JP2009040322A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行用モータジェネレータの過度の温度上昇を回避しつつ、EV走行する。
【解決手段】HV−ECUは、MG要求トルクを算出するステップ(S120)と、走行用バッテリのSOCを算出するステップ(S130)と、MG要求トルクがMG許容トルクよりも小さく、走行用バッテリのSOCが基準SOCよりも高いと(S120にてYESかつS140にてYES)、モータジェネレータ温度TMGを検出するステップ(S150)と、TMGが冷却開始温度よりも高いと(S160にてYES)、HVウォーターポンプを作動させるステップ(S170)と、冷却システムの作動後にTMGを検出するステップ(S180)と、TMGが基準温度よりも低くないと(S190にてNO)、エンジンを始動させるステップ(S210)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図5
【解決手段】HV−ECUは、MG要求トルクを算出するステップ(S120)と、走行用バッテリのSOCを算出するステップ(S130)と、MG要求トルクがMG許容トルクよりも小さく、走行用バッテリのSOCが基準SOCよりも高いと(S120にてYESかつS140にてYES)、モータジェネレータ温度TMGを検出するステップ(S150)と、TMGが冷却開始温度よりも高いと(S160にてYES)、HVウォーターポンプを作動させるステップ(S170)と、冷却システムの作動後にTMGを検出するステップ(S180)と、TMGが基準温度よりも低くないと(S190にてNO)、エンジンを始動させるステップ(S210)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図5
Description
本発明は、ハイブリッド車両の制御技術に関し、特に、走行用モータ等の温度が過度に上昇することを回避する技術に関する。
燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走行時の動力源として備えているとともに、その動力源と駆動輪との間に自動変速機が設けられているハイブリッド車両が実用化されている。このようなハイブリッド車両においては、たとえば運転状態に応じてエンジンと電動モータとを使い分けて走行することにより、所定の走行性能を維持しつつ燃料消費量や排出ガス量を低減できる。具体的には、エンジンのみを動力源として走行するエンジン走行モード、電動モータのみを動力源として走行するモータ走行モード、エンジンおよび電動モータの両方を動力源として走行するエンジン+モータ走行モードなど、エンジンおよび電動モータの作動状態が異なる複数の運転モードを備えており、車速(または動力源回転数)およびアクセル操作量などの運転状態をパラメータとする動力源マップ等の予め定められたモード切換条件に従って自動的に切り換えられるようになっている。
さらに、このようなハイブリッド車両においては、深夜や早朝の住宅密集地での騒音低下や屋内駐車場、車庫内での排気ガス低減化を目的として、運転者が選択スイッチ(たとえば、EVドライブモードスイッチやEVスイッチと呼ばれる)を押すことにより、エンジンの作動を制限して、モータのみで走行可能な(上述したモータ走行モードと同じ走行状態になる)EVドライブモード(以下、EVドライブモードとEVモードとを区別しないで記載する)を備えるものもある。
また、通常の自動車においては、エンジンを冷却するために、エンジンのシリンダブロックに冷却媒体の通路を設けて、冷却媒体であるLLC(Long Life Coolant)をウォーターポンプで循環させる。エンジンから発生した熱は、LLCを介してラジエーターで放熱される。また、このようなエンジンに加えて走行用モータを搭載したハイブリッド自動車においては、エンジンの冷却系統に加えて、モータ(以下、モータにはモータジェネレータを含む)や、インバータやDC/DCコンバータを含むPCU(Power Control Unit)等を冷却する冷却系統を有する。
モータの冷却については、たとえば、モータのステータ部分を覆うようにウォータジャケットを設けて、ウォーターポンプにより冷却媒体であるLLCを、このウォータジャケットに供給するとともに、このウォータジャケットで吸収した熱をラジエーターで放熱する。また、PCUの冷却についても、最も発熱するIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の近傍にウォータジャケットが設けられる。モータやPCUで吸熱して温度が上昇したLLCは、ラジエーターにおいて走行風により温度が低下されて、再びモータやPCUを冷却する。
EVモードにおいては、モータのみで走行するために、エンジンとモータとで走行している場合に比べて、モータの温度が上昇する傾向がある。このモータの温度上昇は、モータの樹脂材料(絶縁材等)の寿命が短くなる可能性がある。
