JP2000317644A - 複式溶接機への部品供給方法 - Google Patents
複式溶接機への部品供給方法Info
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- JP2000317644A JP2000317644A JP11164239A JP16423999A JP2000317644A JP 2000317644 A JP2000317644 A JP 2000317644A JP 11164239 A JP11164239 A JP 11164239A JP 16423999 A JP16423999 A JP 16423999A JP 2000317644 A JP2000317644 A JP 2000317644A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のプロジェクション溶接機を稼働させる
ときには、各溶接機への部品供給方法が効率良くなされ
ねばならない。そして、作動中の信頼性においても十分
な配慮がなされていなければならない。 【解決手段】 そこで、保持部材11を有する供給ロッ
ド12の進出中に分配装置34から供給制御ユニット1
3へ部品1を送給するようにした方法である。
ときには、各溶接機への部品供給方法が効率良くなされ
ねばならない。そして、作動中の信頼性においても十分
な配慮がなされていなければならない。 【解決手段】 そこで、保持部材11を有する供給ロッ
ド12の進出中に分配装置34から供給制御ユニット1
3へ部品1を送給するようにした方法である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、複数の溶接機を
作動させる形式のものにおいて、各電極に対する部品供
給の方法に関している。
作動させる形式のものにおいて、各電極に対する部品供
給の方法に関している。
【0002】
【従来の技術】複数の溶接機を配列して、複数種類の鋼
板部品にボルトやナットをプロジェクション溶接するこ
とが行われている。各溶接機への部品は、パーツフィー
ダから送り出されてきた部品を分配装置を経て供給がな
されている。
板部品にボルトやナットをプロジェクション溶接するこ
とが行われている。各溶接機への部品は、パーツフィー
ダから送り出されてきた部品を分配装置を経て供給がな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】この種の複式溶
接機においては、溶接機の作動と部品供給とが有機的に
組み合わされていて、作動時間ができるだけ短縮されな
ければならない。そして、各作動が作動信頼性が高くな
るように、良好な順序立てになっていなければならない
のである。しかしながら、従来のものにおいては、この
ような点の配慮が十分につくされていないのが現状であ
る。
接機においては、溶接機の作動と部品供給とが有機的に
組み合わされていて、作動時間ができるだけ短縮されな
ければならない。そして、各作動が作動信頼性が高くな
るように、良好な順序立てになっていなければならない
のである。しかしながら、従来のものにおいては、この
ような点の配慮が十分につくされていないのが現状であ
る。
【0004】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、上
述の問題を解決するために発案されたもので、請求項1
の発明は、部品供給装置が、先端に部品の保持部材を有
すると共に進出位置において部品が可動電極の受入孔と
同軸となるようにした進退式の供給ロッドと、保持部材
への部品供給を一時待機させると共に供給ロッドが復帰
位置にあるときに保持部材へ部品を供給する供給制御ユ
ニットから構成され、この部品供給装置を溶接機毎に複
数設置し、部品を各部品供給装置の供給制御ユニットへ
送給する分配装置が設けられ、供給ロッドの進出中に分
配装置から供給制御ユニットへ部品を送給することを特
徴とする複式溶接機への部品供給方法であり、分配装置
を切り替えて部品のない供給制御ユニットへ部品を送給
し、供給ロッドが戻ってきたときに該ユニットから直ち
に部品が保持部材へ供給される。
述の問題を解決するために発案されたもので、請求項1
の発明は、部品供給装置が、先端に部品の保持部材を有
すると共に進出位置において部品が可動電極の受入孔と
同軸となるようにした進退式の供給ロッドと、保持部材
への部品供給を一時待機させると共に供給ロッドが復帰
