JP2000318760A - シート材で作られた包装体で製品を包装する方法及びデバイス、及びそれに対応する包装された製品 - Google Patents

シート材で作られた包装体で製品を包装する方法及びデバイス、及びそれに対応する包装された製品

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JP2000318760A
JP2000318760A JP2000122779A JP2000122779A JP2000318760A JP 2000318760 A JP2000318760 A JP 2000318760A JP 2000122779 A JP2000122779 A JP 2000122779A JP 2000122779 A JP2000122779 A JP 2000122779A JP 2000318760 A JP2000318760 A JP 2000318760A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品を完全に密着して包むような、シート材
より作られた包装体の改良。 【解決手段】 製品を取り囲んでいる包装体は、例えば
薄いアルミニウムホイルよりなる2つの部材1、2で形
成されている。第1の部材は、製品を実質的に完全に収
容すべく概ねカップ形の形状に成形されていると共に、
カップ形の形状の口部部分において突出縁部1cを残し
ている。実質的に平坦な形状を保持している第2シート
2は、上記突出縁部に対して付加され、溶接される。次
いで、2つの部材1、2を接続した結果として形成され
るリムには、製品Pのために、リムに概ね箱形の形状を
付加する成形作業が行われる。このようにして、平坦な
ベース壁を有し製品Pを指示することが可能な箱状のハ
ウジングボデーが形成され、箱状のハウジングボデー
は、包装体の一体型部材によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材より作ら
れた包装体で製品を包装するための、請求項1及び16
のプレアンブルに記載の方法及びデバイスに関する。本
発明はまた、それに対応する、請求項31のプレアンブ
ルに記載の包装された製品に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデバイス、方法、および製品
は、例えばヨーロッパ特許公開第591742号明細書
において公知である。それに多少類似する解決法が、ヨ
ーロッパ特許公開第790184号明細書において公知
である。
【0003】基本的に、上記の各明細書に記載の解決法
は、製品を完全に密着して包むような、シート材より作
られた包装体を製作することを意図している(ここでい
う製品とは、通常、例えばプラリーヌやチョコレートな
どの菓子製品などの食品で構成される)。
【0004】包装体に包まれた製品は、通常、より感じ
よく、より魅力的に見えるように、プリーツ付きの周壁
を有する小さなケース(「4個入りプチケース」として
公知である)に入れられるべく構成される。これについ
ては、ヨーロッパ特許公開第591742号の図7を参
照されたい。
【0005】この解決法(およびヨーロッパ特許公開第
082952号明細書に記載されているようなより一般
的な包装体)は、ここ数年大きな成功を収めているが、
種々の見地からさらなる改良が可能である。
【0006】第1に、小さなケースを使うことで、製品
を包装する間に行うべき作業が余分に二組必要となる。
すなわち、ケースの製作自体と、製品をケースに入れる
こと自体とである。包装体で包まれた製品の、ケースに
対する正確な位置決めとその保持とを確実に行うために
は、例えば、製品の包装体の底部とケースのベース壁の
上面とをつなぐ接着材などの位置決め手段を備える必要
があることが多い。これによって、包装する段階で、余
分な作業を少なくともさらに1つ行うことが必要とな
る。
【0007】製品が消費される際、製品がケースから取
り出され、包装体が開けられるか、または破られると、
ケース及び包装体は、単に捨て去るだけの無用物とな
る。包装体は通常、丸めて寸法を最小限にすることが容
易に可能であるシート材で、通常はアルミホイルで作ら
れているが、このケースは、その周壁のプリーツ構造に
よって一定の強度を持つので、その強度が廃棄するのに
ある程度の妨げとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
してきたような点の改良を容易にかつ安価に行うことが
可能な解決法を提供することである。
【0009】本発明によれば、上記目的は、特許請求の
範囲に記載の特徴を有する方法、デバイス、および包装
された製品によって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を、単なる非限定的な例示
として、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
【0011】基本的に、図1〜4に示すステップは、ヨ
ーロッパ特許公開第591742号明細書の対応する図
1〜4に示したステップと実質的に同じである。
【0012】詳しく述べると、包装される製品は、図示
した実施形態において略球形のプラリーヌPで構成され
ている。この製品は例えば、柔らかいあるいはクリーム
状のフィリングを有する球形のウェハーシェルより構成
されるプラリーヌであってもよい。このプラリーヌの外
側は、例えばヘーゼルナッツの入ったチョコレートや、
それに類似するコーティングで覆われており、プラリー
