JP2000316878A - 義歯アタッチメント用保持板 - Google Patents

義歯アタッチメント用保持板

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JP2000316878A
JP2000316878A JP11128031A JP12803199A JP2000316878A JP 2000316878 A JP2000316878 A JP 2000316878A JP 11128031 A JP11128031 A JP 11128031A JP 12803199 A JP12803199 A JP 12803199A JP 2000316878 A JP2000316878 A JP 2000316878A
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corrosion
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JP11128031A
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English (en)
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Hiroshi Mizutani
紘 水谷
Kazuo Nakamura
和夫 中村
Kazumi Noguchi
一美 野口
Tadashi Furuya
匡 古谷
Kenji Akihama
賢治 秋浜
Makoto Ushijima
誠 牛嶋
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持板と取っ手の固着部の強度を増し、たと
え取っ手に外力が加わっても折損等のないこと、また厚
さを薄くした義歯アタッチメント用保持板とすること。 【解決手段】 保持板1の裏面13に半月状の切り欠き
部10を設け、この切り欠き部10の平面12に裏面1
3より突出しないような取っ手2をレーザ溶接などで固
着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯根部に埋設した
根面板の上部に鋳接する義歯アタッチメント用保持板、
いわゆるキーパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、永久磁石の磁気吸引力を利用した
義歯アタッチメントとしては、例えば図5に示すよう
に、歯根70内に断面略T字状の耐食性非磁性合金(例
えば金銀パラジウム合金)からなる根面板71と耐食性
磁性ステンレス鋼(例えばSUS447J1)からなる
保持板Kとを一体的に鋳接し、一方の義歯床72側には
義歯73を植設すると共に前記保持板Kと対向するよう
に磁石構造体8を埋設したものであった。ここで磁石構
造体8は、耐食性磁性ステンレス鋼(例えばSUS44
7J1)からなるカップヨーク80の中に希土類永久磁
石81を収容し、その底面を同じく耐食性磁性ステンレ
ス鋼の外周に非磁性リング部を形成したシールド板82
をビーム溶接するなどして密封したものであった。よっ
て、磁石構造体8と保持板Kとの間には磁気回路が構成
され磁気的吸引力が作用し、義歯床72は歯根70に吸
着されて義歯73を口腔内に安定できるものである。
【0003】ところで、従来、根面板と保持板とはいわ
ゆる鋳接されて固着した状態にある。鋳接過程について
図4を用いて説明すると、まずロウ模型からなる根面板
の上部に保持板を固定して、これを鋳型内90に設置
し、その上に石膏材などの埋没材92を充填する。その
後、ロウ模型部分を鋳型内で焼却脱ロウして空隙部91
を形成する。この空隙部91に根面板を構成する貴金属
をスプール93を介して注湯することによって根面板部
分71を鋳造すると共に保持板Kを鋳ぐるみ一体化する
ものである。従って、ここで生じる問題は、脱ロウ後、
鋳型内で中空状態となる保持板Kが空隙91内に落ちな
いようにする必要があると言うことである。特に注湯時
に保持板が空隙内に落ち込まないように、またずれて移
