JP2000306271A - 光学記録媒体およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
のノイズレベルを低減することができる光学記録媒体の
製造方法を提供する。 【解決手段】 最初に、基板2上に反射膜6をスパッタ
法により形成する。つぎに、反射膜6の表面をスパッタ
エッチングにより平滑化処理を行う。この平滑化処理に
より、反射膜6の表面粗さRaを0.75nm以下にす
る。つぎに、反射膜6上に誘電体膜3をスパッタ法によ
り形成する。つぎに、誘電体膜3の上に記録膜4をスパ
ッタ法により形成する。つぎに、記録膜4上に誘電体膜
5をスパッタ法により形成する。つぎに、誘電体膜5の
上に紫外線硬化型樹脂からなる有機物保護膜7を形成す
る。
Description
びその製造方法に関する。
体として注目されている。図7は、光学記録媒体のう
ち、光磁気記録媒体の従来例を示す断面図である。光磁
気記録媒体は、例えばポリカーボネート等からなる透明
な基板2の上に、誘電体膜3、磁性膜からなる記録膜
4、誘電体膜5、および金属からなる反射膜6が順次積
層されて成り、透明な基板2側からレーザ光9を照射し
て信号の記録・再生を行うようにしている。
れたのが以下に述べる光磁気記録媒体である。これは、
例えば基板上に、反射膜、誘電体膜、記録膜、誘電体
膜、および有機物保護膜が順次積層されて成り、基板と
は反対側の有機物保護膜側からレーザ光を照射して信号
の記録・再生を行うようにしたものである(以下、「表
面読み光磁気記録媒体」という)。
み光磁気記録媒体では、消去ノイズ、記録ノイズ等のデ
ィスクノイズが、透明基板側からのレーザ光照射による
記録・再生を行う従来の光磁気記録媒体に比べて、大き
くなるといった問題がある。
あっては、外部から一定周波数で磁界を与えながら、レ
ーザ光を収束・照射して記録した後に再生したときのノ
イズをいう。また、消去ノイズとは、DCイレーズ、つ
まり外部から一方向に磁界を与えながら、レーザ光を収
束・照射して記録信号を消去した後に再生したときのノ
イズをいう。
たものであり、消去ノイズ、記録ノイズ等のディスクノ
イズを低減することができる光学記録媒体およびその製
造方法を提供することを目的とする。
は、少なくとも1つの基板の上に反射膜が形成され、基
板とは反対側からの光照射によって、情報の記録または
再生の少なくとも一方がなされる光学記録媒体であっ
て、上記反射膜の表面が平滑化処理されているものであ
る。
も1つの基板の上に反射膜が形成され、さらにこの反射
膜上に少なくとも1層の誘電体膜が形成され、上記基板
とは反対側からの光照射によって、情報の記録または再
生の少なくとも一方がなされる光学記録媒体であって、
上記反射膜および上記誘電体膜のうち少なくとも1つの
表面が平滑化処理されているものである。
は、基板上に反射膜を形成する工程を有する光学記録媒
体の製造方法であって、上記工程の後に、上記反射膜の
表面の平滑化処理をする工程を有するものである。
は、基板上に反射膜を形成する第1の工程と、上記反射
膜上に少なくとも1層の誘電体膜を形成する第2の工程
を有する光学記録媒体の製造方法であって、以下の工程
のうちいずれか一方の工程、または双方の工程を有する
ものである。すなわち、(イ)上記第1の工程の後に、
上記反射膜の表面の平滑化処理をする工程と、(ロ)上
記第2の工程の後に、上記誘電体膜のうち少なくとも1
つの表面の平滑化処理をする工程である。
によれば、反射膜の表面が平滑化処理されているので、
反射膜での散乱光を低減することができると考えられ
る。
造方法によれば、反射膜および誘電体膜のうち少なくと
も1つの表面が平滑化処理されているので、反射膜での
