JP2000311890A - プラズマエッチング方法および装置 - Google Patents

プラズマエッチング方法および装置

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JP2000311890A
JP2000311890A JP2000080625A JP2000080625A JP2000311890A JP 2000311890 A JP2000311890 A JP 2000311890A JP 2000080625 A JP2000080625 A JP 2000080625A JP 2000080625 A JP2000080625 A JP 2000080625A JP 2000311890 A JP2000311890 A JP 2000311890A
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power
frequency
bias power
plasma etching
plasma
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Gansai Boku
玩 哉 朴
Keisho Shin
▲けい▼ 燮 申
Chishu Kin
智 洙 金
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/32137Radio frequency generated discharge controlling of the discharge by modulation of energy
    • H01J37/32146Amplitude modulation, includes pulsing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67063Apparatus for fluid treatment for etching
    • H01L21/67069Apparatus for fluid treatment for etching for drying etching

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧高密度プラズマソースを利用してドライ
エッチング工程を遂行する際に、電子の温度を最小化し
て電子シェーディング(ESE)を最小化し、もってチ
ャージアップ損傷を有効に防止できるプラズマエッチン
グ方法および装置を提供する。 【解決手段】 高周波ソース電力のみならず高周波バイ
アス電力をも周期的にオン/オフしてパルス高周波ソー
ス電力およびパルス高周波バイアス電力を発生させ、パ
ルス高周波ソース電力に対してパルス高周波バイアス電
力の位相を遅延させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法および装置に関し、より詳しくは、プラズマエッチ
ング方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマエッチングにおいてプラズマを
発生させる方法として最も広く利用されている方法は、
2つの電極のうち一方の電極を接地し、他方の電極に周
期的に変化する交流電場(一般に高周波(RF))を印
加してイオンおよび電子対を発生させてプラズマを生成
する反応性イオンエッチング(RIE:reactive ion e
tching)である。この場合、生成されるプラズマの特
性、たとえば、電子の温度やプラズマの密度などと、基
板に入射するイオンのエネルギーとは、すべて印加され
る交流電場の電力により決定される。
【0003】しかし、反応性イオンエッチングは、一般
に工程圧力が高いため微細パターンの形成に不利であ
り、プラズマの特性とイオンのエネルギーとを独立に調
節することができない。
【0004】そこで、半導体装置の高集積化に伴い、現
在では、低い圧力でプラズマの特性とイオンのエネルギ
ーとを独立に調節できる方法、すなわち、低圧高密度プ
ラズマソース(low pressure high density plasma sou
rce)の方法が用いられている。この方法は、一方でソ
ース電力(source power)を供給してプラズマを発生さ
せ、他方でこれとは独立に基板にバイアス電力(bias p
ower)を供給して基板に入射するイオンのエネルギーを
調節するように構成されている。
【0005】低圧高密度プラズマソースでは、数mTo