位置にあるときに保持部材へ部品を供給する供給制御ユ
ニットから構成され、この部品供給装置を溶接機毎に複
数設置し、部品を各部品供給装置の供給制御ユニットへ
送給する分配装置が設けられ、供給ロッドの進出中に分
配装置から供給制御ユニットへ部品を送給することを特
徴とする複式溶接機への部品供給方法であり、分配装置
を切り替えて部品のない供給制御ユニットへ部品を送給
し、供給ロッドが戻ってきたときに該ユニットから直ち
に部品が保持部材へ供給される。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、保
持部材には部品を電極の受入孔へ移動させるための空気
噴口が設けられ、分配装置から供給制御ユニットへの部
品送給は空気噴出によって行われるように構成し、空気
噴口からの噴出終了と同時またはその前後の時期に分配
装置からの空気噴出を行うことを特徴とする複式溶接機
への部品供給方法であり、電極の受入孔に部品が入り切
った時期に合わせて、次の部品が分配装置から供給制御
ユニットに送給される。
持部材には部品を電極の受入孔へ移動させるための空気
噴口が設けられ、分配装置から供給制御ユニットへの部
品送給は空気噴出によって行われるように構成し、空気
噴口からの噴出終了と同時またはその前後の時期に分配
装置からの空気噴出を行うことを特徴とする複式溶接機
への部品供給方法であり、電極の受入孔に部品が入り切
った時期に合わせて、次の部品が分配装置から供給制御
ユニットに送給される。
【0006】
【発明の実施の形態】図示の実施形態にしたがって、本
発明をくわしく説明する。まず、図1から図5にしめし
たものを説明する。この実施形態においては、溶接機は
二つ設置されている場合であり、左右の各種機器は同じ
構造なので、片側についてだけ説明する。ここでの部品
1は、図2のような鉄製のプロジェクションボルトであ
り、軸部2にフランジ3が一体的に設けられ、その上に
溶着用の突起4が形成されている。可動電極5と固定電
極6とは同軸上に配列され、可動電極5に軸部2の受入
孔7が明けられ、その奥には部品保持用の磁石8が取り
付けてある。受入孔7は、可動電極5の軸にそってその
中心部に明けられている。固定電極6に鋼板部品9が載
せられていて、プロジェクションボルト1を保持した可
動電極5が進出してくると、突起4が鋼板部品9に押し
つけられ、それから溶接電流が流されると、突起4の部
分が鋼板部品に溶着される。
発明をくわしく説明する。まず、図1から図5にしめし
たものを説明する。この実施形態においては、溶接機は
二つ設置されている場合であり、左右の各種機器は同じ
構造なので、片側についてだけ説明する。ここでの部品
1は、図2のような鉄製のプロジェクションボルトであ
り、軸部2にフランジ3が一体的に設けられ、その上に
溶着用の突起4が形成されている。可動電極5と固定電
極6とは同軸上に配列され、可動電極5に軸部2の受入
孔7が明けられ、その奥には部品保持用の磁石8が取り
付けてある。受入孔7は、可動電極5の軸にそってその
中心部に明けられている。固定電極6に鋼板部品9が載
せられていて、プロジェクションボルト1を保持した可
動電極5が進出してくると、突起4が鋼板部品9に押し
つけられ、それから溶接電流が流されると、突起4の部
分が鋼板部品に溶着される。
【0007】部品供給装置10は、主に、先端に部品1
の保持部材11を有すると共に進出位置において部品1
が可動電極5の受入孔7と同軸となるようにした進退式
の供給ロッド12と、保持部材11への部品供給を一時
待機させると共に供給ロッド12が復帰位置にあるとき
に保持部材11へ部品1を供給する供給制御ユニット1
3から構成されている。供給ロッド12の進退はエアシ
リンダ14によって行われるもので、このエアシリンダ
14のピストンロッドが供給ロッドになっている。エア
シリンダ14の外側部にブラケット15が固定(たとえ
ば溶接)されており、その端部に供給管16が固定して
ある。この供給管16に供給制御ユニット13が介挿し
てある。静止部材17にエアシリンダ18がしっかりと
結合され、そのピストンロッド19がブラケット15に
固定されている。このピストンロッド19の進退方向は
可動電極5の軸線と平行にしてある。
の保持部材11を有すると共に進出位置において部品1
が可動電極5の受入孔7と同軸となるようにした進退式
の供給ロッド12と、保持部材11への部品供給を一時
待機させると共に供給ロッド12が復帰位置にあるとき
