JP4808034B2 - 現像剤除去装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤除去装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4808034B2
JP4808034B2 JP2006034199A JP2006034199A JP4808034B2 JP 4808034 B2 JP4808034 B2 JP 4808034B2 JP 2006034199 A JP2006034199 A JP 2006034199A JP 2006034199 A JP2006034199 A JP 2006034199A JP 4808034 B2 JP4808034 B2 JP 4808034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
rotating body
image forming
charging roller
cleaning member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006034199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007212879A (ja
Inventor
順一 丑久保
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP2006034199A priority Critical patent/JP4808034B2/ja
Priority to US11/625,356 priority patent/US7668482B2/en
Priority to CN200710007352XA priority patent/CN101017345B/zh
Priority to EP07101002.9A priority patent/EP1818728B1/en
Publication of JP2007212879A publication Critical patent/JP2007212879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4808034B2 publication Critical patent/JP4808034B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • G03G15/0225Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers provided with means for cleaning the charging member

Description

本発明は、所定の回転体の表面に付着した現像剤を除去する現像剤除去装置、及びこの現像剤除去装置を備える画像形成装置に関する。
従来から、所定の記録媒体に対してトナー画像を熱定着させて画像を形成する電子写真記録方式の画像形成装置が知られている。具体的には、この種の画像形成装置は、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の各色に対応した画像データに応じて変調した光を、帯電された像担持体に照射して静電潜像を形成し、当該像担持体上に形成された静電潜像を各色の現像剤によって現像する。そして、画像形成装置は、現像された各色の現像剤画像を記録媒体上に順次転写することにより、各色の現像剤画像を当該記録媒体上で重ね合わせ、カラー画像を形成する。
このような画像形成装置は、像担持体に接触して当該像担持体を帯電する回転体として構成された帯電ローラの表面に付着した現像剤を除去する現像剤除去装置を備えている。この種の現像剤除去装置は、例えば、帯電ローラを有する帯電装置の一部として設けられており、帯電ローラの表面の長手方向にわたって設けられたクリーニング部材を有している。そして、このクリーニング部材は、帯電ローラにおける像担持体とは反対側に設けられた壁面と、当該帯電ローラの表面との間に圧縮されて設けられていた(例えば、特許文献1等参照。)。
特開平3−101768号公報
ところで、上述した特許文献1に記載された従来の現像剤除去装置においては、クリーニング部材を帯電ローラの径方向に圧縮した状態で当該帯電ローラに接触させていたことから、クリーニング部材の取り付け位置のばらつき、特に帯電ローラの径方向に対する取り付け位置のばらつきに起因して、当該クリーニング部材の圧縮量が大きく変化することになる。したがって、従来の現像剤除去装置においては、特に帯電ローラに近付く方向にクリーニング部材の取り付け位置がばらついた場合には、クリーニング部材の圧縮量が不要に大きくなり、クリーニング部材の摩耗や当該現像剤除去装置の負荷の増大を招来するという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、クリーニング部材の取り付け位置のばらつきに起因する摩耗や負荷の問題を解決し、優れたクリーニング性能を実現することができる現像剤除去装置、及びこの現像剤除去装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる現像剤除去装置は、所定の回転体の表面に付着した現像剤を除去する現像剤除去装置であって、第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面によって前記回転体の表面に対して当接する板状の当接部材と、前記回転体との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側で前記当接部材の前記第1の面及び前記第2の面を挟持するとともに、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側及び下流側でそれぞれ当該当接部材を支持する支持部とを備え、前記支持部は、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して下流側においては当該当接部材端部における前記第2の面を支持するとともに、前記回転体と前記当接部材とが接触する範囲に対向する前記第2の面の領域内において、当該当接部材と接触しないように形成されていることを特徴としている。
また、上述した目的を達成する本発明にかかる画像形成装置は、所定の記録媒体に対して画像形成を行う画像形成装置であって、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像し、前記記録媒体上に画像形成を行う画像形成部と、所定の回転体の表面に付着した現像剤を除去する現像剤除去部とを備え、前記現像剤除去部は、第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面によって前記回転体の表面に対して当接する板状の当接部材と、前記回転体との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側で前記当接部材の前記第1の面及び前記第2の面を挟持するとともに、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側及び下流側でそれぞれ当該当接部材を支持する支持部とを備え、前記支持部は、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して下流側においては当該当接部材端部における前記第2の面を支持するとともに、前記回転体と前記当接部材とが接触する範囲に対向する前記第2の面の領域内において、当該当接部材と接触しないように形成されていることを特徴としている。
