JP2000312842A - エアゾール装置 - Google Patents
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Abstract
エアゾール容器から合成樹脂製のハウジング及びバルブ
機構を取り外す事を可能とし、金属材としてのエアゾー
ル容器の再生利用を容易にする。エアゾール容器の使用
途中に於ては、ハウジングとエアゾール容器の螺着関係
を解除不能とし、使用操作性を妨げない。 【解決手段】 エアゾール容器1の上端に螺着固定した
肩カバー5の内面にハウジング7を上下動可能に配置す
る。キャップ20の対応凸凹部22と、肩カバー5の凹
凸部21を、エアゾール容器1の高圧時は係合不能と
し、低圧時は、係合可能とする。この係合時にキャップ
20と肩カバー5とを一体に螺着の解除方向に回動し
て、ハウジング7を取り外し可能とする。
Description
品、食品等の適宜のエアゾール内容物を、噴射剤を用い
て外部に噴射するエアゾール装置に係るもので、使用後
にエアゾール容器からハウジングを取り外し、エアゾー
ル容器の分別廃棄や再生利用を可能とするものである。
射するエアゾール装置は、エアゾール容器の上端にハウ
ジングを取り外し不能に強固に固定している。そして、
このハウジングの内部にはエアゾール内容物の噴射を制
御するバルブ機構が組み込まれている。
ール容器は一般的に金属材により形成し、ハウジングや
バルブ機構は合成樹脂材が多用されている。そして、エ
アゾール容器の内容物の使用完了後、エアゾール容器を
金属材として再利用する場合に於て、ハウジングやバル
ブ機構が存在すると、合成樹脂材と金属材製のエアゾー
ル容器が混在するものとなり、分別廃棄や再生利用上好
ましくないものとなる。
ール容器の分別廃棄時や再生利用時に取り外す事が考慮
されるが、従来このバルブ機構は、ハウジングを介して
エアゾール容器に取り外し不能に固定されているため、
これらを取り外すのは容易なものではなく、エアゾール
装置の使用者では不可能なものであった。そのため、エ
アゾール容器の再生利用や分別廃棄に大きな支障を生じ
るものとなっている。
金属製のエアゾール容器に配置する合成樹脂製のハウジ
ングやバルブ機構を、エアゾール容器の内容物の使用完
了時に於ては、容易に取り外し、金属材であるエアゾー
ル容器と、合成樹脂材であるハウジングやバルブ機構と
を簡易に分離可能にするものである。そして、エアゾー
ル容器の内容物を使用している最中には、ハウジングや
バルブ機構を確実にエアゾール容器に固定して、外れた
りする事のない安全な使用を可能にするものである。
題を解決するため、エアゾール容器の上端に肩カバーを
螺着固定し、この肩カバーの内面にバルブ機構を備えた
ハウジングを上下動可能に配置し、このハウジング及び
ハウジングから突出した押釦をキャップで取り外し可能
に被覆し、このキャップの下端に、肩カバーに設けた凹
凸部に係合する対応凸凹部を形成し、エアゾール容器の
内部が高圧時はハウジングを介してキャップを上部方向
に押圧して凹凸部と対応凸凹部とを係合不能とし、エア
ゾール容器の内部が低圧時には、キャップによりハウジ
ングをエアゾール容器方向に押し下げて、対応凸凹部と
凹凸部とを係合し、キャップと肩カバーとを一体に螺着
の解除方向に回動可能として成るものである。
との間隔には、外周ガスケットを気密的に介装したもの
であっても良い。
起を、ハウジングの外周に上下方向に形成した係合溝に
係合し、肩カバーからのハウジングの脱落を防止すると
ともにこの係合溝内を係合突起が相対的に移動する事に
より、ハウジングの上下動を可能としても良い。
ら、エアゾール容器にバルブ機構を配置するには、肩カ
バーの内面に、バルブ機構を備えたハウジングを上下動
可能にセットした後、この肩カバーをエアゾール容器の
口部に螺着する。この螺着により、肩カバーは通常の使
用状態ではエアゾール容器から分離する事はなく、確実
に接続関係を保つ事が可能となる。また、この螺着強度
は、肩カバーを直接人手で保持して螺着の解除方向に回
動しようとしても、回動する事は困難な強度としてい
る。
容物を充填する事により、エアゾール容器の内部が高圧
状態となるので、ハウジングが上部方向に押圧付勢さ
れ、ハウジングは肩カバーから上方に突出している。ま
た、この状態では、ハウジングをエアゾール容器方向に
押し下げようとしても、エアゾール容器内の高い圧力に
より、人手では押し下げが不可能なものである。
も、ハウジングを介してキャップが上部方向に押圧さ
れ、キャップの対応凸凹部と肩カバーの凹凸部とは係合