に保持部材11へ部品1を供給する供給制御ユニット1
3から構成されている。供給ロッド12の進退はエアシ
リンダ14によって行われるもので、このエアシリンダ
14のピストンロッドが供給ロッドになっている。エア
シリンダ14の外側部にブラケット15が固定(たとえ
ば溶接)されており、その端部に供給管16が固定して
ある。この供給管16に供給制御ユニット13が介挿し
てある。静止部材17にエアシリンダ18がしっかりと
結合され、そのピストンロッド19がブラケット15に
固定されている。このピストンロッド19の進退方向は
可動電極5の軸線と平行にしてある。
【0008】保持部材11は、供給管16の真下に配置
してあり、上方に開放している凹部20が設けられ、そ
こにプロジェクションボルト1のフランジ3がはまり込
んで軸部2が起立させてある。凹部20の奥には磁石2
1が埋め込まれ、その中央部に空気噴口22が開口して
いる。空気通路23には伸縮チューブ24が接続され、
他端は空気切替え制御弁25に接続されている。
してあり、上方に開放している凹部20が設けられ、そ
こにプロジェクションボルト1のフランジ3がはまり込
んで軸部2が起立させてある。凹部20の奥には磁石2
1が埋め込まれ、その中央部に空気噴口22が開口して
いる。空気通路23には伸縮チューブ24が接続され、
他端は空気切替え制御弁25に接続されている。
【0009】供給制御ユニット13は、ケース26に供
給管16が結合され、ストッパ板27がケース26内を
進退するようになっている。そのためにエアシリンダ2
8が設置され、そのピストンロッド29がストッパ板2
7に固定されている。なお、符号30はエアシリンダ2
8を支持するためのブラケットであり、ケース26に結
合されている。図5は、ストッパ板27が供給管16内
に進入して通路を閉じている状態であり、このときにプ
ロジェクションボルト1が二点鎖線図示のように待機さ
せられている。
給管16が結合され、ストッパ板27がケース26内を
進退するようになっている。そのためにエアシリンダ2
8が設置され、そのピストンロッド29がストッパ板2
7に固定されている。なお、符号30はエアシリンダ2
8を支持するためのブラケットであり、ケース26に結
合されている。図5は、ストッパ板27が供給管16内
に進入して通路を閉じている状態であり、このときにプ
ロジェクションボルト1が二点鎖線図示のように待機さ
せられている。
【0010】パーツフィーダ31は、起振部32と円形
のボウル33からなる一般的なもので、そこからのプロ
ジェクションボルトが分配装置34に送られる。直方体
の形をしたケース35内にスライド片36が摺動可能な
状態で組み込まれ、スライド片36には軸部2を受け入
れる凹溝37が2本形成してある。ケース35の中央部
に軸部2用の入り口38とフランジ3用の切欠き入り口
39が形成され、それに連なって搬送バー40が設置さ
れている。これは、図3から明らかなように、2本のも
のが平行に配置され、フランジ3がバー40を滑動する
ようになっている。スライド片36を進退させるため
に、エアシリンダ41がケース35に固定され、そのピ
ストンロッド42がスライド片36に結合されている。
のボウル33からなる一般的なもので、そこからのプロ
ジェクションボルトが分配装置34に送られる。直方体
の形をしたケース35内にスライド片36が摺動可能な
状態で組み込まれ、スライド片36には軸部2を受け入
れる凹溝37が2本形成してある。ケース35の中央部
に軸部2用の入り口38とフランジ3用の切欠き入り口
39が形成され、それに連なって搬送バー40が設置さ
れている。これは、図3から明らかなように、2本のも
のが平行に配置され、フランジ3がバー40を滑動する
ようになっている。スライド片36を進退させるため
に、エアシリンダ41がケース35に固定され、そのピ
ストンロッド42がスライド片36に結合されている。
【0011】ケース35の蓋板43には2つの出口孔4
4、44が明けられ、これに対向したケース35の底部
に空気噴口45、45が明けられている。凹溝37は一
方が入り口38と合致しているときには、他方が空気噴
口45と出口孔44に合致するように構成されている。
蓋板43には出口孔44、44に連通したホース46、
46が接続され、他端は供給管16に接続されている。
なお、空気ホース47が空気噴口45の箇所に接続して
ある。また、各凹溝37、37に対応した箇所にプロジ
ェクションボルト1を吸引する磁石48、48が埋め込