散乱光の低減、および記録膜の平坦化による磁気特性の
向上の、いずれか一方または双方を図ることができると
考えられる。
て説明する。まず、本発明に係る光学記録媒体の構成に
ついて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る光学記録媒体の1例である光磁気記録媒体を示す断
面図である。図1からわかるように、光学記録媒体1
は、基板2、反射膜6、誘電体膜3、記録膜4、誘電体
膜5、および有機物保護膜7より構成されている。
板状のものである。この基板2は、ガラス、ポリカーボ
ネート、アクリル樹脂(例えばPMMA)、およびエポ
キシ樹脂などの透明な材料からなるものである。ただ
し、透明な材料に限定されるわけではなく、不透明な材
料であってもかまわない。また、基板2は、この上に積
層される種々の薄膜を支持する機能を有するものであ
る。
る。反射膜6は30〜100nmの範囲の厚さを持つ膜
である。この反射膜6の材質としては、Al、Ag、A
l合金、Ag合金などが用いられる。また、反射膜6
は、これら金属または合金の単一層膜または2以上の積
層膜からなっている。この反射膜6は、記録膜(後述す
る)を通過してきたレーザ光を反射させて再び記録膜を
通過させる機能を有している。なお、この反射膜6の表
面は、平滑化処理がなされている。反射膜6の平滑化処
理については後に詳述する。
ている。この誘電体膜3は、150nm以下の厚さを有
している。また、誘電体膜3は、SiO、Tb添加Si
O2、SiN、AlNx、Y2 O3 、Al2 O3 、Zn
Sなどからなっている。この誘電体膜3は、錆びやすい
記録膜の酸化を防止する機能を有し、また多重反射と干
渉の効果により見かけのカー回転角を増強(エンハン
ス)する機能を有している。なお、誘電体膜3は、単一
層膜からなるものばかりでなく、2層以上の積層膜から
なるものであることはかまわない。
いる。この記録膜4は5〜30nmの範囲の厚さを有し
ている。また、記録膜4は、TbFeCo、GdFeC
oなどのアモルファス希土類−遷移金属合金などからな
っている。記録膜4は、磁化方向が膜面に垂直方向に向
いている膜(以下、「垂直磁化膜」という)において、
記録したい部分をレーザ光で局部的に加熱するととも
に、逆方向の磁界を与えられることにより、その部分の
磁化が反転して、ビットが記録される。なお、記録膜4
は、単一層膜からなるものばかりでなく、2層以上の積
層膜からなるものであることはかまわない。
いる。この誘電体膜5は、上述した誘電体膜3と同様の
厚さ、材質、および機能を有するものである。
成されている。この有機物保護膜7は、100μm以下
の厚さを有している。また、有機物保護膜7は、紫外線
硬化型樹脂からなっている。有機物保護膜7は、この膜
の下にある誘電体膜5、記録膜4、誘電体膜3、および
反射膜6を酸素・湿気などの外部環境にされされるのを
防止するとともに、誘電体膜5へのごみ・ほこりなどが
付着するのを防止し、さらにこれらの積層膜が他の物体
と接触することにより傷つくのを防止するなどの機能を
有している。
た場合の、記録・再生の方法について説明する。図1の
光学記録媒体1では、基板2とは反対側からレーザ光9
を照射している。このレーザ光9の吸収熱により、記録
膜4がキュリー温度以上に加熱される。キュリー温度を
超えた温度にまで記録膜4が加熱されると、それまで磁
化されていたその記録膜4の保磁力がきわめて低下す
る。この現象を利用して、保磁力の磁化の向きを正逆2
進法として記録膜4に記録する。
ザ光9と同時に、それ以前に記録膜4全体におよんでい
たa方向の磁化方向とは反対の向きの磁界を印加する。
