JP2000317981A - アッセンブル射出成形された複数の構成部品を製造するための成形工具 - Google Patents
アッセンブル射出成形された複数の構成部品を製造するための成形工具Info
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アッセンブル射出成形された複雑な構成部品
構造の製作を可能にする。 【解決手段】 個々の構成部品のために各１つの成形キ
ャビティ１１が設けられており、該成形キャビティが、
構成部品１３の種々異なる製作状態に対応する複数の型
ジオメトリを形成するための型部分１２，１２ａを有し
ており、成形キャビティ１１の少なくとも１つの型ジオ
メトリにより、複数の構成部品１３を互いに結合して１
つの構成部品群１８にまとめる挿入部材１７のための収
容部（１６）が形成されている。
構造の製作を可能にする。 【解決手段】 個々の構成部品のために各１つの成形キ
ャビティ１１が設けられており、該成形キャビティが、
構成部品１３の種々異なる製作状態に対応する複数の型
ジオメトリを形成するための型部分１２，１２ａを有し
ており、成形キャビティ１１の少なくとも１つの型ジオ
メトリにより、複数の構成部品１３を互いに結合して１
つの構成部品群１８にまとめる挿入部材１７のための収
容部（１６）が形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立て射出成形も
しくはアッセンブル射出成形（ｍｏｎｔａｇｅｇｅｓｐ
ｒｉｔｚｔ．）された複数の構成部品を製造するための
成形工具であって、個々の構成部品のために各１つの成
形キャビティが設けられており、該成形キャビティが、
構成部品の種々異なる製作状態に対応する複数の型ジオ
メトリ（幾何学的な型形状）を形成するための型部分を
有している形式のものに関する。
しくはアッセンブル射出成形（ｍｏｎｔａｇｅｇｅｓｐ
ｒｉｔｚｔ．）された複数の構成部品を製造するための
成形工具であって、個々の構成部品のために各１つの成
形キャビティが設けられており、該成形キャビティが、
構成部品の種々異なる製作状態に対応する複数の型ジオ
メトリ（幾何学的な型形状）を形成するための型部分を
有している形式のものに関する。
【０００２】さらに本発明は、１つの成形工具を用い
て、アッセンブル射出成形された複数の構成部品を同時
に製造するための方法に関する。
て、アッセンブル射出成形された複数の構成部品を同時
に製造するための方法に関する。
【０００３】
【従来の技術】アッセンブル射出成形された構成部品の
製造は十分に公知であり、たとえばドイツ連邦共和国特
許出願公開第３３４０１２２号明細書の第２段、第１５
行以降に記載されている。成形工具の個々の型部分を適
宜に設計することにより、種々の型ジオメトリを形成す
ることができる。これらの型ジオメトリは、製作したい
アッセンブル射出成形された構成部品の個別コンポーネ
ントをステップバイステップに射出成形することを可能
にする。この場合、その都度前もって製作されるコンポ
ーネントは常に新しい型ジオメトリの一部を形成する。
こうして、アッセンブル射出成形された構成部品の個々
のコンポーネントは互いに結合されている。特にプラス
チックから成る材料の適宜な選択において、互いに付着
しない部分、つまり可動の部分を射出成形することも可
能となる。しかし、たとえばシール縁部を形成するため
の互いに付着する材料を使用することもできる。
製造は十分に公知であり、たとえばドイツ連邦共和国特
許出願公開第３３４０１２２号明細書の第２段、第１５
行以降に記載されている。成形工具の個々の型部分を適
宜に設計することにより、種々の型ジオメトリを形成す
ることができる。これらの型ジオメトリは、製作したい
アッセンブル射出成形された構成部品の個別コンポーネ
ントをステップバイステップに射出成形することを可能
にする。この場合、その都度前もって製作されるコンポ
ーネントは常に新しい型ジオメトリの一部を形成する。
こうして、アッセンブル射出成形された構成部品の個々
のコンポーネントは互いに結合されている。特にプラス
チックから成る材料の適宜な選択において、互いに付着
しない部分、つまり可動の部分を射出成形することも可
能となる。しかし、たとえばシール縁部を形成するため
の互いに付着する材料を使用することもできる。
【０００４】欧州特許第４８２２７２号明細書に基づ
き、アッセンブル射出成形された切換フラップを製造す
るための方法が公知である。この場合、切換フラップ
と、切換フラップの軸とが、所属のフラップフレームに
一体にアッセンブル射出成形される（上記欧州特許明細
書の図５参照）。フラップフレームを製造する場合、コ
アインサート３，４が切換フラップのための型として設
けられなければならない。これらのコアインサートはフ
ラップ軸の容積を満たす。これらのコアインサートは、
切換フラップ・軸コンポーネントを製造するために、射
出成形型から引き出されなければならず、この場合、こ
のためには、この射出成形型を取り囲むように、コアイ
ンサート３，４のための動作スペースが設けられなけれ
ばならない。
き、アッセンブル射出成形された切換フラップを製造す
るための方法が公知である。この場合、切換フラップ
と、切換フラップの軸とが、所属のフラップフレームに
一体にアッセンブル射出成形される（上記欧州特許明細
書の図５参照）。フラップフレームを製造する場合、コ
アインサート３，４が切換フラップのための型として設