んである。左側の溶接機ばかりを使用するときには、図
4左側の凹溝37が入り口38に合致するようにスライ
ド片36をエアシリンダ41で移動させ、凹溝37にプ
ロジェクションボルト1が入ってから、再び図4の位置
に復帰させて、左側の供給制御ユニット13へ部品搬送
をおこなう。また、左右の溶接機を交互に使うときに
は、分配装置を交互搬送するようにスライド片36を進
退させればよい。なお、図4は、理解しやすくするため
に蓋板43を外して示してある。
4、44が明けられ、これに対向したケース35の底部
に空気噴口45、45が明けられている。凹溝37は一
方が入り口38と合致しているときには、他方が空気噴
口45と出口孔44に合致するように構成されている。
蓋板43には出口孔44、44に連通したホース46、
46が接続され、他端は供給管16に接続されている。
なお、空気ホース47が空気噴口45の箇所に接続して
ある。また、各凹溝37、37に対応した箇所にプロジ
ェクションボルト1を吸引する磁石48、48が埋め込
んである。左側の溶接機ばかりを使用するときには、図
4左側の凹溝37が入り口38に合致するようにスライ
ド片36をエアシリンダ41で移動させ、凹溝37にプ
ロジェクションボルト1が入ってから、再び図4の位置
に復帰させて、左側の供給制御ユニット13へ部品搬送
をおこなう。また、左右の溶接機を交互に使うときに
は、分配装置を交互搬送するようにスライド片36を進
退させればよい。なお、図4は、理解しやすくするため
に蓋板43を外して示してある。
【0012】上述の実施形態の作動を説明する。図1と
図4は、左側の凹溝37に入っていたプロジェクション
ボルト1が既に空気搬送されて、左側の供給制御ユニッ
ト13で待機させられている状態である。ここでエアシ
リンダ28が作動してストッパ板27が後退すると、プ
ロジェクションボルト1は落下して凹部20内に入り、
磁石21で保持される。次に、エアシリンダ14の出力
で供給ロッド12が進出して、軸部2が受入孔7と同軸
になった箇所で供給ロッド12が停止する。その後、エ
アシリンダ18が装置10全体を引き上げると、軸部2
が受入孔7内に進入し、これに引き続いて空気噴口22
から空気噴出をおこない、プロジェクションボルト1を
磁石21から引き離して受入孔7内に移行させる。受入
孔7内では磁石8によって吸引保持がなされる。分配装
置34のエアシリンダ41は、供給ロッド12の進出と
ほぼ同時に作動を開始し、右側の部品供給装置10に部
品を送るときには、スライド片36が右側に切り替えら
れて、供給制御ユニット13に前もって部品送給がなさ
れる。すなわち、供給ロッドの進出中に分配装置から供
給制御ユニットへ部品を送給するのである。
図4は、左側の凹溝37に入っていたプロジェクション
ボルト1が既に空気搬送されて、左側の供給制御ユニッ
ト13で待機させられている状態である。ここでエアシ
リンダ28が作動してストッパ板27が後退すると、プ
ロジェクションボルト1は落下して凹部20内に入り、
磁石21で保持される。次に、エアシリンダ14の出力
で供給ロッド12が進出して、軸部2が受入孔7と同軸
になった箇所で供給ロッド12が停止する。その後、エ
アシリンダ18が装置10全体を引き上げると、軸部2
が受入孔7内に進入し、これに引き続いて空気噴口22
から空気噴出をおこない、プロジェクションボルト1を
磁石21から引き離して受入孔7内に移行させる。受入
孔7内では磁石8によって吸引保持がなされる。分配装
置34のエアシリンダ41は、供給ロッド12の進出と
ほぼ同時に作動を開始し、右側の部品供給装置10に部
品を送るときには、スライド片36が右側に切り替えら
れて、供給制御ユニット13に前もって部品送給がなさ
れる。すなわち、供給ロッドの進出中に分配装置から供
給制御ユニットへ部品を送給するのである。
【0013】その後、供給ロッド12は先の動きと逆の
動きをして、図1の実線図示の位置に戻り、その後は、
可動電極5が進出して前述のような溶接が完了する。以
上の作動は、図9の作動線図を見ると、簡単に理解する
ことができる。上記の作動は、図9の下から二つ目の
「分配装置(34)からの搬送空気噴出」の段階から説
明している。なお、図9は、縦座標がエアシリンダのス
トロークの有無を示しており、横座標が時間や作動順序
を示している。また、空気の噴出に関しては、噴出がな
される時期を示している。
動きをして、図1の実線図示の位置に戻り、その後は、
可動電極5が進出して前述のような溶接が完了する。以