レーザ光9が遮断されると、記録膜4は高温から常温に
戻るが、記録膜4にアモルファス希土類−遷移金属合金
などを用いていると、キュリー温度のときの印加磁界方
向を記録したまま冷える。したがって、レーザ光9と外
部反転磁界とを同時に印加された部分だけが保磁力の磁
化の向きが反転し、情報の記録が行われる。外部からの
印加磁界の向きをa方向にして再びレーザ光を収束・照
射すれば、記録した信号を消去することができる。
びに消去の場合と異なり、レーザ光9の波としての性質
を利用する。半導体レーザから射出するレーザ光は、一
般によい直線偏波光となっているが、さらに直線偏波性
を良くするためには、偏光板を経て、光学記録媒体の記
録膜に照射させることも行われている。記録膜4から反
射されるレーザ光の偏波面、すなわち光の振動方向が記
録膜4の磁化の向きによって互いに反対方向に回転する
ので、回転の向きを検出することにより情報の再生が行
われる。この記録情報再生の際の光波と磁界との相互作
用、すなわち磁気光学効果には反射光の場合の磁気カー
効果と透過光の場合のファラデー効果とが利用される。
なお、本発明に係る光学記録媒体にあっては、情報の記
録または再生の少なくとも一方をすることができる。
ように、表面読み光磁気記録媒体である。この表面読み
光磁気記録媒体によれば高密度記録が可能となる。この
ように高密度記録が可能となる理由は、有機物保護膜の
厚さを基板の厚さよりも薄くすることにより、レンズの
開口数NAを大きくすることができるので、レンズの焦
点におけるビームスポットサイズを小さくすることがで
きるからである。
方法について説明する。この製造方法においては、最初
に、基板2上に反射膜6を、スパッタ法により形成す
る。この反射膜6のスパッタ条件は以下に示すとおりで
ある。 Arガス圧:0.1〜0.2Pa パワー:0.2〜1kW このスパッタの工程の後に、反射膜6の表面の平滑化処
理を行う。なお、反射膜6の平滑化処理については後に
詳述する。
タ法により形成する。この誘電体膜3は、必要により2
層以上の積層膜としても良い。ここで、誘電体膜3のス
パッタ条件は以下に示すとおりである。ArとN2 の混
合雰囲気中で ガス圧:0.3〜0.4Pa パワー:1.0〜1.5kW
ッタ法により形成する。この記録膜4は、必要により2
層以上の積層膜としても良い。ここで、記録膜4のスパ
ッタ条件は以下に示すとおりである。 Arガス圧:0.2〜0.3Pa TbFeCoとGdFeCoの2層膜
タ法により形成する。この誘電体膜5は、必要により2
層以上の積層膜としても良い。誘電体膜5の形成方法
は、誘電体膜3について述べた方法と同様である。
を形成する。この有機物保護膜7は、スピンコート法に
より形成する。
ズおよび記録ノイズ等のディスクノイズに与える影響に
ついて、図2〜6を参照しながら説明する。まず、反射
膜である金属薄膜の表面粗さについて、図2を参照しな
がら説明する。図2は、基板上に形成したAl薄膜、A
gAl薄膜、およびAg薄膜についての、表面粗さRa
の測定結果を示した図である。図2に示すように、横軸
は用いたサンプル、すなわちAl薄膜、AgAl薄膜、
およびAg薄膜のサンプルを示し、縦軸はこのサンプル
についての表面粗さRa(nm)を示している。
Ag薄膜のサンプルの作製方法について説明する。Al
薄膜については、厚さ1mmのガラス基板上に、Arガ
ス圧:0.2Pa、パワー:600Wの条件でスパッタ
法により、30nmの厚さのAl薄膜を形成した。
ラス基板上に、Arガス圧:0.2Pa、パワー:Al
600W、Ag 200W、ターゲットの組成比 A
g:Al=1:1の条件でスパッタ法により、30nm
の厚さのAlAg薄膜を形成した。なお、AgAl合金
