JP2000311785A - 高分子発光素子 - Google Patents
高分子発光素子Info
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Abstract
命に優れた高分子発光素子を提供する。 【解決手段】少なくとも一方が透明または半透明である
一対の陽極および陰極からなる電極間に、電荷輸送性の
単量体、該単量体が直接または共役系もしくは非共役系
の結合基を介して2個結合した化合物、および該単量体
が直接または共役系もしくは非共役系の結合基を介して
3個結合した化合物からなる群から選ばれる少なくとも
一種類の電荷輸送性化合物、ならびに高分子蛍光体を含
む有機層を少なくとも1層有し、該高分子蛍光体が固体
状態で蛍光を示す共役系高分子であり、ポリスチレン換
算の数平均分子量が103〜107であり、かつ該電荷輸
送性化合物の該共役系高分子に対する重量比が99:1
〜50:50である高分子発光素子。
Description
(以下、高分子LEDということがある。)に関する。
て、有機蛍光色素を発光層とし、有機電荷輸送化合物と
を積層した二層構造を有する素子(特開昭59−194
393号公報)や、高分子を蛍光体として用いた素子
(WO9013148号公開明細書、特開平3−244
630号公報)が報告されている。これら有機蛍光体を
用いたエレクトロルミネッセンス素子は、低電圧直流駆
動、高輝度に加えて多色の発光が容易に得られるという
特徴がある。これらの素子において、積層構造とした場
合には用いる蛍光体によっては蛍光体の結晶化により、
素子の発光効率が低下する問題がある。また、高分子を
蛍光体として用いたものでは、効率が低いなどの問題が
指摘されていた。これらの問題を解決するために、熱的
に安定な材料や高効率の蛍光体が提案されている。
低分子の正孔輸送材料に低分子蛍光体をドーピングする
ことが記載され、高い発光効率が達成されている。この
場合、色素のドーピング量は5重量%程度であるが、ド
ーピング量の制御には共蒸着などの手法が必要であり、
大面積化した場合に均一にドーピングすることが困難で
ある。
4−212286号公報には正孔輸送性高分子に蛍光体
や電荷輸送材料を混合することが記載されている。ま
た、特開平5−247460号公報や特開平6−733
74号公報には高分子蛍光体に電子輸送性化合物を1〜
40重量%混合することが記載されている。さらに、W
O95/01871号公開明細書には正孔輸送性高分子
と共役系高分子蛍光体とのブレンド物およびそれを用い
た高分子発光素子が記載されている。本公開明細書に
は、共役系高分子の重合度を2〜2000にし、正孔輸
送性高分子の高分子性共役系蛍光材料に対する混合比率
を1:1以上で混合することにより、発光効率が向上す
ることが開示されている。
子の蛍光体や電荷輸送材料を混合する方法では、混合膜
中で低分子の蛍光体が分離、凝集して濃度消光を起こす
場合があった。また、これらの素子は、発光効率、耐熱
性、長寿命特性といった特性が必ずしも十分でなく、さ
らなる特性の向上が求められていた。したがって、高分
子蛍光体を用いた素子において、作成が容易であるとい
う高分子の特徴を有し、高効率でしかも耐熱性、寿命に
優れた素子が求められていた。
が容易であり、高効率でしかも耐熱性、寿命に優れた高
分子発光素子を提供することにある。
な事情を鑑みて、高分子発光素子の耐熱性および発光特
性を向上させるために鋭意検討した結果、高分子蛍光体
と特定の電荷輸送性化合物とを特定の混合比率で混合す
ることで、効率、寿命、耐熱性に優れた高分子発光素子
を与えることを見出し、本発明に至った。すなわち本発
明は、少なくとも一方が透明または半透明である一対の
陽極および陰極からなる電極間に、電荷輸送性の単量
体、該単量体が直接または共役系もしくは非共役系の結
合基を介して2個結合した化合物、および該単量体が直
接または共役系もしくは非共役系の結合基を介して3個
結合した化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種
類の電荷輸送性化合物、ならびに高分子蛍光体を含む有
機層を少なくとも1層有し、該高分子蛍光体が固体状態
で蛍光を示す共役系高分子であり、ポリスチレン換算の
数平均分子量が103〜107であり、かつ該電荷輸送性
化合物の該共役系高分子に対する重量比が99:1〜5
0:50である高分子発光素子に係るものである。
する。本発明の高分子発光素子の電荷輸送性化合物の該
共役系高分子に対する重量比は99:1〜50:50で
あり、95:5〜60:40の範囲であることが好まし
い。該電荷輸送性化合物の該高分子蛍光体に対する重量
比が99:1より大きい場合は、十分な発光特性が得ら
れない場合があり、50:50より小さい場合は、該高
分子蛍光体と該電荷輸送性化合物が相分離する場合があ
る。さらに有機層における、該電荷輸送性化合物を有す