上の作動は、図9の作動線図を見ると、簡単に理解する
ことができる。上記の作動は、図9の下から二つ目の
「分配装置(34)からの搬送空気噴出」の段階から説
明している。なお、図9は、縦座標がエアシリンダのス
トロークの有無を示しており、横座標が時間や作動順序
を示している。また、空気の噴出に関しては、噴出がな
される時期を示している。
【0014】前述の実施形態は、軸部2を持ち上げて受
入孔7内に挿入していたが、図6の実施形態は、可動電
極5が進出してきて軸部2が受入孔7内に入る場合であ
る。したがって、保持部材11は図6の二点鎖線図示の
ところまで可動電極5が進出してきてから、真横に退避
するのである。そのためにエアシリンダ49を静止部材
17に固定し、そのピストンロッド50をブラケット1
5に結合してある。ピストンロッド50のストローク方
向は、保持部材11の退避方向と同じ向きである。
入孔7内に挿入していたが、図6の実施形態は、可動電
極5が進出してきて軸部2が受入孔7内に入る場合であ
る。したがって、保持部材11は図6の二点鎖線図示の
ところまで可動電極5が進出してきてから、真横に退避
するのである。そのためにエアシリンダ49を静止部材
17に固定し、そのピストンロッド50をブラケット1
5に結合してある。ピストンロッド50のストローク方
向は、保持部材11の退避方向と同じ向きである。
【0015】図7および図8は、保持部材がチャック式
に変形された場合である。供給ロッド12の先端に基板
51が固定され、基板51に固定した一対の支持軸5
2、52にジョー部材53、53が開閉可能な状態で取
り付けられ、端部に介挿した圧縮コイルスプリング54
でジョー53、53が閉じ方向の力を受けている。ジョ
ー部材53、53の断面は、図8のような形状であり、
カム面55、55に可動電極5が接触すると、軸部2が
受入孔7内に入りつつジョー53、53が押し広げられ
て行くのである。
に変形された場合である。供給ロッド12の先端に基板
51が固定され、基板51に固定した一対の支持軸5
2、52にジョー部材53、53が開閉可能な状態で取
り付けられ、端部に介挿した圧縮コイルスプリング54
でジョー53、53が閉じ方向の力を受けている。ジョ
ー部材53、53の断面は、図8のような形状であり、
カム面55、55に可動電極5が接触すると、軸部2が
受入孔7内に入りつつジョー53、53が押し広げられ
て行くのである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、供給ロッドの進出中に
分配装置が作動して、複数個中のいずれかの供給制御ユ
ニットへ部品送給がなされるものであるから、複式溶接
機の部品供給装置にはいつでも部品が待機させてあり、
したがって、作動中に空白時間の全くない溶接機稼働が
えられる。さらに、保持部材から部品を空気で移動させ
て受入孔内に進入させる場合には、この空気移動の終了
と同時またはその前後に分配装置から供給制御ユニット
に部品が搬送されるものである。よって、保持部材の部
品がなくなってから次の部品を供給制御ユニットに送る
こととなり、保持部材上で部品が重複するという作動面
のトラブルを未然に防止することができて、信頼性の高
い部品供給方法が実現する。
分配装置が作動して、複数個中のいずれかの供給制御ユ
ニットへ部品送給がなされるものであるから、複式溶接
機の部品供給装置にはいつでも部品が待機させてあり、
したがって、作動中に空白時間の全くない溶接機稼働が
えられる。さらに、保持部材から部品を空気で移動させ
て受入孔内に進入させる場合には、この空気移動の終了
と同時またはその前後に分配装置から供給制御ユニット
に部品が搬送されるものである。よって、保持部材の部
品がなくなってから次の部品を供給制御ユニットに送る
こととなり、保持部材上で部品が重複するという作動面
のトラブルを未然に防止することができて、信頼性の高
い部品供給方法が実現する。
【図1】本発明の方法を実施する装置全体を示す正面図
である。
である。
【図2】分配装置の縦断側面図である。
【図3】搬送バーの断面図である。
【図4】分配装置の蓋板を外して示した平面図である。
【図5】部品供給装置を拡大した正面図である。
【図6】他の実施形態を示す正面図である。
【図7】チャック機構の平面図である。
【図8】チャック機構のジョー部材の断面図である。
【図9】作動順序を示す作動線図である。
10 部品供給装置 11 保持部材 1 部品 5 稼働電極 7 受入孔 12 供給ロッド 13 供給制御ユニット 34 分配装置 22 空気噴口