については、上述の組成比の他に、Ag:Al=2:8
〜8:2の範囲のものを用いることができる。
基板上に、Arガス圧:0.2Pa、パワー:400W
の条件下でスパッタ法により、30nmの厚さのAg薄
膜を形成した。
表面粗さRaは、中心線平均粗さと呼ばれるものであ
り、粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さLの部分
を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸、縦倍率
の方向をY軸、粗さ曲線をy=f(x)で表したとき、
粗さ曲線の絶対値を積分し、その積分値を測定長さLで
割った値と定義される。
FM(Atomic ForceMicroscop
y)(商品名:SPM NANOSCOPE III 、デ
ジタルインスツルメンツ社製)を用いて行った。測定方
法は、とがった探針で試料間の原子間力を検知し、走査
することにより表面形状を観察するものである。
して用いられてきたAl以外に、Ag、あるいはAgA
lというような材料について、膜の表面粗さRaを測定
すると、材料により異なる値が得られることがわかる。
すなわち、Al薄膜では、表面粗さRaが約2.75n
mと大変大きな値を示している。なお、ガラス基板の表
面粗さRaは0.3nmである。このように、Al薄膜
の表面粗さRaは、ガラス基板の表面粗さRaと比較し
ても、大変大きな値であることがわかる。
4nmであり、Al薄膜に比較すると非常に小さな値で
ある。なお、AgAl薄膜の表面粗さRaは、ガラス基
板の表面粗さ0.3nmと同程度であることがわかる。
あり、AgAl薄膜の表面粗さRaの約2倍程度となっ
ている。なお、Ag薄膜の表面粗さRaは、ガラス基板
の表面粗さ0.3nmよりも大きいことがわかる。
面粗さRaが非常に大きく、それに次いでAg薄膜、A
gAl薄膜の順に小さくなっている。また、ガラス基板
の表面粗さRaと比較した場合、Ag薄膜の表面粗さR
aは大きく、Al薄膜の表面粗さRaはさらに大きい。
しかし、AgAl薄膜の表面粗さRaは、ガラス基板の
表面粗さと同程度である。
の表面粗さRaについて、図3を参照しながら説明す
る。図3は、基板上に形成したAl/SiNの積層膜、
Al/AgAl/SiNの積層膜、Ag/AgAl/S
iNの積層膜、およびAgAl/SiNの積層膜につい
てした、表面粗さRaの測定結果を示した図である。図
3において、横軸はAl/SiNの積層膜、Al/Ag
Al/SiNの積層膜、Ag/AgAl/SiNの積層
膜、およびAgAl/SiNの積層膜のサンプルを示
し、また縦軸は各サンプルの表面粗さRa(nm)を示
している。
する。Al/SiNの積層膜については、厚さ1mmの
ガラス基板上に、Arガス圧:0.2Pa、パワー:6
00Wの条件でスパッタ法により、厚さが30nmのA
l薄膜を形成した。つぎに、このAl薄膜の上に、Ar
とN2 の混合雰囲気中で、ガス圧:0.3Pa、パワ
ー:1.2kWの条件でスパッタ法により、厚さが20
nmのSiN薄膜を形成した。
は、厚さ1mmのガラス基板上に、上述のAl薄膜形成
の条件と同一の条件により、厚さが20nmのAl薄膜
を形成した。つぎに、このAl薄膜の上に、Arガス
圧:0.2Pa、パワー:Ag 200W、Al 60
0Wの条件でスパッタ法により、厚さが30nmのAg
Al薄膜を形成した。つぎに、このAgAl薄膜の上
に、上述のSiN薄膜形成の条件と同一の条件により、
厚さが20nmのSiN薄膜を形成した。
は、厚さ1mmのガラス基板上に、Arガス圧:0.2
Pa、パワー:400Wの条件でスパッタ法により、厚
さが20nmのAg薄膜を形成した。つぎに、このAg