る化合物および該高分子蛍光体の重量の合計は、該有機
層の重量に対して60重量%〜100重量%の範囲であ
ることが好ましい。
輸送性の単量体、該単量体が直接または共役系もしくは
非共役系の結合基で2個結合した化合物、および該単量
体が直接または共役系もしくは非共役系の結合基で3個
結合した化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種
類の電荷輸送性化合物であり、好ましくは電荷輸送性の
単量体であり、さらに好ましくは、正孔輸送性の単量体
である。電荷輸送性の単量体としては、正孔輸送性およ
び/または電子輸送性の単量体があり、低分子系の正孔
輸送材料および/または電子輸送材料として知られてい
る単量体を用いることができる。
誘導体、ピラゾリン誘導体、アリールアミン誘導体、ス
チルベン誘導体、トリフェニルジアミン誘導体が挙げら
れる。具体的には、特開昭57−101844号公報、
同58−197043号公報、同58−32372号公
報、同58−15936号公報、同59−15251号
公報、特開平2―36270号公報、同2−21045
1号公報、同3―37992号公報に記載されている単
量体、下記化2に示される単量体および該単量体が、ア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール
基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、アルキルシ
リル基からなる群から選ばれる置換基で置換された単量
体等が例示される。これらの中で、好ましくは、アリー
ルアミン誘導体、トリフェニルジアミン誘導体である。
サジアゾール誘導体、アントラキノジメタンもしくはそ
の誘導体、ベンゾキノンもしくはその誘導体、ナフトキ
ノンもしくはその誘導体、アントラキノンもしくはその
誘導体、テトラシアノアンスラキノジメタンもしくはそ
の誘導体、フルオレノンもしくはその誘導体、ジフェニ
ルジシアノエチレンもしくはその誘導体、ジフェノキノ
ンもしくはその誘導体、または8−ヒドロキシキノリン
もしくはその誘導体の金属錯体が例示される。具体的に
は特開昭63−70257号、同63−175860号
公報、特開平2−135359号、同2−135361
号、同2−209988号、同3−37992号、同3
−152184号公報に記載されている単量体が例示さ
れる。好ましくは、オキサジアゾール誘導体、ベンゾキ
ノンもしくはその誘導体、アントラキノンもしくはその
誘導体、または8−ヒドロキシキノリンもしくはその誘
導体の金属錯体が挙げられる。
は、酸素、硫黄、1〜20個の炭素原子を有するアルキ
レン基、3〜20個の炭素原子を有する2価のシクロア
ルキレン基、1〜20個の炭素原子を有するアリーレン
基、1〜20個の炭素原子を有する2価の複素環化合物
基、ビニレン基、エステル基、カルボニル基、チオニル
基、ウレタン基、アミド基、イミド基からなる群から選
ばれる少なくとも1種類の結合基からなる2価の結合基
である。ここで該アルキレン基は直鎖または分岐のアル
キレン基でもよい。また、該アリーレン基および複素環
化合物基は、アルキル基、アリール基、アルコキシ基で
置換されていても良い。
いられる高分子蛍光体としては、高分子で固体状態で蛍
光を示すものであればよく、有機溶媒に可溶な共役系高
分子が例示される。上記の有機溶媒に可溶な共役系高分
子としてはポリフェニレンおよびその誘導体、複素5員
環化合物の2,5位での重合体およびその誘導体、多環
芳香族化合物が炭素−炭素結合で結合した重合体および
その誘導体、またはポリアリーレンビニレンおよびその
誘導体であり、特にポリアリーレンビニレンおよびその
誘導体が好ましい。また、共役系高分子が可溶性である
ためには側鎖に長鎖の置換基を有するそれぞれの誘導体
が好ましい。
としては、下記式(1)で示される繰り返し単位を1種
類以上含み、かつそれの繰り返し単位の合計が全繰り返
し単位の50モル%以上含む重合体が挙げられる。該繰
り返し単位の構造にもよるが、式(1)で示される繰り
返し単位が全繰り返し単位の70モル%以上であること
が好ましい。該高分子蛍光体は、式(1)で示される繰
り返し単位以外の繰り返し単位として、2価の芳香族化
合物基もしくはその誘導体、2価の複素環化合物基もし
くはその誘導体、またはそれらを組み合わせて得られる
基などを含んでいてもよい。また、式(1)で示される
繰り返し単位や他の繰り返し単位が、エーテル基、エス
テル基、アミド基、イミド基などを有する非共役の単位
で連結されていてもよいし、繰り返し単位にそれらの非
共役部分が含まれていてもよい。
含む共役系高分子の場合、式(1)のAr1としては、
共役結合に関与する炭素原子数が4個以上20個以下か
らなるアリーレン基または複素環化合物基である。ま
た、 R1、R2は、それぞれ独立に水素、炭素数1〜2
0のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数
4〜20の複素環化合物基およびシアノ基からなる群か
ら選ばれる基を示す。
体の具体例については特開平3−244630号公報,
特開平5−202355号公報,特開平6−73374
号公報,特開平7−97569号公報,特開平7−14
7190号公報,特開平7−278276号公報、特開
平7−300580号公報,特開平9−35870号公
報,特開平9−45478号公報,特開平9−1112
33号公報,特開平9−263754号公報,特開平1
0−114891号公報,特開平10−324870号
公報、WO94/29883号公開明細書、WO98/
21262号公開明細書、WO98/18996号公開
明細書,WO9827136号公開明細書に記載される
ポリアリーレンビニレン類や特開平10−36487号
公報に記載されるフルオレン系重合体等が好適に使用で
きる。
いては前記電荷輸送性化合物との混合状態に影響するこ
とから、ポリスチレン換算の数平均分子量が103〜1
07の範囲である。
ては前記電荷輸送性化合物と高分子蛍光体を含む有機層
を少なくとも一層有しておればよく、例えば、以下の
a)〜e)の構造が例示される。 a)陽極/正孔輸送層/発光層/陰極 b)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極 c)陽極/発光層/電子輸送層/陰極 d)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極 (ここで/は積層構造を表す。) ここで、発光層とは、発光する機能を有する層である。
本発明の有機層は発光層に使用されるが、複数の有機層
を用いてもよい。また、正孔輸送層とは、正孔を輸送す
る機能を有する層であり、電子輸送層とは、電子を輸送
する機能を有する層である。なお、電子輸送層と正孔輸
送層を総称して電荷輸送層と呼ぶ。発光層、正孔輸送
層、電子輸送層は、それぞれ独立に2層以上用いてもよ
い。
うち、電極からの電荷注入効率を改善する機能を有し、
素子の駆動電圧を下げる効果を有するものは、特に電荷
注入層(正孔注入層、電子注入層)と一般に呼ばれるこ
とがある。
荷注入の改善のために、電極に隣接して前記の電荷注入
層又は膜厚2nm以下の絶縁層を設けてもよく、また、
界面の密着性向上や混合の防止等のために電荷輸送層や
発光層の界面に薄いバッファー層を挿入してもよい。ま
た、積層する層の順番や数、および各層の厚さについて
は、発光効率や素子寿命を勘案して適宜用いることがで
きる。
層、正孔注入層)を設けた高分子LEDとしては、陰極
に隣接して電荷注入層を設けた高分子LED、陽極に隣
接して電荷注入層を設けた高分子LEDが挙げられる。
例えば、具体的には、以下のe)〜p)の構造が例示され
る。 e)陽極/電荷注入層/発光層/陰極 f)陽極/発光層/電荷注入層/陰極 g)陽極/電荷注入層/発光層/電荷注入層/陰極 h)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/陰極 i)陽極/正孔輸送層/発光層/電荷注入層/陰極 j)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/電荷注入
層/陰極 k)陽極/電荷注入層/発光層/電荷輸送層/陰極 l)陽極/発光層/電子輸送層/電荷注入層/陰極 m)陽極/電荷注入層/発光層/電子輸送層/電荷注入
層/陰極 n)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/電荷輸送
層/陰極 o)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電荷注入
層/陰極 p)陽極/電荷注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送
層/電荷注入層/陰極
高分子を含む層、陽極と正孔輸送層との間に設けられ、
陽極材料と正孔輸送層に含まれる正孔輸送材料との中間
の値のイオン化ポテンシャルを有する材料を含む層、陰
極と電子輸送層との間に設けられ、陰極材料と電子輸送
層に含まれる電子輸送材料との中間の値の電子親和力を
有する材料を含む層などが例示される。
場合、該導電性高分子の電気伝導度は、10-5S/cm
以上103以下であることが好ましく、発光画素間のリ
ーク電流を小さくするためには、10-5S/cm以上1
02以下がより好ましく、10-5S/cm以上101以下
がさらに好ましい。
-5S/cm以上103以下とするために、該導電性高分
子に適量のイオンをドープする。ドープするイオンの種
類は、正孔注入層であればアニオン、電子注入層であれ
ばカチオンである。アニオンの例としては、ポリスチレ
ンスルホン酸イオン、アルキルベンゼンスルホン酸イオ
ン、樟脳スルホン酸イオンなどが例示され、カチオンの