rr以下でも1011cm-3以上のプラズマ密度を維持
できるので、大きなエッチング速度(etch rate)と大
きな異方性(anisotropy)を持ったエッチングが可能で
ある。
【0006】また、大抵の場合、プラズマを発生させる
ためのソース電力とプラズマ内のイオンおよび電子を基
板へ引き付けるためのバイアス電力とが分離されている
ので、基板に入射するイオンのエネルギーを独立に調節
することができる。
【0007】低圧高密度プラズマソースは、プラズマ発
生方法により、誘導結合プラズマ(ICP:Inductivel
y Coupled Plasma)、電子サイクロトロン共鳴(EC
R:Electron Cyclotron Resonance)、ヘリコン波プラ
ズマ(helicon wave plasma)、表面波プラズマ(SW
P:Surface Wave Plasma)などに大別され、これ以外
にも新しいプラズマソースの開発が活発に行われてい
る。
【0008】しかし、低圧高密度プラズマソースは、電
子の温度が高いためチャージアップ損傷(charge up da
mage)を誘発するという問題点を有する。これは、電子
とイオンがシース(sheath)を通過しながら運動方向性
に差が生じるために起こる。
【0009】より詳しくは、プラズマ内では同じ数のイ
オンと電子が存在して電気的に中性の状態を維持しつつ
荷電粒子が熱運動の支配を受けている。このとき、電子
はイオンに比べてかなり軽いため熱運動速度が非常に速
くなる。プラズマ内では特定の方向の速度成分が大きい
ということはなく電子とイオンはすべて四方に動くもの
の、基板とプラズマとの境界面では、電子の熱運動速度
が速いので、初期にプラズマ内で基板方向へ電子が早く
抜ける。ここで、これ以上電子が基板方向へ抜けないよ
うにするために、電子は押し出してイオンは引き付ける
電場を有するシースが形成される。
【0010】このようなシースの電場により、電子は基
板に降りて来る間継続的に減速されるため基板と垂直な
速度成分が小さくなり、その結果、水平な速度成分が相
対的に大きくなる。イオンの場合は、逆に、シースの電
場により基板方向へ加速されるため基板と垂直な速度成
分が相対的に大きくなって直進性が強くなる。
【0011】したがって、基板と平行な方向の速度成分
が大きい電子10はパターン4の上部に到達し、直進性
が強いイオン8は隣接するパターン4の間の下部(以下
単に「パターン4の下部」という)に到達して、図10
(A)に示すように、パターン4の上部と下部との間に
電荷分離(charge separation)が発生する。これを電
子シェーディング(ESE:electron shading effec
t)という。
【0012】図10(A)および図10(B)におい
て、参照番号2は、下部物質膜を示し、参照番号6は、
コンタクトホールまたは隣接するパターンの間の空間を
示している。また、参照番号8は、正イオンを示し、参
照番号10は、電子を示している。
【0013】パターン4のアスペクト比(aspect rati
o)が大きくなれば大きくなるほど電子シェーディング
(ESE)が深化してパターン4の上部と下部とにそれ
ぞれ電子10および正電荷8がさらに増えてチャージア
ップ損傷の発生が甚だしくなり、また、電子10の温度
が高くなれば高くなるほど電子10がパターン4の下部
に到達しなくなるためチャージアップ損傷が深化する。
【0014】たとえば、下部物質膜2がゲート電極の場
合、パターン4を形成するためのエッチング工程の際に
電子シェーディングによってゲート電極に正電荷が蓄積
され、これにより、ゲート絶縁膜を貫通する電流が発生
する。この結果、ゲート絶縁膜の特性が劣化して、しき
い電圧(threshold voltage)が変化するなどチャージ
アップ損傷が発生する。
【0015】このとき、電子10の温度が高ければ、電
子10の熱運動速度が速いため、電子10はパターン4
の下部に蓄積した正イオン8による電気的引力によって
さほど引っ張られないので、電子10はパターン4の下
部にあまり到達しない。逆に、電子10の温度が低けれ
ば、図10(B)に示すように、電子10の熱運動速度
が遅くなるため電子10はパターン4の下部に容易に引
っ張られる。すなわち、電子シェーディング(ESE)
が減少する。
【0016】そこで、プラズマエッチング工程における
チャージアップ損傷問題を解決するため、現在では、電
子10の温度を低くする方法が用いられており、主とし
て、ソース電力を周期的にオン/オフするパルスプラズ