薄膜の上に、上述のAgAl薄膜形成の条件と同一の条
件により、厚さが30nmのAgAl薄膜を形成した。
つぎに、このAgAl薄膜の上に、上述のSiN薄膜形
成の条件と同一の条件により、厚さが20nmのSiN
薄膜を形成した。
さ1mmのガラス基板上に、上述のAgAl薄膜形成の
条件と同一の条件により、厚さが30nmのAgAl薄
膜を形成した。つぎに、このAgAl薄膜の上に、上述
したSiN薄膜形成の条件と同一の条件により、厚さが
20nmのSiN薄膜を形成した。
いて、膜の表面粗さRaを調べると、材料により異なる
値が得られた。すなわち、Al/SiNの積層膜では、
表面粗さが約2.1nmである。この値は、図2のAl
薄膜の表面粗さ2.75nmに比較して若干小さくなっ
ている。なお、図7で説明した従来の光学記録媒体にお
いて、基板2の上に形成された誘電体膜3であるSiN
薄膜の表面粗さRaは、0.4〜0.5nmの範囲にあ
る。したがって、Al/SiNの積層膜では、下層のA
l薄膜の上にSiN薄膜を積層すると、SiNがAl薄
膜の凹部を若干埋めるものの、Al薄膜の表面粗さの影
響がSiN薄膜に現れるものと考えられる。
面粗さRaが約1.7nmである。この値は、Al/S
iN薄膜の表面粗さ2.1nmに比較して若干小さくな
っている。なお、図2のAgAl薄膜の表面粗さRaは
0.4nmと小さな値であった。したがって、Al/A
gAl/SiNの積層膜では、下層のAl薄膜の上にA
gAl薄膜およびSiN薄膜を積層すると、AgAlが
Al薄膜の凹部を若干埋め、さらにSiNがAgAl薄
膜の凹部を若干埋めるものの、Al薄膜の表面粗さの影
響がSiN薄膜に現れるものと考えられる。
面粗さが約0.9nmである。この値は、図2のAg薄
膜の表面粗さ約1.0nmに比較して僅かに小さくなっ
ている。この小さくなる理由も、Al/AgAl/Si
Nの積層膜におけると同様であると考えられる。ただ
し、Al/AgAl/SiNの積層膜の場合と比較する
と、Ag薄膜の上にAgAl薄膜およびSiN薄膜を積
層した効果は小さいものと考えられる。しかし、Ag/
AgAl/SiNの積層膜の場合も、AgAlがAg薄
膜の凹部を若干埋め、SiNがAgAl薄膜の凹部を若
干埋めるものの、Ag薄膜の表面粗さの影響がSiN薄
膜に現れていることがわかる。
が約0.4nmである。この値は、図2のAgAl薄膜
の表面粗さ約0.4nmと同じ値である。これはAgA
l薄膜およびSiN薄膜双方の表面粗さRaが小さいた
めであると考えられる。
金属薄膜に表面粗さRaが小さい誘電体薄膜であるSi
N薄膜を積層した場合、並びに、表面粗さRaが大きい
金属薄膜に表面粗さが小さい金属薄膜を積層し、さらに
表面粗さRaの小さい誘電体薄膜であるSiN薄膜を積
層した場合は、積層した金属薄膜および誘電体薄膜の表
面粗さRaが小さいにもかかわらず、最下層の金属薄膜
の表面粗さRaがその上の金属膜および誘電体薄膜の表
面粗さRaに影響し、結果として、一番上の誘電体薄膜
の表面粗さRaは最下層の金属の表面粗さRaに近いも
のとなることがわかる。
射膜としての適用性を、熱伝導の観点から述べる。上述
したように、光磁気記録媒体においては、レーザ光が遮
断されると、記録膜は高温から常温に戻るが、記録膜は
キュリー温度のときの印加磁界方向を記録したまま冷え
る。したがって、反射膜は、冷却時間を短くするため
に、熱伝導性が良いことが望まれる。
導がよい。これに対して、AgAl合金は熱伝導が悪
い。したがって、図3に用いたサンプルのうち、AgA
l/SiNの積層膜は表面粗さRaは小さいが、熱伝導
性が悪いので反射膜としては適していない。これに対し
て、Al/SiN薄膜は熱伝導性は良いが、表面粗さR
