JP2000304966A - 光導波路用コネクタ及び光結合装置 - Google Patents

光導波路用コネクタ及び光結合装置

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JP2000304966A
JP2000304966A JP11114215A JP11421599A JP2000304966A JP 2000304966 A JP2000304966 A JP 2000304966A JP 11114215 A JP11114215 A JP 11114215A JP 11421599 A JP11421599 A JP 11421599A JP 2000304966 A JP2000304966 A JP 2000304966A
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JP
Japan
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connector
optical waveguide
optical
microlens array
positioning pin
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JP11114215A
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English (en)
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Shigeki Ishibashi
重喜 石橋
Hideyuki Takahara
秀行 高原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 少ない構成部品によって安価かつ容易に構成
できると共に優れた光結合精度を得ることができる光導
波路用コネクタの提供を目的とする。 【解決手段】 光導波路23を保持する保持台21と平
板マイクロレンズアレイ22とを有する光導波路用コネ
クタにおいて、保持台21と平板マイクロレンズアレイ
22の少なくとも一方に位置決めピン24a,24bを
突設する。これにより、他のコネクタとの結合における
位置決めを極めて容易、かつ高精度に行なうことがで
き、生産性、作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波材間の接
続、例えば光ファイバーと光導波路との接続あるいは光
導波路同士の接続などに用いる光導波路用コネクタ及び
これを用いた光結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】並列光伝送の分野では、受光素子あるい
は発光素子を集積化した光素子アレイと信号の伝送部で
ある多心光ファイバとを光学的に接続する光結合装置が
必要である。両者を高密度かつ低損失に接続するため
に、例えば両者のピッチあるいは集積度を変換する目的
で光導波路を介在させた光結合装置が報告されている。
【0003】例えば碓氷他著「1997年電子情報通信
学会通信ソサエティ大会講演論文集B−10−133」
には、ポリマー光導波路を用いた上記光結合装置が述べ
られている。
【0004】図13は、この報告に示されたポリマー光
導波路と光ファイバとを結合する光結合装置の例を示す
断面図である。この例では、V溝付基板4のV溝に固定
されたマイクロキャピラリ5中に、光ファイバ6と共に
長さの短い光ファイバ(いわゆる短尺ファイバ)7が挿
入され、ポリマー光導波路1も基板4に接着固定されて
いる。このときポリマー光導波路1のコアの光軸と短尺
ファイバ7の光軸が一致するように配置される。
【0005】V溝付基板4は配線基板3上に固定され、
配線基板3上に別途固定されたフォトダイオードや面発
光型レーザ(VCSEL)などの光素子2の直上に、ポ
リマー光導波路11の端面に形成された45度傾斜面1
aが位置するように配設されている。マイクロキャピラ
リー5の端部から光ファイバ6を挿入し、座屈するよう
な押圧力を加えることにより、短尺ファイバ7との間で
フィジカルコンタクト(PC)接続が行なわれ、ポリマ
ー光導波路11及びその45度の傾斜角度を有する端面
11aを経由して、光素子2と光ファイバ16との間に
光結合が形成される。光ファイバ6を光導波路1の端面
に直接に押し付けるとポリマーで作成されている光導波
路1の端面と光ファイバ6との間に安定なPC接続がで
きないため、短尺ファイバ7が介在されているのであ
る。また、光ファイバ16の端面は面取り加工され、P
C接続に適するものとなっている。
【0006】なお、上記報告中では、光導波路11は2
4本のコアを有し、そのうちの20本が、光ファイバ6
と並列に光結合されている。
【0007】また、通常、光ファイバーのコネクタとし
て使用されるMTコネクタを、前記平板光導波路に使用
することも提案されている。例えば、疋田他著「199
8年電子情報通信学会エレクトロニクスソサエティ大会
講演論文集C−3−70」には、両端にMTコネクタを
形成したフィルム導波路に関する記載がなされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の光導波路用のコネクタにあっては、次のような問題が
あった。
【0009】すなわち、図13に示す従来のコネクタに
あっては、ポリマー光導波路1と短尺ファイバ7、及び
光ファイバ6の光軸が全て一致する必要があり、短尺フ
ァイバ7とポリマー光導波路1の固定時、ひいてはマイ
クロキャピラリー5及びポリマー光導波路1をV溝付基
板4に固定する際に、高い位置精度が要求される。ま
た、複数の光ファイバーを用いて複数の光素子と並列に
光結合するため、光ファイバー16の本数分の短尺ファ
イバ7、マイクロキャピラリー5が必要であり、チャン
ネル数の増大に伴って部品点数が増大すると共に、各構
成正部品間において相互に高い位置精度を保つことが困
難になるという問題があった。
【0010】また、短尺ファイバは、その直径が125
μm程度の微小な構成部品であるため、自動機を用いた
組立てには適さず生産性向上を図ることが困難であり、