ヌPの外面全体に不揃いの外観を与えるようなおろしコ
コナッツや刻みナッツなとが加えられていてもよい。
【0013】しかし、本発明は、全く別の性質や形状を
有する製品に利用してもよい。なおも製菓産業で言え
ば、中空のあるいは中身の詰まったチョコレートエッ
グ、種々のチョコレート、平坦なベース壁を有する略球
形のプラリーヌ、小さなメレンゲ菓子(泡立てた卵白に
砂糖を混ぜて軽焼きにしたもの)などが挙げられる。
【0014】本発明では、製品Pに密着し密封する包装
体を形成するのに、アルミホイル又は他のシート材より
なる2つの部材1、2を用いる。
【0015】アルミホイルは、実質的に可塑性であるこ
とと相俟って、簡単に製品Pに密着させかつ簡単に成形
することができるので、アルミホイルを選択するとよ
い。通常、2つの部材1、2は、互いに対向しており製
品Pに相対するべく構成された各内側面が、ラッカーあ
るいは熱溶融性の材料でコーティングされているとよ
い。
【0016】この理由は以下の説明から明白となろう。
この理由はまた、2つの包装部材1、2の寸法が同じで
ないことにも当てはまる。実際には、第1の部材1の寸
法は通常、部材2の寸法よりもはるかに大きい。
【0017】製品Pを包装する第1ステップは、部材1
を(恐らくは絞り加工によって)概ね皿形又はカップ形
の形状に成形する作業である。この作業は通常、ダイ3
を備えた工具によって行われる。ダイ3には内側キャビ
ティ3aが形成されており、キャビティ3aにはパンチ
4を押し込むことができる。この種の成形工具を製作す
るための可能な規準を概略的に説明したものとして、ド
イツ特許公開第3243500号明細書を参照すると有
用であろう。キャビティ3aと工具4の作用部分とは、
それらの間で部材1をプレス加工して該部材1を成形す
るべく、相補的な面を有している。詳しく述べると、ダ
イのキャビティ3aは通常、部材1を、製品Pの各ハー
フポーションに対して相補的な形状をなすように成形す
ることが容易にできる深さ以上に「深く」されている。
実際には、キャビティ3aは、部材1が一旦カップ形に
成形されると、製品Pをほぼ完全に収めることができる
ような深さを有している。
【0018】キャビティ3aとパンチ4とがこのような
形状にされていることの効果は、実に正確に、アルミホ
イルの部材1が、概ね皿形又はカップ形の形状に成形さ
れて、図3に概略的に示すように、製品Pを収めること
が可能になることである。この図では、製品Pは、部材
1が図のダイ3内にある間に、部材1内に投入されるこ
とになっている。言うまでもなく、この選択は、部材1
がカップ形に成形された後にダイ3から取り出されて、
製品Pを投入すべく部材1を支持するための他のダイあ
るいはキャビティを有する他のエレメントに移し変えら
れてもよいという意味において、必要不可欠なこととは
みなされない。
【0019】いずれの選択においても、製品Pは、カッ
プ形部材1内に一旦投入されると、部材1によって形成
されるハウジングカップの開口部の平面から上方に突出
することはないか、またはそのような突出は最小限に抑
えられる。
【0020】部材1の全体の寸法は、部材1が一旦成形
されると、製品Pの下側の半球形ポーションを収めるた
めの半球形ベースポーションに加えて、ネックポーショ
ン1aをも有するように選択されている。このネックポ
ーション1aは、製品Pの反対側(上側)半球形ポーシ
ョンに及ぶように延在しているが、それに密着して接着
されることはない。言いかえると、部材1は、製品Pの
略全体を収めることができるように成形される。ネック
ポーション1aは、平坦な形状を保っているポーション
1c(カップ形に成形されたため、しわが寄っているか
も知れない)まで、キャビティ3aの開口部を越えてさ
らに外向きに広がっている。
【0021】繰り返すが、半球形ポーションを参照した
のは、略球形のプラリーヌによって構成される製品Pに
ついて説明した使用例に関するものであることに注意さ
れたい。しかし、球形ポーションでなく、楕円形や長円
形のポーション、あるいはそれらの混合した形状のポー
ションが含まれる場合にも、同じことが言える。
【0022】このような状況で(すなわち、図3に示す
配置で)、他方の部材2が製品Pに適用される。
【0023】通常、部材2は、製品Pの上側ポーション
に単に置かれて、中央領域においても周辺領域2aにお
いても本来の平坦な形状を保持する。この周辺領域2a
は、同様に平坦な部材1の周辺領域1cに重ねられる。
【0024】この時点で、キャビティ3aの開口部の外
形沿いに一体に密接して合わせられた部材1と2は、工
具6によって溶接される(さらに切断されてもよい、す
なわち打抜かれてもよい)。これは、一致する(homolo
gous)周辺領域1c、2aにおいて行われる。
【0025】図4では1つの工具6が示されているが、
上記した2つの操作(溶接と切断)は、同時に行われる
のではなく、2つの異なる工具を用いて、連続する2つ
のステップにおいて行われてもよいことは言うまでもな
い。その場合は通常、溶接作業の後に切断作業が行われ
る。
【0026】2つの部材1、2の領域1c、2aにおけ
る溶接は、製品Pの周囲に形成されたホイル包装体を外
部から密封し、製品が空気に触れて変質するのを防ぐこ
とを目的とする。
【0027】溶接を行うために、例えば、追加の材料で
の接着、あるいは(非常に好ましい解決法では)ヒート
シールを用いることが可能である。これは、部材1、2
の内側面に付加されたホットメルトコーティング(ラッ
カー)あるいはヒートシール性材料の溶解(直接加熱す
るか、超音波振動の技術分野の利用による)を生じさせ
ることにより行うとよい。