このような本発明にかかる現像剤除去装置及び画像形成装置においては、当接部材の曲げ弾性によって当該当接部材を回転体に接触させることにより、回転体の径方向に対して、当接部材の取り付け位置がばらつき、当該回転体に近付く方向に当接部材が取り付けられたとしても、当該当接部材の第1の面に加わる力が回転体の径方向に逃げることになる。そのため、本発明にかかる現像剤除去装置及び画像形成装置においては、当接部材の第1の面の圧縮量が大きくならず、当該当接部材の第1の面を回転体に確実に接触させることができる。
本発明においては、当接部材の取り付け位置のばらつきに起因する摩耗や負荷の影響を小さくすることができ、優れたクリーニング性能を実現することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、回転体として構成される帯電ローラの表面に付着した現像剤としてのトナーを除去する現像剤除去装置を備える画像形成装置である。なお、以下では、複数色のそれぞれに対応した複数の像担持体をそれぞれ搭載した複数の画像形成ユニットを並設したいわゆるタンデム型の電子写真記録方式カラー画像形成装置を用いて説明するものとする。
まず、第1の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。
画像形成装置は、図1に断面図を示すように構成される。すなわち、画像形成装置は、未画像形成の記録媒体としての記録用紙を収納する給紙トレイ11を備える。この給紙トレイ11に収納された記録用紙は、給紙ローラ12,13の回転に応じて同図中矢印aで示す方向へと繰り出され、媒体搬送経路を形成する転写部14へと所定のタイミングで搬送される。
転写部14は、搬送ベルト15と、図示しないベルトモータによって駆動される駆動ローラ16と、搬送ベルト15の移動に応じて回転するとともに当該搬送ベルト15が弛緩しないように張力を与えるベルトアイドルローラ17と、後述する着脱可能な画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cに転写電圧を印加する転写ローラ18K,18Y,18M,18Cとを有する。なお、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、この順序で記録用紙の給紙側から排紙側へと搬送ベルト15に沿って並設されており、像担持体21K,21Y,21M,21Cの回転力と、搬送ベルト15の駆動搬送力とによって記録用紙を搬送しながら、当該搬送ベルト15上に載置された記録用紙に対して、各色のトナーを用いた画像形成を行う。
具体的には、画像形成装置は、搬送ベルト15を挟むように転写ローラ18K,18Y,18M,18Cのそれぞれに対向させて、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のそれぞれに対応する4つの画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cを備える。
これら画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、それぞれ、例えばアルミニウム等からなる導電性基層と有機感光体とからなる表層が形成された像担持体21K,21Y,21M,21Cを有する。これら像担持体21K,21Y,21M,21Cのそれぞれの周囲には、当該像担持体21K,21Y,21M,21Cと接触させて帯電ローラ22K,22Y,22M,22Cが配設されている。これら帯電ローラ22K,22Y,22M,22Cは、それぞれ、例えば導電性の金属シャフトにエピクロルヒドリンゴム等の半導電性のゴム材がロール状に形成されたものであり、図示しない制御部の制御のもとに動作する所定の電源によって正電圧又は負電圧が印加されることにより、接触した像担持体21K,21Y,21M,21Cの表面を一様電圧に帯電させる。なお、像担持体21K,21Y,21M,21C及び帯電ローラ22K,22Y,22M,22Cは、それぞれ、当該像担持体21K,21Y,21M,21Cの回転軸方向に沿って左右に配置された図示しないサイドフレームに支持されている。
また、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、それぞれ、像担持体21K,21Y,21M,21Cの周囲に、露光を行うLED(Light Emitting Diode)ヘッドを有する露光部23K,23Y,23M,23Cを配設している。これら露光部23K,23Y,23M,23Cは、それぞれ、外部から受信した画像データに基づいて画像変調した光を、像担持体21K,21Y,21M,21Cの表面に照射して露光し、当該像担持体21K,21Y,21M,21Cの上に静電潜像を形成する。なお、露光部23K,23Y,23M,23Cは、それぞれ、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cやトナーカートリッジ24K,24Y,24M,24Cを当該画像形成装置に対して脱着する際に開閉動作される当該画像形成装置の上方カバー部材に保持されている。
さらに、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、それぞれ、像担持体21K,21Y,21M,21Cの周囲に、当該像担持体21K,21Y,21M,21Cと接触させて現像ローラ25K,25Y,25M,25Cが配設されている。これら現像ローラ25K,25Y,25M,25Cは、それぞれ、導電性の金属シャフトにシリコン等の半導電性ゴムがロール状に形成されたものであり、図示しない制御部の制御のもとに動作する所定の電源によって正電圧又は負電圧が印加されることにより、接触した像担持体21K,21Y,21M,21C上に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像する。また、これら現像ローラ25K,25Y,25M,25Cのそれぞれの周囲には、当該現像ローラ25K,25Y,25M,25C上のトナー薄層を均一に規制する現像ブレード26K,26Y,26M,26Cが、その一端を接触させて配設されている。さらに、これら現像ローラ25K,25Y,25M,25Cのそれぞれの周囲には、当該現像ローラ25K,25Y,25M,25Cにトナーを供給するトナー供給ローラ27K,27Y,27M,27Cが当該現像ローラ25K,25Y,25M,25Cに接触した状態で配設されている。なお、トナー供給ローラ27K,27Y,27M,27Cは、それぞれ、導電性の金属シャフトにトナーの搬送性を向上させるためゴム混練時に発泡剤を添加して形成されたロール状のゴムが形成されたものである。これらトナー供給ローラ27K,27Y,27M,27C及び現像ブレード26K,26Y,26M,26Cには、所定の電源によって正電圧又は負電圧が印加される。なお、現像ローラ25K,25Y,25M,25C、現像ブレード26K,26Y,26M,26C、及びトナー供給ローラ27K,27Y,27M,27Cは、それぞれ、当該現像ローラ25K,25Y,25M,25Cの回転軸方向に沿って左右に配置された図示しないサイドフレームに支持されている。
さらにまた、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、それぞれ、像担持体21K,21Y,21M,21Cの周囲に、当該像担持体21K,21Y,21M,21Cと接触させてクリーニングブレード28K,28Y,28M,28Cが配設されている。これらクリーニングブレード28K,28Y,28M,28Cは、それぞれ、像担持体21K,21Y,21M,21Cの表面に残存する転写残トナーを除去する。
