JP2000308678A - 機能性ポリウレタンフォームおよびその製造法 - Google Patents

機能性ポリウレタンフォームおよびその製造法

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JP2000308678A
JP2000308678A JP11120283A JP12028399A JP2000308678A JP 2000308678 A JP2000308678 A JP 2000308678A JP 11120283 A JP11120283 A JP 11120283A JP 12028399 A JP12028399 A JP 12028399A JP 2000308678 A JP2000308678 A JP 2000308678A
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polyurethane foam
tea
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foam
binder resin
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okamoto
弘 岡本
Shinichi Inoue
眞一 井上
Hiroki Miyamatsu
宏樹 宮松
Takami Yoshida
貴美 吉田
Shigetoshi Mimura
成利 三村
Masahiro Kamata
昌宏 鎌田
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Erubu KK
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Erubu KK
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質ポリウレタンフォームを骨格としてこれ
に適用する手法を採用し、該フォームの本来の物性を保
ちながら、すぐれた抗微生物性、消臭性、抗アレルギー
性、抗酸化性を付与し、しかもその効果が水洗によって
も持続し、量産品のみならず少量多品種生産にも対処で
き、性能的にも工業生産的にも有利である機能性ポリウ
レタンフォームおよびその製造法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 軟質ウレタンフォーム(A) に、茶抽出
物、茶粉末、カテキン、サポニンおよびタンニン酸より
なる群から選ばれた少なくとも1種の有効成分(B)の有
効量を、バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) との混
合物の形で含浸させた後、乾燥して、担持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗微生物性、消臭
性、抗アレルギー性、抗酸化性にすぐれ、それらの性質
が長期間持続し、しかも工業的生産性の点でも有利であ
る機能性ポリウレタンフォームに関するものである。ま
た、そのような機能性ポリウレタンフォームを製造する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軟質ポリウレタンフォームは、乗物の座
席のクッション材、家具や寝具のクッション材をはじめ
とする種々の用途に汎用されている。軟質ポリウレタン
フォームをこれらの用途に用いるときには、人体と接触
したり有機物が付着したりして微生物が繁殖することが
あり、またそれを使用する室内や車内の雰囲気に臭気成
分が存在することがあるので、その軟質ポリウレタンフ
ォームが抗菌性、消臭性、抗アレルギー性を有すること
が望ましい。
【0003】そこで軟質ポリウレタンフォームに抗菌性
や消臭性を持たせることが考えられており、ポリウレタ
ンフォームの製造時に抗菌剤や消臭剤を配合する提案が
なされている。
【0004】たとえば、特開平6−122746号公報
には、微粉末化した抗菌抗カビ剤と、微粉末化した消臭
剤を、原料ポリオールに配合し、発泡剤、整泡剤、触媒
を併用して同時発泡して発泡ポリウレタンを得ることを
特徴とする抗菌・抗カビ・防臭・消臭機能をもった発泡
ポリウレタンの製造方法が示されている。ここで微粉末
化した消臭剤の代表例は、フラボノイドまたはカテキン