特開2006−094626号公報(特許文献1)は、ハイブリッド車両において、モータの温度が高くなるとエンジンを始動する技術を開示する。この公報に開示されたハイブリッド車両は、走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、電動機の駆動に用いられる駆動回路と、内燃機関からの動力の少なくとも一部を用いて発電可能な発電手段と、電動機および発電手段と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、電動機または駆動回路における所定の高温状態を検出する高温状態検出手段と、車両に要求される要求動力を設定する要求動力設定手段と、所定の条件に基づいて内燃機関の運転を停止した状態で電動機からの動力だけで走行している最中に高温状態検出手段により所定の高温状態が検出された所定電動走行時には、内燃機関を始動して設定された要求動力に基づく動力により内燃機関と電動機のそれぞれの機械的出力を並用して車両が走行し且つ蓄電手段が充電されるよう内燃機関と発電手段と電動機とを制御する高温時制御を実行する制御手段とを備える。
このハイブリッド車両によると、所定の条件に基づいて内燃機関の運転が停止された状態で電動機だけで走行しているときに電動機または駆動回路における所定の高温状態が検出された場合には、内燃機関を始動して設定された要求動力に基づく動力により内燃機関と電動機のそれぞれの機械的出力を並用して車両が走行し且つ蓄電手段が充電されるように内燃機関と発電手段と電動機とを制御する。すなわち、所定電動走行時には、内燃機関を始動して内燃機関と電動機のそれぞれの機械的出力を併用して車両を走行させ、蓄電手段が充電されるよう制御するのである。これにより、電動機の負荷を低減することができるから、電動機やその駆動回路の高温状態に対処することができる。また、蓄電手段が充電されるように制御するから、内燃機関から要求動力よりも大きな動力が出力されるよう内燃機関を運転するとになる。これにより、小さな動力を出力することに基づく内燃機関の効率の低下を抑制することができ、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
特開2006−094626号公報
しかしながら、上述した公報に開示されたハイブリッド車両では、内燃機関の始動頻度が高くなり、EV走行したいという運転者の要求を十分に満足できない可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、走行用回転電機やその駆動回路の過度の温度上昇を回避しつつ、EV走行を実現する、ハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、エンジンおよび回転電機の少なくとも一方を走行源とするハイブリッド車両を制御する。このハイブリッド車両は回転電機および回転電機の駆動回路の少なくとも一方を冷却する冷却機構を備え、エンジンを作動させないで回転電機のみにより走行することが可能である。この制御装置は、回転電機および駆動回路の少なくとも一方の温度を検出するための手段と、回転電機のみにより走行しているときの温度に基づいて、冷却機構を作動させるか否かを判断するための手段と、冷却機構を作動させた後における回転電機および駆動回路の少なくとも一方の温度に基づいて、内燃機関を作動させるか否かを判断するための判断手段とを含む。
第1の発明によると、ハイブリッド車両に搭載された回転電機(モータ、モータジェネレータ)のみを用いて走行している場合、回転電機やその回転電機の駆動回路(インバータ等の電子回路)が発熱する。このように回転電機のみにより走行しているときの回転電機および駆動回路の少なくとも一方の温度に基づいて、冷却機構を作動させるか否かが判断される。温度が高くて冷却機構が作動された後においても回転電機および駆動回路の少なくとも一方の温度が上昇していると、回転電機の絶縁部材の劣化や樹脂部材の劣化が促進されたり、駆動回路の半導体素子の不具合が発生する可能性がある。このため、回転電機のみでの走行を中止して、エンジンを始動させる。このため、従来よりもエンジンを始動する頻度が少なくなり、EV走行したいという運転者の要求を十分に満足できるようになる。その結果、走行用回転電機やその駆動回路の過度の温度上昇を回避しつつ、EV走行を実現する、ハイブリッド車両の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、判断手段は、回転電機および駆動回路の少なくとも一方の温度が高いと、内燃機関を作動させると判断するための手段を含む。
