素、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミンか
ら選ばれる1種であって、それぞれ同一でも、異なって
もよい。また、AO基はオキシエチレン基が好ましく、
その平均付加モル数nは0〜20が好ましく、0〜7が
さらに好ましく、特に0〜2が好ましい。ここに、平均
付加モル数0とは、オキシアルキレンを付加していない
スルホコハク酸モノエステルを意味する。
【0009】一般式(1)で示される例としては、スル
ホコハク酸ポリオキシエチレン(2モル)ラウリル2ナ
トリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(2モ
ル)ココイル2ナトリウム、スルホコハク酸C12-14合
成アルキル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエ
チレン(1モル)C12-14合成アルキル2ナトリウム、
スルホコハク酸ポリオキシエチレン(2モル)C12-14
合成アルキル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシ
エチレン(2モル)ラウリル2マグネシウム、スルホコ
ハク酸ポリオキシエチレン(2モル)ミリスチル2トリ
エタノールアミン、スルホコハク酸ポリオキシエチレン
(1モル)ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリ
オキシエチレン(1モル)ラウリル2ナトリウム、スル
ホコハク酸ポリオキシエチレン(1モル)ミリスチル2
ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(7モ
ル)ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシ
エチレン(10モル)ステアリル2ナトリウム、スルホ
コハク酸ポリオキシエチレン(20モル)オレイル2ナ
トリウムなどが挙げられる。
ホコハク酸ポリオキシエチレン(2モル)ラウリル2ナ
トリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(2モ
ル)ココイル2ナトリウム、スルホコハク酸C12-14合
成アルキル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエ
チレン(1モル)C12-14合成アルキル2ナトリウム、
スルホコハク酸ポリオキシエチレン(2モル)C12-14
合成アルキル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシ
エチレン(2モル)ラウリル2マグネシウム、スルホコ
ハク酸ポリオキシエチレン(2モル)ミリスチル2トリ
エタノールアミン、スルホコハク酸ポリオキシエチレン
(1モル)ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリ
オキシエチレン(1モル)ラウリル2ナトリウム、スル
ホコハク酸ポリオキシエチレン(1モル)ミリスチル2
ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(7モ
ル)ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシ
エチレン(10モル)ステアリル2ナトリウム、スルホ
コハク酸ポリオキシエチレン(20モル)オレイル2ナ
トリウムなどが挙げられる。
【0010】一般式(2)で示される例としては、スル
ホコハク酸オレイン酸アミド2ナトリウム、スルホコハ
ク酸ポリオキシエチレン(5モル)ラウロイルエタノー
ルアミド2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチ
レン(2モル)ココイルイソプロパノールアミド2ナト
リウム等が挙げられ、好適なスルホコハク酸系界面活性
剤としては、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(1モ
ル)C12-14合成アルキル2ナトリウム、スルホコハク
酸ポリオキシエチレン(2モル)C12-14合成アルキル
2ナトリウム、スルホコハク酸ココイル2ナトリウム、
スルホコハク酸ポリオキシエチレン(1モル)ラウリル
2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(2
モル)ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸オレイン
酸アミド2ナトリウムなどが挙げられる。これらは、そ
の1種を用いても2種以上を併用してもよい。
ホコハク酸オレイン酸アミド2ナトリウム、スルホコハ
ク酸ポリオキシエチレン(5モル)ラウロイルエタノー
ルアミド2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチ
レン(2モル)ココイルイソプロパノールアミド2ナト
リウム等が挙げられ、好適なスルホコハク酸系界面活性
剤としては、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(1モ
ル)C12-14合成アルキル2ナトリウム、スルホコハク
酸ポリオキシエチレン(2モル)C12-14合成アルキル
2ナトリウム、スルホコハク酸ココイル2ナトリウム、
スルホコハク酸ポリオキシエチレン(1モル)ラウリル
2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレン(2
モル)ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸オレイン
酸アミド2ナトリウムなどが挙げられる。これらは、そ
の1種を用いても2種以上を併用してもよい。
【0011】アミノ酸系界面活性剤としては、炭素数8
〜18の飽和または、不飽和のアシル基を有するアミノ
酸およびその塩で、そのアミノ酸としては、グルタミン
酸、グリシン、アスパラギン酸、アラニン、フェニルア
ラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、プロリ
ン、トリプトファン、バリン、セリン、サルコシン、N
−メチル−β−アラニン等であり、その塩としては、ア
ルカリ金属塩、マグネシウムなどのアルカリ土類金属
塩、またはモノエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等の有機アミン塩等が例示できる。具体的には、ヤシ
油脂肪酸グリシンカリウムなどのN−アシルグリシンお
よびその塩、ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリス
トイルサルコシントリエタノールアミンなどのN−アシ
ルサルコシンおよびその塩、N−ラウロイル−N−メチ
ル−β−アラニンナトリウム、N−パルミトイル−N−
メチル−β−アラニンナトリウムなどのN−アシル−N
−メチル−β−アラニンおよびその塩、N−ラウロイル
−N−メチルタウリンナトリウム、N−パルミトイル−
N−メチルタウリンなどのN−アシル−N−メチルタウ
リンおよびその塩、N−ミリストイル−L−グルタミン
酸ナトリウム、N−ココイル−L−グルタミン酸カリウ
ム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリエタノール
などのN−アシル−L−グルタミン酸およびその塩など
が挙げられ、好適なアミノ酸系界面活性剤としては、N
−アシルグリシンおよびその塩、N−アシルサルコシン
およびその塩、ならびにN−アシル−N−メチル−β−
アラニンおよびその塩が挙げられる。
〜18の飽和または、不飽和のアシル基を有するアミノ
酸およびその塩で、そのアミノ酸としては、グルタミン
酸、グリシン、アスパラギン酸、アラニン、フェニルア
ラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、プロリ
ン、トリプトファン、バリン、セリン、サルコシン、N
−メチル−β−アラニン等であり、その塩としては、ア
ルカリ金属塩、マグネシウムなどのアルカリ土類金属
塩、またはモノエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等の有機アミン塩等が例示できる。具体的には、ヤシ
油脂肪酸グリシンカリウムなどのN−アシルグリシンお
よびその塩、ラウロイルサルコシンナトリウム、ミリス
トイルサルコシントリエタノールアミンなどのN−アシ
ルサルコシンおよびその塩、N−ラウロイル−N−メチ
ル−β−アラニンナトリウム、N−パルミトイル−N−
メチル−β−アラニンナトリウムなどのN−アシル−N
−メチル−β−アラニンおよびその塩、N−ラウロイル
−N−メチルタウリンナトリウム、N−パルミトイル−
N−メチルタウリンなどのN−アシル−N−メチルタウ
リンおよびその塩、N−ミリストイル−L−グルタミン
酸ナトリウム、N−ココイル−L−グルタミン酸カリウ
ム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリエタノール
などのN−アシル−L−グルタミン酸およびその塩など
が挙げられ、好適なアミノ酸系界面活性剤としては、N
−アシルグリシンおよびその塩、N−アシルサルコシン
およびその塩、ならびにN−アシル−N−メチル−β−
アラニンおよびその塩が挙げられる。
【0012】アルキル硫酸系界面活性剤としては、炭素
数8〜18のアルキル基を有する硫酸およびその塩で、
具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリ
ウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫
酸アンモニウムミリスチル硫酸ナトリウム、セチル硫酸
ナトリウムなどが挙げられ、好適なアルキル硫酸系界面
活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムが挙げられ
る。
数8〜18のアルキル基を有する硫酸およびその塩で、
具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリ
ウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫
酸アンモニウムミリスチル硫酸ナトリウム、セチル硫酸
ナトリウムなどが挙げられ、好適なアルキル硫酸系界面
活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムが挙げられ
る。
【0013】これらの成分は、2種以上を組み合わせて
配合することがより好ましく、その配合量は組成物全体
に対して0.01〜10重量%が好ましく、さらに好ま
しくは0.1〜2重量%である。配合量が0.01重量
%に満たないと十分な効果が得られず、また、10重量
%を越えると製剤安定性が悪くなる。
配合することがより好ましく、その配合量は組成物全体
に対して0.01〜10重量%が好ましく、さらに好ま
しくは0.1〜2重量%である。配合量が0.01重量
%に満たないと十分な効果が得られず、また、10重量
%を越えると製剤安定性が悪くなる。
【0014】本発明の口腔用組成物は、上記の成分に加
え、EDTA、アスコルビン酸及びその塩、ポリリン酸