製造コストが高くなるという問題もあり、チャンネル数
の増大傾向に有る現在の光伝送路には対応し難いものと
なっていた。
【0011】また、従来のMTコネクタを用いて光結合
を行なう場合には、MTコネクタを光導波路に固定した
後、端面を研磨して接合させる必要があり、例えば、光
導波路に光素子が固定されているような場合には、この
研磨作業を行なうことは事実上不可能となっていた。
【0012】このように、従来の光導波路用コネクタに
あっては、構成部品の削減及び生産性の向上が要請され
ていた。
【0013】本発明は上記要請に対応すべくなされたも
ので、少ない構成部品によって安価に構成し得ると共に
作成精度を緩和することができ、優れた光結合精度を得
ることができる光導波路用コネクタの提供を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のような構成を有する。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明は、光導波
路を支持する保持面が形成された保持台と、前記保持台
に載置固定されると共に複数のレンズ要素を配設してな
る平板マイクロレンズアレイと、を備え、前記保持台の
保持面に前記光導波路を固定することによって前記平板
マイクロレンズアレイのレンズ要素の光軸と光導波路の
光軸とを合致させ得るようにすると共に、前記保持台と
平板マイクロレンズアレイの少なくとも一方に位置決め
ピンを突設したものである。
【0016】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記位置決めピンは、その外面の少な
くとも2箇所が所定の光導波材の一端に固定された他の
コネクタの嵌合部に接触可能に設けられ、前記嵌合部と
の嵌合状態において前記光導波材の光軸と平板マイクロ
レンズアレイに設けられたレンズ要素の光軸とを一致さ
せるコネクタ結合用の位置決めピンであることを特徴と
するものである。
【0017】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記位置決めピンは、その外面の少な
くとも2箇所が、前記保持台と前記レンズアレイの少な
くとも一方に設けられた嵌合部と接触可能に設けられ、
前記嵌合部との嵌合によって前記保持台とレンズアレイ
との位置関係を決定する構成部材結合用の位置決めピン
であることを特徴とするものである。
【0018】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
のコネクタ結合用の位置決めピンと、前記請求項3記載
の構成部材結合用の位置決めピンとを前記位置決めピン
として有することを特徴とするものである。
【0019】請求項5記載の発明は、上記請求項1ない
し3いずれか記載の発明において、前記保持台に、前記
位置決めピンが突設されることを特徴とするものであ
る。
【0020】請求項6記載の発明は、上記請求項1ない
し4いずれか記載の発明において、前記保持台に、前記
位置決めピンの外面の少なくとも2箇所が接して嵌合す
る嵌合部が形成されることを特徴とするものである。
【0021】請求項7記載の発明は、上記請求項1ない
し5いずれか記載の発明において、前記マイクロレンズ
アレイに、前記位置決めピンが突設されることを特徴と
するものである。
【0022】請求項8記載の発明は、上記請求項1ない
し6いずれか記載の発明において、前記マイクロレンズ
アレイに、前記位置決めピンの外面の少なくとも2箇所
が接する嵌合部を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0023】請求項9記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、コネクタ結合用の位置決めピンと構成
部材結合用位置決めピンとが同一部材によって構成され
ることを特徴とするものである。
【0024】請求項10記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、前記マイクロレンズアレイに、その
表面から裏面を貫通する貫通孔を形成すると共に、両側
部が突出するよう前記貫通孔にピンを固定し、前記ピン
は、前記貫通孔から突出する一側部が前記請求項2記載
のコネクタ結合用の位置決めピンを構成し、他側部が前
記請求項3記載の部材間結合用の位置決めピンを構成す
ることを特徴とするものである。
【0025】請求項11記載の発明は、上記請求項1な
いし10いずれか記載の発明において、前記保持台が、
光導波路を保持する基板と、この基板との間で前記光導
波路を挟持固定する押圧板とからなることを特徴とする
ものである。
【0026】請求項12記載の発明は、異なる光導波材
の各端部にそれぞれ設けられた第1,第2のコネクタか
らなり、前記各コネクタを互いに結合させることによ
り、異なる光導波材の各端部を光結合させるようにした
光結合装置であって、前記第1のコネクタは、前記光導
波路を支持する保持面を形成した保持台と、前記保持台
に載置固定される共に複数のレンズ要素を配設してなる
平板マイクロレンズアレイと、を備え、前記保持台の保
持面に前記光導波路を固定することによって前記平板マ
イクロレンズアレイのレンズ要素の光軸と光導波路の光
軸とを一致させるよう構成する一方、前記保持台と平板
マイクロレンズアレイの少なくとも一方には位置決めピ
ンを突設すると共に、前記第2のコネクタには、前記位
置決めピンを密嵌させる嵌合部を形成し、前記第1のコ
ネクタの前記位置決め用ピンと前記第2のコネクタの嵌
合部とを嵌合させることにより、前記各コネクタに保持
された各光導波路の各光軸を互いに合致させるようにし
たことを特徴とするものである。
【0027】
【作用】上記のように構成された本発明に係る光導波路
用コネクタにあっては、保持台と平板レンズアレイの少
なくとも一方に位置決めピンを突設したものとなってい
るため、前記位置決めピンを用いることで他のコネクタ
とのコネクタ同士の結合における位置決めを容易に行な
うことができる。例えば、位置決めピンをMTコネクタ
に用いるピンと同様のものを用いれば、MTコネクタに