【0028】このような結果は、例えば、ホットメルト
性材料でコーティングされたアルミニウムシートを、液
体あるいは半液体の製品(例えばヨーグルトやそれに類
似する製品)を収めたカップ形容器の口部に張りつける
のに用いる工具によって得られる。
【0029】一体に溶接された縁部1c、2aの切断作
業は、パンチ状の工具によって構成されるとよい。その
工具の切断縁部は、図4に6aで示されているが、キャ
ビティ3aの開口部のリム周囲から外側に延在する経路
(図示した実施形態においては環状の経路であって、そ
の中の製品Pは球体である)に沿って延在している。
【0030】溶接は切断と同時に、これも熱によって行
われてもよい。切断工具をさらに加熱されるように配置
することによって、アルミニウムシートに付加されたホ
ットメルト性材料の局部溶融が発生する。
【0031】いずれにせよ、1つのあるいは複数の工具
が、接続される部材1、2の一致する領域1c、2aに
作用して、製品Pの周囲に概ね閉じられた包装体を形成
する。包装体は、単独の全くの成形作業(すなわち、図
2に示したステップの間に、部材1に行われる作業)に
よって製作される。
【0032】上記解決法はまた、部材1と2とを接続し
た結果として、製品Pの周囲に形成された包装体が、製
品Pの外壁と閉じられた包装体の内壁との間に相当量の
空気を保持してしまい、それによって製品の劣化、さら
には製作される最終的な包装が嵩張ってしまうといった
事態を防止する必要性の点で優れている。
【0033】ヨーロッパ特許公開第591742号明細
書に記載の解決法と比較すると、本明細書に記載の解決
法は、第1の部材1の成形作業を行う方法において特徴
を有している。実際に、本件においては、製品Pは、図
3に概略的に示すように部材1内に一旦投入されると、
完全にあるいはほぼ完全に部材1内に収まり、いずれに
せよ、カップ形の部材1の開口縁部の平面から延出する
部分はさほどないように、上記作業が行われる。その結
果、第2の部材2は、一旦部材1に合わせられ、一致す
る領域1c、2aの溶接により接続されると、実質的に
平坦な形状を保持する。
【0034】この点で、ヨーロッパ特許公開第5917
42号明細書に記載の解決法で行われることと比較する
と、2つの部材1と2との接続が形成される縁部は、製
品Pや包装体の他の部分に対して、密接して折りたたま
れることがない。反対に、この領域では、成形デバイス
10によって、製品Pを収めるためのケースの形成に実
質的に相当する作業が行われる。このケースは、2つの
部材1と2との間に接続リムを成形する作業の結果とし
て作られた、包装体よりなる一体型の部材として形成さ
れる。上記の接続リムは、一致する領域1c、2aによ
って構成される。特に、このリムは、箱形エレメントの
周辺壁を構成する。これに関しては、図8を参照された
い。図8からは、上述のように作業を行うことによっ
て、部材1と2とを接続するリムによって囲まれた部材
2のポーション(平坦なポーション)が、実際に、収容
ケースの基部を構成することがわかる。
【0035】この解決法の利点は明白である。
【0036】第1に、ケースを別個のエレメントとして
形成することが不要である。本発明では、ケースは実際
に、製品を包むその同じ包装体のポーション(部材2及
び部材1のポーション1c)によって構成される。同時
に、製品Pは、包装体の形成・密封作業が完了すると、
ケース内で自動的に位置決めされる。特に、包装体は、
ヨーロッパ特許公開第591742号明細書にも記載さ
れているように、気密シールの特性と、外部の環境から
製品を保護する特性とを有する。
【0037】第2に、製品Pは、包装体内、及び包装体
よりなる一体型の部材として形成されるケース内におけ
る位置を、例えば製品をケースの所定の位置に保持する
ための少量の接着材を準備する必要もなく、正確に保持
することができる。
【0038】最後に、消費される時であるが、製品Pを
取り出すには包装体(ケースを含む)を破るだけでよ
く、その破られた包装体を最小限の大きさにまで折り畳
むことが容易に可能であり、廃棄用の余分な製品の問題
を退けている。
【0039】図5から図7は、本発明に係る方法の一般
的に好ましい実施形態を例示的に示している。
【0040】この目的において、「一体型の」ケースを
形成するための作業を行うのに用いられる成形デバイス
10は、第1に、成型(あるいは形成)キャビティ11
を備えている。このキャビティは実質的に、入口開口部
あるいは口部12と排出開口部あるいは口部13との間
で略テーパーの形状を有するキャビティ(例えば、金属
プレートで形成されるが、他の種の成型されたエレメン
トでもよいことは言うまでもない)で構成される。排出
開口部あるいは口部13の寸法は、入口開口部12の寸
法よりも小さい。
【0041】通常、成型キャビティ11の上記各開口部
と、各開口部間に延在するテーパーの壁とは、全体にリ
ブ付きの外形を有しており、いわば星形の断面になって
いる(これに関しては図9及び図10を参照された
い)。さらに、図示するように、入口開口部12と排出
開口部13との間を接続する壁は通常、正確な円錐台で
はないが、概ねテーパー形状にされており、その全体が
カーブした外形であるとよい。
【0042】図示した実施形態は、球形であり円形の断
面を有する製品P、例えば、フェレロ・グループ(Ferre
ro group)の会社によってフェレロ・ロシェ(Ferrero Ro
cher)、パスティッチェリア・ラファエロ(Pasticceria
Raffaello)などの商標名で市販されている種類のプラリ
ーヌに関するものであるとよい。しかし、成型キャビテ