などの植物抽出消臭剤をサイクロデキストリン包接溶液
としてから、無機系多孔質物質であるシリカまたはゼオ
ライトなどに含浸吸着させて、乾燥し微粉末化したもの
である。
【0005】本出願人のうちの一人の出願にかかる特開
平10−120897号公報には、ポリオールおよび有
機イソシアネートを含む樹脂原料を用いて製造されたポ
リウレタン樹脂よりなるマトリックスと、そのマトリッ
クス中に分散含有されている茶または茶成分を含む粉末
からなる抗菌剤とからなる抗菌性ポリウレタン樹脂が示
されている。この抗菌性ポリウレタン樹脂は、上記の抗
菌剤をポリウレタン樹脂の原料であるポリオールおよび
有機イソシアネートを含む樹脂原料に配合し、重合を進
めてポリウレタン樹脂を合成し、ポリウレタン樹脂で形
成されるマトリックス中に抗菌剤を分散保持させること
により得られる。ここで、上記マトリックスの代表例は
発泡した多孔質体であり、茶成分の代表例は、茶カテキ
ン、茶サポニンまたは茶タンニンである。
【0006】実用新案登録第3031026号には、カ
ニやオキアミなどの甲羅を科学処理して得たキチンキト
サンパウダーと、植物から抽出精製したカテキン、サポ
ニン、カルボン酸水溶液をゼオライト、シリカゲル、酸
化アルミニウム、酸化亜鉛、二酸化ケイ素等に含浸乾燥
したパウダーを、ポリオールに調合して、イソシアネー
トおよび水を発泡剤として化学反応で発泡した発泡体
に、前記パウダーを分散したことを特徴とするポリウレ
タンフォームが示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記3件の従来技術
は、ポリウレタンフォームの製造時にカテキンなどの抗
菌剤を原料中に配合する方法にかかるものであるが、
(イ)抗菌剤の配合がウレタンフォーム生成反応に影響
を与え、成形性が損なわれることがあり、また得られる
ポリウレタンフォームの物性や風合いが損なわれるおそ
れがあること、(ロ)原料中に配合した抗菌剤がポリウ
レタンの内部に存在して表面に露われる量が少なくなる
ため、配合量の割には有効に利用される抗菌剤の量が少
ないこと、(ハ)目的物をポリウレタンフォームの製造
条件自体を変えて製造しなければならないため、少量多
品種生産には向いていないこと、などの問題点がある。
【0008】本発明者らは、カテキン等の茶由来の抗
菌、消臭成分を用いた改質手段につき以前から研究を行
っていたが、抗菌性ウレタンフォームを得る場合、すで
に製造した軟質ポリウレタンフォームを骨格にして、そ
こにカテキンなどの茶由来の有効成分を含浸担持させる
ことにつき検討した。しかしながら、単にカテキンなど
を水溶液の形態や水に分散させた形態で含浸担持させた
ときには、担持された成分が水と接触した場合に容易に
喪失し、効果の持続性がほとんど得られないことが判明
した。
【0009】またカテキンなどの茶由来の成分を通常の
バインダーと混合して溶液状態で軟質ポリウレタンフォ
ームに含浸担持させることについても検討したが、溶媒
として有機溶剤を用いた場合には、火災や環境汚染など
の不利があったり、ポリウレタンフォームが膨潤して機
械的強度が損なわれたりする不利があること、また溶媒
が有機溶剤であっても水であっても、溶液状態のバイン
ダーを用いた場合には、有効成分が担持されているにも
かかわらず、肝心の抗菌性や消臭性が必ずしも充分には
発揮されないことが判明した。
【0010】本発明は、このような背景下において、軟
質ポリウレタンフォームを骨格としてこれに適用する手
法を採用し、該フォームの本来の物性を保ちながら、す
ぐれた抗微生物性、消臭性、抗アレルギー性、抗酸化性
を付与し、しかもその効果が水洗によっても持続し、量
産品のみならず少量多品種生産にも対処でき、性能的に
も工業生産的にも有利である機能性ポリウレタンフォー
ムおよびその製造法を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の機能性ポリウレ
タンフォームは、軟質ポリウレタンフォーム(A) に、茶
抽出物、茶粉末、カテキン、サポニンおよびタンニン酸
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の有効成分(B)
の有効量が、バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) と
の混合物の形で含浸担持されているものである。