また、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、それぞれ、帯電ローラ22K,22Y,22M,22Cの周囲に、現像剤除去装置として、当該帯電ローラ22K,22Y,22M,22Cと接触させてクリーニング部29K,29Y,29M,29Cが配設されている。これらクリーニング部29K,29Y,29M,29Cは、それぞれ、クリーニングブレード28K,28Y,28M,28Cによって像担持体21K,21Y,21M,21Cの表面から除去しきれなかった転写残トナーが、当該像担持体21K,21Y,21M,21Cの回転方向下流に位置する帯電ローラ22K,22Y,22M,22Cの表面に到達して付着した場合に、その付着したトナーを除去する。
このような画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cのそれぞれによって現像された各色のトナー像は、図示しない制御部の制御のもとに、像担持体21K,21Y,21M,21Cのそれぞれが回転するのにともない、転写ローラ18K,18Y,18M,18Cのそれぞれによって記録用紙上に順次重ね合わされて転写される。
画像形成装置においては、このような構成からなる画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cと転写部14とにより、記録用紙上に順次各色の画像形成を行い、カラー画像を形成する。そして、画像形成装置においては、記録用紙を搬送ベルト15に静電気的に吸着させた状態で、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cの下流に配設された定着部30へと搬送する。
定着部30は、例えば金属の中空ローラの外周に弾性部材を接着して構成される定着ローラ31と、この定着ローラ31とともに記録用紙を押圧する加圧ローラ32とを有する。加圧ローラ32は、定着ローラ31に対向して当接されるように配設され、記録用紙を挟み込むニップ部を形成する。また、定着ローラ31の内部には、図示しない電源によって発光するハロゲンランプが埋設されている。定着部30においては、図示しない制御部の制御のもとに、ハロゲンランプを発光させることによって定着ローラ31を加熱する。このような定着部30は、定着ローラ31及び加圧ローラ32を回転させてニップ部に記録用紙を通紙させ、当該記録用紙を加熱及び押圧することにより、当該記録用紙上のトナーを溶融させ、トナー像を熱定着させる。画像形成装置においては、このような定着部30によって記録用紙上に画像を定着させると、図示しない排出ローラによって当該記録用紙を同図中矢印bで示す方向へと搬送して外部へと排紙させ、所定のスタッカ上に積載させる。
なお、画像形成ユニット20K,20Y,20M,20Cは、上述したように、用いるトナーが異なるのみで同一の構成であることから、以下では、説明の便宜上、上述した各部の符号からK,Y,M,Cを除去した符号で指示するものとする。
さて、このような画像形成装置における画像形成ユニット20の各構成部材は、図2及び図3に示すように、ベースフレーム部材41に保持されたカバー部材42によって覆われている。カバー部材42には、像担持体21を露光部23によって露光するため、帯電ローラ22の下流であり且つ現像ローラ25の上流となる位置に開口部43が設けられている。また、カバー部材42には、上述した現像剤除去装置としてのクリーニング部29が形成されている。
クリーニング部29は、図3に示すように、帯電ローラ22に対して当接する当接部材としてのクリーニング部材51と、このクリーニング部材51を固定するための固定部材52とを有する。クリーニング部材51は、例えば両面テープ53を介して固定部材52に接着固定されている。なお、本実施の形態においては、カバー部材42と固定部材52とによってクリーニング部材51を支持する支持部を形成している。
クリーニング部材51は、第1の面及び第2の面を有し、第1の面によって帯電ローラ22の表面に対して当接する板状の部材である。具体的には、固定部材52に接着されたクリーニング部材51の一端51aは、カバー部材42と固定部材52との間に挟持される。また、クリーニング部材51の板状平面部51bは、帯電ローラ22の表面に接触する。なお、挟持されたクリーニング部材51の一端51aは、帯電ローラ22と当該クリーニング部材51との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置している。
固定部材52は、帯電ローラ22とクリーニング部材51との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側及び下流側に、それぞれ、固定脚部52a,52bを有し、これら固定脚部52a,52bによってクリーニング部材51を接着支持することが可能な形状とされる。ここで、固定部材52は、クリーニング部材51の板状平面部51bが帯電ローラ22と接触した場合に、当該帯電ローラ22から当該クリーニング部材51に加わるローラ径方向の力を、固定脚部52a,52bの間に形成される空間に逃がすように、例えば凹状に形成されている。すなわち、固定部材52は、図3に示すように、クリーニング部材51が帯電ローラ22に接触する範囲の直線距離をaとし、その距離aの略中心における接触点をPとし、この接触点Pにおける帯電ローラ22の接線方向に沿った固定脚部52a,52bの間隔を距離Aとしたとき、距離Aが距離aよりも大きくなるように形成される。また、固定部材52は、接触点Pにおける帯電ローラ22の径方向に押し込まれたクリーニング部材51の最大突出量よりも、固定脚部52a,52bによって形成される空間の径方向の長さが大きくなるように形成される。例えば、図3に示す形状からなる固定部材52においては、接触点Pにおける帯電ローラ22の径方向に押し込まれたクリーニング部材51の最大突出量を距離bとし、接触点Pにおける帯電ローラ22の径方向の固定部材52の凹部の距離をBとしたとき、距離Bが距離bよりも大きくなるようにする。本実施の形態においては、帯電ローラ22の径が12mmの場合には、A=4mm、a=3mm、B=3mm、b=0.8mmとしている。なお、固定部材52は、A>a,B>bの関係を満たす空間を有するものであれば、凹状以外の形状であってもよい。換言すれば、固定部材52は、帯電ローラ22とクリーニング部材51との接触範囲に対向する第2の面の領域内において、当該クリーニング部材51と接触しないように形成される。
このようなクリーニング部材51及び固定部材52は、例えば図4に示すように、帯電ローラ22の長手方向にわたって配設されている。このとき、クリーニング部材51は、記録用紙の最大印刷領域の幅以上の長さにわたって帯電ローラ22に接触するように配設されている。
ここで、図5に、クリーニング部材51の側面図を示す。クリーニング部材51は、例えば厚さd=3mmの耐摩耗・耐候に優れたポリエステル系スポンジ材を用いて形成することができる。なお、クリーニング部材51としては、かかるポリエステル系スポンジ材と同等の性質を有するものであれば、例えばフェルト材等、いかなる材料を用いて形成してもよい。また、クリーニング部材51の一方の面には、その全面にわたって剥離紙54付きの両面テープ53が貼付され、固定部材52との接着の際には、この剥離紙54が剥離される。なお、両面テープ53の構造は、固定部材52に対して一部が接着されるものであればよい。また、固定部材52に対するクリーニング部材51の固定方法も、両面テープを用いるものに限定されるものではない。
このようなクリーニング部29においては、固定部材52における固定脚部52a,52bの間に例えば凹状の空間を形成したことにより、帯電ローラ22の径方向に対して、クリーニング部材51の取り付け位置がばらつき、当該帯電ローラ22に近付く方向にクリーニング部材51が取り付けられたとしても、当該クリーニング部材51の板状平面部51bに加わる力が帯電ローラ22の径方向に逃げることから、当該板状平面部51bの圧縮量が大きくならない。すなわち、クリーニング部材51は、その曲げ弾性によって板状平面部51bが帯電ローラ22に確実に接触することになる。