動しないようにして正確な位置に保持しなければならな
いという問題である。
【0004】そこで、これらの問題を解決する手段とし
て特公平7−28876号によれば、保持板を根面板に
鋳接する際に保持板を鋳型内に固定し、その鋳型材によ
り保持板を固定するための取っ手をその側面にレーザ溶
接により取り付けるということが提案された。つまり、
略円板状の保持板の側面に柄杓の柄のような取っ手を埋
没材内に張り出させることにより固定と位置決めを行お
うと言うものである。尚、実開平5−65311号や実
開平6−54864号等にも同様の取っ手構造が開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、取
っ手は保持板の側面に取り付けられていた。すなわち、
保持板の側面に取っ手を突き合わせ、この突き合わせ部
をレーザ溶接して取り付けたものであった。取っ手の断
面形状は方形あるいは円形であるが、何れにしてもコン
マ数mm程度と極めて小さな寸法でしかない。しかも相
手側の保持板は、通常円弧面であるし、その厚さ(高さ
のこと、以下同様。)もコンマ数mm程度と小さなもの
でしかない。このようなことから、レーザ溶接を取っ手
の全周にわたって均等に施すことが困難であった。ま
た、この場合レーザ溶接を狭い空間領域で行わなければ
ならず作業性に問題がある。そのため、取っ手突き合わ
せ部の側部をスポット的に溶接するにとどまっている場
合があり溶接部の強度は十分とは言えない面があった。
【0006】一方、保持板を根面板に鋳接する際には、
鋳型を回転させながら注湯を行う、いわゆる遠心鋳造法
がとられている。この時の遠心力によって保持板の位置
がずれることがある。そのため保持板の固定をより確実
にするために、現場の歯科技工士は、取っ手の先端をペ
ンチなどで折り曲げ(図4参照)、通常は先端を上下方
向に折り曲げて鋳型内に設置するということを行ってい
る。これにより取っ手を上下左右方向に位置ずれしない
ようにしっかりと固定できるのである。また或いは、隣
接して複数の根面板を形成する場合などは隣同士が干渉
しないように強制的に取っ手を曲げることが行われてい
た。このように取っ手は折り曲げる必要があるが、この
ときレーザ溶接部の固着強度が不充分であると溶接部か
ら取れることがある。特に取っ手をスポット的にしか溶
接していない場合は溶接面積が小さく、また溶接してい
ない方向にも力がかかるので折損の可能性があった。
【0007】また、従来の取っ手は保持板の側面に取り
付けていたので、溶接の為に必要とされる長さを側面の
厚さに加えなければならなかった。従って、取っ手の上
下にある程度の間隙を設けることになり厚さが厚くなる
結果となっていた。また、同時に取っ手周囲に鋳造欠陥
が生じ易くなり、例えば、取っ手部分が根面板上面に露
出して巣や凹凸を作って腐食の原因となっていた。そし
て、保持板が厚いと結果的に歯肉の最上部から根面板上
端までの高低差が大きくなり、この部分に食べかす等が
溜まりやすく衛生的でない。逆にこの高さが低くなれば
臨床的にも適用例が広がって好ましい。このようなこと
から、保持板の厚さは極力薄くすることが望まれる。
【0008】本発明は、上記した問題を解決することを
目的とし、保持板と取っ手の固着部の強度を増し、たと
え取っ手先端等に外力が加わっても折損などすることの
ない義歯アタッチメント用保持板を提供するものであ
る。また、本発明の他の目的としては、保持板の厚さを
薄くすることを可能とすると共に取っ手回りの鋳造欠陥
を低減することである。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明は、根面板の上部
に鋳接する耐食性軟磁性材料からなる保持板であって、
前記保持板の裏面に切り欠き部を設け、当該切り欠き部
の平面に鋳型内固定用の取っ手を取り付けた義歯アタッ
チメント用保持板である。
【0010】本発明において、保持板の裏面に設ける切
り欠き部は、半月状あるいは凹溝状とし、このとき取っ
手は保持板の裏面より突出しないようにする。また、取
っ手の端部及び/又は長手方向に沿ってレーザ溶接又は
電子ビーム溶接して取り付けることが望ましい。また、
