JP2000308201A - 車両の発電制御装置 - Google Patents

車両の発電制御装置

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JP2000308201A
JP2000308201A JP11110468A JP11046899A JP2000308201A JP 2000308201 A JP2000308201 A JP 2000308201A JP 11110468 A JP11110468 A JP 11110468A JP 11046899 A JP11046899 A JP 11046899A JP 2000308201 A JP2000308201 A JP 2000308201A
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fluid
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Atsushi Tabata
淳 田端
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動変速機を備える車両において、自動変速
機用流体の温度の上昇を抑制し、その劣化を防止する車
両の発電制御装置を提供する。 【解決手段】 専用の発電モードに切り替えるためのマ
ニュアル発電スイッチ12を有し、専用の発電モードに
おいて、流体温度センサ19により自動変速機用流体の
温度Tatfを測定し、この値が所定の閾値Temp1
を超えている場合に、ECU8が外部への給電を禁止す
る。これにより、外部給電のためにエンジン1が駆動さ
れることがなくなり、エンジン1とともに自動変速機が
回転することがなくなり、自動変速機用流体の温度が高
温となることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の発電制御装
置、特に外部へ給電するための外部端子を有する車両の
発電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は自動車を利用したオートキャンプ
がさかんであり、照明器具、調理器具又はTV等の各種
の家庭用電化製品をキャンプ地でも利用できるようにす
るために、発電機を持参していく場合がある。しかし、
発電機運搬のために車内スペースが削られてしまうこと
や、発電機が生ずる騒音等不便な点もある。そこで、車
両に外部コンセント(外部端子)を設けて、積載してあ
るバッテリの電力又はエンジントルクによりジェネレー
タで発電した電力が利用できれば発電機を持参する必要
がなくなり便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、流体継手を備
える車両において、エンジントルクをジェネレータに伝
達してこのジェネレータにて発電する場合、流体継手用
流体の温度が高い状態で発電を継続すると、流体継手の
すべり等により、さらに流体継手用流体の温度が上昇
し、この流体継手用流体が劣化するという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、流体継手を備える車両において、流体継手
用流体の温度の上昇を抑制し、その劣化を防止する車両
の発電制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、エンジンと、ジェネレータと、流体
継手と、発電で得た電力を車両外部へ給電するための外
部端子と、を有し、車両停車時に、エンジンによりジェ
ネレータで発電し、外部端子を通じて車両外部に給電を
行う車両の発電制御装置であって、流体継手用流体の温
度が所定値より高い場合に、外部端子を通じた車両外部
への給電を禁止することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以
下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
【0007】図1には、本実施形態におけるハイブリッ
ド車両の構成ブロック図が示される。エンジン1の出力
軸は、本発明に係るジェネレータであるモータジェネレ
ータ(MG)2に接続されており、モータジェネレータ
2の出力軸は、トルクコンバータ(T/C)3に接続さ
れ、トルクコンバータ3の出力軸は、歯車変速機部4a
に接続されている。すなわち、エンジン1の動力とモー
タジェネレータ2の動力とをトルクコンバータ3を介し
て歯車変速機部4aに出力できるように構成されてい
る。また、歯車変速機部4aで発生した油圧によりどの