マ(pulse plasma)が利用されている。
【0017】図11は、従来のパルスプラズマを利用し
た場合における電子の温度変化を示すグラフである。
【0018】図11を参照すると、ソース電力を、たと
えば、200μsオン(on)した後200μsオフ(of
f)すると、電子の温度は、ソース電力をオフした後5
0μs以内に、ソース電力がオン状態の時の1/eと低
くなる。
【0019】しかし、ソース電力のみを周期的にオン/
オフする方法では、チャージアップ損傷を効果的に防止
しにくい。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低圧高密度
プラズマソースを利用してドライエッチング工程を遂行
する際に、電子の温度を最小化することにより、電子シ
ェーディング(ESE)を最小化してチャージアップ損
傷を有効に防止することができるプラズマエッチング方
法および装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0022】(1)本発明に係るプラズマエッチング方
法は、半導体基板上に形成された物質膜をエッチングし
て物質膜パターンを形成するためのプラズマエッチング
方法において、エッチングチャンバ内の第1電極にソー
ス電力を供給して前記エッチングチャンバ内にプラズマ
を発生させる段階と、前記エッチングチャンバ内の第2
電極にバイアス電力を供給する段階とを有し、前記ソー
ス電力および前記バイアス電力は、所定の位相差を有す
るように、それぞれ周期的にオン/オフされることを特
徴とする。これにより、物質膜パターンの上部領域と、
隣接する物質膜パターンの間の下部領域との間に発生す
る電荷分離、すなわち、電子シェーディング(ESE)
が最小化される。
【0023】(2)前記バイアス電力は、前記ソース電
力に対して遅延された位相差を有する。
【0024】(3)前記遅延された位相差は、0から2
πまでの範囲を有する。
【0025】(4)前記遅延された位相差は、πであ
る。
【0026】(5)前記ソース電力および前記バイアス
電力のオン/オフ周期は、それぞれ20μsから800
μsまでの範囲を有する。
【0027】(6)前記ソース電力および前記バイアス
電力のデューティ比は、それぞれ5%から80%までの
範囲を有する。
【0028】(7)前記ソース電力および前記バイアス
電力は、それぞれ約50%のデューティ比を有する。
【0029】(8)本発明に係るプラズマエッチング装
置は、半導体基板上に形成された物質膜をエッチングし
て物質膜パターンを形成するためのプラズマエッチング
装置において、プラズマエッチングチャンバと、前記プ
ラズマエッチングチャンバ内にプラズマを発生させるた
めに前記プラズマエッチングチャンバ内の第1電極に高
周波ソース電力を供給する第1高周波電力供給器と、前
記第1高周波電力供給器で発生する高周波ソース電力を
所定の周期でオン/オフさせる変調波を発生させる第1
関数発生器と、前記半導体基板の支持台が含まれる前記
プラズマエッチングチャンバ内の第2電極に高周波バイ
アス電力を供給する第2高周波電力供給器と、前記第2
高周波電力供給器で発生した高周波バイアス電力を当該
高周波バイアス電力が前記高周波ソース電力に対して所
定の位相差を有するように所定の周期でオン/オフさせ
る変調波を発生させる第2関数発生器とを有し、それに
よって、前記物質膜パターンの上部領域と、隣接する物
質膜パターンの間の下部領域との間に発生する電荷分離
を最小化することを特徴とする。これにより、物質膜パ
ターンの上部領域と、隣接する物質膜パターンの間の下
部領域との間に発生する電荷分離、すなわち、電子シェ
ーディング(ESE)が最小化される。
【0030】(9)前記高周波バイアス電力は、前記高
周波ソース電力に対して遅延された位相差を有する。
【0031】(10)前記遅延された位相差は、0から
2πまでの範囲を有する。
【0032】(11)前記高周波ソース電力および前記
高周波バイアス電力のオン/オフ周期は、それぞれ20
μsから800μsまでの範囲を有する。
【0033】(12)前記高周波ソース電力および前記
高周波バイアス電力のデューティ比は、それぞれ5%か
ら80%までの範囲を有する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0035】本発明は、低圧高密度プラズマソース(た
とえば、誘導結合プラズマ(ICP)など)を利用した
パルスプラズマ技術であって、高周波ソース電力と高周
波バイアス電力のパルスの位相差を調節することで、電