【0012】本発明の機能性ポリウレタンフォームの製
造法は、軟質ウレタンフォーム(A)に、茶抽出物、茶粉
末、カテキン、サポニンおよびタンニン酸よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の有効成分(B) の有効量を、
バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) との混合物の形
で含浸させた後、乾燥して、担持させることを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0014】〈軟質ポリウレタンフォーム(A) 〉軟質ポ
リウレタンフォーム(A) は、ポリオール成分とポリイソ
シアネート成分とを、発泡剤、整泡剤および触媒の存在
下に反応させることにより得られる。
【0015】ポリオール成分としては、ポリエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルエス
テルポリオール、ポリマーポリオールなどが用いられ、
特にポリエーテルポリオールが重要である。ポリエーテ
ルポリオールは、開始剤とアルキレンオキサイドとの反
応によって得ることもできる。ここで開始剤としては、
水、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオー
ル、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、シュガー、
KOHなどが用いられる。アルキレンオキサイドとして
は、プロピレンオキサイド、エチレンオキサイドがあげ
られ、特にプロピレンオキサイドを少なくとも一部用い
ることが好ましい。ポリエーテルポリオールをさらに変
性したポリオールを用いることもできる。
【0016】ポリイソシアネート成分としては、2,4
−または/および2,6−トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体、
1,5−ナフタレンジイソシアネート、トリジンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、p−フェニ
レンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートま
たはその水添物、リジンジイソシアネート、テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート、リジンエステルトリイ
ソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシア
ネート、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネー
ト、ビシクロヘプタントリイソシアネートなどが用いら
れる。これらのポリイソシアネートの変性体やプレポリ
マーも同様に用いることができる。
【0017】発泡剤としては、好適には水が用いられ、
そのほかメチレンクロライド等の低沸点有機化合物も用
いることができる。整泡剤としては、好適にはシリコー
ン系界面活性剤が用いられ、場合によってはノニオン系
またはイオン系の界面活性剤を用いることもできる。触
媒としては、トリエチレンジアミン等の第三級アミン、
スタナスオクトエート等の有機スズ化合物などが用いら
れる。反応に際しては、これらの発泡剤、整泡剤、触媒
のほか、必要に応じて着色剤や酸化防止剤を添加配合す
ることもでき、用途によっては難燃剤を添加配合するこ
ともできる。
【0018】上記の各成分を混合して、スラブストック
発泡設備、工法を用いて、軟質ポリウレタンフォームを
製造する。得られる軟質ポリウレタンフォームの密度
は、たとえば10〜100kg/cm3程度である。
【0019】〈有効成分(B) 〉有効成分(B) としては、
茶抽出物、茶粉末、カテキン、サポニンおよびタンニン
酸よりなる群から選ばれた少なくとも1種の有効成分が
用いられる。
【0020】茶抽出物としては、一番茶・二番茶・三番
茶の粉茶、深むし、かぶせなどの茶の抽出物、紅茶やウ
ーロン茶の抽出物を用いることができる。茶粉末として
は、一番茶・二番茶・三番茶の粉茶が用いられる。
【0021】カテキン(その属性体も含まれるものとす
る)としては、モノマー状のものやオリゴマー状のもの