本願出願人は、実験を行い、帯電ローラ22の径方向に対するクリーニング部材51の取り付け位置の変位量と、クリーニング部材51が接触することによって発生する像担持体21の負荷トルクとの関係を求めた。なお、この実験では、像担持体21の負荷トルクが"0"となるクリーニング部材51の取り付け位置を測定し、その位置を変位量が"0"である基準位置と定めた。そして、クリーニング部材51の取り付け位置が基準位置から帯電ローラ22に近付く方向に変位する場合を正値の変位量として求めた。その実験結果を図6に示す。なお、同図においては、帯電ローラ22の径方向に対するクリーニング部材51の取り付け位置の変位量を横軸に示し、クリーニング部材51が接触することによって発生する像担持体21の負荷トルクを縦軸に示している。
また、本願出願人は、図6に示した実験結果と比較するために、図7及び図8に示すように、クリーニング部29'を構成する固定部材52'を、上述した凹部をなくした形状とし、クリーニング部材51'と固定部材52'とが全面にわたって接触するようなクリーニング部29'を作製し、同様の実験を行った。かかるクリーニング部29'は、従来の画像形成装置に用いられるものであり、固定部材52'が凹部をなくした形状であることから、クリーニング部材51'が帯電ローラ22に圧縮接触することになる。この場合の実験結果を図9に示す。
図6と図9とを比較すると、本実施の形態として示すクリーニング部29を用いた場合の方が、像担持体21の負荷トルクに対するクリーニング部材51の取り付け位置の変位量の傾きが小さく、取り付け位置がばらついても、当該像担持体21の負荷トルクの変化が小さいことがわかる。すなわち、画像形成装置においては、クリーニング部29を用いることにより、同じ変位量では従来の画像形成装置に比べて装置負荷が軽減されることから、クリーニング部材51の取り付け位置のばらつきに起因する負荷の増加の影響を低減することができる。
一方、実際の画像形成装置においては、像担持体21の負荷トルクが5〜7N・cmの範囲となるように使用される。これを踏まえて装置負荷の観点から実験結果を観察すると、図9に示す実験結果では、像担持体21の負荷トルクが5〜7N・cmの範囲を満たす変位量のばらつきとして、0.5−0.4=0.1mmの範囲しか許容されない。これに対して、図6に示す実験結果では、像担持体21の負荷トルクが5〜7N・cmの範囲を満たす変位量のばらつき許容範囲が、0.5−0.2=0.3mmと大きくなる。これにより、画像形成装置においては、クリーニング部29を用いることにより、クリーニング部材51の取り付け位置のマージンが向上することがわかる。
さらに、画像形成装置においては、クリーニング部29を用いることにより、帯電ローラ22に対して圧接する力が小さくなることから、当該帯電ローラ22を傷つけることがなく、摩耗を抑制することができる。
さらにまた、画像形成装置においては、クリーニング部材51の一端51aが、帯電ローラ22と当該クリーニング部材51との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置していることから、当該帯電ローラ22が回転することによって当該クリーニング部材51が当該帯電ローラ22の回転方向の下流方向に変形した場合であっても、圧接状態を保持することができ、当該帯電ローラ22の表面を確実にクリーニングすることができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置においては、クリーニング部材51の曲げ弾性によって当該クリーニング部材51を帯電ローラ22に接触させることにより、当該クリーニング部材51の取り付け位置のばらつきに起因する摩耗や負荷の影響を小さくすることができ、優れたクリーニング性能を実現することができる。
つぎに、第2の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。
この第2の実施の形態として示す画像形成装置は、第1の実施の形態として示した画像形成装置を改良し、クリーニング部を構成する固定部材の形状を変化させたものである。したがって、この第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
画像形成装置における画像形成ユニット20において、カバー部材42には、図10及び図11に示すように、上述した現像剤除去装置としてのクリーニング部60が形成されている。
クリーニング部60は、図11に示すように、帯電ローラ22に対して当接する当接部材としてのクリーニング部材61と、このクリーニング部材61を固定するための固定部材62とを有する。クリーニング部材61は、例えば両面テープ53を介して固定部材62に接着固定されている。なお、本実施の形態においても、カバー部材42と固定部材62とによってクリーニング部材61を支持する支持部を形成している。
クリーニング部材61は、第1の面及び第2の面を有し、第1の面によって帯電ローラ22の表面に対して当接する板状の部材である。具体的には、固定部材62に接着されたクリーニング部材61の一端61aは、カバー部材42と固定部材62との間に挟持される。また、クリーニング部材61の板状平面部61bは、帯電ローラ22の表面に接触する。この板状平面部61bは、帯電ローラ22の表面に接触した場合に、同図中破線で示すように、当該帯電ローラ22の径方向に倒れることになる。なお、挟持されたクリーニング部材61の一端61aは、帯電ローラ22と当該クリーニング部材61との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置している。
固定部材62は、1つの固定脚部62aを有し、この固定脚部62aによってクリーニング部材61を接着支持することが可能な形状とされる。なお、固定脚部62aは、帯電ローラ22とクリーニング部材61との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置している。
このようなクリーニング部材61及び固定部材62は、先に図4に示したクリーニング部材51及び固定部材52と同様に、帯電ローラ22の長手方向にわたって配設されている。このとき、クリーニング部材61は、記録用紙の最大印刷領域の幅以上の長さにわたって帯電ローラ22に接触するように配設されている。
ここで、図12に、クリーニング部材61の側面図を示す。クリーニング部材61は、クリーニング部材51と同様に、耐摩耗・耐候に優れたポリエステル系スポンジ材やフェルト材等を用いて形成することができる。また、クリーニング部材61の一方の面には、その一部に剥離紙63付きの両面テープ53が貼付され、固定部材62との接着の際には、この剥離紙63が剥離される。両面テープ53の貼付範囲は、固定部材62の貼付面に合わせた大きさとされる。なお、固定部材62に対するクリーニング部材61の固定方法も、両面テープを用いるものに限定されるものではない。本実施の形態においては、帯電ローラ22の径が12mmの場合には、クリーニング部材61の厚さdを3mmとし、当該クリーニング部材61の板状平面部61bが帯電ローラ22の径方向に倒れた際の当該クリーニング部材61の先端の曲げ量eを2.5mmとしている。
このようなクリーニング部60においては、固定部材62における固定脚部62aとカバー部材42との間に空間を形成し、帯電ローラ22とクリーニング部材61との接触範囲に対向する第2の面の領域内において、当該クリーニング部材61と接触しないように当該固定部材62を形成するとともに、板状平面部61bが帯電ローラ22の表面に接触した場合に、当該帯電ローラ22の径方向に倒れるようにクリーニング部材61を形成したことにより、帯電ローラ22の径方向に対して、クリーニング部材61の取り付け位置がばらつき、当該帯電ローラ22に近付く方向にクリーニング部材61が取り付けられたとしても、当該クリーニング部材61の板状平面部61bに加わる力が帯電ローラ22の径方向に逃げることから、当該板状平面部61bの圧縮量が大きくならない。すなわち、クリーニング部材61は、その曲げ弾性によって板状平面部61bが帯電ローラ22に確実に接触することになる。