この取っ手は耐食性非磁性材料から形成することが望ま
しい。
【0011】以上のように本発明では、保持板の裏面に
切り欠きを施し段差を設け、この切り欠き部の平面上に
取っ手を配置し、これを例えばレーザ溶接又は電子ビー
ム溶接で取り付けたものである。本発明では切り欠き部
の平面には段差部の平面と水平平面の両者を含んでい
る。よって、溶接可能な部位が段部平面および水平平面
と広がり、取っ手の端面及び長手方向の側面に溶接でき
るので溶接面積が増大し強固な固着が得られるものであ
る。また、このときの溶接は平面内で行われるのでNC
制御によるワークの移動に自由度があり溶接がし易くな
る。また、取っ手を保持板の裏面に単に載せて溶接した
のでは出っ張りが生じ、不必要に根面板の高さが高くな
るが、切り欠き部を設けたので取っ手はこの切り欠き内
に収容される形となり保持板の裏面と取っ手との間に出
っ張りがなく略面一にできる。このことから、側面へ溶
接するために必要としていた長さを削減することが可能
となり保持板の厚さを薄くすることができる。また、ロ
ウ型に乗せるときに安定する。
【0012】また、取っ手は局部的な冷やし金の働きを
なすので、この周辺には鋳造欠陥が生じ易い。特に取っ
手の上側の通り道はコンマ数ミリと極めて狭く、湯流れ
が悪いことからこの部分に鋳巣等の鋳造欠陥が出来やす
いものであった。この点、本発明では取っ手の位置を下
げて、従来狭かった取っ手上側部分を広げ湯流れを良く
したので鋳造欠陥が生じにくくなった。また、取っ手の
上側部分を完全に鋳ぐるんで覆うので取っ手が露出する
ことなく凹凸等も生じない。また、取っ手はピンセット
等で摘んで操作されるため磁性材料であるとその都度吸
着して操作性が悪いが、非磁性材料であればそのような
問題がなくて都合がよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は第1実施例の保持板を示し、
(a)は横断面図、(b)は下から見た底面図、(c)
は側面図の一部断面をそれぞれ示す図である。図2は第
2実施例の保持板を示し、(a)は横断面図、(b)は
下から見た底面図、(c)は側面図の一部断面をそれぞ
れ示す図である。図3は第3実施例を示し、(a)は横
断面図、(b)は下から見た底面図、(c)は側面図の
一部断面をそれぞれ示す図である。図4は鋳接時の鋳型
断面の一例を示す断面図である。図5は義歯アタッチメ
ントの構成を説明する断面図である。
【0014】図1の保持板K1は、耐食性磁性ステンレ
ス鋼からなる円板状の保持板本体1と、耐食性非磁性ス
テンレス鋼からなる板状の取っ手2とからなる(以下で
は、保持板本体と取っ手を合わせて保持板と考え
る。)。そして本実施例の保持板本体1は裏面(下表
面)に半月状の切り欠き部10を設け、段差11を形成
したものである。一方、取っ手2はその厚さが段差11
と同じあるいはそれより薄いものとし、よって裏面13
より出っ張らないようにしている。両者を取り付けるに
は、切り欠き部10の水平平面12に取っ手2を載置し
た後、その上方から端部14と長手方向の両側面部15
を連続的にレーザ溶接して固着している。このように上
部より取っ手2の端部平面と水平平面の周りを溶接する
ことが出来るので溶接がやり易くなり、かつ溶接面積が
増大して強固な固着を得ることができる。尚、本例では
取っ手2の端面を段差11に突き当てることにより、長
さ調整のストッパーの役目をなしているが、必ずしも突
き当てる必要はない。また、ここでは端部14と両側面
部15の両方をレーザ溶接しているが、何れか一方を溶
接するのでも溶接強度的には充分である。但し、端部平
面のみを溶接する場合は、保持板を一列に並べて連続的
にレーザ溶接できるので効率的であるという利点があ
る。また、本例ではレーザ溶接しているが、これは電子
ビーム溶接で行っても良い(以下、レーザ溶接を代表し
て記載する。)。
【0015】図4に示すようにこの保持板K1は従来と
同様の過程を経て鋳型90内に設置される。つまり、取
っ手2はロウ型に載せた状態で鋳型内に設置されるので
あるが、この保持板の底面13と取っ手2の下面が略面
一になっているのでロウ型への設置が安定して座りがよ
