JP2000315763A - リードフレーム及びその製造方法 - Google Patents

リードフレーム及びその製造方法

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JP2000315763A
JP2000315763A JP12569799A JP12569799A JP2000315763A JP 2000315763 A JP2000315763 A JP 2000315763A JP 12569799 A JP12569799 A JP 12569799A JP 12569799 A JP12569799 A JP 12569799A JP 2000315763 A JP2000315763 A JP 2000315763A
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Tomoo Takahashi
智男 高橋
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インナーリードの変形を防止し、ワイヤーボン
ディング不良を起こさないリードフレームを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】42合金又は銅合金からなる0.1〜0.2
mm厚の金属基材を用いて、インナーリード先端部11
c、連結部13及びブリッジ部16の片面側に薄肉化領
域17が形成されたリードフレーム中間体10を作製
し、薄肉化領域17の反対面側からインナーリード11
aにかけて固定用テープ21を貼着したリードフレーム
中間体20を作製する。ブリッジ部16、連結部13及
びインナーリード先端部11cの先端を金型プレス加工
にて切断・除去し、インナーリード11aが固定用テー
プ21aで固定された本発明のリードフレーム30を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路の実
装に用いられるリードフレームに関し、特に微細加工を
要求される多ピンリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高密度化がより一層
要求されるのに伴い、その導体部品であるリードフレー
ムも多ピン化、狭ピッチ化が進んでいる。現在では、リ
ードピン数が300ピン以上、リード間のピッチが20
0μm以下のリードフレームも実用化されている。ま
た、半導体素子の高速化に伴い、高い電気伝導度を有す
る銅合金系の金属材料の使用も年々増加している。
【0003】リードフレームの製造方法としては、金型
にて打ち抜き加工するプレス加工法やレジストパターン
を形成して塩化第二鉄液等のエッチング液を用いてエッ
チング加工するフォトエッチング法の二つに大別され
る。一般にフォトエッチング法はプレス加工法と比較し
て微細加工性に優れ、高価な金型を使用しないため、多
品種少量の製造にも適しており、製品の多様化が進む昨
今の状況に置いても幅広く使用されている方法である。
【0004】リードフレームのインナーリードはICチ
ップのパッドとワイヤボンディングされてパッケージ化
されるが近年のリードフレームの多ピン化、半導体パッ
ケージの小型化により、インナーリードピッチは狭ピッ
チ化が進む一方である。
【0005】インナーリードのファインピッチ対応の一
方法として、インナーリード先端を薄肉化したリードフ
レームが知られている。しかし、インナーリード先端を
薄肉化すると強度が弱くなり、ワイヤボンディング工程
でリード曲がり、リード浮き等の問題が発生する。この
問題を解消するためインナーリード先端部を固定用テー
プで固定する方法が知られている。
【0006】図5(a)〜(d)にインナーリード先端
部を薄肉化して、固定用テープを使ってインナーリード
を固定した従来のリードフレームの一実施例を示す。図
5(a)は、インナーリード先端部41cを薄肉化し、
固定用テープ51にてインナーリード41aを固定した
従来のリードフレーム50にICチップ61を搭載し、
ボンディングワイヤ63にてICチップ61とを電気的
に接続した状態を示す模式平面図である。図5(b)
は、固定用テープ51をインナーリード先端部41cの
薄肉化領域に貼着し、クランパー(リード固定用治具)
71を用いてインナーリード先端部41cの薄肉化領域
にワイヤボンディングした状態を示す模式部分断面図で
ある。図5(c)は、固定用テープ51をインナーリー
ド先端部41cの薄肉化領域に貼着し、クランパー71
を用いてボンディングワイヤ63をインナーリード先端