が用いられる(テアフラビンも含まれる)。本発明にお
いて用いるカテキンとして特に重要性の高いものは、カ
テキンの濃度を高めた茶由来のカテキン製剤である。茶
カテキンの主たる成分は、エピガロカテキン、エピガロ
カテキンガレート、エピカテキン、エピカテキンガレー
トなどであるが、個々の成分に単離する必要はないの
で、これらの混合物からなる茶カテキンを濃厚に含む製
剤(殊に20%以上、好ましくは25%以上含むもの)
をそのまま好適に用いることができる。市販の茶由来の
カテキン製剤には30%品、50%品、60%品、70
%品、80%品、90%品などがあるので、入手は容易
である。なおカテキンは、阿仙薬をはじめ茶以外の多種
の植物にも含まれているので、それらの植物由来のカテ
キンを用いることもできる。
【0022】サポニンは、有機溶剤や水を用いて茶葉や
茶の種子からサポニンを含む成分を抽出し、ついてカラ
ムクロマトなどの手段を用いて繰り返し精製を行うこと
により取得できる。サポニンは、茶以外の多種の植物、
たとえば、ニンジン、チクセツニンジン、ダイズ、サイ
コ、アマチャヅル、ヘチマ、オンジ、キキョウ、セネ
ガ、バクモンドウ、モクツウ、チモ、ゴシツ、カンゾ
ウ、サンキライなどにも含まれている。ただし、入手の
容易さ、夾雑物の少なさ、染色性などの点から、先に述
べた茶由来の茶サポニンが特に好適である。サポニンに
は、ステロイド系サポニン、トリテルペノイド系サポニ
ンなどがあり、原料植物の種類によっても、ステロイド
系サポニンの多いもの、トリテルペノイド系サポニンの
多いものなどがあるが、本発明の目的にはこれらをいず
れも使用することができる。
【0023】タンニン酸としては、市販の精製されたタ
ンニン酸を用いることができ、また五倍子、没食子など
タンニン酸を多量に含む高タンニン酸含有天然植物の抽
出物またはその半精製物をそのまま用いることもでき
る。
【0024】〈バインダー樹脂の水性エマルジョン(C)
〉バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) としては、
ポリウレタンの水性エマルジョン、アクリル樹脂の水性
エマルジョン、ゴム系の水性エマルジョンないしラテッ
クス(ラテックスもエマルジョンと同義で用いている)
など種々のものが使用される。これらの中ではポリウレ
タンの水性エマルジョンが好ましく、特に、骨格となる
軟質ポリウレタンフォーム(A) を構成するポリウレタン
と同系統のポリウレタンの水性エマルジョンであるか、
骨格となる軟質ポリウレタンフォーム(A) と同等の物性
(柔軟性など)を有するポリウレタンの水性エマルジョ
ンであることが好ましい。
【0025】バインダー樹脂は、水性エマルジョンの形
態で軟質ポリウレタンフォーム(A)への含浸に供するこ
とが必要であり、有機溶剤や水に溶解した溶液の形態で
用いても水性エマルジョンの形態で用いた場合ほどの効
果は得られない。そして有機溶剤溶液の形態で用いた場
合には、火災や環境汚染などの不利があり、かつポリウ
レタンフォームが膨潤して機械的強度が損なわれたりす
る不利もある。
【0026】〈機能性ポリウレタンフォームの製造〉本
発明の機能性ポリウレタンフォームは、上記の軟質ポリ
ウレタンフォーム(A) に、上記の有効成分(B) の有効量
を、バインダー樹脂の水性エマルジョン(C)との混合物
の形で含浸させた後、自然乾燥または加熱乾燥して担持
させることにより得られる。含浸は、典型的には、有効
成分(B) を混合したバインダー樹脂の水性エマルジョン
(C) の浴中に軟質ポリウレタンフォーム(A) を浸漬し、
絞り機により絞って付着量を調整することによりなされ
る。
【0027】水性エマルジョン(C) 中のバインダー樹脂
の含有量に限定はないものの、5〜60重量%とするこ
とが多い。樹脂分が極端に少ないときは有効成分(B) の
定着性が不足して脱落を起こしやすく、樹脂分が極端に
多いときは、風合が変化したり、へたりを生じやすくな
る。
【0028】バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) に
対する有効成分(B) の配合割合は、有効成分(B) の種類
や純度によって大きく変化するので一概に定められない
ので、担持によりその効果が発揮できる有効量とする
が、通常は水性エマルジョン(C) 中のバインダー樹脂に
対し純品または粗製物として1〜60重量%程度、好ま