aが大きすぎて反射膜としては適していない。また、A
l/AgAl/SiN薄膜およびAg/AgAl/Si
N薄膜は、Al薄膜またはAg薄膜を積層しているので
熱伝導性はよいが、表面粗さRaはまだ大きいので何ら
かの方法によりこの表面粗さRaを小さくすることが望
ましい。
た後に、その上に誘電体膜を積層した場合、誘電体膜の
表面粗さRaに対するスパッタエッチング時間の影響に
ついて、図4を参照しながら説明する。図4は、Al/
AgAlの積層膜またはAg/AgAlの積層膜を一定
時間スパッタエッチングした後に、さらにそれぞれの上
にSiN膜を積層した場合の、SiN膜の表面粗さRa
に対するスパッタエッチング時間の影響を示した図であ
る。図4において、横軸はスパッタエッチング時間
(分)を示し、縦軸は表面粗さRa(nm)を示してい
る。
Nの積層膜またはAg/AgAl/SiNの積層膜を用
いた。ここで、サンプルの作製方法について説明する。
Al/AgAl/SiNの積層膜については、まず図3
において説明したAl/AgAl/SiNの積層膜のサ
ンプルと同じ条件により、Al/AgAlの積層膜を形
成する。つぎに、このAl/AgAlの積層膜の表面の
AgAl層をスパッタエッチングする。スパッタエッチ
ングは、Arガス圧:0.30Pa、パワー:50Wの
条件で行った。また、スパッタエッチング時間は0分、
2分、4分、および6分の4通りとした。つぎに、図3
において説明したと同じ条件により、Al/AgAlの
積層膜の上にSiN薄膜を20nmの厚さで形成した。
このように作製された4つのサンプルについて、その表
面粗さRaを測定した。
は、上述したAl/AgAl/SiNの積層膜と同様な
方法により4つのサンプルを作製した。
SiNの積層膜においては、スパッタエッチングをして
いないものは表面粗さRaが約1.7nmであるのに対
して、スパッタエッチングを6分間行ったものは表面粗
さRaが約1.2nmと小さくなっている。
おいては、スパッタエッチングをしていないものは表面
粗さRaが約0.9nmであるのに対して、スパッタエ
ッチングを6分間行ったものは表面粗さRaが約0.5
nmと小さくなっている。
理、すなわちスパッタエッチングを行い、金属薄膜の表
面粗さRaを小さくすることにより、その上に形成され
た誘電体膜であるSiN膜の表面粗さRaを小さくする
ことができることがわかる。特に、Ag/AgAl/S
iNの積層膜においては、その効果が大きいことがわか
る。
は、金属薄膜とその上に形成されたSiN薄膜の表面粗
さRaはほぼ等しいと考えて良い。これは、図2におけ
るAgAl薄膜と図3におけるAgAl/SiNの積層
膜のそれぞれの表面粗さRaがほぼ等しいこと、およ
び、図3のAg薄膜と図3のAg/AgAl/SiNの
積層膜のそれぞれの表面粗さRaがほぼ等しいことか
ら、金属薄膜とその上に形成されたSiN薄膜の表面粗
さがほぼ等しいであろうことが類推できるからである。
の、表面粗さとノイズレベルの関係について図5を参照
しながら説明する。図5は、図4の例で得られた積層膜
に記録層、誘電体膜、および有機物保護膜を形成した光
磁気記録媒体についての、表面粗さRaとノイズレベル
の関係を示した図である。図5からわかるように、横軸
はサンプルの表面粗さRa(nm)を示し、縦軸は記録
ノイズおよび消去ノイズのノイズレベル(dBm)を示
している。
て説明する。まず、図4で説明したAg/AgAl/S
iNの積層膜の4つのサンプルと同じもの、およびAl
/AgAl/SiNの積層膜のサンプルのうち2分間ス
パッタエッチングをしたサンプルと同じものを作製し
た。つぎに、これらのSiN薄膜の上に、ArとN2 の
混合雰囲気中で、ガス圧:0.30Pa、パワー:1.
2kWの条件でスパッタ法により、TbFeCOとGd
FeCoの2層膜からなるMO層を、膜厚が2層合計で
15nmのものを形成した。
図3で説明したと同じ条件で形成した。さらに、このS
iN薄膜の上に紫外線硬化型樹脂(商品名:SD−30
1、大日本インキ社製)により有機物保護膜を20μm
の厚さで形成した。このように作製したサンプルについ
て、記録ノイズおよび消去ノイズのノイズレベルを測定
した。このノイズレベルは、測定装置(商品名:R32
61A SPECTRUMANALIZER、アドバン
テスト社製)を用いて、以下の方法により測定した。 消去ノイズ:一方向にDCイレーズした後の1MHzで
のノイズレベル 線速2.8m/s、再生パワー1mW 記録ノイズ:同一周波数(マーク長1.12μm)で1
周記録した後、再生した時の1MHzでのノイズレベル 線速2.8m/s、再生パワー1mW
Raに変化を与えた場合、この光学記録媒体の消去ノイ
ズおよび記録ノイズのディスクノイズは大きく低減され
ている。この場合、消去ノイズが−60dB以下であれ
ば十分実用に適したものである。この消去ノイズが−6
0dB以下に相当する表面粗さRaは約0.75nm以
下である。したがって、反射膜の表面粗さRaが0.7
5nm以下であるような構造を持つ光学記録媒体が望ま
しい。
ることにより、消去ノイズおよび記録ノイズを低減でき
るのはつぎのような理由と考えられる。すなわち、反射
膜の表面が平滑化処理されているので、反射膜での散乱
光を低減することができるためであると考えられる。ま
た、反射膜が平滑化処理されているので、この反射膜の
上に形成される誘電体膜および記録膜が平坦化される。
したがって、この記録膜の平坦化により磁気特性の向上
を図ることができるためであると考えられる。
について、図6を参照しながら説明する。図6は、表面
粗さRaが1.5nmおよび0.5nmの場合の、周波
数と消去ノイズレベルの関係を示した図である。図6に
おいて、横軸は周波数(MHz)を示し、縦軸は消去ノ
イズレベル(dBm)を示している。ここでサンプル
は、図5で説明した表面粗さRaが0.5nmのものお
よび1.5nmのものである。
のものとRa=1.5nmのものについて、消去ノイズ
レベルを測定すると、周波数が6MHz以下の範囲で
は、表面粗さRaが小さい方が消去ノイズレベルが小さ
くなっている。ここで、実用上は1〜5MHzの周波数
が重要である。したがって、この周波数の範囲において
は、表面粗さRaを小さくすると消去ノイズが小さくな
るという効果が現れている。
れば、反射膜の表面を平滑化処理することにより、消去
ノイズ、記録ノイズ等のディスクノイズを低減すること
ができる。すなわち、光学記録媒体の反射膜の表面粗さ
Raを0.75nm以下に小さくすることにより、消去
ノイズ、記録ノイズ等のディスクノイズを低減すること
ができる。
消去ノイズ、記録ノイズ等のディスクノイズを大きく低
減することができ、結果としてより大きなCNR(Ca
rrier to noise ratio、すなわち
搬送波レベルとランダム雑音の実効値との比率をいい、
C/N、またはCN比ともいう。)が得られることとな
るから、光学記録媒体の記録密度の向上に大いに役立て
ることができる。
は、金属膜を平坦化処理する例について説明したが、金
属膜を平坦化処理する代わりに、記録膜の下地となって
いる誘電体膜を平滑化処理しても良い。すなわち、誘電
体膜のスパッタエッチングによっても上述した発明の実
施の形態と同様な効果が得られる。すなわち、記録膜の
下地層となっている誘電体膜のうち少なくとも1つの表
面を平滑化処理することにより、消去ノイズ、記録ノイ
ズ等のディスクノイズを低減することができる。詳しく
は、誘電体膜の表面粗さRaを0.75nm以下にする
ことにより、光学記録媒体の消去ノイズ、記録ノイズ等
のディスクノイズは大きく低減される。これは、誘電体
膜のうち少なくとも1つの表面が平滑化処理されている
ので、その上に形成された記録膜が平坦化され、これに
より磁気特性の向上を図ることができるからである。
例と上述のことを合わせて考えると、反射膜および誘電
体膜のうち少なくとも1つの表面が平滑化処理されてい
れば良いことになる。すなわち、反射膜および誘電体膜
のうち少なくとも1つの表面が平滑化処理されていれ
ば、消去ノイズ、記録ノイズ等のディスクノイズを低減
することができる。これは、反射膜が平滑化処理されて
いれば、反射膜での散乱光の低減、および記録膜の平坦
化による磁気特性の向上を図ることができ、また、誘電
体膜のうち少なくとも1つの表面が平滑化処理されてい
れば、記録膜の平坦化による磁気特性の向上を図ること
ができるからである。
膜の表面粗さRaを小さくする方法として、スパッタエ
ッチング法について説明したが、この方法に限定される
わけではない。すなわち、金属膜の表面粗さRaを小さ
くする他の方法としては、成膜装置、例えばイオンビー
ムスパッタ(IBS)を使う方法なども採用することが
できる。
は、いわゆる円盤状の光磁気ディスクについて説明した
が、本発明はこのような光磁気ディスクや形状に限られ
るものではなく、2層以上の情報層を有する光磁気ディ
スク、単層または2層以上の情報層を有する光ディス
ク、相変化型光ディスク、その他カード状またはシート
状の記録媒体等、情報層に金属薄膜を有する各種の光学
記録媒体に適用することができる。
2層以上の情報層を形成し、これら透明基板の面をつき
合わせ接合して形成し、透明基板と反対側から光照射を
行うようにした構成とすることもできるなど種々の構造
とすることができる。
本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
を奏する。反射膜の表面が平滑化処理されているので、
または、反射膜および誘電体膜のうち少なくとも1つの
表面が平滑化処理されているので、消去ノイズ、記録ノ
イズ等のディスクノイズを低減することができる。
である。
よびAg薄膜についての、表面粗さRaの測定結果を示
した図である。
/AgAl/SiNの積層膜、Ag/AgAl/SiN
の積層膜、およびAgAl/SiNの積層膜について
の、表面粗さRaの測定結果を示した図である。
の積層膜を一定時間スパッタエッチングした後に、さら
にそれぞれの上にSiN膜を積層した場合の、これらの
表面粗さRaに対するスパッタエッチング時間の影響を
示した図である。
膜、および有機物保護膜を形成した光磁気記録媒体につ
いての、表面粗さRaとノイズレベルの関係を示した図
である。
場合の、消去ノイズレベルと周波数の関係を示した図で
ある。
‥‥記録膜、5‥‥誘電体膜、6‥‥反射膜、7‥‥有
機物保護膜、8‥‥対物レンズ、9‥‥レーザ光
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも1つの基板の上に反射膜が形
成され、 上記基板とは反対側からの光照射によって、情報の記録
または再生の少なくとも一方がなされる光学記録媒体で
あって、 上記反射膜の表面が平滑化処理されていることを特徴と
する光学記録媒体。 - 【請求項2】平滑化処理は、表面粗さRaを0.75n
m以下にする処理であることを特徴とする請求項1記載
の光学記録媒体。 - 【請求項3】 少なくとも1つの基板の上に反射膜が形
成され、さらにこの反射膜上に少なくとも1層の誘電体
膜が形成され、 上記基板とは反対側からの光照射によって、情報の記録
または再生の少なくとも一方がなされる光学記録媒体で
あって、 上記反射膜および上記誘電体膜のうち少なくとも1つの
表面が平滑化処理されていることを特徴とする光学記録
媒体。 - 【請求項4】平滑化処理は、表面粗さRaを0.75n
m以下にする処理であることを特徴とする請求項3記載
の光学記録媒体。 - 【請求項5】 基板上に反射膜を形成する工程を有する
光学記録媒体の製造方法であって、 上記工程の後に、上記反射膜の表面の平滑化処理をする
工程を有することを特徴とする光学記録媒体の製造方
法。 - 【請求項6】平滑化処理は、表面粗さRaを0.75n
m以下にする処理であることを特徴とする請求項5記載
の光学記録媒体の製造方法。 - 【請求項7】 基板上に反射膜を形成する第1の工程
と、 上記反射膜上に少なくとも1層の誘電体膜を形成する第
2の工程を有する光学記録媒体の製造方法であって、 以下の工程のうちいずれか一方の工程、または双方の工
程を有することを特徴とする光学記録媒体の製造方法。 (イ)上記第1の工程の後に、上記反射膜の表面の平滑
化処理をする工程 (ロ)上記第2の工程の後に、上記誘電体膜のうち少な
くとも1つの表面の平滑化処理をする工程 - 【請求項8】平滑化処理は、表面粗さRaを0.75n
m以下にする処理であることを特徴とする請求項7記載
の光学記録媒体の製造方法。
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