部41cの薄肉化領域の先端にワイヤボンディングした
状態を示す模式部分断面図である。図5(d)は、固定
用テープ51をインナーリード41aの厚肉部に貼着
し、クランパー71を用いてボンディングワイヤ63を
インナーリード先端部41cの薄肉化領域の先端にワイ
ヤボンディングした状態を示す模式部分断面図である。
【0007】図5(b)の場合、固定用テープ51をイ
ンナーリード先端部41cの薄肉化領域に貼着している
ためインナーリード41aを固定する役目は果たしてい
るが、リードのボンディング位置がアウター側にずれる
ためワイヤー長が長くなり好ましくない。
【0008】通常、リードへの固定用テープの貼り付け
位置は誤差を持ち、また、クランパーのリードへの圧着
位置も誤差を持っている。このため、図5(c)のよう
に薄肉化領域の先端から離れた位置に固定用テープ51
貼着し、薄肉化領域にクランパー71を圧着しようとし
た場合クランパー71と固定用テープ51が接触した
り、固定用テープ51上にクランパー71が載った状態
になり、クランパー71による各インナーリードの押さ
えが不均一となりインナーリード先端部41cが浮き上
がる等の不具合が発生し、良好なボンディングが出来な
くなるという問題を有している。
【0009】図5(d)の場合、固定用テープ51がイ
ンナーリード先端部41cから離れるため、ワイヤーボ
ンディング時にインナーリード先端部41cが浮き上が
ったり、ネジレ等が発生して、ワイヤーボンディング不
良となり、パッケージの歩留まりを低下させるという問
題がある。
【0010】また、図5(b)、図5(c)に示すよう
にインナーリードの薄肉化領域に固定用テープ51を貼
ると吊りリード44の強度が弱くなり結果としてリード
フレームの強度が弱くなるという問題も生じる。この点
につき説明する。固定用テープは隣接するインナーリー
ド同志を連結した上で吊りリードに掛かるように貼り付
けるのが一般的である。インナーリード先端の薄肉化領
域に貼り付けられ延在した固定用テープが吊りリードに
掛かった際、固定用テープの掛かる吊りリード部位が薄
肉化されず厚いままだと、固定用テープが傾斜した状態
で貼られることになる。これを防止する方法として、固
定用テープの掛かる吊りリード部位もインナーリード先
端部同様薄肉化して固定用テープを貼り付けている。こ
のように吊りリードを薄肉化することで吊りリードの強
度が弱くなり、結果としてリードフレームの強度を弱く
している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたものであり、インナーリードの変形を防
止し、ワイヤーボンディング不良を起こさないリードフ
レームを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を解決するために、まず請求項1においては、半導体素
子を搭載するアイランドと、アイランドの周囲に位置す
るインナーリードと、インナーリードに延在し外部配線
回路との接続を行うアウターリードとを少なくとも有す
るリードフレームにおいて、インナーリード先端部11
cの一方の面側に薄肉化領域17が形成されたインナー
リード11aの反対面側に、固定用テープ21aを隣接
するインナーリード11a同志にまたがるように貼り付
けてインナーリード11aを固定したことを特徴とする
リードフレームとしたものである。
【0013】また、請求項2においては、前記固定用テ
ープ(21a)がインナーリード先端部(11c)の薄
肉化領域(17)の反対面側に形成されていることを特
徴とする請求項1記載のリードフレームとしたものであ
る。
【0014】また、請求項3においては、前記固定用テ
ープ(21a)がインナーリード先端部(11c)の薄
肉化領域(17)からインナーリード(11a)領域に
かけての反対面側に形成されていることを特徴とする請
求項1記載のリードフレームとしたものである。
【0015】さらにまた、請求項4においては、以下の
工程を少なくとも備えることを特徴とする請求項1記載
のリードフレームの製造方法としたものである。 (a)フォトエッチング法にて金属薄板にインナーリー
ド(11a)及びアウターリード(11b)、アイラン
ド(14)、吊りリード(15)、インナーリード先端
部(11c)を連結する連結部(13)及び連結部(1
3)とアイランド(14)とを連結するブリッジ部(1
6)とを形成する際、インナーリード先端部(11c)
及び連結部(13)の一方の面側に薄肉化領域(17)
を形成する工程。 (b)前記インナーリード先端部(11c)の薄肉化領