子シェーディング(ESE)を最小化することができ、
したがって、チャージアップ損傷を有効に防止すること
ができるようにしたものである。
【0036】図1は、本発明の一実施の形態に係るプラ
ズマエッチング装置を示すブロック図である。
【0037】このプラズマエッチング装置は、パルスプ
ラズマエッチング装置であって、プラズマエッチングチ
ャンバ(以下単に「チャンバ」という)100、高周波
ソース電力供給器120、高周波バイアス電力供給器1
30、関数発生器140、遅延関数発生器150、およ
びマッチングネットワーク128,138を有する。
【0038】このプラズマエッチング装置は、低圧高密
度プラズマソースを利用して半導体基板または半導体基
板上に形成された膜、たとえば、絶縁膜、導電膜および
半導体膜のうちのいずれか1つの物質膜をエッチングす
る。
【0039】低圧高密度プラズマソースとしては、誘導
結合プラズマ(ICP)、電子サイクロトロン共鳴(E
CR)、ヘリコン波プラズマ、表面波プラズマ(SW
P)など、利用可能なすべての低圧高密度プラズマソー
スを利用することができるが、ここでは、一例として誘
導結合プラズマ(ICP)ソースを利用する。
【0040】チャンバ100は、シリンダ形態のセラミ
ック壁102と、このセラミック壁102を取り囲む1
巻きコイル(one-turn coil)104とを有する。コイ
ル104は、たとえば、銅で形成され、高周波ソース電
力が供給される第1電極を構成している。
【0041】チャンバ100内には基板支持台106が
装着されており、この基板支持台106上にエッチング
すべきウェーハ108が置かれる。基板支持台106
は、コイル104が位置する平面から3cm下に位置さ
れており、高周波バイアス電力が供給される第2電極を
構成している。
【0042】プラズマエッチングガスは、チャンバ10
0の上部を覆うアルミニウムプレート110に設けられ
たガス入口からチャンバ100内に流入し、チャンバ1
00内で反応した後、チャンバ100に装着されたター
ボ分子ポンプ(TMP:turbo molecular pump)によっ
てチャンバ100の外に排出される。
【0043】高周波ソース電力供給器120は、第1電
極104に13.56MHzの高周波電力を供給してチ
ャンバ100内にプラズマを発生させる。
【0044】この高周波ソース電力供給器120は、高
周波電力発生器122、ミクサ124および高周波電力
増幅器126を有する。
【0045】高周波電力発生器122は、たとえば、発
振器で構成されている。ミクサ124は、高周波電力発
生器122で発生した高周波ソース電力と関数発生器1
40で発生した時変調波(time modulation wave)とを
入力して混合することにより、高周波ソース電力を時変
調(TM:time modulation)する。これにより、所定
の周期でオン/オフする高周波ソース電力、すなわち、
パルス高周波ソース電力が、ミクサ124から出力され
る。
【0046】このとき、パルス高周波ソース電力の周期
は、20μsから800μsまでの範囲を有し、好まし
くは、400μsであり、また、そのデューティ比は、
5%から80%までの範囲を有し、好ましくは、50%
である。ここで、デューティ比とは、電力の供給がオン
状態の時間を、電力供給の周期、すなわち、電力の供給
がオン状態とオフ状態の時間の合計で割った値である。
【0047】高周波電力増幅器126は、ミクサ124
から入力されるパルス高周波ソース電力を増幅して出力
する。このとき、高周波電力増幅器126から出力され
るパルス高周波ソース電力は、フィードバックループに
よってゲインがコントロールされる。パルス高周波ソー
ス電力は、最大電力を伝送するためのマッチングネット
ワーク128を経由して第1電極104に供給される。
これにより、チャンバ100内でプラズマが発生する。
【0048】高周波バイアス電力供給器130は、第2
電極106に13.56MHzの高周波バイアス電力を
供給することにより、ウェーハ108へイオンを引き付
けるようにする。
【0049】この高周波バイアス電力供給器130は、
高周波ソース電力供給器120と同様に、高周波電力発
生器132、ミクサ134、高周波電力増幅器136、
およびパルス高周波バイアス電力のゲインをコントロー
ルするためのフィードバックループを有する。
【0050】このとき、ミクサ134は、高周波電力発
生器132から高周波バイアス電力を入力しかつ遅延関
数発生器150から時変調波を入力して混合することに
