JP2000309767A - 新規な粘接着剤組成物 - Google Patents

新規な粘接着剤組成物

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JP2000309767A
JP2000309767A JP11119960A JP11996099A JP2000309767A JP 2000309767 A JP2000309767 A JP 2000309767A JP 11119960 A JP11119960 A JP 11119960A JP 11996099 A JP11996099 A JP 11996099A JP 2000309767 A JP2000309767 A JP 2000309767A
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圭一 戸田
Yukinori Nakamichi
幸則 仲道
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低温での加工が容易で、保持力、タック性能
等の粘接着性能に優れた粘接着剤組成物 【解決手段】 (A)少なくとも2個のモノアルケニル
芳香族化合物重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジ
エン重合体ブロックよりなるブロック共量合体(a)5
〜50重量%、及び少なくとも1個のモノアルケニル芳
香族化合物を重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジ
エン重合体ブロックよりなるブロック共重合体(b)5
0〜95重量%からなるブロック共重合体組成物であっ
て、(a),(b)のピーク分子量が標準ポリスチレン
換算で6万〜12万、1万〜6万、更に全モノアルケニ
ル芳香族化合物の含量が21〜40重量%、及び15%
トルエン溶液粘度が10〜40cpsであるブロック共
重合体組成物100重量部、及び(B)粘着付与性樹脂
20〜400重量部からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の構造を有す
るブロック共重合体組成物をベースとした、保持力、タ
ックと溶融粘度の高度なバランスに優れ、さらに低粘度
の粘接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホットメルト型の粘接着剤が、環
境汚染、労働環境の観点から広く使用されている。ホッ
トメルト型粘接着剤のベースポリマーとしては、モノア
ルケニル芳香族化合物−共役ジエン系ブロック共重合体
(SBS、SIS等)が広く使用されている。しかしな
がら、例えばSBSは保持力、及びタック性能と溶融粘
度とのバランスが不十分であり、これらの性能の改良が
望まれてきた。その改良方法として特開昭64−818
77号公報、特開昭61−278578号公報や「接
着」(第32卷1号、27頁、 '88)にはトリブロッ
ク共重合体とジブロック共重合体よりなる粘接着剤組成
物が開示されている。更に、特開昭61−261310
号公報及び特開昭63−248817号公報には特定の
2官能性カップリング剤(脂肪族系モノエステル、特定
のジハロゲン化合物)でカップリングさせて得られるブ
ロック共重合体よりなる粘接着剤組成物が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近ホ
ットメルト粘接着剤に対する要求性能はさらに高度化し
ており、例えばSBSを使用する紙おむつ、ナプキン等
の衛生材料関係に使用される粘接着剤においては衛生性
や加工性の観点から非常にクリアー(無色透明)で、な
おかつより粘度の低い粘接着剤が要求されている。しか
しながら、SBSは、共役ジエン重合体ブロック中にビ
ニル結合を有しているために一般に熱安定性が悪く、高
温での加工時に変色したりゲル化、熱分解等による性能
劣化が起こりやすい。一方、低温で加工すると、変色や
性能劣化は抑制できるが、粘接着剤組成物の溶融粘度が
高くなって、加工が困難となる。また、SBSの添加量
を低くすれば低温での加工は容易となりクリアで低い粘
度の粘接着剤が得られるものの、所望の接着性能を維持
することは実質上不可能である。
【0004】また、SBSの分子量を低下させると、低
温での加工は容易となり、変色や性能劣化の抑制が可能
で、粘度の低い粘接着剤が得られるが、やはり満足する
粘着性能は得られないという問題点があった。このよう
な技術的背景を踏まえ、本発明の目的は、低温での加工
が容易で、保持力、タック性能等の粘接着性能に優れ、
さらに溶融粘度が低く無色で透明性に優れたクリアな粘
接着剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の好
ましい粘接着剤組成物を開発するために鋭意検討を重ね
た結果、ある種の特定の構造を有するモノアルケニル芳
香族化合物−共役ジエン系ブロック共重合体組成物と特
定の添加剤とを含有してなる粘接着剤組成物がその目的
に適合することを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成させるに至った。
【0006】すなわち、本発明は;(A)少なくとも2
個のモノアルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブ
ロックと少なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合
体ブロックよりなるブロック共量合体(a)及び、少な
くとも1個のモノアルケニル芳香族化合物を主体とする
重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエンを主体と
する重合体ブロックよりなるブロック共重合体(b)か
らなるブロック共重合体組成物であって、(a)の割合
が5〜50重量%、(b)の割合が50〜95重量%で
あり、(a)のピーク分子量が標準ポリスチレン換算で
6万〜12万、(b)のピ−ク分子量が標準ポリスチレ
ン換算で1万〜6万であり、更に全モノアルケニル芳香
族化合物の含量が21〜40重量%、及び15%トルエ
ン溶液粘度が10〜40cpsであるブロック共重合体
組成物、及び(B)粘着付与性樹脂からなり、(A)1
00重量部に対して(B)20〜400重量部を含有し
てなることを特徴とする粘接着剤組成物、である。
【0007】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
を構成する(A)成分は、少なくとも2個のモノアルケ
ニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なく
とも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロックより
なるブロック共量合体(a)と、少なくとも1個のモノ
アルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと
少なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロッ
クよりなるブロック共重合体(b)とからなるブロック
共重合体組成物である。
【0008】モノアルケニル芳香族化合物を主体とする
重合体ブロックとは、モノアルケニル芳香族化合物を5
0〜100重量%含有するモノアルケニル芳香族化合物
単独又は共役ジエンとの共重合体ブロックである。ま
た、共役ジエンを主体とする重合体ブロックとは、共役
ジエンを50〜100重量%含有する共役ジエン化合物
単独又はモノアルケニル芳香族化合物との共重合体ブロ
ックである。共役ジエンを主体とする共重合体ブロック
中のモノアルケニル芳香族化合物は均一に分布していて
も、また不均一(例えばテーパー状)に分布していても
よい。また、ブロック共重合体(a),(b)は同時に
或いは別々に共役ジエン若しくはモノアルケニル芳香族
化合物が水素添加されたものでも良く、更にこれらのブ
ロック共重合体を無水マレイン酸などの変性剤で変性し
た線状ブロック共重合体でもかまわない。
【0009】(a)、(b)で使用されるモノアルケニ
ル芳香族化合物としては、例えば、スチレン、p−メチ
ルスチレン、第三級ブチルスチレン、α−メチルスチレ
ン、1,1−ジフェニルエチレンなどの単量体が挙げら
れ、中でもスチレンが好ましい。これらの単量体は、単
独でも2種以上の併用でもよい。一方、(a)、(b)
で使用される共役ジエンとしては、例えば、1,3−ブ
タジエン、イソプレン、2、3−ジメチル−1、3−ブ
タジエン、ピペリレン、3−ブチル−1、3−オクタジ
エン、フェニル−1、3−ブタジエンなどの単量体が挙
げられ、中でも1,3−ブタジエン及びイソプレンが好
ましい。これらの単量体は、単独でも2種以上の併用で
もよい。
【0010】ブロック共重合体(a)とブロック共重合
体(b)の量比はブロック共重合体(a)が5〜50重
量%、ブロック共重合体(b)が50〜95重量%の割
合で存在することが必須である。ブロック共重合体
(a)がこれよりも多い場合、溶解性が悪くなり、また
粘接着剤組成物の溶融粘度も高くなる。また、これより
も少ない場合、タック、粘着力、保持力の高度なバラン
スが発現されない。好ましいブロック共重合体(b)の
範囲は52〜88重量%であり、更に好ましくは55〜
85重量%である。
【0011】ブロック共重合体(a)の分子量はゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)による測
定において、標準ポリスチレン換算で6万から12万で
あることが必須である。これよりも大きい場合、粘接着
剤組成物の溶融粘度が高すぎて、溶解する際のエネルギ
ーロス、攪拌機の能力等の点から好ましくない。また、
これよりも小さい場合は、タック、粘着力、保持力等の
諸粘着性能が劣り、好ましくない。好ましい分子量の範
囲は7万〜11.5万であり、更に好ましくは8万〜1
1万である。ブロック共重合体(b)の分子量はGPC
による測定において、標準ポリスチレン換算で1万から
6万であることが必須である。これよりも大きくても小
さくても、タック、粘着力、保持力、溶融粘度の高度な
バランスが発現されない。好ましい分子量の範囲は2万
〜5.8万であり、更に好ましくは4万〜5.5万であ
る。
【0012】(a)及び(b)のモノアルケニル芳香族
化合物の含有量は各々21重量%以上、40重量%以下
である。モノアルケニル芳香族化合物の含有量が21%
未満の場合、モノアルケニル芳香族化合物の凝集力が低
下し、充分な保持力が発現されず、また50%を越える
場合は、タック、粘着力が劣り好ましくない。好ましい
範囲はモノアルケニル芳香族化合物が25〜39重量
%、さらに好ましくは30〜38重量%である。
【0013】本発明のブロック共重合体組成物の15%
スチレン溶液粘度は、25℃で測定して10〜40cp
sである。10cps未満の場合はタック、粘着力、保
持力の高度なバランスが発現されない。また、40cp
sを越える場合は、比較的低温で加工する場合に粘接着
剤組成物の溶融粘度が高くなりすぎて、非常に製造しに
くいものになる。好ましい範囲は、12〜38cps、
さらに好ましくは15〜35cpsである。
【0014】本発明を構成するブロック共重合体
(a)、および(b)からなるブロック共重合体組成物
(A)は、例えば不活性炭化水素溶媒中で、有機リチウ
ム化合物を重合開始剤としてスチレンを重合させ、次い
で、ブタジエンを重合させ、さらに場合によりこれらの
操作を繰り返すことにより得られた(a)、(b)の2
種類のブロック共重合体を混合することにより得られ
る。混合方法は、重合反応終了後、水、アルコール、酸
などを添加して活性種を失活させた各成分の重合溶液を
所定の組成でブレンドした後、例えばスチームストリッ
ピングなどを行って重合溶媒を分離した後、乾燥するこ
とにより得られる。また、個別に重合溶媒を分離、乾燥
して得られたポリマーをロール等でブレンドして得るこ
ともできる。
【0015】本発明を構成するブロック共重合体
(a)、および(b)からなるブロック共重合体組成物
(A)は、また別の手法によっても得ることができる。
即ち、上記と同様な手法で、ブロック共重合体(b)を
重合した後、重合系内に適当な多官能カップリング剤を
有機リチウム化合物に対して、所定量添加することによ
り得られる共重合体生成物を(a)とし、同一反応系内
で所期の組成物を得る。この手法を用いると、モノアル
ケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロック部分の
分子量及び分子量分布が(a)と(b)でまったく同じ
になるため、ブロック共重合体組成物の凝集力が向上
し、非常に優れた粘着性能を示す。また、重合操作も簡
単で、この方法が望ましい。
【0016】カップリング剤としては、例えば、2官能
性のエポキシ化合物、ジメチルジメトキシシラン、ジメ
チルジエトキシシラン、トリメトキシメチルシラン、テ
トラメトキシシラン、テトラエトキシシランのようなア
ルコキシケイ素化合物、ジクロルジメチルシラン、フェ
ニルメチルジクロロシラン、トリメトキシメチルシラ
ン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシランのよ
うなハロゲン化ケイ素化合物、ジクロルジメチルスズ、
テトラクロロスズのようなスズ化合物、安息香酸メチル
のようなエステル化合物、ジビニルベンゼンなどのよう
なビニルアレン類などが挙げられる。これらのなかでも
2官能性カップリング剤が粘接着性能の点から好適に用
いられる。また。粘接着剤組成物の加熱時着色の点から
は、好ましくはハロゲンを含有しない非ハロゲン系のカ
ップリング剤が好適に使用される。具体的には、2官能
性のエポキシ化合物やジメチルジメトキシシランのよう
なアルコキシケイ素化合物である。
【0017】本発明を構成する成分(B)としては、特
に限定はなくロジン系テルペン系樹脂、水添ロジン系テ
ルペン系樹脂、クマロン系樹脂、フェノール系樹脂、テ
ルペン−フェノール系樹脂、芳香族炭化水素樹脂、脂肪
族炭化水素樹脂などの公知の粘着付与性樹脂が挙げら
れ、これらの粘着付与性樹脂は単独で若しくは2種類以
上混合して使用される。この使用量としては、ブロック
共重合体組成物(A)100重量部に対して20〜40
0重量部の範囲で使用され、好ましくは50〜350重
量部の範囲で使用される。その使用量が20重量部未満
では、粘接着剤組成物のタック感を付与しにくく、また
400重量部を超えると粘接着剤組成物の保持力の低下
を起こし、いずれの場合も粘接着剤特性を損ねる。
【0018】本発明の粘接着剤組成物は、軟化剤とし
て、公知のナフテン系、パラフィン系のプロセスオイル
及びこれらの混合オイルを使用することが出来る。軟化
剤を添加することにより、粘接着剤組成物の粘度が低下
するので加工性が向上するとともに、タッキネスが向上
する。アロマ系オイルは、粘接着剤組成物の色調、及び
熱安定性を損ね好ましくない。その使用量は、ブロック
共重合体組成物(A)100重量部に対して10〜20
0重量部の範囲で使用する。10重量%以下ではその効
果が発揮されず、200重量部を超えると粘接着剤組成
物の保持力を著しく損ねる。好ましくは20〜150重
量部、さらに好ましくは30〜100重量部である。
【0019】本発明の粘接着剤組成物は酸化防止剤を添
加することにより、加熱時の変色が抑制されるので特に
に好ましい。酸化防止剤としては、例えば、2,6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフェノール、n−オクタデシ
ル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブ
チルフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレンビ
ス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,
2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、2,4−ビス〔(オクチルチオ)メチル〕−
0−クレゾール、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチ
ル−2−ヒドロキシ−5−メチルべンジル)−4−メチ
ルフェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6
−〔1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフ
ェニル)エチル〕フェニルアクリレート、2−[1−
(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ぺンチルフ
ェニル)]アクリレートなどのヒンダードフェノール系
酸化防止剤;ジラウリルチオジプロビオネート、ラウリ
ルステアリルチオジプロピオネートペンタエリスリトー
ルーテトラキス(β−ラウリルチオプロピオネート)な
どのイオウ系酸化防止剤;トリス(ノニルフェニル)ホ
スファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ホスファイトなどのリン系酸化防止剤;などが挙げ
られる。それらの添加量としては粘接着剤組成物100
重量部に対して0.01〜5.0重量部の範囲で使用さ
れる。少なすぎると熱安定性が劣り、多すぎると加熱時
に変色する。望ましい範囲は0.1〜4重量部、さらに
好ましくは0.5〜3重量部である。
【0020】さらに、場合により酸化防止剤以外に光安
定剤を使用することも可能である。そのような光安定剤
としては、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メ
チルフェニル)ペンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシー3’,5’−t−ブチルフェニル)ペンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−
t−ブチルフェニル)−5−クロロペンゾトリアゾール
などのペンゾトリアゾール系紫外線吸収剤や2−ヒドロ
キシ−4−メトキシペンゾフェノンなどのペンゾフェノ
ン系紫外線吸収剤、あるいはヒンダードアミン系光安定
剤などを挙げることができる。
【0021】上記の安定剤以外に、本発明の粘接着剤組
成物には必要により、ベンガラ、二酸化チタンなどの顔
料;パラフィンワックス、マイクロクリスタンワック
ス、低分子量ポリエチレンワックス、などのワックス
類;無定形ポリオレフィン、エチレンーエチルアクリレ
ート共重合体などのポリオレフィン系又は低分子量のビ
ニル芳香族系熱可塑性樹脂;天然ゴム;ポリイソプレン
ゴム、ポリブタジエンゴム、スチレンーブタジエンゴ
ム、エチレンープロピレンゴム、クロロプレンゴム、ア
クリルゴム、イソプレンーイソブチレンゴム、ポリペン
テナマーゴム、及び、本発明以外のスチレンーイソプレ
ン系ブロック共重合体などの合成ゴムを添加しても良
い。本発明の粘接着剤組成物は、公知の混合機、ニーダ
ーなどで、加熱下で均一混合方法で調製される。
【0022】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、これらの実施例は本発明を限定するものでは
ない。なお、各種測定は下記の方法に従った。 1.分析方法 A.ポリマー 1、線状ブロック共重合体組成物の物性測定 (1) 全スチレン量 紫外線分光光度計(日立 UV200)を用いて、262nm の吸
収強度より算出した。 (2) ブロックスチレン量 四酸化オスミウムとt −ブチルハイドロパーオキシドに
よる酸化分解法〔「ジャーナル・オブ・ポリマー・サイ
エンス」第1 巻、第429 頁(1946年)に記載〕に従って
求めた。なお、スチレン重合体ブロックの重量測定は、
紫外線分光光度計(日立 UV200)を用いて、262nm の吸
収強度より算出した。 (3) ミクロ構造 赤外線分光光度計(パーキンエルマー社製モデル1710)
を用いて測定し、ハンプトン法(「Analytica
l Chem.,21、943(’43)」に記載)に
より測定した。
【0023】(4) GPC GPC〔装置は、ウォーターズ社製であり、カラムは、
デュポン社製のZORBAXPSMlOOO −S を2本とPSM 60 −
S の計3本の組合せである。溶媒にはテトラヒドロフラ
ンを用い、測定条件は、温度35℃、流速0.7ml /分、試
料濃度0.1 重量%、注入量50μl である〕のクロマトグ
ラムより、ピーク分子量及び組成比を求めた。なお、ピ
ーク分子量は、以下の標準ポリスチレン(ウォーターズ
社製)検量線からの換算値である。1.75×106 、 4.1×
105 、1.12×105 、3.5 ×104、8.5 ×103 (5) 15%スチレン溶液粘度 15%スチレン溶液粘度は、キャノン−フェンスケ粘度
管を用いて、25℃の温度に管理された恒温槽中で測定
した。
【0024】B. 粘接着剤の物性測定 粘接着剤組成物の物性測定は該組成物を溶融状態で取り
出し、アプリケーターでポリエステルフィルムに厚さ5
0μmになるようにコーティングし、粘着テープサンプ
ルを作成し、タック、粘着力、保持力を以下の方法で測
定した。 (1) ループタック 250mm長×15mm幅のループ状の試料を用い、接
触面積:15mm×50mm、接着時間:3sec,接
着及び引き剥がし速度:500mm/minで測定し
た。 (2) 保持力 保持力は、JIS Z−1524に準じて、ステンレス
板に25mm×25mmの面積が接するように粘着テー
プを貼り付け、60℃において1kgの荷重を与えて粘
着テープがずれ落ちるまでの時間を測定した。 (3) 溶融粘度 粘接着剤組成物の溶融粘度は、180℃でブルックフィ
ールド型粘度計により測定した。
【0025】(4) 粘着力 25mm幅の試料をポリエチレン板に張り付け、引き剥
がし速度300mm/minで180℃剥離力を測定し
た。 (5) 軟化点 軟化点は環球法で、JIS K−2207に従い測定し
た。 (6) 加熱変色性 粘接着剤の熱安定性は、190℃のギアオーブンに入れ
て24時間加熱した後色調を調べて、○、△、×、××
の4段階評価で行った。(○が最も良く、××が最も悪
い。)
【0026】(実施例1)ジャケットと攪拌機の付いた
10lステンレス製反応器を充分窒素置換した後、シク
ロヘキサン7060cc、テトラヒドロフラン1.41
g、スチレン350gを仕込み、ジャケットに温水を通
水して内容物を約70℃に設定した。この後、n−ブチ
ルリチウムシクロヘキサン溶液(純分で1.80g)を
添加し、スチレンの重合を開始した。スチレンが完全に
重合してから、ブタジエン(1,3−ブタジエン)65
0gを添加して重合を継続し、ブタジエンがほぼ完全に
重合してから、極少量の重合溶液を(b)成分としてサ
ンプリングした。その後、直ちに表−1に記載のカップ
リング剤を0.69g添加し、カップリングさせた。カ
ップリング剤添加後に、水0.5gを加えた。スチレン
を仕込んだ直後より、この間、攪拌機により系内を連続
的に攪拌した。
【0027】この後、ブロック共重合体組成物の溶液を
抜き出し、2,6−ジ−t−ブチルー4−メチルフェノ
ール1.9g、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト
1.2gを添加し、得られた該溶液をスチームストリッ
ピングすることにより溶媒を除去し、引き続き、熱ロー
ル(120℃)により脱水乾燥して、ブロック共重合体
を得た。これらの操作条件を表−1にまとめた。このよ
うにして得られたブロック共重合体組成物のスチレン含
量は35重量%、GPCで測定したブロック共重合体の
ピーク分子量は高分子側のピーク分子量が11.3万、
低分子側のピーク分子量が5.5万であった。また、カ
ップリングした成分の全ブロック共重合体中の割合が2
5重量%であった。さらに15%トルエン溶液粘度は2
5cpsであった。また、サンプリングした(b)成分
のスチレン含量は35重量%であった。これらの測定値
を表−2にまとめた。
【0028】得られた該ブロック共重合体150gを、
ブロック共重合体100重量部に対して、粘着付与性樹
脂としてアルコンM100(荒川化学社製:商品名)を
250重量部、軟化剤としてダイアナ プロセスオイル
PW−90(出光興産社製:商品名)を60重量部、熱
安定剤としてスミライザーGM(住友化学社製:商品
名)を1重量部の配合比で配合して、180℃×2時
間、1リットルの攪拌機付き容器で溶融混練しホットメ
ルト型粘接着剤組成物を得た。その粘接着剤組成物の粘
度は140℃で3720cps、160℃で1620c
ps、180℃で860cpsであった。また軟化点を
測定し、84℃であった。さらにプローブタックは20
00gf、粘着力は1450gf/10mm、保持力は
3分であった。これらの測定値を表−3にまとめた。
【0029】(実施例2〜6、比較例1〜2)表−1に
示した条件以外は実施例1と同様の条件で重合し、同様
の操作で各々のブロック共重合体を得た。得られたブロ
ック共重合体の分析結果を表−2に示す。また、実施例
1と同様の操作でホットメルト型粘接着剤組成物を得
た。その粘接着剤組成物の物性測定結果を表−3に示
す。実施例と比較例より、本発明の粘接着剤組成物は低
粘度であり、しかも優れた粘着性能を示すことがわか
る。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】本発明により、低温での加工が容易で、
保持力、タック性能等の粘接着性能に優れ、さらに溶融
粘度が低く無色で透明性に優れたクリアな粘接着剤組成
物が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 BA172 BA202 DK012 DM011 DN032 DN072 EB032 EL012 GA03 GA29 GA32 HB02 HB37 HD05 HD24 JB09 KA26 KA29 KA31 LA01 LA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)少なくとも2個のモノアルケニル
    芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少なくとも
    1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロックよりなる
    ブロック共量合体(a)、及び少なくとも1個のモノア
    ルケニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックと少
    なくとも1個の共役ジエンを主体とする重合体ブロック
    よりなるブロック共重合体(b)からなるブロック共重
    合体組成物であって、(a)の割合が5〜50重量%、
    (b)の割合が50〜95重量%であり、(a)のピー
    ク分子量が標準ポリスチレン換算で6万〜12万、
    (b)のピ−ク分子量が標準ポリスチレン換算で1万〜
    6万であり、更に全モノアルケニル芳香族化合物の含量
    が21〜40重量%、及び15%トルエン溶液粘度が1
    0〜40cpsであるブロック共重合体組成物、及び
    (B)粘着付与性樹脂からなり、(A)100重量部に
    対して(B)20〜400重量部を含有してなることを
    特徴とする粘接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 ブロック共重合体(a)が、ブロック共
    重合体(b)を多官能カップリング剤を用いてカップリ
    ング反応によって得たカップリングポリマーであること
    を特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 多官能カップリング剤が2官能カップリ
    ング剤であることを特徴とする請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 2官能カップリング剤が、非塩素系2官
    能カップリング剤であることを特徴とする請求項3の記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 軟化剤を、粘接着剤組成物100重量部
    に対し、10〜200重量部含有することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 酸化防止剤を、粘接着剤組成物100重
    量部に対し、0.01〜5.0重量部含有することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
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