域(17)と反対面側に固定用テープ(21)を貼着す
る工程。 (c)ブリッジ部(16)、連結部(13)及びインナ
ーリード先端部(11c)の一部を切断・除去して前記
インナーリード(11a)を固定用テープ(21a)で
固定したリードフレーム(30)を形成する工程。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。図1(a)は固定用テープを貼着する前のリー
ドフレーム中間体10の一実施例を示す模式平面図を、
図1(b)はリードフレーム中間体10をA−A線で切
断した模式断面図を、図2(a)はリードフレーム中間
体10に固定用テープ21を貼着した状態を示すリード
フレーム中間体20の模式平面図を、図2(b)はリー
ドフレーム中間体20をB−B線で切断した模式断面図
を、図3(a)はリードフレーム中間体20の連結部1
3、ブリッジ部16及びインナーリード先端部11cの
先端を切断・除去して、固定用テープ21aにてインナ
ーリード11aを固定した本発明のリードフレーム30
の一実施例を示す模式平面図を、図3(b)はリードフ
レーム30をC−C線で切断した模式断面図を、図4
(a)は本発明のリードフレーム30にICチップ31
を搭載しワイヤボンディングした状態を示すICパッケ
ージ40の模式平面図を、図4(b)はICパッケージ
40の模式平面図をD−D線で切断した模式断面図を、
それぞれ示す。
【0017】本発明のリードフレーム30はインナーリ
ード11a、アウターリード11b、アイランド14、
ダムバー12、吊りリード15及び薄肉化されたインナ
ーリード先端部11c、連結部13及びブリッジ部16
からなるリードフレーム中間体10のブリッジ部16、
連結部13及びインナーリード先端部11cの薄肉化領
域17と反対面側に固定用テープ21を貼着した後連結
部13、ブリッジ部16及びインナーリード先端部11
cの先端を切断・除去して、固定用テープ21aをイン
ナーリード先端部11cの薄肉化領域17と反対面側
か、もしくは、インナーリード先端部11cの薄肉化領
域17からインナーリード11aにかけての反対面側に
形成し、インナーリード11aを固定したものである。
【0018】このように、従来のリードフレームにイン
ナーリード先端部11c、連結部13及びブリッジ部1
6を付加し、片面側に薄肉化領域17を形成し、薄肉化
領域17と反対面側のインナーリード先端部11cから
インナーリード11aにかけて固定用テープ21aを設
けることにより、リードフレーム取扱中のインナーリー
ド変形及びワイヤボンディング中に発生するインナーリ
ード先端浮き及びネジレ等を防止し、結果としてパッケ
ージング歩留まりを大幅に向上できるようにしたもので
ある。
【0019】なお、インナーリードの仕様によっては、
インナーリード先端部11cの薄肉化領域17を長くと
る場合もある。その場合は薄肉化領域17の反対面側だ
けで固定用テープを貼着してもインナーリードの固定、
保持効果は充分得られる。そのことから、固定用テープ
の貼着位置及び貼着幅はリードフレーム仕様に応じて適
宜設定できるものである。
【0020】以下本発明のリードフレーム30の形成法
について述べる。まず、42合金又は銅合金からなる
0.1〜0.2mm厚の金属基材を用いてフォトエッチン
グ法にて薄肉化領域17をハーフエッチングにて形成す
る。さらに、フォトエッチング法にてインナーリード1
1a、アウターリード11b、インナーリード先端部1
1c、アイランド14、吊りリード15、インナーリー
ド先端部11cを連結している連結部13、連結部13
とアイランド14を連結するブリッジ部16を形成し、
インナーリード先端部11c、連結部13及びブリッジ
部16の片面側に薄肉化領域17が形成されたリードフ
レーム中間体10を作製する(図1(a)、(b)参
照)。ここで、インナーリード先端部11cは連結部1
3で固定されており、アイランド14は吊りリード15
とブリッジ部16にて連結されている。インナーリード
先端部11cの薄肉化領域17はリードフレームの仕様
により適宜設定する。
【0021】次に、リードフレーム中間体10の薄肉化
を行った面と反対面側に、薄肉化領域17からインナー
リード11aにかけて固定用テープ21を貼着したリー
ドフレーム中間体20を作製する(図2(a)、(b)
参照)。ここで、固定用テープ21の貼着位置及び貼着
幅はリードフレーム仕様によって異なるが、最終的に残
る固定用テープ21aは請求項2及び3に示したごと
く、薄肉化領域17の反対面側か、インナーリード先端