第2の発明によると、冷却機構が作動された後においても回転電機および駆動回路の少なくとも一方の温度が上昇しているときのみ、回転電機のみでの走行を中止して、エンジンを始動させる。すなわち、冷却機構が作動された後において回転電機および/または駆動回路の温度が上昇していなければ、エンジンを始動させない。このため、従来よりもエンジンを始動する頻度が少なくなり、EV走行したいという運転者の要求を十分に満足できるようになる。
第3の発明に係る制御装置は、第1または2の発明の構成に加えて、回転電機に電力を供給する蓄電機構の状態を検出するための検出手段と、蓄電機構の状態に基づいて、内燃機関を作動させるか否かを判断するための蓄電判断手段とをさらに含む。
第3の発明によると、回転電機に電力を供給する蓄電機構(二次電池(バッテリ)、キャパシタ等)の状態(特に残電力状態)を検出して、残電力量が少ないと内燃機関を作動させるようにして、過放電を回避できる。
第4の発明に係る制御装置においては、第3の発明の構成に加えて、蓄電機構は二次電池であって、検出手段は、二次電池のSOCを検出するための手段を含む。蓄電判断手段は、SOCが低いと、内燃機関を作動させると判断するための手段を含む。
第4の発明によると、回転電機に電力を供給する二次電池(バッテリ)のSOC(State Of Charge)を検出して、SOCが低いと内燃機関を作動させるようにして、二次電池の過放電を回避できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置を含む、ハイブリッド車両全体の制御ブロック図を説明する。なお、本発明は図1に示すハイブリッド車両に限定されない。本発明は、動力源としての、たとえばガソリンエンジン等の内燃機関(以下、エンジンとして説明する)が、車両を走行させる駆動源であって、かつ、ジェネレータの駆動源であればよい。さらに、駆動源がエンジンおよびモータジェネレータであって、モータジェネレータの動力により走行可能な車両であればよく(エンジンを停止させても停止させなくても)、走行用のバッテリを搭載した他の態様を有するハイブリッド車両であってもよい(いわゆるシリーズ型やパラレル型等のハイブリッド車両に限定されないが、システム起動後においてEV走行が可能な車両には限定される)。このバッテリは、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などであって、その種類は特に限定されるものではない。また、バッテリの代わりにキャパシタでも構わない。
ハイブリッド車両は、エンジン120と、モータジェネレータ(MG)140とを含む。なお、以下においては、説明の便宜上、モータジェネレータ140を、モータジェネレータ140A(またはMG(2)140A)と、モータジェネレータ140B(またはMG(1)140B)と表現するが、ハイブリッド車両の走行状態に応じて、モータジェネレータ140Aがジェネレータとして機能したり、モータジェネレータ140Bがモータとして機能したりする。このモータジェネレータがジェネレータとして機能する場合に回生制動が行なわれる。モータジェネレータがジェネレータとして機能するときには、車両の運動エネルギが電気エネルギに変換されて、車両が減速される。
ハイブリッド車両は、この他に、エンジン120やモータジェネレータ140で発生した動力を駆動輪160に伝達したり、駆動輪160の駆動をエンジン120やモータジェネレータ140に伝達したりする減速機180と、エンジン120の発生する動力を駆動輪160とモータジェネレータ140B(MG(1)140B)との2経路に分配する動力分割機構(たとえば、後述する遊星歯車機構)200と、モータジェネレータ140を駆動するための電力を充電する走行用バッテリ220と、走行用バッテリ220の直流とモータジェネレータ140A(MG(2)140A)およびモータジェネレータ140B(MG(1)140B)の交流とを変換しながら電流制御を行なうインバータ240と、走行用バッテリ220の充放電状態(たとえば、SOC)を管理制御するバッテリ制御ユニット(以下、バッテリECU(Electronic Control Unit)という)260と、エンジン120の動作状態を制御するエンジンECU280と、ハイブリッド車両の状態に応じてモータジェネレータ140およびバッテリECU260、インバータ240等を制御するMG−ECU300と、バッテリECU260、エンジンECU280およびMG−ECU300等を相互に管理制御して、ハイブリッド車両が最も効率よく運行できるようにハイブリッドシステム全体を制御するHV−ECU320等を含む。
さらに、HV−ECU320は、このハイブリッド車両のメインのシステムを起動する要求が運転者により入力されるシステム起動スイッチ1000からの起動要求信号が入力される。より詳しくは、別途設けられた電源ECUにシステム起動スイッチ1000からの信号が入力されて、この電源ECUがシステムのメインリレーを導通状態にして、HV−ECU320にも電力が供給されて、HV−ECU320は、システム起動スイッチ1000からの起動要求信号を検出できる。また、HV−ECU320は、このハイブリッド車両の運転者により操作される、エンジン120を始動させないで走行させるEV走行モードを要求するEVスイッチ1100からのEV走行要求信号が入力される。また、HV−ECU320は、EV表示灯1200を点灯/消灯させる制御信号を出力する、たとえば、このEV走行モードの要求を受け付けた場合やEV走行モードが実行されている場合にはEV表示灯1200を点灯させて、これら以外の場合には表示灯1200を消灯させる。