およびその塩、過酸化水素、水素化ホウ素ナトリウム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、及び
ビニルピリジニウム系ポリマー等の上記の成分以外の公
知の歯牙着色抑制成分を配合することが可能である。こ
れらの成分の配合量は、その種類によって異なり、ED
TA、アスコルビン酸及びその塩、ポリリン酸およびそ
の塩、過酸化水素、水素化ホウ素ナトリウムは、組成物
全体に対して0.01〜5重量%、また、ポリビニルピ
ロリドン、ポリエチレングリコール及びビニルピリジニ
ウム系ポリマーは0.1〜10重量%である。
え、EDTA、アスコルビン酸及びその塩、ポリリン酸
およびその塩、過酸化水素、水素化ホウ素ナトリウム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、及び
ビニルピリジニウム系ポリマー等の上記の成分以外の公
知の歯牙着色抑制成分を配合することが可能である。こ
れらの成分の配合量は、その種類によって異なり、ED
TA、アスコルビン酸及びその塩、ポリリン酸およびそ
の塩、過酸化水素、水素化ホウ素ナトリウムは、組成物
全体に対して0.01〜5重量%、また、ポリビニルピ
ロリドン、ポリエチレングリコール及びビニルピリジニ
ウム系ポリマーは0.1〜10重量%である。
【0015】本発明において、スルホコハク酸系界面活
性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性
剤から選ばれる歯牙着色抑制成分の苦味の改善に用いる
パラチニットは二糖類の糖アルコールであり、その実体
はα-D−グルコピラノシル-1,6ーマンニトールおよびそ
の異性体であるα-D−グルコピラノシル-1,6ーソルビト
ールの等モル混合物である。パラチニットはシュクロー
スを原料とし、シュクロースを糖転移酵素によりパラチ
ノースとした後に、水素添加反応させることによって得
られる。また、パラチニットは、三井製糖社、Sudzucke
r AG社(和名:南独製糖)の商品名であり、還元パラチ
ノースあるいは、イソマルトという別名称もある。パラ
チニットは、齲蝕原性菌により口腔内で酸を産生しない
ことにもとづき、虫歯になりにくい糖すなわち非う蝕糖
であることが広く知られており、ノンシュガー食品や特
定保健用食品いわゆる虫歯に安心なキャンディに配合さ
れている。
性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性
剤から選ばれる歯牙着色抑制成分の苦味の改善に用いる
パラチニットは二糖類の糖アルコールであり、その実体
はα-D−グルコピラノシル-1,6ーマンニトールおよびそ
の異性体であるα-D−グルコピラノシル-1,6ーソルビト
ールの等モル混合物である。パラチニットはシュクロー
スを原料とし、シュクロースを糖転移酵素によりパラチ
ノースとした後に、水素添加反応させることによって得
られる。また、パラチニットは、三井製糖社、Sudzucke
r AG社(和名:南独製糖)の商品名であり、還元パラチ
ノースあるいは、イソマルトという別名称もある。パラ
チニットは、齲蝕原性菌により口腔内で酸を産生しない
ことにもとづき、虫歯になりにくい糖すなわち非う蝕糖
であることが広く知られており、ノンシュガー食品や特
定保健用食品いわゆる虫歯に安心なキャンディに配合さ
れている。
【0016】本発明品のパラチニットの配合量は、組成
物全体の0.1〜60%、より好ましくは1〜30%で
ある。配合量が0.1%より少ないと所望の効果が得ら
れず、逆に60%より多いと製剤の安定性が悪くなる。
物全体の0.1〜60%、より好ましくは1〜30%で
ある。配合量が0.1%より少ないと所望の効果が得ら
れず、逆に60%より多いと製剤の安定性が悪くなる。
【0017】本発明の口腔用組成物は、その用途に応じ
て、適宜処方され、常法に従って練歯磨、粉歯磨、液状
歯磨、潤性歯磨、ゲル類、クリーム類、パスタ類、洗口
剤、スプレー、フォーム、被膜剤等の剤形とすることが
できる。他の配合成分は特に限定されるものではなく、
公知の有効成分、研磨剤、湿潤剤、粘結剤、発泡剤、保
存剤、香味剤、甘味剤、pH調整剤、有機酸、糖アルコー
ル等の他、口腔用組成物に用いられる添加物、食品素
材、甘味料、抗酸化剤等を本発明の効果を損なわない範
囲で配合することができる。
て、適宜処方され、常法に従って練歯磨、粉歯磨、液状
歯磨、潤性歯磨、ゲル類、クリーム類、パスタ類、洗口
剤、スプレー、フォーム、被膜剤等の剤形とすることが
できる。他の配合成分は特に限定されるものではなく、
公知の有効成分、研磨剤、湿潤剤、粘結剤、発泡剤、保
存剤、香味剤、甘味剤、pH調整剤、有機酸、糖アルコー
ル等の他、口腔用組成物に用いられる添加物、食品素
材、甘味料、抗酸化剤等を本発明の効果を損なわない範
囲で配合することができる。
【0018】有効成分には、アミラーゼ、プロテアー
ゼ、リゾチーム、デキストラナーゼ等の酵素、サンギナ
リン、アラントイン、アミノ安息香酸誘導体、塩化セチ
ルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸ク
ロルヘキシジン、ヘキセチジン、トリクロサン、のよう
な抗菌剤、ビタミンB、E等のビタミン類、カリウム、
リチウム、ナトリウムの硝酸塩等の収れん剤が挙げられ
る。
ゼ、リゾチーム、デキストラナーゼ等の酵素、サンギナ
リン、アラントイン、アミノ安息香酸誘導体、塩化セチ
ルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸ク
ロルヘキシジン、ヘキセチジン、トリクロサン、のよう
な抗菌剤、ビタミンB、E等のビタミン類、カリウム、
リチウム、ナトリウムの硝酸塩等の収れん剤が挙げられ
