JP2000318891A - フィルムロールの連続切替方法 - Google Patents
フィルムロールの連続切替方法Info
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- JP2000318891A JP2000318891A JP11132092A JP13209299A JP2000318891A JP 2000318891 A JP2000318891 A JP 2000318891A JP 11132092 A JP11132092 A JP 11132092A JP 13209299 A JP13209299 A JP 13209299A JP 2000318891 A JP2000318891 A JP 2000318891A
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- Japan
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- roll
- film roll
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業性に優れたフィルムロールの連続切替方
法を提供すること。 【解決手段】 2軸ターレットを用いて、(A)フィルムロール1よりカ゛
イト゛ロール6に向けてフィルム7の巻出しを行う工程、(B)該2軸タ
ーレットの中心部5を軸にしてフィルムロール1が軸の下側を、フィルム
ロール2が軸の上側を通るように該ターレットを180度±2度
の範囲で回転させる工程、(C)タッチロール8を押し上げて、フィ
ルムロール2とタッチロール8を圧着してフィルム7をフィルムロール2に貼着さ
せ、フィルムロール2よりカ゛イト゛ロール6に向けてフィルム9の巻出しを行
う工程、(D)フィルムロール2よりフィルム9の巻出しが開始されてか
ら、フィルム7を切断する工程、よりなるフィルムロールの連続切替
方法において、フィルムロール2のフィルム巻出し部の切端に両面粘
着テーフ゜を幅方向に貼り、更に該両面粘着テーフ゜の上の少な
くとも1カ所以上にタ゛ンヘ゛ル形状の片面粘着テーフ゜を該切端
部分とフィルムロール部分とにまたがるように貼付固定したフィル
ムロール2を用いて、上記(C)工程において、該両面粘着テーフ゜
とフィルム7を貼着せしめるフィルムロールの連続切替方法。
法を提供すること。 【解決手段】 2軸ターレットを用いて、(A)フィルムロール1よりカ゛
イト゛ロール6に向けてフィルム7の巻出しを行う工程、(B)該2軸タ
ーレットの中心部5を軸にしてフィルムロール1が軸の下側を、フィルム
ロール2が軸の上側を通るように該ターレットを180度±2度
の範囲で回転させる工程、(C)タッチロール8を押し上げて、フィ
ルムロール2とタッチロール8を圧着してフィルム7をフィルムロール2に貼着さ
せ、フィルムロール2よりカ゛イト゛ロール6に向けてフィルム9の巻出しを行
う工程、(D)フィルムロール2よりフィルム9の巻出しが開始されてか
ら、フィルム7を切断する工程、よりなるフィルムロールの連続切替
方法において、フィルムロール2のフィルム巻出し部の切端に両面粘
着テーフ゜を幅方向に貼り、更に該両面粘着テーフ゜の上の少な
くとも1カ所以上にタ゛ンヘ゛ル形状の片面粘着テーフ゜を該切端
部分とフィルムロール部分とにまたがるように貼付固定したフィル
ムロール2を用いて、上記(C)工程において、該両面粘着テーフ゜
とフィルム7を貼着せしめるフィルムロールの連続切替方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2軸ターレットを
用いて、フィルムロールを連続して切り替える方法に関
し、更にはフィルムに不具合を生じることなく、作業効
率が向上したフィルムロールの連続切替方法に関するも
のである。
用いて、フィルムロールを連続して切り替える方法に関
し、更にはフィルムに不具合を生じることなく、作業効
率が向上したフィルムロールの連続切替方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フィルムへのドープの塗工やフィルムの
加工工程等、種々様々なところでフィルムの巻出し工程
が行われる。例えば、ポリエステルフィルム上に、感光
性樹脂組成物のドープを塗工するために行うフィルムの
巻出し、該塗工面を保護するためにラミネートするポリ
エチレンフィルムの巻出し、等数多く挙げられる。