設けらた光ファイバーなどとの結合を極めて容易かつ正
確に行なうことができ、しかもその場合には、MTコネ
クタとの結合においてこれと接合する部分が平坦に形成
された平板マイクロレンズアレイであるため、研磨など
の作業も不要となり、効率的に作業を行なうことができ
る。また、位置決めピンを用いて保持台と平板レンズア
レイとを結合させるようにすれば、両者の位置決めをも
容易かつ高精度に行なうことができる。
【0028】また、本発明に係る光結合装置によれば、
保持台と平板マイクロレンズアレイの少なくとも一方に
位置決めピンを突設し、前記第2のコネクタには、前記
位置決めピンを密嵌させる嵌合部を形成したものとなっ
ているため、従来のようにマイクロキャピラリー及び短
尺ファイバーなどの微小部品が不用となり、構成部品数
が削減されると共に、構成部品相互の位置を高精度に維
持し易くなる。このため、自動機などを用いて生産工程
の自動化を図ることが可能となり、生産性の大幅な向上
を期待できる。さらに、第1、第2のコネクタの結合
は、位置決めピンと嵌合部との嵌合によって高精度かつ
容易に行なうことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0030】図1ないし図4は本発明に係る光結合装置
の第1の実施形態を示す図である。
【0031】図1に示すように、この実施形態における
光結合装置100は、光導波路用コネクタ(第1のコネ
クタ)20と、光ファイバー35のコネクタ(第2のコ
ネクタ)30とからなり、両コネクタ20,30を結合
させることによって光導波路23と光ファイバー35と
の光結合を行うものとなっており、以下のように構成さ
れている。
【0032】まず、図2及び図3に基づき、この第1の
実施形態における光導波路用コネクタ20を説明する。
【0033】図1に示すように、この第1の実施形態に
おける光導波路用コネクタ20は、樹脂成形された保持
台としての基板21と、これに固定された平板マイロレ
ンズアレイ22とを備える。このうち、前記基板部材2
1は、底部21Aの両端部に底部21Aの上面と直交す
る方向へと立ち上がる側壁部21B,21Cとを備え、
全体としてコ字状をなしている。また、前記底部21A
の上面は、図2に示すように、互いに並行する上下2段
の平坦な保持面21A1,21A2が形成されており、
下側保持面21A2には平板マイクロレンズアレイ22
を、上側保持面21A1には光導波材としての光導波路
23をそれぞれ固定し得るようになっている。
【0034】また、前記平板マイクロレンズアレイ22
は全体として直方体形状をなし、その幅t2は、前記基
板21Aの両側壁部21B,21Cの内側面21B1,
21C1における距離間隔t2と同一の幅(厳密には、
僅かにt2がT2より小となっている)に設定されてお
り、両内側面の間に密接した状態で挿入されると共に、
その表面が前記基板21の表面21aと同一面上に位置
するよう位置決めされた状態で前記基板部材21の底部
に載置され、所定の接着剤により接着固定される。この
実施形態では、前記基板21の下側保持面21A2と上
側保持面21A1とを結ぶ立上り面21A3から表面2
1aに至る距離間隔t1を、前記平板マイクロレンズア
レイ22の表面22aから裏面22bに至る距離間隔
(厚さ)T1と同一となるよう設定してあり、前記マイ
クロレンズアレイ22の裏面22bを前記立上り面21
A3に当接させることで容易に両部材21,22の表面
を同一面上に位置させ得るようになっている。
【0035】また、この平板マイクロレンズアレイ22
は、内部に複数のレンズ要素を有し、各レンズ要素の光
軸がいずれも表面22a及び裏面22bと直交するもの
となっている。ここに示す平板マイクロレンズアレイ2
0は、2枚の平板マイクロレンズアレイをガラス板を介
して貼り合わせたいわゆる張り合せレンズとなってお
り、各フォトレジストを用いた工程などによって作製で
きる。この作製法の一例を図5及び図6に示す。
【0036】まず、工程1では、平板ガラス221上に
ファトレジストを塗布し、フォトマスクを介してパター
ン化する(工程2)。そして高屈折率を与えるイオンを
パターンを介して選択的にガラス221中に拡散させ、
屈曲率分布を作り(工程3)、その後フォトレジストを
除去する(工程4)。
【0037】このように、フォトレジストを用いた工程
で作製できるため、そのレンズ要素の位置はフォトマス
クの精度で、つまり高精度で設定することができる。ま
た、レンズ要素の大きさ、焦点距離などもマスクの開口
径、拡散の程度などで高精度に制御できる。この後、イ
オン拡散時に僅かに膨らんだ表面を研磨すれば、平坦性
の高い平板マイクロレンズアレイとなる。勿論、表面を
研磨しても良い。
【0038】そして最後に、上記のようにして作製され
た2枚のマイクロレンズアレイ22A,22Bを、図6
(a)に示すように、ガラス板21Cの両面に張り合わ
せれば、上記平板マイクロレンズアレイ22の作製は完
了する。なお、ここでは、2枚の平板マイクロレンズア
レイ22A,22Bの間にガラス板22Cを介在させた
が、図6(b)に示すように、2枚の平板マイクロレン
ズアレイ22A,22Bを互いに接着させて構成するこ
とも可能であり、さらには、図6(c)に示すように1
枚の平板マイクロレンズアレイ22Aの一面にガラス2
2Cを接着して構成することも可能である。但し、いず
れの場合にも、平板マイクロレンズアレイ22A,22
Bの裏面に入射した像を表面にて結像させるような光学
系とする必要がある。
【0039】また、前記平板光導波路23は、前記上側
保持面21A2の上面に接着固定されている。そして、
この光導波路23は、例えばコア部とクラッド部(いず
れも図示せず)とが、屈曲率の異なる2種類のフッ素化
ポリイミドで形成された埋込形のポリマーフィルム光導
波路によって構成されており、前記コア部は前記平板マ
イクロレンズアレイの各レンズ要素223と光軸が一致
するようなピッチ間隔で配設されている。ここでは、前
記光導波路23に対する保持面である上側保持面21A
1の高さを、基板21に取り付けられた平板マイクロレ
ンズアレイ22の所定のレンズ要素223の光学中心と
前記上側保持面21A1に固着された光導波路23のコ