本実施の形態において、走行用バッテリ220とインバータ240との間には昇圧コンバータ242が設けられている。これは、走行用バッテリ220の定格電圧が、モータ140A(MG(2)140A)やモータジェネレータ140B(MG(1)140B)の定格電圧よりも低いので、走行用バッテリ220からモータジェネレータ140A(MG(2)140A)やモータジェネレータ140B(MG(1)140B)に電力を供給するときには、昇圧コンバータ242で電力を昇圧する。
なお、図1においては、各ECUを別構成としているが、2個以上のECUを統合したECUとして構成してもよい(たとえば、図1に、点線で示すように、MG−ECU300とHV−ECU320とを統合したECUとすることがその一例である)。
動力分割機構200は、エンジン120の動力を、駆動輪160とモータジェネレータ140B(MG(1)140B)との両方に振り分けるために、遊星歯車機構(プラネタリーギヤ)が使用される。モータジェネレータ140B(MG(1)140B)の回転数を制御することにより、動力分割機構200は無段変速機としても機能する。エンジン120の回転力はキャリア(C)に入力され、それがサンギヤ(S)によってモータジェネレータ140B(MG(1)140B)に、リングギヤ(R)によってモータジェネレータ140A(MG(2)140A)および出力軸(駆動輪160側)に伝えられる。回転中のエンジン120を停止させる時には、エンジン120が回転しているので、この回転の運動エネルギをモータジェネレータ140B(MG(1)140B)で電気エネルギに変換して、エンジン120の回転数を低下させる。
図1に示すようなハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド車両においては、車両の状態について予め定められた条件が成立すると、HV−ECU320は、モータジェネレータ140のモータジェネレータ140A(MG(2)140A)のみによりハイブリッド車両の走行を行なうようにモータジェネレータ140A(MG(2)140A)およびエンジンECU280を介してエンジン120を制御する。たとえば、予め定められた条件とは、走行用バッテリ220のSOCが予め定められた値以上であるという条件等である。このようにすると、発進時や低速走行時等であってエンジン120の効率が悪い場合に、モータジェネレータ140A(MG(2)140A)のみによりハイブリッド車両の走行を行なうことができる。この結果、走行用バッテリ220のSOCを低下させることができる(その後の車両停止時に走行用バッテリ220を充電することができる)。
また、通常走行時には、たとえば動力分割機構200によりエンジン120の動力を2経路に分け、一方で駆動輪160の直接駆動を行ない、他方でモータジェネレータ140B(MG(1)140B)を駆動して発電を行なう。この時、発生する電力でモータジェネレータ140A(MG(2)140A)を駆動して駆動輪160の駆動補助を行なう。また、高速走行時には、さらに走行用バッテリ220からの電力をモータジェネレータ140A(MG(2)140A)に供給してモータジェネレータ140A(MG(2)140A)の出力を増大させて駆動輪160に対して駆動力の追加を行なう。一方、減速時には、駆動輪160により従動するモータジェネレータ140A(MG(2)140A)がジェネレータとして機能して回生発電を行ない、回収した電力を走行用バッテリ220に蓄える。なお、走行用バッテリ220の充電量が低下し、充電が特に必要な場合には、エンジン120の出力を増加してモータジェネレータ140B(MG(1)140B)による発電量を増やして走行用バッテリ220に対する充電量を増加する。
また、走行用バッテリ220の目標SOCはいつ回生が行なわれてもエネルギーが回収できるように、通常は60%程度に設定される。また、SOCの上限値と下限値とは、走行用バッテリ220のバッテリの劣化を抑制するために、たとえば、上限値を80%とし、下限値を30%として設定され、HV−ECU320は、MG−ECU300を介してSOCが上限値および下限値を越えないようにモータジェネレータ140による発電や回生、モータ出力を制御している。なお、ここで挙げた値は、一例であって特に限定される値ではない。
図2を参照して、動力分割機構200についてさらに説明する。動力分割機構200は、サンギヤ(S)202と(以下、単にサンギヤ202と記載する)、ピニオンギヤ204と、キャリア(C)206(以下、単にキャリア206と記載する)と、リングギヤ(R)208(以下、単にリングギヤ208と記載する)とを含む遊星歯車から構成される。
ピニオンギヤ204は、サンギヤ202およびリングギヤ208と係合する。キャリア206は、ピニオンギヤ204が自転可能であるように支持する。サンギヤ202はMG(1)140Bの回転軸に連結される。キャリア206はエンジン120のクランクシャフトに連結される。リングギヤ208はMG(2)140Aの回転軸および減速機180に連結される。
エンジン120、MG(1)140BおよびMG(2)140Aが、遊星歯車からなる動力分割機構200を介して連結されることで、エンジン120、MG(1)140BおよびMG(2)140Aの回転数は、共線図において直線で結ばれる関係になる。
本実施の形態に係る制御装置であるHV−ECU320は、システム起動スイッチ1000によりシステムの起動が運転者により要求されてHV−ECU320が作動し始める。運転者によりEVスイッチ1100が押されているときには、エンジン120を始動させないでモータジェネレータ140のみで走行(EV走行モード)する。このようなEV走行モードが実行されているときには(エンジン120を走行源としている場合に比べて)、モータジェネレータ140の温度が上昇し易い。このため、モータジェネレータ140の過度の温度上昇を回避すべく、モータジェネレータ140の温度に基づいてハイブリッド冷却システムを作動させ、さらに、それでもモータジェネレータ140の温度が上昇すると、EV走行モードからハイブリッド走行モード(エンジン120を始動する)に切り換える。
図3を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置で作動が制御されるハイブリッド冷却システムの全体構成について説明する。図3に示すように、このハイブリッド冷却システム(以下、単に冷却システムと記載する場合がある)は、液冷媒である冷却水を、HVウォータポンプ2310により、モータジェネレータ140およびPCU2200とHVラジエーター2330との間を循環させて、モータジェネレータ140およびPCU2200を冷却するシステムである。
この冷却システムは、上述した、HVウォータポンプ2310、HVラジエーター2330に加えて、モータジェネレータ140およびPCU2200で吸熱した高温の冷却水をHVラジエーター2330へ送る配管であるHVラジエーター行き配管2320、HVラジエーター2330にて熱交換されて水温が下げられた冷却水をHVラジエーター2330から戻す配管であるHVラジエーター戻り配管2340およびリザーバタンク2300を含む。
リザーバタンク2300は、冷却水の予備タンクとして機能するものであって、この冷却システムの配管内の冷却水の温度や冷却水が循環されることによる冷却配管の容積の変化に対応するために設けられる。さらに、具体的には、リザーバタンク2310がない場合において冷却配管の容積に対して冷却水の容量が不足すると、冷却配管にエアが噛み込む。このような場合には、この冷却システムの配管にエアが入り込むことになり、このエアがHVウォータポンプ2310に入り込み、HVウォータポンプ2310がエアロックしてしまい、冷却水を循環させることができなくなる。このような事態を回避すべく、リザーバタンク2310が設けられる。
図3に示す冷却システムにおいては、冷却水は、HVラジエーター2330、PCU2200、リザーバタンク2300、HVウォータポンプ2310、モータジェネレータ140の順で、循環される。なお、このPCU2200は、モータジェネレータ140を駆動するためのIPMを収納しているので、図3に示すように、モータジェネレータ140近傍に設けられている。その結果、この車両がフロントにエンジン120を搭載していると、モータジェネレータ140およびPCU2200はエンジン120の近傍に設けられる。
なお、モータジェネレータ140およびPCU2200の位置は、このような位置に限定されるものではない。さらに、冷却システムは、エンジン120の冷却システムとは別系統の冷却システムであるとして説明するが、本発明に係る制御装置で制御される冷却システムは、このようなものに限定されるものではない。すなわち、エンジン120の冷却システムと共用の冷却配管を用いるものであっても、配管は別に設けてラジエーターを共用するもの(すなわち、エンジン120のラジエーターとHVラジエーターとを共用)であっても、その他の共用の形態(ラジエーターのクリーングファンのみ共用する等々)であっても構わない。
図4を参照して、この冷却システムの制御ブロック図について説明する。図4に示すように、冷却水は、HVラジエーター2330からHVラジエーター戻り配管2340を経由してPCU2200へ、PCU2200からリザーバータンク導入側配管2510を経由してリザーバタンク2300へ、リザーバタンク2300からHVウォーターポンプ導入側配管2540を経由してHVウォーターポンプ2310へ、HVウォーターポンプ2310からモータジェネレータ導入側配管2500を経由してモータジェネレータ140へ、モータジェネレータ140からHVラジエーター行き配管2320を経由してHVラジエーター2330へ循環される。なお、冷却水は、この逆順で流れるものであっても構わない。さらに、冷却システムは、HVラジエーター2330、PCU2200、リザーバタンク2300、HVウォーターポンプ2310で構成されるものに限定されない。モータジェネレータ140を冷却する機能を有するものであって、冷却システムの作動と停止とをHV−ECU320が制御できる(HVウォーターポンプ2310の作動および停止を制御できる)ものであれば、特に限定されるものではない。
このような冷却システムを制御するHV−ECU320には、モータジェネレータ140に設けられた温度センサ2620から、モータジェネレータ140の最高温度(または代表温度)を示すMG温度TMG信号が入力される。なお、温度センサ2620は、モータジェネレータ140の内部であって、最高温度になる位置近傍に取り付けることが好ましい。
さらに、HV−ECU320には、モータジェネレータ140とHVラジエーター2330とを接続するHVラジエーター行き配管2320に設けられた水温センサ2610から冷却水の温度を示す冷却水温THW信号が入力される。なお、水温センサ2610は、HVラジエーター行き配管2320に設けられるものに限定されない。HVラジエーター行き配管2320に水温センサ2610を設けると、この冷却システムにおける冷却水の最高温度を検出できる点で好ましい。
さらに、HV−ECU320には、イグニッションスイッチ信号(以下、IG信号と記載する場合があり、このイグニッションスイッチ信号の代わりにシステム起動信号(READY信号)であってもよい)により起動される。イグニッションスイッチには、OFF(オフ)位置と、ACC位置、ON(オン)位置およびSTA(スタート)位置とがあり、イグニッションスイッチのポジションが、OFF位置→ACC位置→ON位置→STA位置の順に切り換えられ、STA位置からON位置へは自動的に戻るものとする。なお、このようなスイッチに、本発明の適用が限定されるものではない。たとえば、このようなイグニッションスイッチではなく、プッシュボタン式のシステム起動スイッチ(たとえば、READYスイッチやSTARTスイッチと呼ばれる)が押されたことによりHV−ECU320は、イグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられたと判断するものでもよい。イグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられると(ハイブリッドシステムの起動要求があると)、ハイブリッドシステムが起動する。
HV−ECU320には、モータジェネレータ140の要求トルク信号が入力される。ここで、モータジェネレータ140の要求トルク信号は、たとえば、HV−ECU320やエンジンECUを統合的に管理するECUにより、このハイブリッド車両に要求される駆動力が演算されて、その駆動力を実現するために、モータジェネレータ140単体(エンジン120の駆動力なし)から出力される駆動力や、エンジン120をアシストするためにモータジェネレータ140から出力される駆動力が算出されて、HV−ECU320にMG要求トルク信号として入力される。なお、このような算出処理自体をHV−ECU320で行なうようにしても構わない。以下の説明においては、MG要求トルクの算出処理をHV−ECU320で行なうものとする。
このような本実施の形態に係る冷却システムを備えたハイブリッド車両の制御は、デジタル回路やアナログ回路の構成を主体としたハードウェアでも、HV−ECU320に含まれるCPU(Central Processing Unit)およびメモリとメモリから読み出されてCPUで実行されるプログラムとを主体としたソフトウェアでも実現することが可能である。一般的に、ハードウェアで実現した場合には動作速度の点で有利で、ソフトウェアで実現した場合には設計変更の点で有利であると言われている。以下においては、ソフトウェアとして制御装置を実現した場合を説明する。なお、このようなプログラムを記録した記録媒体についても本発明の一態様である。
図5を参照して、本実施の形態に係るハイブリッド車両を制御するために、HV−ECU320が実行する、EV走行プログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、サブルーチンであって、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行される。また、このプログラムは、HV−ECU320が起動した後の処理のみを記載している。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、HV−ECU320は、EV走行中であるか否かを判断する。エンジン120を作動させないで、モータジェネレータ140のみでこのハイブリッド車両が走行しているEV走行中であると(S100にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
S110にて、HV−ECU320は、MG要求トルクを算出する。このとき、HV−ECU320は、たとえばアクセルペダル開度等に基づいて、モータジェネレータ140のみでこのハイブリッド車両を走行させるために必要なトルクを算出する。
S120にて、HV−ECU320は、算出されたMG要求トルクがMG許容トルク(モータジェネレータ140で出力可能なトルクであって安全係数等が考慮されてメモリに記憶されている)よりも小さいか否かを判断する。算出されたMG要求トルクがMG許容トルクよりも小さいと(S120にてYES)、処理はS130へ移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS210へ移される。
S130にて、HV−ECU320は、走行用バッテリ220のSOCを検出する。なお、走行用バッテリ220のSOCは、バッテリECU260において、たとえば電流積算法等により算出され、HV−ECU320に送信され、HV−ECU320が検出することになる。
S140にて、HV−ECU320は、走行用バッテリ220のSOCが基準SOCよりも大きいか否か(十分に充電された状態であるか否か)を判断する。走行用バッテリ220のSOCが基準SOCよりも大きいと(S140にてYES)、処理はS150へ移される。もしそうでないと(S140にてNO)、処理はS210へ移される。
S150にて、HV−ECU320は、モータジェネレータ140の温度(MG温度)TMGを検出する。なお、モータジェネレータ140には、モータジェネレータ(1)140BとMG(2)140Aとがあるが、いずれのモータジェネレータの温度であっても、いずれか一方の温度であっても構わない。
S160にて、HV−ECU320は、モータジェネレータ140の温度TMGがモータジェネレータ140の冷却を開始する温度(冷却開始温度)よりも高いか否かを判断する。この冷却開始温度は、メモリに記憶されている。さらに、この冷却開始温度は、外気温や冷却水温THWをパラメータとして変化させるようにしても構わない。モータジェネレータ140の温度TMGがモータジェネレータ140の冷却開始温度よりも高いと(S160にてYES)、処理はS170へ移される。もしそうでないと(S160にてNO)、処理はS200へ移される。
S170にて、HV−ECU320は、HVウォーターポンプ2310を作動させる。すなわち、HV−ECU320は、HVウォーターポンプ2310のモータに作動指令信号を出力する。これにより、ハイブリッド冷却システムが作動を開始して、モータジェネレータ140を冷却する。
S180にて、HV−ECU320は、ハイブリッド冷却システムが作動を開始した後のモータジェネレータ140の温度(MG温度)TMGを検出する。
S190にて、HV−ECU320は、モータジェネレータ140の温度TMGがモータジェネレータ140の基準温度(冷却開始温度よりも高く設定されている)よりも低いか否かを判断する。この基準温度も、メモリに記憶されている。さらに、この基準温度は、外気温や冷却水温THWをパラメータとして変化させるようにしても構わない。モータジェネレータ140の温度TMGがモータジェネレータ140の基準温度よりも低いと(S190にてYES)、処理はS200へ移される。もしそうでないと(S190にてNO)、処理はS210へ移される。
S200にて、HV−ECU320は、EV走行を継続する。S210にて、HV−ECU320は、エンジン120の始動要求処理を実行して、ハイブリッド走行(またはMG音後TMGが過度に高い時にはモータジェネレータ140を停止させてエンジン120のみによる走行とすることも好適である)に移行する。なお、HV−ECU320は、エンジン120の始動要求処理として、エンジンECU280にエンジン始動要求信号を出力する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるHV_ECU320により制御されるハイブリッド車両の動作について説明する。
このハイブリッド車両のシステム起動後に、運転者がEVスイッチ1100を操作して、EV走行モードでこのハイブリッド車両が走行を開始する(S100にてYES)。モータジェネレータ140で出力すべきトルクが算出されて(S110)、その算出された要求出力トルクがモータジェネレータの許容トルクよりも小さければ、モータジェネレータのみでの走行が継続される(S120にてYES)。
走行用バッテリ220の電力を用いてEV走行しているので、走行用バッテリ220のSOCが検出されて(S130)、走行用バッテリ220のSOCが基準SOCよりも大きい限り、モータジェネレータのみでの走行が継続される(140にてYES)。
モータジェネレータ140の温度TMGが検出されて(S150)、モータジェネレータ140の温度TMGが冷却開始温度よりも高くなければ(S160にてNO)、そのままモータジェネレータ140のみでの走行が継続される(S200)。一方、モータジェネレータ140の温度TMGが冷却開始温度よりも高ければ(S160にてYES)、HVウォーターポンプ2310が作動を開始する(S170)。これにより、HVウォーターポンプ2310が、HVラジエーター2330とモータジェネレータ140との間で冷却水を循環させて、モータジェネレータ140を冷却するハイブリッド冷却システムが作動を開始する。なお、この時点でも、モータジェネレータ140のみでの走行が継続されている。
ハイブリッド冷却システムが作動を開始した後、モータジェネレータ140の温度TMGが検出されて(S180)、モータジェネレータ140の温度TMGがモータジェネレータ140の基準温度(冷却開始温度よりも高い温度)よりも低いと、モータジェネレータのみでの走行が継続される(S200)。一方、モータジェネレータ140の温度TMGがモータジェネレータ140の基準温度よりも高いと、モータジェネレータ140のみでの走行が継続されないで、エンジン120が始動されてハイブリッド走行が開始される(S210)。
以上のようにして、本実施の形態に係るハイブリッド車両の制御装置によると、モータジェネレータの温度に基づいて、ハイブリッド冷却システムを作動させるか否かを判断して、ハイブリッド冷却システムを作動させた後においてモータジェネレータの温度に基づいて、EV走行を継続するか否かを判断するようにした。このため、従来のハイブリッド車両よりも、EV走行可能な状態(エンジンを始動させなくてよい状態)を長くすることができ、運転者のEV走行要求に対応することができる、特に、外部充電機能を備えた大容量バッテリを搭載してEV走行が主体となるハイブリッド車両における商品性を高めることができる。
なお、上述した実施の形態においては、モータジェネレータの温度を用いてハイブリッド冷却システムの作動の要否およびEV走行の可否を判断していたが、モータジェネレータの温度に代えて/加えて、PCUの温度を検出して、PCUの温度を用いて、ハイブリッド冷却システムの作動の要否およびEV走行の可否を判断することも可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
120 エンジン、140 モータジェネレータ、160 駆動輪、180 減速機、200 動力分割機構、220 走行用バッテリ、240 インバータ、242 昇圧コンバータ、260 バッテリECU、280 エンジンECU、300 MG−ECU、320 HV−ECU、1000 システム起動スイッチ、1100 EVスイッチ、1200 EV表示灯。
Claims (4)
- エンジンおよび回転電機の少なくとも一方を走行源とするハイブリッド車両の制御装置であって、前記ハイブリッド車両は前記回転電機および前記回転電機の駆動回路の少なくとも一方を冷却する冷却機構を備え、前記ハイブリッド車両は前記エンジンを作動させないで前記回転電機のみにより走行することが可能であって、
前記制御装置は、
前記回転電機および前記駆動回路の少なくとも一方の温度を検出するための手段と、
前記回転電機のみにより走行しているときの前記温度に基づいて、前記冷却機構を作動させるか否かを判断するための手段と、
前記冷却機構を作動させた後における前記回転電機および前記駆動回路の少なくとも一方の温度に基づいて、前記内燃機関を作動させるか否かを判断するための判断手段とを含む、ハイブリッド車両の制御装置。 - 前記判断手段は、前記回転電機および前記駆動回路の少なくとも一方の温度が高いと、前記内燃機関を作動させると判断するための手段を含む、請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
- 前記制御装置は、
前記回転電機に電力を供給する蓄電機構の状態を検出するための検出手段と、
前記蓄電機構の状態に基づいて、前記内燃機関を作動させるか否かを判断するための蓄電判断手段とをさらに含む、請求項1または2に記載のハイブリッド車両の制御装置。 - 前記蓄電機構は二次電池であって、
前記検出手段は、前記二次電池のSOCを検出するための手段を含み、
前記蓄電判断手段は、前記SOCが低いと、前記内燃機関を作動させると判断するための手段を含む、請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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