部(11c)の薄肉化領域(17)からインナーリード
(11a)領域にかけての反対面側のいずれかになるよ
うに固定用テープ21の形状を設定する。固定用テープ
21はあらかじめロの字型に型抜きされたテープを使用
すれば取り扱い、作業性に優れ、貼着後の固定強度も向
上する。さらに、固定用テープ21はポリイミド基材に
熱可塑性又は熱硬化性の接着剤を塗布したテープが使用
でき、例えばR−970、UHIS:巴川製紙(株)製
が好適である。
【0022】次に、リードフレーム中間体20のブリッ
ジ部16、連結部13及びインナーリード先端部11c
の先端を金型プレス加工にて切断・除去し、吊りリード
15及びインナーリード先端部11c上に残りの固定用
テープ21aが形成され、インナーリード11aが固定
用テープ21aで固定された本発明のリードフレーム3
0を作製する(図3(a)、(b)参照)。
【0023】さらに、本発明のリードフレーム30を用
いてICチップ31をアイランド14上に搭載してIC
チップのパッド32とインナーリード先端部11cをボ
ンディングワイヤ33にてワイヤボンディングしてIC
パッケージ40を作製した(図4(a)、(b)参
照)。なお、最終的にICパッケージ40は樹脂封止等
の後加工を行い半導体装置となる。
【0024】本発明のリードフレーム30では、インナ
ーリードの先端まで固定用テープで固定されているの
で、リードフレーム取扱中のインナーリード変形及びワ
イヤボンディング中に発生するインナーリード先端浮き
及びネジレを防止でき、結果としてパッケージング歩留
まりを大幅に向上できる。さらに、従来のリードフレー
ムの製造設備及びボンディング等の後工程設備がそのま
ま利用できる。
【0025】
【発明の効果】上記したように、本発明のリードフレー
ムは、インナーリード先端部領域を薄肉化し、薄肉化し
た面と反対面側に固定用テープを設けることにより、イ
ンナーリードが固定され、リードフレーム取扱中のイン
ナーリード変形及びワイヤボンディング中に発生するイ
ンナーリード先端浮き及びネジレ等を防止できる。ま
た、インナーリード先端の薄肉化領域と反対面側の平坦
面に固定用テープを貼るため、固定用テープの掛かる吊
りリード部位は薄肉化する必要が無くなり、吊りリード
は金属薄板と同じ厚さのままでよい。そのため、強度的
に優れたリードフレームを得ることができる。特にファ
インピッチのリードフレームでその効果が顕著である。
さらに、インナーリード先端の薄肉化領域から金属薄板
の板厚で形成されているインナーリードにかけて固定用
テープを貼る場合、平坦面に固定用テープを貼れるため
テープ幅の設定範囲の自由度が増す。これにより、金属
薄板の板厚で形成されているインナーリードに掛かる固
定用テープの幅を大きくすることでインナーリード先端
だけでなくインナーリード全体の強度が増し、リードフ
レーム取扱中のインナーリード変形及びワイヤボンディ
ング中に発生するインナーリード先端浮き及びネジレ等
を防止でき、結果としてパッケージング歩留まりを向上
できる。さらに、従来のリードフレームの製造設備及び
ボンディング等の後工程設備がそのまま利用でき、リー
ドフレーム及びICパッケージの低コスト化に寄与で
き、優れた実用上の効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、固定用テープを貼着する前のリード
フレーム中間体10を示す模式平面図である。(b)
は、リードフレーム中間体10をA−A線で切断した模
式断面図である。
【図2】(a)は、リードフレーム中間体10に固定用
テープ21を貼着した状態を示すリードフレーム中間体
20の模式平面図である。(b)は、リードフレーム中
間体20をB−B線で切断した模式断面図である。
【図3】(a)は、リードフレーム中間体20の連結部
13、ブリッジ部16及びインナーリード先端部11c
の先端を切断・除去して、固定用テープ21aにてイン
ナーリード11aを固定した本発明のリードフレーム3
0の一実施例を示す模式平面図である。(b)は、本発
明のリードフレーム30をC−C線で切断した模式断面
図である。
【図4】(a)は、本発明のリードフレーム30にIC
チップ31を搭載しワイヤボンディングした状態を示す
ICパッケージ40の模式平面図である。(b)は、I
Cパッケージ40の模式平面図をD−D線で切断した模
式断面図である。
【図5】(a)は、インナーリード先端部41cを薄肉
化し、固定用テープ51にてインナーリード41aを固
定した従来のリードフレーム50にICチップ61を搭
