JP2000309114A - 画像装置 - Google Patents

画像装置

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JP2000309114A
JP2000309114A JP12076999A JP12076999A JP2000309114A JP 2000309114 A JP2000309114 A JP 2000309114A JP 12076999 A JP12076999 A JP 12076999A JP 12076999 A JP12076999 A JP 12076999A JP 2000309114 A JP2000309114 A JP 2000309114A
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JP12076999A
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Inventor
Koichi Kajio
孝一 梶尾
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力を小さくし、かつ構成を簡素化するこ
とが可能な小型の画像装置を提供する。 【解決手段】多数の発熱抵抗体3 を有し、これら発熱抵
抗体3 を選択的に発熱させることによりリライタブル媒
体P に可視像を記録する記録用ヘッド基板2 と、少なく
とも1個の発熱抵抗体6 を有し、該発熱抵抗体6 を発熱
させることによりリライタブル媒体P に形成されている
可視像を消去する消去用ヘッド基板5 を、単一の放熱部
材7 に一体的に取着することにより画像装置を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱エネルギーの印加
によりリライタブル媒体への可視像の記録・消去を繰り
返し行なうことができる画像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱エネルギーの印加により記
録媒体に可視像を形成するようにした画像装置が知られ
ている。この画像装置は、多数の発熱抵抗体を有したサ
ーマルヘッドを備え、該サーマルヘッドに感熱紙等の記
録媒体を摺接させながら多数の発熱抵抗体を画像データ
に基づいて個々に選択的に発熱させることによって記録
媒体に所定の可視像を記録するものである。
【0003】尚、かかるサーマルヘッドとしては、多数
の発熱抵抗体が被着・配列させているセラミック製のヘ
ッド基板を放熱板上に載置させた構造のものが一般的で
ある。
【0004】ところが、可視像の記録に使用される感熱
紙等の感熱記録媒体は一度使った後に再利用することが
出来ず、近時の省資源、リサイクルを重視する風潮に適
合するものではない。
【0005】そこで最近では、熱エネルギーの制御によ
り可視像の記録と消去を繰り返すことができるリライタ
ブル媒体が注目されている。
【0006】このリライタブル媒体は、例えば130℃
〜170℃の温度領域で短時間加熱(同一領域を0.0
01秒程度加熱する)されることにより発色し、この領
域よりも低い100℃〜110℃の温度領域で長時間加
熱(同一領域を約0.1秒程度加熱する)されることに
より色が消えるという可逆的な特性を有しているため、
かかるリライタブル媒体を用いて可視像の記録・消去を
行なう場合は、図4に示す如く、画像装置11内にサーマ
ルヘッド12よりも低い温度でリライタブル媒体P を連続
的に加熱し得るヒートローラやヒートスタンプ等の消去
手段13を別途、設置する必要がある。
【0007】そして上述した従来の画像装置11において
はサーマルヘッド12と消去手段13がそれぞれ独立して発
熱することから、互いの発熱による影響やリライタブル
媒体P に残っている熱の影響を小さく抑えるために両者
間には所定の間隔を空けておくべきと考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リライ
タブル媒体P に可視像の記録・消去を行なうにあたり画
像装置11にサーマルヘッド12と消去手段13とを組み込ん
だ場合、この両者間には、上述した如く互いの発熱によ
る影響を小さくするために一定の間隔が設けられる。そ
れ故、画像装置全体が大きなものとなり、このことが画
像装置11を小型化するにあたって大きな障害となってい
た。
【0009】また消去手段13として用いられるヒートロ
ーラやヒートスタンプ等は、その使用時、サーマルヘッ
ド12よりも低温で長時間、連続的に発熱するようになっ
ている。そのため、画像装置11の消費電力が極めて大き
くなる上に、消去手段13で発生した多量の熱を外部に放
散させるのに冷却ファン等を別途、設けておく必要があ
り、画像装置11の構成が複雑化する欠点を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、本発明の画像装置は、多数の発熱抵
抗体を有し、これら発熱抵抗体を選択的に発熱させるこ
とによりリライタブル媒体に可視像を記録する記録用ヘ
ッド基板と、少なくとも1個の発熱抵抗体を有し、該発
熱抵抗体を発熱させることによりリライタブル媒体に形
成されている可視像を消去する消去用ヘッド基板を、単
一の放熱部材に一体的に取着して成ることを特徴とする
ものである。
【0011】また本発明の画像装置は、前記放熱部材が
記録用ヘッド基板と消去用ヘッド基板の間に挟持されて
おり、かつ記録用ヘッド基板の多数の発熱抵抗体と消去
用ヘッド基板の発熱抵抗体が各ヘッド基板の端面に設け
られていることを特徴とするものである。
【0012】更に本発明の画像装置は、前記記録用ヘッ
ド基板及び消去用ヘッド基板の各端面を単一のプラテン
ローラに当接させるとともに、この2つのヘッド基板を
プラテンローラの法線方向に配設したことを特徴とする
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。 (第1形態)図1は本発明の第1形態に係る画像装置の
構成を示す概略図であり、1 は画像装置、2 は記録用ヘ
ッド基板、3 は記録用ヘッド基板2 の発熱抵抗体、5 は
消去用ヘッド基板、6 は消去用ヘッド基板5 の発熱抵抗
体、7 は放熱部材、8 はプラテンローラ、9 はリライタ
ブル媒体P を搬送するためのガイドローラである。
【0014】同図に示す画像装置1 は記録用ヘッド基板
2 と消去用ヘッド基板5 と放熱部材7 とプラテンローラ
7 とを含んで構成される。
【0015】前記記録用ヘッド基板2 は、アルミナセラ
ミックス等のセラミック材料から成る絶縁基板の端面に
直線状に配列された多数の発熱抵抗体3 を被着させ、該
絶縁基板の一主面に多数の発熱抵抗体3 の発熱を制御す
るドライバーIC4 や給電用の回路パターン(図示せ
ず)等を取着させた構造を有している。
【0016】記録用ヘッド基板2 の発熱抵抗体3 は、リ
ライタブル媒体P の通過領域にわたって例えば600d
piのドット密度で直線状に配列されており、TaSi
O系抵抗材料やTiSiO系抵抗材料等から成っている
ため、ドライバーIC4 や回路パターン等を介して電源
電力が供給されるとジュール発熱を起こし、リライタブ
ル媒体P に可視像を形成するのに必要な温度となる。
【0017】例えば発色温度が130℃〜170℃で、
消色温度が100℃〜110℃のリライタブル媒体P を
用いて可視像を記録する場合は、発熱抵抗体3 の発熱温
度を130℃〜170℃に設定し、該温度でリライタブ
ル媒体P の同一領域を0.001秒程度、加熱するよう
に制御する。
【0018】一方、前記消去用ヘッド基板5 は、アルミ
ナセラミックス等のセラミック材料から成る絶縁基板の
端面に発熱抵抗体6 を1個、被着させ、その一主面に給
電用の配線(図示せず)を取着させた構造を有してい
る。
【0019】消去用ヘッド基板5 の発熱抵抗体6 は、リ
ライタブル媒体P の通過領域にわたって細長く帯状に被
着・形成されており、かかる発熱抵抗体6 もまたTaS
iO系抵抗材料やTiSiO系抵抗材料等から成ってい
るため、上述した給電用の配線を介して電源電力が供給
されるとジュール発熱を起こし、リライタブル媒体Pに
形成されている可視像を消去するのに必要な温度とな
る。
【0020】例えば発色温度が130℃〜170℃で、
消色温度が100℃〜110℃のリライタブル媒体P に
形成されている可視像を消去する場合は、発熱抵抗体6
の発熱温度を100℃〜110℃に設定し、該温度でリ
ライタブル媒体P の同一領域を0.1秒程度、加熱する
ように制御する。
【0021】そして先に述べた記録用ヘッド基板2 と上
述の消去用ヘッド基板5 は単一の放熱部材7 に一体的に
取着される。
【0022】前記放熱部材7 は、アルミニウムやSUS
等の良熱伝導性材料(熱伝導率:16w/m・℃〜20
0w/m・℃)から成っているため、記録用ヘッド基板
2 や消去用ヘッド基板5 より熱を吸収してこれを大気中
に放散させたり、消去用ヘッド基板5 の熱の一部を記録
用ヘッド基板2 側に伝導させたりすることができる。
【0023】また前記放熱部材7 は、後述するプラテン
ローラ8 側(図1の下側)の端部を略三角形に加工した
所定の板状を成しており、その一主面には記録用ヘッド
基板2 の他主面(ドライバーIC5 等が取着されていな
い面) が、他主面には消去用ヘッド基板5 の他主面(給
電配線が取着されていない面)がそれぞれ接着・固定さ
れる。従って、かかる一体物の全体構造は放熱部材7 を
記録用ヘッド基板2 と消去用ヘッド基板5 とで挟持した
コンパクトな形となる。
【0024】このように記録用ヘッド基板2 と消去用ヘ
ッド基板5 を単一の放熱部材7 に一体的に取着させてお
くことにより、記録用ヘッド基板2 と消去用ヘッド基板
5 の間の距離を短縮して余分なスペースを省くことがで
き、これによって画像装置1の全体構造が小型化され
る。
【0025】しかもこの場合、消去用ヘッド基板5 の発
する熱の一部は放熱部材7 を介して記録用ヘッド基板2
に伝導されることから、該熱によって記録用ヘッド基板
2 を事前に温め、画像装置全体の消費電力を節約するこ
とができる。即ち、消去用ヘッド基板5 からの熱が記録
用ヘッド基板2 中に蓄積されている間にヘッド基板2で
リライタブル媒体P に可視像を記録することで、記録用
ヘッド基板2 の発熱抵抗体3 を比較的短時間で、かつ小
さな電力で可視像を記録するのに必要な所定温度にまで
到達させることができる。従って、記録用ヘッド基板2
の熱応答特性は良好で、またリライタブル媒体P への記
録時に、発熱抵抗体3 の温度が常に一定となるよう発熱
抵抗体3 への印加電力を制御することによって、消去用
ヘッド基板5 からの伝熱を有効に利用した消費電力の節
約が可能となる。尚、かかる印加電力の制御には記録用
ヘッド基板2 の温度状態を検出するための温度検出素子
と該素子からの温度情報を受けて発熱抵抗体3 への印加
電力を調整するための電力制御手段が用いられる。
【0026】そして、発熱抵抗体3 が設けられている記
録用ヘッド基板2 の端面と、発熱抵抗体6 が設けられて
いる消去用ヘッド基板5 の端面にはプラテンローラ8 が
当接される。
【0027】前記プラテンローラ8 は、軸心8aの周囲に
クロロプレンゴム等の弾性材料をロール状に被着させて
なり、一体的に設けられている記録用ヘッド基板2 、消
去用ヘッド基板5 及び放熱部材7 の下方で、軸心8aを中
心として回転可能に軸支される。
【0028】このプラテンローラ8 は、記録時と消去時
に、発熱抵抗体3,7 が設けられている記録用ヘッド基板
2 及び消去用ヘッド基板5 の各端面にリライタブル媒体
P を所定圧力で押圧しながらリライタブル媒体P を所定
の方向に搬送する作用を為す。
【0029】また前述した記録用ヘッド基板2 と消去用
ヘッド基板5 は、このプラテンローラ8 の法線方向に沿
って配設されており、これによって記録時であっても、
消去時であっても、リライタブル媒体P が双方のヘッド
基板2,5 に対して良好に摺接されるようになっている。
従ってリライタブル媒体P に記録する場合はより鮮明な
可視像が記録でき、消去する場合は可視像をより確実に
消去することができる。
【0030】尚、前記ヘッド基板2,5 及びプラテンロー
ラ8 は、その間に設けられる間隔がリライタブル媒体P
の厚みに応じて可変するように、その少なくとも一方を
弾性部材等を介して装置本体に支持させてある。従って
厚みの厚いリライタブル媒体P がヘッド基板2,5 とプラ
テンローラ8 の間に送り込まれると、ヘッド基板2,5、
プラテンローラ8 の少なくとも一方が上下方向に可動
し、両者間の間隔がリライタブル媒体P の厚みに応じて
自動的に調整される。
【0031】次に上述した画像装置を用いてリライタブ
ル媒体P に記録・消去を行なう場合の各構成要素の動作
について説明する。
【0032】まず、リライタブル媒体P に形成されてい
る可視像をヘッド基板5 でもって消去する。このとき、
リライタブル媒体P は図1の右側より消去用ヘッド基板
5 とプラテンローラ8 の間に送り込まれ、消去用ヘッド
基板5 の発熱抵抗体6 にリライタブル媒体P が摺接され
ている間、発熱抵抗体6 を可視像の消去に必要な所定の
温度(100℃〜110℃)で発熱し続ける。この間、
記録用ヘッド基板2 の発熱抵抗体3 が発熱することはな
い。
【0033】そして、可視像の消去が完了するとすぐに
リライタブル媒体P の進行方向を反対向き(図1の左か
ら右へ)に転換して可視像の記録を行なう。ここで可視
像の消去が終了してから記録を開始までの時間は2秒以
内とする。リライタブル媒体P は方向転換後、図1の左
側より記録用ヘッド基板2 とプラテンローラ8 の間に送
り込まれ、記録用ヘッド基板2 の発熱抵抗体3 にリライ
タブル媒体P が摺接されている間、記録用ヘッド基板2
の多数の発熱抵抗体3 を画像データに基づいて個々に選
択的に、可視像の記録に必要な所定の温度(130℃〜
170℃)となるように発熱させる。この間、消去用ヘ
ッド基板5 の発熱抵抗体6 は発熱しないものの、前回の
可視像の消去の際に発生した熱の一部が放熱部材7 や記
録用ヘッド基板2 に残っていることから、これらの部材
7,2 は周囲の温度よりも高い温度に保たれており、それ
故、前述した如く、記録用ヘッド基板2 の発熱抵抗体3
を比較的短時間で、かつ小さな電力で可視像を記録する
のに必要な所定温度にまで到達させて、記録用ヘッド基
板2 の熱応答特性を良好とし、かつ画像装置1 の消費電
力を節約することができる。尚、かかる制御に付随する
記録用ヘッド基板2の温度検出はリライタブル媒体P へ
の可視像の記録が始まる直前(0.1秒前〜0.3秒
前)から記録が完了するまでの間、継続的に行なわれ
る。
【0034】また可視像が全く形成されていないリライ
タブル媒体P に可視像を記録する場合は、消去用ヘッド
基板6 による消去の工程は必要なく、記録用ヘッド基板
2 による記録の工程のみが行なわれる。
【0035】(第2形態)次に本発明の第2形態に係る
画像装置について説明する。尚、先に述べた第1形態と
同一の構成要素については同一の参照符を使用すること
とし、ここでは第1形態の画像装置と相違する点につい
てのみ説明する。
【0036】図2は本発明の第2形態に係る画像装置の
構成を示す概略図であり、2'は記録用ヘッド基板、5'は
消去用ヘッド基板、7'は放熱部材である。
【0037】本形態の画像装置1'が第1形態のものと相
違する点は、発熱抵抗体3,6 が各ヘッド基板2',5' の一
主面と端面の間の角部に形成した面取り部に配設されて
いる点と、放熱部材7'を横長の三角形状になし、前記ヘ
ッド基板2',5' を放熱部材7'の3つの辺のうち2つの辺
に沿った面に取着させた点である。
【0038】かかる第2形態の画像装置においても、記
録用ヘッド基板2'と消去用ヘッド基板5'を単一の放熱部
材7'に一体的に取着させているため、記録用ヘッド基板
2'と消去用ヘッド基板5'の間の距離を短縮して余分なス
ペースを省くことができ、画像装置1'の全体構造が小型
化される。
【0039】また、消去用ヘッド基板5'の発する熱の一
部は、先に述べた第1形態と同様に、放熱部材7'を介し
て記録用ヘッド基板2'に伝導されることから、該熱によ
って記録用ヘッド基板2'を事前に温めて、画像装置全体
の消費電力を節約することができる。従って、記録用ヘ
ッド基板2'の熱応答特性は良好であり、リライタブル媒
体P への記録時に、発熱抵抗体3 の温度が常に一定とな
るよう発熱抵抗体3 への印加電力を制御することによっ
て、消去用ヘッド基板5'からの伝熱を有効に利用した消
費電力の節約が可能となる。
【0040】尚、本発明は上述した第1形態、第2形態
に限定されるものでは無く、本発明の要旨を逸脱しない
範囲において種々の変更、改良等が可能である。
【0041】例えば上述した第1形態においては、2つ
のヘッド基板2,5 の各々の向きをプラテンローラ8 の法
線方向に設定したが、これに代えて図3に示す如く、2
つのヘッド基板2,5 の向きを平行に配置しても構わな
い。特に、リライタブル媒体Pのベースが曲げにくい硬
質の材質で形成されている場合には図3の構成のほうが
図1のものよりも適している。この場合、各ヘッド基板
2,5 の端面に設けられる発熱抵抗体3,6 の間にはプラテ
ンローラ8 の径の15%〜25%に相当する間隔を設け
ておくことが好ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明の画像装置によれば、記録用ヘッ
ド基板と消去用ヘッド基板を単一の放熱部材に一体的に
取着させたことにより、記録用ヘッド基板と消去用ヘッ
ド基板の間の距離を短縮して余分なスペースを省くこと
ができ、これによって画像装置の全体構造を小型化する
ことが可能となる。
【0043】また本発明の画像装置によれば、消去用ヘ
ッド基板の発する熱の一部は放熱部材を介して記録用ヘ
ッド基板に伝導されることから、該熱によって記録用ヘ
ッド基板を事前に温め、画像装置全体の消費電力を節約
することができる。
【0044】更に本発明の画像装置によれば、記録用ヘ
ッド基板と消去用ヘッド基板をプラテンローラの法線方
向に配設することにより、記録時であっても、消去時で
あっても、リライタブル媒体を双方のヘッド基板に対し
て良好に摺接させることができ、これによってリライタ
ブル媒体に記録する場合はより鮮明な可視像が記録で
き、消去する場合は可視像をより確実に消去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態に係る画像装置の構成を示す
概略図である。
【図2】本発明の第2形態に係る画像装置の構成を示す
概略図である。
【図3】本発明の他の形態に係る画像装置の構成を示す
概略図である。
【図4】従来の画像装置の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1,1'・・・画像装置、2,2'・・・記録用ヘッド基板、3
・・・発熱抵抗体、4・・・ドライバーIC、5,5'・・
・消去用ヘッド基板、6 ・・・発熱抵抗体、7,7'・・
・、P ・・・リライタブル媒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の発熱抵抗体を有し、これら発熱抵抗
    体を選択的に発熱させることによりリライタブル媒体に
    可視像を記録する記録用ヘッド基板と、少なくとも1個
    の発熱抵抗体を有し、該発熱抵抗体を発熱させることに
    よりリライタブル媒体に形成されている可視像を消去す
    る消去用ヘッド基板を、単一の放熱部材に一体的に取着
    して成る画像装置。
  2. 【請求項2】前記放熱部材が記録用ヘッド基板と消去用
    ヘッド基板の間に挟持されており、かつ記録用ヘッド基
    板の多数の発熱抵抗体と消去用ヘッド基板の発熱抵抗体
    が各ヘッド基板の端面に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像装置。
  3. 【請求項3】前記記録用ヘッド基板及び消去用ヘッド基
    板の各端面を単一のプラテンローラに当接させるととも
    に、この2つのヘッド基板をプラテンローラの法線方向
    に配設したことを特徴とする請求項2に記載の画像装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066234A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Nec Tokin Corp カードリーダ

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