ギヤを使用するかを制御する油圧制御部4bも設けられ
ている。
【0008】なお、上記構成は例として挙げたものであ
り他の構成であっても本発明は適用可能である。例え
ば、ハイブリッド車だけでなく、通常のエンジン駆動車
両において、エンジンで駆動されるオルタネータの電力
を外部へ給電するもの、あるいは、モータジェネレータ
を車両の駆動には用いず、エンジンの始動及び発電にの
み用いる方式でもよい。
【0009】エンジン1は、燃料の燃焼によって動力を
出力する形式の装置であり、ガソリンエンジンやディー
ゼルエンジンの他、液化石油ガスや天然ガス等のガス燃
料を燃焼させるエンジンが含まれる。モータジェネレー
タ2は、電気的エネルギを回転運動等の運動エネルギに
変換して出力するモータ機能と、伝達された動力エネル
ギを電気エネルギに変換する発電機能を併せ持つ。
【0010】トルクコンバータ3は、駆動部材のトルク
を流体により従動部材に伝達させるもので、例えば図示
しないがポンプインペラに一体化されたフロントカバー
とタービンライナを一体に取付けたハブと、ロックアッ
プクラッチからなる。また、歯車変速機部4aと油圧制
御部4bとの組み合わせにより入力回転数と出力回転数
の比(変速比)を自動で適宜変更することのできる装置
が構成され、これには有段式の変速機や変速比を連続式
に変化させることのできる無段変速機等がある。これら
のトルクコンバータ3、歯車変速機部4a、油圧制御部
4bにより本発明の流体継手に相当する自動変速機が構
成される。この自動変速機には、自動変速機用流体が封
入されており、トルクコンバータ3、歯車変速機部4
a、油圧制御部4bにおいて、各油圧動作及び各部の潤
滑に使用される。
【0011】図2に本実施形態のシステム構成図を示
す。モータジェネレータ2にはインバータ5を介してバ
ッテリ6が接続されている。インバータ5は、モータジ
ェネレータ2に対する電流及び周波数を制御し、またモ
ータジェネレータ2で発電する際の電流を制御するよう
に構成されている。そしてそれらの制御を行うためにコ
ントローラ7が設けられている。このコントローラ7
は、例えば、エンジン1の始動要求、発進要求及び制動
要求に従ってインバータ5及びバッテリ6を制御するよ
うに構成されている。
【0012】エンジン1、モータジェネレータ2、トル
クコンバータ3、歯車変速機部4a、油圧制御部4b、
バッテリ6等には、各種センサが設けられており、その
センサの検出信号は、ECU8に送られる。ECU8
は、マイクロコンピュータで構成され、エンジン1等に
制御信号を送り、車速信号やアクセル開度信号、SOC
(State Of Charge;充電状態)信号等の検出信号に基づ
いてトルクコンバータ3のスリップ率や歯車変速機部4
a、油圧制御部4bの変速比等を制御する。
【0013】他方、車室内に設けられたシフトレバー
(図示せず)の基部の近傍には、図3に示すようにロッ
クソレノイド21を設置する。このロックソレノイド2
1は、ECU8に電気的に接続されており、その制御信
号に応じて後述のとおり突出後退作動するものであり、
ロックソレノイド21の突出作動時には、シフトレバー
は、その操作位置すなわちシフトレバー位置が、停車位
置であるPポジション(パーキングポジション)から走
行位置であるR(後退)・N(中立)・D(通常走行)
・4・3・2・L(ロー)の各ポジションに移動しない
ようにロックされる。
【0014】インバータ5には、本発明に係る外部端子
に相当する外部電源コンセント9が接続されており、イ
ンバータ5と外部電源コンセント9の間にはON/OF
Fの切替スイッチ10が設けられている。
【0015】図示していないが、エンジン1から排出さ
れた排気ガス経路である排気管には、排気ガス浄化用の
触媒が設けられている。触媒は、一般に固体金属触媒で
あり、網状の金属担体上に保持されている。この触媒層
を排気ガスが通過することにより排気ガス中の一酸化炭
素、炭化水素、酸化窒素等の有害成分が除去される。排
気管内には触媒の近傍の排気ガスの温度を検知するため
の触媒温度センサ11が設けられており、ECU8に検
知信号を送る。
【0016】本実施形態においては、通常のモードとは
別に外部給電のための発電モードを有し、そのためのマ
ニュアル発電スイッチ12が設けられている。また、外
部給電のための発電モードで発電していることを乗員に
知らせるためのモードインジケータ13が備えられてい
る。
【0017】車両発進時や低速走行時にはモータジェネ
レータ2をモータとして機能させモータ出力のみで走行
する。通常走行時には、エンジン1を始動させてエンジ
ン出力で走行する。上坂路や加速時等エンジン1に高負