いものである。また、取っ手2の先端部20は折り曲げ
られているのであるが、この保持板の取っ手によれば、
先端部を上方向に曲げるモーメントが直接溶接部15等
に加わらずに段差部のエッジで受け止められるので溶接
部に負担がかからない構造でもある。もっとも下あるい
は左右方向に曲げるにしても上記したように溶接強度が
充分に確保されているので取っ手が折損、あるいは鋳接
時に脱落するようなことはない。そして、取っ手2は側
面ではなく切り欠き部内に収めて、その平面に取り付け
るようにしたので保持板本体1の厚さを薄くすることが
できる。
【0016】ところで、鋳接時の不良原因の一つとして
保持板が冷やし金の作用をなし、とりわけ局所的に湯流
れが悪く滞留する取っ手上側部分に鋳造欠陥が生じ易い
ことは先に述べたとおりである。この点本例では取っ手
2の位置を下端に持ってきたことにより取っ手上側部分
94の面積が広がり湯流れが良くなり、取っ手の全面を
覆って鋳造欠陥が生じないようになった。尚、鋳接後の
取っ手部分は適当なところで切断され、その切断跡を手
動研磨機で研磨してきれいに仕上げることになるが、取
っ手廻りには鋳巣や凹凸が皆無となり安定した品質とな
る。尚、鋳接前後において、取っ手はピンセット等で摘
むので磁性材料であると吸着して取り扱いにくいことか
ら、取っ手はSUS316Lのような非磁性材料から形
成している。
【0017】図5は、磁石構造体8と根面板71に埋設
された保持板Kを含む義歯アタッチメントを示す概略図
である。例えば保持板K1の吸着面16と磁石構造体8
とは対向配置され閉磁路構造の磁気回路を構成し、その
吸引力の作用により両者は強力に吸着し合っている。磁
石構造体8としては、サンドイッチ型、スプリットポー
ル型等種々の構造の磁気回路を構成することができる
が、図のように凹状の耐食性軟磁性ケースを用いたカッ
プヨーク型が漏洩磁束も少なく磁気吸引力と小型化の面
で優れている。このカップヨーク80の中にはNd―F
e―B等の希土類永久磁石81を配置し、カップの底面
を磁性リングと非磁性リングを組み合わせたシールド板
82をレーザ溶接したものである。
【0018】次に図2は第2の実施例を示す。この実施
例では切り欠き部30を直線状の凹溝に切り欠いて形成
したもので、この場合も板状の取っ手4を切り欠きの平
面32上に載置し取っ手の端面34と両側面35をレー
ザ溶接して両者を固着したものである。本例によっても
溶接強度が増して取っ手4が折れたりすることがない。
本実施例と上記実施例の切り欠き部は加工する上で比較
的容易である。その他については上記実施例と同様であ
るので説明は省略する。
【0019】図3は第3の実施例を示している。この実
施例では切り欠き部50が一端を閉鎖した凹溝として形
成したものである。また、取っ手6は円形断面の棒状と
している。そして、本例では取っ手6は切り欠き部の平
面52の両側面55だけをレーザ溶接して固着したもの
である。本例によっても上記した実施例と同様の効果を
得ることが出来るが、本例ではさらに取っ手を曲げる方
向の自由度があるという利点がある。尚、上記した各実
施例は一例であって、これらの実施形態を適宜組み合わ
せて実施できることは無論である。また、実施例ではレ
ーザ溶接を示したが、これは電子ビーム溶接であっても
実施できるし、その他の溶接手段や接着手段また機械的
に両者を固着する等しても実施できる。溶接部は取っ手
の端面や両側面に限ることなくこれらに跨るなどしたも
のでも良い。
【0020】
【実施例】保持板本体1には市販の磁性ステンレス鋼
(SUS447J1)を用い、直径3.5mm、厚さ
0.8mmの円板形とし、裏面13の端部から0.5m
mの位置まで半月状の切り欠き部10を形成した。取っ
手2は非磁性ステンレス鋼(SUS316L)からなる
板材からエッチング加工して長さ6mm、幅0.8m
m、厚さ0.3mmの薄板を得た。この保持板本体1の
切り欠き平面に取っ手2を置いて取っ手端部の接触部分
をレーザ溶接して固着した。一方、磁石構造体8は従来
と同じものを用いた。例えば、カップヨーク80は軟磁
性ステンレス鋼(SUS447J1)からなり外径3.