できないものとなる。また、キャップの対応凸凹部と肩
カバーの凹凸部とを係合するために無理にキャップを介
してハウジングを押し下げようとしても、前述の如く、
エアゾール容器内の高い圧力により、人手では押し下げ
る事は不可能となる。このように、エアゾール容器の内
部が高圧時には、キャップを介してバルブ機構と押釦と
を誤って取り外す事はできず、エアゾール内容物を安全
に噴射する事が可能となる。
カバーからキャップを外した後、バルブ機構のステムに
接続した適宜の押釦を押し下げる事により、エアゾール
内容物を噴射する。この押釦の押し下げ時も、エアゾー
ル容器の内部の高い圧力により、バルブ機構やハウジン
グがエアゾール容器方向に下降する事はなく、ステムの
みが押し下げられ、エアゾール内容物の噴射が良好に行
われる。
使用を完了した後は、肩カバーにキャップを装着し、エ
アゾール容器方向にキャップを押圧する。このようにエ
アゾール内容物の使用が完了した後は、エアゾール容器
の内部が低圧となるため、キャップを介してハウジング
をエアゾール容器方向に人手で容易に押し下げる事がで
きる。このハウジングの押し下げにより、キャップの対
応凸凹部が、肩カバーの凹凸部と係合し、キャップと肩
カバーとが一体化する。
除方向に回動する。この回動は、外周面積が狭い肩カバ
ーのみを人手で保持して行うのは困難であるが、外周面
積が広いキャップを保持して行う事により、人手でも大
きな回動力で行う事ができる。この大きな回動力でキャ
ップを螺着解除方向に回動する事により、エアゾール容
器と肩カバーとの螺着関係が解除され、肩カバーとエア
ゾール容器とを分離する事ができる。この分離により、
肩カバーに係合したハウジングも肩カバーとともにエア
ゾール容器から分離する事ができる。そして、金属材の
みから成るエアゾール容器を再生利用し、金属材として
用いる事ができる。
内から突出したハウジングが上下動するので、この肩カ
バーとハウジングとの接触部分に隙間があると、この隙
間からエアゾール容器内のエアゾール内容物が漏れる虞
れがある。そのため、肩カバーの内面とハウジングの外
面との間隔に、外周ガスケットを気密的に介装すれば、
エアゾール内容物の漏れを確実に防止し、エアゾール内
容物の良好な噴射が可能となる。
動する機構は、何れの方法を用いても良い。例えば、肩
カバーの内面に係合突起を突設し、ハウジングの外周に
係合溝を上下方向に形成する。そして、この係合溝に係
合突起を係合する事により、ハウジングが肩カバー内を
円滑に上下動する事が可能となる。また、エアゾール容
器の内部が高圧時に、ハウジングが上昇しても、係合溝
と係合突起との係合により、肩カバーからバルブ機構が
脱落する事がないものとなる。そして、エアゾール内容
物の噴射を完了して、キャップによりハウジングをエア
ゾール容器方向に押圧すると、係合溝内を係合突起が相
対的に移動する事により、ハウジングがエアゾール容器
方向に下降する。また、係合溝と係合突起との係合は、
ハウジングの回り止めともなり、ハウジングの円滑な上
下摺動が可能となる。
髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺
虫剤、コーテング剤、クリーナー、その他の家庭用品、
工業用品、自動車用品、食品等のエアゾール内容物に用
いる事ができる。そして、頭髪用品として、ヘアースプ
レー、ヘアートリートメント、ヘアーシャンプー・リン
ス、酸性染毛剤、酸化型2剤タイプ永久染毛剤、カラー
スプレー・脱色剤、パーマ剤、育毛剤、ヘアートニッ
ク、寝癖直しスプレー、髪用フレグランス等に用いる事
ができる。
ーション、香水・オーデコロン、洗顔料、日焼け止め、
ファンデーション、脱毛・脱色剤、浴用剤等に用いる事
ができる。
臭剤、ボディシャンプー等に用いる事ができる。また、
その他の人体用品としては、筋肉消炎剤、皮膚疾患剤、
水虫薬、害虫忌避剤、清拭剤、口腔剤、傷薬、やけど治
療剤等に用いる事ができる。
ブリ殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に
用いる事ができる。また、コーテング剤としては、家庭
用塗料、自動車用塗料、アンダーコーテング等に用いる
事ができる。
ー、床・家具艶だしクリーナー、靴・皮革クリーナー、
ワックス艶だし剤等に用いる事ができる。また、その他
の家庭用品としては、室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防
水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤、除菌剤
