JP2000310083A - 回転式移動壁 - Google Patents
回転式移動壁Info
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Abstract
列して空間を仕切る場合、単に間仕切り壁としてだけで
なく、回転してその向きを変え、出入り口を作ることが
出来る回転式移動壁の提供。 【解決手段】 移動壁は框パネル1と回転パネル2から
なり、回転パネル2は主軸4,5を中心として回転し、
所定の位置で固定する為に床に圧接する下圧接部材17
を備え、回転パネル上端には框パネル1に形成した嵌合
穴に嵌る固定軸6,6を昇降動可能に設けている。
Description
に吊設されて移動する移動壁であって、回転機能を備え
た移動壁に関するものである。
吊設されて所定の場所へ移動することが出来、複数枚の
移動壁を配列することで大きな空間が仕切られる。移動
壁の上端には吊車が取着されて天井レールに沿って移動
することが出来、そして所定の位置で動かないように固
定する為の圧接装置が備わっている。このような移動壁
は色々あって、大きなものでは重さ数トンにも達する。
た空間に出入りする為に、該移動壁の一部にドアを備え
ている場合がある。ドアは間口側端に設けている蝶番や
ヒンジなどを介して開閉することが出来るが、従来形式
のドアでは多数の人が一時に出入りするには適さない。
例えば、移動壁で仕切られた大きなホールでイベントを
行う場合に、該移動壁に備えられているドアでは人の出
入りに時間がかかって不便な場合が多い。勿論、移動壁
であるから人の出入りの際には各移動壁を他の場所に移
動して大きな出入り口空間を作ることも出来るが、それ
では余りにも不便である。
動壁に備わっているドアでは多くの人が出入りするには
時間がかかり非常に不便である。本発明が解決しようと
する課題はこの問題点であり、空間を仕切ると同時に、
移動壁自体を回転して出入り口とすることが出来る回転
式移動壁を提供する。
端に吊車を備え、天井レールに吊設されて移動すること
が出来る。この点は従来の移動壁と同じであるが、本発
明の移動壁は中心に設けている主軸を介して回転するこ
とが出来る。そして、移動壁は回転パネルと框パネルか
らなり、框パネルの上端に吊車が取着され、回転パネル
は框パネルの下方に主軸(上主軸)を介して回動可能に連
結されている。
パネルに吊設され、同時に上主軸を中心として回転する
ことが出来るようになっているが、回転パネルの回動を
防止する為に回転パネルの上端両サイドには固定軸を備
えて上方へ突出する構造となっている。框パネル側には
嵌合穴が形成されていて、突出した固定軸が嵌合穴に嵌
ることで回転パネルは回動することなく框パネルと共に
移動できる。
を設けていて、この下主軸は降下して床面に設けている
嵌合穴に嵌ることが出来る。ここで下主軸の降下手段お
よび固定軸の突出手段は限定しないことにする。ところ
で、本発明の回転式移動壁は所定の位置にて固定されな
くてはならず、その為に框パネル上端には圧接部材が取
り付けられて天井に圧接され、又下主軸が床面の嵌合穴
に嵌る。
共に、下主軸が床面の嵌合穴に嵌ることで移動壁は定位
置に定まるが、回転パネルの回動を防止する為に回転パ
ネル下端にも床面に圧接する圧接部材を取付けしてい
る。勿論、上記固定軸が框パネルに嵌っているならば回
転パネルの単独回動はないが、回転パネルは回動して適
度な角度にて固定され出入り口を作らなくてはならず、
その為に框パネルから外れた位置で固定される圧接部材
が必要となる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
施例であり、同図の1は框パネル、2は回転パネルを表わ
し、框パネル上端には吊車3,3が取着され、天井レー
ル(図示なし)に吊設されて移動出来る。回転パネル2は
框パネル1に上主軸4を介して吊設され、しかも上主軸
4を中心として回転することも出来る。又、上主軸4と
同軸を成して下主軸5が回転パネル中心の下端に設けら
れ、該下主軸5は降下して床面に設けている嵌合穴に嵌
ることが出来る。
定軸6,6が設けられ、この固定軸6,6は上方へ突出