ィ11の断面形状が、製品Pの特性に適応することは明
らかである。単なる例示として、製品Pが例えば概ね
「胸の形」の外形を有するチョコレート(これも例であ
るが、これもフェレロ・グループ(Ferrero group)の会
社によって「ポケット・コーヒー(Pocket Coffee)」、
及び「モン・シェリ(Mon Ch駻i)」の商標名で市販され
ている食品であってもよい)で構成される場合、成型キ
ャビティ11は、概ね長方形あるいは正方形の外形を有
するであろう。本発明が円形断面の外形を有するケース
の成形に限定されないことは、全く明白である。ケース
の周辺壁が概ねプリーツのついた形状であることについ
ても、同じことが言える。例えば、滑らかな壁を持つ収
容ケースを製作することが望ましい場合には、成型キャ
ビティ11は通常、リブ付きの壁を持たないであろう。
一般に、上記の壁には、製品Pを収めるためのケースに
付与すべき形状と同じ外観を与えることが可能である。
【0043】デバイス10のさらなるエレメントは、キ
ャビティ11の形状と局部的に相補的な形状を有する雄
型エレメント14である。
【0044】エレメント14は、実質的に、以下の事が
可能なパンチ状ボデーによって構成される。−その端縁
部が、部材1と2とが接続されている領域の、製品Pに
最も密接して隣接するポーションに係合し、−成型キャ
ビティ11において、部材1及び2で包装された製品P
が、成型キャビティ11内を一定距離すなわちポーショ
ンdだけ下降して、成型キャビティ11の壁の形状によ
って決められた形状に従い、部材1と2とを接続するリ
ムの成形を行う(図5及び図6のシーケンスを参照)。
【0045】この貫通運動は、駆動手段(例えば直線ア
クチュエータ)の作用によって行われるが、この駆動手
段は公知のタイプのものであるので図示しない。
【0046】雄型エレメントすなわちパンチ14の形状
は、成型キャビティ11の形状と相補的であるので、成
型キャビティの形状の選択に関して、また、それに関す
る可能な変形例に関して、これまでに説明してきたこと
は全て、エレメント14に対しても同様に(当然、相補
的に)適用し得る。
【0047】雄型エレメント14は、成型キャビティ1
1を、全体ではなくポーションdだけ貫通するように構
成されているとよい。したがって、各エレメントの形状
の相補的な性質は、実質的には、問題のポーションdに
関するものである。
【0048】キャビティ11内での移動が完了し、ケー
スの壁の成形が行われると、エレメント14は、駆動手
段の作用によって上方に戻る(図7参照)。しかし、接
続リムを有しケース型に形成された部材1、2によって
形成された包装材内に収められている製品Pは、キャビ
ティ11内に保持されている。そのため、雄型エレメン
ト14は、「モールドから取外す(de-moulding)」作業
に関する問題を生じることなく、キャビティ11と、該
キャビティ内に保持されている製品Pとから安全に解放
される。
【0049】キャビティ11を排出開口部13から取り
出すためには、キャビティ11の下側のポーション−す
なわち寸法の小さいポーション−において、製品Pをさ
らに下方に向かって一定距離移動させる必要がある。
【0050】この状況は、第3のエレメントが選択的に
存在することとその機能とを説明する。この第3エレメ
ントは、図示した実施形態では、デバイス10に含まれ
る。実際には、第3エレメントは、その頂部に小さいプ
レート18を有するロッド17である。このプレート1
8は、キャビティ11の入口開口部12に隣接して、一
致する領域1c、2aにより形成されたリムに沿って互
いに接続された部材1、2に収められた製品Pを、初め
は受け入れると共に支持する。
【0051】ロッド17は、雄型エレメント14の貫通
運動と連動して漸次下側に移動させられ、図7に概略的
に示すように、包装体内に収められた製品Pを、その下
側のケース状のポーションにおいて、下向きに引っ張
る。これにより、製品Pはキャビティ11の排出開口部
13から外に出される。
【0052】この目的のために、ロッド17は通常、例
えば真空把持エレメントなどの把持エレメントの形状に
(公知の方法で)形成されている。このため、ロッド1
7は、プレート18において吸引開口部20として開口
する長手キャビティ19を有する。長手ダクト19は、
大気圧以下の負圧の圧力源S(これも公知のタイプのも
のであり、図7にのみ単純に概略的に示す)に接続され
ており、これによって、包装体内の製品Pは、プレート
18上で保持され、下方への移動の間、プレート18に
追従する。このプレート18の移動は、本件ではロッド
17の対応する歯状ポーション22に作用するギア21
として概略的に示されている駆動エレメントによって行
われる。
【0053】当業者であれば、包装体内に収められた製
品P、キャビティ11、雄型エレメント14、およびロ
ッド17の、関連するエレメントに対する相対運動が、
実際には、上記とは異なる方法で、すなわち、雄型エレ
メント14及びロッド17が運動を行う一方でキャビテ
ィ11は静止状態を保つといった方法で行われてもよい
ことを理解するであろう。上記結果を得るという目的の
ために重要であるのは、上記各パーツ間の相対運動であ
り、したがって、この相対運動が、例えばキャビティ1
1を開口部12と13とを結ぶ軸に沿って移動させる一
方で、上記した他のエレメントのうちの1つ以上が静止
状態を保つといった、異なる方法で行われてもよいとい
うことは明らかである。いずれにせよ、当業者であれば
想到可能な変形例はいくつかあるが、本明細書では詳述
しない。
【0054】部材1、2によって形成された包装体内に