例としては、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリ
ウムイオン、テトラブチルアンモニウムイオンなどが例
示される。
〜100nmであり、2nm〜50nmが好ましい。
る層の材料との関係で適宜選択すればよく、ポリアニリ
ンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導
体、ポリフェニレンビニレンおよびその誘導体、ポリチ
エニレンビニレンおよびその誘導体などの導電性高分
子、金属フタロシアニン(銅フタロシアニンなど)、カ
ーボンなどが例示される。
易にする機能を有するものである。上記絶縁層の材料と
しては、金属フッ化物、金属酸化物、有機絶縁材料等が
挙げられる。膜厚2nm以下の絶縁層を設けた高分子L
EDとしては、陰極に隣接して膜厚2nm以下の絶縁層
を設けた高分子LED、陽極に隣接して膜厚2nm以下
の絶縁層を設けた高分子LEDが挙げられる。具体的に
は、例えば、以下のq)〜ab)の構造が例示される。 q)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/発光層/陰極 r)陽極/発光層/膜厚2nm以下の絶縁層/陰極 s)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/発光層/膜厚2n
m以下の絶縁層/陰極 t)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/正孔輸送層/発光
層/陰極 u)陽極/正孔輸送層/発光層/膜厚2nm以下の絶縁
層/陰極 v)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/正孔輸送層/発光
層/膜厚2nm以下の絶縁層/陰極 w)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/発光層/電子輸送
層/陰極 x)陽極/発光層/電子輸送層/膜厚2nm以下の絶縁
層/陰極 y)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/発光層/電子輸送
層/膜厚2nm以下の絶縁層/陰極 z)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/正孔輸送層/発光
層/電子輸送層/陰極 aa)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/膜厚2n
m以下の絶縁層/陰極 ab)陽極/膜厚2nm以下の絶縁層/正孔輸送層/発光
層/電子輸送層/膜厚2nm以下の絶縁層/陰極 これらの構造からなる本発明の高分子発光素子の形状、
大きさ、材質、製造方法等は、該高分子発光素子の用途
等に応じて適宜選択され、これらについては特に制限は
ない。
合物を混合する方法に特に制限はなく、溶液からの混合
や溶融しての混合が例示されるが、両者を溶解させる有
機溶媒に溶解させることで混合することが一般的であ
る。
クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、テトラ
ヒドロフラン、トルエン、キシレンなどが例示される。
高分子蛍光体の構造や分子量にもよるが、通常はこれら
の溶媒に0.1重量%以上溶解させることができる。
機溶媒可溶性の高分子蛍光体を用いて、溶液から成膜す
ると、この溶液を塗布後乾燥により溶媒を除去するだけ
でよく、また電荷輸送材料や発光材料を混合した場合に
おいても同様な手法が適用でき、製造上非常に有利であ
る。溶液からの成膜方法としては、スピンコート法、キ
ャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビア
コート法、バーコート法、ロールコート法、ワイアーバ
ーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、ス
クリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、
インクジェット印刷法等の塗布法を用いることができ
る。
材料を混合使用してもよい。該発光材料としては、公知
のものが使用できる。低分子化合物では、例えば、ナフ
タレン誘導体、アントラセンもしくはその誘導体、ペリ
レンもしくはその誘導体、ポリメチン系、キサンテン
系、クマリン系、シアニン系などの色素類、8−ヒドロ
キシキノリンもしくはその誘導体の金属錯体、芳香族ア
ミン、テトラフェニルシクロペンタジエンもしくはその
誘導体、またはテトラフェニルブタジエンもしくはその
誘導体などを用いることができる。具体的には、例えば
特開昭57−51781号、同59−194393号公
報に記載されているもの等、公知のものが使用可能であ
る。
