JP6155034B2 - 定着装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6155034B2
JP6155034B2 JP2013018585A JP2013018585A JP6155034B2 JP 6155034 B2 JP6155034 B2 JP 6155034B2 JP 2013018585 A JP2013018585 A JP 2013018585A JP 2013018585 A JP2013018585 A JP 2013018585A JP 6155034 B2 JP6155034 B2 JP 6155034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
fixing belt
roller
heating
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013018585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014149446A (ja
Inventor
篤史 田中
篤史 田中
香川 敏章
敏章 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013018585A priority Critical patent/JP6155034B2/ja
Publication of JP2014149446A publication Critical patent/JP2014149446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6155034B2 publication Critical patent/JP6155034B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、定着装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンターなどの電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置として、定着ローラと加熱ローラとの間に定着ベルトをかけ渡し、定着ベルトを介して定着ローラと加圧ローラとを圧接させるベルト定着方式の定着装置が提案されている。
ベルト定着方式の定着装置の場合、定着ローラに比べて熱容量が小さい定着ベルトを加熱するため、定着ローラと加圧ローラとを直接当接させる構成の定着装置に比べてウォームアップ時間が短くなるという利点がある。また、定着ローラの内部にハロゲンランプなどの熱源を内蔵する必要がないため、定着ローラの外面にスポンジゴムといった低硬度の弾性層を厚肉に設けることが可能となり、広いニップ幅を確保することができるという利点もある。
近年では、従来のハロゲンランプよりも高加熱効率の熱源として抵抗発熱体などを用いた平面状ヒータを用いて定着ベルトを加熱するベルト定着方式の定着装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−257455号公報
特許文献1の定着装置では、回転する定着ベルトに平面状ヒータが接触して摩耗してしまわないように、湾曲板状の熱伝導部材の外面に定着ベルトをかけ渡し、熱伝導部材の内面にヒータを接触させて加熱することにより、熱伝導部材を介して定着ベルトを加熱する。
このとき、熱伝導部材の曲率が大きいほど、熱伝導部材の厚みを薄くして熱容量を最小限に留めることが可能となるが、熱伝導部材両端のエッジが立つため、定着ベルトの摺動性が損なわれて回転不良を引き起こし易くなると共に、定着ベルトの摩耗による耐久性の低下が懸念される。
一方、熱伝導部材の曲率が小さいほど、ベルト摺動性が向上して良好な回転性能と耐久性を得ることができるが、熱伝導部材が厚肉になるため熱容量が増大し、加熱効率の著しい低下が懸念される。また、熱伝導部材の曲率を最小限でかつ薄肉化しようとすれば、ヒータ幅を狭くせねばならず、十分な加熱幅が確保できないことによる加熱効率の低下が懸念される。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、熱効率に優れ、消費電力が小さく、かつ、多種多様な記録紙に対してトナーを良好に定着することができる定着装置を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、回転可能な定着ローラと、前記定着ローラの外周近傍に配置された加熱部と、前記定着ローラと前記加熱部とに回転可能に懸架された定着ベルトと、前記定着ローラに対向する位置に回転可能に配置されて前記定着ベルトを介して前記定着ローラとニップ部を形成する加圧ローラとを備え、前記加熱部は、フィルム状の発熱体と、前記発熱体を円弧状に挟み込む伝熱板とを有してなり、
前記伝熱板は、バネ性を有する金属板からなると共に、前記発熱体を円弧状に挟み込む円弧板部を有し、前記円弧板部にて前記定着ベルトの内周面を外周面側へ付勢するように構成され、
前記伝熱板は、前記定着ローラの回転軸方向から見て、相互に離間した両端に一対の前記円弧板部を有し、かつ前記両端の間の中間に前記一対の円弧板部を連結する連結板部を有し、前記一対の円弧板部の自由端の間が開放した形状に形成されており、
前記伝熱板上を摺動しながら回転する前記定着ベルトに前記発熱体の熱が前記伝熱板を介して伝達されると共に、未定着トナー像を有する記録用紙が前記ニップ部に搬送されることにより、未定着トナー像を記録用紙に定着させるように構成され