荷がかかる時にはエンジン1に加えモータジェネレータ
2をモータとして機能させ両動力源より走行する。車両
減速時や制動時には、モータジェネレータ2を発電機と
して機能させ、バッテリ6に電力を回生する。さらにバ
ッテリ6のSOCが低下した場合には、エンジン1の出
力を増大させ、エンジン出力をモータジェネレータ2で
電力に変換してバッテリ6に充電する。
【0018】また、上記シフトレバー位置がPポジショ
ンの場合には、マニュアル発電スイッチ12により発電
モードを選択し、エンジン1の出力によりモータジェネ
レータ2で発電しつつ、この電力を外部電源コンセント
9から外部へ給電させることもできる。この場合、ハイ
ブリッド車の走行直後等に、自動変速機用流体の温度が
高い状態でエンジン1を駆動し、モータジェネレータ2
での発電を行わせると、前述したとおり、トルクコンバ
ータやクラッチのすべり等により、さらに自動変速機用
流体の温度が上昇する。このように、自動変速機用流体
の温度が高くなると、自動変速機用流体が劣化する危険
がある。したがって、自動変速機用流体が高温の時に
は、上記外部への給電を禁止する必要がある。
【0019】このため、本実施形態では、図2に示され
た流体温度センサ19により自動変速機用流体の温度T
atfを測定してECU8に入力し、Tatfが所定の
閾値Temp1を超えていると、ECU8が車両外部へ
の給電を禁止する構成となっている。外部給電が禁止さ
れれば、外部給電のためにエンジン1が駆動されること
もなくなるので、エンジン1とともにトルクコンバータ
3や歯車変速機部4aが回転することもなくなる。これ
により自動変速機用流体の温度上昇も抑制できる。
【0020】次に、図4に示す本実施形態における車両
の発電制御装置の処理フローチャートを用いて外部給電
のための発電手順を説明する。
【0021】まず、ECU8は、各種センサの入力信号
を処理し(S20)、次に、マニュアル発電スイッチ1
2がON状態かどうかを判定する(S30)。乗員が外
部給電のためにモータジェネレータ2による発電若しく
はバッテリ6からの放電を行いたい場合は、マニュアル
発電スイッチ12をONにして外部給電のための発電モ
ードを設定し、このマニュアル発電スイッチ12からE
CU8に送られる信号14によってON/OFFが判定
される。マニュアル発電スイッチ12がOFF状態の場
合は、外部電源コンセント9からの電力取出を禁止する
(S100)。この場合はECU8から切替スイッチ1
0をONにする信号15が送られず、切替スイッチ10
がOFF状態にあるため外部電源コンセント9から電力
を取出すことができない。外部への給電をマニュアル発
電スイッチ12がONされた場合のみに限定するように
構成したのは、この発電モードの実行中であれば、発電
を行わずにバッテリ6の放電により給電した場合でも、
SOCが低くなればエンジン1が始動され、バッテリ6
への充電が開始される結果、バッテリ6内の電力が全て
消費される事態を回避できるからである。
【0022】ステップ30にてスイッチONの場合は、
続いてシフトレバー位置がPポジション(停車位置)か
どうかを、シフトレバーの位置センサ(図示せず)の検
出信号に基づいて判定する(S40)。ステップ40に
おいてシフトレバー位置がPポジション以外である場合
には、発電を開始せず、外部電源コンセント9からの電
力取出を禁止する(S100)。また、モードインジケ
ータ13を消灯し、外部電源コンセント9が使用できな
い状態にあることを乗員に認識させる(S110)。こ
のようにシフトレバー位置がPポジションの場合にのみ
発電を行うこととしたのは、Pポジションの場合には車
両が停車中であり、エンジン1に負荷がかかっていない
状態だからである。
【0023】他方、シフトレバー位置がPポジションに
あるときは、流体温度センサ19により測定した自動変
速機用流体の温度Tatfが所定の閾値Temp1を超
えていないかどうかを判定する(S45)。Tatfが
Temp1を超えている場合は、ECU8が外部電源コ
ンセント9からの電力取出を禁止する(S100)。
【0024】これに対し、TatfがTemp1以下の
場合には、続いてSOCが所定値A%以上かどうかを、
バッテリ6に設けられたSOCセンサ(図示せず)から
の信号16に基づいて判定する(S50)。
【0025】SOCが所定値A%以上のときは、バッテ
リ6の容量が充分であるため、発電を開始しない。所定
値A%未満のときは、専用制御ロジックでエンジン1を
駆動させる(S60)。ここで専用制御ロジックとは、
例えば触媒温度センサ11により触媒近傍の排気ガス温
度をモニターし信号17としてECU8に送り、排気ガ
ス温度が所定の触媒活性温度より低い場合に、エンジン
回転数を増加させて排気ガス温度を高める制御をいう。
エンジン回転数の制御はスロットルバルブの開閉によっ
て行われる。ここではエンジン始動当初よりむしろアイ
ドリング程度のエンジン回転数を長時間続けた場合の排
気ガス温度の低下が問題となる。なお、このように触媒
温度センサ11の検出値が所定値を維持するように制御
する構成に代えて、エンジン回転数が所定値を維持する
ように制御する構成としてもよく、このような構成によ
っても触媒の温度低下による排気ガス浄化能力低下を防
止することができる。このような専用制御ロジックの実
行により、排気ガス浄化用の触媒が常に十分な活性化温
度範囲に維持される。
【0026】また、図5に示すモータジェネレータ2の
特性図におけるモータ効率の最高点で発電できるよう
に、モータトルクと回転数を制御してもよい。図5は横
軸にモータ回転数NM、縦軸にモータトルクTMをとっ
た場合のモータ効率ηMが示されている。図に示すよう
に回転数NM及びトルクTMが増大するほどモータ効率
ηMは増大し、ある回転数NM及びトルクTMの範囲で
極大となる。
【0027】さらに排気ガス温度が触媒活性温度以上と
なるエンジン1の最低回転数N1以上の回転数であっ
て、最もモータジェネレータ2のモータ効率が良くなる
点で発電できるようモータトルク又はモータ回転数を制
御してもよい。尚、この専用制御ロジックは、外部電源
コンセント9と特別なマニュアル発電スイッチ12を設
けた本実施形態に限らず、これらを有しない一般のハイ
ブリッド車にも、例えば歯車変速機部4a、油圧制御部
4bの変速比を適切に制御する構成とすることによって
適用することが可能である。
【0028】続いて補機の作動が禁止される(S7
0)。補機とはここでは、外部給電のための発電と無関
係の装置、例えばエアコンや、歯車変速機部4a、油圧
制御部4bの電動オイルポンプのモータをいう。ガソリ
ン車はエンジン始動とともにクランクシャフトの回転を
伝達して機械式のオイルポンプを作動させるが、ハイブ
リッド車両は、発進時はエンジン1が始動しないため、
バッテリ6の電力を用いて電動オイルポンプを作動させ
ている。従って、通常の車両を停止させてのバッテリ6
の充電モードにおいては、前記の電動オイルポンプは作
動しており、エンジン1に対する負荷となるため、燃費
が悪くなる。同様にエアコン等も負荷となる。これに対
し本実施形態では、外部給電のための発電モードの実行
中には、ステップ70で補機の作動を禁止した結果、こ
れらの負荷がなく燃費を向上できる一方、車両停車中に
はトルクをタイヤに伝えることを考慮する必要がないた
め、補機を作動させなくとも不都合はない。
【0029】続いてステップ60にいう専用制御ロジッ
クに基づいて所定のモータトルク・回転数にてモータジ
ェネレータ2が駆動され発電が行われる(S80)。
【0030】モータジェネレータ2で発電された電力は
インバータ5により所定の電圧に落とされ、外部電源コ
ンセント9へ送られる。このとき、余剰に発電された電
力はバッテリ6へ送られ、バッテリ6を充電する(S9
0)。尚、このように余剰に発電された電力を利用して
バッテリ6を充電することに加え、バッテリ6のSOC
の低下が検出された場合には積極的に充電を行う構成と
してもよい。
【0031】続いて外部電源コンセント9からの電力の
取出が許可される(S140)。この場合ECU8から
切替スイッチ10へ信号15が送られ、スイッチ10が
ONに切り替えられインバータ5から外部電源コンセン
ト9へ送電される。
【0032】次に、ステップ150において、シフトレ
バー近傍のロックソレノイド21に対して制御信号が送
られ、これによりロックソレノイド21が突出作動し、
シフトレバー位置が停車位置であるPポジションから走
行位置であるR・N・D・4・3・2・Lの各ポジショ
ンに移動しないようにロックされる。このようにしてシ
フトレバーが停車位置であるPポジションでロックされ
る結果、モータジェネレータ2の給電運転中にシフトレ
バーが走行位置に誤操作されることに起因した車両の飛
び出しやショックの発生を防止でき、また他方、このよ
うな車両の飛び出しやショックの発生のおそれを考慮す
ることなく、例えば高い回転数でモータジェネレータ2
を運転する等、発電モードの制御内容を自由に設計でき
るという利点がある。
【0033】最後にECU8から発電モードインジケー
タ13へ点灯信号18が送られ、インジケータ13が点
灯する(S160)。これにより乗員は、外部給電が可
能な状態であることを知ることができる。
【0034】他方、ステップ50においてSOCが所定
