JP2000304125A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2000304125A
JP2000304125A JP11109472A JP10947299A JP2000304125A JP 2000304125 A JP2000304125 A JP 2000304125A JP 11109472 A JP11109472 A JP 11109472A JP 10947299 A JP10947299 A JP 10947299A JP 2000304125 A JP2000304125 A JP 2000304125A
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slip
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forward clutch
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Sei Kojima
星 児島
Kenjiro Fujita
憲次郎 藤田
Katsutoshi Usuki
克俊 臼杵
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニュートラル制御の解除時にフォワードクラ
ッチを緩やかに係合可能としてショックの発生を未然に
防止し、良好な車内環境を実現できる自動変速機の制御
装置を提供する。 【解決手段】 予備操作の実行によりスリップ判定が下
される前に制御解除条件が成立したときに、予めフォワ
ードクラッチの滑りを抑制可能な値として設定されたデ
ューティ率DN+ΔDN+DTHを所定時間TA適用するよ
うにしたため、フォワードクラッチは確実に係合側に操
作されて、タービン回転速度Ntが0まで減少した後に
完全係合が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の制御
装置に係り、詳しくは走行レンジでの停車中等にトルク
コンバータによるクリープ現象を低減する制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、Dレンジ(走行レンジ)
で停車中の自動変速機は、次回の発進に備えるために変
速機構を低速段に保持しており、エンジンのトルクがト
ルクコンバータを介して駆動輪に伝達されて、車両が僅
かに前進する所謂クリープ現象が生じている。シフトポ
ジションをNレンジ(非走行レンジ)に切換えれば、変
速機構が中立状態となるためクリープ現象は生じなくな
るが、停車の度にシフトポジションを切換えるのは煩雑
なため、通常の運転者はDレンジのままフットブレーキ
によりクリープ現象を押さえ込む操作を行っている。
【0003】しかしながら、このときのエンジンにはク
リープ現象の反作用として負荷トルクが加えられるた
め、その負荷トルクに抗してアイドル回転を維持するた
めに燃料消費量が増大する傾向がある上に、トルクコン
バータを介して駆動輪側に伝達されるエンジントルクと
制動力との拮抗により、不快なアイドル振動が発生する
という不具合がある。
【0004】そこで、Dレンジでの停車中に、低速段
(例えば、第1速段)を達成するために係合されていた
摩擦要素(以下、フォワードクラッチという)をクリー
プ現象が発生しない程度のスリップ量に制御する所謂ニ
ュートラル制御を実行し、これによりトルクコンバータ
を介して伝達されるエンジントルクを減少して、燃料消
費量及びアイドル振動の低減を図るようにした制御装置
が提案されている。
【0005】ニュートラル制御の概略を説明すると、そ
の開始条件としては、車速0km/h、フットブレーキ操作
中、スロットル開度0%、1速段達成から所定時間経過
等が設定されており、例えば、Dレンジで走行中の車両
が停車して全ての条件が成立したときに、ニュートラル
制御が開始される。走行中のフォワードクラッチは係合
状態に保持されているため、事前にフォワードクラッチ
をニュートラル制御時の所定スリップ量付近まで解放側
に操作する予備操作が行われる。まず、フォワードクラ
ッチ用ソレノイドのデューティ率を、走行中の100%
からクラッチが滑り出す直前の値として設定された所定
値までステップ状に減少させ、その後に所定変化率で漸
減させる。
【0006】従って、フォワードクラッチは滑り出す直
前までは速やかに、その後は緩やかに解放側へと操作さ
れ、クラッチが滑り出すと、それ以前に駆動輪側により
回転阻止されていたタービンランナが回転し始めるた
め、例えばタービン回転速度Ntが50rpmを越えた時点
で予備操作完了と見なして、タービンが所定のスリップ
量となるように制御する。
【0007】そして、フットブレーキ操作の中止、アク
セル操作、車速が所定値以上等のニュートラル制御解除
条件が成立すると、まず、タービン回転速度Ntが所定
変化率で減少するようにフォワードクラッチ用のソレノ
イドのデューティ率を制御して、フォワードクラッチを
係合側へと操作し、例えばタービン回転速度Ntが10
0rpmを下回ると同期判定を下して、そのときのデュー
ティ率に所定値を加算した若干大きなデューティ率DE
を所定時間TE適用することで、クラッチを更に係合側
に操作してタービン回転速度Ntを0とし、その後にデ
ューティ率を100%まで増加して完全係合させ発進に
備える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスリップ
制御が実際に開始された後にニュートラル制御の解除条
件が成立した場合には、何ら問題は生じないが、スリッ
プ制御の開始前で、予備操作によりクラッチが滑り出し
た直後(例えば、0<Nt<50rpm)に解除条件が成立
した場合には、以下に述べる不具合が生ずる。このとき
には滑り出したクラッチを再び係合させることになる
が、上記した解除条件の成立後の処理を適用した場合、
図6に二点鎖線で示すように、この時点のタービン回転
速度Ntが100rpm(同期判定タービン回転速度)未満
であることから、直ちに同期判定が下されてデューティ
率DEが適用され、所定時間TE後にデューティ率100
%が適用される。デューティ率DE及び所定時間TEは、
フォワードクラッチを係合側に操作中の状況を想定して
設定されているため、単にこれらの値を適用しただけで
は、一旦滑り出した(解放側に移行し始めた)フォワー
ドクラッチを係合させることはできず、その後にデュー
ティ率が100%に増加した時点で、クラッチ油圧の急
激な立ち上がりによりフォワードクラッチが急係合して
しまう。従って、係合時に大きなショックが発生し、乗
員に不快感を与えてしまうという問題があった。
【0009】本発明の目的は、ニュートラル制御の解除
時にフォワードクラッチを緩やかに係合可能としてショ
ックの発生を未然に防止し、良好な車内環境を実現する
ことができる自動変速機の制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、走行段が達成された状態で車両
停止条件が成立したときに、走行段を達成する摩擦係合
要素を予備操作手段により係合状態から解放側に操作
し、その操作により摩擦係合要素の入力回転速度が所定
値を越えたときに、スリップ状態制御手段によりスリッ
プ判定を下して摩擦係合要素を所定のスリップ状態に制
御すると共に、車両発進条件が成立したときに、復帰手
段により摩擦係合要素を係合状態に復帰させ、更に、ス
リップ判定前に車両発進条件が成立したときに、予め摩
擦係合要素の滑りを抑制可能な値に基づいてスリップ抑
制手段により摩擦係合要素を係合側に操作するように構
成した。
【0011】車両停止条件の成立に伴って摩擦係合要素
が解放側に操作されると、その入力回転速度が所定値を
越えた時点でスリップ判定が下されて、摩擦係合要素は
所定のスリップ状態に制御される。ここで、スリップ判
定前に車両発進条件が成立した場合には、一旦滑り出し
た摩擦係合要素を係合側に操作する必要が生ずる。この
ときには滑りを抑制可能な値に基づいてスリップ抑制手
段により摩擦係合要素が確実に係合側に操作されるた
め、その後に復帰手段により摩擦係合要素が係合状態に
復帰する時点では、入力回転速度が確実に0まで減少し
て係合ショックの発生が防止される。
【0012】本発明は好適には、前記予備操作手段を、
車両停止条件の成立当初に、予め摩擦係合要素が滑り出
す直前の値として設定されたスリップ直前値に基づいて
摩擦係合要素をステップ状に解放操作し、続いて徐々に
解放側に移行させるように構成し、前記スリップ抑制手
段を、スリップ直前値を増加補正して摩擦係合要素への
操作力として適用するように構成した自動変速機の制御
装置として具体化でき、スリップ直前値は、摩擦係合要
素の滑りを抑制可能な値と見なすことができるため、摩
擦係合要素を確実に係合側に操作可能となる。
【0013】更に、前記予備操作手段を、車両停止条件
の成立からスリップ判定までの所要時間を所定値とすべ
く前記スリップ直前値の学習処理を実行するように構成
し、前記スリップ抑制手段を、学習後のスリップ直前値
を増加補正して適用するように構成した自動変速機の制
御装置として具体化でき、運転状況に拘わらず滑りの抑
制に最適な操作力が適用されるため、係合側への操作が
より確実なものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動変
速機の制御装置の一実施例を説明する。図1に示すよう
に、自動変速機1はエンジン2と結合された状態で図示
しない車両に搭載されている。エンジン2の出力軸2a
はトルクコンバータ3を介して変速機構4に連結され、
その変速機構4はディファレンシャルギア5を介して車
両の駆動輪と接続されている。エンジン2の出力軸2a
と共にトルクコンバータ3のポンプインペラ3aが回転
すると、ATF(オートマチック・トランスミッション
・フルード)を介してタービンランナ3bが回転駆動さ
れ、その回転が変速機構4に伝達される。詳細は説明し
ないが変速機構4は、複数組の遊星歯車機構、及びその
構成要素(サンギア、ピニオンギア、リングギア)の動
作を許容又は規制するクラッチやブレーキ類から構成さ
れており、それらのクラッチやブレーキの係合状態を油
圧源6から供給されるATFにより適宜切換えて、所望
の変速段を得ている。
【0015】ここで、自動変速機1がNレンジ(非走行
レンジ)からDレンジ(走行レンジ)に切換えられたと
き、変速機構4は発進に備えるために第1速段に切換え
られるが、これは変速機構4中のフォワードクラッチ7
(前進時に係合するクラッチ)と1速用ブレーキ8とを
共に係合することで実現される。そして、後述するよう
に、この摩擦係合要素としてのフォワードクラッチ7の
スリップ量を制御することでニュートラル制御が行われ
る。
【0016】車室内には、図示しない入出力装置、制御
プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置
(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置(C
PU)、タイマカウンタ等を備えたA/T−CU(自動
変速機制御ユニット)11が設置されており、自動変速
機1の総合的な制御を行う。A/T−CU11の入力側
には、エンジン2の回転速度Neを検出するエンジン回
転速度センサ12、タービンランナ3bの回転速度Nt
(即ち、フォワードクラッチ7の入力回転速度)を検出
するタービン回転速度センサ13、車両の走行速度Vs
を検出する車速センサ14、フットブレーキの操作を検
出するストップランプスイッチ15、エンジン2のスロ
ットル開度θTH(=アクセル操作量)を検出するスロッ
トルセンサ16、ATF油温TOILを検出する油温セン
サ17、及び運転者にて選択されたシフトポジション
(例えば、Nレンジ、Dレンジ、Pレンジ,Rレンジ
等)を検出するためのシフトポジションセンサ18が接
続されている。又、A/T−CU11の出力側には、前
記した油圧源6からの作動油を切換制御して変速機構4
のクラッチやブレーキを作動させるための多数のソレノ
イド19が接続されている。A/T−CU11はスロッ
トル開度θTH及び車速Vsに基づき、図示しない変速点
マップに従って変速機構4のクラッチ及びブレーキの係
合状態を切換え、変速制御を実行する。
【0017】次に、上記のように構成された自動変速機
の制御装置によるニュートラル制御の実行状況を図2乃
至図5に従って説明する。図2乃至図4のフローチャー
トは、Dレンジで走行中の車両が停止したときにフォワ
ードクラッチ7をニュートラル制御するためのものであ
り、図5のタイムチャートはニュートラル制御の全体的
な制御状況を示したものである。
【0018】A/T−CU11は、図2乃至図4に示す
ニュートラル制御ルーチンを所定時間毎に実行する。ま
ず、A/T−CU11はステップS2でニュートラル制
御の開始条件が成立したか否かを判定する。本実施例で
は以下の開始条件が設定されており、その全てが満たさ
れたとき、つまり、車両が走行状態からほぼ停止状態に
移行したと推測されるときに開始条件が成立したと見な
す。
【0019】1)ストップランプスイッチ15にてブレ
ーキ操作が検出されたこと。 2)スロットルセンサ16にてアクセル非操作(スロッ
トル開度が所定量未満)が検出されたこと。 3)車速センサ14にて検出された走行速度Vsが所定
値未満であること。 ステップS2で開始条件が成立しないときには、NO
(否定)の判定を下してルーチンを終了する。又、ニュ
ートラル制御の開始条件が成立したときには、YES
(肯定)の判定を下してステップS4に移行し、スリッ
プ判定を行う。ニュートラル制御ではフォワードクラッ
チ7を所定スリップ量に保持するため、制御の開始に際
しては、走行のために係合状態にあったクラッチ7を所
定スリップ量付近まで解放側に操作する必要がある。以
下、この処理を予備操作と称するが、スリップ判定はこ
の予備操作の完了を判別するためのものであり、タービ
ン回転速度Ntが0から上昇してスリップ判定値Nt0
(例えば、50rpm)を越えたときに、フォワードクラ
ッチ7が所定スリップ量付近まで操作されたと推測し、
予備操作完了としてスリップ判定を下す。
【0020】タービン回転速度Ntが未だスリップ判定
値Nt0以下で、ステップS4の判定がNOであるときに
は、ステップS6及びステップS8で予備操作を実行す
る。まず、ステップS6で予備操作フラグFをセット
し、ステップS8でフォワードクラッチ用のソレノイド
19のデューティ率Dを算出して出力する。その後、ス
テップS10で後述するニュートラル制御の解除条件が
成立したか否かを判定し、解除条件が成立していないと
きには前記ステップS4に戻る。ステップS8でのデュ
ーティ率Dの算出処理は次式(1)に従って行う。
【0021】D=DN−DNS………(1) ここに、DNは後述のように係合状態のフォワードクラ
ッチ7が滑り出す直前のデューティ率として設定された
スリップ直前値、DNSは0を始点としてステップS8の
実行毎に所定割合で増加設定される勾配項である。又、
スリップ直前値DNは次式に従って算出する。
【0022】DN=DN0+DNL………(2) ここに、DN0はスリップ直前値DNのベース値、DNLは
同じくスリップ直前値DNの学習値であり、これらの値
DN0,DNLは、エンジン回転速度NeとATF油温TOIL
とに応じてマップ設定されており、その時点のエンジン
回転速度NeとATF油温TOILとに応じたアドレスから
読み出されて用いられる。そして、本実施例では上記ス
テップS8の処理を実行するときのA/T−CU11が
予備操作手段として機能する。
【0023】従って、図5に示すように、ニュートラル
制御の開始条件の成立直後に、ソレノイド19のデュー
ティ率Dは100%からスリップ直前値DNまでステッ
プ状に減少し(図5のポイントa)、その後は勾配項D
NSに従って漸減する。フォワードクラッチ7は次第に解
放側に操作され、係合状態で停止保持されていたタービ
ン回転速度Nt(フォワードクラッチ7を介してタービ
ンランナ3bが駆動輪側と接続されていたため)が上昇
し始め、タービン回転速度Ntがスリップ判定値Nt0を
越えると、A/T−ECU11はステップS4でYES
の判定を下し、ステップS12乃至ステップS18でス
リップ制御を実行する。
【0024】まず、ステップS12で予備操作フラグF
をクリアし、ステップS14で予備操作フラグFをクリ
アしてからの本ステップの実行が初回か否かを判定す
る。初回の実行でステップS14の判定がYESのとき
には、ステップS16で前記したスリップ直前値DNの
学習値DNLを学習した後にステップS18に移行し、ス
テップS14の実行が2回目以降のときには、直接ステ
ップS18に移行する。
【0025】次いで、ステップS18でトルクコンバー
タ3のスリップ量ΔN(=Ne−Nt)を予め設定された
目標値にすべく、ソレノイド19のデューティ率Dをフ
ィードバック制御する。デューティ率Dの初期値として
は、前記ステップS8の予備操作で漸減させた最後のデ
ューティ率Dに所定値ΔDSB(例えば、デューティ率D
の2%)を加算した値を適用する(図5のポイント
b)。ステップS18の処理は、ステップS10でニュ
ートラル制御の解除条件が成立するまで繰り返され、図
5に示すようにスリップ量ΔNは目標値付近に保持され
る。そして、本実施例では上記ステップS4及びステッ
プS18の処理を実行するときのA/T−CU11がス
リップ状態制御手段として機能する。
【0026】前記ステップS16での学習値DNLの学習
処理は、係合状態のフォワードクラッチ7がスリップ制
御に移行する際のトルク変動を低減すべく、スリップ直
前値DNを最適化するために行われる。概要を説明する
と、予備操作の所要時間T(ステップS2でのニュート
ラル制御の開始条件成立からステップS4でのスリップ
判定までの所要時間)について予め実現可能な理想値と
して目標時間Ttgを設定し(例えば、1sec)、その目
標時間Ttgに対して実際の所要時間Tが長い(T>Tt
g)ときには学習値DNLを減少させ、逆に所要時間Tが
短い(T<Ttg)ときには学習値DNLを増加させる。
【0027】得られた学習値DNLは、前記のようにエン
ジン回転速度NeとATF油温TOILとに応じたアドレス
に格納されて、以降のスリップ直前値のDNの算出に利
用される。この処理の繰り返しにより、式(2)から算出
されるスリップ直前値DNはスリップ判定時のデューテ
ィ率付近まで低減されるため、予備操作中のデューティ
率の減少(DNS)が縮小されて、タービン回転がスリッ
プしたときのトルク変動による運転者の違和感を防止す
る。
【0028】一方、ニュートラル制御の解除条件は以下
のように設定されており、そのいずれかが満たされたと
き、つまり運転者の発進意志が推測されるときに解除条
件が成立したと見なす。 1)ストップランプスイッチ15にてブレーキ操作の中
止が検出されたこと。 2)スロットルセンサ16にてアクセル操作(スロット
ル開度が所定値以上)が検出されたこと。
【0029】3)車速センサ14にて検出された走行速
度Vsが所定値以上であること。 解除条件のいずれかが満たされてステップS10の判定
がYESになると(図5のポイントc)、A/T−CU
11はステップS20に移行して予備操作フラグFがセ
ットされているか否かを判定する。ここで、前記のよう
に予備操作はごく短時間(目標時間Ttg)で完了するた
め、通常は図5に示すように、スリップ判定が行われて
予備操作が完了した後にニュートラル制御の解除条件が
成立する。従って、この場合には予備操作フラグFがク
リアされているとしてステップS20でNOの判定を下
し、ステップS22以降で通常の解除処理を行う。
【0030】まず、ステップS22で解除条件の成立が
上記2)に起因するものであるか否か、換言すれば、ブ
レーキ操作継続の状況下でアクセル操作が開始されて解
除条件が成立したか否かを判定する。通常の運転操作で
は、ブレーキ操作の中止後にペダルを踏み換えてアクセ
ル操作を開始することから、1)に起因して解除条件が
成立し、ステップS22ではNOの判定を下して、ステ
ップS24でニュートラル制御に用いた最後のデューテ
ィ率Dを初期値として設定する。又、2)に起因して解
除条件が成立してステップS22でYESの判定を下し
たときには、ステップS26で最後のデューティ率Dに
所定値ΔDESを加算した値を初期値として設定する。
【0031】その後、ステップS28で解除条件が成立
した図5のポイントcの時点のエンジン回転速度Neに
基づいて目標変化率ΔNT1を設定し、ステップS30
でスロットル開度θTHに基づくスロットル補正量DTHの
算出処理を、ステップS32でエンジン回転速度Neに
基づくエンジン回転補正量DNEの算出処理を実行する。
更に、ステップS34で、前記ステップS24又はステ
ップS26で設定した初期値を用いて、ステップS28
で設定した目標変化率ΔNT1に従ってタービン回転速
度Ntが低下するように、デューティ率Dをフィードバ
ック制御する。
【0032】詳細はしないが、前記したスロットル補正
量DTHは、アクセル踏込み量(エンジントルクの増加
量)に応じてフォワードクラッチ7の油圧を増加させる
ことで滑りを抑制するための補正量であり、エンジン回
転補正量DNEは、アイドル回転付近で生ずるATFライ
ン圧の変動による影響を排除するための補正量であり、
各補正量DTH,DNEはステップS34のフィードバック
制御時に適用されることでデューティ率Dに反映され、
それぞれの作用を奏する。
【0033】以上の処理によりタービン回転速度Ntは
次第に減少し、フォワードクラッチ7は係合側に操作さ
れる。ここで、ステップS26でデューティ率Dの初期
値を増加補正しているのは、この場合には解除条件の成
立後に直ちにエンジントルクが立上がってフォワードク
ラッチ7に滑りを発生させることが予想されるため、油
圧の瞬間的な立ち上げによってこの事態を防止している
のである。
【0034】続くステップS36でA/T−CU11は
タービン回転速度Ntが300rpm未満か否かを判定し、
YESの判定を下すまではステップS28乃至ステップ
S34の処理を繰り返す。タービン回転速度Ntが30
0rpmを下回ってステップS36の判定がYESになる
と(図5のポイントd)、上記したステップS28乃至
ステップS32と同様に、ステップS38で図5のポイ
ントdの時点のエンジン回転速度Neに基づいて目標変
化率ΔNT2(|ΔNT2|<|ΔNT1|)を設定し、
ステップS40でスロットル補正量DTHの算出処理を、
ステップS42でエンジン回転補正量DNEの算出処理を
実行する。更にステップS44で、前記ステップS34
の処理で用いた最後のデューティ率D(図5のポイント
dのデューティ率D)を初期値として、目標変化率ΔN
T2に従ってタービン回転速度Ntが低下するように、デ
ューティ率Dをフィードバック制御し、ステップS46
で同期判定を行う。この同期判定は、ステップS44で
のフィードバック制御によりフォワードクラッチ7が係
合付近まで操作されたか否かを判定するための処理であ
り、具体的にはタービン回転速度Ntが100rpm未満か
否かを判定している。
【0035】以上の処理によりタービン回転速度Ntの
低下速度はより緩慢なものとなり、ステップS46で同
期判定が下されると、ステップS48で、前記ステップ
S44の処理で用いた最後のデューティ率Dに所定値Δ
DFFを加算した値DEを出力し(図5のポイントe)、
ステップS50で予め設定された所定時間TEが経過し
たか否かを判定する。つまり、同期判定した後はオープ
ンループ制御によりフォワードクラッチ7を係合可能と
見なして、所定値DEが適用されるのである。
【0036】そして、ステップS48の繰り返しにより
フォワードクラッチ7は係合され、タービン回転速度N
tは、このときの車速Vsに対応する値まで低下する。所
定時間TEが経過してステップS50の判定がYESに
なると、ステップS52でデューティ率を100%に保
持して(図5のポイントf)、このルーチンを終了す
る。本実施例では上記ステップS22乃至ステップS5
2の処理を実行するときのA/T−CU11が復帰手段
として機能する。
【0037】よって、油圧の立上げに伴ってフォワード
クラッチ7が完全係合されて第1変速段への切換が完了
し、運転者のアクセル操作によりエンジン回転速度Ne
が上昇すると、エンジン2の出力軸2aの回転がトルク
コンバータ3を介して変速機構4側に伝達されて、車両
が発進する。尚、ニュートラル制御の解除条件が成立
(運転者の発進の意志表示)してから実際に第1速段へ
の切換が完了するまでの所要時間はごく短いため、この
発進時に運転者が違和感を抱くことはない。
【0038】一方、前記ステップS20で予備操作フラ
グFがセットされているとしてYESの判定を下したと
き、つまり、予備操作の完了以前にニュートラル制御の
解除条件が成立したときには、ステップS8の処理によ
り既にフォワードクラッチ7が滑り出した状況を前提と
した解除処理をステップS54以降で行う。まず、ステ
ップS54で前記したステップS30及びステップS4
0と同様に、スロットル開度θTHに基づくスロットル補
正量DTHの算出処理を実行し、ステップS56で次式
(3)に従って算出したデューティ率Dを出力する。
【0039】D=DN+ΔDN+DTH………(3) ここに、DNは前記ステップS8で適用したスリップ直
前値、ΔDNは所定値である。次いで、A/T−ECU
11はステップS58で次式(4)に従ってNt減少判定を
行う。 ΔNmin+ΔN0<ΔNnow………(4) ここに、ΔNminは(Ne−Nt)n+1>(Ne−Nt)n
条件が成立した時点のスリップ量、ΔNnowは現在のス
リップ量、ΔN0は所定値(例えば、150rpm)であ
る。つまり、解除条件の成立後、タービン回転速度Nt
の減少に伴ってスリップ量ΔNが所定値ΔN0分だけ増
大した(フォワードクラッチ7が係合側に操作された)
ときに、上記式(4)の条件が満たされてNt減少判定が下
される。Nt減少判定が下されないときには、ステップ
S60で解除条件の成立から所定時間TAが経過したか
否かを判定し、NOの判定を下したときには前記ステッ
プS54に戻る。本実施例では上記ステップS54乃至
ステップS60の処理を実行するときのA/T−CU1
1がスリップ抑制手段として機能する。
【0040】前記のようにスリップ直前値DNは、係合
状態のフォワードクラッチ7が滑り出す直前の学習され
た値であり、換言すれば、予備操作によって生じたフォ
ワードクラッチ7の滑りを抑制して係合側に操作するた
めに好適なデューティ率Dと見なすことができる。そし
て、ステップS60の所定時間TAは、このスリップ直
前値DNの適用により実際にフォワードクラッチ7を係
合側に操作可能なだけの長さ(例えば、200msec)に
設定されている。更に、このときの係合側への操作を確
実なものとするために、前記のようにスリップ直前値D
Nには所定値ΔDNが加算される。又、スロットル補正量
DTHは、前記ステップS34及びステップS44と同じ
くエンジントルクに応じた滑り抑制を目的としたもので
ある。
【0041】この処理により通常であれば、タービン回
転速度Ntは減少し始めるため、ステップS58でNt減
少判定が下されて前記ステップS28に移行する。その
結果、目標変化率ΔNT1,ΔNT2に従ったフィードバ
ック制御が行われ、その後にデューティ率Dとして値D
Eが適用され、更に100%が適用されて完全係合され
る。尚、このときのフィードバック制御の初期値は、ス
テップS56の処理で用いたデューティ率D(=DN+
ΔDN+DTH)を適用する。
【0042】ステップS58でNt減少判定を下す以前
にステップS60で所定時間TAが経過すると、ステッ
プS62に移行して同期判定(Nt<100rpm)を行
い、ステップS64で解除条件の成立から前記TAより
大きい所定時間TB(例えば、600msec)が経過した
か否かを判定する。ステップS64で所定時間TBが経
過する以前に、ステップS58でNt減少判定を下す
か、或いはステップS62で同期判定を下すと、前記ス
テップS28以降の処理を実行する。
【0043】一方、Nt減少判定或いは同期判定を下す
前に所定時間TBが経過してステップS64の判定がY
ESになると、ステップS66で前記したステップS5
4と同様に、スロットル開度θTHに基づくスロットル補
正量DTHの算出処理を実行し、ステップS68で次式
(5)に従って算出したデューティ率Dを出力する。 D=DN+ΔDN+DTH+α………(5) ここに、αは0を始点としてステップS68の実行毎に
所定割合で増加設定される勾配項である。その後、ステ
ップS70でNt減少判定及び同期判定を行い、いずれ
の条件についてもNOのときにはステップS66に戻
る。ステップS68の処理によりソレノイド19のデュ
ーティ率Dは勾配項αに従って増加して、フォワードク
ラッチ7を確実に係合側に操作するため、ステップS7
0のNt減少判定或いは同期判定が必ず下されて、ステ
ップS28以降の処理によりフォワードクラッチ7は最
終的に完全係合される。
【0044】次に、上記のように予備操作の完了以前に
ニュートラル制御の解除条件が成立した場合の制御状況
を図6のタイムチャートに従って説明する。このときに
実行されるステップS54以降の処理は、前記のように
ステップS8の処理により既にフォワードクラッチ7が
滑り出している(0<Nt<50rpm)との前提で行われ
る。従って、以下の説明も図6に示すように、解除条件
が成立した時点でタービン回転速度Ntがある程度上昇
しているものとして説明する。
【0045】まず、所定時間TA経過以前においては、
ステップS56でソレノイド19のデューティ率Dとし
てDN+ΔDN+DTHが適用されると共に、通常の解除操
作(ステップS28以降)への移行条件として、ステッ
プS58のNt減少判定が定められている。この時点で
は未だスリップ判定が下されていないことから(Nt<
50rpm)、ステップS62の条件(Nt<100rpm)
を適用すると、直ちに同期判定が下されて無条件で通常
の解除操作に移行してしまうため、ステップS62に代
えてステップS58の条件が設定されているのである。
【0046】そして、前記のようにスリップ直前値DN
が、予備操作によって生じたフォワードクラッチ7の滑
りを抑制して係合側に操作するために好適なデューティ
率であること、及び、そのスリップ直前値DNを前提と
して、実際にフォワードクラッチ7を係合側に操作可能
なように所定時間TAが設定されていることから、通常
であればフォワードクラッチ7の操作方向は解放側から
係合側に転じ、図6に実線で示すようにタービン回転速
度Ntが減少し始めて、所定時間TAが経過する前にNt
減少判定が下される。
【0047】その後、同期判定が下されるまではフィー
ドバック制御が行われ、続いてステップS48でデュー
ティ率DEが適用される。上記したNt減少判定は、その
時点のデューティ率D(=DN+ΔDN+DTH)を保持す
ることでタービン回転速度Ntを継続して減少可能な状
況にあることを意味している。従って、より大きなデュ
ーティ率DEが適用されることで、タービン回転速度Nt
は確実に0まで減少し、その後のステップS52でデュ
ーティ率Dが100%に増加してクラッチ油圧が急激な
立ち上がっても、フォワードクラッチ7はショックを発
生することなく完全係合される。
【0048】又、所定時間TA経過後から所定時間TB経
過以前においては、通常の解除操作への移行条件とし
て、新たにステップS62の同期判定が定められてい
る。所定時間TA経過までにNt減少判定が下されない場
合、図6に破線で示すように、タービン回転速度Ntは
逆に上昇して100rpmを越えていると推測される。そ
こで、デューティ率D(=DN+ΔDN+DTH)の継続に
よりタービン回転速度Ntが減少し始めてはいるが、Nt
減少判定されずに同期判定で通常の解除操作に移行する
状況もあり得るとして、ステップS62の条件が設定さ
れているのである。
【0049】更に、所定時間TB経過後においては、ス
テップS68でデューティ率Dを勾配項αに従って増加
させている。所定時間TBが経過してもNt減少判定も同
期判定も下されない場合、図6に一点鎖線で示すように
タービン回転速度Ntが上昇し続けている事態が推測さ
れるため、デューティ率Dの増加によってフォワードク
ラッチ7の滑りの抑制を図っているのである。
【0050】尚、予備操作中のタービン回転速度Ntが
上昇する以前にニュートラル制御の解除条件が成立した
場合にも、同様にステップS54に移行して、ステップ
S56でデューティ率DとしてDN+ΔDN+DTHが適用
されるが、このときのタービン回転速度Ntは0である
ため、何らショックを生ずることなくフォワードクラッ
チ7の係合がなされる。
【0051】以上のように、本実施例の自動変速機の制
御装置では、予備操作の完了以前にニュートラル制御の
解除条件が成立したときに、ステップS62の同期判定
を禁止した上で、ニュートラル制御開始時のスリップ直
前値DNを所定時間TA適用し、フォワードクラッチ7の
滑りを抑制して係合側に操作するため、続くデューティ
率DEの適用時にタービン回転速度Ntを確実に0まで減
少できる。従って、その後の完全係合時のショック発生
を未然に防止して、良好な車内環境を実現することがで
きる。
【0052】しかも、スリップ直前値DNは、ステップ
S16の処理によってエンジン回転速度Ne及びATF
油温TOILに応じて学習されるため、運転状況に拘わら
ず滑りの抑制に最適なスリップ直前値DNを適用するこ
とができる。従って、係合側への操作をより確実なもの
として、上記したショック防止効果を十分に得ることが
できる。
【0053】以上で実施例の説明を終えるが、本発明の
態様はこの実施例に限定されるものではない。例えば、
上記実施例では、予備操作の完了以前にニュートラル制
御の解除条件が成立したときに、ニュートラル制御開始
時に学習したスリップ直前値DNを適用したが、フォワ
ードクラッチ7の滑りを抑制可能な値であれば、必ずし
もスリップ直前値DNを利用する必要はなく、代わりに
予め設定した固定値を適用してもよい。
【0054】更に、上記実施例では、有段式の自動変速
機の制御装置に具体化したが、無段式の自動変速機に対
する制御装置として具体化することもできる。この場合
には、前後進段を切換える摩擦係合要素を制御の対象と
すればよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動変速機
の制御装置によれば、スリップ判定前に車両発進条件が
成立した場合に、予め滑りを抑制可能な値に基づいて摩
擦係合要素を確実に係合側に操作するようにしたため、
その後の係合状態に復帰する時点での係合ショックの発
生を未然に防止して、良好な車内環境を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の自動変速機の制御装置を示す全体構成
図である。
【図2】A/T−CUが実行するニュートラル制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【図3】A/T−CUが実行するニュートラル制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【図4】A/T−CUが実行するニュートラル制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【図5】ニュートラル制御の全体的な実行状況を表すタ
イムチャートである。
【図6】予備操作の完了以前に解除条件が成立した場合
の制御状況を表すタイムチャートである。
【符号の説明】
7 フォワードクラッチ(摩擦係合要素) 11 A/T−CU(予備操作手段、スリップ状態制御
手段、復帰手段、スリップ抑制手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼杵 克俊 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3J052 AA01 CA07 EA01 FA03 GC02 HA02 KA01 3J057 AA04 BB03 GA66 GB02 GB04 GB05 GB22 GB23 GB27 GB30 GB36 GE08 HH01 JJ04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の走行段が達成された状態で
    車両停止条件が成立したときに、上記走行段を達成する
    特定の摩擦係合要素を係合状態から解放側に操作する予
    備操作手段と、 前記予備操作手段の操作により前記摩擦係合要素の入力
    回転速度が所定値を越えたときに、スリップ判定を下し
    て摩擦係合要素を所定のスリップ状態に制御するスリッ
    プ状態制御手段と、 車両発進条件が成立したときに、前記摩擦係合要素を係
    合状態に復帰させる復帰手段と、 前記スリップ判定前に車両発進条件が成立したときに、
    予め前記摩擦係合要素の滑りを抑制可能な値に基づいて
    摩擦係合要素を係合側に操作するスリップ抑制手段とを
    備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
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