する場合、使用される正孔輸送材料としては、ポリビニ
ルカルバゾールもしくはその誘導体、ポリシランもしく
はその誘導体、側鎖に芳香族アミンを有するポリシロキ
サン誘導体、ヒドラゾン誘導体、ピラゾリン誘導体、ア
リールアミン誘導体、スチルベン誘導体、トリフェニル
ジアミン誘導体、ポリアニリンもしくはその誘導体、ポ
リチオフェンもしくはその誘導体、ポリ(p−フェニレ
ンビニレン)もしくはその誘導体、またはポリ(2,5
−チエニレンビニレン)もしくはその誘導体が例示され
る。具体的には、該正孔輸送材料として、特開昭57−
101844号公報、同58−197043号公報、同
58−32372号公報、同58−15936号公報、
同59−15251号公報、同61−170747号公
報、特開平2―36270号公報、同2−210451
号公報、同2−151605号公報、同3―37992
号公報に記載されているもの等が例示される。
送材料として、ポリビニルカルバゾールもしくはその誘
導体、ポリシランもしくはその誘導体、側鎖もしくは主
鎖に芳香族アミン化合物基を有するポリシロキサン誘導
体、ポリアニリンもしくはその誘導体、ポリチオフェン
もしくはその誘導体、ポリ(p−フェニレンビニレン)
もしくはその誘導体、またはポリ(2,5−チエニレン
ビニレン)もしくはその誘導体等の高分子正孔輸送材料
が好ましく、さらに好ましくはポリビニルカルバゾール
もしくはその誘導体、ポリシランもしくはその誘導体、
側鎖もしくは主鎖に芳香族アミンを有するポリシロキサ
ン誘導体である。低分子の正孔輸送材料の場合には、高
分子バインダーに分散させて用いることが好ましい。
送層を有する場合、使用される電子輸送材料としては公
知のものが使用でき、オキサジアゾール誘導体、アント
ラキノジメタンもしくはその誘導体、ベンゾキノンもし
くはその誘導体、ナフトキノンもしくはその誘導体、ア
ントラキノンもしくはその誘導体、テトラシアノアンス
ラキノジメタンもしくはその誘導体、フルオレノンもし
くはその誘導体、ジフェニルジシアノエチレンもしくは
その誘導体、ジフェノキノン誘導体、または8−ヒドロ
キシキノリンもしくはその誘導体の金属錯体等が例示さ
れる。さらに、電子輸送性の基を主鎖や側鎖に有する高
分子化合物も例示される。
報、同63−175860号公報、特開平2−1353
59号公報、同2−135361号公報、同2−209
988号公報、同3−37992号公報、同3−152
184号公報に記載されているもの等が例示される。こ
れらのうち、オキサジアゾール誘導体、ベンゾキノンも
しくはその誘導体、アントラキノンもしくはその誘導
体、または8−ヒドロキシキノリンもしくはその誘導体
の金属錯体が好ましく、2−(4−ビフェニリル)−5
−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジ
アゾール、ベンゾキノン、アントラキノン、トリス(8
−キノリノール)アルミニウムがさらに好ましい。
分子の正孔輸送材料では、高分子バインダーとの混合溶
液からの成膜による方法が、低分子系電子輸送材料では
溶液からの成膜以外に、真空蒸着法が、例示される。ま
た、高分子電荷輸送材料では、溶液からの成膜による方
法が例示される。溶液からの成膜に用いる溶媒として
は、電荷輸送材料を溶解させるものであれば特に制限は
ない。該溶媒として、クロロホルム、塩化メチレン、ジ
クロロエタン等の塩素系溶媒、テトラヒドロフラン等の
エーテル系溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系
溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルセルソルブアセ
テート等のエステル系溶媒が例示される。
スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビア
コート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコ
ート法、ワイアーバーコート法、ディップコート法、ス
プレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、
オフセット印刷法、インクジェット印刷法等の塗布法を
用いることができる。混合する高分子バインダーとして
は、電荷輸送を極度に阻害しないものが好ましく、また
可視光に対する吸収が強くないものが好適に用いられ
る。該高分子バインダーとして、ポリ(N−ビニルカル
バゾール)、ポリアニリンもしくはその誘導体、ポリチ
オフェンもしくはその誘導体、ポリ(p−フェニレンビ
ニレン)もしくはその誘導体、ポリ(2,5−チエニレ
ンビニレン)もしくはその誘導体、ポリカーボネート、
ポリアクリレート、ポリメチルアクリレート、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リシロキサン等が例示される。