載し、ワイヤボンディングした状態を示す模式平面図で
ある。(b)は、クランパー(リード固定用治具)71
を用いてボンディングワイヤ63をインナーリード先端
部41cの薄肉化領域にワイヤボンディングした状態を
示す模式部分断面図である。(c)は、クランパー71
を用いてボンディングワイヤ63をインナーリード先端
部41cの薄肉化領域の先端にワイヤボンディングした
状態を示す模式部分断面図である。(d)は、クランパ
ー71を用いてボンディングワイヤ63をインナーリー
ド先端部41cの薄肉化領域の先端にワイヤボンディン
グした状態を示す模式部分断面図である。
【符号の説明】
10、20……リードフレーム中間体 11a……インナーリード 11b……アウターリード 11c……インナーリード先端部 12……ダムバー 13……連結部 14……アイランド 15……吊りリード 16……ブリッジ部 17……薄肉化領域 21……固定用テープ 21a……固定用テープ 30……リードフレーム 31……ICチップ 32……パッド 33……ボンディングワイヤ 40……ICパッケージ 50……従来のリードフレーム 41a……インナーリード 41b……アウターリード 41c……インナーリード先端部 43……アイランド 44……吊りリード 51……固定用テープ 61……ICチップ 62……パッド 63……ボンディングワイヤ 71……クランパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子を搭載するアイランドと、アイ
    ランドの周囲に位置するインナーリードと、インナーリ
    ードに延在し外部配線回路との接続を行うアウターリー
    ドとを少なくとも有するリードフレームにおいて、 インナーリード先端部(11c)の一方の面側に薄肉化
    領域(17)が形成されたインナーリード(11a)の
    反対面側に、固定用テープ(21a)を隣接するインナ
    ーリード(11a)同志にまたがるように貼り付けてイ
    ンナーリード(11a)を固定したことを特徴とするリ
    ードフレーム。
  2. 【請求項2】前記固定用テープ(21a)がインナーリ
    ード先端部(11c)の薄肉化領域(17)の反対面側
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載のリー
    ドフレーム。
  3. 【請求項3】前記固定用テープ(21a)がインナーリ
    ード先端部(11c)の薄肉化領域(17)からインナ
    ーリード(11a)領域にかけての反対面側に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のリードフレー
    ム。
  4. 【請求項4】以下の工程を少なくとも備えることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリードフ
    レームの製造方法。 (a)フォトエッチング法にて金属薄板にインナーリー
    ド(11a)及びアウターリード(11b)、アイラン
    ド(14)、吊りリード(15)、インナーリード先端
    部(11c)を連結する連結部(13)及び連結部(1
    3)とアイランド(14)とを連結するブリッジ部(1
    6)とを形成する際、インナーリード先端部(11c)
    及び連結部(13)の一方の面側に薄肉化領域(17)
    を形成する工程。 (b)前記インナーリード先端部(11c)の薄肉化領
    域(17)と反対面側に固定用テープ(21)を貼着す
    る工程。 (c)ブリッジ部(16)、連結部(13)及びインナ
    ーリード先端部(11c)の一部を切断・除去して前記
    インナーリード(11a)を固定用テープ(21a)で
    固定したリードフレーム(30)を形成する工程。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238869A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Toppan Printing Co Ltd リードフレーム及びその製造方法
JP2014022399A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Mitsui High Tec Inc リードフレームおよびリードフレームの製造方法

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