る。
【0019】研磨剤には、無水ケイ酸、アルミナ、アル
ミノシリケート、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、不溶性
メタリン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム等が挙げら
れる。これらの研磨剤は単独で用いても2種以上を併用
してもよく、その配合量は、通常組成物全体に対して5
〜90重量%、好ましくは5〜60重量%である。湿潤
剤にはグリセリン、プロピレングリコール、ソルビトー
ル、ポリプロピレングリコール等が挙げられる。 これら
の湿潤剤は単独で用いても2種以上を併用してもよく、
その配合量は、通常組成物全体に対して5〜70重量%
である。
ミノシリケート、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、不溶性
メタリン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム等が挙げら
れる。これらの研磨剤は単独で用いても2種以上を併用
してもよく、その配合量は、通常組成物全体に対して5
〜90重量%、好ましくは5〜60重量%である。湿潤
剤にはグリセリン、プロピレングリコール、ソルビトー
ル、ポリプロピレングリコール等が挙げられる。 これら
の湿潤剤は単独で用いても2種以上を併用してもよく、
その配合量は、通常組成物全体に対して5〜70重量%
である。
【0020】粘結剤にはカルボキシメチルセルロースナ
トリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、アルギン酸塩、キサンタンガム、カラギーナン、
アラビアガム、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
その配合量は通常組成物全体に対して、0.3〜5重量
%である。
トリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、アルギン酸塩、キサンタンガム、カラギーナン、
アラビアガム、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
その配合量は通常組成物全体に対して、0.3〜5重量
%である。
【0021】発泡剤には、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレングリコールエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビンタン
モノステアレートなどのポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセラ
イド、ポリオキシエチレン高級アルコールエステルなど
の非イオン界面活性剤が挙げられる。なお、これらの非
イオン性界面活性剤は単独で、用いても2種以上を併用
してもよく、その配合量は、通常、組成物全体に対し
て、0.01〜40重量%、好ましくは0.05〜10
重量%である。
シプロピレングリコールエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビンタン
モノステアレートなどのポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセラ
イド、ポリオキシエチレン高級アルコールエステルなど
の非イオン界面活性剤が挙げられる。なお、これらの非
イオン性界面活性剤は単独で、用いても2種以上を併用
してもよく、その配合量は、通常、組成物全体に対し
て、0.01〜40重量%、好ましくは0.05〜10
重量%である。
【0022】保存剤には、メチルパラベン、プロピルパ
ラベン、ベンゾエート、安息香酸ナトリウム、パラオキ
シ安息香酸エステル等が挙げられる。香味剤として、ペ
パーミント油、スペアミント油、ハツカ油、オレンジ
油、メントール、丁子油、アニス油、冬緑油が挙げられ
る。甘味剤として、サッカリン塩、デキストロース、ア
スパルテーム、キシリトール、ステビアエキス、アセス
ルファーム等が挙げられる。
ラベン、ベンゾエート、安息香酸ナトリウム、パラオキ
シ安息香酸エステル等が挙げられる。香味剤として、ペ
パーミント油、スペアミント油、ハツカ油、オレンジ
油、メントール、丁子油、アニス油、冬緑油が挙げられ
る。甘味剤として、サッカリン塩、デキストロース、ア
スパルテーム、キシリトール、ステビアエキス、アセス
ルファーム等が挙げられる。
【0023】pH調整剤には、クエン酸及びその塩、リ
ン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及び
その塩、マレイン酸及びその塩、アスパラギン酸及びそ
の塩、コハク酸及びその塩、グルクロン酸及びその塩、
フマル酸及びその塩、グルタミン酸及びその塩、アジピ
ン酸及びその塩、乳酸及びその塩、パントテン酸及びそ
の塩、塩酸、水酸化アルカリ金属等が挙げられる。
ン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及び
その塩、マレイン酸及びその塩、アスパラギン酸及びそ
の塩、コハク酸及びその塩、グルクロン酸及びその塩、
フマル酸及びその塩、グルタミン酸及びその塩、アジピ
ン酸及びその塩、乳酸及びその塩、パントテン酸及びそ
の塩、塩酸、水酸化アルカリ金属等が挙げられる。
【0024】
【実施例】次に、実験例、参考例および実施例を示して
本説明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。なお、「%」はいずれも重量%
である。