ア部の光軸とが上下方向(基板の下側保持面21A2と
直交する方向)において合致するように前記上側保持面
21A1の高さを設定している。
【0040】また、光導波路23の幅t3は、前記平板
マイクロレンズ22の幅t2と同一の幅、すなわち前記
両側壁部21B,21Cの両内側面21B1,21C1
との距離間隔T2と同一の幅(厳密には僅かにt3がT
2より小となっている)に設定されており、また、光導
波路23の側端部から所定のコアの中心に至る距離は、
前記平板マイクロレンズのアレイ22の側端部から所定
のレンズ要素の中心に至る距離と同一となるように設定
されている。
【0041】このため、基板21への接着時において、
光導波路23の底面を前記基板21の上側保持面21A
1に接触させると共に光導波路23の両側部を基板21
の内面面21B1,21C1に案内させながら挿入し、
その先端面23aを平板マイクロレンズアレイ22の裏
面22bに当接させることによって、平板光導波路23
の各コア部の光軸と平板マイクロレンズアレイ22の光
軸とを容易に合致させることができるようになってい
る。また、前記平板光導波路23の後端面23bは、光
軸に対し45度の角度をもって傾斜する傾斜面となって
おり、これによって光軸と90度の角度を持って入射す
る光をこの傾斜面によって90度変換し、平板光導波路
の光軸へと伝送するようになっている。
【0042】また、この実施形態においては、前記基板
21の表面21aにそれぞれピン挿入穴21a1,21
a2が形成されている。このピン挿入穴21a1,21
a2は、その中心軸線が基板21の底部21Aに固定さ
れた平板レンズアレイ22の所定のレンズ要素の光軸と
上下方向において一致するように形成されており、ここ
に所定の長さを有する円柱状の位置決めピン24a,2
4bの一端部がそれぞれ挿入固定されている。従って、
前記位置合せ用ピン24a,24bにおいても、その中
心軸線は前記平板マイクロレンズアレイ22及び前記光
導波路23の光軸と上下方向において一致するものとな
っている。なお、この位置決めピン22a,22bは、
後述のMTコネクタに使用されている金属ピン(直径
0.7mm)を使用することが望ましい。
【0043】また、この位置決めピン24a,24bと
平板マイクロレンズアレイ22の各レンズ要素は、前記
基板21及び平板マイクロレンズアレイ22などの各構
成部材の寸法形状及びレンズ挿入穴21a1,21a2
を正確に形成することによって、所望の位置関係に設定
することができる。例えば、平板マイクロレンズアレイ
23の各レンズ要素のピッチが250μmであり、それ
らレンズ要素の中の中心近くの24個を使用する場合、
その使用する一番端のレンズ要素の中心から位置決めピ
ン22a,22bまでの距離間隔をそれぞれ1000μ
mとすれば、両位置決めピン24a,24bの中心軸線
間距離は、7.750mmとなる。
【0044】一方、この実施形態における光結合装置2
00では、上記のように構成された光導波路用コネクタ
20に対して結合されるコネクタとしてBFコネクタ3
0を用いている。
【0045】図1において、このBFコネクタ30は、
基板31上に設けられた固定保持部32と、前記基板3
1上を移動可能に設けられた可動保持部33とからな
り、前記固定保持部32には光ファイバー35が挿入保
持されると共に、保持された光ファイバー35のうち、
前記固定保持部32から可動保持部33側へと突出する
部分は可動保持部33に形成されたファイバー挿通孔3
3dに移動可能に挿通されている。この可動保持部の表
面33aは、前記光ファイバー35の光軸と直交する角
度で形成されており、光ファイバー35の光軸と光導波
路23の光軸とを一致させた状態で前記光導波路用コネ
クタ20の表面に密接させ得るものとなっている。
【0046】また、前記可動保持部33の表面33cに
は、前記光導波路用コネクタ20に突設された2本の位
置決めピン24a,24bを密嵌させる円筒状の一対の
ピン嵌合孔(嵌合部)33a,33bが形成されてお
り、その中心軸線は、上下方向(基板31の上面と直交
する方向)において前記ファイバー挿通孔33dの中心
軸線と一致している。さらに、前記可動保持部33に保
持される各光ファイバーの40のピッチ(隣接する光フ
ァイバー35の光軸間の距離)は、前記平板マイクロレ
ンズアレイ22の各レンズ要素223のピッチと同一ピ
ッチに設けられると共に、各光ファイバー35のうち一
方の側端部に位置する光ファイバー35の光軸から一方
のピン嵌合孔33aまたは33bの中心軸線に至る距離
間隔が、各位置決めピン22a,22bから所定のレン
ズ要素の中心までの距離間隔と一致するよう設定されて
いる。
【0047】上記構成を有する光結合装置100によれ
ば、光導波路23と光ファイバー35との接合は、各々
の端部に設けられた光導波路用コネクタ20と、BFコ
ネクタ30とを結合させることによって行なうことがで
き、両コネクタ20と30との結合は前記光導波路用コ
ネクタ20に設けられた位置決めピン24a,24b
を、前記平板レンズアレイ33に設けたピン嵌合孔33
a,33bに密嵌させることによって容易かつ正確に行
なうことができる。
【0048】すなわち、前述のように位置決めピン24
a,24bの中心軸線と光導波路用コネクタ20側の各
光軸との位置関係は、ピン嵌合孔33aまたは33bの
中心軸線と各光ファイバー35の光軸との位置関係と同
一に設定されているため、位置決めピン22a及び22
bをピン嵌合孔33a及び33bに密嵌させ、両者の中
心軸線を一致させることにより、各光ファイバー35の
光軸と光導波路用コネクタ23の各コア部の光軸とを一
致させることができる。
【0049】そして、両コネクタ20,30の表面を互
いに接触させ、光ファイバー35の各端面を平板マイク
ロレンズアレイ22の端面に当接させることによって光
ファイバー35と各光導波路23との光結合作業は完了
する。
【0050】但し、両コネクタ20,30を結合させる
場合には、予め、図4(a)に示すようにBFコネクタ
30の可動保持部33を基板31の前方(固定保持部3
2から離間する方向)へと突出させると共に、光ファイ
バー35の端面を可動保持部33の表面33cと基板3