の材料としては、導電性の金属酸化物膜、半透明の金属
薄膜等が用いられる。具体的には、インジウム・スズ・
オキサイド(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ
(SnO2)等からなる導電性ガラスを用いて作成され
た膜(NESAなど)や、金、白金、銀、銅等が用いら
れ、ITO、ZnO、SnO2が好ましい。作製方法と
しては、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレー
ティング法、メッキ法等が挙げられる。また、該陽極と
して、ポリアニリンもしくはその誘導体、ポリチオフェ
ンもしくはその誘導体などの有機の透明導電膜を用いて
もよい。
は、仕事関数の小さい材料が好ましい。例えば、アルミ
ニウム、インジウム、マグネシウム、カルシウム、リチ
ウム、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−インジウ
ム合金、インジウム−銀合金、リチウム−アルミニウム
合金、リチウム−マグネシウム合金、リチウム−インジ
ウム合金、カルシウム−アルミニウム合金、グラファイ
ト、またはグラファイト層間化合物等が用いられる。陰
極の作製方法としては、真空蒸着法、スパッタリング
法、また金属薄膜を熱圧着するラミネート法等が用いら
れる。また陰極作製後、該高分子発光素子を保護する保
護層を装着していてもよい。
実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 <数平均分子量の測定>数平均分子量については、クロロ
ホルムを溶媒として、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(GPC)によりポリスチレン換算の数平均分
子量を求めた。
p−キシリレンジクロライドをN,N−ジメチルホルム
アミド溶媒中、トリフェニルホスフィンと反応させてホ
スホニウム塩(1)を合成した。得られたホスホニウム
塩47.75重量部、およびテレフタルアルデヒド5.
5重量部を、エチルアルコール/クロロホルム混合溶媒
に溶解させた。5.4重量部のリチウムエトキシドを含
むエチルアルコール溶液をホスホニウム塩とジアルデヒ
ドのエチルアルコール/クロロホルム混合溶液に滴下
し、重合した。引き続き、この反応溶液に1−ピレンカ
ルバルデヒドのクロロホルム溶液を加えた後、さらにリ
チウムエトキシドを含むエチルアルコール溶液を反応溶
液に滴下し、室温で3時間撹拌しながら重合させた。一
晩室温で放置した後、沈殿を濾別し、エチルアルコール
で洗浄後、クロロホルムに溶解、これにエタノールを加
え再沈生成した。これを減圧乾燥して、重合体8.0重
量部を得た。これを高分子蛍光体1という。モノマーの
仕込み比から計算される高分子蛍光体1の繰り返し単位
とそのモル比を下記に示す。分子末端にはピレニル基を
有することを1H−NMRより確認した。
0:50であり、二つの繰り返し単位は、交互に結合し
ている。) 該高分子蛍光体1のポリスチレン換算の数平均分子量
は、4.0×103であった。該高分子蛍光体1の赤外
吸収スペクトル、NMRは、4−フェニレンビニレンお
よび2,5−ジオクチルオキシ−1,4−フェニレンビ
ニレンの交互共重合体に相当するスペクトルが得られ
た。
p−キシリレンジクロライドをN,N−ジメチルホルム
アミド溶媒中、トリフェニルホスフィンと反応させてホ
スホニウム塩を合成した。得られたホスホニウム塩4.
78重量部と、同じようにして得た、2−メトキシ−5
−オクチルオキシ−p−キシリレンジクロライドのホス
ホニウム塩4.28重量部とテレフタルアルデヒド1.
01重量部と1−ピレンカルボキシアルデヒド1.15
重量部とを、エチルアルコール80重量部/クロロホル
ム100重量部混合溶媒に溶解させた。12%リチウム
メトキシドメタノール溶液10重量部とエタノール40
重量部とを混合した溶液を、ホスホニウム塩とアルデヒ
ドのエチルアルコール/クロロホルム混合溶液に滴下し
た後、引き続き室温で4時間反応した。一夜室温で放置
した後、沈殿を回収し、エチルアルコールで洗浄後、こ
の沈殿をトルエンに溶解し、これにエタノールを加え再
沈精製した。2回再沈精製した後、これを減圧乾燥し
て、高分子蛍光体2.0重量部を得た。これを高分子蛍
光体2という。モノマーの仕込み比から計算される高分
子蛍光体2の繰り返し単位とそのモル比を下記に示す。
分子末端にはピレニル基を有することを1H−NMRよ
り確認した。
は、2.5×103であった。該高分子蛍光体2の赤外
吸収スペクトル、NMRは、上記化5で示される繰り返
し構造単位を有する共重合体に相当するスペクトルが得
られた。
p−キシリレンジクロライドをN,N−ジメチルホルム
アミド溶媒中、トリフェニルホスフィンと反応させてホ
スホニウム塩を合成した。得られたホスホニウム塩4.