より、高周波バイアス電力を時変調する。これにより、
所定の周期でオン/オフする高周波バイアス電力、すな
わち、パルス高周波バイアス電力が、ミクサ134から
出力される。
【0051】関数発生器140と遅延関数発生器150
には、外部から、基準信号のトリガ信号がそれぞれ与え
られる。
【0052】このとき、パルス高周波バイアス電力の周
期は、20μsから800μsまでの範囲を有し、好ま
しくは、400μsであり、また、そのデューティ比
は、5%から80%までの範囲を有し、好ましくは、5
0%である。
【0053】遅延関数発生器150は、本発明の一番核
心的な部分であって、関数発生器140で発生する時変
調波に対して位相差φだけ遅延した時変調波を発生させ
る。したがって、パルス高周波バイアス電力は、パルス
高周波ソース電力に対して位相差φだけ遅延する。この
とき、位相差φは、0から2πまでの範囲を有し、好ま
しくは、π/2から3π/2までの範囲を有し、さらに
好ましくは、πである。
【0054】パルス高周波バイアス電力は、マッチング
ネットワーク138を経由して第2電極106に供給さ
れる。これにより、ウェーハ108へイオンが引き付け
られてエッチング工程が遂行される。
【0055】上記のようなプラズマエッチング装置を用
いて実際に次のとおりエッチング工程を遂行した。
【0056】まず、図2に示すように、基板支持台の上
に、インサイチュチャージアップモニタリングウェーハ
(in-situ charge-up monitoring wafer)200を準備
する。
【0057】図3は、図2のA−A′線に沿う垂直断面
図である。
【0058】図3において、モニタリングウェーハ20
0は、次の順序で製造される。まず、シリコンウェーハ
201上に第1酸化膜202を蒸着し、この第1酸化膜
202上に第1および第2導電膜パターン206a,2
06bを形成する。第1および第2導電膜パターン20
6a,206bは、たとえば、ポリシリコン膜204
a,204bとタングステンシリサイド膜205a,2
05bとを順次蒸着してパターニング(patterning)す
ることにより形成される。第1酸化膜202は、第1お
よび第2導電膜パターン206a,206bを電気的に
分離するために蒸着されたものであって、たとえば、
1.6μmの厚さを有する。
【0059】次いで、第1および第2導電膜パターン2
06a,206bを含んで第1酸化膜202上に第2酸
化膜208を蒸着する。そして、コンタクトホール形成
用マスク、たとえば、フォトレジストパターンを用い
て、第2酸化膜208をエッチングして、第1導電膜パ
ターン206aの上部表面の一部が露出されるように1
つの広いコンタクトホール210aを形成するととも
に、第2導電膜パターン206aの上部表面の一部が露
出されるように多数の狭いコンタクトホール210bを
形成する。同時に、第1および第2導電膜パターン20
6a,206b上に第1および第2導電膜パターン20
6a,206bをそれぞれオシロスコープと電気的に接
続するためのパッドコンタクトホール211a,211
bを付加的に形成する。
【0060】ここで、広いコンタクトホール210a
は、サイズが2.1cm×1.65cmであり、また、多
数の狭いコンタクトホール210bは、281×106
個あり、サイズがおのおの0.2μm×0.2μmであ
る。
【0061】そして、フォトレジストパターンを除去し
た後、ウェーハ200をチャンバ100内に装着する。
【0062】真空状態において2本のリード線によって
パッドコンタクトホール211a,211b下部の第1
および第2導電膜パターン206a,206bをそれぞ
れ外部のオシロスコープと電気的に接続する。これによ
り、プラズマが広いコンタクトホール210aと多数の
狭いコンタクトホール210bに与える影響をオシロス
コープを通して観察することができる。
【0063】チャンバ100内には、ウェーハ上に形成
されたパターンの変形を防止するため、非反応性ガスの
アルゴン(Ar)またはヘリウム(He)ガスを供給す
る。また、実験で用いたパルス高周波ソース電力とパル
ス高周波バイアス電力は、両方とも、周期が400μs
であり、50%デューティ比で時変調した。高周波バイ
アス電力は、高周波ソース電力に対して0から2πまで
の範囲内で遅延させるようにした。
【0064】図4は、高周波ソース電力と高周波バイア
ス電力が両方とも持続波(continuous wave)である場
合において、オシロスコープによって観察される第1お
よび第2導電膜パターン206a,206bについての
電位(potential)波形を示すグラフである。このと
き、多数の狭いコンタクトホール210bのおのおのの
アスペクト比は、4である。
【0065】図4を参照すると、第2導電膜パターン2
06bについての電位(参照番号220bで示されたグ
ラフ)の平均(Vdc)(参照番号220b−1)は、
第1導電膜パターン206aについての電位(参照番号
220aで示されたグラフ)の平均(Vdc)(参照番
号220a−1)よりも高いことがわかる。このこと
は、広いコンタクトホール210aに比べて多数の狭い
コンタクトホール210bの下部には電子シェーディン
グ(ESE)のため電子が到達しにくいということを示
している。
【0066】図5は、チャンバ100と同一の条件下に
おいて、コンタクトホールのアスペクト比に対する第1
導電膜パターン206aと第2導電膜パターン206b
の平均電位の差(△Vdc)を示すグラフである。
【0067】図5を参照すると、平均電位の差(△Vd
c)は、アスペクト比が4以下の場合はアスペクト比に
応じて増加し、アスペクト比が4以上の場合はアスペク
ト比に応じて減少する傾向がある。このような減少傾向
は、W.W.Dostalikらにより開示された“Electron Shadi
ng Effects in High Density Plasma Processing forVe
ry High Aspect Ratio Structures”(P2Id,p.160,199
8)の結果と非常に類似している。
【0068】図6は、チャンバ100と同一の条件下に
おいて、位相遅延(φ)を変えた場合における第1導電
膜パターン206aと第2導電膜パターン206bの平
均電位の差(△Vdc)を示すグラフである。ここで
は、コンタクトホールのアスペクト比をいろいろ変えて
測定した結果を示している。
【0069】図6によれば、平均電位の差(△Vdc)
は、アスペクト比が2よりも大きい場合について、位相
遅延(φ)がπのときに最小レベルとなることがわか
る。
【0070】図7は、チャンバ100と同一の条件下に
おいて、それぞれ、高周波ソース電力と高周波バイアス
電力が両方とも持続波(CW)の場合、高周波ソース電
力のみ時変調(TM)した場合、高周波ソース電力と高
周波バイアス電力を両方とも時変調(TM)した場合に
おけるコンタクトホールのアスペクト比に対する平均電
位の差(△Vdc)を示すグラフである。このとき、高
周波ソース電力と高周波バイアス電力を両方とも時変調
(TM)した場合については、再度コンタクトホールの
アスペクト比をいろいろ変えて測定した結果を示すこと
で、さらに細分化されている。
【0071】図7を参照すると、平均電位の差(△Vd
c)は、高周波ソース電力と高周波バイアス電力を両方
とも時変調した場合において最も小さいことがわかる。
一方、高周波ソース電力のみ時変調した場合には顕著な
減少効果を示さないことがわかる。
【0072】図6および図7の結果から、位相調節パル
スプラズマを利用することによって電子シェーディング
(ESE)を低減することができ、特に高周波ソース電
力と高周波バイアス電力を両方とも時変調した場合に電
子シェーディング(ESE)を最小化できることがわか
る。
【0073】図8は、高周波ソース電力に対して位相差
が270度となるように高周波バイアス電力を時変調し
た場合における第1導電膜パターン206aおよび第2
導電膜パターン206bについての時間に対する各平均
電位(Vdc)ならびにこれら両方の平均電位の差(△
Vdc)を示すグラフである。
【0074】位相遅延による効果を分析するため、図8
に示すように、時間に対して4つの領域、すなわち、パ
ルス高周波ソース電力とパルス高周波バイアス電力の状
態がそれぞれオン/オン(on/on)、オン/オフ(on/of
f)、オフ/オフ(off/off)、オフ/オン(off/on)の
領域を設け、各領域に対して第1導電膜パターン206
aと第2導電膜パターン206bの平均電位の差(△V
dc)を観察した。このとき、多数の狭いコンタクトホ
ール210bのアスペクト比は、8であった。
【0075】図8によれば、平均電位の差(△Vdc)
は、4つの領域において常に正(positive)であること
がわかる。
【0076】また、4つの領域のおのおのについて位相
遅延に対する関数として平均電位の差(△Vdc)を分
析したグラフを図9に示している。図9によれば、4つ
の領域のすべてにおいて、平均電位の差(△Vdc)
は、図中矢印で示すように、位相遅延がπのときに最低
レベルとなることがわかる。これは、図6において示さ
れる平均電位の差(△Vdc)の傾向と類似している。
このとき、多数の狭いコンタクトホール210bのアス
ペクト比は、8である。
【0077】図9によれば、特に、平均電位の差(△V
dc)は、パルス高周波ソース電力がオフ状態、パルス
高周波バイアス電力がオン状態の時に、かなり減少する
ことがわかる。
【0078】したがって、本実施の形態によれば、以上
の実際の工程結果を通して、高周波ソース電力のみなら
ず高周波バイアス電力をも時変調してパルス高周波ソー
ス電力およびパルス高周波バイアス電力を発生させ、パ
ルス高周波バイアス電力をパルス高周波ソース電力に対
して遅延させることで、電子の温度を最小化することが
できるため、チャージアップ損傷を誘発する電子シェー
ディング(ESE)を最小化することができ、チャージ
アップ損傷による素子のフェイル(fail)を防止するこ
とができる。
【0079】特に、パルス高周波バイアス電力をパルス
高周波ソース電力に対してπだけ遅延させた場合におい
て、パルス高周波ソース電力がオフ状態、パルス高周波
バイアス電力がオン状態のときに、その効果を極大化す
ることができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソース電力(高周波ソース電力)のみならずバイアス電
力(高周波バイアス電力)をも周期的にオン/オフさ
せ、かつ、バイアス電力(高周波バイアス電力)をソー
ス電力(高周波ソース電力)に対して遅延させるように
したので、電子の温度を最小化することができ、したが
って、チャージアップ損傷を誘発する電子シェーディン
グ(ESE)を最小化することができ、チャージアップ
損傷による素子のフェイル(fail)を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るプラズマエッチ
ング装置を示すブロック図である。
【図2】 インサイチュチャージアップモニタリングウ
ェーハを示す図である。
【図3】 図2のA−A′線に沿う垂直断面図である。
【図4】 高周波ソース電力と高周波バイアス電力が両
方とも持続波である場合における上記モニタリングウェ
ーハ上の第1および第2導電膜パターンについての電位
波形を示すグラフである。
【図5】 コンタクトホールのアスペクト比に対する第
1導電膜パターンと第2導電膜パターンの平均電位の差
を示すグラフである。
【図6】 コンタクトホールのアスペクト比を変えた場
合における高周波ソース電力に対する高周波バイアス電
力の位相遅延に対する第1導電膜パターンと第2導電膜
パターンの平均電位の差を示すグラフである。
【図7】 高周波ソース電力および高周波バイアス電力
がそれぞれ持続波(CW)または時変調(TM)の各場
合におけるコンタクトホールのアスペクト比に対する第
1導電膜パターンと第2導電膜パターンの平均電位の差
を示すグラフである。
【図8】 高周波ソース電力に対して位相差が270度
となるように高周波バイアス電力を時変調した場合にお
ける第1導電膜パターンおよび第2導電膜パターンにつ
いての時間に対する各平均電位ならびにこれら両方の平
均電位の差を示すグラフである。
【図9】 高周波ソース電力および高周波バイアス電力
のオンオフ状態をそれぞれ変えた場合における高周波ソ
ース電力に対する高周波バイアス電力の位相遅延に対す
る第1導電膜パターンと第2導電膜パターンの平均電位
の差を示すグラフである。
【図10】 電子の温度と電子シェーディング(ES
E)との関係を説明するための図である。
【図11】 従来のパルスプラズマを利用した場合にお
ける電子の温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
100…プラズマエッチングチャンバ 102…セラミック壁 104…コイル(第1電極) 106…基板支持台(第2電極) 108…ウェーハ 110…アルミニウムプレート 120…高周波ソース電力供給器 122,132…高周波電力発生器 124,134…ミクサ 126,136…高周波電力増幅器 128,138…マッチングネットワーク 130…高周波バイアス電力供給器 140…関数発生器 150…遅延関数発生器 200…モニタリングウェーハ 201…シリコンウェーハ 202…第1酸化膜 206a…第1導電膜パターン 206b…第2導電膜パターン 208…第2酸化膜 210a…広いコンタクトホール 210b…多数の狭いコンタクトホール 211a,211b…パッドコンタクトホール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された物質膜をエッ