5mm、高さ1.3mm、凹部の内径は2.6mm、深
さ0.7mmとし、この底面に軟磁性ステンレス鋼(S
US447J1)の外周部に非磁性ステンレス鋼(SU
S316L)を介在したシールド板82をレーザー溶接
により密封封止したものである。内蔵する永久磁石81
は、直径2.6mm、厚さ0.5mmのNd−Fe−B
磁石を用いた。この実施例による磁石構造体8と保持板
K1との磁気吸引力を測定したところ473gで従来の
ものと同等の吸着力を示した。また、取っ手部の引っ張
り試験を行ったところ溶接部の強度は従来品以上の強度
を持つことが認められた。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明では、取っ手を保持
板の裏面に設けた切り欠き部内の平面に取り付けるよう
にしたので、保持板と取っ手の固着強度が増して取っ手
が折損するようなことがなく鋳造欠陥等のない品質の高
い義歯アタッチメント用保持板を提供することが出来
た。また、保持板の厚さを薄くすることが可能となり臨
床例の拡大が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の保持板を示し、(a)は
横断面図、(b)は下から見た底面図、(c)は側面図
の一部断面である。
【図2】本発明の第2実施例の保持板を示し、(a)は
横断面図、(b)は下から見た底面図、(c)は側面図
の一部断面である。
【図3】本発明の第3実施例の保持板を示し、(a)は
横断面図、(b)は下から見た底面図、(c)は側面図
の一部断面である。
【図4】鋳接の形態の一例を示す鋳型断面図である。
【図5】義歯アタッチメントの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、3、5:保持板本体 2、4、6:取っ手 10、30、50:切り欠き部 11:段差部 12、32、52:切り欠き平面 13、33、53:保持板の裏面(下表面) 14、15、34、35、55:レーザ溶接部 K1、K2、K3:保持板 20:取っ手の折り曲げ部 70:歯根 71:根面板 72:義歯床 73:義歯 8:磁石構造体 80:カップ型ヨーク 81:永久磁石 82:シールド板 90:鋳型 91:空隙部(キャビティ) 92:埋没材 93:スプール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 匡 埼玉県熊谷市三ヶ尻5200番地日立金属株式 会社磁性材料研究所内 (72)発明者 秋浜 賢治 埼玉県熊谷市三ヶ尻5200番地日立金属株式 会社磁性材料研究所内 (72)発明者 牛嶋 誠 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号日立 金属株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根面板の上部に鋳接する耐食性軟磁性材
    料からなる保持板であって、前記保持板の裏面に切り欠
    き部を設け、当該切り欠き部の平面に鋳型内固定用の取
    っ手を取り付けたことを特徴とする義歯アタッチメント
    用保持板。
  2. 【請求項2】 前記切り欠き部は半月状となし、取っ手
    は保持板の裏面より突出しないように取り付けたことを
    特徴とする請求項1記載の義歯アタッチメント用保持
    板。
  3. 【請求項3】 前記切り欠き部は凹溝状となし、取っ手
    は保持板の裏面より突出しないように取り付けたことを
    特徴とする請求項1記載の義歯アタッチメント用保持
    板。
  4. 【請求項4】 前記取っ手は、その端面及び/又は長手
    方向側面に沿ってレーザ溶接又は電子ビーム溶接をして
    取り付けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の義歯アタッチメント用保持板。
  5. 【請求項5】 前記取っ手は、耐食性非磁性材料からな
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    義歯アタッチメント用保持板。
JP11128031A 1999-05-10 1999-05-10 義歯アタッチメント用保持板 Pending JP2000316878A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013052218A (ja) * 2011-08-10 2013-03-21 Gc Corp 可撤式キーパー対応キーパートレー

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