しくは2〜40重量%程度とすることが多い。有効成分
(B) の割合が余りに少ないときは初期の作用効果が得ら
れず、余りに多いときは、有効成分(B) の定着が難しく
なる上、コスト的に不利になる。
【0029】軟質ポリウレタンフォーム(A) 100重量
部に対するバインダー樹脂水性エマルジョン(C) の割合
は、バインダー樹脂の乾燥基準で、10〜200重量部
程度、好ましくは15〜150重量部程度とするのが適
当である。その割合が余りに少ないときは必要量の有効
成分(B) を担持させることができず、その割合が余りに
多いときは目的物である機能性ポリウレタンフォームの
物性や風合が許容限度以上に変化するおそれがある。
【0030】軟質ポリウレタンフォーム(A) 100重量
部に対する有効成分(B) の割合は、有効成分(B) の種類
や純度によって大きく変化するので一概に定められない
ので、担持によりその効果が発揮できる有効量とする
が、0.01〜20重量部程度、殊に 0.1〜10重量部程度
とすることが多い。
【0031】〈用途〉このようにして得られる機能性ポ
リウレタンフォームは、たとえば、ソファー、椅子等の
家具のクッション材;マットレス、布団、枕、こたつ敷
き等の寝装具用;自動車シート、航空機シート、軌道車
用シート、シート用ファブリック複合表面材、自動車ヘ
ッドレスト、自動車サンバイザー、自動車吸音ライニン
グ内装材、自動車含浸制振材、自動車フード防音材、自
動車ガスケット、自動車ろ材等の輸送用;テキスタイル
積層フォーム、塩ビフィルム積層フォーム;下着パッ
ド、下着成形材、肩パッド、防止汗バンド、化粧用パ
フ、ボディスポンジ;ハンドバッグライニング材;シュ
ーズ内張り材・インソール、スキー靴、運動靴、婦人ブ
ーツ、スリッパ;包装材;窓拭き材、食器洗い用クリー
ナー、清掃ブラシ、カーペットアンダーレイ、窓用シー
ル材、室内装飾材等の家庭用;吸音材、壁天井装飾材、
ドアトリム材、フロアクッション;医療用材料;スポー
ツ・レジャー用クッション;玩具;微生物培養材;ペイ
ントローラー;エアコンディショナーや空気清浄機のフ
ィルター・吸音・断熱材、真空掃除機のフィルター;プ
リンターの吸音材;プリンターの吸音材;をはじめとす
る多種の用途に用いることができる。
【0032】〈作用〉本発明にあっては、軟質ポリウレ
タンフォーム(A) を骨格とし、これに特定の有効成分
(B) を、バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) との混
合物の形で含浸、担持させている。この担持工程におい
ては、乾燥により揮発分が除去されつつバインダー樹脂
が有効成分(B) を巻き込んだ状態で定着していくが、水
性エマルジョンに由来するため、定着時には完全被膜と
はならずに粒界が若干残るものと思われる。そのため、
有効成分(B) はしっかりと定着はしているが、言わば外
界に顔を出しているような状態にあり、その結果、軟質
ポリウレタンフォーム(A)の本来の物性を保ちながら、
すぐれた抗微生物性(抗菌性、防カビ性、抗ウィルス
性)、消臭性、抗アレルギー性、抗酸化性が奏され、し
かもその効果が水洗によっても持続する。そしてこの方
法は、すでに製造した軟質ポリウレタンフォームを骨格
にしてそれに担持させる方法であるので、量産品のみな
らず少量多品種生産にも対処でき、工業生産的にも有利
である。
【0033】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは、重量基準で表わし
たものである。
【0034】実施例1〜5 〈軟質ポリウレタンフォーム(A) 〉下記の処方の混合物
を用い、コンベアラインを有する軟質ポリウレタンフォ
ーム発泡設備により発泡を行って、密度20kg/m3 のブ
ロック状の軟質ポリウレタンフォームを製造した。製造
後1日経過したブロックから、平漉きタイプまたはルー
プ漉きタイプの長尺漉き機械によって漉き割りを行い、
厚み20mmのフォームを漉き出した。圧縮残留歪みは
2.0%であった。
【0035】 〈処方〉 ・ポリエーテルポリオールとしての平均分子量3000、官能基数3のポリプ ロピレングリコール(ダウ・ケミカル日本株式会社製の「ボラノール3022J 」) 100.0部 ・シリコーン整泡剤(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製の「SH 190」) 2.0部 ・発泡剤としての水 4.5部 ・オクチル酸スズ 0.2部 ・第3級アミン触媒としてのトリエチレンジアミンのジプロピレングリコール 溶液(三共エアロプロダクト株式会社製の「DABCO 33LV」) 0.3部 ・トリレンジイソシアネート 60.0部
