JPH1119939A - 樹脂製品成形組立装置および樹脂製品成形組立方法 - Google Patents

樹脂製品成形組立装置および樹脂製品成形組立方法

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JPH1119939A
JPH1119939A JP9195156A JP19515697A JPH1119939A JP H1119939 A JPH1119939 A JP H1119939A JP 9195156 A JP9195156 A JP 9195156A JP 19515697 A JP19515697 A JP 19515697A JP H1119939 A JPH1119939 A JP H1119939A
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resin product
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の樹脂製部品から構成される樹脂製
品、特に相対的に動作する例えば歯車等機能部品を含ん
だ樹脂製品であっても、各種部品毎に成形すると共に組
み立てることができ、樹脂製品の製作コストを著しく低
減できる樹脂製品成形組立装置および樹脂製品成形組立
方法を提供する。 【解決手段】 本発明の樹脂製品成形組立装置1は、複
数種の部品を成形する複数のキヤビティ12と、成形毎
に設定ピッチにて間欠回転する回転部3を備えた組立ス
テーションと、キヤビティ12にてそれぞれ成形された
各種部品を組立ステーションに移送するための移送手段
4とを備えた金型2を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の樹脂製部
品より形成される樹脂製品を作製するに際して、一装置
内において複数種の樹脂製部品を成形すると共に組み立
てることができる樹脂製品成形組立装置および樹脂製品
成形組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数種の樹脂製部品より構成
される樹脂製品、特に各部品が相対的に動作する例えば
歯車等の機能部品を含んだ樹脂製品は、一般に各種部品
を成形した後、組立ライン等に搬送し作業者或いはロボ
ットにより組み立てて製作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、組立ライン等を構築し、かつライン各所に作業
者或いはロボットを配して組立作業を行わなければなら
ず、コスト高を招く最大の要因となっている。また、近
年の多種少量生産化および製品の複雑化に伴い、部品点
数が増加し、部品管理の煩雑化および困難性が問題とな
っている。
【0004】そこで、本発明の課題は、複数種の樹脂製
部品から構成される樹脂製品、特に相対的に動作する例
えば歯車等機能部品を含んだ樹脂製品であっても、各種
部品毎に成形すると共に組み立てることができ、樹脂製
品の製作コストを著しく低減できる樹脂製品成形組立装
置および樹脂製品成形組立方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するもの
は、複数種の部品をそれぞれ成形する複数のキャビティ
と、成形毎に設定ピッチにて間欠回転する回転部を備え
た組立ステーションと、前記キャビティにてそれぞれ成
形された各種部品を前記組立ステーションのそれぞれの
所定部位に移送するための移送手段とを備えた金型を有
していることを特徴とする樹脂製品成形組立装置であ
る。
【0006】前記金型は、前記移送手段により前記組立
ステーションに移送された各種部品を前記回転部に移動
させるための移動手段を有していることが好ましい。そ
して、前記キャビティにおいてそれぞれ成形される各種
部品は、前記移送手段により前記組立ステーションのそ
れぞれの所定部位に移送され、かつ前記移動手段により
前記回転部に移動され、さらに、前記回転部が成形毎に
設定ピッチにて間欠的に回転することにより順次各種部
品が取り付けられ樹脂製品が組立てられる。
【0007】前記回転部は、ターンテーブルで構成さ
れ、以下の式(1)で算出される設定ピッチ(この場合
は設定角度)にて間欠的に回転するように制御されてい
ることが好ましい。 設定角度=360゜/総組立工程数・・・・・・式(1)
【0008】前記回転部は、コンベアで構成されていて
もよく、この場合は、以下の式(2)で算出される設定
ピッチ(この場合は設定移動距離)にて間欠的に移動す
るよう回転制御されていることが好ましい。 設定移動距離=組立ラインの全長/総組立工程数・・・・・・式(2)
【0009】前記組立ステーションの前記回転部には、
複数の部品保持用ピンが立設されていることが好まし
い。前記組立ステーションの前記回転部は可動側型盤面
に設けられ、前記移送手段は固定側型盤面に設けられて
いることが好ましい。なお、前記組立ステーションの前
記回転部は固定側型盤面に設けられ、前記移送手段は可