けられなければならない。これらのコアインサートはフ
ラップ軸の容積を満たす。これらのコアインサートは、
切換フラップ・軸コンポーネントを製造するために、射
出成形型から引き出されなければならず、この場合、こ
のためには、この射出成形型を取り囲むように、コアイ
ンサート３，４のための動作スペースが設けられなけれ
ばならない。
【０００５】欧州特許出願公開第７４７５８７号明細書
には、アッセンブル射出成形された構成部品に付加的な
挿入部材を装備させることが提案されている。これらの
付加的な挿入部材は射出成形型内に導入される（上記欧
州特許出願公開明細書の図４、構成部分２２参照）。こ
れらの挿入部材は、アッセンブル射出成形されかつ注型
された構成部品の機能特性を改善することができ、たと
えば可動部分の申し分のない支承を行うか、または射出
成形コンポーネントの収縮プロセスを補償することがで
きる。
には、アッセンブル射出成形された構成部品に付加的な
挿入部材を装備させることが提案されている。これらの
付加的な挿入部材は射出成形型内に導入される（上記欧
州特許出願公開明細書の図４、構成部分２２参照）。こ
れらの挿入部材は、アッセンブル射出成形されかつ注型
された構成部品の機能特性を改善することができ、たと
えば可動部分の申し分のない支承を行うか、または射出
成形コンポーネントの収縮プロセスを補償することがで
きる。
【０００６】しかし、アッセンブル射出成形された構成
部品の複雑性（Ｋｏｍｐｌｅｘｉｔａｅｔ）はその限界
に達する。なぜならば、このような構成部品を設計する
際に、成形工具の型部分によって実現可能となるジオメ
トリ（幾何学的形状）が配慮されなければないからであ
る。構成部品が１つの成形工具で製造するためには複雑
すぎる場合には、成形工具内に、種々異なるジオメトリ
を有する複数の成形キャビティを設けることができる。
製作したい構成部品はその場合、１つの成形キャビティ
から次の成形キャビティへと搬送されなければならな
い。しかし、このことは、より高い操作手間がかかるこ
とを意味し、これにより、アッセンブル射出成形の利点
は部分的に再び相殺されてしまう。さらに、製作したい
構成部品の公差が減じられなければならない。別の可能
性は、より小さな複雑性しか有しない、アッセンブル射
出成形された複数の構成部品を１つの構成部品群にまと
め、この構成部品群により、複雑性に課せられた要求を
満たすことにある。しかし、このことは、完成部品の原
成形（ｕｒｆｏｒｍｅｎｄ．）による製造により組立て
手間を節約するという、アッセンブル射出成形に関連し
た思想の部分的な変換しか意味しないであろう。これに
よって、このような構成部品群の経済性は再び制限され
てしまう。
部品の複雑性（Ｋｏｍｐｌｅｘｉｔａｅｔ）はその限界
に達する。なぜならば、このような構成部品を設計する
際に、成形工具の型部分によって実現可能となるジオメ
トリ（幾何学的形状）が配慮されなければないからであ
る。構成部品が１つの成形工具で製造するためには複雑
すぎる場合には、成形工具内に、種々異なるジオメトリ
を有する複数の成形キャビティを設けることができる。
製作したい構成部品はその場合、１つの成形キャビティ
から次の成形キャビティへと搬送されなければならな
い。しかし、このことは、より高い操作手間がかかるこ
とを意味し、これにより、アッセンブル射出成形の利点
は部分的に再び相殺されてしまう。さらに、製作したい
構成部品の公差が減じられなければならない。別の可能
性は、より小さな複雑性しか有しない、アッセンブル射
出成形された複数の構成部品を１つの構成部品群にまと
め、この構成部品群により、複雑性に課せられた要求を
満たすことにある。しかし、このことは、完成部品の原
成形（ｕｒｆｏｒｍｅｎｄ．）による製造により組立て
手間を節約するという、アッセンブル射出成形に関連し
た思想の部分的な変換しか意味しないであろう。これに
よって、このような構成部品群の経済性は再び制限され
てしまう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の成形工具を改良して、アッセンブル射出
成形された複雑な構成部品構造の製作が可能となるよう
な成形工具を提供することである。
で述べた形式の成形工具を改良して、アッセンブル射出
成形された複雑な構成部品構造の製作が可能となるよう
な成形工具を提供することである。
【０００８】さらに本発明の課題は、このような成形工
具を用いて、アッセンブル射出成形された複数の構成部
品を同時に製造するための方法を提供することである。
具を用いて、アッセンブル射出成形された複数の構成部
品を同時に製造するための方法を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の成形工具の構成では、成形キャビティの少な
くとも１つの型ジオメトリにより、複数の構成部品を互
いに結合して１つの構成部品群にまとめる挿入部材のた
めの収容部が形成されているようにした。
に本発明の成形工具の構成では、成形キャビティの少な
くとも１つの型ジオメトリにより、複数の構成部品を互
いに結合して１つの構成部品群にまとめる挿入部材のた
めの収容部が形成されているようにした。
【００１０】上記課題を解決するために本発明の方法で
は、このような成形工具を用いて、アッセンブル射出成
形された複数の構成部品を同時に製造するための方法で
あって、以下に挙げるステップ： −複数の型部分を嵌め合わせて、１つの型ジオメトリを
形成し、 −形成された型ジオメトリを、充填材料、特にプラスチ
ックの射出によって該充填材料で充填し、 −該充填材料を少なくとも十分に凝固させ、 −これまで述べたステップを少なくとも一度だけ繰返
し、別の構成部品コンポーネントを形成し、この場合、
型ジオメトリを変え、構成部品コンポーネントにより、
その都度新しい型ジオメトリの一部を形成するを実施す
る形式の方法において、個々の構成部品の複数の構成部
品コンポーネントのうちの少なくとも１つの構成部品コ
ンポーネントを形成する前に、型ジオメトリの収容部に
挿入部材を挿入して、該挿入部材を新しい構成部品コン
ポーネントの射出成形時に射出成形材料に埋め込むこと
により、少なくとも２つの構成部品を互いに結合するよ
うにした。
は、このような成形工具を用いて、アッセンブル射出成
形された複数の構成部品を同時に製造するための方法で
あって、以下に挙げるステップ： −複数の型部分を嵌め合わせて、１つの型ジオメトリを
形成し、 −形成された型ジオメトリを、充填材料、特にプラスチ
ックの射出によって該充填材料で充填し、 −該充填材料を少なくとも十分に凝固させ、 −これまで述べたステップを少なくとも一度だけ繰返
し、別の構成部品コンポーネントを形成し、この場合、
型ジオメトリを変え、構成部品コンポーネントにより、
その都度新しい型ジオメトリの一部を形成するを実施す
る形式の方法において、個々の構成部品の複数の構成部
品コンポーネントのうちの少なくとも１つの構成部品コ
ンポーネントを形成する前に、型ジオメトリの収容部に
挿入部材を挿入して、該挿入部材を新しい構成部品コン
ポーネントの射出成形時に射出成形材料に埋め込むこと
により、少なくとも２つの構成部品を互いに結合するよ
うにした。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、アッセンブル射出成形
された構成部品を製造するための複数の成形キャビティ
を有する成形工具が提案される。この成形工具は、成形
キャビティによって少なくとも１つの型ジオメトリが実
現される場合に収容部が提供され、これらの収容部内
に、製作したい構成部品を結合する挿入部材が挿入され
得ることを特徴としている。この挿入部材は引き続きア
ッセンブル射出成形過程の次のステップにおいて、射出
成形時に射出成形材料内に埋め込まれ、これにより、ア
ッセンブル射出成形された複数の構成部品から成る、帯
状に連なった固い構成部品セット（Ｖｅｒｂａｎｄ）が
生じる。すなわち、この帯状に連なった構成部品セット
は成形工具からユニットとして落下し、個々の構成部品
のための組付け手間なしにその使用に供給され得る。こ
れにより、アッセンブル射出成形された、帯状に連なっ
た構成部品セットの経済性は向上する。この場合、この
構成部品セットは、成形工具内で１つの成形キャビティ
しか使用されない場合にはもはや実現され得ないよう
な、複雑な構造を有することができる。
された構成部品を製造するための複数の成形キャビティ
を有する成形工具が提案される。この成形工具は、成形
キャビティによって少なくとも１つの型ジオメトリが実
現される場合に収容部が提供され、これらの収容部内
に、製作したい構成部品を結合する挿入部材が挿入され
得ることを特徴としている。この挿入部材は引き続きア
ッセンブル射出成形過程の次のステップにおいて、射出
成形時に射出成形材料内に埋め込まれ、これにより、ア
ッセンブル射出成形された複数の構成部品から成る、帯
状に連なった固い構成部品セット（Ｖｅｒｂａｎｄ）が
生じる。すなわち、この帯状に連なった構成部品セット
は成形工具からユニットとして落下し、個々の構成部品
のための組付け手間なしにその使用に供給され得る。こ
れにより、アッセンブル射出成形された、帯状に連なっ
た構成部品セットの経済性は向上する。この場合、この
構成部品セットは、成形工具内で１つの成形キャビティ
しか使用されない場合にはもはや実現され得ないよう
な、複雑な構造を有することができる。
【００１２】この場合、構成部品のアッセンブル射出成
形されたコンポーネントが互いに相対的に運動させられ
得るのかどうか（たとえば切換素子）、またはこれらの
アッセンブル射出成形されたコンポーネントが互いに固
く結合されているのかどうか（たとえば一体に射出成形
されたシール部材）、はあまり重要ではない。挿入部材
の収容部は成形キャビティの種々の型部分から形成され
得るか、または既にアッセンブル射出成形された構成部
品コンポーネントによっても形成され得る。構成部品コ
ンポーネントも、型部分も、新しい構成部品コンポーネ
ントを製造するために必要となる型ジオメトリを形成す
ることができる。
形されたコンポーネントが互いに相対的に運動させられ
得るのかどうか（たとえば切換素子）、またはこれらの
アッセンブル射出成形されたコンポーネントが互いに固
く結合されているのかどうか（たとえば一体に射出成形
されたシール部材）、はあまり重要ではない。挿入部材
の収容部は成形キャビティの種々の型部分から形成され
得るか、または既にアッセンブル射出成形された構成部
品コンポーネントによっても形成され得る。構成部品コ
ンポーネントも、型部分も、新しい構成部品コンポーネ
ントを製造するために必要となる型ジオメトリを形成す
ることができる。
【００１３】本発明の思想の特別な構成では、挿入部材
のための収容部が、同一の軸線に沿って位置するように
形成されている。その場合、挿入部材をこの軸線に沿っ
て収容部に挿入することができる。挿入部材はこの変化
形の有利な構成では、ストランド形の挿入部材から成っ
ていてよい。この挿入部材は、たとえば個々の構成部品
の切換コンポーネントのための操作軸であってよい。そ
の場合、収容部は孔から成っており、この孔内にストラ
ンド形の挿入部材が押し込まれる。このことには次のよ
うな利点がある。すなわち、ピン形に形成されている単
純な型部分を取り除くことにより、収容部をアッセンブ
ル射出成形プロセスの相応する製作ステップにおいて製
造することができる。
のための収容部が、同一の軸線に沿って位置するように
形成されている。その場合、挿入部材をこの軸線に沿っ
て収容部に挿入することができる。挿入部材はこの変化
形の有利な構成では、ストランド形の挿入部材から成っ
ていてよい。この挿入部材は、たとえば個々の構成部品
の切換コンポーネントのための操作軸であってよい。そ
の場合、収容部は孔から成っており、この孔内にストラ
ンド形の挿入部材が押し込まれる。このことには次のよ
うな利点がある。すなわち、ピン形に形成されている単
純な型部分を取り除くことにより、収容部をアッセンブ
ル射出成形プロセスの相応する製作ステップにおいて製
造することができる。
【００１４】個々の成形キャビティが成形工具に回転可
能に配置されていると、帯状に連なった構成部品セット
のジオメトリ的な構成における、著しく高い自在性を達
成することができる。このことには次のような利点があ
る。すなわち、挿入部材の導入前に成形キャビティを、
射出成形材料の供給ならびに各型部分の間で形成される
べき相対運動のために好都合となる接近性に相応して、
その都度好都合となる位置へもたらすことができる。
能に配置されていると、帯状に連なった構成部品セット
のジオメトリ的な構成における、著しく高い自在性を達
成することができる。このことには次のような利点があ
る。すなわち、挿入部材の導入前に成形キャビティを、
射出成形材料の供給ならびに各型部分の間で形成される
べき相対運動のために好都合となる接近性に相応して、
その都度好都合となる位置へもたらすことができる。
【００１５】成形工具を用いて複数の構成部品群を同時
に製造することができると、本発明による成形工具の好
都合な構成が得られる。成形工具は、たとえばカルーセ
ル形もしくは回転テーブル形に形成されていてよい。そ
の場合、それぞれ１つの構成部品群に所属する成形キャ
ビティは各製作ステップの操作機械の下を超えて回転す
る。こうして、タイミング制御される間欠式の生産過程
を形成することができる。この場合、全ての製作ステッ
プの操作機械が各段階において使用される。この効果
は、装置全体により与えられた製作ポテンシャルの最適
な利用である。
に製造することができると、本発明による成形工具の好
都合な構成が得られる。成形工具は、たとえばカルーセ
ル形もしくは回転テーブル形に形成されていてよい。そ
の場合、それぞれ１つの構成部品群に所属する成形キャ
ビティは各製作ステップの操作機械の下を超えて回転す
る。こうして、タイミング制御される間欠式の生産過程
を形成することができる。この場合、全ての製作ステッ
プの操作機械が各段階において使用される。この効果
は、装置全体により与えられた製作ポテンシャルの最適
な利用である。
【００１６】成形工具が、アッセンブル射出成形された
切換フラップを製造するための成形キャビティを有して
いると、本発明のさらに別の有利な構成が得られる。こ
のような切換フラップは、たとえば欧州特許第４８２２
７２号明細書において成された提案に基づき形成されて
いてよい。その場合、挿入部材としては、各切換フラッ
プを結合する軸が使用される。この軸は全ての切換フラ
ップを同時に操作するために適している。軸のための収
容部はコアインサートにより形成される。これらのコア
インサートは側方で成形キャビティ内に差し込まれてい
て、射出成形材料による軸の埋込み前に除去されなけれ
ばならない。このためには、この軸に関して軸方向にお
いて、コアインサートのためのある程度の操作自由スペ
ースが必要となる。各切換フラップの間の要求される間
隔に基づき、このような操作自由スペースが与えられて
いない場合には、回転可能な成形キャビティを使用する
ことができる。成形キャビティの、フラップフレームに
設けられた孔の向きが共通のフラップ軸の向きに対して
９０゜となるような個所において、フラップフレームを
製作することが可能となる。この個所では、ピン形の型
部分を大きな手間なしに、所属の収容部から導出するこ
とができ、そしてそれどころか全ての成形キャビティに
おける同一の持上げ運動に基づき、１つの操作器具にま
とめることができる。引き続き、成形キャビティを９０
゜だけ回転させることができるので、個々の切換フラッ
プの収容部に軸を導入することができる。
切換フラップを製造するための成形キャビティを有して
いると、本発明のさらに別の有利な構成が得られる。こ
のような切換フラップは、たとえば欧州特許第４８２２
７２号明細書において成された提案に基づき形成されて
いてよい。その場合、挿入部材としては、各切換フラッ
プを結合する軸が使用される。この軸は全ての切換フラ
ップを同時に操作するために適している。軸のための収
容部はコアインサートにより形成される。これらのコア
インサートは側方で成形キャビティ内に差し込まれてい
て、射出成形材料による軸の埋込み前に除去されなけれ
ばならない。このためには、この軸に関して軸方向にお
いて、コアインサートのためのある程度の操作自由スペ
ースが必要となる。各切換フラップの間の要求される間
隔に基づき、このような操作自由スペースが与えられて
いない場合には、回転可能な成形キャビティを使用する
ことができる。成形キャビティの、フラップフレームに
設けられた孔の向きが共通のフラップ軸の向きに対して
９０゜となるような個所において、フラップフレームを
製作することが可能となる。この個所では、ピン形の型
部分を大きな手間なしに、所属の収容部から導出するこ
とができ、そしてそれどころか全ての成形キャビティに
おける同一の持上げ運動に基づき、１つの操作器具にま
とめることができる。引き続き、成形キャビティを９０
゜だけ回転させることができるので、個々の切換フラッ
プの収容部に軸を導入することができる。
【００１７】挿入部材は、たとえば鋼軸から成っていて
よい。このような鋼軸は、フラップフレームに設けられ
た対応する貫通孔内に差し通され、この場合、フラップ
フレームは既に十分に冷却されている。したがって、場
合によっては生じる構成部品収縮は既に行われているの
で、支承遊びが小さくなるように軸の寸法を設定するこ
とができる。引き続き、切換フラップの射出成形時に射
出成形材料内に軸を埋め込むことにより、ねじり剛性的
な結合が得られるので、この軸を切換フラップの操作の
ために使用することができる。
よい。このような鋼軸は、フラップフレームに設けられ
た対応する貫通孔内に差し通され、この場合、フラップ
フレームは既に十分に冷却されている。したがって、場
合によっては生じる構成部品収縮は既に行われているの
で、支承遊びが小さくなるように軸の寸法を設定するこ
とができる。引き続き、切換フラップの射出成形時に射
出成形材料内に軸を埋め込むことにより、ねじり剛性的
な結合が得られるので、この軸を切換フラップの操作の
ために使用することができる。
【００１８】本発明による成形工具を用いて、帯状に連
なった前記構成部品セットを製造するための方法は、請
求項７および請求項８に記載されている。
なった前記構成部品セットを製造するための方法は、請
求項７および請求項８に記載されている。
【００１９】本発明の有利な改良形の上記特徴および別
の特徴は、以下の実施例からも明らかとなる。この場
合、本発明の個々の特徴はそれぞれそれ自体単独でも、
あるいはまた複数の組合せでも実現され得る。
の特徴は、以下の実施例からも明らかとなる。この場
合、本発明の個々の特徴はそれぞれそれ自体単独でも、
あるいはまた複数の組合せでも実現され得る。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００２１】図１には、カルーセルもしくは回転テーブ
ル（Ｋａｒｕｓｓｅｌｌ）１０として形成された成形工
具が平面図で概略的に図示されている。この回転テーブ
ル１０は複数の成形キャビティ１１を有しており、これ
らの成形キャビティ１１は個々の型部分１２，１２ａか
ら成っている。各成形キャビティ１１はそれぞれ１つの
構成部品１３を射出成形技術により製造するために働
く。この場合、構成部品１３は図示の実施例では、それ
ぞれフラップフレーム１４と、切換フラップ（Ｓｃｈａ
ｌｔｋｌａｐｐｅ）１５とから成っている。成形キャビ
ティ１１内には、さらに収容部１６が設けられており、
この収容部１６は型部分１２ａによって閉鎖される。こ
のことは、図１の左側の列に位置する成形キャビティ１
１のうち、上側の成形キャビティ１１と下側の成形キャ
ビティ１１とにおいて認められる。これらの成形キャビ
ティ１１は、それぞれ型上側部分なしに図示されている
ので、図面では、第１の製作ステップで製造されたフラ
ップフレーム１４を認めることができる。
ル（Ｋａｒｕｓｓｅｌｌ）１０として形成された成形工
具が平面図で概略的に図示されている。この回転テーブ
ル１０は複数の成形キャビティ１１を有しており、これ
らの成形キャビティ１１は個々の型部分１２，１２ａか
ら成っている。各成形キャビティ１１はそれぞれ１つの
構成部品１３を射出成形技術により製造するために働
く。この場合、構成部品１３は図示の実施例では、それ
ぞれフラップフレーム１４と、切換フラップ（Ｓｃｈａ
ｌｔｋｌａｐｐｅ）１５とから成っている。成形キャビ
ティ１１内には、さらに収容部１６が設けられており、
この収容部１６は型部分１２ａによって閉鎖される。こ
のことは、図１の左側の列に位置する成形キャビティ１
１のうち、上側の成形キャビティ１１と下側の成形キャ
ビティ１１とにおいて認められる。これらの成形キャビ
ティ１１は、それぞれ型上側部分なしに図示されている
ので、図面では、第１の製作ステップで製造されたフラ
ップフレーム１４を認めることができる。
【００２２】左側の列の真ん中の成形キャビティ１１で
は、概略的に図示された型部分１２ａが既に取り除かれ
ている。軸形の挿入部材１７のための収容部１６が開放
され、挿入部材１７は、この成形キャビティが９０゜だ
け回転しかつ回転テーブル１０が１８０゜だけ回転した
後に（二重矢印により示す）、この成形キャビティ１１
内に押し込まれ、こうして構成部品群１８が形成され
る。構成部品群１８に対する構成部品１３の解離不能な
結合は、切換フラップ１５の射出成形時に射出成形材料
内に挿入部材１７を埋め込むことにより行われる。
は、概略的に図示された型部分１２ａが既に取り除かれ
ている。軸形の挿入部材１７のための収容部１６が開放
され、挿入部材１７は、この成形キャビティが９０゜だ
け回転しかつ回転テーブル１０が１８０゜だけ回転した
後に（二重矢印により示す）、この成形キャビティ１１
内に押し込まれ、こうして構成部品群１８が形成され
る。構成部品群１８に対する構成部品１３の解離不能な
結合は、切換フラップ１５の射出成形時に射出成形材料
内に挿入部材１７を埋め込むことにより行われる。
【００２３】図２のａには、第１の製作ステップで形成
されるようなフラップフレーム１４が断面図で図示され
ている。このフラップフレーム１４は一体に形成されて
いて、軸形の挿入部材１７のための支承部１９を有して
いる。これらの支承部１９は挿入部材１７のための収容
部１６（図１参照）の一部をも形成している。支承部１
９の直径が、図示されているものよりも大きく設定され
ると、これらの支承部１９は収容部１６として働くので
はなく、挿入部材１７とフラップフレーム１４との間に
中空室を生ぜしめる。この中空室は、第２の製作ステッ
プで切換フラップ１５が製造されるやいなや、やはり切
換フラップ材料によって満たされる。このことは支承技
術的な利点を有することができる。
されるようなフラップフレーム１４が断面図で図示され
ている。このフラップフレーム１４は一体に形成されて
いて、軸形の挿入部材１７のための支承部１９を有して
いる。これらの支承部１９は挿入部材１７のための収容
部１６（図１参照）の一部をも形成している。支承部１
９の直径が、図示されているものよりも大きく設定され
ると、これらの支承部１９は収容部１６として働くので
はなく、挿入部材１７とフラップフレーム１４との間に
中空室を生ぜしめる。この中空室は、第２の製作ステッ
プで切換フラップ１５が製造されるやいなや、やはり切
換フラップ材料によって満たされる。このことは支承技
術的な利点を有することができる。
【００２４】図２のｂには、射出成形により完成した構
成部品１３が図示されている。構成部品１３は切換フラ
ップ１５とフラップフレーム１４とから成っている。さ
らに、挿入部材１７も認められる。
成部品１３が図示されている。構成部品１３は切換フラ
ップ１５とフラップフレーム１４とから成っている。さ
らに、挿入部材１７も認められる。
【００２５】図３には、完成した構成部品群１８が認め
られる。この構成部品群１８は図示の実施例では、アッ
センブル射出成形された３つの構成部品１３から成って
おり、これら３つの構成部品１３は帯状に連なった１つ
の切換フラップセットを形成している。さらに、支承部
１９も認められ、この場合、フラップフレーム１４は部
分的には直接に挿入部材１７に結合していて、部分的に
は切換フラップ１５に一体に射出成形された円錐状の突
出部を介して挿入部材１７に結合している。
られる。この構成部品群１８は図示の実施例では、アッ
センブル射出成形された３つの構成部品１３から成って
おり、これら３つの構成部品１３は帯状に連なった１つ
の切換フラップセットを形成している。さらに、支承部
１９も認められ、この場合、フラップフレーム１４は部
分的には直接に挿入部材１７に結合していて、部分的に
は切換フラップ１５に一体に射出成形された円錐状の突
出部を介して挿入部材１７に結合している。
【図１】帯状に連なった切換フラップセットを製造する
ための、開放された成形キャビティを備えた成形工具を
示す平面図である。
ための、開放された成形キャビティを備えた成形工具を
示す平面図である。
【図２】切換フラップの断面図であって、（ａ）は図１
のＡ−Ａ線に沿った、完成した切換フラップのフラップ
フレームの断面図であり、（ｂ）は図１のＢ−Ｂ線に沿
った、帯状に連なった切換フラップセットの切換フラッ
プを示す断面図である。
のＡ−Ａ線に沿った、完成した切換フラップのフラップ
フレームの断面図であり、（ｂ）は図１のＢ−Ｂ線に沿
った、帯状に連なった切換フラップセットの切換フラッ
プを示す断面図である。
【図３】帯状に連なった切換フラップセットを操作軸に
沿って断面した縦断面図である。
沿って断面した縦断面図である。
１０ 回転テーブル、 １１ 成形キャビティ、 １
２，１２ａ 型部分、１３ 構成部品、 １４ フラッ
プフレーム、 １５ 切換フラップ、 １６収容部、
１７ 挿入部材、 １８ 構成部品群、 １９ 支承部
２，１２ａ 型部分、１３ 構成部品、 １４ フラッ
プフレーム、 １５ 切換フラップ、 １６収容部、
１７ 挿入部材、 １８ 構成部品群、 １９ 支承部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ノイシュヴァンダー ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスブル ク レッティシュトラーセ ４ Ｆターム(参考） 4F202 AD05 AD15 CA11 CB01 CB12 CK52 CK90 4F206 AD05 AD15 JA07 JB12 JN12 JQ81
Claims (8)
- 【請求項１】 アッセンブル射出成形された複数の構成
部品（１３）を製造するための成形工具であって、個々
の構成部品のために各１つの成形キャビティ（１１）が
設けられており、該成形キャビティ（１１）が、構成部
品（１３）の種々異なる製作状態に対応する複数の型ジ
オメトリを形成するための型部分（１２，１２ａ）を有
している形式のものにおいて、成形キャビティ（１１）
の少なくとも１つの型ジオメトリにより、複数の構成部
品（１３）を互いに結合して１つの構成部品群（１８）
にまとめる挿入部材（１７）のための収容部（１６）が
形成されていることを特徴とする、アッセンブル射出成
形された複数の構成部品を製造するための成形工具。 - 【請求項２】 挿入部材（１７）のための複数の収容部
（１６）が、１つの軸線に沿って位置しており、該軸線
に沿って挿入部材が収容部（１６）内に挿入可能となる
ように収容部（１６）が形成されている、請求項１記載
の成形工具。 - 【請求項３】 収容部（１６）が孔から成っており、該
孔にロッド形の挿入部材（１７）が押込み可能である、
請求項２記載の成形工具。 - 【請求項４】 成形キャビティ（１１）が、当該成形工
具に回転可能に組み付けられている、請求項１から３ま
でのいずれか１項記載の成形工具。 - 【請求項５】 当該成形工具が、少なくとも２つの構成
部品群（１８）を同時に製造するために十分な成形キャ
ビティ（１１）を有しており、当該成形工具自体が回転
可能に支承されている、請求項１から４までのいずれか
１項記載の成形工具。 - 【請求項６】 成形キャビティ（１１）の型部分（１
２，１２ａ）が、各１つのフラップフレーム（１４）を
型取りし、該フラップフレーム（１４）が、型部分と共
に各１つの切換フラップ（１５）を型取りするようにな
っており、特に軸形の挿入部材（１７）のための収容部
（１６）が、型部分の一部に設けられていて、挿入部材
（１７）が、切換フラップを型取りするために設けられ
た型ジオメトリを貫通するようになっている、請求項１
から５までのいずれか１項記載の成形工具。 - 【請求項７】 請求項１から６までのいずれか１項記載
の成形工具を用いて、アッセンブル射出成形された複数
の構成部品（１３）を同時に製造するための方法であっ
て、以下に挙げるステップ： −複数の型部分（１２，１２ａ）を嵌め合わせて、１つ
の型ジオメトリを形成し、 −形成された型ジオメトリを、充填材料、特にプラスチ
ックの射出によって該充填材料で充填し、 −該充填材料を少なくとも十分に凝固させ、 −これまで述べたステップを少なくとも一度だけ繰返
し、別の構成部品コンポーネント（１４，１５）を形成
し、この場合、型ジオメトリを変え、構成部品コンポー
ネントにより、その都度新しい型ジオメトリの一部を形
成するを実施する形式の方法において、 個々の構成部品（１３）の複数の構成部品コンポーネン
トのうちの少なくとも１つの構成部品コンポーネントを
形成する前に、型ジオメトリの収容部（１６）に挿入部
材（１７）を挿入して、該挿入部材を新しい構成部品コ
ンポーネントの射出成形時に射出成形材料に埋め込むこ
とにより、少なくとも２つの構成部品を互いに結合する
ことを特徴とする、アッセンブル射出成形された複数の
構成部品を同時に製造するための方法。 - 【請求項８】 請求項３および請求項４に記載の成形工
具を使用して、 −成形キャビティ１つ当たり少なくとも１つの構成部品
コンポーネント（１４，１５）を射出成形し、 −孔形の収容部（１６）の閉鎖体を形成する型部分（１
２ａ）を外方に向かって取り除き、 −前記収容部（１６）が同一の軸線に沿って位置するよ
うになるまで、成形キャビティを回転させ、 −ロッド形の挿入部材（１７）を前記共通の軸線に沿っ
て前記収容部に押し込み、 −該挿入部材（１７）を、新しい構成部品コンポーネン
トの射出成形時に射出成形材料内に埋め込む、請求項７
記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19918776A DE19918776A1 (de) | 1999-04-24 | 1999-04-24 | Formwerkzeug zur Herstellung von mehreren montagegespritzten Bauteilen |
| DE19918776.2 | 1999-04-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000317981A true JP2000317981A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=7905815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000123056A Pending JP2000317981A (ja) | 1999-04-24 | 2000-04-24 | アッセンブル射出成形された複数の構成部品を製造するための成形工具 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6517334B1 (ja) |
| EP (1) | EP1046486B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000317981A (ja) |
| AT (1) | ATE241455T1 (ja) |
| CA (1) | CA2306532A1 (ja) |
| DE (2) | DE19918776A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19918777A1 (de) * | 1999-04-24 | 2000-10-26 | Mann & Hummel Filter | Schaltklappenverband aus montagegespritzten Schaltklappen oder Klappenmodulen |
| US7951322B2 (en) * | 2006-06-13 | 2011-05-31 | Electroform Company | Method and apparatus for molding and assembling plural-part plastic assemblies |