Claims (2)
- 【請求項1】 部品供給装置が、先端に部品の保持部材
を有すると共に進出位置において部品が可動電極の受入
孔と同軸となるようにした進退式の供給ロッドと、保持
部材への部品供給を一時待機させると共に供給ロッドが
復帰位置にあるときに保持部材へ部品を供給する供給制
御ユニットから構成され、この部品供給装置を溶接機毎
に複数設置し、部品を各部品供給装置の供給制御ユニッ
トへ送給する分配装置が設けられ、供給ロッドの進出中
に分配装置から供給制御ユニットへ部品を送給すること
を特徴とする複式溶接機への部品供給方法。 - 【請求項2】 請求項1において、保持部材には部品を
電極の受入孔へ移動させるための空気噴口が設けられ、
分配装置から供給制御ユニットへの部品送給は空気噴出
によって行われるように構成し、空気噴口からの噴出終
了と同時またはその前後の時期に分配装置からの空気噴
出を行うことを特徴とする複式溶接機への部品供給方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164239A JP2000317644A (ja) | 1999-05-08 | 1999-05-08 | 複式溶接機への部品供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164239A JP2000317644A (ja) | 1999-05-08 | 1999-05-08 | 複式溶接機への部品供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000317644A true JP2000317644A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15789326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11164239A Pending JP2000317644A (ja) | 1999-05-08 | 1999-05-08 | 複式溶接機への部品供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000317644A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003002288A1 (fr) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | Yoshitaka Aoyama | Procede et dispositif de soudage d'un boulon a bossage |
JP2007118074A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-17 | Yoshitaka Aoyama | 軸状部品の供給装置 |
JP2007167948A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yoshitaka Aoyama | 軸状部品の供給装置 |
JP2007167947A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yoshitaka Aoyama | 軸状部品の供給装置 |
JP2007167949A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Yoshitaka Aoyama | 軸状部品の供給装置 |
JP2009166117A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Yoshitaka Aoyama | プロジェクションボルトの溶接方法と溶接装置ならびに保持ヘッド |
US8336716B2 (en) | 2005-10-24 | 2012-12-25 | Yoshitaka Aoyama | Shaft-like parts feeding apparatus |
CN105916624A (zh) * | 2014-07-02 | 2016-08-31 | 多宾有限公司 | 带有用于高速生产焊接的浮动式焊接器的系统和方法 |
-
1999
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