収められた製品Pを、排出開口部13から排出すること
によって、包装体の箱形のポーションの頂部あるいは口
部の縁部、ひいては自由縁は、ある程度狭くなり、この
縁部は、製品Pを直接に取り囲む部材1の対応する部分
に向かって移動する。これに対応する、ケースの口部縁
部の収縮は永続的なものであるが、これは、部材1、2
の一般的な塑性作用によるものである。
【0055】ケースに関するこのような作業は不可欠で
はないことが理解されるであろう。小さく変形すること
に関して、部材1、2の一方あるいは両方を構成する材
料が弾性あるいは実質的に弾性の作用をなす場合には、
通常、上述の作業は行われない。この場合には、添付の
図面に示すように、雄型エレメント14が、キャビティ
11を、ポーションdだけではなく完全に貫通すること
は明らかである。またこの場合には、製品Pや箱形の包
装体を、下向きに引き抜くのではなく、排出開口部12
から上向きに引き抜くのであると考えることも可能であ
る。またこの場合には、キャビティ11を、貫通してい
ないキャビティの形状とし、排出開口部13を持たない
ように構成することも可能である。
【0056】正確には、雄型エレメント14がこのよう
に作用することによって(詳しくは図6参照)、ケース
のベース壁を構成すべく構成された部材2の中央領域
は、その平坦な形状を維持し、包装体に包装された製品
Pを、裏返ったり転がったりする恐れがなく、固定的に
支持できる基板を構成することが可能である。
【0057】これによって、本発明に係る解決法は、包
装体が製品の形状を正確に模倣する(球形のプラリーヌ
の場合には球形の形状)ため、支持基板を備えることが
できない、ヨーロッパ特許公開第082952号明細書
や、同第591742号明細書の解決法とは区別され
る。この点について、ヨーロッパ特許公開第79018
4号明細書(本明細書の初めに引用したもう一方の文
献)の解決法における平坦な支持基板を利用可能である
のは、単に本明細書に記載の製品に特有の形状によるも
のであって、包装体自体の特性によるものではないこと
に注意されたい。
【0058】したがって、上述のように形成された包装
体においては、第2の部材2は基本的に、包装体及び該
包装体に包装された製品Pの支持面を形成する、中央の
平坦な領域を備えている。周辺領域2aは、この中央領
域を、通常は箱形の形状で取り囲んでおり、箱形形状の
内側面及び外側面を構成している。ドーム形あるいはカ
ップ形の形状を有する第1の部材1は、製品Pを収める
ためのキャビティを構成すると共に、同一の広がりを持
つ(coextensive)部材2の周辺領域2aの内側面に接続
される各周辺領域1cを有している。
【0059】本発明に係る解決法は、同じ材料から作ら
れると共に/あるいは同一の色特性を有する部材1、2
に、あるいは、異なる材料から作られると共に/あるい
は異なる色特性を有する部材1、2に、採用することが
できる。例えば金属で(例えば金色又は銀色に)被覆さ
れた材料よりなる部材1と、例えば茶色で恐らくは金属
被覆がなされていない材料よりなる部材2とに採用する
ことができる。後者の場合、全体的な効果は、茶色のケ
ースに収められ、金属で被覆された材料よりなる、ぴっ
たりと密着する包装体で包装された製品の効果に完全に
匹敵する。
【0060】さらに有利なのは、本発明に係る解決法で
は、箱形のポーションの周辺縁部が、実際には、製品P
(およびそれを取り囲む包装体のポーション)を収容す
る作用をなさないことである。この作用は、実際には、
製品Pを2つの部材1と2との間で保護することによっ
て行われる。その結果、従前の収容ケースとは対照的
に、周辺壁の高さが完全に限定されている箱形のポーシ
ョンを形成することが可能である。従前の収容ケースは
通常(そしてある程度は伝統的な昔ながらの菓子製品に
すべく)、ケースに収められる製品の高さの半分に対し
て、少なくとも同じであるか、場合によってはそれより
も明らかにかなり高くされていた。本発明によれば、ケ
ースの周辺壁を非常に「低く」作ることが可能であると
共に、対応する製品Pの高さを実質的に低くすることが
可能であり、これにより、製品Pの大部分を見せること
が可能となり、より有利に展示することが可能となる。
【0061】言うまでもなく、本発明の原理、製造の詳
細、および実施例は、本発明の範囲から逸脱することな
く、説明あるいは図示した部分に関し、幅広く変更する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図2】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図3】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図4】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図5】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図6】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図7】 本発明に係る方法のいくつかのステップを概
略的に順を追って示す。
【図8】 図1〜図7に概略的に示す方法によって作ら
れた最終的な製品を示す。
【図9】 図5から図7に部分的に示す、本発明に係る
デバイスをさらに詳細に示す図であって、図5のIX−
IX線断面図である。
【図10】 図5から図7に部分的に示す、本発明に係
るデバイスをさらに詳細に示す図であって、図6のX−
X線断面図である。
