JP2000303196A - 鋼帯脱脂装置の消泡方法及び消泡装置 - Google Patents
鋼帯脱脂装置の消泡方法及び消泡装置Info
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- JP2000303196A JP2000303196A JP11108554A JP10855499A JP2000303196A JP 2000303196 A JP2000303196 A JP 2000303196A JP 11108554 A JP11108554 A JP 11108554A JP 10855499 A JP10855499 A JP 10855499A JP 2000303196 A JP2000303196 A JP 2000303196A
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルカリ水溶液の廃液の頻度を低減させ、
発泡自身を抑制して消泡効果を向上させ、ラインタンク
側の消泡を不要とする鋼帯脱脂装置の消泡方法及びその
消泡装置の提供。 【解決手段】鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱
脂装置において発生する泡の消泡であって、脱脂タンク
１，２，３のアルカリ水溶液を循環させる循環タンク６
ａ，６ｂ，６ｃの循環液の油分濃度を２０００ｐｐｍ以
下に保持するとともに、前記循環液を循環タンク６ａ，
６ｂ，６ｃの上方から、泡に向かってキャビテーション
気泡発生装置９ａ，９ｂ，９ｃの超微細キャビテーショ
ン泡をスプレーすることにより消泡する。
発泡自身を抑制して消泡効果を向上させ、ラインタンク
側の消泡を不要とする鋼帯脱脂装置の消泡方法及びその
消泡装置の提供。 【解決手段】鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱
脂装置において発生する泡の消泡であって、脱脂タンク
１，２，３のアルカリ水溶液を循環させる循環タンク６
ａ，６ｂ，６ｃの循環液の油分濃度を２０００ｐｐｍ以
下に保持するとともに、前記循環液を循環タンク６ａ，
６ｂ，６ｃの上方から、泡に向かってキャビテーション
気泡発生装置９ａ，９ｂ，９ｃの超微細キャビテーショ
ン泡をスプレーすることにより消泡する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板処理ラインで
鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱脂装置におい
て、発生する泡の消泡方法及び消泡装置に関する。
鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱脂装置におい
て、発生する泡の消泡方法及び消泡装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼帯の連続焼鈍ラインや亜鉛メッキライ
ンなどでは、鋼帯の表面に付着した圧延油を除去するた
め、鋼帯脱脂装置で脱脂処理が行われる。鋼帯の脱脂
は、例えば、アルカリ洗浄タンクでアルカリ洗浄、電解
洗浄タンクで電解洗浄、ブラシスクラバー用タンクでブ
ラッシング、リンスタンクで温水リンスが順に連続して
行われる。アルカリ洗浄タンク、電解洗浄タンク、ブラ
シスクラバー用タンク、リンスタンクにはそれぞれ循環
タンクが設けられており、各処理で使用した洗浄液の濃
度及び温度を調整して循環させている。
ンなどでは、鋼帯の表面に付着した圧延油を除去するた
め、鋼帯脱脂装置で脱脂処理が行われる。鋼帯の脱脂
は、例えば、アルカリ洗浄タンクでアルカリ洗浄、電解
洗浄タンクで電解洗浄、ブラシスクラバー用タンクでブ
ラッシング、リンスタンクで温水リンスが順に連続して
行われる。アルカリ洗浄タンク、電解洗浄タンク、ブラ
シスクラバー用タンク、リンスタンクにはそれぞれ循環
タンクが設けられており、各処理で使用した洗浄液の濃
度及び温度を調整して循環させている。
【０００３】ところが、脱脂工程では、除去された油分
とアルカリ洗浄液であるＮａＯＨのケン化により、石鹸
分が生成し、各タンクに多量の泡が発生し、泡のオーバ
フローによる脱脂液の損失、作業環境の悪化を招くた
め、消泡処理が行われている。例えば、特開平７−２８
６２９１号公報には、脱脂タンク及び循環タンクに加熱
手段を設け、泡を加熱し破泡させて消泡させること、特
開平６−４９５４４号公報には脱脂タンク及び循環タン
クの泡に熱風を吹き付けて消泡すること、また、特開平