等に用いる事ができる。
剤、金属探傷剤、離型剤、コーキング剤等に用いる事が
できる。また、自動車用としては、防曇剤、解氷剤、エ
ンジンクリーナー等に用いる事ができる。その他、動物
用品、趣味娯楽用品、食品、例えばコーヒー、ジュー
ス、クリーム、チーズ等に用いる事ができる。
れば、(1)はエアゾール容器で、金属材により形成して
いる。そして、上端の開口部(2)外周に本体螺溝(3)を
形成している。
バー螺溝(4)を設けて、合成樹脂製の肩カバー(5)を形
成する。この肩カバー(5)は、合成樹脂製のハウジング
(7)を内面に配置し、このハウジング(7)は、硬質樹脂
で形成するとともに内部にバルブ機構(6)を装着してい
る。そして、このバルブ機構(6)を構成するステム(8)
を、ハウジング(7)に上下動可能に配置している。この
ステム(8)は、上端にエアゾール内容物を噴射するため
の適宜のノズルを設けた押釦(9)を接続している。
(7)内部に挿入し、この下端とハウジング(7)の間に介
装した押圧発条(10)の付勢力により、上端部をハウジ
ング(7)の上面から外方に突出している。また、このス
テム(8)はエアゾール内容物を導出するためのオリフィ
ス(11)を形成し、このオリフィス(11)を、ステム
(8)が貫通したステムガスケット(12)の内周端面によ
り常時は閉止し、ステム(8)の押圧時にのみオリフィス
(11)を開放するよう構成している。
ール容器(1)内のエアゾール内容物をハウジング(7)に
導入するための導入口(13)を設けるとともに、この導
入口(13)にディップチューブ(14)を接続している。
そして、ハウジング(7)の下端には、肩カバー(5)の内
面に密接可能な円筒状の外周筒(15)を設けている。
の係合溝(16)を上下方向に設け、この係合溝(16)
に、肩カバー(5)の内面に突出した一対の係合突起(1
7)を係合可能としている。この係合溝(16)が、係合
突起(17)を中心に上下動する事により、ハウジング
(7)の上下動を可能とするとともに、この上下動時にハ
ウジング(7)が円周方向に回転するのを防止している。
(7)の外周筒(15)の外面との間隔には、外周ガスケッ
ト(18)を気密的に介装する事により、肩カバー(5)と
ハウジング(7)の接触部分からのエアゾール内容物の漏
れを防止している。
バー(5)との係合及び相対的な上下摺動を、肩カバー
(5)に設けた係合突起(17)とハウジング(7)の外周筒
(15)に設けた係合溝(16)との係合により行っている
が、肩カバー(5)に係合溝(16)を設け、外周筒(15)
に係合突起(17)を設けるものであっても良い。また、
ハウジング(7)を肩カバー(5)の内面に脱落不能に係合
し、ハウジング(7)の上下動が可能となるのであれば、
上記以外の方法を用いるものであっても良い。
型の合成樹脂製のキャップ(20)を着脱可能に装着し、
押釦(9)とバルブ機構(6)を被覆している。そして、キ
ャップ(20)の下端には、図6に示す如く、肩カバー
(5)の外周に設けた凹凸部(21)に係合する対応凸凹部
(22)を設けている。この凹凸部(21)と対応凸凹部
(22)とを係合する事により、肩カバー(5)とキャップ
(20)とを一体に円周方向に回動可能としている。ま
た、この凹凸部(21)及び対応凸凹部(22)は、肩カバ
ー(5)とキャップ(20)の何れに設けるものでも良い。
肉厚に形成して、ハウジング(7)の外周筒(15)上面に
設けた被押圧部(23)に係合する押圧突部(24)を設け
ている。そして、キャップ(20)を肩カバー(5)に装着
した場合に、この押圧突部(24)が被押圧部(23)に突
き当て係合し、キャップ(20)とハウジング(7)とは一
体に上下方向に摺動可能となる。
から、バルブ機構(6)を備えたハウジング(7)をエアゾ
ール容器(1)に係合するには、まず肩カバー(5)の内面
にハウジング(7)を挿入し、ハウジング(7)の下端に設
けた外周筒(15)の係合溝(16)に、肩カバー(5)の係
合突起(17)を係合して、肩カバー(5)にハウジング
(7)をセットする。次に、この肩カバー(5)の肩カバー
螺溝(4)をエアゾール容器(1)の本体螺溝(3)に螺着す
る事により、肩カバー(5)を介してバルブ機構(6)とエ
アゾール容器(1)とを接続する。
の開口部(2)の気密性を保つ事ができる。更に、肩カバ
ー(5)内面とハウジング(7)外周との間隔にも外周ガス
ケット(18)を気密的に介在しているので、エアゾール
内容物の漏れ等を生じる事がない。また、この螺着固定
は、肩カバー(5)を直接人手で保持して回動しようとし