【符号の説明】
1、2 部材 1a ネックポーション 1c、2a 周辺領域 3 ダイ 3a キャビティ 4 パンチ 6 工具 6a 切断縁部 10 成形デバイス 11 成型キャビティ 12 入口開口部 13 出口開口部 14 雄型エレメント 17 ロッド 18 プレート 19 キャビティ 20 吸引開口部 21 ギア 22 歯状ポーション P 製品 d ポーション S 圧力原

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品(P)をシート材で作られた包装体
    で包装する方法において、 −包装材の第1シート(1)及び第2シート(2)を準
    備するステップと、 −該第1シート(1)を、上記製品(P)の形状と略相
    補的となるように成形する(3、4)ステップと、 −それによって成形された第1シート(1)に製品
    (P)を投入するステップと、 −上記第2シート(2)を上記製品(P)に付加するス
    テップと、 −上記製品(P)の周囲に実質的に密接する包装体を形
    成すべく、上記第1シート(1)と上記第2シート
    (2)とを一致する周辺領域(1c、2a)において接
    続する(6)ステップと、 −互いに接続された上記第1シート(1)及び上記第2
    シート(2)をさらに成形する(10)ステップとを有
    し、さらに、 −上記第1シート(1)を、上記製品(P)の形状と実
    質的に相補的となるように成形する(3、4)ステップ
    にして、そのように成形された上記第1シート(1)は
    上記製品(P)を実質的に完全に収容するステップと、 −上記第2シート(2)を上記製品(P)に付加するス
    テップにして、上記第2シート(2)を、少なくとも各
    周辺領域に囲まれた各中央領域(2a)において、実質
    的に平坦な状態で保持するステップと、 −平坦な状態を保持する上記第2シートの中央領域に対
    して、上記互いに接続された一致する周辺領域(1c、
    2a)を、上記製品を収容するための箱形の包装体のポ
    ーションを形成すべく成形するステップとを有すること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記互いに接続された一致する周辺領域
    (1c、2a)を、概ねプリーツつきのパターンを有す
    るように成形するステップを有することを特徴とする、
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 製品を収容するための箱形の包装体のポ
    ーションは、形成された後さらに、その自由端を上記第
    1シート(1)及び該シートに収容されている上記製品
    (P)の方向に向かって押圧することにより成形される
    ことを特徴とする、請求項1及び2記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記第1シート(1)は、上記第2シー
    ト(2)よりも実質的に大きい寸法を有するべく選択さ
    れることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 上記第1シート(1)が一旦上記製品
    (P)の形状に実質的に相補的となるように成形されて
    も、上記第1シート(1)はなおも、一致する周辺領域
    (1c、2a)の一方を形成することが可能な、実質的
    に平坦な周辺領域(1c)を備えるように、上記第1シ
    ート(1)の寸法を選択するステップを有することを特
    徴とする、請求項1又は4記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記第1シート(1)は、ダイ(3)と
    パンチ(4)との間での形成によって成形されることを
    特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記第1シート(1)は絞り作業によっ
    て形成されることを特徴とする、請求項1又は6記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 上記第2シート(2)は成形作業を伴う
    ことなく上記製品(P)に付加されることを特徴とす
    る、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記第1シート(1)及び上記第2シー
    ト(2)は、 −余分の材料を塗布することによる接着、 −ヒートシール、および −超音波溶接、 よりなるグループから選択した接続作業によって、互い
    に密封すべく接続されていることを特徴とする、請求項
    1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)の接続面を、ホットメルト性の材料よりなる
    層でコーティングするステップを有することを特徴とす
    る、請求項1又は8記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記一致する周辺領域(1c、2a)
    の、互いに接続されている領域より外側のポーションを
    除去する(6a)ステップを有することを特徴とする、
    請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記除去ステップ(6a)は、上記第
    1シート(1)と上記第2シート(2)とを接続するの