前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部をさらに備えた定着装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、該感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体ドラムの表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、前記感光体ドラムの表面のトナー像を記録用紙に転写する転写装置と、記録用紙に転写された未定着トナー像を記録用紙に定着させる前記定着装置とを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の定着装置において、定着ベルトを加熱する加熱部は、シート状の発熱体を伝熱板にて挟み込む構造であるため、伝熱板の熱容量を大きくすることなく容易に加熱幅を広くすることができ、その結果、高い昇温性能と小さい接触熱抵抗が得られる。そのため、発熱体から定着ベルトへ伝わる熱の伝熱効率が向上し、発熱体単体での必要以上の昇温を抑制することができる。
よって、本発明の定着装置およびそれを備えた画像形成装置によれば、消費電力が小さく、多種多様な記録用紙に対してトナーを良好に定着することができる。また、伝熱効率の向上により発熱体の過熱による周辺部材の破損が防止されると共に、周辺部材の材料として耐熱性能が低い安価な材料を用いることができてコストダウンに繋がる。
本発明の定着装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。 図1の画像形成装置に備えられた本発明の定着装置を示す構成図である。 実施形態1における定着ベルトが取り外された加熱部を示す側面図である。 実施形態1における加熱部の部分的な拡大断面図である。 実施形態1の定着装置の制御方法を説明する図である。 実施形態2における定着ベルトが取り外された加熱部を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の定着装置およびそれを備えた画像形成装置の実施形態を説明する。なお、画像形成装置の全体構成を説明した後、本発明の特徴である定着装置について詳しく説明する。
<実施形態1>
(画像形成装置について)
図1は本発明の定着装置を備えた画像形成装置の実施形態1を示す構成図である。
図1に示された画像形成装置100は、4つの画像形成ユニットK、C、M、Yと、中間転写ベルトユニット8と、定着装置12と、記録用紙搬送路Sと、給紙トレイ10と、排紙トレイ15と、図示しない制御部とを備え、外部から伝達された画像データに応じて、所定の記録用紙に対して多色または単色の画像を形成する。
本画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、画像形成ユニットKではブラック、画像形成ユニットCではシアン、画像形成ユニットMではマゼンタ、画像形成ユニットYではイエローについての画像形成処理が実行される。
画像形成ユニットKは、露光ユニット1、現像器2a、感光体ドラム3a、クリーナユニット4a、帯電器5aおよびトナー補給装置22aを備えている。画像形成ユニットC、M、Yも同様である。なお、図1において、画像形成ユニットCの各構成要素は2b〜5b、22bで表記され、画像形成ユニットMの各構成要素は2c〜5c、22cで表記され、画像形成ユニットYの各構成要素は2d〜5d、22dで表記されている。
画像形成装置100では、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの色成分毎の画像データに基づいて、各感光体ドラム3a〜3dの表面に、ブラックトナー画像、シアントナー画像、マゼンタトナー画像およびイエロートナー画像が選択的に形成され、形成された各トナー画像が中間転写ベルトユニット8上で重ねられ、記録用紙上にカラー画像が形成されるように構成されている。
以下、各色に対応する感光体ドラム3a〜3dは同じ構成であるため、それらの構成の説明では符号を3に統一し、これと同様に、現像器は符号を2、クリーナユニットは符号を4、帯電器は符号を5に統一して説明する。
感光体ドラム3は、画像形成装置100の上部に配設されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、ここではローラ型の帯電器が用いられている。ただし、帯電器5として、ブラシ型の帯電器や、チャージャー型の帯電器を用いてもよい。
露光ユニット1は、入力された画像データに応じて帯電された感光体ドラム3を露光することにより、感光体ドラム表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。ここでは、レーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)が露光ユニット1として用いられる。ただし、露光ユニット1として、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いてもよい。
現像器2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像をトナーにより顕像化する。
クリーナユニット4は、トナー画像の転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去し回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7と、中間転写ベルト駆動ローラ71と、中間転写ベルトテンション機構(図示省略)と、中間転写ベルト従動ローラ72と、中間転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)と、中間転写ベルトクリーニングユニット9とを備えている。
中間転写ベルト7は、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンションローラ、中間転写ローラ6および中間転写ベルト従動ローラ72に張架され、図1の矢印B方向に回転駆動される。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトテンション機構の中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を中間転写ベルト7上に転写するための電源装置からの転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト7は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、各感光体ドラム3に接触するように設けられている。また、中間転写ベルト7は、その表面に多色トナー像を担持する機能を有しており、各色のトナー像が各感光体ドラム3から順次転写される。
感光体ドラム3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の内周面に接触し、かつ高電圧の転写バイアスが印加された中間転写ローラ6によって行われる。実施形態1では、トナーの帯電極性が負極性であるため、正極性の高電圧が転写バイアスとして用いられる。
中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属軸(例えば、ステンレス製)をベースとし、その表面は、導電性弾性材(例えば、EPDM、発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性弾性材は、中間転写ベルト7に対して均一に高電圧を印加するために用いられている。また、本実施の形態では、転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなどを用いてもよい。
中間転写ベルト7を介して中間転写ベルト駆動ローラ71に当接するように転写ローラ11が配置されている。このとき、中間転写ベルト7と転写ローラ11とは、所定量のニップが形成されるように圧接する。
各感光体3上で各色相に応じて形成されたトナー像(現像剤像)は中間転写ベルト7で積層される。続いて、積層されたトナー像は、中間転写ベルト7の回転によって記録用紙と中間転写ベルト7の接触位置に導かれ、転写ローラ11に印加される転写バイアスによって記録用紙上に転写される。なお、転写バイアスは、トナーの帯電極性とは逆極性の正極性である。
さらに、転写ローラ11は前記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11もしくは中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方には、弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
転写ローラ11によって記録用紙上に転写が行われず中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収される。
中間転写ベルトクリーニングユニット9には、中間転写ベルト7に接触するクリーニングブレードが備えられている。なお、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト7は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72で支持されている。
画像形成装置100の下部に配設される給紙トレイ10は、画像形成に使用する記録用紙を蓄積しておくためのトレイであり、露光ユニット1の下方に設けられている。
画像形成装置100の側面に配設される手差しトレイ17は、給紙トレイ10内の記録用紙以外の記録用紙に印刷したい場合に用いられる。
本画像形成装置100の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みの記録用紙をフェイスダウンで載置するためのトレイである。
本画像形成装置100には、給紙トレイ10の記録用紙を転写ローラ11や定着装置12を経由させて排紙トレイ15に送るための、略垂直方向に延びる記録用紙搬送路Sが形成されている。
さらに、この記録用紙搬送路Sに沿って、ピックアップローラ16a、レジストローラ16b、転写ローラ11、定着装置12、記録用紙を搬送する搬送ローラ25a〜25f等が配設されている。これらの搬送ローラ25a〜25fは、記録用紙の搬送を促進および補助するための小型のローラであり、記録用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。
ピックアップローラ16aは、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から記録用紙を1枚ずつ記録用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
レジストローラ16bは、記録用紙搬送路Sを搬送されている記録用紙を一旦保持し、感光体ドラム3上のトナー像の先端と記録用紙の先端を合わせるタイミングで記録用紙を転写ローラ11と中間転写ベルト駆動ローラ71との間に搬送する。
(定着装置について)
図2は図1の画像形成装置に備えられた本発明の定着装置を示す構成図である。
図1および図2に示すように、定着装置12は、回転可能な定着ローラ121と、定着ローラ121の外周近傍に配置された加熱部122と、定着ローラ121と加熱部122とに回転可能に懸架された定着ベルト123と、定着ローラ121に対向する位置に回転可能に配置されて定着ベルト123を介して定着ローラ121とニップ部Nを形成する加圧ローラ124とを備える。
加熱部122は、フィルム状の発熱体122aと、発熱体122aを円弧状に挟み込む伝熱板122bとを有する。
この定着装置12は、伝熱板122b上を摺動しながら回転する定着ベルト123に発熱体122aの熱が伝熱板122bを介して伝達されると共に、未定着トナー像Tを有する記録用紙Pがニップ部Nに搬送されることにより、未定着トナー像Tを記録用紙Pに定着させるように構成されている。このとき、図示しない温度検出器からの信号が前記制御部に入力されると、制御部にて定着装置12は所定の定着温度となるように制御される。定着ベルト123を介して定着ローラ121と加圧ローラ124とで記録用紙Pを熱圧着することにより、記録用紙Pに転写された未定着トナー像Tを記録用紙Pに対して熱定着させる。
定着ローラ121は、中空あるいは中実の金属製芯金(例えば、ステンレス鋼製)と、その外周面を覆う発泡性のゴム材などからなる弾性層とを有してなる。実施形態1では、直径20mmの中実の芯金に厚さ2.5mmのスポンジ層にて被覆している。なお、後述する潤滑剤の汚染を防ぐため、スポンジ層をPFA(ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂)チューブにて被覆することが好ましい。
加圧ローラ124は、中空の金属製芯金(例えば、ステンレス鋼製)と、その外周面を覆うシリコンゴムなどの弾性層と、その外周面を覆うPFAチューブなどの離型層とを有してなる。実施形態1では、直径28mmの中空の芯金に厚さ1mmのシリコンゴムおよび厚さ30μmのPFAチューブを被覆している。
なお、定着ローラ121および加熱ローラ124は、画像形成装置100の図示しないフレームに回転可能に支持され、加熱ローラ124のみ図示しないモータに連結されている。
定着ベルト123は、可撓性の中空円筒状の基材と、基材表面に積層された弾性層と、弾性層上に積層された離型層としてのフッ素樹脂層とを有する3層構造である。
基材には、ポリイミドといった樹脂材料、ステンレスやニッケルなどの金属材料等を用いることができる。なお、基材としてのポリイミドにはカーボンブラックなどが内添されていてもよい。
弾性層としては、耐熱性および弾性に優れたエラストマー材料(例えば、シリコンゴム)を用いることができる。
フッ素樹脂層としては、耐熱性および離型性に優れた、PFAやPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂を用いることができる。なお、フッ素樹脂層はチューブとして形成されてもよく、基材と弾性層との積層体全体をフッ素樹脂チューブにて被覆することにより、安定した離型性を確保できると共に、耐久性および耐擦り傷性が向上して長寿命化が可能となる。フッ素樹脂により、定着ベルトの帯電を防止し、静電オフセットを低減することができる。実施形態1では、厚さ50μmのニッケル基材の表面に厚さ200μmのシリコンゴム層が積層された積層体が、厚さ30μmのPFAチューブにて被覆されてなる定着ベルト123が用いられている。
図3は実施形態1における定着ベルトが取り外された加熱部122を示す側面図であり、図4は加熱部122の部分的な拡大断面図である。
ヒータユニットとしての加熱部122において、前記発熱体122aとしては、例えば、厚さ約30μmのステンレス鋼箔などからなる発熱フィルム(抵抗発熱体)を厚さ約25μmのポリイミドフィルムで挟んだ構成のフィルムヒータが用いることができる。なお、前記発熱フィルムの代わりに、銀・パラジウム系の合金やカーボンナノチューブを配合したペーストなどを用いることもできる。
伝熱板122bとしては、例えば、対称位置に一対の円弧板部を有する形状にバネ性を有する金属板を湾曲加工したものを用いることができる。実施形態1の場合、定着ローラ121の回転軸方向から視て両端(自由端)側に円弧板部122b11を有するように金属板を略C字形に湾曲加工してなる第1部材122b1と、第1部材122b1の一対の円弧板部122b11の内面側に配置される金属板にて形成された一対の円弧状第2部材122b2とから、伝熱板122bが構成されている。そして、第1部材122b1の各円弧板部122b11と各第2部材122b2とでフィルム状の発熱体122aを円弧状に挟み込んで固定している。このとき、金属板としては、例えば、ステンレス鋼板、リン青銅板、ベリリウム銅板等を用いることができ、第2部材122b2の端部を第1部材122b1の内面に溶接または接着剤にて接着して固定している。
さらに、第1部材122b1は、前記定着ローラの回転軸方向から見て、中間に前記一対の円弧板部122b11を直線的に連結する連結板部122b12を有し、一対の円弧板部122b11の自由端の間が開放した形状に形成されている。なお、連結板部122b12の外面には、後述する潤滑剤塗布部125が設けられていてもよい。
このように構成された第1部材122b1によれば、金属板のしなり(バネ性)を利用して定着ベルト123にテンションを付与することができる。これにより、個別のベルトテンション機構を定着装置12に設ける必要がなく簡素化できるため、定着装置12の小型化や低コスト化が可能となる。なお、第1部材122b1において、例えば、連結板部122b12および/または上の円弧板部122b11が画像形成装置100の図示しないフレームに支持部材を介して固定されている。
第1部材122b1を構成する金属板の厚みとしては、例えば、0.1mm程度が適当であるが、それより薄くてもよい。金属板の厚みが厚くなると熱容量が増し接触熱抵抗が大きくなるため、発熱体122aの伝熱速度に対して昇温速度が上回り、発熱体122aが異常過熱を引き起こし易くなる。よって、第1部材122b1として必要な強度が確保されるのであれば、第1部材122b1の厚さは薄いほど好ましい。
また、この第1部材122b1によれば、の円弧板部122b11の周方向の長さおよび/または曲率を変更すれば容易に加熱幅Lを調整することが可能であり、狭いスペースであっても広い加熱幅Lを得ることも容易である。実施形態1では、各第1部材122b1の加熱幅Lを23mmに設定している。
加熱部122において、第1部材122b1の円弧板部122b11と発熱体122aとの間、および、第2部材122b2と発熱体122aとの間には、耐熱性を有する熱伝導グリス122cが塗布されていてもよい。このとき、熱伝導グリス122cの膜厚としては、例えば、約30μmが適当である。これにより、発熱体122aと伝熱板122bとの密着性が増すため伝熱効率が向上し、発熱体122a単体の過熱を抑制することができる。
さらに、伝熱板122bにおける定着ベルト123との接触面、すなわち、第1部材122b1の円弧板部122b11の外面は、低摩擦材料122dにてコーティングされていてもよい。この低摩擦材料122dとしては、例えば、PFAやPTFEなどのフッ素樹脂を用いることができる。
前記潤滑剤塗布部125は、加熱部122と定着ベルト123との間の摩擦抵抗を低減するために設けられる。潤滑剤塗布部125としては、例えば、潤滑剤を含浸させた弾性塗布部材を用いることができる。潤滑剤としては、例えば、粘度100〜1000cs程度の粘度シリコンオイルなどを用いることができる。弾性塗布部材としては、例えば、フェルト、スポンジなどを用いることができる。
図2に示すように、定着ローラ121と加熱部122とに定着ベルト123を懸架することにより、略C字形の伝熱板122bの第1部材122b1の両端の円弧板部122b11が相互に接近する方向に押圧される。一方、第1部材122b1のバネ性により、一対の円弧板部122b11にて定着ローラ121の内周面は外周面側へ弾発的に付勢される。このとき、定着ベルト123の曲率が定着ローラ121の曲率より小さくなるように(円形に近づくように)、定着ベルト123が定着ローラ121と加熱部122とに懸架される。さらに、定着ベルト123の内周面が、一対の円弧板部122b11と潤滑剤塗布部125と定着ローラ121とに密着する。
(定着装置の制御方法)
図5は実施形態1の定着装置の制御方法を説明する図である。この場合、定着ベルト123を中心角度30°毎に第1〜12領域に分け、各発熱体122aの加熱幅をそれぞれ3領域分加熱できる幅(中心角度90°の範囲)に設定している。
定着装置12を立ち上げる際、省エネ化およびウォームアップ短縮を図るために、画像形成装置100の前記制御部は、定着ベルト123が静止と回転を繰り返しながら1回転する間にウォームアップ温度まで加熱されるよう、加圧ローラ124と発熱体122aを制御することができる。
具体的に説明すると、まず、発熱体122aを通電して発熱させ、第1部材122b1の一対の円弧板部122b11に接触している部分である定着ベルト123の第1〜3領域と第6〜第領域を加熱する。そして、定着ベルト123の第1〜3領域と第6〜第領域が第1の温度(例えば、約200℃)に達すると、加圧ローラ124を回転させることによって定着ベルト123を90°回転させることにより、第3〜5領域と第10〜12領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱する。このとき、加圧ローラ124と定着ベルト123との摩擦力により、定着ベルト123は加熱部122を摺動しながら回転する。
その後、定着ベルト123の第3〜5領域と第10〜12領域が第2の温度(例えば、約160℃)に達した時点で、ウォームアップが完了する。
このように、前記第1の制御方法では、定着ベルト123全体を均一にウォームアップ温度まで加熱するために、定着ベルト123を1回移動させる。なお、その後は、加圧ローラ124を回転させて記録用紙Pをニップ部Nに通して未定着トナーの定着を行う。
すなわち、この第1の制御方法において、制御部は、定着ベルト123の第1〜3領域と第6〜第9領域が第1の温度まで加熱された後、定着ベルト123が移動し、定着ベルト123の第3〜5領域と第10〜12領域が第2の温度まで加熱されることにより、定着装置12のウォームアップを完了させるよう制御する。このとき、最初の加熱温度(第1の温度)を後の加熱温度(第2の温度)よりも高く設定することにより、ウォームアップ完了時点で定着ベルト123全体がウォームアップ温度に達することができ、ウォームアップ時間の短縮化に繋がる。
第2の制御方法では、定着ベルト123を中心角度60°毎に回転させる。この場合、まず、定着ベルト123の第1〜3領域と第6〜第9領域を加熱し、加熱温度が約200℃に達すると定着ベルト123を60°回転させることにより、第4〜6領域と第11〜1領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約180℃に達すると定着ベルト123を60°回転させることにより、第2〜4領域と第9〜11領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約160℃に達したところでウォームアップを完了させる。
前記第2の制御方法では、定着ベルト123全体を均一にウォームアップ温度まで加熱するために、定着ベルト123を2回移動させる。
第3の制御方法では、定着ベルト123を中心角度30°毎に回転させる。この場合、まず、定着ベルト123の第1〜3領域と第6〜第9領域を加熱し、加熱温度が約200℃に達すると定着ベルト123を30°回転させることにより、第5〜7領域と第12〜2領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約190℃に達すると定着ベルト123を30°回転させることにより、第4〜6領域と第11〜1領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約180℃に達すると定着ベルト123を30°回転させることにより、第3〜5領域と第10〜12領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約170℃に達すると定着ベルト123を30°回転させることにより、第2〜4領域と第9〜11領域を各発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約160℃に達したところでウォームアップを完了させる。
前記第1の制御方法では、定着ベルト123全体を均一にウォームアップ温度まで加熱するために、定着ベルト123を4回移動させる。
(実施形態2)
図6は実施形態2における定着ベルトが取り外された加熱部222を示す側面図である。なお、図6において、図3中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2の場合、加熱部222の伝熱板222bは、実施形態1の伝熱板122bにおける第1部材122b1の一対の円弧板部122b11と一対の第2部材122b2とが連結一体化した構成であり、実施形態2におけるその他の構成は実施形態1と同様である。
実施形態2の伝熱板222bは、一対の発熱体122aを挟み込むように湾曲加工した金属板の両端を折り返して形成される。
(実施形態3:参考例
実施形態1および2における加熱体122、222の一対の発熱体122aのうち、いずれか一方を省略してもよい。この場合、図5に示された定着ベルト123の第6〜8領域に位置する下の発熱体122aよりも、第1〜3領域に位置する上の発熱体122aを省略する方がよい。
実施形態3における定着装置の制御方法(第4の制御方法)では、発熱体122aにて定着ベルト123の第6〜第9領域を加熱し、加熱温度が約200℃に達すると定着ベルト123を90°回転させることにより、第3〜5領域を発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約190℃に達すると定着ベルト123を90°回転させることにより、第12〜2領域を発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約180℃に達すると定着ベルト123を90°回転させることにより、第9〜11領域を発熱体122aの位置に移動させて加熱し、加熱温度が約160℃に達したところでウォームアップを完了させる。
このように、第4の制御方法では、定着ベルト123全体を均一にウォームアップ温度まで加熱するために、定着ベルト123を3回移動させる。
(まとめ)
本発明の定着装置は、回転可能な定着ローラと、前記定着ローラの外周近傍に配置された加熱部と、前記定着ローラと前記加熱部とに回転可能に懸架された定着ベルトと、前記定着ローラに対向する位置に回転可能に配置されて前記定着ベルトを介して前記定着ローラとニップ部を形成する加圧ローラとを備え、前記加熱部は、フィルム状の発熱体と、前記発熱体を円弧状に挟み込む伝熱板とを有してなり、
前記伝熱板は、バネ性を有する金属板からなると共に、前記発熱体を円弧状に挟み込む円弧板部を有し、前記円弧板部にて前記定着ベルトの内周面を外周面側へ付勢するように構成され、
前記伝熱板は、前記定着ローラの回転軸方向から見て、相互に離間した両端に一対の前記円弧板部を有し、かつ前記両端の間の中間に前記一対の円弧板部を連結する連結板部を有し、前記一対の円弧板部の自由端の間が開放した形状に形成されており、
前記伝熱板上を摺動しながら回転する前記定着ベルトに前記発熱体の熱が前記伝熱板を介して伝達されると共に、未定着トナー像を有する記録用紙が前記ニップ部に搬送されることにより、未定着トナー像を記録用紙に定着させるように構成され
前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部をさらに備えている。
この構成によれば、前記効果に加えて、次の効果を奏する。
すなわち、個別のベルトテンション機構を設ける必要がなく、定着装置を簡素化できるため、定着装置の小型化および低コスト化が可能となる。
また、フィルム状の発熱体を挟み込んだバネ性を有する金属板(伝熱板)を略対称位置に配置することができ、それによりバランス良くベルトテンションをかけることが可能となる。この結果、金属板に対する定着ベルトの片当たりや浮きを防止できると共に、定着ベルトと金属板との密着性が向上して伝熱効率が向上する。
さらに、伝熱板と定着ベルトとの摩擦抵抗が低減するため、定着ベルトの良好な回転性能を得ることができると共に、定着ベルトの摩耗が低減してロングライフ化を図ることができる。
本発明の定着装置は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(1)定着ベルト123の曲率が定着ローラ121の曲率より小さくなるように、定着ベルト123が定着ローラ121と加熱部122とに懸架されてもよい。
このようにすれば、加熱部の伝熱板が受ける単位面積当たりの定着ベルトからの圧力が減少するため、伝熱板を薄くすることができ、その結果、伝熱板の伝熱効率を向上させることができる。その上、定着ベルトと伝熱板との摩擦抵抗が減少するため、定着ベルトの寿命を延ばすことができて好都合である。
)発熱体122aと伝熱板122bとの間に、耐熱性を有する熱伝導グリス122cが塗布されていてもよい。
このようにすれば、発熱体と伝熱板との密着度が増すため、伝熱板の伝熱効率が向上すると共に、発熱体単体の過熱を防ぐことができる。
)伝熱板122bにおける定着ベルト123との接触面が、低摩擦材料122dにてコーティングされていてもよい。
このようにすれば、伝熱板と定着ベルトとの摩擦抵抗が低減するため、定着ベルトの良好な回転性能を得ることができると共に、定着ベルトの摩耗が低減してロングライフ化を図ることができる。
(4)前記潤滑剤塗布部が、回転する前記定着ベルトの内周面に摺接するように前記伝熱板の前記連結板部の外面に設けられてもよい。
本発明の画像形成装置100は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム3と、感光体ドラム3の表面を帯電させる帯電装置5と、感光体ドラム3の表面に静電潜像を形成する露光装置1と、感光体ドラム3の表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置2と、感光体ドラム3の表面のトナー像を記録用紙に転写する転写装置8と、記録用紙に転写された未定着トナー像を記録用紙に定着させる定着装置12とを備える。
本発明の画像形成装置100は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(I)定着装置12の動作を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、定着ベルト123が静止と回転を繰り返しながら1回転する間にウォームアップ温度まで加熱されるよう、加圧ローラ124と発熱体122aを制御してもよい。
このようにすれば、発熱体が対称位置にあってもなくても、定着ベルト全周を均等にムラ無く加熱することができるため、未定着トナーの記録用紙への良好な定着性を得ることができる。
(II) 前記制御部は、定着ベルト123の所定部分が第1の温度まで加熱された後、定着ベルト123が移動し、定着ベルト123の未加熱の部分が第2の温度まで加熱されることにより、定着装置12のウォームアップを完了させるよう制御してもよい。
このような立ち上げ制御を行うことにより、定着ローラおよび加圧ローラへの不要な伝熱を防ぐことができると共に、定着ベルトの広い範囲を加熱するため、ウォームアップ時間の大幅な短縮に繋がる。
(III)前記第1の温度が前記第2の温度よりも高く設定されてもよい。
このようにすれば、第1の加熱温度を高くして定着ベルトの最初の部分を加熱することで、残りの部分を加熱している間であっても最初の部分は定着に必要な温度が保持されるため、良好な定着性を得ることができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 露光装置
2a〜2d 現像装置(現像器)
3a〜3d 感光体ドラム
4a〜4d 帯電装置(帯電器)
8 転写装置(中間転写ベルトユニット)
12 定着装置
121 定着ローラ
122 加熱部
122a 発熱体
122b 伝熱板
122b11 円弧板部
122b12 連結板部
122c 熱伝導グリス
122d 低摩擦材料
123 定着ベルト
124 加圧ローラ
125 潤滑剤塗布部
N ニップ部
P 記録用紙
T 未定着トナー像

Claims (5)

  1. 回転可能な定着ローラと、前記定着ローラの外周近傍に配置された加熱部と、前記定着ローラと前記加熱部とに回転可能に懸架された定着ベルトと、前記定着ローラに対向する位置に回転可能に配置されて前記定着ベルトを介して前記定着ローラとニップ部を形成する加圧ローラとを備え、前記加熱部は、フィルム状の発熱体と、前記発熱体を円弧状に挟み込む伝熱板とを有してなり、
    前記伝熱板は、バネ性を有する金属板からなると共に、前記発熱体を円弧状に挟み込む円弧板部を有し、前記円弧板部にて前記定着ベルトの内周面を外周面側へ付勢するように構成され、
    前記伝熱板は、前記定着ローラの回転軸方向から見て、相互に離間した両端に一対の前記円弧板部を有し、かつ前記両端の間の中間に前記一対の円弧板部を連結する連結板部を有し、前記一対の円弧板部の自由端の間が開放した形状に形成されており、
    前記伝熱板上を摺動しながら回転する前記定着ベルトに前記発熱体の熱が前記伝熱板を介して伝達されると共に、未定着トナー像を有する記録用紙が前記ニップ部に搬送されることにより、未定着トナー像を記録用紙に定着させるように構成され
    前記定着ベルトの内周面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部をさらに備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ベルトの曲率が前記定着ローラの曲率より小さくなるように、前記定着ベルトが前記定着ローラと前記加熱部とに懸架されている請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記潤滑剤塗布部が、回転する前記定着ベルトの内周面に摺接するように前記伝熱板の前記連結板部の外面に設けられている請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、該感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体ドラムの表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、前記感光体ドラムの表面のトナー像を記録用紙に転写する転写装置と、記録用紙に転写された未定着トナー像を記録用紙に定着させる請求項1〜3のいずれか1つに記載の定着装置とを備えた画像形成装置。
  5. 前記定着装置の動作を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記定着ベルトが静止と回転を繰り返しながら1回転する間にウォームアップ温度まで加熱されるよう、前記加圧ローラと前記発熱体を制御するように構成された請求項4に記載の画像形成装置。
JP2013018585A 2013-02-01 2013-02-01 定着装置およびそれを備えた画像形成装置 Active JP6155034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013018585A JP6155034B2 (ja) 2013-02-01 2013-02-01 定着装置およびそれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013018585A JP6155034B2 (ja) 2013-02-01 2013-02-01 定着装置およびそれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014149446A JP2014149446A (ja) 2014-08-21
JP6155034B2 true JP6155034B2 (ja) 2017-06-28

Family

ID=51572455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013018585A Active JP6155034B2 (ja) 2013-02-01 2013-02-01 定着装置およびそれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6155034B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6578812B2 (ja) * 2015-08-19 2019-09-25 富士ゼロックス株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2018049136A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP7388003B2 (ja) 2019-05-30 2023-11-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333788A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2006293051A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2009258516A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Sharp Corp 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2010177142A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Sharp Corp 加熱部材、定着装置、ならびに該定着装置を備える画像形成装置
JP5259681B2 (ja) * 2010-11-17 2013-08-07 シャープ株式会社 定着装置及びこれを用いる画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014149446A (ja) 2014-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10935911B2 (en) Fixing device capable of enhancing durability of endless belt and image forming apparatus incorporating the same
US9618888B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US9329545B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US9052652B2 (en) Fixing device including a friction reducer and an image forming apparatus including the fixing device
US10488798B2 (en) Fixing device with nip former longer than opposed rotator
US9164435B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US8873984B2 (en) Fixing device, image forming apparatus incorporating same, and fixing method
US9229389B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US9063486B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP6103679B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9261835B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US20150355585A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2015072395A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6155034B2 (ja) 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
US10152006B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP6766545B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP4927612B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6405761B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6094712B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007127732A (ja) ヒータ、定着装置、および画像形成装置
JP2012078453A (ja) 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置
JP2008225150A (ja) ヒータユニット、定着装置、および画像形成装置
JP2015132728A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2006058418A (ja) 定着装置
JP2004109921A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6155034

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150