ても、螺着の解除方向に回動が困難な強度とし、通常の
使用状態では肩カバー(5)はエアゾール容器(1)から分
離する事はなく、エアゾール容器(1)と確実に接続関係
を保ち、安全な使用を可能としている。
容物を充填すると、エアゾール容器(1)の内部は高圧状
態となる。そのため、ハウジング(7)の外周筒(15)に
は、図1の大矢印で示す如く、エアゾール内容物による
高い圧力が加わり、バルブ機構(6)ごとハウジング(7)
が肩カバー(5)内面を上部方向に押圧され、肩カバー
(5)の係合突起(17)の下面にハウジング(7)の係合溝
(16)の下端が係合する。また、この係合突起(17)と
係合溝(16)との係合により、バルブ機構(6)が肩カバ
ー(5)から脱落したり、円周方向に回動する事がない。
装着すると、図1に示す如く、キャップ(20)内周に設
けた押圧突部(24)が、ハウジング(7)の被押圧部(2
3)に突き当たって係合する。この係合状態では、図
1、図3、図4に示す如く、キャップ(20)の対応凸凹
部(22)と、肩カバー(5)の凹凸部(21)とが係合する
事はない。そして、ハウジング(7)は、エアゾール内容
物の高い圧力で上部方向に押圧されているので、たと
え、キャップ(20)の押圧突部(24)を介してハウジン
グ(7)の被押圧部(23)を押し下げようとしても、この
ハウジング(7)ごとキャップ(20)をエアゾール容器
(1)方向に押し下げる事は不可能となる。このように、
凹凸部(21)と対応凸凹部(22)とが係合しないので、
キャップ(20)を介して、肩カバー(5)とエアゾール容
器(1)との螺着を解除する事はできない。
は、図1の細矢印で示す事く、エアゾール容器(1)の開
口部(2)内周にも高い圧力が加わり、外方向に押圧され
る。この押圧により、開口部(2)外周の本体螺溝(3)
と、肩カバー(5)内周の肩カバー螺溝(4)とが強く密着
するので、螺着の解除防止効果が更に高まる。
く、対応凸凹部(22)と凹凸部(21)とが対向しないよ
うに装着すれば、運搬時や陳列時等に、キャップ(20)
に強い押圧力が加わっても、対応凸凹部(22)と凹凸部
(21)とが係合する事がない。そのため、エアゾール容
器(1)と肩カバー(5)との螺着が緩んだり、バルブ機構
(6)を押し下げてしまうような事故を確実に防ぐものと
なる。
ール内容物の噴射を行うには、肩カバー(5)からキャッ
プ(20)を取り外した後、押釦(9)を押圧して、ステム
(8)を押し下げる。このステム(8)の押し下げにより、
オリフィス(11)とステムガスケット(12)が分離する
ので、押釦(9)のノズルから外部にエアゾール内容物の
噴射が行われる。
エアゾール容器(1)の使用を完了した後は、エアゾール
容器(1)と合成樹脂製の肩カバー(5)との螺着関係を解
除し、肩カバー(5)とエアゾール容器(1)とを分離す
る。この螺着解除を行うには、肩カバー(5)にキャップ
(20)を装着した状態で、図4に示す如く、肩カバー
(5)の凹凸部(21)に臨ませてキャップ(20)の対応凸
凹部(22)を配置する。
ゾール容器(1)方向に押圧し、キャップ(20)の押圧突
部(24)を介して、ハウジング(7)の被押圧部(23)を
押圧する。すると、エアゾール容器(1)の内部は、エア
ゾール内容物の噴射を完了して低圧状態となっているた
め、この押圧突部(24)による被押圧部(23)の押圧に
より、図2に示す如く、係合溝(16)と係合突起(17)
を介して、キャップ(20)とともにハウジング(7)がエ
アゾール容器(1)方向に下降する。そして、キャップ
(20)が下降する事により、図5に示す如く、凹凸部
(21)と対応凸凹部(22)とが係合し、キャップ(20)
と肩カバー(5)とを一体に回動する事が可能となる。
キャップ(20)を回動する。この回動は、肩カバー(5)
のみを人手で保持して行うのは困難であるが、大きいキ
ャップ(20)を保持して行う事により、大きな回動力で
行う事ができる。この大きな回動力でキャップ(20)を
回動する事により、エアゾール容器(1)と肩カバー(5)
との螺着関係が解除され、エアゾール容器(1)と肩カバ
ー(5)とを容易に分離する事ができる。また、この分離
により、肩カバー(5)に係合したハウジング(7)及びバ
ルブ機構(6)も、エアゾール容器(1)から分離する事が
できる。
カバー(5)とハウジング(7)ごとバルブ機構(6)をエア
ゾール容器(1)から取り外す事により、金属材のみから
成るエアゾール容器(1)を、金属材として再生利用する
事ができる。また、キャップ(20)及び肩カバー(5)
は、合成樹脂製であるのでバルブ機構(6)とともに廃棄
しても良いし、合成樹脂材として再生利用する事も可能
となる。このように、合成樹脂材と金属材との分離作業
を容易とする事ができ、ゴミの分別廃棄や再生利用を容
易に行う事ができる。
毛剤、ヘアースプレー、ヘアートリートメント、殺虫
剤、消臭剤、筋肉消炎剤、制汗剤、害虫忌避剤を充填し
た場合の、各々のエアゾール内容物の処方例を以下に示
す。
から、エアゾール内容物の噴射を全て完了したエアゾー
ル容器を廃棄する場合に、エアゾール容器から合成樹脂
製のハウジングやバルブ機構を、キャップを介して容易
に取り外す事ができ、金属材としてのエアゾール容器の
再生使用を容易にする事ができる。また、金属材と合成
樹脂材とに分別して廃棄する事も可能となる。
は、エアゾール容器の高い内部圧力により、ハウジング
の押し下げが不能となるから、キャップを介して容易に
取り外す事はできないものとなる。そのため、使用過程
に於いて、肩カバーとエアゾール容器の螺着関係が不用
意に解除される事はなく、安全で使用感の良好なエアゾ
ール内容物の噴射が可能となる。
とキャップの対応凸凹部とが係合した状態の断面図。
対向しないように配置した正面図。
対向させて配置した正面図。
を係合した状態の正面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 エアゾール容器の上端に肩カバーを螺着
固定し、この肩カバーの内面にバルブ機構を備えたハウ
ジングを上下動可能に配置し、このハウジング及びハウ
ジングから突出した押釦をキャップで取り外し可能に被
覆し、このキャップの下端に、肩カバーに設けた凹凸部
に係合する対応凸凹部を形成し、エアゾール容器の内部
が高圧時はハウジングを介してキャップを上部方向に押
圧して凹凸部と対応凸凹部とを係合不能とし、エアゾー
ル容器の内部が低圧時には、キャップによりハウジング
をエアゾール容器方向に押し下げて、対応凸凹部と凹凸
部とを係合し、キャップと肩カバーとを一体に螺着の解
除方向に回動可能とした事を特徴とするエアゾール装
置。 - 【請求項2】 肩カバーの内面とハウジングの外面との
間隔には、外周ガスケットを気密的に介装したものであ
る事を特徴とする請求項1のエアゾール装置。 - 【請求項3】 肩カバーは、内面に突出した係合突起
を、ハウジングの外周に上下方向に形成した係合溝に係
合し、肩カバーからのハウジングの脱落を防止するとと
もにこの係合溝内を係合突起が相対的に移動する事によ
り、ハウジングの上下動を可能とした事を特徴とする請
求項1または2のエアゾール装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12181899A JP4274625B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | エアゾール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12181899A JP4274625B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | エアゾール装置 |
Publications (2)
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ID=14820701
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JP12181899A Expired - Fee Related JP4274625B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | エアゾール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4274625B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP7422620B2 (ja) | 2020-06-30 | 2024-01-26 | 株式会社ダイゾー | 吐出部材および吐出装置、加圧製品の開封方法 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12181899A patent/JP4274625B2/ja not_active Expired - Fee Related
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