本説明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。なお、「%」はいずれも重量%
である。
【0025】実験例:官能評価 (1)表1に示す処方で常法により練歯磨きを調製し
た。 (2)専門パネラー10人が、歯磨剤をハブラシにと
り、口腔内で1分間ブラッシングをし、苦味について以
下の通り、官能的に評価した。 良好:2、普通:1、悪い:0の3段階評価でスコアを
つけ、さらに、10人の合計点に応じて、下記の基準に
従い評価した。結果を表1に示す。 以上より、本発明の口腔用組成物は、スルホコハク酸系
界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界
面活性剤から選ばれる、歯牙着色抑制剤による苦味が改
善されていることが示された。
た。 (2)専門パネラー10人が、歯磨剤をハブラシにと
り、口腔内で1分間ブラッシングをし、苦味について以
下の通り、官能的に評価した。 良好:2、普通:1、悪い:0の3段階評価でスコアを
つけ、さらに、10人の合計点に応じて、下記の基準に
従い評価した。結果を表1に示す。 以上より、本発明の口腔用組成物は、スルホコハク酸系
界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界
面活性剤から選ばれる、歯牙着色抑制剤による苦味が改
善されていることが示された。
【0026】実施例7 以下の処方により、常法にしたがって練歯磨を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 30.0 炭酸カルシウム 16.0 アラビアガム 1.3 ラウロイルサルコシンナトリウム 1.0 二酸化チタン 0.4 パラベン 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 グリセリン 5.0 精製水 残部 合計 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 30.0 炭酸カルシウム 16.0 アラビアガム 1.3 ラウロイルサルコシンナトリウム 1.0 二酸化チタン 0.4 パラベン 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 グリセリン 5.0 精製水 残部 合計 100.0
【0027】実施例8 以下の処方により、常法にしたがって練歯磨を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 50.0 無水ケイ酸 16.0 カラギーナン 1.3 スルホコハク酸POE(3モル)ラウリル 2ナトリウム 1.0 EDTA 0.1 二酸化チタン 0.4 パラベン 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 グリセリン 5.0 精製水 残部 全量 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 50.0 無水ケイ酸 16.0 カラギーナン 1.3 スルホコハク酸POE(3モル)ラウリル 2ナトリウム 1.0 EDTA 0.1 二酸化チタン 0.4 パラベン 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 グリセリン 5.0 精製水 残部 全量 100.0
【0028】実施例9 以下の処方により、常法にしたがって練歯磨を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 15.0 炭酸カルシウム 16.0 ポリビニルピロリドン 1.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 スルホコハク酸POE(2モル)ミリスチル 2トリエタノールアミン 1.0 二酸化チタン 0.4 パラベン 0.1 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.3 ステビアエキス 0.2 香料 0.7 グリセリン 15.0 ポリエチレングリコール 5.0 精製水 残部 合計 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 15.0 炭酸カルシウム 16.0 ポリビニルピロリドン 1.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 スルホコハク酸POE(2モル)ミリスチル 2トリエタノールアミン 1.0 二酸化チタン 0.4 パラベン 0.1 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.3 ステビアエキス 0.2 香料 0.7 グリセリン 15.0 ポリエチレングリコール 5.0 精製水 残部 合計 100.0
【0029】実施例10 以下の処方により、常法にしたがって練歯磨を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 5.0 無水ケイ酸 16.0 キサンタンガム 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 スルホコハク酸POE(2モル)ラウリル 2ナトリウム 1.0 過酸化水素 0.5 二酸化チタン 0.4 パラオキシ安息香酸エステル 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 ソルビトール 50.0 精製水 残部 合計 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 5.0 無水ケイ酸 16.0 キサンタンガム 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 スルホコハク酸POE(2モル)ラウリル 2ナトリウム 1.0 過酸化水素 0.5 二酸化チタン 0.4 パラオキシ安息香酸エステル 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 ソルビトール 50.0 精製水 残部 合計 100.0