３−１５３８８７号公報には循環タンクの泡に霧状水を
スプレーして消泡することがそれぞれ開示されている。
とアルカリ洗浄液であるＮａＯＨのケン化により、石鹸
分が生成し、各タンクに多量の泡が発生し、泡のオーバ
フローによる脱脂液の損失、作業環境の悪化を招くた
め、消泡処理が行われている。例えば、特開平７−２８
６２９１号公報には、脱脂タンク及び循環タンクに加熱
手段を設け、泡を加熱し破泡させて消泡させること、特
開平６−４９５４４号公報には脱脂タンク及び循環タン
クの泡に熱風を吹き付けて消泡すること、また、特開平
３−１５３８８７号公報には循環タンクの泡に霧状水を
スプレーして消泡することがそれぞれ開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
熱風あるいは加熱方式では、加熱手段を必要とするだけ
でなく、脱脂溶液中の油分及び石鹸分が増加するので、
頻繁に廃液が必要となる欠点がある。また、前述の霧状
水のスプレー方式では、霧状水により希釈されて脱脂溶
液中のＮａＯＨ濃度が低下し、消泡効果が低減するとい
う欠点がある。
熱風あるいは加熱方式では、加熱手段を必要とするだけ
でなく、脱脂溶液中の油分及び石鹸分が増加するので、
頻繁に廃液が必要となる欠点がある。また、前述の霧状
水のスプレー方式では、霧状水により希釈されて脱脂溶
液中のＮａＯＨ濃度が低下し、消泡効果が低減するとい
う欠点がある。
【０００５】本発明は、アルカリ水溶液の廃液の頻度を
低減させ、発泡自身を抑制して消泡効果を向上させ、ラ
インタンク側の消泡を不要とする鋼帯脱脂装置の消泡方
法及びその消泡装置を提供するものである。
低減させ、発泡自身を抑制して消泡効果を向上させ、ラ
インタンク側の消泡を不要とする鋼帯脱脂装置の消泡方
法及びその消泡装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼帯脱脂装置の
消泡方法は、鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱
脂装置において発生する泡の消泡方法であって、脱脂タ
ンクのアルカリ水溶液を循環させる循環タンクの循環水
溶液の油分濃度を２０００ｐｐｍ以下に保持するととも
に、循環タンクの上方から、循環タンクに発生した泡に
向かって超微細キャビテーション泡を含んだ循環水溶液
をスプレーすることにより消泡することを特徴とする。
消泡方法は、鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱
脂装置において発生する泡の消泡方法であって、脱脂タ
ンクのアルカリ水溶液を循環させる循環タンクの循環水
溶液の油分濃度を２０００ｐｐｍ以下に保持するととも
に、循環タンクの上方から、循環タンクに発生した泡に
向かって超微細キャビテーション泡を含んだ循環水溶液
をスプレーすることにより消泡することを特徴とする。
【０００７】また、本発明の鋼帯脱脂装置の消泡装置
は、鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱脂装置に
て発生する泡の消泡装置であって、脱脂タンクのアルカ
リ水溶液を循環させる循環タンクにおいて、循環タンク
を循環水溶液が自己循環する循環系路を設け、該循環経
路に油水分離装置を設けるとともに、該油水分離装置出
側にキャビテーション泡発生装置を設け、油分を除去し
キャビテーション泡を含んだ循環水溶液を循環タンク上
部より循環タンクに発生した泡に向かってスプレーする
スプレー装置を設けたことを特徴とする。
は、鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯脱脂装置に
て発生する泡の消泡装置であって、脱脂タンクのアルカ
リ水溶液を循環させる循環タンクにおいて、循環タンク
を循環水溶液が自己循環する循環系路を設け、該循環経
路に油水分離装置を設けるとともに、該油水分離装置出
側にキャビテーション泡発生装置を設け、油分を除去し
キャビテーション泡を含んだ循環水溶液を循環タンク上
部より循環タンクに発生した泡に向かってスプレーする
スプレー装置を設けたことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の消泡装置を適用し
た鋼帯脱脂ラインの全体を示す図である。鋼帯脱脂装置
は、アルカリ洗浄するアルカリ洗浄タンク１、電解洗浄
する電解洗浄タンク２、ブラッシングするブラシスクラ
バー用タンク３、及び温水でリンスする温水リンスタン
ク４が配置され、これらに鋼帯５を連続して順に通して
脱脂処理する。アルカリ洗浄タンク１、電解洗浄タンク
２、ブラシスクラバー用タンク３及び温水リンスタンク
４にはそれぞれ循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄが設
けられており、各循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄの
循環水溶液は濃度あるいは温度を調整して循環させる。
た鋼帯脱脂ラインの全体を示す図である。鋼帯脱脂装置
は、アルカリ洗浄するアルカリ洗浄タンク１、電解洗浄
する電解洗浄タンク２、ブラッシングするブラシスクラ
バー用タンク３、及び温水でリンスする温水リンスタン
ク４が配置され、これらに鋼帯５を連続して順に通して
脱脂処理する。アルカリ洗浄タンク１、電解洗浄タンク
２、ブラシスクラバー用タンク３及び温水リンスタンク
４にはそれぞれ循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄが設
けられており、各循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄの
循環水溶液は濃度あるいは温度を調整して循環させる。
【０００９】脱脂タンクであるアルカリ洗浄タンク１、
電解洗浄タンク２及びブラシスクラバー用タンク３から
排出された苛性ソーダ水溶液は各循環タンク６ａ，６
ｂ，６ｃへ送られる。
電解洗浄タンク２及びブラシスクラバー用タンク３から
排出された苛性ソーダ水溶液は各循環タンク６ａ，６
ｂ，６ｃへ送られる。
【００１０】循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃの循環水溶液
は鉄分除去フィルター７ａ，７ｂ，７ｃを通して鉄分を
除去し、ろ過した循環水溶液は油水分離装置８ａ，８
ｂ，８ｃで油分を分離する。油分を分離した循環水溶液
は、超微細キャビテーション泡発生装置９ａ，９ｂ，９
ｃで超微細キャビテーション泡を発生させ、超微細キャ
ビテーション泡を含む循環水溶液を各循環タンク６ａ，
６ｂ，６ｃの上方からスプレー装置１０ａ，１０ｂ，１
０ｃでスプレーして、循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃ内に
発生した泡に衝突させて、消泡を促進させる。循環タン
ク６ａ，６ｂ，６ｃでは、ＮａＯＨ水溶液濃度を２％、
温度を７０℃に調整する。
は鉄分除去フィルター７ａ，７ｂ，７ｃを通して鉄分を
除去し、ろ過した循環水溶液は油水分離装置８ａ，８
ｂ，８ｃで油分を分離する。油分を分離した循環水溶液
は、超微細キャビテーション泡発生装置９ａ，９ｂ，９
ｃで超微細キャビテーション泡を発生させ、超微細キャ
ビテーション泡を含む循環水溶液を各循環タンク６ａ，
６ｂ，６ｃの上方からスプレー装置１０ａ，１０ｂ，１
０ｃでスプレーして、循環タンク６ａ，６ｂ，６ｃ内に
発生した泡に衝突させて、消泡を促進させる。循環タン
ク６ａ，６ｂ，６ｃでは、ＮａＯＨ水溶液濃度を２％、
温度を７０℃に調整する。
【００１１】鉄分除去フィルター７ａ，７ｂ，７ｃに
は、流体サイクロンや電磁マグネットフィルターを使用
し、発泡の原因となる鉄分を循環水溶液から除去して発
泡を抑制するとともに、次工程の油水分離装置８ａ，８
ｂ，８ｃのフィルターの延命を図ることができる。
は、流体サイクロンや電磁マグネットフィルターを使用
し、発泡の原因となる鉄分を循環水溶液から除去して発
泡を抑制するとともに、次工程の油水分離装置８ａ，８
ｂ，８ｃのフィルターの延命を図ることができる。
【００１２】油水分離装置８ａ，８ｂ，８ｃは、比重差
を利用した分離を行い、約１μｍのミクロ領域のフリー
油分の分離が可能であり、例えば、循環系路を０．８ｍ
3／ｍｉｎで循環させる場合、循環水溶液中のフリー油
分を約２０００ｐｐｍ以下にすることにより発泡を抑制
することができ、循環水溶液中の油分を低位に保つた
め、定期的な廃液の頻度を低減させることができる。ま
た、油分濃度を低位に保つことで、油分と不必要なＮａ
ＯＨとの反応がなくなり、発泡自身が抑制され、循環タ
ンク６ａ，６ｂ，６ｃのみの消泡で脱脂タンク１，２，
３側の消泡は不要となる。また、油分を除去するため、
不必要なＮａＯＨとの反応がなくなる。
を利用した分離を行い、約１μｍのミクロ領域のフリー
油分の分離が可能であり、例えば、循環系路を０．８ｍ
3／ｍｉｎで循環させる場合、循環水溶液中のフリー油
分を約２０００ｐｐｍ以下にすることにより発泡を抑制
することができ、循環水溶液中の油分を低位に保つた
め、定期的な廃液の頻度を低減させることができる。ま
た、油分濃度を低位に保つことで、油分と不必要なＮａ
ＯＨとの反応がなくなり、発泡自身が抑制され、循環タ
ンク６ａ，６ｂ，６ｃのみの消泡で脱脂タンク１，２，
３側の消泡は不要となる。また、油分を除去するため、
不必要なＮａＯＨとの反応がなくなる。
【００１３】超微細キャビテーション泡発生装置９ａ，
９ｂ，９ｃは、超微細キャビテーション泡を泡に衝突さ
せることにより、泡にキャビテーション泡が付着し、キ
ャビテーション泡の圧縮破壊により、消泡が促進され
る。油水分離装置８ａ，８ｂ，８ｃの出側で油分濃度２
０００ｐｐｍ以下の清浄な液を循環タンク液面に超微細
キャビテーション泡をスプレーし、循環タンク内に発生
した泡に衝突させることで、なお一層の消泡効果を得る
ことができる。
９ｂ，９ｃは、超微細キャビテーション泡を泡に衝突さ
せることにより、泡にキャビテーション泡が付着し、キ
ャビテーション泡の圧縮破壊により、消泡が促進され
る。油水分離装置８ａ，８ｂ，８ｃの出側で油分濃度２
０００ｐｐｍ以下の清浄な液を循環タンク液面に超微細
キャビテーション泡をスプレーし、循環タンク内に発生
した泡に衝突させることで、なお一層の消泡効果を得る
ことができる。
【００１４】図２は、発泡速度−油分濃度を表すグラフ
である。グラフで明らかなとおり、油水分離装置の出側
で油分濃度２０００ｐｐｍ以下の清浄な液を循環タンク
液面の泡に超微細キャビテーション泡をスプレーするこ
とにより、発泡速度が低減した。
である。グラフで明らかなとおり、油水分離装置の出側
で油分濃度２０００ｐｐｍ以下の清浄な液を循環タンク
液面の泡に超微細キャビテーション泡をスプレーするこ
とにより、発泡速度が低減した。
【００１５】
【発明の効果】本発明により、積極的に過剰油分を除去
するため、不必要なＮａＯＨと油分との反応がなくな
り、ＮａＯＨの消費を抑えることができる。
するため、不必要なＮａＯＨと油分との反応がなくな
り、ＮａＯＨの消費を抑えることができる。
【００１６】さらに、油水分離装置出側の清浄な循環水
溶液の超微細キャビテーション泡を循環タンク液面の泡
にスプレーすることで一層の消泡効果を得ることができ
る。また、常に循環水溶液の清浄度を一定に保つことが
できるため、洗浄特性を一定に保つことができるので、
定期的な廃液の頻度を低減させることができる。
溶液の超微細キャビテーション泡を循環タンク液面の泡
にスプレーすることで一層の消泡効果を得ることができ
る。また、常に循環水溶液の清浄度を一定に保つことが
できるため、洗浄特性を一定に保つことができるので、
定期的な廃液の頻度を低減させることができる。
【００１７】油分濃度あるいは鉄分濃度を低位に保つこ
とで発泡自身が抑制され、循環タンクのみの消泡でライ
ンタンク側の消泡が不要となり、ラインタンク側でも行
う消泡を行う従来のものに比較して、設備的に安価にで
きる。
とで発泡自身が抑制され、循環タンクのみの消泡でライ
ンタンク側の消泡が不要となり、ラインタンク側でも行
う消泡を行う従来のものに比較して、設備的に安価にで
きる。
【図１】本発明の消泡装置を適用した鋼帯脱脂ラインの
全体を示す図である。
全体を示す図である。
【図２】発泡速度−油分濃度比較を表すグラフである。
１：アルカリ洗浄タンク ２：電解洗浄タンク ３：ブラシスクラバー用タンク ４：温水リンスタンク ５：鋼帯 ６ａ，６ｂ，６ｃ，６ｄ：循環タンク ７ａ，７ｂ，７ｃ：鉄分除去フィルター ８ａ，８ｂ，８ｃ：油水分離装置 ９ａ，９ｂ，９ｃ：超微細キャビテーション泡発生装置 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ：スプレー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下田 篤 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラ ント設計株式会社内 (72)発明者 上田 賢二 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラ ント設計株式会社内 Ｆターム(参考） 4K053 PA02 QA04 RA21 SA04 TA02 TA03 TA12 XA22 XA24 ZA10
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯
脱脂装置において発生する泡の消泡方法であって、脱脂
タンクのアルカリ水溶液を循環させる循環タンクの循環
水溶液の油分濃度を２０００ｐｐｍ以下に保持するとと
もに、循環タンクの上方から、循環タンクに発生した泡
に向かって超微細キャビテーション泡を含んだ循環水溶
液をスプレーすることにより消泡することを特徴とする
鋼帯脱脂装置の消泡方法。 - 【請求項２】 鋼帯表面に付着した油脂を除去する鋼帯
脱脂装置にて発生する泡の消泡装置であって、脱脂タン
クのアルカリ水溶液を循環させる循環タンクにおいて、
循環タンクを循環水溶液が自己循環する循環系路を設
け、該循環経路に油水分離装置を設けるとともに、該油
水分離装置出側にキャビテーション泡発生装置を設け、
油分を除去しキャビテーション泡を含んだ循環水溶液を
循環タンク上部より循環タンクに発生した泡に向かって
スプレーするスプレー装置を設けたことを特徴とする鋼
帯脱脂装置の消泡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108554A JP2000303196A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 鋼帯脱脂装置の消泡方法及び消泡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108554A JP2000303196A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 鋼帯脱脂装置の消泡方法及び消泡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303196A true JP2000303196A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14487782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11108554A Withdrawn JP2000303196A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 鋼帯脱脂装置の消泡方法及び消泡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000303196A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001131789A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-15 | Nisshin Steel Co Ltd | 電気めっき鋼板の前処理方法および前処理装置 |
| KR100922993B1 (ko) * | 2002-11-14 | 2009-10-22 | 주식회사 포스코 | 알칼리 거품 파쇄장치 |
| KR100946133B1 (ko) | 2007-09-05 | 2010-03-10 | 주식회사 포스코 | 강판 청정설비의 알칼리탱크 거품 제거장치 |
| CN104278282A (zh) * | 2013-07-02 | 2015-01-14 | 海安县中丽化工材料有限公司 | 一种无泡型脱脂剂 |
| CN114108001A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-01 | 江苏沙钢集团有限公司 | 一种带钢碱洗段泡沫协同处理装置和方法 |
| CN114191852A (zh) * | 2021-11-01 | 2022-03-18 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种冷轧带钢碱洗消泡系统 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP11108554A patent/JP2000303196A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001131789A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-15 | Nisshin Steel Co Ltd | 電気めっき鋼板の前処理方法および前処理装置 |
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| CN114108001A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-01 | 江苏沙钢集团有限公司 | 一种带钢碱洗段泡沫协同处理装置和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |