JP2000304102A - エンドレスベルト - Google Patents
エンドレスベルトInfo
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- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
および片寄り補正効果を大きくする。 【解決手段】 エンドレス感光ベルト1の感光ベルト基
体1aの両側縁に室温硬化系ゴムの接着剤1b2によっ
て熱加硫系ゴムの蛇行防止リブ基体1b1を接着して蛇
行防止リブ1b,1cを形成する。リブ基体1b1の接
着面には接着剤が入り込む凹凸を設ける。
Description
リンター等の感光ベルト、中間転写装置、転写分離装
置、帯電装置、定着装置等に使用されるエンドレスベル
トに係り、特にそのベルト片寄り補正に関する。
ルトは、プラスチックで伸びが小さい部材を用いて構成
されている。この種のエンドレスベルトをローラに巻掛
けて張架して回動させると、張力の僅かなアンバランス
やエンドレスベルトを張架するローラ間の平行度誤差や
エンドレスベルト両側の周長差により、片寄りが発生す
る。
に、エンドレス感光ベルトは、その内面の両側縁に蛇行
防止リブを設け、この蛇行防止リブをローラ端面に位置
させて設けた蛇行防止ガイドであるテーパーピースに接
触させて片寄りを補正するように構成している。この蛇
行防止リブは、弾性を有するリブ基体を感圧接着剤で接
着したり、室温硬化型シリコンゴムをリブ形状に硬化成
形して構成するようにしている。
で接着して形成した蛇行防止リブは、ベルトの片寄りに
よりローラ軸方向の押し付け荷重が発生すると、感圧接
着剤が粘弾性であるために、経時的にリブ基体の接着位
置がずれたり、剥離することがある。また、室温硬化型
シリコンゴムを硬化成形した蛇行防止リブは、耐摩耗性
が低いために、ベルトの片寄りが大きいと蛇行防止リブ
の摩耗が激しく、摩耗粉がベルト面とローラの間に入り
込むことから、ベルトにクラックが発生したり、摩耗粉
が凝集してクリーニング不良が発生する問題がある。
寄り補正効果が大きい蛇行防止リブを備えたエンドレス
ベルトを提供することにある。
り補正効果が大きい蛇行防止リブを備えたエンドレス感
光ベルトを提供することにある。
両側縁に接着剤によって蛇行防止リブ基体を接着して蛇
行防止リブを形成したエンドレスベルトにおいて、前記
蛇行防止リブ基体を熱加硫系ゴムで構成し、前記接着剤
を室温硬化系ゴムで構成することにより、蛇行防止リブ
の引き裂き強度と引っ張り強度を大きくすると共に対摩
耗性を向上させるものである。
入り込む凸凹を設け、前記凹凸は、凹部をアンダーカッ
トに形成することにより、その効果を一層顕著なものに
するものである。
材を塗布した感光ベルト基体とすることにより、同様な
効果をもったエンドレス感光ベルトを提供するものであ
る。
を参照して説明する。
感光ベルトとその周囲の構成部品を示す側面図である。
エンドレス感光ベルト1は、駆動ローラ2と従動ローラ
3とテンションローラ4との周りに巻き掛けて張架す
る。
在に取り付けたテンションアーム6で支持され、このテ
ンションアーム6をテンションバネ7で引っ張ることに
よってテンションローラ4を感光ベルト1に押接して張
力を与える。また、テンションアーム6は、駆動ローラ
2の両端に位置させて該駆動ローラ2および駆動軸2a
に対して回転自在に設置したテーパーピース8に係合す
る補正リンク9によって引き戻してテンションローラ4
によるベルト張力を弱めるようにする。
ス感光ベルト1を矢印Q方向に回動し、回動するエンド
レス感光ベルト1に対して、帯電器10によって帯電
し、露光11によって静電潜像を形成し、現像装置12
によって静電潜像を現像してトナー像を形成し、このト
ナー像を中間転写ドラム13に転写することによって行
う。転写されずにエンドレス感光ベルト1に残った残留
トナーは、クリーナー14によって清掃する。
のための駆動ローラ2に対するエンドレス感光ベルト1
の巻き掛け構造を示す正面図である。エンドレス感光ベ
ルト1は、シート状の絶縁性基材に光感材を塗工した感
光ベルト基体1aと、この感光ベルト基体1aの内面
(裏面)の両側縁に蛇行防止リブ1b,1cを備える。
この蛇行防止リブ1b,1cは、エンドレス感光ベルト
1を巻き掛けた駆動ローラ2の軸方向外側に位置するよ
うに構成し、駆動ローラ2の両端部に位置するテーパー
ピース8(8a,8b)に近接するようにする。
ローラ2を回転させて該エンドレス感光ベルト1を回動
させるとき、このエンドレス感光ベルト1が左右何れか
の方向に片寄ると、片寄り方向と反対側の側縁の蛇行防
止リブ1b(1c)がテーパーピース8a(8b)に接
触し、接触したテーパーピース8a(8b)をエンドレ
ス感光ベルト1と同方向に回転させる。テーパーピース
8a(8b)が回転すると、このテーパーピース8a,
(8b)に係合している補正リンク9a(9b)を引っ
張ってテンションローラ4を変位させ、エンドレス感光
ベルト1の片寄り方向と反対側のベルトテンションを弛
ませることにより該エンドレス感光ベルト1の片寄りを
戻して補正する。
行防止リブ1b,1cの実施形態について説明する。両
側縁の蛇行防止リブ1b,1cは対称的構成であるの
で、一方の蛇行防止リブ1bを例示して説明する。
蛇行防止リブ1bの一実施形態を示す断面図である。蛇
行防止リブ1bは、熱加硫型シリコンゴムで形成した蛇
行防止リブ基体1b1を室温硬化型シリコンゴムの接着
剤1b2によって感光ベルト基体1aに接着して構成す
る。熱加硫型シリコンゴムは、例えば硬度HS30°以
上、引っ張り強さ6MPa以上の特性を備えているもの
が好適であり、室温硬化型シリコンゴムの接着剤は、例
えば引っ張り強さ1.5MPa以上の特性を備えている
ものが好ましい。
る力と片寄りを補正する力が釣り合うようにテーパーピ
ース8aと接触するために、耐摩耗性が要求され、材質
は熱加硫型シリコンゴムやウレタンゴムが適している。
また、蛇行防止リブ基体1b1の接着面には引き剥がし
力やベルトの変形力が加わるために、接着剤1b2の材
質は、接着力の安定した室温硬化型シリコンゴムが適し
ている。この室温硬化型シリコンゴムは、熱加硫型より
柔らかいために、ローラへの巻き掛け部における感光ベ
ルト基体1aと蛇行防止リブ1bの剛性差によるベルト
表面への変形を低減する効果がある。因みに、ベルト表
面の変形が大きいと該表面にクラックが発生し、このク
ラックが用紙端部に印刷される問題がある。
防止リブ1bの接着面の変形例を示したものである。
体1b1の接着面の両側縁に切り込み1b11を形成して
接着面を幅狭に構成し、接着剤1b2が蛇行防止リブ1
bの側縁にはみ出しにくいように構成したものである。
リブ基体1b1の接触面に複数条の狭い溝1b12を形成
することにより、接着力を強化し、ベルトクラックを発
生させるベルト変形対策としての接着剤1b2の量を増
やすことを可能にし、接着部の剛性低減効果を得る構成
である。
体1b1の接触面に広い溝1b13を形成することによ
り、接着力を強化し、ベルトクラックを発生させるベル
ト変形対策としての接着剤1b2の量を増やすことを可
能にし、接着部の剛性低減効果を得る構成である。
体1b1の接触面の溝1b14を引き剥がし方向に対して
アンダーカットとなるように形成し、接着力を更に強化
する構成である。
加硫系ゴムで構成し、前記接着剤を室温硬化系ゴムで構
成することにより、蛇行防止リブの引き裂き強度と引っ
張り強度を大きくすると共に対摩耗性を向上させ、エン
ドレスベルトの表面を正常な状態に維持することができ
る。
い画質を維持することができるようなる。
エンドレス感光ベルト部を示す側面図である。
ための駆動ローラに対するエンドレス感光ベルトの巻き
掛け構造を示す正面図である。
における蛇行防止リブの一例を示す断面図である。
における蛇行防止リブの他の例を示す断面図である。
における蛇行防止リブのさらに他の例を示す断面図であ
る。
における蛇行防止リブのさらに他の例を示す断面図であ
る。
における蛇行防止リブのさらに他の例を示す断面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 ベルト基体の両側縁に接着剤によって蛇
行防止リブ基体を接着して蛇行防止リブを形成したエン
ドレスベルトにおいて、 前記蛇行防止リブ基体を熱加硫系ゴムで構成し、前記接
着剤を室温硬化系ゴムで構成したことを特徴とするエン
ドレスベルト。 - 【請求項2】 請求項1において、前記蛇行防止リブ基
体の接着面に接着剤が入り込む凸凹を設けたことを特徴
とするエンドレスベルト。 - 【請求項3】 請求項2において、前記凹凸は、凹部を
アンダーカットに形成したことを特徴とするエンドレス
ベルト。 - 【請求項4】 絶縁性基材に光感材を塗布した感光ベル
ト基体の両側縁に接着剤によって蛇行防止リブ基体を接
着して蛇行防止リブを形成したエンドレスベルトにおい
て、 前記蛇行防止リブ基体を熱加硫系ゴムで構成し、前記接
着剤を室温硬化系ゴムで構成したことを特徴とするエン
ドレスベルト。 - 【請求項5】 請求項4において、前記蛇行防止リブ基
体の接着面に接着剤が入り込む凸凹を設けたことを特徴
とするエンドレスベルト。 - 【請求項6】 請求項5において、前記凹凸は、凹部を
アンダーカットに形成したことを特徴とするエンドレス
ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11530599A JP4316726B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | エンドレスベルトおよび画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11530599A JP4316726B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | エンドレスベルトおよび画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000304102A true JP2000304102A (ja) | 2000-11-02 |
JP4316726B2 JP4316726B2 (ja) | 2009-08-19 |
Family
ID=14659349
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11530599A Expired - Fee Related JP4316726B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | エンドレスベルトおよび画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4316726B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100343762C (zh) * | 2002-07-15 | 2007-10-17 | 佳能株式会社 | 成像设备和带转动装置 |
JP2011008023A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯駆動機構および画像形成装置 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11530599A patent/JP4316726B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100343762C (zh) * | 2002-07-15 | 2007-10-17 | 佳能株式会社 | 成像设备和带转动装置 |
JP2011008023A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯駆動機構および画像形成装置 |
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---|---|
JP4316726B2 (ja) | 2009-08-19 |
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