【0036】〈有効成分(B) 〉有効成分(B) として、次
の5種を準備した。 (B1): 茶抽出物(水200ml中に一番茶の粉茶10gを
入れ、約5分間浸漬した後、温度20〜25℃にて5〜
15分間撹拌し、一昼夜置いた。翌日ろ過を行い、茶葉
抽出液160〜190mlを得たので、これを蒸発乾固し
て用いた。) (B2): 茶粉末(一番茶の粉茶) (B3): 茶カテキン(エピガロカテキン、エピガロカテキ
ンガレート、エピカテキンおよびエピカテキンガレート
の合計量が約30%の茶由来のカテキン製剤) (B4): 茶サポニン(サポニン含量が約50%の茶由来の
サポニン製剤) (B5): タンニン酸(タンニン酸含量が約80%のタンニ
ン酸)
【0037】〈バインダー樹脂のエマルジョン(C) 〉バ
インダーとなる樹脂成分を有する樹脂水性エマルジョン
(C) として、芳香族イソシアネート系ポリウレタン樹脂
を水に乳化分散させたアニオン・ノニオン系のエマルジ
ョン(第一工業製薬株式会社製の「F8267D」を使
用、不揮発分30%)を準備した。
【0038】〈機能性ポリウレタンフォームの製造〉含
浸槽、絞りロール、乾燥炉を備えた含浸設備を用いて、
連続的に含浸、乾燥を行った。すなわち、上記の水性エ
マルジョン(C) 100部に上記の有効成分(B) 3部を投
入してよく混合し、含浸槽に入れた。この含浸槽の浴中
に上記の厚み20mmの軟質ポリウレタンフォーム(A) を
供給し、乾燥重量が30kg/m3 になるように絞りロール
のクリアランスを調整して連続的に含浸処理し、ついで
温度100℃に設定した炉内を通して熱風乾燥した。こ
れにより、目的とする機能性ポリウレタンフォームが得
られた。圧縮残留歪みは 4.7%であった。
【0039】比較例1 比較のため、含浸処理を行わない軟質ポリウレタンフォ
ーム(A) を用いた場合についても試験を行った。
【0040】比較例2 比較のため、軟質ポリウレタンフォーム(A) を(B3)の茶
カテキンの水溶液に浸漬したほかは、乾燥重量が21kg
/m3 になるように絞りロールのクリアランスを調整して
連続的に含浸処理し、乾燥した。
【0041】比較例3 比較のため、軟質ポリウレタンフォーム(A) を、ポリウ
レタンの10%アルコール溶液100部に(B3)の茶カテ
キンを3部添加した溶液に浸漬したほかは、乾燥重量が
25kg/m3 になるように絞りロールのクリアランスを調
整して連続的に含浸処理し、乾燥した。
【0042】比較例4 比較のため、軟質ポリウレタンフォーム(A) の製造用の
ポリオールに、(B3)の茶カテキン粉末をポリオールに対
し8%添加配合し、茶カテキン入りの軟質ポリウレタン
フォーム(A) を製造した。
【0043】〈消臭試験1〉実施例1〜5で得た機能性
ポリウレタンフォームおよび比較例1〜4のフォームか
ら100mm×200mmのサイズとなるようにシートを切
り出し、これを5リットルのテドラーバッグに入れ、ア
ンモニアガス400ppm を含む3リットルのガスをテド
ラーバッグに入れて封をした。この状態で、初期のアン
モニア濃度と30分後のアンモニア濃度とを北川式検知
管を用いて測定し、消臭能力を測定した。この消臭試験
は、水浸漬前のフォームと、水浸漬4時間→絞り→乾燥
のサイクルを3回繰り返した後のフォームについて行っ
た。結果を表1に示す。
【0044】
【表1】 NH3濃度(ppm) の測定 有効成分(B) の 水浸漬前 水浸漬3回後 種類 初期 60分後 初期 60分後 比較例1 添加せず 400 → 350 400 → 360 比較例2 (B3)茶カテキン#1 400 → 15 400 → 340 比較例3 (B3)茶カテキン#2 400 → 110 400 → 120 比較例4 (B3)茶カテキン#3 400 → 180 400 → 330 実施例1 (B1)茶抽出物 400 → 15 400 → 19 実施例2 (B2)茶粉末 400 → 26 400 → 32 実施例3 (B3)茶カテキン 400 → 15 400 → 18 実施例4 (B4)茶サポニン 400 → 18 400 → 22 実施例5 (B5)タンニン酸 400 → 32 400 → 36 #1: フォーム(A) を(B3)の水溶液に浸漬。 #2: フォーム(A) を(B3)入りのポリウレタン溶液に浸漬。 #3: フォーム(A) の製造時に(B3)をポリオール成分に内添。
【0045】〈消臭試験2〉実施例1,3,4で得た機
能性ポリウレタンフォームおよび比較例1〜4のフォー
ムから100mm×200mmのサイズとなるようにシート
を切り出し、これを5リットルのテドラーバッグに入
れ、トリメチルアミンガス20ppm を含む3リットルの
ガスをテドラーバッグに入れて封をした。この状態で、
初期のトリメチルアミン濃度と30分後のトリメチルア
ミン濃度とを北川式検知管を用いて測定し、消臭能力を
測定した。この消臭試験は、水浸漬前のフォームと、水
浸漬4時間→絞り→乾燥のサイクルを3回繰り返した後
のフォームについて行った。結果を表2に示す。表2中
の #1, #2, #3 は、表1の脚注と同じである。
【0046】
【表2】 トリメチルアミン濃度(ppm) の測定 有効成分(B) の 水浸漬前 水浸漬3回後 種類 初期 60分後 初期 60分後 比較例1 添加せず 20 → 17 20 → 18 比較例2 (B3)茶カテキン#1 20 → 5 20 → 17 比較例3 (B3)茶カテキン#2 20 → 10 20 → 11 比較例4 (B3)茶カテキン#3 20 → 12 20 → 16 実施例1 (B1)茶抽出物 20 → 5 20 → 6 実施例3 (B3)茶カテキン 20 → 4 20 → 5 実施例4 (B4)茶サポニン 20 → 5 20 → 7
【0047】〈消臭試験3〉実施例1,3,4で得た機
能性ポリウレタンフォームおよび比較例1〜4のフォー
ムから100mm×200mmのサイズとなるようにシート
を切り出し、これを5リットルのテドラーバッグに入
れ、アセトアルデヒドガス15ppm を含む3リットルの
ガスをテドラーバッグに入れて封をした。この状態で、
初期のアセトアルデヒド濃度と30分後のアセトアルデ
ヒド濃度とを北川式検知管を用いて測定し、消臭能力を
測定した。この消臭試験は、水浸漬前のフォームと、水
浸漬4時間→絞り→乾燥のサイクルを3回繰り返した後
のフォームについて行った。結果を表3に示す。表3中
の #1, #2, #3 は、表1の脚注と同じである。
【0048】
【表3】 アセトアルデヒド濃度(ppm) の測定 有効成分(B) の 水浸漬前 水浸漬3回後 種類 初期 60分後 初期 60分後 比較例1 添加せず 15 → 13 15 → 13 比較例2 (B3)茶カテキン#1 15 → 8 15 → 12 比較例3 (B3)茶カテキン#2 15 → 8 15 → 10 比較例4 (B3)茶カテキン#3 15 → 9 15 → 12 実施例1 (B1)茶抽出物 15 → 7 15 → 7 実施例3 (B3)茶カテキン 15 → 7 15 → 7 実施例4 (B4)茶サポニン 15 → 7 15 → 7
【0049】〈消臭試験4〉実施例3で得た茶カテキン
(B3)担持機能性ポリウレタンフォーム(ただし厚みは1
0mmとした)を熱プレスしてからインソール表材と貼り
合わせ、靴用のインソールを得た。また参考例として、
市販の活性炭入りインソールを準備した。1リットルの
ポリエチレン容器に上記のインソールを入れて密封し
た。予め20℃の雰囲気中に静置してイソ吉草酸で充満
させて飽和蒸気ガスにした容器から、注射器でガスを2
0ml抜き取り、上記のインソールを入れてあるポリエチ
レン容器に注入した。
【0050】ガス注入後ニオイセンサーの数値が最大に
なったときの値を最大値とし、ガス注入後20分経過し
たときのニオイセンサーの計測し、最大値から20分後
の数値を差し引いた値をニオイ指示値減少量として算出
した。結果を表4に示す。
【0051】
【表4】 イソ吉草酸の臭気の減少度合 最大値 20分後 指示値減少量 市販の活性炭入りインソール 483 432 51 本発明のインソール 477 402 75
【0052】〈抗微生物試験〉カビ菌培養溶液として、
市販の変法GAM寒天培地を使用し、フラスコ内で加熱
溶解させて自然冷却したものを用いた。カビ菌は予め調
製した黒カビ菌溶液(100mg/500ml)を培地溶液
1000mlに 0.5mlずつ植え付けた。カビ菌の繁殖促進
は、恒温恒湿槽を利用して、35℃、95%RHconst.
にて14日間保持し、観察した。
【0053】試験評価は、黒カビを植えたウレタンフォ
ーム人工培地にて実施した。目視および写真撮影により
発生度数を観察すると共に、抗カビ効果を5(優秀)〜
1(劣る)の5段階で判定した。この消臭試験は、水浸
漬前のフォームと、水浸漬4時間→絞り→乾燥のサイク
ルを3回繰り返した後のフォームについて行った。結果
を表5に示す。表5中の #1, #2, #3 は、表1の脚注と
同じである。
【0054】
【表5】 抗カビ効果の測定 有効成分(B) の 水浸漬の前 浸漬3回後 種類 度数 効果 度数 効果 比較例1 添加せず ++++ 1 ++++ 1 比較例2 (B3)茶カテキン#1 - 5 ++++ 1 比較例3 (B3)茶カテキン#2 ++ 3 ++ 3 比較例4 (B3)茶カテキン#3 + 4 +++ 2 実施例1 (B1)茶抽出物 - 5 + 4 実施例2 (B2)茶粉末 - 5 + 4 実施例3 (B3)茶カテキン - 5 - 5 実施例4 (B4)茶サポニン - 5 - 5 実施例5 (B5)タンニン酸 - 5 + 4
【0055】
【発明の効果】作用の項でも述べたように、本発明にあ
っては、軟質ポリウレタンフォーム(A) を骨格とし、こ
れに特定の有効成分(B) を、バインダー樹脂の水性エマ
ルジョン(C) との混合物の形で含浸、担持させている。
そのため、軟質ポリウレタンフォーム(A) の本来の物性
を保ちながら、すぐれた抗微生物性(抗菌性、防カビ
性、抗ウィルス性)、消臭性、抗アレルギー性、抗酸化
性が奏され、しかもその効果が水洗によっても持続す
る。
【0056】またバインダー樹脂の水性エマルジョン
(C) を用いているので、火災や環境汚染のおそれがな
く、有機溶剤によりポリウレタンフォームが膨潤して機
械的強度が損なわれたりするような問題も生じない。
【0057】そしてこの方法は、すでに製造した軟質ポ
リウレタンフォームを骨格にしてそれに担持させる方法
であるので、量産品のみならず少量多品種生産にも対処
でき、工業生産的にも有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮松 宏樹 静岡県浜松市寺島町631番地 (72)発明者 吉田 貴美 静岡県浜松市龍禅寺町536番地 (72)発明者 三村 成利 大阪府大阪市江戸堀1丁目17番18号 東洋 ゴム工業株式会社内 (72)発明者 鎌田 昌宏 大阪府大阪市江戸堀1丁目17番18号 東洋 ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA03 BB02 BB05 BB08 BB10 HH09 JJ03 KK08 MM12 MM31 NN28 QQ03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質ポリウレタンフォーム(A) に、茶抽出
    物、茶粉末、カテキン、サポニンおよびタンニン酸より
    なる群から選ばれた少なくとも1種の有効成分(B) の有
    効量が、バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) との混
    合物の形で含浸担持されている機能性ポリウレタンフォ
    ーム。
  2. 【請求項2】水性エマルジョン(C) 中のバインダー樹脂
    がポリウレタンである請求項1記載の機能性ポリウレタ
    ンフォーム。
  3. 【請求項3】水性エマルジョン(C) 中のバインダー樹脂
    が、骨格となる軟質ポリウレタンフォーム(A) を構成す
    るポリウレタンと同系統のポリウレタンであるか、骨格
    となる軟質ポリウレタンフォーム(A) と同等の物性を有
    するポリウレタンである請求項1記載の機能性ポリウレ
    タンフォーム。
  4. 【請求項4】軟質ウレタンフォーム(A) に、茶抽出物、
    茶粉末、カテキン、サポニンおよびタンニン酸よりなる
    群から選ばれた少なくとも1種の有効成分(B) の有効量
    を、バインダー樹脂の水性エマルジョン(C) との混合物
    の形で含浸させた後、乾燥して、担持させることを特徴
    とする機能性ポリウレタンフォームの製造法。
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