78重量部と、同じようにして得た、2−メトキシ−5
−オクチルオキシ−p−キシリレンジクロライドのホス
ホニウム塩4.28重量部とテレフタルアルデヒド0.
51重量部、イソフラルアルデヒド0.51重量部と1
−ピレンカルボキシアルデヒド1.15重量部とを、エ
チルアルコール80重量部/クロロホルム100重量部
混合溶媒に溶解させた。12%リチウムメトキシドメタ
ノール溶液10重量部とエタノール40重量部とを混合
した溶液を、ホスホニウム塩とアルデヒドのエチルアル
コール/クロロホルム混合溶液に滴下した後、引き続き
室温で4時間反応した。一夜室温で放置した後、沈殿を
回収し、エチルアルコールで洗浄後、この沈殿をトルエ
ンに溶解し、これにエタノールを加え再沈精製した。2
回再沈精製した後、これを減圧乾燥して、高分子蛍光体
2.0重量部を得た。これを高分子蛍光体3という。モ
ノマーの仕込み比から計算される高分子蛍光体3の繰り
返し単位とそのモル比を下記に示す。分子末端にはピレ
ニル基を有することを1H−NMRより確認した。
2×103であった。該高分子蛍光体3の赤外吸収スペ
クトル、NMRは、上記化6で示される繰り返し構造単
位を有する共重合体に相当するスペクトルが得られた。
ル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミンの合
成>フラスコにN−フェニル−1−ナフチルアミン12
6g、4,4’−ジードベンゼン39g、銅粉末37
g、水酸化カリウム65gおよびデカリン300mlを
仕込み、200℃で約17時間加熱攪拌した。反応終了
後、反応液を冷却する前にろ過し、ろ液を放冷した。ろ
液から析出した固体をろ別し、得られた固体を水/エタ
ノール混合溶液、水およびエタノールで洗浄し、白色固
体44gを得た。NMRおよびマススペクトル(FD−
MS、日本電子社製、質量分析計JMS−SX102
形)より得られた固体がN,N’−ジフェニル−N,
N’−ジ(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル−
4,4’−ジアミンであることを確認した。 FD−MS:m/Z = 5881 H―NMR:6.93〜7.51[m]、7.75〜
7.92[m]
フェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミ
ン(アルドリッチ社製)80重量%と高分子蛍光体1の
20重量%を含む2重量%のトルエン溶液をスパッタリ
ングにより200nmの厚みでITO膜を付けたガラス
基板にスピンコートした。均一な膜が得られた。次に、
これを減圧下40℃で1時間乾燥した後、電子輸送層と
して、トリス(8−キノリノール)アルミニウム(以
下、Alq3と記すことがある。)を0.1〜0.2nm
/sの速度で50nm蒸着した。最後に、その上に陰極
として、アルミニウムリチウム合金(Al:Li=約2
00:1重量比)を50nm蒸着して高分子発光素子を
作製した。蒸着のときの真空度はすべて1×10-5To
rr以下であった。
度で、窒素雰囲気下で駆動し、発光スペクトルを測定し
たところ、ピーク波長536nmであり、高分子蛍光体
1の蛍光スペクトルにほぼ一致した。さらに25mA/
cm2で定電流駆動を連続的に行なった。5時間エージ
ング後の輝度は591cd/m2であり、その輝度から
の半減寿命は約190時間であった。また、5時間エー
ジングした後における駆動中の駆動電圧の上昇率は0.
012V/hrであった。
ジ(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル−4,4’
−ジアミンを90.2重量%、高分子蛍光体2を9.8
重量%の割合でトルエンに1.3重量%となるように添
加して溶解させた。説け残った固形分を濾過し、スパッ
タリングにより200nmの厚みでITO膜を付けたガ
ラス基板にスピンコートした。均一な膜が得られた。次
に、実施例1と同様に高分子発光素子を作成した。この
素子を2.5mA/cm2で定電流密度で、窒素雰囲気
下で駆動し、発光スペクトルを測定したところ、ピーク
波長538nmであり、高分子蛍光体2の蛍光スペクト
ルにほぼ一致した。さらに25mA/cm2で定電流駆
動を連続的に行なった。5時間エージング後の輝度は6
57cd/m2であり、500時間後の輝度は413c
d/m2であった。駆動後の発光スペクトルを測定した
とこり、ピーク波長536nmであり、発光強度以外は
ほぼ駆動開始前のスペクトルに一致した。また、5時間
エージングした後から500時間後までの駆動中の駆動
電圧の上昇率は3.2x10-3V/hrであった。
には実施例1と同様に高分子発光素子を作成した。この
素子を2.5mA/cm2で定電流密度で、窒素雰囲気
下で駆動し、発光スペクトルを測定したところ、ピーク
波長536nmであり、高分子蛍光体3の蛍光スペクト
ルにほぼ一致した。さらに25mA/cm2で定電流駆
動を連続的に行なった。5時間エージング後の輝度は9
59cd/m2であり、その輝度からの半減寿命は約2
65時間であった。また、5時間エージングした後にお
ける駆動中の駆動電圧の上昇率は9.0x10-3V/h
rであった。
1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン29重量%と高
分子蛍光体2の71重量%を含むを1.5重量%の濃度
になるようにトルエンに溶解させた。この溶液を濾過し
て、スパッタリングにより200nmの厚みでITO膜
を付けたガラス基板にスピンコートした。次に、実施例
1と同様に高分子発光素子を作成した。この素子を25
mA/cm2で定電流駆動を連続的に行なった。5時間
エージング後の輝度は682cd/m2であり、その輝
度からの半減寿命は約85時間であった。また、5時間
エージングした後と85時間後の間における駆動中の駆
動電圧の上昇率は0.018V/hrであった。
で、高効率でしかも耐熱性、寿命に優れるので、バック
ライトとしての面状光源,フラットパネルディスプレイ
等の装置として好ましく使用できる。
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも一方が透明または半透明である
一対の陽極および陰極からなる電極間に、電荷輸送性の
単量体、該単量体が直接または共役系もしくは非共役系
の結合基を介して2個結合した化合物、および該単量体
が直接または共役系もしくは非共役系の結合基を介して
3個結合した化合物からなる群から選ばれる少なくとも
一種類の電荷輸送性化合物、ならびに高分子蛍光体を含
む有機層を少なくとも1層有し、該高分子蛍光体が固体
状態で蛍光を示す共役系高分子であり、ポリスチレン換
算の数平均分子量が103〜107であり、かつ該電荷輸
送性化合物の該共役系高分子に対する重量比が99:1
〜50:50であることを特徴とする高分子発光素子。 - 【請求項2】高分子蛍光体が、下記式(1)で示される
繰り返し単位を1種類以上含み、かつそれらの繰り返し
単位の合計が全繰り返し単位の50モル%以上である共
役系高分子であることを特徴とする請求項1記載の高分
子発光素子。 【化1】 −Ar1−CR1=CR2− ・・・・・(1) 〔ここで、Ar1は、共役結合に関与する炭素原子数が
4個以上20個以下からなるアリーレン基または複素環
化合物基である。R1、R2は、それぞれ独立に水素、炭
素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール
基、炭素数4〜20の複素環化合物基およびシアノ基か
らなる群から選ばれる基を示す。〕 - 【請求項3】電荷輸送性化合物が、電荷輸送性の単量体
であることを特徴とする請求項1または2記載の高分子
発光素子。 - 【請求項4】正孔輸送性の単量体が、ヒドラゾン誘導
体、ピラゾリン誘導体、アリールアミン誘導体、スチル
ベン誘導体またはトリフェニルジアミン誘導体であるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高分子
発光素子。 - 【請求項5】電子輸送性の単量体が、オキサジアゾール
誘導体、アントラキノジメタンもしくはその誘導体、ベ
ンゾキノンもしくはその誘導体、ナフトキノンもしくは
その誘導体、アントラキノンもしくはその誘導体、テト
ラシアノアンスラキノジメタンもしくはその誘導体、フ
ルオレノンもしくはその誘導体、ジフェニルジシアノエ
チレンもしくはその誘導体、ジフェノキノンもしくはそ
の誘導体、または8−ヒドロキシキノリンもしくはその
誘導体の金属錯体であることを特徴とする請求項1〜4
のいずれかに記載の高分子発光素子。
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1999
- 1999-04-27 JP JP11961699A patent/JP4045691B2/ja not_active Expired - Fee Related
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