本願出願人は、実験を行い、帯電ローラ22の径方向に対するクリーニング部材61の取り付け位置の変位量と、クリーニング部材61が接触することによって発生する像担持体21の負荷トルクとの関係を求めた。なお、この実験でも、像担持体21の負荷トルクが"0"となるクリーニング部材61の取り付け位置を測定し、その位置を変位量が"0"である基準位置と定めた。そして、クリーニング部材61の取り付け位置が基準位置から帯電ローラ22に近付く方向に変位する場合を正値の変位量として求めた。その実験結果を図13に示す。なお、同図においては、帯電ローラ22の径方向に対するクリーニング部材61の取り付け位置の変位量を横軸に示し、クリーニング部材61が接触することによって発生する像担持体21の負荷トルクを縦軸に示している。
図13と第1の実施の形態の説明にて示した図6とを比較すると、本実施の形態として示すクリーニング部60を用いた場合の方が、像担持体21の負荷トルクに対するクリーニング部材61の取り付け位置の変位量の傾きが小さく、取り付け位置がばらついても、当該像担持体21の負荷トルクの変化がより小さいことがわかる。すなわち、画像形成装置においては、クリーニング部60を用いることにより、同じ変位量では第1の実施の形態として示した画像形成装置に比べて、より装置負荷が軽減されることから、クリーニング部材61の取り付け位置のばらつきに起因する負荷の増加の影響をさらに低減することができる。
また、装置負荷の観点から実験結果を観察すると、図13に示す実験結果では、像担持体21の負荷トルクが5〜7N・cmの範囲を満たす変位量のばらつき許容範囲が、2.1−1.6=0.5mmとなり、第1の実施の形態に比べて、クリーニング部材61の取り付け位置のマージンがさらに向上することがわかる。
さらに、画像形成装置においては、クリーニング部60を用いることにより、帯電ローラ22に対して圧接する力が小さくなることから、当該帯電ローラ22を傷つけることがなく、摩耗を抑制することができる。
さらにまた、画像形成装置においては、クリーニング部材61の一端61aが、帯電ローラ22と当該クリーニング部材61との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置していることから、当該帯電ローラ22が回転することによって当該クリーニング部材61が当該帯電ローラ22の回転方向の下流方向に変形した場合であっても、圧接状態を保持することができ、当該帯電ローラ22の表面を確実にクリーニングすることができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置においては、クリーニング部材61の取り付け位置のばらつきに起因する摩耗や負荷の影響をより小さくすることができ、優れたクリーニング性能を実現することができる。
最後に、第3の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。
この第3の実施の形態として示す画像形成装置は、第2の実施の形態として示した画像形成装置を改良し、クリーニング部の構成を変化させたものである。したがって、この第3の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の説明及び第2の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
画像形成装置における画像形成ユニット20において、カバー部材42には、図14及び図15に示すように、上述した現像剤除去装置としてのクリーニング部70が形成されている。
クリーニング部70は、図15に示すように、帯電ローラ22に対して当接する当接部材としてのクリーニング部材71と、このクリーニング部材71を固定するための固定部材72と、これらクリーニング部材71と固定部材72との間に当該クリーニング部材71を補強する補強部材としてのフィルム部材73とを有する。クリーニング部材71は、例えば両面テープ53aを介してフィルム部材73に接着固定されている。なお、本実施の形態においては、カバー部材42と固定部材72及びフィルム部材73とによってクリーニング部材71を支持する支持部を形成している。
クリーニング部材71は、第1の面及び第2の面を有し、第1の面によって帯電ローラ22の表面に対して当接する板状の部材である。具体的には、固定部材72に接着されたクリーニング部材71の一端71aは、カバー部材42とフィルム部材73との間に挟持される。また、クリーニング部材71の板状平面部71bは、帯電ローラ22の表面に接触する。なお、挟持されたクリーニング部材71の一端71aは、帯電ローラ22と当該クリーニング部材71との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置している。
固定部材72は、固定部材62と同様に、1つの固定脚部72aを有し、この固定脚部72aによってクリーニング部材71が接着固定されたフィルム部材73を接着支持することが可能な形状とされる。なお、固定脚部72aは、帯電ローラ22とクリーニング部材71との接触位置よりも、当該帯電ローラ22の回転方向に対して上流側に位置している。
フィルム部材73は、例えばポリエステルフィルム等からなり、クリーニング部材71と固定部材72との間に挟持されている。挟持されたフィルム部材73は、クリーニング部材71の一方の面と略同一の大きさを有し、帯電ローラ22とクリーニング部材71との接触位置の当該帯電ローラ22の回転方向の下流側まで延在している。また、フィルム部材73の厚さは、クリーニング部材71の厚さと第1の実施の形態又は第2の実施の形態として示したクリーニング部材51,61の厚さとの差分の厚さを有するクリーニング部材が生じる反力と、同等の反力を生じるものとされる。例えば、クリーニング部材71の厚さは、帯電ローラ22の径が12mmの場合に、0.1mmの厚さからなるフィルム部材73を設けた場合には、第1の実施の形態又は第2の実施の形態として示したクリーニング部材51,61の厚さが3mmであったのに対して、その厚さを2mmにまで薄くすることができる。すなわち、フィルム部材73は、その厚さが0.1mmである場合には、厚さが1mmからなるクリーニング部材と同等の反力を生じるものである。かかるフィルム部材73は、例えばその両面に貼付された両面テープ53a,53bを介してクリーニング部材71及び固定部材72に接着固定されている。なお、クリーニング部材71及び固定部材72に対するフィルム部材73の固定方法は、両面テープを用いるものに限定されるものではない。また、クリーニング部70においては、フィルム部材73として、クリーニング部材71よりも大きい曲げ弾性係数を有する例えば金属製の板バネといった他の弾性材料からなるものを用いてもよい。
このようなクリーニング部70においては、固定部材72における固定脚部72aとカバー部材42との間に空間を形成し、帯電ローラ22とクリーニング部材71との接触範囲に対向する第2の面の領域内において、当該クリーニング部材71と接触しないように当該固定部材72を形成したことにより、帯電ローラ22の径方向に対して、クリーニング部材71の取り付け位置がばらつき、当該帯電ローラ22に近付く方向にクリーニング部材71が取り付けられたとしても、当該クリーニング部材71の板状平面部71bに加わる力が帯電ローラ22の径方向に逃げることから、当該板状平面部71bの圧縮量が大きくならない。すなわち、クリーニング部材71は、その曲げ弾性とフィルム部材73の曲げ弾性とによって板状平面部71bが帯電ローラ22に確実に接触することになる。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置においては、第2の実施の形態として示した画像形成装置に比べて、厚さが薄いクリーニング部材71を用いても、当該第2の実施の形態として示した画像形成装置と同等の効果を実現することができ、当該画像形成装置の小型化を図ることができる。