動側型盤面に設けられていてもよい。また、前記組立ス
テーションの前記回転部および前記移送手段は、共に固
定側型盤面或いは可動側型盤面に設けられていてもよ
い。
【0010】また、上記課題を解決するものは、樹脂を
複数のキャビティ内にそれぞれ充填し各種部品を成形す
る工程と、移送手段により各種部品を組立ステーション
のそれぞれの所定部位に移送する工程と、移動手段によ
り各種部品を前記組立ステーションの回転部に移動させ
組み立てる工程と、前記組立ステーションの前記回転部
を設定ピッチにて回転させる工程とを順次繰り返して樹
脂製品を成形組み立てることを特徴とする樹脂製品成形
組立方法である。
【0011】
【作用】本発明の樹脂製品成形組立装置は、複数種の部
品を成形する複数のキャビティと、成形毎に設定ピッチ
にて間欠的に回転する回転部を備えた組立ステーション
と、各キャビティにて成形された各種部品を組立ステー
ションに移送するための移送手段と、移送された各種部
品を回転部に移動させるための移動手段とを有してお
り、複数のキャビティにおいてそれぞれ成形される各種
部品は、移送手段により組立ステーションのそれぞれの
所定部位に移送され、かつ移動手段により回転部に移動
される。そして、回転部は設定ピッチにて間欠的に回転
するため、一つの組立部には順次各種部品が取り付けら
れ、このような動作を繰り返すことにより、成形(射出
成形の場合は1ショット)毎に、樹脂製品完成部に至っ
た組立部に樹脂製品が作製される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の樹脂製品成形組立
装置を図1ないし図9に示した一実施例を用いて説明す
る。図1は、本発明の樹脂製品成形組立装置の一実施例
の金型付近の平面図であり、図2は、図1のA−A線
(パーティングライン)より可動側型盤面Cおよび固定
側型盤面Dをそれぞれ視た図を並記したものであり、図
3は、図1に示した樹脂製品成形組立装置の回転部を説
明するための説明図であり、図4および図5は、図1に
示した樹脂製品成形組立装置の移送手段の作用を説明す
るための説明図であり、図6および図7は、図1に示し
た樹脂製品成形組立装置の移動手段の作用を説明するた
めの説明図であり、図8および図9は、図1に示した樹
脂製品成形組立装置の移動移送の作用を説明するための
説明図である。
【0013】この実施例の樹脂製品成形組立装置1は、
図19ないし図21に示したギアボックス50を成形
し、かつ組み立てる装置であり、このギアボックス50
は、図19および図20に示すように、ハウジング51
と、ハウジング51の凹部底面中央に設けられた軸挿通
孔51aに軸が挿入され回転可能に立設された第1ギア
52と、ハウジング51に一体成形されたピン51b,
51c,51dを軸としては回転し、かつ、第1ギア5
2の三方にそれぞれ隣接して設けられ、第1ギア52と
噛合して共に回転する第2ギア53a,53b,53c
と、第2ギア53a,53b,53cとそれぞれ噛合し
て共に回転する第3ギア(内歯車)54と、中央部に貫
通孔55aを備えたカバー55とからなっている。
【0014】そして、カバー55の貫通孔55a内に第
3ギア54の上面に一体成形された凸部54aが貫通し
て外方に突出し、この凸部54aを回動させることによ
り、第1ないし第3ギア52,53,54全てが共に回
動するように構成されている。
【0015】なお、図19に示した各部品に設けられた
孔60は、後述する組立ステーションの回転部2に立設
された部品保持用ピン10がそれぞれ挿入される部位で
あり、ハウジング51とカバー55の外縁部に設けられ
た両者を貫通する3つの孔61には、樹脂が充填され両
者が接合される。
【0016】このギアボックス50は、図21に示すよ
うに、まずハウジング51の凹部内に第1ギア52を取
り付け、次いで第1ギア52の三方にそれぞれ第2ギア
53a,53b,53cを取り付け、さらに第3ギア
(内歯車)54をハウジング51の凹部内側面に嵌挿
し、最後にカバー55を取り付けて組み立てることがで
きる。樹脂製品成形組立装置1は、この組立順序(図中
矢印方向の順)にてギアボックス(樹脂製品)50が組
立られるように設計されている。
【0017】そして、上記ギアボックス50の成形組立
を行う樹脂製品成形組立装置1は、射出成形により樹脂
成形を行う装置であり、図1に示すように、可動側金型
盤8と、この可動側金型盤8に対向して設けられた固定
側第1金型盤15と、固定側第1金型盤15に隣接して
設けられた固定側第2金型盤16と、固定側第3金型盤
18と、固定側第4金型盤19とが水平方向に配設され
た金型2を備えている。そして、可動側金型盤8と固定
側第1金型盤15との間で樹脂製品が成形されかつ組み
立てられる。
【0018】可動側金型盤8、固定側第1金型盤15お
よび固定側第2金型盤16は、両側(正面側および背面
側)にそれぞれ設けられたPL開閉シリンダー21a,
21bにより、ガイドポスト22に沿って水平方向に往
復運動可能に構成されている。
【0019】固定側第2金型盤16は、後述する移動手
段4の一部を構成し、成形された各種部品を回転部3に
移動させるために作用するものである。また、固定側第
3金型盤18は、成形後に残る不要なランナー70を金
型2より離脱させるためのものであり、固定側第4金型
盤19側に押圧されない状態では、図12に示すよう
に、固定側第4金型盤19より若干離間してランナー7
0を離脱させ下方に落下させる。
【0020】固定側第4金型盤19の外方(図1中右端
側)には、射出装置(図示しない)が設けられており、
この射出装置から固定側第4金型盤19、固定側第3金
型盤18、固定側第2金型盤16および固定側第1金型
盤15の内部を貫通してスプルーランナー(図示しな
い)が形成されている。このスプルーランナーは、先端
側が分岐しており、成形毎に各ゲート(図示しない)よ
り、各キヤビティ12および樹脂製品完成部20内に熔
融樹脂が充填されるように構成されている。
【0021】そして、この実施例の樹脂製品成形組立装
置1は、複数種の部品をそれぞれ成形する複数のキヤビ
ティ12と、成形毎に設定角度間欠的に回転する回転部
3を備えた組立ステーションと、キヤビティ12にてそ
れぞれ成形された各種部品を組立ステーションに移送す
るための移送手段4と、移送された各種部品を回転部3
に移動させるための移動手段5とを有している。以下、
本発明の樹脂製品成形組立装置1のこれら特徴部分(金
型2)の各構成について順次詳述する。
【0022】キヤビティ12は、複数種の部品をそれぞ
れ成形するために複数設けられており、この実施例で
は、図2に示すように、可動側金型盤8の可動側型盤面
Cに設けられている。具体的には、キャビティ12は、
ハウジング51を成形するための第1キャビティ12a
と、第1キャビティ12aの上方に隣接して設けられた
第1ギア52を成形するための第2キャビティ12b
と、中央上方部に設けられた第2ギア53を成形するた
めの第3キャビティ12cと、第3ギア54を成形する
ための第4キャビティ12dと、第4キャビティ12d
の下方に隣接して設けられたカバー55を成形するため
の第5キャビティ12eとからなる。
【0023】このように、本発明の樹脂製品組立装置
は、複数種の部品をそれぞれ成形する複数のキヤビティ
を型盤面に配している点に一つの特徴を有する。なお、
この実施例の樹脂製品成形装置1は、上述したように5
つのキャビティを有しているが、これに限定されるもの
ではなく、部品点数等に応じて複数のキャビティを備え
るものは広く本発明の範疇に包含される。
【0024】組立ステーションは、複数のキヤビティ1
2にてそれぞれ形成された各種部品を順次組み立てる部
位であり、この実施例では、可動側型盤面Cに設けられ
た回転部(ターンテーブル)3と、固定側型盤面Dの対
向する位置に設けられた円盤部6とから構成されてい
る。
【0025】このように、本発明の樹脂製品組立装置
は、部品を成形するキヤビティ(成形部)と組立を行う
組立ステーション(組立部)とが別部位にそれぞれ設け
られている点にも一つの特徴を有する。
【0026】可動側型盤面Cに設けられた回転部3は、
ロッド7aが垂直方向に往復運動する回転用シリンダー
7により、設定角度間欠的に回転するように構成されて
いる。具体的には、この実施例の回転部3は、図2に示
すように、設定角度毎に離間して設けられた6本のバー
3aを備えており、このバー3aが回転部3の裏側にお
いて水平方向に延在しており、ロッド7aが一方向(こ
の実施例では下方に向かって戻る方向)に向かう際のみ
爪部(図示しない)が突出し、この爪部がバー3aと係
合することにより回転部3を図中矢印方向(右回り)に
回転させる。ただし、回転部の回転機構はこれに限定さ
れるものではなく、設定角度間欠的に回転可能であれば
どのような機構であってもよい。
【0027】また、この回転用シリンダー7のロッド7
aは、成形毎に一往復するように条件制御されており、
これによって回転部3を成形毎に設定角度回転させる。
【0028】具体的には、回転部3の上記設定角度は、
以下の式(1)で算出される数値によって設定されてい
る。 設定角度=360゜/総組立工程数・・・・・・式(1) 総組立工程数とは、樹脂製品が組み立てられるまでに要
する工程数であり、この実施例では、5つのキヤビティ
12にてそれぞれ成形された各種部品を順次組み付ける
5つの組立工程と、ハウジング51とカバー55とを接
合する接合工程(シールド工程)とを加えた計6工程が
上記総組立工程数となる。従って、式(1)によって算
出される上記設定角度は60゜となり、回転部3は60
゜毎に間欠回転するように制御されている。
【0029】このように、回転部3は、上記総組立工程
数によって等分された設定角度毎に間欠的に回転するこ
とが好ましい。少なくとも等分された同一の設定角度で
回転制御させることが必要である。これにより各種部品
の順次組み付けが可能となる。
【0030】なお、この実施例の回転部3は、ターンテ
ーブルで構成されているがこれに限定されるものではな
く、例えばコンベア方式を採用した組立ステーションも
本発明の範疇に包含される。この場合の回転部は、設定
距離移動するように間欠回転することが好ましく、この
設定距離は以下の式(2)で算出される。 設定距離=組立ラインの全長/総組立工程・・・・・式(2) ただし、必ずしも上記式(2)により設定距離が決定さ
れる必要はなく、少なくとも等分された同一の設定距離
回転するように回転制御させることが必要である。これ
により各種部品の順次組み付けが可能となる。
【0031】また、組立ステーションの一部を構成する
回転部3は、この実施例では、キャビティ12a,12
b,12c,12d,12eの内側(可動側型盤面Cの
中央付近)に設けられているが、回転部が複数のキャビ
ティの外側に設けられたもの(例えば環状の組立ステー
ション)も本発明の範疇に包含される。
【0032】さらに、この実施例の回転部3は可動側金
型盤8の中央部付近に設けられており、各キャビティ1
2は、回転部3の外方において回転部3の回転方向に沿
って各種部品の組立順、すなわちキャビティ12a,1
2b,12c,12d,12eの順に配設されている。
【0033】また、回転部3は、図3に示すように、上
記総組立工程数と同数の組立部9をその表面に備えてい
る。具体的には、この実施例の回転部3は、6つの組立
部9a,9b,9c,9d,9e,9fを有している。
【0034】この6つの組立部9a,9b,9c,9
d,9e、9fもまた、前述した回転部3の設定角度と
対応して、以下の式(3)で算出される離間角度にてそ
れぞれ配設されている。 離間角度=360゜/総組立工程数・・・・・・式(3) 具体的には、この実施例では、総組立工程数が6である
ため、各組立部9a,9b,9c,9d,9e、9fは
それぞれ60゜離間する位置に設けられている。
【0035】組立ステーションの回転部3(具体的に
は、組立部9a,9b,9c,9d,9e、9f)に
は、図3に示すように、それぞれ複数の部品保持用ピン
10が水平方向に向かって立設されている。この部品保
持用ピン10は、後述する移動手段5の作用により回転
部3の組立部9a,9b,9c,9d,9e,9fに各
種部品が移動した後、各種部品が各組立部より容易に離
脱或いは回転等動作しないように保持するためのもので
ある。特に歯車等の相対的動作を行う機能部品を含む場
合は、成形組立に際して歯車等を回転等動作不能に保持
し組立を可能とする。
【0036】具体的には、各種部品は、回転部3におい
てそれぞれこの部品保持用ピン10の先端部に少なくと
も1以上刺された状態で保持され、特に歯車等の機能部
品にあっては、回転等相対的動作不能状態とするために
2以上の部品保持用ピン10で保持される。
【0037】この実施例で、より具体的に説明すると、
図3に示すように、部品保持用ピン10は、組立部9
a,9b,9c,9d,9e、9fにそれぞれ各10本
(計60本)立設されている。この10本の配列は、回
転部3を回転させた場合、同一位置にそれぞれの部品保
持用ピン10が来るように立設されている。そして、ハ
ウジング51は3本の部品保持用ピン10により移動不
能に保持され、第1ギア52は2本の部品保持用ピン1
0により回転動作不能に保持され、3つの第2ギア53
はそれぞれ1本の部品保持用ピン10により回転動作不
能に保持され、第3ギア54は2本の部品保持用ピン1
0により回転動作不能に保持され、カバー55はハウジ
ング51と同様3本の部品保持用ピン10により移動不
能に保持される。
【0038】部品保持用ピン10が刺される各種部品の
孔或いは凹部は、成形時に形成されるものであり、その
孔や凹部が部品保持用ピン10より小径に成形されるこ
とにより、移動手段5からの移動後に各種部品が組立部
より容易に離脱しないように保持される。また、この部
品保持用ピン10は、横断面円形に形成されているが、
例えば横断面多角形状、楕円形状等どのような断面形状
に形成されていてもよく、そのようなものも本発明の範
疇に包含される。
【0039】移送手段4は、複数のキャビティ12にて
それぞれ成形された各種部品を組立ステーションの所定
部位に移送するためのものである。
【0040】この実施例の移送手段4は、図2に示すよ
うに、固定側第1金型盤15の型盤面Dに往復運動可能
にそれぞれ設けられた第1ないし第3スライド部13
a,13b,13cと、第1ないし第3スライド部13
a,13b,13cを往復運動させるための第1ないし
第3のスライド用シリンダー14a,14b,14cと
からなっている。そして、第1ないし第3のスライド用
シリンダー14a,14b,14cの各ロッドを伸長さ
せると、第1ないし第3スライド部13a,13b,1
3cがそれぞれ組立ステーションの円盤部6の上方に配
置されるように構成されている。
【0041】また、第1スライド部13aには、第1コ
ア11aおよび第2コア11bが設けられ,第2スライ
ド部13bには第3コア11cが設けられ、さらに第3
スライド部13cには第4コア11dおよび第5コア1
1eが設けられている。この第1コア11aは、第1キ
ャビティ12aと共にハウジング51を成形する部位で
あり、第2コア11bは第2キャビティ12bと共に第
1ギア52を成形する部位であり、第3コア11cは第
3キャビティ12cと共に3つの第2ギア53を成形す
る部位であり、第4コア11dは第4キャビティ12d
と共に第3ギア54を成形する部位であり、第5コア1
1eは第5キャビティ12eと共にカバー55を成形す
る部位である。
【0042】そして、第1ないし第3のスライド用シリ
ンダー14a,14b,14cの各ロッドが収縮した状
態(初期状態)では、それぞれ対となるキヤビティ12
およびコア11が、可動側型盤面Cおよび固定側型盤面
Dの対向する部位にそれぞれ位置するように構成されて
おり成形可能となる。他方、移送時には、図13に示す
ように、第1ないし第3のスライド用シリンダー14
a,14b,14cの各ロッドが伸長して、第1ないし
第3スライド部13a,13b,13cが回転部3の上
方所定部位にて停止する。このように、本発明の樹脂製
品成形組立装置は、各コアがスライド部に設けられ移動
する点にも一つの特徴を有している。
【0043】移動手段5は、移送手段4により移送され
た各種部品を回転部3に移動させるためのものであり、
この実施例では、図6に示すように、固定側第2金型盤
16と、この固定側第2金型盤16に立設された押圧ピ
ン17と、固定側第1金型盤15に設けられ押圧ピン1
7が貫通可能な位置に穿孔された押圧ピン挿入孔15a
と、第1ないし第3スライド部13a,13b,13c
内に移動可能に設けられ、かつ押圧ピン17に押圧され
る被押圧ピン23とにより構成されている。
【0044】具体的には、押圧ピン17は、固定側第2
金型盤16と直交する方向(水平方向)に突出して複数
設けられており、図6に示すように、固定側第1金型盤
15(円盤部6を含む)の押圧ピン挿入孔15a内を貫
通可能となっている。また、被押圧ピン23は、第1な
いし第3スライド部13a,13b,13c内にそれぞ
れ移動可能に設けられており、押圧ピン17に基端部が
押圧されると、図7に示すように、先端側が若干突出す
るように構成されている。そして、固定側第2金型盤1
6を図7中下方に移動させ、固定側第1金型盤15と固
定側第2金型盤16とを当接させると、押圧ピン17が
被押圧ピン23を押圧して被押圧ピン23が第1ないし
第3スライド部13a,13b,13cよりそれぞれ突
出する。成形された各種部品は、成形後の樹脂収縮によ
りコア11側に付着するように設計されているため、上
記作用に伴ってコア11にそれぞれ保持されている各種
部品をこの被押圧ピン23が押圧して、回転部3の組立
部9にそれぞれ移動させる。
【0045】なお、押圧ピン17は、各種部品を確実に
回転部3に移動させるために、部品に応じた適切な位置
に1本ないし複数設けられている。また、被押圧ピン2
3は、スプリングにより図7中上方に向かって付勢され
ているため、押圧ピン17による押圧が解除されると、
図6に示す初期位置に自動的に戻るよう構成されてい
る。
【0046】また、図2に示すように、組立ステーショ
ンの最下部には樹脂製品完成部20が設けられており、
この部位に組立部9a,9b,9c,9d,9e、9f
がそれぞれ到達すると樹脂製品が完成する。具体的に
は、この実施例では、この樹脂製品完成部20において
ハウジング51とカバー55とを接合を行っている。す
なわち、樹脂製品完成部20においては、成形時に、ハ
ウジング51とカバー55の外縁部に設けられた両者を
貫通する3つの孔61に熔融樹脂を充填され両者が接合
される。その後、エジェクタピン(図示しない)が回転
部側から突出して樹脂製品を離型させる。
【0047】このように、本発明の樹脂製品成形組立装
置は、複数のキヤビティ12において成形される各種部
品が、移送手段4により組立ステーションの所定部位に
それぞれ移送され、かつ移動手段5により回転部3に移
動され、さらに、この回転部3が成形毎に設定角度間欠
的に回転する、或いは設定距離分移動する。このため、
回転部3が回転する毎に同一組立部においては順次各種
部品が取り付けられて行き、樹脂製品完成部20に達す
ると樹脂製品が完成する。そして、この動作を繰り返す
ことにより、成形毎(射出成形の場合は1ショット毎)
に最終製品完成部20において樹脂製品が逐次成形組立
てられる。
【0048】なお、シールドを必要としない樹脂製品で
あれば、上記接合工程は不要であり、最終組立部品(こ
の実施例の場合はカバー55)が取り付けられて樹脂製
品が完成する。また、接合に代えてハウジング51とカ
バー55の両者を貫通する3つの孔61に、新たに設け
たキヤビティ12にて成形した3本の棒状体を組立ステ
ーションに移送した後、挿嵌してもよい。さらに、各種
部品の組み付け工程或いは接合工程以外の例えば表面処
理工程等を組立工程に含むものも本発明の範疇に包含さ
れる。さらに、この装置は一種類の樹脂により樹脂製品
を成形組み立てるものであるため、射出装置は1台であ
るが、2種以上の樹脂を使用する場合、2以上の射出装
置を備えたものも本発明の範疇に包含される。さらに、
この実施例の移送手段は、内側に向かって各種部品を移
送するものであるが、組立ステーションが各キャビティ
の外方に設けられ、移送手段が外側に向かって各種部品
を移送するものであってもよい。さらに、この実施例の
組立ステーションの回転部は可動側型盤面に設けられ、
移送手段は固定側型盤面に設けられているが、組立ステ
ーションの回転部は固定側型盤面に設けられ、移送手段
は可動側型盤面に設けられていてもよい。さらに、組立
ステーションの回転部および移送手段は、共に固定側型
盤面或いは可動側型盤面に設けられていてもよい。さら
に、この実施例の各キャビティは可動側型盤面に設けら
れ、各コアは固定側型盤面に設けられているが、各キャ
ビティは固定側型盤面に設けられ、各コアは可動側型盤
面に設けられていてもよい。さらに、この実施例の装置
は、射出成形によるものであるが、上記特徴部分の構造
は、他の種類の樹脂成形装置にも応用可能であり、その
ようなものも本発明の範疇に包含される。
【0049】つぎに、本発明の樹脂製品成形組立方法に
ついて、樹脂製品成形装置1を例に図面を用いて説明す
る。この実施例の樹脂製品成形装置1においては、樹脂
を複数のキヤビティ12内に充填し各種部品を成形する
工程と、移送手段4により各種部品を組立ステーション
の所定部位に移送する工程と、移動手段5により各種部
品を組立ステーションの回転部3に移動させ組み立てる
工程と、組立ステーションの回転部3を設定ピッチにて
回転させる工程とを順次繰り返す樹脂製品成形組立方法
により樹脂製品が成形組み立てられる。
【0050】より具体的には、この実施例では、可動側
金型盤8、固定側第1金型盤15、固定側第2金型盤1
6、固定側第3金型盤18および固定側第4金型盤19
相互の間隙をそれぞれ閉じて樹脂を複数のキヤビティ1
2内にそれぞれ充填し各種部品を成形する第1工程と、
可動側金型盤8、固定側第1金型盤15、固定側第2金
型盤16、固定側第3金型盤18および固定側第4金型
盤19を相互に開いてそれぞれ離間させる第2工程と、
移送手段4により各種部品を組立ステーションの所定部
位に移送する第3工程と、可動側金型盤8および固定側
第1金型盤15相互の間隙を閉じる第4工程と、固定側
第1金型盤15および固定側第2金型盤16相互の間隙
を閉じて移動手段5により各種部品を組立ステーション
の回転部3に移動させ組み立てる第5工程と、可動側金
型盤8、固定側第1金型盤15および固定側第2金型盤
16を相互に開いてそれぞれ離間させる第6工程と、組
立ステーションの回転部3を設定角度回転させる第7工
程と、移送手段4によりキヤビティ12およびコア11
を成形可能な位置に対向させる第8工程とを順次繰り返
すことにより、樹脂製品が成形組み立てられる。以下、
各工程について詳述する。
【0051】第1工程では、図10に示すように、PL
開閉シリンダー21a,21bを作動させ、可動側金型
盤8、固定側第1金型盤15および固定側第2金型盤1
6を水平方向(図中矢印方向)に移動させ、可動側金型
盤8、固定側第1金型盤15、固定側第2金型盤16、
固定側第3金型盤18および固定側第4金型盤19相互
の間隙をそれぞれ閉じる。そして、射出装置(図示しな
い)より熔融樹脂を射出させ、金型2内に設けられてい
るスプルーランナー(図示しない)を介して複数のキヤ
ビティ12内にそれぞれ充填し各種部品を射出成形す
る。なお、この状態では、固定側型盤面Dの第1コア1
1a、第2コア11b、第3コア11c、第4コア11
dおよび第5コア11eは、図11に示すように初期位
置にあり、それぞれ第1キャビティ12a、第2キャビ
ティ12b、第3キャビティ12c、第4キャビティ1
2dおよび第5キャビティ12eと共に各種部品を成形
する。
【0052】なお、本発明の樹脂製品成形組立方法は、
全工程が繰り返えし行われることにより1成形毎に1つ
の樹脂製品が作製されるものであり、説明する各工程は
繰り返し行われる1サイクルのうちの各工程である。従
って、第1工程(成形工程)を行った時点で、樹脂製品
完成部20においてハウジング51とカバー55との接
合が行われており、樹脂製品完成部20には樹脂製品
(ギアボックス50)が作製されている。
【0053】つぎに、第2工程では、図12に示すよう
に、PL開閉シリンダー21a,21bを作動させ、可
動側金型盤8、固定側第1金型盤15および固定側第2
金型盤16を水平方向(図中矢印方向)に移動させ、可
動側金型盤8、固定側第1金型盤15、固定側第2金型
盤16、固定側第3金型盤18および固定側第4金型盤
19を相互に開いてそれぞれ離間させる。そして、この
動作と共にエジェクタピン(図示しない)が、可動側金
型盤8より水平方向に突出して最終組立部20の樹脂製
品50を押圧して離型させる。また、固定側第3金型盤
18と固定側第4金型盤19との離間によりランナー7
0が排出される。
【0054】第3工程では、移送手段4により各種部品
を組立ステーションの所定部位に移送する。具体的に
は、図13に示すように、第1ないし第3スライド部1
3a,13b,13cを、それぞれ第1ないし第3のス
ライド用シリンダー14a,14b,14cを作動させ
ることによって内側(それぞれ図中矢印方向)に向かっ
て移動させる。これにより、第1スライド部13aに設
けられた第1コア11aおよび第2コア11b、第2ス
ライド部13bに設けられた第3コア11c、さらに第
3スライド部13cに設けられた第4コア11dおよび
第5コア11eが、それぞれ組立ステーションの円盤部
6の上方所定部位に配置される。なお、この実施例で
は、複数のキヤビティ12でそれぞれ成形された各種部
品は、成形後の樹脂の収縮を利用してコア11側に付着
するように設計されているため、上記動作に伴って各種
部品が、例えば図4および図5に示すように移送され
る。
【0055】第4工程では、図14に示すように、PL
開閉シリンダー21a,21bを作動させ、固定側第1
金型盤15を図中矢印方向に移動させて、可動側金型盤
8および固定側第1金型盤15相互の間隙を閉じる。な
お、この動作によりスライド部13が組立部9側に若干
移動し接近する。
【0056】そして、第5工程では、PL開閉シリンダ
ー21a,21bを作動させ、図15に示すように、固
定側第2金型盤16を図中矢印方向に移動させ、固定側
第1金型盤15および固定側第2金型盤16相互の間隙
を閉じて移動手段5により各種部品を組立ステーション
の回転部3にそれぞれ移動させ組み立てを行う。
【0057】具体的には、固定側第2金型盤16に設け
られた押圧ピン17が、図7に示すように、固定側第1
金型盤15に設けられた押圧ピン挿入孔15a内を貫通
し、さらに、第1ないし第3スライド部13a,13
b,13c内にそれぞれ設けられている被押圧ピン23
を押圧し、この被押圧ピンの先端がコア11に保持され
ている部品を押圧し、回転部3の組立部9にそれぞれ移
動させる。
【0058】第6工程では、PL開閉シリンダー21
a,21bを作動させ、図16に示すように、固定側第
1金型盤15および固定側第2金型盤16をそれぞれ図
中矢印方向に移動させ、可動側金型盤8、固定側第1金
型盤15および固定側第2金型盤16を相互に開いてそ
れぞれ離間させる。
【0059】さらに、第7工程において、組立ステーシ
ョンの回転部3を回転用シリンダー7を作動させ設定角
度回転させる。具体的には、図17に示すように、回転
用シリンダー7のロッド7aを図中矢印方向(下方)に
移動させることにより、回転部3が設定角度図中矢印方
向(右回り)に回転し停止する。この動作により、回転
部3に設けられた各組立部は、設定角度移動し、次の部
品が組み付けられる位置に移動する。
【0060】第8工程では、移送手段4によりキヤビテ
ィ12およびコア11を成形可能な位置に対向させる
が、この実施例では、移送手段4のスライド部13を初
期位置に戻すことにより行われる。具体的には、図18
に示すように、第1ないし第3スライド部13a,13
b,13cを、それぞれ第1ないし第3のスライド用シ
リンダー14a,14b,14cを作動させることによ
り外側(それぞれ図中矢印方向)に向かって移動させ
る。この動作により、第1スライド部13aに設けられ
た第1コア11aおよび第2コア11b、第2スライド
部13bに設けられた第3コア11c、さらに第3スラ
イド部13cに設けられた第4コア11dおよび第5コ
ア11eは、元の位置に戻る。そして、それぞれのコア
が、第1キャビティ12a、第2キャビティ12b、第
3キャビティ12c、第4キャビティ12dおよび第5
キャビティ12eと対向した位置となり、成形可能な状
態となる。
【0061】本発明の樹脂製品成形組立方法は、このよ
うな工程を繰り返し行うことにより、成形毎に目的とす
る樹脂製品が、樹脂製品組立部20において作製され
る。そして、歯車等機能部品を含んだ樹脂製品であって
も、作製後各部品が相対的動作可能に作製できる。
【0062】
【発明の効果】請求項1ないし3に記載した発明によれ
ば、複数種の樹脂製部品から構成される樹脂製品を、各
種部品毎に成形すると共に組み立てることができ、樹脂
製品の製作コストを著しく低減できる。請求項4に記載
した発明によれば、複数種の樹脂製部品から構成される
樹脂製品の各部品を所定部位に確実に保持した状態で組
み立てることができ、特に相対的に動作する例えば歯車
等機能部品を含んだ樹脂製品においても、作製後、機能
部品が所望の動作を行うことができるよう容易に組み立
てることができる。請求項5に記載した発明によれば、
複数種の樹脂製部品から構成される樹脂製品、各種部品
毎に成形すると共に組み立てることができ、樹脂製品の
製作コストを著しく低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂製品成形組立装置の一実施例の金
型付近の平面図である。
【図2】図1のA−A線(パーティングライン)より可
動側型盤面Cおよび固定側型盤面Dをそれぞれ視た図で
ある。
【図3】図1に示した樹脂製品成形組立装置の回転部を
説明するための説明図である。
【図4】図1に示した樹脂製品成形組立装置の移送手段
の作用を説明するための説明図である。
【図5】図1に示した樹脂製品成形組立装置の移送手段
の作用を説明するための説明図である。
【図6】図1に示した樹脂製品成形組立装置の移動手段
の作用を説明するための説明図である。
【図7】図1に示した樹脂製品成形組立装置の移動手段
の作用を説明するための説明図である。
【図8】図1に示した樹脂製品成形組立装置の移送手段
の作用を説明するための説明図である。
【図9】図1に示した樹脂製品成形組立装置の移送手段
の作用を説明するための説明図である。
【図10】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図11】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図12】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図13】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図14】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図15】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図16】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図17】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図18】本発明の樹脂製品成形組立方法の一実施例の
一工程を説明するための説明図である。
【図19】図1に示した樹脂製品成形組立装置により作
製される樹脂製品の平面図である。
【図20】図19のB−B線断面図である。
【図21】図19に示した樹脂製品の組立順序の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 樹脂製品成形組立装置 2 金型 3 回転部 4 移送手段 5 移動手段 6 円盤部 7 回転用シリンダー 8 可動側金型盤 9 組立部 10 部品保持用ピン 11 コア 12 キャビティ 13 スライド部 14 スライド用シリンダー 15 固定側第1金型盤 16 固定側第2金型盤 17 押圧ピン 18 固定側第3金型盤 19 固定側第4金型盤 20 樹脂製品完成部 21 PL開閉シリンダー 22 ガイドポスト 23 被押圧ピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の名称】 樹脂製品成形組立装置および樹
脂製品成形組立方法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の部品をそれぞれ成形する複数の
    キャビティと、成形毎に設定ピッチにて間欠回転する回
    転部を備えた組立ステーションと、前記キャビティにて
    それぞれ成形された各種部品を前記組立ステーションの
    それぞれの所定部位に移送するための移送手段とを備え
    た金型を有していることを特徴とする樹脂製品成形組立
    装置。
  2. 【請求項2】 前記金型は、前記移送手段により前記組
    立ステーションに移送された各種部品を前記回転部に移
    動させるための移動手段を有している請求項1に記載の
    樹脂製品成形組立装置。
  3. 【請求項3】 前記キャビティにおいてそれぞれ成形さ
    れる各種部品は、前記移送手段により前記組立ステーシ
    ョンのそれぞれの所定部位に移送され、かつ前記移動手
    段により前記回転部に移動され、さらに、前記回転部が
    成形毎に設定ピッチにて間欠的に回転することにより順
    次各種部品が取り付けられ樹脂製品が組立てられる請求
    項2に記載の樹脂製品成形組立装置。
  4. 【請求項4】 前記組立ステーションの前記回転部に
    は、部品保持用ピンが立設されている請求項1ないし3
    のいずかに記載の樹脂製品成形組立装置。
  5. 【請求項5】 樹脂を複数のキャビティ内にそれぞれ充
    填し各種部品を成形する工程と、移送手段により各種部
    品を組立ステーションのそれぞれの所定部位に移送する
    工程と、移動手段により各種部品を前記組立ステーショ
    ンの回転部に移動させ組み立てる工程と、前記組立ステ
    ーションの前記回転部を設定ピッチにて回転させる工程
    とを順次繰り返して樹脂製品を成形組み立てることを特
    徴とする樹脂製品成形組立方法。
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