    チングして物質膜パターンを形成するためのプラズマエ
    ッチング方法において、 エッチングチャンバ内の第1電極にソース電力を供給し
    て前記エッチングチャンバ内にプラズマを発生させる段
    階と、 前記エッチングチャンバ内の第2電極にバイアス電力を
    供給する段階とを有し、 前記ソース電力および前記バイアス電力は、所定の位相
    差を有するように、それぞれ周期的にオン/オフされる
    ことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記バイアス電力は、前記ソース電力に
    対して遅延された位相差を有することを特徴とする請求
    項1に記載のプラズマエッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記遅延された位相差は、0から2πま
    での範囲を有することを特徴とする請求項2に記載のプ
    ラズマエッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記遅延された位相差は、πであること
    を特徴とする請求項3に記載のプラズマエッチング方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ソース電力および前記バイアス電力
    のオン/オフ周期は、それぞれ20μsから800μs
    までの範囲を有することを特徴とする請求項1に記載の
    プラズマエッチング方法。
  6. 【請求項6】 前記ソース電力および前記バイアス電力
    のデューティ比は、それぞれ5%から80%までの範囲
    を有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマエ
    ッチング方法。
  7. 【請求項7】 前記ソース電力および前記バイアス電力
    は、それぞれ約50%のデューティ比を有することを特
    徴とする請求項6に記載のプラズマエッチング方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された物質膜をエッ
    チングして物質膜パターンを形成するためのプラズマエ
    ッチング装置において、 プラズマエッチングチャンバと、 前記プラズマエッチングチャンバ内にプラズマを発生さ
    せるために前記プラズマエッチングチャンバ内の第1電
    極に高周波ソース電力を供給する第1高周波電力供給器
    と、 前記第1高周波電力供給器で発生する高周波ソース電力
    を所定の周期でオン/オフさせる変調波を発生させる第
    1関数発生器と、 前記半導体基板の支持台が含まれる前記プラズマエッチ
    ングチャンバ内の第2電極に高周波バイアス電力を供給
    する第2高周波電力供給器と、 前記第2高周波電力供給器で発生した高周波バイアス電
    力を当該高周波バイアス電力が前記高周波ソース電力に
    対して所定の位相差を有するように所定の周期でオン/
    オフさせる変調波を発生させる第2関数発生器とを有
    し、 それによって、前記物質膜パターンの上部領域と、隣接
    する物質膜パターンの間の下部領域との間に発生する電
    荷分離を最小化することを特徴とするプラズマエッチン
    グ装置。
  9. 【請求項9】 前記高周波バイアス電力は、前記高周波
    ソース電力に対して遅延された位相差を有することを特
    徴とする請求項8に記載のプラズマエッチング装置。
  10. 【請求項10】 前記遅延された位相差は、0から2π
    までの範囲を有することを特徴とする請求項9に記載の
    プラズマエッチング装置。
  11. 【請求項11】 前記高周波ソース電力および前記高周
    波バイアス電力のオン/オフ周期は、それぞれ20μs
    から800μsまでの範囲を有することを特徴とする請
    求項8に記載のプラズマエッチング装置。
  12. 【請求項12】 前記高周波ソース電力および前記高周
    波バイアス電力のデューティ比は、それぞれ5%から8
    0%までの範囲を有することを特徴とする請求項8に記
    載のプラズマエッチング装置。
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