加工工程等、種々様々なところでフィルムの巻出し工程
が行われる。例えば、ポリエステルフィルム上に、感光
性樹脂組成物のドープを塗工するために行うフィルムの
巻出し、該塗工面を保護するためにラミネートするポリ
エチレンフィルムの巻出し、等数多く挙げられる。
【0003】フィルムロールからフィルムを巻出す場
合、フィルムロールのフィルムが残り少なくなってくる
とフィルムロールを他のフィルムロールと切り替えて引
き続きフィルムロールからフィルムを巻出すことが行わ
れている。かかるフィルムロールの切り替えにおいて
は、通常2軸ターレットが用いられる。2軸ターレット
を用いて行う場合、図1に示す如き工程を経り、フィル
ムロールの切り替えが行われる。このとき、フィルムロ
ール2では、フィルム7とフィルムロール2とを貼着さ
せるために、該フィルムロールのフィルム巻出し部の切
端部分に両面粘着テープを幅方向に貼る必要がある。そ
して、フィルムロール2のフィルム巻出し部の切端部分
をフィルムロール2に固定させるために、図3に示され
るように両面粘着テープよりなる適当な大きさの三角形
の固定テープ(b)を切端部分とフィルムロール部分と
にまたがるように貼り付けていた。
合、フィルムロールのフィルムが残り少なくなってくる
とフィルムロールを他のフィルムロールと切り替えて引
き続きフィルムロールからフィルムを巻出すことが行わ
れている。かかるフィルムロールの切り替えにおいて
は、通常2軸ターレットが用いられる。2軸ターレット
を用いて行う場合、図1に示す如き工程を経り、フィル
ムロールの切り替えが行われる。このとき、フィルムロ
ール2では、フィルム7とフィルムロール2とを貼着さ
せるために、該フィルムロールのフィルム巻出し部の切
端部分に両面粘着テープを幅方向に貼る必要がある。そ
して、フィルムロール2のフィルム巻出し部の切端部分
をフィルムロール2に固定させるために、図3に示され
るように両面粘着テープよりなる適当な大きさの三角形
の固定テープ(b)を切端部分とフィルムロール部分と
にまたがるように貼り付けていた。
【0004】しかしながら、かかる三角形の両面粘着テ
ープよりなる固定テープ(b)では、フィルムロールの
連続切替工程において、切端部分とフィルム部分との貼
り付け面が剥がれやすく、又、両面テープであるために
糊残りが発生し、拭き取り工程が必要になったり、と作
業性の悪いものであった。そこで、本発明はこのような
背景下において、2軸ターレットを用いたフィルムロー
ルの連続切替方法において、フィルム巻出し部の切端部
分とフィルムロール部分との貼り付け面が必要時以外は
剥がれることがなく、更に糊残り等も生じないといった
作業性に優れた連続切替方法を提供することを目的とす
るものである。
ープよりなる固定テープ(b)では、フィルムロールの
連続切替工程において、切端部分とフィルム部分との貼
り付け面が剥がれやすく、又、両面テープであるために
糊残りが発生し、拭き取り工程が必要になったり、と作
業性の悪いものであった。そこで、本発明はこのような
背景下において、2軸ターレットを用いたフィルムロー
ルの連続切替方法において、フィルム巻出し部の切端部
分とフィルムロール部分との貼り付け面が必要時以外は
剥がれることがなく、更に糊残り等も生じないといった
作業性に優れた連続切替方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】そこで本発明者等は、か
かる事情に鑑み、鋭意研究をした結果、支持体(ア)の
両端にフィルムロール1及びフィルムロール2を設け、
支持体(イ)の両端にガイドロール3及びガイドロール
4を設け、該支持体(ア)と(イ)とが中心部5で交差
(好ましくは直交)するように設置された2軸ターレッ
トを用いて、(A)フィルムロール1よりガイドロール
6に向けてフィルム7の巻出しを行う工程、(B)該2
軸ターレットの中心部5を軸にしてフィルムロール1が
軸の下側を、フィルムロール2が軸の上側を通るように
該ターレットを180度±2度の範囲で回転させる工程
(C)タッチロール8を押し上げて、フィルムロール2
とタッチロール8を圧着してフィルム7をフィルムロー
ル2に貼着させ、フィルムロール2よりガイドロール6
に向けてフィルム9の巻出しを行う工程、(D)フィル
ムロール2よりフィルム9の巻出しが開始されてから、
フィルム7を切断する工程、よりなるフィルムロールの
連続切替方法において、フィルムロール2のフィルム巻
出し部の切端に両面粘着テープを幅方向に貼り、更に該