    と同時に、あるいはそれに続くステップにおいて行われ
    ることを特徴とする、請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)に、金属性の材料、好ましくはアルミニウ
    ム、を選択するステップを有することを特徴とする、請
    求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)は、実質的に同一の色であることを特徴とす
    る、請求項1又は13記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)は、少なくとも部分的には、異なる色である
    ように選択されることを特徴とする、請求項1又は13
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の方法を提供するための
    デバイスにして、 −上記第1シート(1)を上記製品(P)の形状に相補
    的となるように成形するための成形手段(3、4)と、 −上記製品(P)の周囲に実質的に密接する包装体を形
    成すべく、上記第1シート(1)により構成され上記製
    品(P)を収容するキャビティを覆うように配置されて
    いる上記第2シート(2)を接続するための接続手段
    (6)と、 −上記製品の周囲の上記第1シート(1)及び上記第2
    シート(2)を成形するためのさらなる成形手段(1
    0)とを備え、 −上記成形手段(3、4)は、上記形状に成形された上
    記第1シート(1)が、上記製品(P)を実質的に完全
    に収容することが可能な形状にされており、 −上記接続手段(6)は、上記第1シート(1)及び上
    記第2シート(2)を、その一致する周辺領域(1c、
    2a)において接続することが可能な形状にされてお
    り、上記第2シート(2)は、少なくとも各周辺領域
    (2a)に囲まれたその中央領域において、実質的に平
    坦な形状を保持し、 −上記さらなる成形手段(10)は、上記第1シート
    (1)に収容された上記製品(P)に隣接して、上記接
    続手段(6)によって互いに接続された上記一致する領
    域(1c、2a)に作用するような形状にされており、
    上記さらなる成形手段は、上記製品(P)を収容するた
    めの箱形の包装体のポーションを形成すべく、上記第1
    シート(1)及び上記第2シート(2)の互いに接続さ
    れた一致する領域(1c、2a)を上記製品(P)の方
    向に成形することが可能な相補的な成形エレメント(1
    1、14)を備えていることを特徴とするデバイス。
  17. 【請求項17】 上記さらなる成形手段(10)は、 −上記第2シート(2)の中央領域から始まる、実質的
    に閉じられた包装体内に収容された上記製品(P)が入
    れられる形成キャビティ(11)と、 −パンチのように上記形成キャビティ(14)を貫通す
    ることが可能な雄型エレメント(14)とを備えてお
    り、該雄型エレメントは、上記第1シート(1)及び上
    記第2シート(2)の互いに接続された一致する領域に
    おいて、上記製品(P)に隣接する包装体に作用し、上
    記形成キャビティ(11)の壁と雄型エレメント(1
    4)との間で、上記互いに接続された一致する領域(1
    c、2a)を圧縮し、さらなる成形を行うことを特徴と
    する、請求項16記載のデバイス。
  18. 【請求項18】 上記雄型エレメント(14)は概ねパ
    ンチ型の形状を有することを特徴とする、請求項17記
    載のデバイス。
  19. 【請求項19】 上記形成キャビティ(11)及び上記
    雄型エレメント(14)は、相補的なテーパーの形状を
    有しており、上記雄型エレメント(14)が上記形成キ
    ャビティ(11)を貫通する方向に向かってテーパーで
    あることを特徴とする、請求項17又は18記載のデバ
    イス。
  20. 【請求項20】 上記形成キャビティ(11)は、包装
    体内に収容された上記製品(P)用の、入口開口部(1
    2)と出口開口部(13)とを有しており、上記雄型エ
    レメント(14)の貫通運動は該入口開口部(12)か
    ら出口開口部(13)に向かって行われることを特徴と
    する、請求項17〜19のいずれかに記載のデバイス。
  21. 【請求項21】 上記デバイスにおいて、 −上記形成キャビティ(11)及び上記雄型エレメント
    (14)は、該雄型エレメント(14)が、上記入口開
    口部(12)と上記出口開口部(13)との間に配置さ
    れた該形成キャビティ(11)の一定のポーション
    (d)を貫通することができるように、相補的な形状を
    有しており、上記雄型エレメント(14)は、包装体の
    さらなる成形が行われる上記一致する領域(1c、2
    a)から解放されることが可能であるべく配置されてお
    り、その中に収容されている上記製品(P)は上記形成
    キャビティ(11)内に保持されており、 −上記形成キャビティ(11)内に保持されている、包
    装体(1、2)及びその中に収容された製品とが、上記
    出口開口部(13)の方向に移動するように、引っ張り
    手段(17〜20)が備えられており、上記形成キャビ
    ティ(11)が概ねテーパーの形状であることによっ
    て、上記製品(P)を収容するための箱形の包装体のポ