| DE102008055628A1 (de) | 2008-11-03 | 2010-05-06 | Mann + Hummel Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Klappenverbandes |
| CN112661418B (zh) * | 2020-12-24 | 2023-01-20 | 江西沃格光电股份有限公司 | Utg产品钢化治具及其方法 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE124316T1 (de) * | 1990-10-24 | 1995-07-15 | Volvo Ab | Ventilanordnung. |
| FR2687601A1 (fr) * | 1992-02-26 | 1993-08-27 | Plastic Omnium Cie | Procede de fabrication d'une vanne papillon, dispositif pour le mettre en óoeuvre et vanne papillon obtenue par ce procede. |
| DE4217034C2 (de) * | 1992-05-22 | 1996-02-08 | Lauffer Maschf | Mold-System mit einer mehrere Spritzkolben enthaltenden Presse |
| JP2908176B2 (ja) * | 1993-05-18 | 1999-06-21 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用灯具の合成樹脂製積層レンズ及びその成形方法 |
| DE4344059C2 (de) * | 1993-12-23 | 1995-10-26 | Kostal Leopold Gmbh & Co Kg | Verfahren zum gleichzeitigen Spritzgießen von mehreren Dichtungselementen |
| US5462622A (en) * | 1994-06-09 | 1995-10-31 | Illinois Tool Works Inc. | Molding an electrical element within a premold element and an overmold element to provide a one-piece component |
| DE19504332C2 (de) * | 1995-02-10 | 1998-09-10 | Fwb Kunststofftechnik Gmbh | Verfahren zur gleichzeitigen Herstellung und Montage von Einzelteilen im Spritzguß |
| US5817345A (en) * | 1996-03-06 | 1998-10-06 | Husky Injection Molding System Ltd. | Turrent article molding machine and method of use |
| US5715782A (en) * | 1996-08-29 | 1998-02-10 | Genral Motors Corporation | Composite molded butterfly valve for an internal combustion engine |
-
1999
- 1999-04-24 DE DE19918776A patent/DE19918776A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-04-06 AT AT00107429T patent/ATE241455T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-04-06 DE DE50002323T patent/DE50002323D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-06 EP EP00107429A patent/EP1046486B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-24 US US09/556,979 patent/US6517334B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-04-24 JP JP2000123056A patent/JP2000317981A/ja active Pending
- 2000-04-25 CA CA002306532A patent/CA2306532A1/en not_active Abandoned
Also Published As
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| ATE241455T1 (de) | 2003-06-15 |
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