1の端面31aとの間に位置させておき、その状態から
ズ(b)に示すように両コネクタ20,30の結合を行
なう。これによれば、両コネクタ20,30の表面が互
いに接した状態において、光ファイバー35が座屈し、
その座屈部分の復元力によって光ファイバー35と平板
マイクロレンズアレイ22とが圧接するため、いわゆる
フィジカルコンタクト(PC)が得られる。
【0051】また、この第1の実施形態における光結合
装置100は、従来に比べて構成が単純化されているた
め、使用する光ファイバー35の数が多い場合、つまり
使用するチャンネル数が多い場合にも構成部品数の増大
を抑えることができ、生産性及び製造コストを大幅に改
善し得るものとなっている。
【0052】例えば、光ファイバー35の本数が24本
である場合、図13に示す従来の光結合装置にあって
は、光ファイバー6を除いて、マイクロキャピラリー5
が24個、短尺光ファイバー7が24個、V溝付基板4
が1個、光導波路1が1個、押え板9が2個、及び配線
基板3が1個の合計53個になるが、この実施形態にあ
っては、光導波路用コネクタ20において、平板マイク
ロレンズアレイが2個、これに貼り合わされるガラス板
22cが1個、基板21が1個であり、BFコネクタ3
0においては、基板31が1個、固定保持部材32が1
個、可動保持部材33が1個であって、合計7個の構成
部品で済み、大幅に構成部品数は低減される。
【0053】また、この実施形態においては、光ファイ
バー35の端部が平板マイクロレンズアレイ22の端面
に当接するものとなっているため、マイクロキャピラリ
ーを用いた従来のものに比べ、光ファイバー35及びこ
れとの接触部分、すなわち、マイクロレンズアレイ22
の表面22aを容易に清掃することができるという利点
を有している。
【0054】ところで、上記第1の実施形態において
は、BFコネクタ30にピン嵌合孔33a,33bを形
成し、これに光導波路用コネクタ20の位置決めピン2
1a,21bを密嵌させて結合するようにしたが、光導
波路用コネクタ22には、上記のBFコネクタ20だけ
でなく、その他のコネクタにも接続可能である。例え
ば、図7に示す本発明の第2の実施形態のように、MT
コネクタ(第2のコネクタ)40との組合わせによって
光結合装置200を構成することも可能である。
【0055】この第2の実施形態における光導波路用コ
ネクタ20は、前記第1の実施形態にて用いたものと同
様であり、位置決めピン24a,24bとしてもMTコ
ネクタ40に適用するピンと同様のものを用いているた
め、既存のMTコネクタ40との結合が可能となる。但
し、この場合にも、位置決めピン24a,24bの中心
軸線と光導波路用コネクタ20側の光軸との位置関係
を、嵌合部としてのピン嵌合孔40a,40bの中心軸
線と各光ファイバー35の中心軸線との位置関係を同一
に設定する必要がある。
【0056】そして、この第2の実施形態によれば、上
記実施形態と同様の効果を期待できると共に、MTコネ
クタ40が上記第1の実施形態のような基板及び保持部
材を有しないものであるため、構成部品数をより削減す
ることができる。
【0057】次に、本発明に係る光導波路用コネクタの
第3の実施形態を図8ないし図10に基づき説明する。
なお、各図中、上記各実施形態と同一もしくは相当部分
には同一符号を付し、その説明の詳細は省く。
【0058】上記第1,第2の実施形態における光導波
路用コネクタ20にあっては、位置決めピンを基板21
に設けたのに対し、この第3の実施形態における光導波
路用コネクタ70では、位置決めピン41a,41bを
平板マイクロレンズアレイ50に設けたものとなってい
る。
【0059】すなわち、平板マイクロレンズアレイ50
に形成されたピン挿入孔50a,50bには、位置決め
ピン51,52が貫通固定してあり、その位置決めピン
51,52のうち、平板マイクロレンズアレイ50の一
端部から表面側に突出する突出部分51a,52aをコ
ネクタ結合用の位置決めピンとし、同レンズの裏面側に
突出する部分52a,52bを構成部材結合用の位置決
めピンとしている。また、基板60の立上り面60cに
は、前記構成部材結合用の位置決めピン51b,52b
を密嵌させるピン嵌合穴60a,60bが形成されてい
る。なお、このピン嵌合穴60a,60b及び位置決め
ピン51b,52bは、平板マイクロレンズアレイ50
の各レンズ要素における光軸と平行に位置している。
【0060】従って、上記第3の実施形態における光導
波路用コネクタ70によれば、表面側に突出するコネク
タ結合用の位置決めピン51a,52aを、前述の実施
形態にて示したBFコネクタ20またはMTコネクタ4
0などの他のコネクタ(第2のコネクタ)に形成される
ピン嵌合穴へと挿通させることにより、光導波路と光フ
ァイバーとの高精度な光結合を容易かつ迅速に行なうこ
とができる。しかも位置決めピン51,52を保持台と
しての基板60のピン嵌合孔(嵌合部)60a,60b
へと密嵌させることによって、基板60と平板マイクロ
レンズアレイ50との結合も迅速かつ適正に行なうこと
ができる。なお、光導波路23は、そのコアの光軸と平
板マイクロレンズアレイの各レンズ要素の光軸とが一致
するように固定する。
【0061】ところで、この第3の実施形態において、
上記位置決め用ピン51,52は平板マイクロレンズア
レイ50の所定の位置に正確に設ける必要があり、その
ためにはピン挿入孔50a,50bを正確に形成するこ
とが必要となる。そこで、第3の実施形態における平板
マイクロレンズアレイ50に対するピン挿入孔50a,
50bの加工は、平板マイクロレンズアレイ50の集光
作用を用いて行なうことが考えられている。
【0062】すなわち、この加工方法は、図10(a)
に示すように、平板マイクロレンズアレイ50の各レン
ズ要素によって集光される結像面Soにフォトレジスト
Rを塗布し、その結像面Soと相対向する入射面Si
に、各レンズ要素223の光軸に平行する光UVを照射
する。その結果、入射光は各レンズ要素223の集光作
用によって各レンズ要素223によって集光された光に
対応するポット状の露光点PがフォトレジストR上に形
成される。そして、このフォトレジストRを現像すれ