    ーションの自由端は上記製品(P)の方向にさらに屈曲
    することを特徴とする、請求項20記載のデバイス。
  22. 【請求項22】 上記引っ張り手段は接合エレメント
    (20)を備えており、該接合エレメントは、上記第2
    シートの中央領域と協働することが可能であり、上記形
    成キャビティ(11)内で上記雄型エレメント(14)
    の貫通運動と連動して可動であることを特徴とする、請
    求項21記載のデバイス。
  23. 【請求項23】 上記引っ張り手段(17〜20)は、
    包装体に作用することか可能な把持エレメントとして形
    成されていることを特徴とする、請求項21又は22記
    載のデバイス。
  24. 【請求項24】 上記引っ張り手段(17〜20)は、
    大気圧以下の負の圧力によって把持するためのエレメン
    トとして形成されていることを特徴とする、請求項23
    記載のデバイス。
  25. 【請求項25】 上記さらなる成形手段(10)は、上
    記第1シート(1)及び上記第2シート(2)の一致す
    る領域(1c、2a)と協働する、実質的にプリーツつ
    きの面の形状を有することを特徴とする、請求項16〜
    24のいずれかに記載のデバイス。
  26. 【請求項26】 上記成形手段は、ダイ(3)及びパン
    チ(4)を備えていることを特徴とする、請求項16〜
    25のいずれかに記載のデバイス。
  27. 【請求項27】 上記成形手段(3、4)は、絞り工具
    を備えていることを特徴とする、請求項16又は26記
    載のデバイス。
  28. 【請求項28】 上記接続手段(6)は、 −外側に材料を付加して接着するための手段 −ヒートシール手段 −超音波溶接手段 よりなるグループより選択されたことを特徴とする、請
    求項16〜27のいずれかに記載のデバイス。
  29. 【請求項29】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)の、互いに接続された上記一致する領域(1
    c、2a)を越えて延在するポーションを除去するため
    の手段(6a)を備えていることを特徴とする、請求項
    16〜28のいずれかに記載のデバイス。
  30. 【請求項30】 上記接続手段は、上記第1シート
    (1)及び上記第2シート(2)の、上記一致する領域
    (1c、2a)を越えて延在するポーションを除去すべ
    く形成されていることを特徴とする、請求項29記載の
    デバイス。
  31. 【請求項31】 一致する各周辺領域(1c、2a)に
    おいて互いに接続された第1シート(1)及び第2シー
    ト(2)によって構成される包装体で包装された食品
    (P)にして、 −上記第2シート(2)は、包装体とそれに収容される
    製品の支持面を形成する中央の平坦な領域を備えてお
    り、その周辺領域(2a)は該中央領域を取り囲み、概
    ね箱形の形状を有するハウジングボデーを形成してお
    り、上記周辺領域(2a)は上記箱形の形状の内側面と
    外側面とを有しており、 −上記第1シート(1)は上記製品(P)を収容するた
    めのキャビティを形成しており、その周辺領域(1c)
    は、上記第2シート(2)の各周辺領域(2a)と同様
    の広がりを有する(coextensive)と共にその内側面に接
    続されていることを特徴とする食品。
  32. 【請求項32】 上記互いに接続された一致する領域
    (1c、2a)は、その全体にプリーツがついているこ
    とを特徴とする、請求項31記載の製品。
  33. 【請求項33】 箱形ハウジングボデーの周辺壁の高さ
    は、製品(P)の一致する高さよりも実質的に低いこと
    を特徴とする、請求項31又は32記載の製品。
  34. 【請求項34】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)は、少なくとも互いに接続された上記一致す
    る領域(1c、2a)の面において、ホットメルト性の
    材料よりなるコーティングを有することを特徴とする、
    請求項31〜34のいずれかに記載の製品。
  35. 【請求項35】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)は同一の材料より作られることを特徴とす
    る、請求項31〜34記載の製品。
  36. 【請求項36】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)の少なくとも一方は金属性のシート材より作
    られることを特徴とする、請求項31又は35記載の製
    品。
  37. 【請求項37】 上記金属性の材料はアルミニウムを基
    材とすることを特徴とする、請求項31又は32記載の
    製品。
  38. 【請求項38】 上記第1シート(1)及び上記第2シ
    ート(2)は同一の色であることを特徴とする、請求項
    31〜37のいずれかに記載の製品。
  39. 【請求項39】 上記第1シート及び上記第2シート
    は、少なくとも部分的には異なる色であって、箱形のハ
    ウジングボデーの周辺壁の外側面は上記第1シート
    (1)と対照的な色であることを特徴とする、請求項3
    1〜37のいずれかに記載の製品。
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