値A%以上と判定された場合、エンジン1が作動してい
る場合にはこれを停止する(S120)。従って、この
ときは発電は行われない。次にバッテリ6の放電モード
が設定され(S130)、これによりバッテリ6の電力
がインバータ5を介して外部電源コンセント9へ送られ
る。ステップ140以下の処理は同じである。尚、バッ
テリ6の放電の結果、SOCが所定値A%を下回ると、
ステップ50で再び否定判定され、ステップ60より専
用制御ロジックでエンジン1が駆動され、再びモータジ
ェネレータ2による発電が開始される。
【0035】ここで、切替スイッチ10により外部への
給電をカットしたのは、シフトレバー位置がPポジショ
ン以外の場合だけであるが、この他、モータジェネレー
タ2による発電及びバッテリ6の放電が正常状態でない
場合に切替スイッチ10により給電をカットする構成と
してもよい。モータジェネレータ2による発電及びバッ
テリ6の放電が正常状態でない場合としては、例えば、
バッテリ6のSOCの極度の低下や、電圧低下、モータ
ジェネレータ2による発電ができないとき、外部電源コ
ンセント9系の故障等がある。これにより、車両の移動
を防止できる他、バッテリ6等を保護することができ
る。本実施形態では、ハイブリッド車両について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、通常のエンジンにより駆動される車両であって、こ
のエンジンの動力で発電を行うジェネレータの電力を外
部へ給電するように構成した車両であってもよい。
【0036】
【発明の効果】このように、本発明では、外部給電のた
めの発電モードを通常の充電モード以外に別途設け、流
体継手用流体の温度が所定値より高い場合に、外部への
給電を禁止するので、外部給電中に流体継手用流体の温
度がさらに上昇し、劣化することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における駆動装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態の制御装置の構成を示すシ
ステム構成図である。
【図3】 本発明の実施形態におけるシフトレバーの各
操作位置とロックソレノイドとを示す平面図である。
【図4】 本発明の実施形態における処理フローチャー
トである。
【図5】 本発明の実施形態におけるモータジェネレー
タの特性図である。
【符号の説明】
1 エンジン、2 モータジェネレータ、3 トルクコ
ンバータ、4a 歯車変速機部、4b 油圧制御部、5
インバータ、6 バッテリ、7 コントローラ、8
ECU、9 外部電源コンセント、10 切替スイッ
チ、11 触媒温度センサ、12 マニュアル発電スイ
ッチ、13 モードインジケータ、14,15,16,
17,18 信号、19 流体温度センサ、21 ロッ
クソレノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/06 F16H 41/30 C F16H 41/30 H02P 9/04 L H02P 9/04 B60K 9/00 E Fターム(参考) 3G093 AA06 AA07 AA16 BA17 CB01 DB00 DB09 DB12 EB09 FA11 FB05 5H115 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PI30 PO02 PO06 PO09 PU23 PU25 QA01 QA10 QE12 QN03 RE12 SE04 SE05 SE08 TB01 TE07 TI01 TO05 TO21 TR20 TU20 TZ01 TZ03 5H590 AB20 CA07 CB10 CC01 CD03 CE05 CE10 FA01 FA05 FC26 HA18 JA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、ジェネレータと、流体継手
    と、発電で得た電力を車両外部へ給電するための外部端
    子と、を有し、車両停車時に、エンジンによりジェネレ
    ータで発電し、前記外部端子を通じて車両外部に給電を
    行う車両の発電制御装置であって、 前記流体継手用流体の温度が所定値より高い場合に、前
    記外部端子を通じた車両外部への給電を禁止することを
    特徴とする車両の発電制御装置。
JP11110468A 1999-04-19 1999-04-19 車両の発電制御装置 Pending JP2000308201A (ja)

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