することが出来、框パネル1の下端に形成している嵌合
穴に嵌り得る。また同図には表わしていないが、框パネ
ル1の上端には上圧接部材が、回転パネル下端には下圧
接部材がそれぞれ備わっていて、上圧接部材は天井に、
下圧接部材は床面に圧接して移動壁が動かないように固
定する。
に沿って移動するが、この場合には回転パネル2の上端
に設けている固定軸6,6を突出して框パネル1の嵌合
穴に嵌め、移動に際して回転パネル2が回動しないよう
にしている。勿論、回転パネル下端の下主軸5は上昇し
ている。そして所定の位置に移動したところで下主軸5
を降下して床面に設けている嵌合穴に嵌め、上圧接部材
を天井に、下圧接部材は床面に圧接して固定される。
解除し、固定軸6,6を降下するならば回転パネル2は
図1のように上主軸4及び下主軸5を中心として回動する
ことが出来る。そして適当な角度にて再び下圧接部材を
降下して床面に圧接するならば、回転パネル2はその位
置で固定され、人の出入りを可能とする出入り口とな
る。すなわち、回転パネル2を框パネル1と同一面で固
定することで間仕切り壁として、一方、框パネル1に対
してほぼ垂直状態で固定するならば出入り口と成る。ま
た回転パネル2を適度な角度に回転することで音響室の
音響効果を高めることも可能である。
…を配列して空間を仕切った場合である。そして各回転
式移動壁A1、A2、A3…の回転パネル2,2…は同図
点線で示しているように框パネル1,1…に対して垂直
を成していて、各回転式移動壁A1、A2、A3…の全て
が出入り口として開放される。すなわち、全ての回転式
移動壁A1、A2、A3…がない状態とほぼ同じ空間が出
来上がり、同時に多くの人の出入りを可能とする。
造を表わしている具体例である。框パネル1と回転パネ
ル2は上主軸4を介して連結され、そして回転パネル2の
上端から突出する2本の固定軸6,6が框パネル1の下端
に形成している嵌合穴に嵌っている。したがって回転パ
ネル2は框パネル1に吊設され、回動することなく框パネ
ル1と共に移動することが出来る。
ャッキ7から上方へ上連結棒を、又下方へ下連結棒9を
延ばし、該ジャッキ7を作動することで上連結棒8が降下
すると同時に下連結棒9も降下する。その結果、上連結
棒8の上端に連結している受け10並びに受け10の両
サイドから上方へ突出している固定軸6,6は降下する
ことが出来、また下連結棒9の下端に連結している下主
軸5が降下する。
る嵌合穴に嵌り、その結果、回転パネル2は上主軸4及び
下主軸5を中心として回動することが出来る。框パネル1
の上端には上圧接部材(図示なし)が取り付けられている
が、回転式移動壁が移動して隣り合う回転式移動壁の側
端と突き合わされると同時に、側端から突出している水
平シャフト11の先端が押圧されて後退し、その結果、
垂直シャフト12を上方へ突出させる。
2とは三角形の方向変換部材13,13を介して連結さ
れ、水平シャフト11が水平移動するならば、方向変換
部材13,13が固定ピン14,14を中心として回転
し、その結果、垂直シャフト12,12は上下動する。
垂直シャフト12,12の上端には上圧接部材が取着さ
れている為に、水平シャフト11の後退動にて上圧接部
材は上昇して天井に圧接される。
1にはコイルバネが取り付けられていて、回転式移動壁
を移動することで隣りの回転式移動壁と離れる際には、
自動的に水平シャフト11は突出(前進)して上圧接部材
は降下する。一方の回転パネル下端にも下圧接部材(図
示なし)を設けているが、この下圧接部材はジャッキ1
5,15を操作して昇降動することが出来る構造に成っ
ている。
6,6を昇降動することが出来る上記ジャッキ7の左右
に設けられ、両ジャッキ15,15を適当に操作するこ
とで下圧接部材を降下して回転パネル2が動かないよう
に(回動しないように)床面に固定する。この実施例では
下主軸5と固定軸6を連動した構造としているが、それぞ
れを切り離した構造とすることは可能である。
しているが、框パネル1には上圧接部材16が、そして回
転パネル下端には別の下圧接部材17が取り付けられ、床
面には嵌合穴18を形成して嵌合部材19が設けられてい
る。また図5は回転パネル2の横断面図を示しているが、
各回転パネル2,2…は回転出来るように側端に取着し
ているエッジ24,24間には隙間20が設けられ、両
面にはベニア材21,21が貼り合わされ、このベニア
材21の表面にはパネル22またはアルミ板材23が貼
着されている。勿論、回転パネル2及び框パネル1の構造
は特に限定しないことにする。
は框パネルと回転パネルを上主軸を介して連結し、回転
パネルの下端には床面に設けている嵌合穴に嵌る下主軸
を有すと共に、回転パネル上端には框パネルの嵌合穴に
嵌る固定軸を備え、そして框パネル上端及び回転パネル
下端には圧接部材を備えたものであり、次のような効果
を得ることが出来る。
パネルなら成り、所定の位置に固定した状態で回転パネ
ルは主軸を中心として回動することが出来る。そして回
転パネル下端に供える圧接部材を床面に圧接することで
固定することが出来る為に、同じ移動壁が空間を仕切る
だけでなく、出入り口としても機能する。そして、この
回転式移動壁を配列して間仕切りを構成する場合には、
全ての回転式移動壁の回転パネルを回転して仕切り面に
対してほぼ垂直に位置させて固定するならば、多くの人
が一時に出入りすることが出来る。さらに、回転パネル
を適当な角度に回転して位置させることで、音の反射を
巧みに利用した音響室を構成出来る。
Claims (3)
- 【請求項1】 天井に設けた天井レールに吊設されて移
動する移動壁において、該移動壁は上端に吊車を取着し
た框パネルと該框パネルに上主軸を介して回動可能に連
結されている回転パネルからなり、回転パネルの下端に
は上主軸と同軸を成した下主軸を昇降動可能に取付け
し、また回転パネルの下端には圧接部材を備え、該圧接
部材を床面に圧接することで回転パネルを適度な角度に
回転した位置に固定可能とし、さらに回転パネルの上端
には框パネルに形成した嵌合穴に嵌る固定軸を昇降動可
能に設けたことを特徴とする回転式移動壁。 - 【請求項2】 上記框パネルの上端に圧接部材を取付け
し、パネル側端から突出する水平シャフトが押圧されて
後退することで、水平移動を垂直上下動に変換する方向
変換部材を介して上記圧接部材が上昇し、天井に圧接す
るようにした請求項1記載の回転式移動壁。 - 【請求項3】 天井に設けた天井レールに吊設されて移
動する移動壁において、該移動壁は上端に吊車を取着し
た框パネルと該框パネルに上主軸を介して回動可能に連
結されている回転パネルからなり、回転パネルの下端に
は上主軸と同軸を成した下主軸を昇降動可能に取付け
し、また回転パネルの下端には圧接部材を備え、該圧接
部材を床面に圧接することで回転パネルを適度な角度に
回転した位置に固定可能とし、さらに回転パネルの上端
には框パネルに形成した嵌合穴に嵌る固定軸を昇降動可
能に設けたものであり、回転パネルにはジャッキを有し
て上方ヘは上連結棒を下方には下連結棒を延ばし、そし
て上連結棒側には上記固定軸を有し、下連結棒側には下
主軸を備え、上記ジャッキを操作することで下主軸と固
定軸を同じ方向に昇降動することを特徴とする回転式移
動壁。
Priority Applications (2)
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- 1999-04-27 JP JP11997899A patent/JP3682616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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2000
- 2000-02-23 TW TW89103171A patent/TW428061B/zh not_active IP Right Cessation
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TW428061B (en) | 2001-04-01 |
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