【0030】実施例11 以下の処方により、常法にしたがって液体歯磨を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 30.0 キサンタンガム 0.2 グリセリン 10.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 スルホコハク酸POE(3)ラウリル 2ナトリウム 1.0 ポリリン酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.1 キシリトール 10.0 香料 1.0 精製水 残部 合計 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 30.0 キサンタンガム 0.2 グリセリン 10.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 スルホコハク酸POE(3)ラウリル 2ナトリウム 1.0 ポリリン酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.1 キシリトール 10.0 香料 1.0 精製水 残部 合計 100.0
【0031】実施例12 以下の処方により、常法にしたがって洗口剤を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 10.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 スルホコハク酸POE(2)ラウリル 2ナトリウム 1.0 アスコルビン酸ナトリウム 0.5 リン酸二水素ナトリウム 0.1 リン酸水素二ナトリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 エタノール 10.0 グリセリン 10.0 精製水 残部 合計 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 10.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 スルホコハク酸POE(2)ラウリル 2ナトリウム 1.0 アスコルビン酸ナトリウム 0.5 リン酸二水素ナトリウム 0.1 リン酸水素二ナトリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.7 エタノール 10.0 グリセリン 10.0 精製水 残部 合計 100.0
【0032】実施例13 以下の処方により、常法にしたがって洗口剤を調製し
た。 成分 配合量% パラチニット 30.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 ヤシ油脂肪酸グリシンカリウム 0.5 クエン酸ナトリウム 0.2 無水クエン酸 0.2 香料 0.8 グリセリン 10.0 精製水 残部 合計 100.0
た。 成分 配合量% パラチニット 30.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 ヤシ油脂肪酸グリシンカリウム 0.5 クエン酸ナトリウム 0.2 無水クエン酸 0.2 香料 0.8 グリセリン 10.0 精製水 残部 合計 100.0
【0033】実施例14 以下の処方により、常法にしたがってゲルを調製した。 成分 配合量% パラチニット 10.0 ヒドロキシエチルセルロース 3.0 スルホコハク酸POE(3)ラウリル 2ナトリウム 1.0 リン酸 3.0 リン酸3カリウム三水和物 1.5 サッカリンナトリウム 0.5 香料 0.8 グリセリン 20.0 精製水 残部 合計 100.0
【0034】実施例15 以下の処方により、常法にしたがって非エアゾール型フ
ォームを調製した。 成分 配合量% パラチニット 5.0 リン酸 3.0 リン酸三カリウム三水和物 1.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 プルロニック 7.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.5 スルホコハク酸POE(2)ココイル 2ナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.8 香料 0.7 エタノール 5.0 精製水 残部 合計 100.0
ォームを調製した。 成分 配合量% パラチニット 5.0 リン酸 3.0 リン酸三カリウム三水和物 1.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 プルロニック 7.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.5 スルホコハク酸POE(2)ココイル 2ナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.8 香料 0.7 エタノール 5.0 精製水 残部 合計 100.0
【0035】
【発明の効果】本発明のよると、スルホコハク酸系界面