また、この画像形成装置においては、フィルム部材73の厚さや素材を変化させることにより、クリーニング部材71を変えることなく、帯電ローラ22に対する圧接力を変化させることも可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、帯電ローラの表面に付着したトナーを除去するものとして説明したが、本発明は、感光体ドラム等の像担持体や転写ローラといった回転体のクリーニングを行う場合にも適用することができる。また、本発明は、現像ローラからのトナーの掻き取りを行う場合にも適用することができる。さらに、本発明は、転写ベルトや感光体ベルトからトナーを除去する場合にも適用することができる。すなわち、本発明は、回転体の表面に付着したトナーを除去する用途に幅広く適用することができる。
また、本発明は、例えば、記録用紙の搬送路ローラを有するプリンタ、ファクシミリ装置、複写機、及びこれらの機能を複合的に備える装置にも容易に適用することができる。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の構造を説明する断面図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置における画像形成ユニットの構造を説明する正面図である。 図2に示す画像形成ユニットにおけるクリーニング部の周囲を拡大した要部正面図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置における帯電ローラに対するクリーニング部材及び固定部材の配置について説明するための斜視図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置におけるクリーニング部材の側面図である。 図2乃至図5に示すクリーニング部を用いた場合において、帯電ローラの径方向に対するクリーニング部材の取り付け位置の変位量と、クリーニング部材が接触することによって発生する像担持体の負荷トルクとの関係を求めた実験結果を示す図である。 従来の画像形成装置における画像形成ユニットの構造を説明する正面図である。 図7に示す画像形成ユニットにおけるクリーニング部の周囲を拡大した要部正面図である。 図7及び図8に示すクリーニング部を用いた場合において、帯電ローラの径方向に対するクリーニング部材の取り付け位置の変位量と、クリーニング部材が接触することによって発生する像担持体の負荷トルクとの関係を求めた実験結果を示す図である。 本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置における画像形成ユニットの構造を説明する正面図である。 図10に示す画像形成ユニットにおけるクリーニング部の周囲を拡大した要部正面図である。 本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置におけるクリーニング部材の側面図である。 図10乃至図12に示すクリーニング部を用いた場合において、帯電ローラの径方向に対するクリーニング部材の取り付け位置の変位量と、クリーニング部材が接触することによって発生する像担持体の負荷トルクとの関係を求めた実験結果を示す図である。 本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置における画像形成ユニットの構造を説明する正面図である。 図14に示す画像形成ユニットにおけるクリーニング部の周囲を拡大した要部正面図である。
符号の説明
11 給紙トレイ
12,13 給紙ローラ
14 転写部
15 搬送ベルト
16 駆動ローラ
17 ベルトアイドルローラ
18K,18Y,18M,18C 転写ローラ
20K,20Y,20M,20C 画像形成ユニット
21K,21Y,21M,21C 像担持体
22K,22Y,22M,22C 帯電ローラ
23K,23Y,23M,23C 露光部
24K,24Y,24M,24C トナーカートリッジ
25K,25Y,25M,25C 現像ローラ
26K,26Y,26M,26C 現像ブレード
27K,27Y,27M,27C トナー供給ローラ
28K,28Y,28M,28C クリーニングブレード
29K,29Y,29M,29C,60,70 クリーニング部
30 定着部
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
41 ベースフレーム部材
42 カバー部材
43 開口部
51,61,71 クリーニング部材
51a,61a,71a クリーニング部材の一端
51b,61b,71b クリーニング部材の板状平面部
52,62,72 固定部材
52a,52b,62a,72a 固定脚部
53,53a,53b 両面テープ
54,63 剥離紙
73 フィルム部材

Claims (5)

  1. 所定の回転体の表面に付着した現像剤を除去する現像剤除去装置であって、
    第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面によって前記回転体の表面に対して当接する板状の当接部材と、
    前記回転体との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側で前記当接部材の前記第1の面及び前記第2の面を挟持するとともに、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側及び下流側でそれぞれ当該当接部材を支持する支持部とを備え、
    前記支持部は、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して下流側においては当該当接部材端部における前記第2の面を支持するとともに、前記回転体と前記当接部材とが接触する範囲に対向する前記第2の面の領域内において、当該当接部材と接触しないように形成されていること
    を特徴とする現像剤除去装置。
  2. 前記支持部は、前記当接部材の前記第1の面が前記回転体と接触した場合に、当該回転体から当該当接部材に加わる前記回転体の径方向の力を逃がすように、当該回転体と当該当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側及び下流側でそれぞれ当該当接部材を支持する2つの支持領域の間に所定の空間が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の現像剤除去装置。
  3. 前記支持部は、
    前記当接部材が前記回転体に接触する範囲の直線距離をaとし、その距離aの略中心における接触点をPとし、この接触点Pにおける前記回転体の接線方向に沿った前記2つの支持領域の間隔を距離Aとしたとき、A>aの関係を満たすように形成され、且つ、前記接触点Pにおける前記回転体の径方向に押し込まれた前記当接部材の最大突出量を距離bとし、前記接触点Pにおける前記回転体の径方向の当該支持部の前記空間の距離をBとしたとき、B>bの関係を満たすように形成されていること
    を特徴とする請求項2記載の現像剤除去装置。
  4. 前記回転体は、像担持体を帯電させる帯電ローラであり、
    前記当接部材は、前記帯電ローラの表面に付着した現像剤を除去すること
    を特徴とする請求項1記載の現像剤除去装置。
  5. 所定の記録媒体に対して画像形成を行う画像形成装置であって、
    像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像し、前記記録媒体上に画像形成を行う画像形成部と、