両面粘着テープの上の少なくとも1カ所以上にダンベル
形状の片面粘着テープを該切端部分とフィルムロール部
分とにまたがるように貼付固定したフィルムロール2を
用いて、上記(C)工程において、該両面粘着テープと
フィルム7を貼着せしめるフィルムロールの連続切替方
法が上記目的に合致することを見いだし、本発明を完成
した。
かる事情に鑑み、鋭意研究をした結果、支持体(ア)の
両端にフィルムロール1及びフィルムロール2を設け、
支持体(イ)の両端にガイドロール3及びガイドロール
4を設け、該支持体(ア)と(イ)とが中心部5で交差
(好ましくは直交)するように設置された2軸ターレッ
トを用いて、(A)フィルムロール1よりガイドロール
6に向けてフィルム7の巻出しを行う工程、(B)該2
軸ターレットの中心部5を軸にしてフィルムロール1が
軸の下側を、フィルムロール2が軸の上側を通るように
該ターレットを180度±2度の範囲で回転させる工程
(C)タッチロール8を押し上げて、フィルムロール2
とタッチロール8を圧着してフィルム7をフィルムロー
ル2に貼着させ、フィルムロール2よりガイドロール6
に向けてフィルム9の巻出しを行う工程、(D)フィル
ムロール2よりフィルム9の巻出しが開始されてから、
フィルム7を切断する工程、よりなるフィルムロールの
連続切替方法において、フィルムロール2のフィルム巻
出し部の切端に両面粘着テープを幅方向に貼り、更に該
両面粘着テープの上の少なくとも1カ所以上にダンベル
形状の片面粘着テープを該切端部分とフィルムロール部
分とにまたがるように貼付固定したフィルムロール2を
用いて、上記(C)工程において、該両面粘着テープと
フィルム7を貼着せしめるフィルムロールの連続切替方
法が上記目的に合致することを見いだし、本発明を完成
した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の連続切替方法の工程図を
図1に、フィルムロール2の詳細図を図2に、従来用い
ていたフィルムロール2の詳細図を図3に示す。又、本
発明の特徴であるダンベル形状の片面粘着テープの具体
的な形の一例を図4に示す。但し、これらに限定される
わけではない。本発明で用いられるフィルムとしては特
に限定されることなく、ポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム等のポリオレフィン系フィルム、ポリ
エチレンテレフタレートフィルム等のポリエステル系フ
ィルム、等が挙げられる。
図1に、フィルムロール2の詳細図を図2に、従来用い
ていたフィルムロール2の詳細図を図3に示す。又、本
発明の特徴であるダンベル形状の片面粘着テープの具体
的な形の一例を図4に示す。但し、これらに限定される
わけではない。本発明で用いられるフィルムとしては特
に限定されることなく、ポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム等のポリオレフィン系フィルム、ポリ
エチレンテレフタレートフィルム等のポリエステル系フ
ィルム、等が挙げられる。
【0007】
【実施例】以下、支持体(ア)の両端にフィルムロール
1及びフィルムロール2を設け、支持体(イ)の両端に
ガイドロール3及びガイドロール4を設け、該支持体
(ア)と(イ)とが中心部5で交差(好ましくは直交)
するように設置された2軸ターレットを用いて、フィル
ムロールの連続切替方法について工程順に説明する。 (図1参照) (A)フィルムロール1よりガイドロール6に向けてフ
ィルム7の巻出しを行う工程(図1の(1)) フィルムロール1をフィルム7がフィルムロール1の下
側から巻出せるように回転させ、ガイドロール6に向け
てフィルム7の巻出しを行い、ガイドロール6によりフ
ィルム7は搬送される。
1及びフィルムロール2を設け、支持体(イ)の両端に
ガイドロール3及びガイドロール4を設け、該支持体
(ア)と(イ)とが中心部5で交差(好ましくは直交)
するように設置された2軸ターレットを用いて、フィル
ムロールの連続切替方法について工程順に説明する。 (図1参照) (A)フィルムロール1よりガイドロール6に向けてフ
ィルム7の巻出しを行う工程(図1の(1)) フィルムロール1をフィルム7がフィルムロール1の下
側から巻出せるように回転させ、ガイドロール6に向け
てフィルム7の巻出しを行い、ガイドロール6によりフ
ィルム7は搬送される。
【0008】(B)該2軸ターレットの中心部5を軸に
してフィルムロール1が軸の下側を、フィルムロール2
が軸の上側を通るように該ターレットを180度±2度
の範囲で回転させる工程(図1の(2)及び(3)) フィルムロール1よりフィルム7の巻出しを行いなが
ら、2軸ターレットの中心部5を軸にしてフィルムロー
ル1が軸の下側を、フィルムロール2が軸の上側を通る
ように該ターレットを180度±2度の範囲で回転さ
せ、フィルム7をガイドロール3を経由してガイドロー
ル6に搬送させる。最終的にフィルムロール2がフィル
ムロール1の元の位置に配置するところまで回転させる
ことが好ましい。
してフィルムロール1が軸の下側を、フィルムロール2
が軸の上側を通るように該ターレットを180度±2度
の範囲で回転させる工程(図1の(2)及び(3)) フィルムロール1よりフィルム7の巻出しを行いなが
ら、2軸ターレットの中心部5を軸にしてフィルムロー
ル1が軸の下側を、フィルムロール2が軸の上側を通る
ように該ターレットを180度±2度の範囲で回転さ
せ、フィルム7をガイドロール3を経由してガイドロー
ル6に搬送させる。最終的にフィルムロール2がフィル
ムロール1の元の位置に配置するところまで回転させる
ことが好ましい。
【0009】(C)タッチロール8を押し上げて、フィ
ルムロール2とタッチロール8を圧着してフィルム7を
フィルムロール2に貼着させ、フィルムロール2よりガ
イドロール6に向けてフィルム9の巻出しを行う工程
(図1の(4)及び(5))
ルムロール2とタッチロール8を圧着してフィルム7を
フィルムロール2に貼着させ、フィルムロール2よりガ
イドロール6に向けてフィルム9の巻出しを行う工程
(図1の(4)及び(5))
【0010】フィルムロール2のフィルム巻出し部の切
端部分に、両面粘着テープを幅方向に貼り付ける。具体
的には、該両面粘着テープをフィルム巻出し部に幅方向
全体に貼り付け、フィルム端部を該両面粘着テープの端
面にそろえて切断し、フィルムロール2のフィルム巻出
し部の切端部分より1〜2mmのところで、幅方向全体
に貼り付けることが好ましい。フィルムの幅方向に対す
る垂直方向の該両面粘着テープの長さは5cm程度であ
ることが好ましい。そして、該両面粘着テープの上に、
フィルムロール2のフィルム巻出し部の切端部分を固定
するために、その少なくとも1カ所以上、好ましくは等
間隔に4〜6カ所にダンベル形状の片面粘着テープ
(a)を該切端部分とフィルムロール部分とにまたがる
ように貼付固定する。かかるダンベル形状の片面粘着テ
ープ(a)は、その中心部の幅は2mm以下であり、か
つ中心部の長さは10〜15mmであることが好まし
い。(図2及び図4を参照)
端部分に、両面粘着テープを幅方向に貼り付ける。具体
的には、該両面粘着テープをフィルム巻出し部に幅方向
全体に貼り付け、フィルム端部を該両面粘着テープの端
面にそろえて切断し、フィルムロール2のフィルム巻出
し部の切端部分より1〜2mmのところで、幅方向全体
に貼り付けることが好ましい。フィルムの幅方向に対す
る垂直方向の該両面粘着テープの長さは5cm程度であ
ることが好ましい。そして、該両面粘着テープの上に、
フィルムロール2のフィルム巻出し部の切端部分を固定
するために、その少なくとも1カ所以上、好ましくは等
間隔に4〜6カ所にダンベル形状の片面粘着テープ
(a)を該切端部分とフィルムロール部分とにまたがる
ように貼付固定する。かかるダンベル形状の片面粘着テ
ープ(a)は、その中心部の幅は2mm以下であり、か
つ中心部の長さは10〜15mmであることが好まし
い。(図2及び図4を参照)
【0011】かかるダンベル形状の片面粘着テープを用
いることにより、上記の(C)工程において、上記両面
粘着テープによりフィルム7とフィルムロール2が良好
に貼着され、フィルムロール2よりフィルム9が巻出さ
れる際に、ダンベル形状の片面粘着テープがちぎれて、
フィルム9が巻出されるのである。本発明ではこのダン
ベル形状の片面粘着テープを用いることを最大の特徴と
するものである。
いることにより、上記の(C)工程において、上記両面
粘着テープによりフィルム7とフィルムロール2が良好
に貼着され、フィルムロール2よりフィルム9が巻出さ
れる際に、ダンベル形状の片面粘着テープがちぎれて、
フィルム9が巻出されるのである。本発明ではこのダン
ベル形状の片面粘着テープを用いることを最大の特徴と
するものである。
【0012】(D)フィルムロール2よりフィルム9の
巻出しが開始されてから、フィルム7を切断する工程
(図1の(4)及び(5)) フィルム7の巻出しとともにフィルムロール2よりフィ
ルム9が巻出され、フィルム9が安定に巻出された後、
フィルム7は、フィルムロール2とガイドロール3との
間で、フィルム7の切断が行われる。切断後は、フィル
ムロール2よりフィルム9のみが巻出され、ガイドロー
ル6に搬送される。
巻出しが開始されてから、フィルム7を切断する工程
(図1の(4)及び(5)) フィルム7の巻出しとともにフィルムロール2よりフィ
ルム9が巻出され、フィルム9が安定に巻出された後、
フィルム7は、フィルムロール2とガイドロール3との
間で、フィルム7の切断が行われる。切断後は、フィル
ムロール2よりフィルム9のみが巻出され、ガイドロー
ル6に搬送される。
【0013】かくして、フィルム7からフィルム9に途
切れることなく、連続して巻出すことができ、フィルム
ロール2において、固定用テープを両面粘着テープから
本発明のダンベル形状の片面粘着テープに変えることに
より、必要時以外はフィルムロール2のフィルム巻出し
部の切端部分とフィルムロール部分とを十分に固定する
ことができ、更に固定テープに起因する糊残りがなく、
作業性に優れたフィルムロールの連続切替方法となるも
のである。
切れることなく、連続して巻出すことができ、フィルム
ロール2において、固定用テープを両面粘着テープから
本発明のダンベル形状の片面粘着テープに変えることに
より、必要時以外はフィルムロール2のフィルム巻出し
部の切端部分とフィルムロール部分とを十分に固定する
ことができ、更に固定テープに起因する糊残りがなく、
作業性に優れたフィルムロールの連続切替方法となるも
のである。
【0014】本発明の方法は、2軸ターレットを用いて
フィルムロールを連続して切り替えるときに有用であ
り、特に制限されず様々なところで使用可能であるが、
特に、感光性樹脂組成物のドープをポリエステルフィル
ム上に塗工するためのポリエステルフィルムの巻出し
や、塗工後にポリエチレンフィルム等の保護フィルムを
ラミネートするためのフィルムの巻出し等のときに非常
に有用である。
フィルムロールを連続して切り替えるときに有用であ
り、特に制限されず様々なところで使用可能であるが、
特に、感光性樹脂組成物のドープをポリエステルフィル
ム上に塗工するためのポリエステルフィルムの巻出し
や、塗工後にポリエチレンフィルム等の保護フィルムを
ラミネートするためのフィルムの巻出し等のときに非常
に有用である。
【0015】(比較例)フィルムロール2において、固
定用テープとして、一辺23mmの正三角形の両面粘着
テープを用いて、等間隔に4カ所、フィルムロールのフ
ィルム巻出し部の切端部分とフィルムロール部分とをま
たがるように貼り、上記の如き連続切替方法を行った。
しかしながら、かかる方法では、フィルムロールの切端
部分とフィルムロール部分とを十分に固定することがで
きず、又、糊残り等も生じ、拭き取り作業が必要であっ
た。更に、糊残りのため、ドープの塗工等の後工程で、
異物等が混入して良好な塗工性が得られなかった。
定用テープとして、一辺23mmの正三角形の両面粘着
テープを用いて、等間隔に4カ所、フィルムロールのフ
ィルム巻出し部の切端部分とフィルムロール部分とをま
たがるように貼り、上記の如き連続切替方法を行った。
しかしながら、かかる方法では、フィルムロールの切端
部分とフィルムロール部分とを十分に固定することがで
きず、又、糊残り等も生じ、拭き取り作業が必要であっ
た。更に、糊残りのため、ドープの塗工等の後工程で、
異物等が混入して良好な塗工性が得られなかった。
【0016】
【発明の効果】本発明のフィルムロールの連続切替方法
は、フィルムの巻出しにおいて非常に優れた作業性を示
すものであり、フィルム巻出し工程を有する様々な製造
工程で非常に有用である。
は、フィルムの巻出しにおいて非常に優れた作業性を示
すものであり、フィルム巻出し工程を有する様々な製造
工程で非常に有用である。
【図1】 本発明の連続切替方法の工程図である。
【図2】 フィルムロール2の詳細図
【図3】 従来用いていたフィルムロール2の詳細図
【図4】 ダンベル形状の片面粘着テープの外観図
【符号の説明】 (ア)、(イ)・・・・・・・・・支持体 1、2・・・・・・・・・・・フィルムロール 3、4・・・・・・・・・・・ガイドロール 5・・・・・・・・・・・・・2軸ターレットの中心部 6・・・・・・・・・・・・・ガイドロール 7、9・・・・・・・・・・・フィルム 8・・・・・・・・・・・・・タッチロール (a)・・・・・・・・・・・ダンベル形状の片面粘着
テープ (b)・・・・・・・・・・・従来の三角形の両面粘着
剤着テープ (い)、(ろ)、(は)・・・ダンベル形状の片面粘着
テープ
テープ (b)・・・・・・・・・・・従来の三角形の両面粘着
剤着テープ (い)、(ろ)、(は)・・・ダンベル形状の片面粘着
テープ
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体(ア)の両端にフィルムロール1
及びフィルムロール2を設け、支持体(イ)の両端にガ
イドロール3及びガイドロール4を設け、該支持体
(ア)と(イ)とが中心部5で交差するように設置され
た2軸ターレットを用いて、 (A)フィルムロール1よりガイドロール6に向けてフ
ィルム7の巻出しを行う工程、 (B)該2軸ターレットの中心部5を軸にしてフィルム
ロール1が軸の下側を、フィルムロール2が軸の上側を
通るように該ターレットを180度±2度の範囲で回転
させる工程、 (C)タッチロール8を押し上げて、フィルムロール2
とタッチロール8を圧着してフィルム7をフィルムロー
ル2に貼着させ、フィルムロール2よりガイドロール6
に向けてフィルム9の巻出しを行う工程、 (D)フィルムロール2よりフィルム9の巻出しが開始
されてから、フィルム7を切断する工程、 よりなるフィルムロールの連続切替方法において、フィ
ルムロール2のフィルム巻出し部の切端に両面粘着テー
プを幅方向に貼り、更に該両面粘着テープの上の少なく
とも1カ所以上にダンベル形状の片面粘着テープを該切
端部分とフィルムロール部分とにまたがるように貼付固
定したフィルムロール2を用いて、上記(C)工程にお
いて、該両面粘着テープとフィルム7を貼着せしめるこ
とを特徴とするフィルムロールの連続切替方法。 - 【請求項2】 ダンベル形状の片面粘着テープの中心部
の幅は2mm以下で、かつ中心部の長さは10〜15m
mであることを特徴とする請求項1記載のフィルムロー
ルの連続切替方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132092A JP2000318891A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | フィルムロールの連続切替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132092A JP2000318891A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | フィルムロールの連続切替方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000318891A true JP2000318891A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15073310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11132092A Pending JP2000318891A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | フィルムロールの連続切替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000318891A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200089892A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 김규철 | 분리막 마감 처리용 라벨 |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132092A patent/JP2000318891A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200089892A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 김규철 | 분리막 마감 처리용 라벨 |
KR102293530B1 (ko) * | 2019-01-18 | 2021-08-24 | 김규철 | 분리막 마감 처리용 라벨 |
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