活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活
性剤からなる群より選ばれる歯牙着色抑制成分とパラチ
ニットを配合することにより、歯牙着色抑制成分の苦み
を軽減し、非常に使用感の良い口腔用組成物が得られ
た。
活性剤、アミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活
性剤からなる群より選ばれる歯牙着色抑制成分とパラチ
ニットを配合することにより、歯牙着色抑制成分の苦み
を軽減し、非常に使用感の良い口腔用組成物が得られ
た。
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)スルホコハク酸系界面活性剤、ア
ミノ酸系界面活性剤、アルキル硫酸系界面活性剤からな
る群より選ばれる1種以上と、(b)パラチニットを配
合したことを特徴とする歯牙着色抑制用口腔用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11123632A JP2000319148A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 口腔用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11123632A JP2000319148A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 口腔用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319148A true JP2000319148A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14865402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11123632A Pending JP2000319148A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 口腔用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000319148A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003003994A1 (fr) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Sunstar Inc. | Preparation orale |
JP2013245188A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Sunstar Inc | 保存安定性に優れたステイン形成阻害用液体口腔用組成物 |
JP2014062049A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-10 | Kao Corp | 口腔用組成物 |
JP2019073455A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | サンスター株式会社 | 口腔用組成物 |
JP2020097557A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | サンスター株式会社 | 口腔用組成物 |
WO2021132169A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ライオン株式会社 | 液体口腔用組成物 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11123632A patent/JP2000319148A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003003994A1 (fr) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Sunstar Inc. | Preparation orale |
US7166272B2 (en) | 2001-07-05 | 2007-01-23 | Sunstar Inc. | Oral preparation |
JP2013245188A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Sunstar Inc | 保存安定性に優れたステイン形成阻害用液体口腔用組成物 |
JP2014062049A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-10 | Kao Corp | 口腔用組成物 |
JP2019073455A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | サンスター株式会社 | 口腔用組成物 |
JP7337481B2 (ja) | 2017-10-12 | 2023-09-04 | サンスター株式会社 | 口腔用組成物 |
JP2020097557A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | サンスター株式会社 | 口腔用組成物 |
WO2021132169A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ライオン株式会社 | 液体口腔用組成物 |
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