ば、図10(b)に示すようなパターンが形成される。
図10(b)において白抜きで表される点Pが、入射光
が集光された箇所、すなわちレンズ要素223の中心で
ある。
【0063】従って、この点を目印として2つのピン挿
入孔50a,50bを形成すれば、2つのピン挿入孔5
0a,50bの距離間隔を正確に保つことができる。例
えば、位置決めピン51,52の間隔を、7.750m
mとする場合等においても、直径0.701のドリルで
穴を穿つことができる。この場合、両ピン挿入孔の間隔
は、図10(b)に示すの白抜きのスポットPで31個
離れた2点である。このようにすれば、位置決めピン2
2a,22b同士の距離間隔を正確に設定できるだけで
なく、位置決めピン51,52と平板マイクロレンズア
レイ22の各レンズ要素との距離間隔も正確に設定でき
るという利点がある。
【0064】また、ピン挿入孔50a,50bを形成す
る手段としては、ドリルを用いる方法以外に、微細な研
磨剤を吹き付けてガラスを削る、いわゆるサンドブラス
トなどの方法を用いることも可能である。すなわち、図
10(b)に示すパターンを利用して、さらにサンドブ
ラスト用のレジストをパターニングし、これをマスクと
して平板マイクロレンズアレイをサンドブラストによっ
て加工し、その後、ピン挿入孔50a,50bが多数形
成された平板マイクロレンズアレイを必要とする寸法形
状に切断すれば、優れた生産性で平板マイクロレンズア
レイ50を形成することができる。
【0065】また、上記のように平板マイクロレンズア
レイ50にピン挿入孔60a,60bを形成する方法
は、平板マイクロレンズアレイを図6(a),(b)に
示すように複数枚貼り合わせる場合にも有効である。つ
まり、予め平板マイクロレンズアレイ22A,22Bに
ピン挿入孔50a,50bを形成しておけば、両平板マ
イクロレンズアレイ22A,22Bのピン挿入孔50
a,50aにピンを貫通させるだけで、両平板マイクロ
レンズアレイ22A,22Bにおける各レンズ要素の光
軸を一致させることができ、生産性は大幅に向上する。
【0066】上記のように、この実施形態においては平
板マイクロレンズアレイ50に位置決めピンを挿入固着
する構成、換言すれば平板マイクロレンズアレイ50に
位置決めピン挿入用のピン挿入孔を形成する構成となっ
ているため、例えば、上記第1の実施形態のように格別
に目印及び基準のない基板に対してピン挿入孔を形成す
る場合に比し、高精度な穿孔作業を容易に行なうことが
できる。また、この第3の実施形態においても構成部品
数は、上記第1の実施形態と同様に従来に比して大幅に
削減される。
【0067】次に、本発明に係る光導波路用コネクタの
第4の実施形態を図11及び図12に基づき説明する。
なお、上記実施形態と同一もしくは相当部分には同一符
号を付し、その説明の詳細は省く。この第4の実施形態
はにおける光導波路用コネクタ80は、基板81とこれ
に設けられた平板マイクロレンズアレイ50とを有する
ものとなっており、平板マイクロレンズアレイ50は、
上記第3の実施形態に示したものと同一であるが、基板
(保持台)81は、図11に示す形状をなすものとなっ
ており、上面における形状が上記第3の実施形態に示し
たものと異なる。
【0068】すなわち、この第4の実施形態に使用する
基板81は、光導波路23を固着するための上側保持面
81A1の両側部に上方へと突出する直方体形状の凸部
81c,81dを形成し、各凸部81c,81dにピン
嵌合孔(嵌合部)81c1,81d1を形成し、ここに
前記平板マイクロレンズアレイ50に挿入固定された位
置決めピン51,52を密嵌させ得るようになってい
る。この凸部81c,81dにおけるピン嵌合孔81c
1,81d1の中心軸線及び凸部81c,81dの内側
面81c2,81d2は、基板81の下側保持面81A
2に固定された平板マイクロレンズアレイ50の各レン
ズ要素の光軸と平行して形成されており、その対向間隔
T3は、前記平板マイクロレンズアレイ23の幅t3と
一致している(厳密には僅かに前記間隔t3が間隔T3
より小となっている)。
【0069】このため、平板マイクロレンズアレイ50
の基板80への組み付けに際し、位置決めピン51,5
2を前記ピン嵌合孔へと挿入すれば、第3の実施形態と
同様に正確な位置決めを容易かつ迅速に行うことができ
る。また、光導波路23を基板81の上側保持面81A
1に固定する際、平板マイクロレンズアレイ50の両側
部を前記凸部81c,81dの内側面81c2と81d
2との間に挿入してゆき、その端部を前記平板マイクロ
レンズアレイ23に当接させれば、格別な位置決め作業
を行わなくとも確実に光導波路23の光軸と平板マイク
ロレンズアレイ23の各レンズ要素における光軸とを一
致させることができる。
【0070】ところで、前記第3及び第4実施形態のよ
うに位置決めピン51,52を平板マイクロレンズアレ
イ50に設ける場合、その位置決めピン51,52を嵌
合させる嵌合部としての穴あるいは貫通孔は、複数部材
を組合わせることによって形成するようにしても良く、
また、穴あるいは貫通孔に限らず、溝であっても良い。
さらに、嵌合部の形状としては、位置決めピンの外周全
体に接する形状に限らず、外周の少なくとも2箇所で接
するような形状としても良い。
【0071】図12は本発明に係る光導波路用コネクタ
の第5の実施形態を示す図であり、ここに示す光導波路
用コネクタ90は、基板91とこれに重合固定される押
え部材92とにより、光導波路23及び平板マイクロレ
ンズアレイを保持する保持台を構成すると共に、前記位
置決めピン51b,52bを密嵌させる嵌合部を、前記
基板91に刻設したV溝91a,91bと、基板91に
重合固定される押え部材92に刻設されたV溝92a,
92bとを相対向して組合わせることにより形成したも
のである。ここで、前記V溝92a,92bを所定の
幅、及び角度で形成することにより、光導波路23と押
え部材92との関係を適正にすることができる。例え
ば、光導波路23の厚みが150μmで、その中心50
μmの範囲にコア部が存在する場合、そのコア部の中心
軸線は光導波路の表面から75μmの高さになる。位置
決めピン51,52の直径が0.7mmでV溝91a,
91b,92a,92bの中心角が90度の場合、それ
らV溝の開口幅が840μmであれば、光導波路23の
コア中心と位置決めピン51b,52bの中心軸線の高
さが一致する。このとき、押さえ部材92のV溝92
a,92bを基板部材91のV溝91a,91bと同一
形状に形成しておけば、押え部材92は位置決めピン5
1,52及び光導波路23に対して対称の位置に設定で
きるため、正確に光導波路23を押えることができ、そ
の結果、光導波路23と位置決めピン51,52、ひい
ては平板マイクロレンズアレイ50のレンズ要素との高
さを正確に合わせることが可能となる。
【0072】また、上記第3及び第4の実施態において
は、平板マイクロレンズアレイ50に形成したピン嵌合
孔50a,50bに位置決めピン51,52を貫通固定
した場合を例に採り説明したが、基板に位置決めピンを
突設し、これを前記マイクロレンズアレイに形成したピ
ン嵌合孔に貫通させてマイクロレンズアレイと基板との
位置決めを行い、さらに、マイクロレンズアレイから表
面側に突出した部分を結合用位置決めピンとし、これを
他のコネクタ、例えばBFコネクタ、あるいはMTコネ
クタに嵌合させるようにすることも可能である。
【0073】また、以上の説明では、光導波路用コネク
タに位置決めピンを突設し、このコネクタを連結させる
べき他のコネクタ(BFコネクタ、MTコネクタ等)に
ピン嵌合穴を形成したが、光導波路用コネクタにピン嵌
合孔を形成し、他のコネクタに位置決め用ピンを突設し
て両者を嵌合させるようにすることも可能であり、さら
には、結合すべき両コネクタのそれぞれに互いに嵌合可
能な位置決めピン及び嵌合部を形成するようにしても良
い。また、位置決めピンの形状および本数などは必ずし
も2本とは限らず、必要に応じてその他の数に設定する
ことが可能であり、さらに各ピンの形状も円柱状のもの
に限らず、その他の形状、例えば角柱形状をなすものと
することも可能である。
【0074】さらに本発明に係る光導波路用コネクタに
あっては、光ファイバー用コネクタとの接続だけでな
く、光導波路用コネクタ同士の接続も可能であり、本発
明は特に上記実施形態に限定されるものではない。
【0075】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る光導波
路用コネクタは、光導波路を保持する保持台と平板状の
レンズアレイとを有すると共に、前記保持台と平板レン
ズアレイの少なくとも一方に位置決めピンを突設したも
のとなっているため、コネクタ同士の結合における位置
決め、および/または保持台とレンズアレイなどからな
る構成部材同士の結合による位置決めを極めて容易、か
つ高精度に行なうことができ、生産性を大幅に向上させ
ることができる。
【0076】また、本発明に係る光結合装置は、第1,
第2のコネクタからなり、第1のコネクタは、光導波路
を有する保持台と平板マイクロレンズアレイとを有する
と共に、前記保持台と平板レンズアレイの少なくとも一
方に位置決めピンを突設し、前記第2のコネクタには、
前記位置決めピンを密嵌させる嵌合部を形成したものと
なっており、従来のようにマイクロキャピラリー及び短
尺ファイバーなどの微小部品を用いない構成となってい
るため、構成部品相互の位置を高精度に維持し得ると共
に、自動機などを用いて生産工程の自動化を図ることが
可能となり、生産性の大幅な向上を期待できる。また、
平板マイクロレンズアレイには、複数のレンズ要素が存
在するため、複数チャンネルの光伝送などにおいては、
マイクロキャピラリー及び短尺ファイバーなどの部品を
複数必要としたが、本発明ではそれら部品を平板マイク
ロレンズアレイ1枚で置換することができ、構成部品数
を大幅に削減することができ、組立て作業の煩雑さ及び
製造コストを低減することができる。
【0077】さらに、第1、第2のコネクタの結合は、
位置決めピンと嵌合部との嵌合によって高精度かつ容易
に行なうことができ、優れた作業性及び光結合性を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光結合装置の第1の実施形態にを
示す斜視図である。
【図2】図1に示した光導波路用コネクタを示す斜視図
である。
【図3】図1に示した光導波路用コネクタを示す縦断側
面図である。
【図4】図1に示したものによって光結合作業を行なう
場合の各コネクタの状態を示す縦断側面図であり、
(a)は各コネクタ結合前の状態を、(b)は各コネク
タ結合後の状態をそれぞれ示している。
【図5】本発明の実施形態に使用する平板マイクロレン
ズアレイの製造工程を示す縦断側面図である。
【図6】本発明の実施形態に用いる平板マイクロレンズ
アレイを示す縦断側面図であり、(a)はガラスの両面
に平板マイクロレンズアレイを貼り付けたものを示し、
(b)は平板マイクロレンズアレイを互いに貼り付けた
ものを示し、(c)は平板マイクロレンズアレイにガラ
ス板を貼着したものを示す。
【図7】本発明に係る光結合装置の第2の実施形態を示
す縦断側面図である。
【図8】本発明に係る光導波路用コネクタの第3の実施
形態を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示したものの縦断側面図である。
【図10】図8に示した平板マイクロレンズアレイのピ
ン挿入孔形成工程における状態を示す図で、(a)は塗
布したフォトレジストに対する露光状態を示す説明側面
図、(b)はフォトレジストを現像した基板表面の状態
を示す説明図である。
【図11】本発明に係る光導波路用コネクタの第4の実
施形態を示す分解斜視図である。
【図12】本発明に係る光導波路用コネクタの第5の実
施形態における要部を示す図である。
【図13】従来の光結合装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】 100 光結合装置 20 光導波路用コネクタ(第1のコネクタ) 21 基板(保持台) 22 平板マイクロレンズアレイ 23 光導波路 223 レンズ要素 24a 位置決めピン 24b 位置決めピン 200 光結合装置 30 BFコネクタ(第2のコネクタ) 35 光ファイバー 40 MTコネクタ(第2のコネクタ) 40a 嵌合孔(嵌合部) 40b 嵌合孔(嵌合部) 50 平板マイクロレンズアレイ 51 位置決めピン 51a コネクタ結合用の位置決めピン 51b 構成部材結合用の位置決めピン 52 位置決めピン 60 基板(保持台) 60a ピン嵌合孔(嵌合部) 60b ピン嵌合孔(嵌合部) 70 光導波路用コネクタ 80 光導波路用コネクタ 81 基板(保持台) 90 光導波路用コネクタ 91 基板 91a V溝 91b V溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H036 JA04 LA07 NA01 QA23 QA33 QA49 2H037 AA01 BA23 CA16 DA13 DA16 DA31

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路を支持する保持面が形成された
    保持台と、 前記保持台に載置固定されると共に複数のレンズ要素を
    配設してなる平板マイクロレンズアレイと、を備え、 前記保持台の保持面に前記光導波路を固定することによ
    って前記平板マイクロレンズアレイのレンズ要素の光軸
    と光導波路の光軸とを合致させ得るようにすると共に、 前記保持台と平板マイクロレンズアレイの少なくとも一
    方に位置決めピンを突設したことを特徴とする光導波路
    用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記位置決めピンは、その外面の少なく
    とも2箇所が所定の光導波材の一端に固定された他のコ
    ネクタの嵌合部に接触可能に設けられ、前記嵌合部との
    嵌合状態において前記光導波材の光軸と平板マイクロレ
    ンズアレイに設けられたレンズ要素の光軸とを一致させ
    るコネクタ結合用の位置決めピンであることを特徴とす
    る請求項1記載の光導波路用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記位置決めピンは、その外面の少なく
    とも2箇所が、前記保持台と前記レンズアレイの少なく
    とも一方に設けられた嵌合部と接触可能に設けられ、前
    記嵌合部との嵌合によって前記保持台とレンズアレイと
    の位置関係を決定する構成部材結合用の位置決めピンで
    あることを特徴とする請求項1記載の光導波路用コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のコネクタ結合用の位置決
    めピンと、請求項3記載の構成部材結合用の位置決めピ
    ンとを前記位置決めピンとして有することを特徴とする
    請求項1記載の光導波路用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記保持台には、前記位置決めピンが突
    設されることを特徴とする1ないし3いずれか記載の光
    導波路用コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記保持台には、前記位置決めピンの外
    面の少なくとも2箇所が接して嵌合する嵌合部が形成さ
    れることを特徴とする1ないし4いずれか記載の光導波
    路用コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記マイクロレンズアレイには、前記位
    置決めピンが突設されることを特徴とする請求項1ない
    し5いずれか記載の光導波用路コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記マイクロレンズアレイには、前記位
    置決めピンの外面の少なくとも2箇所が接する嵌合部が
    形成されることを特徴とする請求項1ないし6いずれか
    記載の光導波路用コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記コネクタ結合用の位置決めピンと構
    成部材結合用位置決めピンとは、同一部材によって構成
    されることを特徴とする請求項4記載の光導波路用コネ
    クタ。
  10. 【請求項10】 前記マイクロレンズアレイには、その
    表面から裏面を貫通する貫通孔が形成されると共に、両
    側部が突出するよう前記貫通孔にピンが固定され、前記
    ピンは、前記貫通孔から突出する一側部が請求項2記載
    のコネクタ結合用の位置決めピンを構成し、他側部が請
    求項3記載の部材間結合用の位置決めピンを構成するこ
    とを特徴とする請求項9記載の光導波路用コネクタ。
  11. 【請求項11】 前記保持台は、光導波路を保持する基
    板と、この基板との間で前記光導波路を挟持固定する押
    圧板とからなることを特徴とする請求項1ないし10い
    ずれか記載の光導波路用コネクタ。
  12. 【請求項12】 異なる光導波材の各端部にそれぞれ設
    けられた第1,第2のコネクタからなり、前記各コネク
    タを互いに結合させることにより、異なる光導波材の各
    端部を光結合させるようにした光結合装置であって、 前記第1のコネクタは、 前記光導波路を支持する保持面を形成した保持台と、 前記保持台に載置固定される共に複数のレンズ要素を配
    設してなる平板マイクロレンズアレイと、を備え、 前記保持台の保持面に前記光導波路を固定することによ
    って前記平板マイクロレンズアレイのレンズ要素の光軸
    と光導波路の光軸とを一致させるよう構成する一方、 前記保持台と平板マイクロレンズアレイの少なくとも一
    方には位置決めピンを突設すると共に、 前記第2のコネクタには、前記位置決めピンを密嵌させ
    る嵌合部を形成し、前記第1のコネクタの前記位置決め
    用ピンと前記第2のコネクタの嵌合部とを嵌合させるこ
    とにより、前記各コネクタに保持された各光導波路の各
    光軸を互いに合致させるようにしたことを特徴とする光
    結合装置。
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