    所定の回転体の表面に付着した現像剤を除去する現像剤除去部とを備え、
    前記現像剤除去部は、
    第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面によって前記回転体の表面に対して当接する板状の当接部材と、
    前記回転体との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側で前記当接部材の前記第1の面及び前記第2の面を挟持するとともに、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して上流側及び下流側でそれぞれ当該当接部材を支持する支持部とを備え、
    前記支持部は、前記回転体と前記当接部材との接触位置よりも当該回転体の回転方向に対して下流側においては当該当接部材端部における前記第2の面を支持するとともに、前記回転体と前記当接部材とが接触する範囲に対向する前記第2の面の領域内において、当該当接部材と接触しないように形成されていること
    を特徴とする画像形成装置。
JP2006034199A 2006-02-10 2006-02-10 現像剤除去装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4808034B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006034199A JP4808034B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 現像剤除去装置及び画像形成装置
US11/625,356 US7668482B2 (en) 2006-02-10 2007-01-22 Sticking substance removing apparatus and image forming apparatus
CN200710007352XA CN101017345B (zh) 2006-02-10 2007-01-22 附着物去除装置及图像形成装置
EP07101002.9A EP1818728B1 (en) 2006-02-10 2007-01-23 Sticking substance removing apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006034199A JP4808034B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 現像剤除去装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007212879A JP2007212879A (ja) 2007-08-23
JP4808034B2 true JP4808034B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=38042764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006034199A Expired - Fee Related JP4808034B2 (ja) 2006-02-10 2006-02-10 現像剤除去装置及び画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7668482B2 (ja)
EP (1) EP1818728B1 (ja)
JP (1) JP4808034B2 (ja)
CN (1) CN101017345B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100677625B1 (ko) * 2005-12-23 2007-02-02 삼성전자주식회사 자동급지장치를 구비한 화상독취장치
US8275301B2 (en) * 2007-11-08 2012-09-25 Ricoh Company, Limited Cleaning device, method of manufacturing the cleaning device, and process unit and image forming apparatus using same
CN102333713B (zh) * 2009-02-27 2014-01-08 川本工业株式会社 附着物去除装置
CN103383533A (zh) * 2012-05-01 2013-11-06 株式会社理光 图像形成装置及处理卡盒
US9891578B2 (en) * 2015-12-29 2018-02-13 Lexmark International, Inc. Cleaner blade sealing in an electrophotographic image forming device

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3324291A (en) * 1964-07-06 1967-06-06 Xerox Corp Corona generating device with means to cause air flow therethrough to maintain the parts free of dust accumulation
US4026648A (en) * 1971-12-17 1977-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Cleaning device for use in electrophotographic copying apparatus
US3973843A (en) * 1972-08-03 1976-08-10 Xerox Corporation Electrostatographic imaging apparatus
US4457615A (en) * 1982-11-01 1984-07-03 Xerox Corporation Combined charge/cleaning brush for use in a xerographic copier
US4650311A (en) * 1984-10-22 1987-03-17 Ricoh Company, Ltd. Compact cleaning system for electrophotographic copying apparatus utilizing electrostatically active belt
DE3751137T2 (de) * 1986-12-02 1995-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Entwicklungsvorrichtung.
JP2997283B2 (ja) * 1989-04-26 2000-01-11 株式会社リコー クリーニング装置
JP2658424B2 (ja) 1989-09-14 1997-09-30 キヤノン株式会社 帯電装置
GB2236076B (en) * 1989-09-20 1994-02-02 Hitachi Ltd Fixing apparatus and recording apparatus
US5287150A (en) * 1991-09-06 1994-02-15 Canon Kabushiki Kaisha Developing device including rotatable resilient roller for supplying developer to and removing developer from a developer bearing member
US5212527A (en) * 1992-04-20 1993-05-18 Xerox Corporation Dual mode oil applying blade for applying different oil rates depending on operating mode of an image creation apparatus
JPH06195004A (ja) * 1992-11-09 1994-07-15 Konica Corp トナーガイドローラ及びそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置
JPH06289696A (ja) * 1993-04-06 1994-10-18 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置におけるトナー掻き落とし部材
JPH09244359A (ja) * 1996-03-11 1997-09-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH103202A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の帯電装置
JPH10123800A (ja) * 1996-10-19 1998-05-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11219032A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Sharp Corp 現像装置
JP4091187B2 (ja) * 1998-12-08 2008-05-28 株式会社荏原製作所 洗浄具、基板洗浄装置及び基板洗浄方法
JP2000330439A (ja) * 1999-03-16 2000-11-30 Canon Inc すくいシート、クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US6144834A (en) * 1999-09-28 2000-11-07 Xerox Corporation Self biasing, extended nip electrostatic cleaner
JP3844658B2 (ja) * 2000-02-08 2006-11-15 株式会社リコー 荷電ローラ、帯電装置、像担持体ユニット、画像形成装置及び荷電ローラへのフィルム材巻付方法
US6697591B2 (en) * 2001-06-21 2004-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic apparatus and process cartridge
JP2005070750A (ja) * 2003-08-07 2005-03-17 Ricoh Co Ltd クリーニング部材、クリーニング装置、帯電装置、転写装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4060809B2 (ja) * 2004-02-23 2008-03-12 シャープ株式会社 画像形成装置
JP4274010B2 (ja) * 2004-03-16 2009-06-03 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2005309404A (ja) * 2004-03-24 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US20060088351A1 (en) * 2004-10-27 2006-04-27 Xerox Corporation Residual toner damming assembly
US7356278B2 (en) * 2005-03-31 2008-04-08 Lexmark International, Inc. Cleaning member for charging device

Also Published As

Publication number Publication date
EP1818728B1 (en) 2017-10-25
EP1818728A2 (en) 2007-08-15
US20070189800A1 (en) 2007-08-16
JP2007212879A (ja) 2007-08-23
EP1818728A3 (en) 2014-03-12
CN101017345B (zh) 2010-09-08
CN101017345A (zh) 2007-08-15
US7668482B2 (en) 2010-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858563B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4695976B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP5319178B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2013019950A (ja) ベルト装置及び画像形成装置
JP2010262137A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5305008B2 (ja) 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP4808034B2 (ja) 現像剤除去装置及び画像形成装置
JP4860300B2 (ja) 画像形成装置
JP2009192917A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP4538026B2 (ja) 帯電装置、画像形成ユニット及び画像形成装置
JP4874615B2 (ja) 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2013029769A (ja) 画像形成装置
US9250579B2 (en) Separator, fixing device, and image forming apparatus
JP5125043B2 (ja) 画像形成装置
JP6155034B2 (ja) 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2010039338A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4538044B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
US9382069B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP4396545B2 (ja) 画像形成装置
JP2021060496A (ja) ベルト駆動装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2021060495A (ja) ベルト駆動装置およびそれを備えた画像形成装置
JP6150568B2 (ja) 画像形成装置
JP2023090583A (ja) 画像形成装置
JP2007034112A (ja) 画像形成装置
JP2005031122A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110816

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4808034

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees